JP2001210658A - 電界効果型トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果型トランジスタの製造方法

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JP2001210658A JP2000016887A JP2000016887A JP2001210658A JP 2001210658 A JP2001210658 A JP 2001210658A JP 2000016887 A JP2000016887 A JP 2000016887A JP 2000016887 A JP2000016887 A JP 2000016887A JP 2001210658 A JP2001210658 A JP 2001210658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】化合物半導体を使用した短ゲート長の電界効果
型トランジスタ(FET)の簡便な製造方法を提供す
る。 【解決手段】化合物半導体材料からなる半絶縁性の基板
1上に第1導電型化合物半導体層の能動層2およびコン
タクト層3を順次エピタキシャル成長させた後、リセス
4を形成し、能動層2およびコンタクト層3表面に表面
改質層5を形成する。次いで、表面改質層5を電子ビー
ム12により開口した後、表面改質層5をマスクに開口
部6に下部ゲート電極7を柱状に選択成長させ、絶縁膜
13を堆積して平坦化する。次いで下部ゲート電極7の
上端部を露出させ、この上端部に接続する上部ゲート電
極8を形成した後、絶縁膜13にコンタクト層3に達す
る開口を形成した後、開口部10にオーミック電極を形
成してFETを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界効果型トランジ
スタの製造方法に関し、特に化合物半導体材料を使用し
た微細ゲート電極を有する電界効果型トランジスタの製
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】GaAs等を半導体材料とする電界効果
型トランジスタ(以下、FETという)がマイクロ波帯
域等において使用されているが、FETの遮断周波数が
キャリアの移動度に比例するとともに、ゲート長の二乗
に反比例するために、高速化のためには、ゲート長の短
縮化が重要である。
【0003】GaAs等を半導体材料とするFETのゲ
ート長の短縮化の技術が特開昭63―000171号公
報に開示されている。図6は、この技術によるFETの
製造方法の工程を説明するための基板要部の断面図であ
る。まず図6(a)のように、GaAs等からなる半絶
縁性の基板71上にノンドープGaAs層からなる能動
層72、n型AlGaAs層とn型GaAs層の積層膜
からなるコンタクト層73を順次エピタキシャル成長し
た後、さらにプラズマCVD法等によりSiON層等の
絶縁膜74を堆積する。
【0004】この絶縁膜74上にフォトレジスト30で
ゲートパターンを形成し、このレジストをマスクに絶縁
膜74をドライエッチングして開口部75を形成する。
【0005】次に、図6(b)のように、ゲート電極層
としてTi層76a、Pt層76b、Au層76cを蒸
着等により順次形成した後、イオンミリングとドライエ
ッチグによりパターニングしてゲート電極76を形成す
る。次いで、図6(c)のように、レジスト77をパタ
ーニングして、これをマスクにゲート電極76の両側の
絶縁膜74をNF3等のプラズマガスでエッチングす
る。このエッチングによりゲート電極76の側面のTi
層76aもエッチングされ、ゲート長はこのTi層76
aの厚さの2倍分だけ短縮されることになる。
【0006】次に、図6(d)のように、Au,Ni,
AuGe等の金属を順次蒸着した後リフトオフして、ソ
ース・ドレイン電極78を形成する。ゲート電極76上
にもこれと同じ金属の積層膜からなる金属膜78’が被
覆される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術において
は、図6(c)のように、ゲート電極76の両側の絶縁
膜74をNF3等のプラズマガスでエッチングする際
に、ゲート電極76の側面のTi層76aもエッチング
され、ゲート長はTi層の厚みの2倍分短縮できる効果
があるが、このプラズマエッチング時にコンタクト層7
3の表面がダメージを受けやすい。また図6(d)のソ
ース・ドレイン電極形成においては、ソース・ドレイン
電極78とゲート電極76間の距離の制御が難しく、ソ
ース・ドレイン電極とゲート電極間の絶縁性が低下する
問題があった。
【0008】上記の従来技術の問題点を解決する方法と
して、フォトレジストで予めT型ゲート電極のプロファ
イルを形成する技術が特開平4―298048号公報等
に提案されている。本技術によるT型ゲート電極を有す
るFETの製造方法を図5を参照して説明する。
【0009】まず、図5(a)に示すように、GaAs
等からなる半絶縁性の基板61上にn型GaAs層から
なる能動層62、n+型GaAs層からなるコンタクト
層63がMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor De
position)法やMBE(Molecular Beam Epitaxy) 法など
を用いたエピタキシャル成長法により順次形成されたウ
エハの表面にフォトレジスト30等により所定のパター
ンを形成し、これをマスクとしてコンタクト層63をエ
ッチングしてリセス64を形成する。次に図5(b)に
示すように、フォトレジスト30を除去した後に、電子
ビームに感光するEBレジスト65を塗布し、次いで電
子ビーム12によりリセス64部分のEBレジスト65
の一部を露光、現像により除去して開口部66を形成す
る。開口部66はストライプ状の形状をしており、その
サイズは作成するFETのゲート寸法と同じとし、FE
Tの用途により変化するが、例えば長さ(図5(b)の
左右方向)が0.05μm〜0.3μm程度で、幅(図
5(b)中の紙面垂直方向)は100〜500μm程度
である。その後、図5(c)に示すようにフォトレジス
ト30aを塗布し、これを露光、現像してパターニング
する。フォトレジスト30aのパターンは先に形成した
EBレジスト65のパターンを包含するように形成す
る。これにより、図5(c)のようなT型のレジスト開
口部67が形成される。このようにして形成された2層
のレジストパターンを用いて、図5(d)に示すように
ゲート電極68を形成する。ゲート電極68は、電極材
料である金属膜の蒸着とリフトオフによって形成され
る。ゲート電極68の材料には能動層62とショットキ
ー接合を形成する材料を用いる。一例として、図5
(d)ではTiとAlの積層金属をゲート電極に用いら
れる。
【0010】その後、CVD法により保護絶縁膜69を
形成し、図5(e)に示すように所定のパターンを用い
てゲート電極68の両側のコンタクト層63上の保護絶
縁膜69を除去して開口部を形成し、オーミック電極7
0を形成した後、配線工程を経てFETが完成する。
【0011】この技術においは、ゲート電極68形成時
のコンタクト層63や能動層62表面の劣化は防止され
るが、次のような問題点があった。すなわち、ゲート電
極68形成にあたりEBレジスト65やフォトレジスト
30aを用いた微細リソグラフィー工程や、それをマス
クとしたリフトオフを用いるため、製造プロセスが複雑
化する。また、リフトオフ工程では、電極用の金属膜を
真空蒸着法により堆積するため、ウエハの大口径化に伴
い、特にウエハ周辺部ではレジスト開口パターンに対し
て電極の形成位置にオフセットがかかりウエハ外周側に
ずれてしまう。またこれに伴いレジスト開口部分の側面
にも金属が蒸着されてしまい、リフトオフ時にバリや金
属片が発生してしまい、FETの電極間の短絡やゲート
耐圧の低下などの問題が発生していた。
【0012】本発明の目的は、上記の従来技術の問題点
を解決した、微細なゲート電極を有するFETの簡便な
製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のFETの製造方
法の第1の構成は、化合物半導体材料からなる半絶縁性
基板上に第1導電型化合物半導体層からなる能動層およ
びコンタクト層を順次エピタキシャル成長させる工程
と、前記コンタクト層の所定の箇所をエッチングして前
記能動層に達するリセスを形成する工程と、活性種に暴
露して前記リセス内の前記能動層表面と前記コンタクト
層表面に表面改質層を形成する工程と、前記リセス内の
前記表面改質層表面に電子ビームを照射して前記能動層
に達する第1の開口を形成する工程と、前記第1の開口
の前記能動層表面から前記第1の開口形状の下部ゲート
電極を柱状に成長させる工程と、前記リセスを含む前記
基板上に絶縁膜を堆積した後、該絶縁膜を平坦化すると
ともに、前記下部ゲート電極の上端部を露出させる工程
と、前記下部ゲート電極の上端部を含む前記基板上に第
1の金属膜を堆積した後、これをパターニングし、前記
下部ゲート電極の前記上端部に接続した上部ゲート電極
を形成する工程と、前記上部ゲート電極の両側の前記リ
セス外の前記絶縁膜に前記コンタクト層に達する第2の
開口を形成した後、該第2の開口内に第2の金属膜を堆
積してオーミック電極を形成する工程とを含むことを特
徴とする。
【0014】上記の本発明の第1の構成において、前記
表面改質層形成後、該表面改質層に前記第1の開口を形
成する前に、さらに前記表面改質層を熱処理することに
より、表面改質時に前記表面改質層と前記能動層の界面
付近に析出した遊離ヒ素が除去される。これにより、遊
離ヒ素に由来する電荷トラップの充放電によるFET動
作時のドレイン電流のゆらぎ(ゲートラグ)などの影響
を低減できる。
【0015】本発明のFETの製造方法の第2の構成
は、化合物半導体材料からなる半絶縁性基板上に第1導
電型化合物半導体層からなる能動層およびコンタクト層
を順次エピタキシャル成長させる工程と、前記コンタク
ト層の所定の箇所をエッチングして前記能動層に達する
リセスを形成する工程と、前記リセスを含む前記基板上
にシリコン層を堆積する工程と、活性種に暴露して前記
シリコン層全体を改質して表面改質層を形成する工程
と、前記リセス内の前記表面改質層に電子ビームを照射
して前記能動層に達する第1の開口を形成する工程と、
前記第1の開口の前記能動層表面から前記リセス外の前
記表面改質層表面の高さを越える高さに前記開口形状の
下部ゲート電極を柱状に成長させる工程と、前記リセス
を含む前記基板上に絶縁膜を堆積した後、該絶縁膜を平
坦化するとともに、前記下部ゲート電極の上端部を露出
させる工程と、前記下部ゲート電極の上端部を含む前記
基板上に第1の金属膜を堆積した後、これをパターニン
グし、前記下部ゲート電極の前記上端部に接続した上部
ゲート電極を形成する工程と、前記上部ゲート電極の両
側の前記リセス外の前記絶縁膜に前記コンタクト層に達
する第2の開口を形成した後、該第2の開口内に第2の
金属膜を堆積してオーミック電極を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
【0016】上記の本発明の第2の構成においては、表
面改質層を形成するために、半導体基板とは別種の半導
体層(シリコン層)をエピタキシャル成長し、これを改
質して表面改質層を形成する。これにより、表面改質層
の絶縁性がより向上できる。
【0017】上記の本発明の第1および第2の構成にお
いて、前記第1の開口を前記能動層内まで達するように
形成することにより前記下部ゲート電極が前記能動層内
に埋め込まれた構造となるため、前記表面改質層と前記
絶縁膜の界面とFETの電流チャネルとが遠ざかること
になる。これにより、前記表面改質層と前記絶縁膜の界
面に存在する電荷トラップの充放電によるFET動作時
のドレイン電流のゆらぎ(ゲートラグ)などの影響を低
減できる。
【0018】上記の本発明の第1の構成における前記表
面改質層としては窒化層、酸化層またはリン化層を使用
でき、また上記の本発明の第2の構成における前記表面
改質層としては窒化層または酸化層を使用できる。
【0019】上記の本発明の第1および第2の構成にお
いて、前記絶縁膜を平坦化するとともに前記下部ゲート
電極の前記上端部を露出する方法として、フォトレジス
トを前記絶縁膜上に塗布し、該フォトレジストと前記絶
縁膜をエッチング速度が同程度の条件でエッチングを行
うことにより前記絶縁膜を平坦化し、かつ前記絶縁膜を
薄層化して前記下部ゲート電極の前記上端部を露出する
方法を使用できる。
【0020】本発明による化合物半導体電界効果型トラ
ンジスタの製造方法は、半導体基板表面を改質して表面
改質層を形成し、この表面改質層を電子ビームによりエ
ッチングして能動層表面を露出させ、表面改質層をマス
クとして能動層表面に下部ゲート電極を選択成長でき、
ゲート長の短いトランジスタを簡便に作成できる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の電界効果型トランジスタ
(FET)の製造方法の第1の実施の形態を説明するた
めの工程順断面図である。まず、図1(a)に示すよう
に、厚さ約600μmのGaAs等からなる半絶縁性の
基板1上に厚さ約200nmのn型GaAs層等からな
る能動層2、厚さ約100nmのn+型GaAs層等か
らなるコンタクト層3が順次積層されたウエハの表面に
フォトレジスト30等により所定のパターンを形成し、
これをマスクとしてコンタクト層3をエッチングしてリ
セス4を形成する。積層構造の形成方法としては各層を
MOCVDやMBE法などを用いたエピタキシャル成長
を用いるのが一般的である。
【0023】次にフォトレジスト30を除去した後に、
ウエハ表面を活性種11に曝露して改質し、表面改質層
5を形成する。以下には一例として、窒素活性種により
GaN表面改質層を形成する場合について説明する。窒
素活性種源となるガス種は窒素を構成元素に含むもので
あれば何でも良く、半導体プロセスに広く用いられるガ
スとしては、例えば窒素(N2)ガス、アンモニア(N
3)などが挙げられる。また、ガスの分解方法につい
ても、窒素の活性種が生ずるものであれば何でも良く、
グロー放電(プラズマ)や窒素を含むガス雰囲気中での
熱処理の他、タングステン(W)やアルミナ(Al
23)を触媒体とした接触分解反応を利用することが可
能である。なお、窒化温度としては、GaAs結晶が分
解を引き起こさない温度(600℃程度以下)が使用さ
れる。触媒体による接触分解反応は、プラズマ処理より
も窒化温度を下げることができるために、ウエハへのダ
メージをより低減して表面改質を行うことができる。
【0024】窒化の最適プロセス条件は装置の形状や真
空度、ガス種により異なるが、例えばN2ガスを用いる
場合、プラズマ処理により表面改質を行う場合にはN2
分圧10-4〜10-2Torr、基板温度250℃〜40
0℃にて10分程度、また熱処理により改質する場合に
は、N2分圧10-5〜10-4Torr、基板温度500
℃〜600℃にて10分程度が、触媒体による接触分解
反応を用いる場合にはN 2分圧10-4〜10-2Tor
r、基板温度250℃〜400℃、触媒体温度500℃
〜2000℃にて10分程度で所望の効果を得ることが
できた。アンモニアを用いた場合にもほぼ同様の条件で
所望の効果を得ることができるが、基板温度や触媒体温
度は窒素を用いる場合よりも下限が100℃程度低くて
もよく、条件範囲が更に拡がる。
【0025】表面改質層の厚さは数原子層〜5nmの範
囲が適当である。これより厚すぎる場合には次の工程で
の加工が困難となり、薄すぎる場合には後の工程で選択
成長マスクとして使用する際の選択性が低下してしま
う。
【0026】表面改質層として窒化層以外にも酸化層、
リン化層などを用いても同様の効果が得られる。またこ
れらの改質層を得るための改質プロセスとしては窒化と
同様のプラズマ処理や熱処理、触媒体による接触分解反
応のいずれも用いることができ、プロセス条件も概ね窒
化と同様である。例えば、プラズマ処理により酸化層を
形成するためには、酸素流量10〜100sccm、圧
力0.1〜1Torr、基板温度30〜200℃、プラ
ズマ投入電力10〜100W等の条件が使用でき、熱処
理により酸化層を形成する場合には、酸素流量100s
ccm、基板温度300℃の条件が使用できる。
【0027】また、プラズマ処理によりリン化層を形成
する場合には、PH3ガス流量10〜100sccm、
圧力0.1〜1Torr,基板温度30〜200℃、投
入電力10〜100Wの条件が使用でき、接触分解反応
を用いてリン化する場合には、PH3ガス流量10〜1
00sccm、圧力0.1〜1Torr,基板温度30
〜200℃、触媒体温度1,500〜2,000℃の条
件が使用できる。
【0028】その後図1(c)に示すように、電子ビー
ム12によりリセス4部分の表面改質層5の一部を除去
して開口部6を形成する。開口部6はストライプ状の形
状をしており、そのサイズは作成するFETのゲート寸
法と同じとし、FETの用途により変化するが、例えば
長さ(図1(c)の左右方向)が0.05μm〜0.3
μm、幅(図1(c)の紙面垂直方向)は100〜50
0μm程度の微細パターンである。
【0029】その後、図1(d)に示すように表面改質
層5をマスクとして開口部6に半導体または金属が開口
部6の底部に露出したn型GaAs層等からなる能動層
2を成長点として柱状に成長し、下部ゲート電極7が選
択的に形成される。下部ゲート電極7の材料として半導
体を用いる場合にはノンドープ型半導体または能動層と
導電型の異なる半導体を用いることができる。
【0030】ノンドープ型半導体を用いる場合には、過
大なゲートリーク電流が流れて素子特性が劣化するのを
防ぐため、バンドギャップが能動層よりも大きい材料を
選ぶ必要がある。ノンドープ型半導体の例としては、ノ
ンドープ型AlGaAsが使用でき、また能動層と導電
型の異なる材料としては、p型GaAs等を使用でき
る。同様の理由により、下部ゲートの材料に金属を用い
る場合には能動層とショットキー接合を形成する材料を
用なければならない。選択成長する金属材料としては、
タングステン(W)やタングステンシリサイド(WS
i)が使用できる。
【0031】一例として、図1ではノンドープ型AlG
aAsを下部ゲート電極に用いる場合について示す。
【0032】下部ゲート電極7の形成には、表面改質層
をマスクにして開口部に選択形成できる方法であればい
ずれを用いても良いが、均一性やプロセス速度の点で、
化学的気相成長法(CVD)、MOCVD法やMOMB
E法を用いるのが簡便である。
【0033】下部ゲート電極7の厚さは200nm程度
以上あるのが望ましく、500nm程度が最適である。
また、本実施の形態では開口部6の形成と下部ゲート電
極7を別の装置で行ったが、同一装置内で電子ビームを
照射して開口部6を形成した後、引き続き下部ゲート電
極の成長を行っても良い。
【0034】その後図1(e)に示すようにウエハ全面
に絶縁膜13を成膜し、更にその上にフォトレジスト等
の平坦性に優れた膜を塗布した後に、フォトレジストと
絶縁膜13のエッチング速度が同程度の条件でエッチン
グを行うことにより絶縁膜13を平坦化かつ薄層化して
下部ゲート電極7の上端部を露出する。絶縁膜13とし
ては、厚さ1000nm程度のSiO2膜が使用でき、
CVD法により成膜される。
【0035】その後、絶縁膜13上に金属膜を堆積し、
これをイオンミリング法などにより所定のパターンに加
工して上部ゲート電極8を形成する。上部ゲート電極の
材料は、下部ゲート電極との反応性が低いものが望まし
く、例えばTi(厚さ約20nm)とPt(厚さ約20
nm)とAu(厚さ50nm以上)を順次堆積した積層
膜が用いられる。
【0036】その後、図1(f)に示すように所定のパ
ターンを用いてゲート電極の両側のn+型GaAsコン
タクト層3上の絶縁膜13を除去して開口部10を形成
し、オーミック電極9を形成する。その後配線工程を経
て電界効果型トランジスタが完成する。なお、オーミッ
ク電極材料には、Ni/AuGe積層膜やNiGe合金
膜が使用でき、開口部10の長さは10μm程度、幅は
100〜500μmである。開口部10の形成のために
は、フォトレジストマスクを用いたエッチングが用いら
れる。絶縁膜が薄く開口部を形成するために必要な絶縁
膜のエッチング量が少ない場合には、フッ酸(HF)ま
たはバッファードフッ酸(BHF)を用いたウェットエ
ッチングを用いるのが簡便であるが、絶縁膜が厚くエッ
チング量が多い場合には、垂直な加工形状が得られるC
4プラズマを用いた反応性イオンエッチング(RI
E)などのドライエッチングプロセスを用いるのがよ
い。また、オーミック電極の形成には、フォトレジスト
マスクを用いたリフトオフプロセスを用いるのが一般的
で、電極材料をn+GaAs層等からなるコンタクト層
3上堆積した後に熱処理により電極と半導体の界面を合
金化して接触抵抗を低減して用いられる。この時、表面
改質層5が厚い場合には、オーミック電極とコンタクト
層3との接触抵抗を充分低減できない場合があるので、
この時には必要に応じて開口部10の形成後に酸処理に
より表面改質層5を除去してからオーミック電極形成を
行えばよい。
【0037】なお、ゲート電極、特に下部ゲート電極が
タングステンシリサイドなどの金属材料で、その形成時
のプロセス温度が450℃以下であるような場合には、
ゲート電極形成とオーミック電極の形成は本実施の形態
の順序にこだわらず、入れ替え可能である。その他の工
程についても本発明の趣旨を逸脱しない範囲で順序の入
れ替えが可能である。本実施の形態では、EBレジスト
による微細リソグラフィー工程やそれをマスクとしたリ
フトオフによるゲート電極形成といった複雑なプロセス
を用いることなく微細ゲートFETを容易に作製でき
る。さらに表面改質層5は素子表面のパッシベーション
膜としても機能するため、本実施の形態の方法によれば
ゲート形成とパッシベーション工程とを同時に行うこと
ができ、工程を短縮できる。上記の実施の形態では、コ
ンタクト層にn+GaAsの単層を使用したが、n+型I
nGaAs/n+型GaAsの積層膜を使用し、n+型I
nGaAs上にノンアロイ金属のオーミック電極を形成
してもよい。
【0038】次に本発明のFETの製造方法の第2の実
施の形態について図面を参照して説明する。図2は本発
明の電界効果型トランジスタの製造方法の第2の形態を
説明するための工程順断面図である。
【0039】図2を参照すると、上記の第1の実施の形
態と同様の工程(図2(a)〜図2(b))を経た後
に、表面改質層5を形成し、次いで電子ビーム12によ
り開口部6を形成した後に、図2(c)に示すように表
面改質層5をマスクとして能動層2をエッチングして第
2のリセス21を形成する工程を行う。それ以降の工程
(図2(d)〜図2(f))は上記の第1の実施の形態
と同様である。
【0040】本実施の形態では、下部ゲート電極7が能
動層2内に埋め込まれた構造となるため、表面改質層5
と絶縁膜13の界面とFETの電流チャネルとが遠ざか
ることになる。これにより、表面改質層5と絶縁膜13
の界面に存在する電荷トラップの充放電によるFET動
作時のドレイン電流のゆらぎ(ゲートラグ)などの影響
を低減できるという新たな効果を有する。
【0041】次に、本発明のFETの製造方法の第3の
実施の形態について説明する。本実施の形態では、上記
の第1または第2の実施の形態と同様の工程を経て表面
改質層5を形成した後に、熱処理工程を行う。それ以外
の素子製造プロセスは上記の第1または第2の実施の形
態と同様である。
【0042】本実施の形態における熱処理の目的は、表
面改質層5と能動層2の界面付近に析出した遊離ヒ素の
除去である。このため、熱処理時の雰囲気を表面改質層
の種類に合わせる。例えば窒化層を表面改質層として用
いる場合には窒素またはアンモニア雰囲気で、また酸化
層を表面改質層に用いる場合には酸素雰囲気で行えば、
表面改質層を変質することなく遊離ヒ素を除去できる。
処理時間はそれぞれ10分程度、基板温度は300℃〜
500℃程度である。このほか水素の活性種を用いたラ
ジカル処理または水素雰囲気での熱処理を行っても窒素
や酸素雰囲気での熱処理よりも効率よく遊離ヒ素を除去
できるが、この場合には特に酸化層に対してエッチング
作用を持つため、処理時間は数分程度に限られる。
【0043】本実施の形態では、表面改質時に表面改質
層5と能動層2の界面付近に析出した遊離ヒ素が熱処理
により除去される。これにより、遊離ヒ素に由来する電
荷トラップの充放電によるFET動作時のドレイン電流
のゆらぎ(ゲートラグ)などの影響を低減できるという
新たな効果を有する。
【0044】次に本発明のFETの製造方法の第4の実
施の形態について図面を参照して説明する。図3は本発
明のFETの製造方法の第4の実施の形態について説明
するてめの工程順断面図である。まず、図3(a)に示
すように、上記の第1の実施の形態と同様の工程を経て
リセス4を形成した後に、図3(b)のように数原子層
〜50nmのシリコン層41を成長する。シリコン層4
1の成長方法としては、MBEなどによるエピタキシャ
ル成長法やタングステン触媒体を用いた触媒CVD法、
またプラズマCVD法等を用いることができるが、薄層
のシリコン膜を堆積できる方法であればその他の方法を
用いてもよい。
【0045】その後、図3(c)に示すように、第1の
実施の形態と同様の方法によりシリコン層41を窒化ま
たは酸化する。例えば窒化した場合にはSiNからなる
表面改質層42が形成される。それ以外の素子製造プロ
セスは上記の第1または第3の実施の形態と同様であ
る。
【0046】本実施の形態では、表面改質層42が化合
物半導体ではなく、シリコン窒化層またはシリコン酸化
層であり、これらはいずれも絶縁体であるため、表面改
質層と下部ゲート電極との間のリーク電流が全く流れな
い。このためゲートリーク電流の低減された良好な特性
の電界効果型トランジスタを得ることができるという新
たな効果を有する。
【0047】次に本発明のFETの製造方法の第5の実
施の形態について図面を参照して説明する。図4は本発
明のFETの製造方法の第4の実施の形態について説明
するてめの工程順断面図である。まず、上記の第4の実
施の形態と同様の工程を経てリセス4を形成した後に、
数原子層〜50nmのシリコン層41を成長し、次いで
シリコン層41を窒化または酸化する(図4(a)〜図
4(c))。例えば窒化した場合にはSiNからなる表
面改質層42が形成される。それ以外の素子製造プロセ
スは上記の第2の実施の形態と同様である。
【0048】本実施の形態では、表面改質層42が化合
物半導体ではなく、シリコン窒化層またはシリコン酸化
層であり、これらはいずれも絶縁体であるため、表面改
質層と下部ゲート電極との間のリーク電流が全く流れな
い。このためゲートリーク電流の低減された良好な特性
の電界効果型トランジスタを得ることができるという上
記の第4の実施の形態と同様な効果と、さらに、下部ゲ
ート電極7が能動層2内に埋め込まれた構造となるた
め、表面改質層5と絶縁膜13の界面に存在する電荷ト
ラップの充放電によるFET動作時のドレイン電流のゆ
らぎ(ゲートラグ)などの影響を低減できるという上記
の第2の実施の形態と同様な効果を有する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の構
成では半導体基板表面を窒化、酸化またはリン化して表
面改質層を形成し、この表面改質層を電子ビームにより
エッチングして能動層表面を露出させ、表面改質層をマ
スクとして能動層表面に下部ゲート電極を選択成長させ
ることにより、短ゲート長のトランジスタを簡便に製造
できる効果がある。
【0050】また、本発明の第2の構成では、半導体基
板表面に表面改質層を形成するために、半導体基板とは
別種の半導体層(シリコン層)をエピタキシャル成長
し、これを窒化または酸化して形成した表面改質層を使
用することにより表面改質層の絶縁性が向上し、さらに
高信頼性の短ゲート長のトランジスタが製造できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電界効果型トランジスタ(FET)の
製造方法の第1の実施の形態を説明するための工程順断
面図である。
【図2】本発明の電界効果型トランジスタ(FET)の
製造方法の第2の実施の形態を説明するための工程順断
面図である。
【図3】本発明の電界効果型トランジスタ(FET)の
製造方法の第4の実施の形態を説明するための工程順断
面図である。
【図4】本発明の電界効果型トランジスタ(FET)の
製造方法の第5の実施の形態を説明するための工程順断
面図である。
【図5】従来の電界効果型トランジスタ(FET)の製
造方法の一例を説明するための工程順断面図である。
【図6】従来の電界効果型トランジスタ(FET)の製
造方法の他の例を説明するための工程順断面図である。
【符号の説明】
1、61,71 基板 2,62,72 能動層 3,63,73 コンタクト層 4,64 リセス 5,42,52 表面改質層 6,10,66,75 開口部 7 下部ゲート電極 8 上部ゲート電極 9,70 オーミック電極 11 活性種 12 電子ビーム 13,74 絶縁膜 21 第2のリセス 30 フォトレジスト 41,51 シリコン層 42 表面改質層 65 EBレジスト 68,76 ゲート電極 69 保護絶縁膜 76a Ti層 76b Pt層 76c Au層 77 レジスト 78 ソース・ドレイン電極 78’ 金属膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA05 AA07 BB06 BB09 BB14 BB36 CC03 DD11 DD16 DD17 DD35 DD46 DD73 EE02 EE09 EE15 EE17 EE20 FF07 FF23 GG12 HH12 HH14 HH17 5F102 FA00 FA01 GB01 GC01 GD01 GD05 GJ05 GL05 GN04 GN05 GN08 GR04 GR09 GS02 GS04 GT03 GT04 GT05 GT07 GV05 GV07 GV08 HC01 HC02 HC07 HC15

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体材料からなる半絶縁性基板
    上に第1導電型化合物半導体層からなる能動層およびコ
    ンタクト層を順次エピタキシャル成長させる工程と、前
    記コンタクト層の所定の箇所をエッチングして前記能動
    層に達するリセスを形成する工程と、活性種に暴露して
    前記リセス内の前記能動層表面と前記コンタクト層表面
    に表面改質層を形成する工程と、前記リセス内の前記表
    面改質層表面に電子ビームを照射して前記能動層に達す
    る第1の開口を形成する工程と、前記第1の開口の前記
    能動層表面から前記第1の開口形状の下部ゲート電極を
    柱状に成長させる工程と、前記リセスを含む前記基板上
    に絶縁膜を堆積した後、該絶縁膜を平坦化するととも
    に、前記下部ゲート電極の上端部を露出させる工程と、
    前記下部ゲート電極の上端部を含む前記基板上に第1の
    金属膜を堆積した後、これをパターニングし、前記下部
    ゲート電極の前記上端部に接続した上部ゲート電極を形
    成する工程と、前記上部ゲート電極の両側の前記リセス
    外の前記絶縁膜に前記コンタクト層に達する第2の開口
    を形成した後、該第2の開口内に第2の金属膜を堆積し
    てオーミック電極を形成する工程とを含むことを特徴と
    する電界効果型トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記表面改質層形成後、該表面改質層に
    前記第1の開口を形成する前に、さらに前記表面改質層
    を熱処理することを特徴とする請求項1または2記載の
    電界効果型トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 化合物半導体材料からなる半絶縁性基板
    上に第1導電型化合物半導体層からなる能動層およびコ
    ンタクト層を順次エピタキシャル成長させる工程と、前
    記コンタクト層の所定の箇所をエッチングして前記能動
    層に達するリセスを形成する工程と、前記リセスを含む
    前記基板上にシリコン層を堆積する工程と、活性種に暴
    露して前記シリコン層全体を改質して表面改質層を形成
    する工程と、前記リセス内の前記表面改質層に電子ビー
    ムを照射して前記能動層に達する第1の開口を形成する
    工程と、前記第1の開口の前記能動層表面から前記リセ
    ス外の前記表面改質層表面の高さを越える高さに前記開
    口形状の下部ゲート電極を柱状に成長させる工程と、前
    記リセスを含む前記基板上に絶縁膜を堆積した後、該絶
    縁膜を平坦化するとともに、前記下部ゲート電極の上端
    部を露出させる工程と、前記下部ゲート電極の上端部を
    含む前記基板上に第1の金属膜を堆積した後、これをパ
    ターニングし、前記下部ゲート電極の前記上端部に接続
    した上部ゲート電極を形成する工程と、前記上部ゲート
    電極の両側の前記リセス外の前記絶縁膜に前記コンタク
    ト層に達する第2の開口を形成した後、該第2の開口内
    に第2の金属膜を堆積してオーミック電極を形成する工
    程とを含むことを特徴とする電界効果型トランジスタの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の開口が前記能動層内まで達す
    るように形成されることを特徴とする請求項1または3
    記載の電界効果型トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半絶縁性の前記基板がGaAsから
    なることを特徴とする請求項1〜4記載のいずれか一つ
    の電界効果型トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記能動層がn型GaAs層である請求
    項1〜4記載のいずれか一つの電界効果型トランジスタ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記コンタクト層がn+型GaAs層ま
    たは下層がn+型GaAs層で上層がn+型InGaAs
    層の積層膜であることを特徴する請求項1〜4記載のい
    ずれか一つの電界効果型トランジスタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記表面改質層が窒化層、酸化層または
    リン化層であることを特徴とする請求項1または2記載
    のいずれか一つの電界効果型トランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記表面改質層が窒化層または酸化層で
    あることを特徴とする請求項3記載の電界効果型トラン
    ジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記下部ゲート電極材料として前記能
    動層よりもバンドギャップの大きいノンドープ半導体ま
    たは前記能動層と異なる導電型の半導体を使用すること
    を特徴とする請求項1〜4記載のいずれか一つの電界効
    果型トランジスタの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記能動層がn型GaAs層であり、
    前記下部ゲート電極材料がノンドープ型AlGaAsで
    ある請求項10記載の電界効果型トランジスタの製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記能動層がn型GaAs層であり、
    前記下部ゲート電極材料がp型GaAsである請求項1
    0記載の電界効果型トランジスタの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記能動層がn型GaAs層であり、
    前記下部ゲート電極材料がタングステン(W)またはタ
    ングステンシリサイド(WSi)であることを特徴とす
    る請求項1〜4記載のいずれか一つの電界効果型トラン
    ジスタの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記上部ゲート電極の材料としてTi
    層を下層としこれにPt層およびAu層を順次堆積した
    積層膜を使用することを特徴とする請求項1〜4記載の
    いずれか一つの電界効果型トランジスタの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記絶縁膜を平坦化するとともに前記
    下部ゲート電極の前記上端部を露出する工程がフォトレ
    ジストを前記絶縁膜上に塗布し、該フォトレジストと前
    記絶縁膜をエッチング速度が同程度の条件でエッチング
    を行うことにより前記絶縁膜を平坦化し、かつ前記絶縁
    膜を薄層化して前記下部ゲート電極の前記上端部を露出
    することを特徴とする請求項1または3記載の電界効果
    型トランジスタの製造方法。
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