JPH1196421A - 交通手段に適用されるカード処理装置及びカード処理方法 - Google Patents

交通手段に適用されるカード処理装置及びカード処理方法

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JPH1196421A
JPH1196421A JP25506297A JP25506297A JPH1196421A JP H1196421 A JPH1196421 A JP H1196421A JP 25506297 A JP25506297 A JP 25506297A JP 25506297 A JP25506297 A JP 25506297A JP H1196421 A JPH1196421 A JP H1196421A
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JP
Japan
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card
fare
boarding
display area
monetary value
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JP25506297A
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English (en)
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Ryuichi Ozaki
龍一 小▲崎▼
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交通手段に乗車した利用客に対して、正確な運
賃情報を確認しやすくして、サービス性を向上すること
が可能な交通手段に適用されるカード処理装置及びカー
ド処理方法を提供するを目的とする。 【解決手段】金銭的価値に関する情報が記録されたプリ
ペイドカードには、リライタブル印刷が可能な媒体によ
って形成された表示領域が設けられている。乗車口カー
ド処理機1は、プリペイドカードの表示領域にリライタ
ブル印刷を施すリライタブル印刷ヘッド63を備えてい
る。そして、プリペイドカードの表示領域には、利用客
がバスに乗車するたびに、乗車地情報、及びそのバス路
線上における乗車地からの運賃表がリライタブル印刷さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗車区間に応じ
て運賃が異なる路線を運行されるバスや鉄道などの交通
手段に適用されるカード処理装置及びカード処理方法に
係り、特に、表示内容が書き換えられる表示媒体によっ
て形成された表示領域を含むとともに金銭的価値が記録
された金額カードを使用して、運賃を精算するカード処
理装置及びカード処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バスや鉄道等の交通手段において、プリ
ペイドカードを使用した乗車運賃収受が可能なカード処
理装置を塔載したシステムが実用化されている。例え
ば、乗車区間に応じて運賃が異なる多区間方式の場合、
交通手段、例えばバスにおいては、乗車口に整理券発行
機と乗車口カード処理機とが設置されているとともに、
降車口の運転手の横に運賃箱と降車口カード処理機とが
設置されている。
【0003】このように、運賃が多区間方式の交通手段
に適用されるカード処理装置においては、乗車時に、利
用客がプリペイドカードを乗車口カード処理機に挿入す
ると、乗車地データがプリペイドカードに磁気記録され
るか、乗車口カード処理機の記憶部にプリペイドカード
のIDコードとともに記憶される。
【0004】そして、降車時に、利用客がプリペイドカ
ードを降車口カード処理機に挿入すると、プリペードカ
ードに磁気記録された乗車地データ、または乗車口カー
ド処理機の記憶部に記憶された乗車地データに基づい
て、降車口カード処理機が利用客の運賃を算出し、プリ
ペイドカードから算出した相当の運賃を引去る処理を施
して利用客にプリペイドカードを返却する。
【0005】このような交通手段、例えばバスにおい
て、バスに乗車している利用客が目的地までの運賃を知
るためには、利用客が目的地の停留所の1つ手前の停留
所をバスが発車または通過した後にバスの車内に設けら
れた運賃表示器に表示されている乗車区間毎の運賃をバ
ス乗車時に受け取った整理券に表示された整理番号と照
らし合わせることにより確認している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の多区間方式の交通手段においては、バスに乗車してい
る利用客は、乗車地から目的地までの運賃がいくらであ
るかを、目的地の停留所の直前まで知ることができない
という問題がある。
【0007】また、運賃を表示する運賃表示器がバスの
例えば前方の1個所にしか設けられていない場合、バス
車内の後方にいる利用客にとっては、運賃表示器が見に
くかったり、また、車内が混雑している時には、運賃表
示器を目視することが困難となる問題が生じる。
【0008】これらの問題を解決するために、運賃表示
器をバス車内に多数設けることが考えられるが、コスト
が増大する問題があり、運賃表示器の個数を増やすこと
は困難である。
【0009】そこで、この発明は、交通手段に乗車した
利用客に対して、正確な運賃情報を確認しやすくして、
サービス性を向上することが可能な交通手段に適用され
るカード処理装置及びカード処理方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、請求項1によれば、乗車区間に応じて
運賃が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表
示内容が書き換えられる表示媒体によって形成された表
示領域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カー
ドを使用して、運賃を精算するカード処理装置におい
て、前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取
る受取手段と、前記受取手段によって受け取られた前記
金額カードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段
と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カード
の前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段
の乗車区間毎の運賃表を印刷する印刷手段と、前記印刷
手段によって前記表示領域に運賃表が印刷された前記金
額カードを排出する排出手段と、を備えたことを特徴と
する交通手段に適用されるカード処理装置が提供され
る。
【0011】請求項2によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理装置において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受取
手段と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カ
ードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段と、前
記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前記
表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応
した乗車地情報とともに前記路線を運行される前記交通
手段の前記乗車地からの乗車区間毎の運賃表を印刷する
印刷手段と、前記印刷手段によって前記表示領域に運賃
表が印刷された前記金額カードを排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
処理装置が提供される。
【0012】請求項3によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理装置において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受取
手段と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カ
ードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段と、前
記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前記
表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応
した乗車地情報を印刷するとともに、前記路線を運行さ
れる前記交通手段の前記乗車地から前記読取手段によっ
て読み取られた金銭的価値以内の運賃を要する乗車区間
毎の運賃表を印刷する印刷手段と、前記印刷手段によっ
て前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを
排出する排出手段と、を備えたことを特徴とする交通手
段に適用されるカード処理装置が提供される。
【0013】請求項4によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理装置において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受取
手段と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カ
ードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段と、前
記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前記
表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応
した乗車地情報を印刷するとともに、前記路線を運行さ
れる前記交通手段の前記乗車地から前記読取手段によっ
て読み取られた金銭的価値以内の運賃を要する乗車区間
毎の運賃表を第1形態で印刷し、前記金銭的価値を超え
る運賃を要する乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは
異なる第2形態で印刷する印刷手段と、前記印刷手段に
よって前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カー
ドを排出する排出手段と、を備えたことを特徴とする交
通手段に適用されるカード処理装置が提供される。
【0014】請求項5によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理装置において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受取
手段と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カ
ードのカード情報を読み取って前記金額カードが使用可
能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、
使用可能と判断された前記金額カードに記録された金銭
的価値を読み取る読取手段と、前記判断手段によって使
用可能と判断された前記金額カードの前記表示領域に、
前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車地情
報を印刷するとともに、前記路線を運行される前記交通
手段の前記乗車地から前記読取手段によって読み取られ
た金銭的価値以内の運賃を要する乗車区間毎の運賃表を
印刷する印刷手段と、前記判断手段によって使用不可能
と判断された前記金額カード、及び前記印刷手段によっ
て前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを
排出する排出手段と、を備えたことを特徴とする交通手
段に適用されるカード処理装置が提供される。
【0015】請求項6によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理装置において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受取
手段と、前記受取手段によって受け取られた前記金額カ
ードのカード情報を読み取って前記金額カードが使用可
能か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、
使用可能と判断された前記金額カードに記録された金銭
的価値を読み取る読取手段と、前記判断手段によって使
用可能と判断された前記金額カードの前記表示領域に、
前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車地情
報を印刷するとともに、前記路線を運行される前記交通
手段の前記乗車地から前記読取手段によって読み取られ
た金銭的価値以内の運賃を要する乗車区間毎の運賃表を
第1形態で印刷し、前記金銭的価値を超える運賃を要す
る乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは異なる第2形
態で印刷する印刷手段と、前記判断手段によって使用不
可能と判断された前記金額カード、及び前記印刷手段に
よって前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カー
ドを排出する排出手段と、を備えたことを特徴とする交
通手段に適用されるカード処理装置が提供される。
【0016】請求項7によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理方法において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、受
け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を読
み取り、受け取られた前記金額カードの前記表示領域
に、前記路線を運行される前記交通手段の乗車区間毎の
運賃表を印刷し、前記表示領域に運賃表が印刷された前
記金額カードを排出することを特徴とする交通手段に適
用されるカード処理方法が提供される。
【0017】請求項8によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理方法において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、受
け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を読
み取り、受け取られた前記金額カードの前記表示領域
に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車
地情報を印刷し、前記表示領域に、前記路線を運行され
る前記交通手段の前記乗車地からの乗車区間毎の運賃表
を印刷し、前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額
カードを排出することを特徴とする交通手段に適用され
るカード処理方法が提供される。
【0018】請求項9によれば、乗車区間に応じて運賃
が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示内
容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示領
域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カードを
使用して、運賃を精算するカード処理方法において、前
記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、受
け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を読
み取り、受け取られた前記金額カードの前記表示領域
に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車
地情報を印刷し、前記表示領域に、前記路線を運行され
る前記交通手段の前記乗車地から前記金銭的価値以内の
運賃を要する乗車区間毎の運賃表を印刷し、前記表示領
域に運賃表が印刷された前記金額カードを排出すること
を特徴とする交通手段に適用されるカード処理方法が提
供される。
【0019】請求項10によれば、乗車区間に応じて運
賃が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示
内容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示
領域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カード
を使用して、運賃を精算するカード処理方法において、
前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、
受け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を
読み取り、受け取られた前記金額カードの前記表示領域
に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車
地情報を印刷し、前記表示領域に、前記路線を運行され
る前記交通手段の前記乗車地から前記金銭的価値以内の
運賃を要する乗車区間毎の運賃表を第1形態で印刷し、
前記表示領域に、前記金銭的価値を超える運賃を要する
乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは異なる第2形態
で印刷し、前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額
カードを排出することを特徴とする交通手段に適用され
るカード処理方法が提供される。
【0020】請求項11によれば、乗車区間に応じて運
賃が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示
内容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示
領域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カード
を使用して、運賃を精算するカード処理方法において、
前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、
受け取られた前記金額カードのカード情報を読み取って
前記金額カードが使用可能か否かを判断し、使用不可能
と判断された前記金額カードを排出し、使用可能と判断
された前記金額カードに記録された金銭的価値を読み取
り、使用可能と判断された前記金額カードの前記表示領
域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗
車地情報を印刷し、前記表示領域に、前記路線を運行さ
れる前記交通手段の前記乗車地から前記金銭的価値以内
の運賃を要する乗車区間毎の運賃表を印刷し、前記表示
領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排出するこ
とを特徴とする交通手段に適用されるカード処理方法が
提供される。
【0021】請求項12によれば、乗車区間に応じて運
賃が異なる路線を運行される交通手段に適用され、表示
内容が書き換えられる表示媒体によって形成された表示
領域を含むとともに金銭的価値が記録された金額カード
を使用して、運賃を精算するカード処理方法において、
前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、
受け取られた前記金額カードのカード情報を読み取って
前記金額カードが使用可能か否かを判断し、使用不可能
と判断された前記金額カードを排出し、使用可能と判断
された前記金額カードに記録された金銭的価値を読み取
り、使用可能と判断された前記金額カードの前記表示領
域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗
車地情報を印刷し、前記表示領域に、前記路線を運行さ
れる前記交通手段の前記乗車地から前記金銭的価値以内
の運賃を要する乗車区間毎の運賃表を第1形態で印刷
し、前記表示領域に、前記金銭的価値を超える運賃を要
する乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは異なる第2
形態で印刷し、前記表示領域に運賃表が印刷された前記
金額カードを排出することを特徴とする交通手段に適用
されるカード処理方法が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の交通手段に適用
されるカード処理装置及びカード処理方法の一実施の形
態について図面を参照して説明する。ここでは、交通手
段の一例として、例えばバスに適用されるカード処理装
置及びカード処理方法の実施の形態について説明する。
なお、このカード処理装置及びカード処理方法に適用さ
れる金額カード、すなわちプリペイドカードには、金銭
的価値に対応した情報例えば磁気情報が記録されている
とともに、表示内容を書き換えることが可能な表示媒体
すなわちリライタブル印刷による表示が可能な媒体によ
って形成された表示領域を備えている。
【0023】図1は、この発明の案内表示システム及び
案内表示方法が適用されるバスシステムの構成を概略的
に示すブロック図である。すなわち、バスBは、乗車口
に設けられた乗車口カード処理機1、降車口に設けられ
た降車口カード処理機2、バスBの前方の運転手のほぼ
頭上に設けられた案内表示手段としての運賃表示器3、
運転手の近傍に設けられた運賃箱4、及びバスB内に設
けられた各座席の近傍や、手すりなどに設けられた降車
ボタン5などを備えている。
【0024】乗車口カード処理機1及び降車口カード処
理機2は、バスの運賃を精算することが可能なプリペイ
ドカードを処理するものである。すなわち、乗車口カー
ド処理機1は、利用客がバスに乗車する時に、利用客が
所持していたプリペイドカードを処理して、利用客を識
別するための情報、すなわちプリペイドカードの識別デ
ータを読取るとともに、乗車地データをプリペイドカー
ドに磁気記録するか、または処理機1内に備えられたメ
モリにプリペイドカードの識別データとともに乗車地デ
ータを記憶する。
【0025】降車口カード処理機2は、利用客がバスを
降車する時に、利用客が所持していたプリペイドカード
を処理して、プリペイドカードの識別データを読取ると
ともに、プリペイドカードに磁気記録された乗車地デー
タ、または乗車口カード処理機1内に備えられたメモリ
に記憶されたプリペイドカードの識別データに対応した
乗車地データを読み出し、バス利用客の運賃を精算す
る。
【0026】運賃表示器3は、乗車区間に応じて運賃が
異なるような多区間方式の路線バスなどに設けられ、乗
車区間毎に運賃を表示する。運賃箱4は、現金で運賃を
精算する場合に、その現金を受け入れるための箱であ
り、受け入れた現金の総額を算出する。
【0027】降車ボタン5は、バスに乗車している利用
客が運転手に対して次の停留所で降車することを報知す
るものであり、この降車ボタン5が押下されることによ
り、運転手の近傍に設けられた表示器を点灯させて、運
転手に対して次の停留所で降車する利用客が存在するこ
とを報知する。
【0028】図2は、乗車口カード処理機1の概略的な
構成を示すブロック図である。すなわち、乗車口カード
処理機1は、全体を制御する制御手段としてのCPU1
1を有している。このCPU11には、プリペイドカー
ドの識別データ等を記憶手段としての記憶するメモリ1
2、利用客に対してプリペードカードの残額を表示する
客用表示部13、アンプ14、ドライバ15、降車口カ
ード処理機2との間でデータをやり取りする通信用IC
16、及びプリペイドカードが使用不可能である場合に
利用者に対して警告を発する警告部20が接続されてい
る。
【0029】また、このCPU11には、プリペイドカ
ードに磁気記録されている識別データなどを読取り、乗
車地データなどに対応した磁気データをプリペイドカー
ドに書込む読取手段としての磁気ヘッド17、利用客に
よってカード挿入・排出口61に挿入されたプリペイド
カードを乗車口カード処理機1の内部に搬送するととも
に、所定の処理が施されたプリペイドカードをカード挿
入・排出口61まで搬送するための受取手段及び排出手
段としてのモータ18、及びプリペイドカードのカード
挿入・排出口61への挿入・排出を検出する検知手段と
してのセンサ19などがアンプ14を介して、接続され
ている。
【0030】さらに、このCPU11には、プリペイド
カードの所定の表示領域にリライタブル印刷処理を施す
印刷手段としてのリライタブル印刷ヘッド63がアンプ
14を介して接続されている。バスの利用客がバスに乗
車する際に、所持していたプリペイドカードによって運
賃の精算を行うために、乗車口カード処理機1によって
乗車処理を行う時に、リライタブル印刷ヘッド63によ
り、プリペイドカードの所定の表示領域に乗車地情報や
運賃情報などをリライタブル印刷する。
【0031】すなわち、乗車口カード処理機1のカード
挿入・排出口61に使用可能なプリペイドカードが挿入
されると、リライタブル印刷ヘッド63は、プリペイド
カードの表示領域に、バス利用客がバスに乗車した乗車
地情報、例えば、乗車地名や、乗車地における整理券番
号、及びこの乗車地から所定の乗車区間における運賃情
報をリライタブル印刷する。
【0032】そして、この乗車地情報や運賃情報は、利
用客がバスに乗車した乗車地に対応しており、利用客が
バスに乗車した時に乗車口カード処理機1にカードを挿
入するたびに表示内容を更新するようにリライタブル印
刷される。
【0033】図3は、降車口カード処理機2の概略的な
構成を示すブロック図である。すなわち、降車口カード
処理機2は、全体を制御するCPU21を有している。
このCPU21には、利用客が精算した運賃データや、
プリペイドカードの識別データ等を記憶するメモリ2
2、運転手がバスの運行に関する種々の操作を実行する
ための係員操作盤23、後述する着脱自在のメモリカー
ドMの読取り、書込みを行うメモリカードリーダライタ
(R/W)24、利用客に対してプリペードカードの残
額を表示する客用表示部25、アンプ26、ドライバ2
7、乗車口カード処理機1との間でデータをやり取りす
る通信用IC28、及びプリペイドカードが使用不可能
である場合に利用者に対して警告を発する警告部33が
接続されている。
【0034】また、このCPU21には、プリペイドカ
ードに磁気記録されている識別データや乗車地データな
どを読取り、残額データなどに対応した磁気データをプ
リペイドカードに書込む磁気ヘッド29、プリペイドカ
ードに使用履歴を印字する印字ヘッド30、利用客によ
ってカード挿入・排出口62に挿入されたプリペイドカ
ードを降車口カード処理機2の内部に搬送するととも
に、所定の処理が施されたプリペイドカードをカード挿
入・排出口62まで搬送するためのモータ31、及びプ
リペイドカードのカード挿入・排出口62への挿入・排
出を検出するセンサ32などがアンプ26を介して、接
続されている。
【0035】なお、通信用IC16には、乗車口カード
処理機1の他に、運賃表示器3、運賃箱4、及び降車ボ
タン5が接続されている。また、メモリカードMには、
乗客毎の乗車地データなどが記憶される。
【0036】図4は、運賃表示器3の概略的な構成を示
すブロック図である。すなわち、運賃表示器3は、全体
を制御するCPU71を有している。このCPU71に
は、バスが運行される路線経路情報に対応した経路デー
タ、路線経路上におけるバスが停車可能な停留所情報に
対応した停留所データ、各停留所毎の広告データ、種々
の文字データ、乗車区間毎の運賃に対応した運賃デー
タ、同一会社線または他社線の他の路線への乗り継ぎ、
あるいは、鉄道などの他の交通手段への乗り換えが可能
なバスターミナルや停留所における、乗り継ぎ情報に対
応した乗り継ぎデータや、乗り換え情報に対応した乗り
換えデータなどを記憶するメモリ72が接続されてい
る。
【0037】また、このCPU71には、ドライバ7
3、及び降車口カード処理機2との間でデータをやり取
りする通信用IC74が接続されている。この運賃表示
器3は、バスに乗車している利用客に対して、運賃情報
を視覚的に報知するための運賃表示部75と、乗車して
いるバスの停車可能な停留所などの路線経路情報を視覚
的に報知するための経路表示部76とを有している。こ
の運賃表示部75、及び経路表示部76は、ドライバ7
3を介してCPU71に接続されている。
【0038】この運賃表示器3に備えられた経路表示部
76は、バスの路線経路情報の他に、必要に応じて、次
に停車する停留所周辺の広告情報や、乗り換え及び乗り
継ぎが可能なバスターミナルや停留所における乗り継ぎ
情報、及び乗り換え情報などを表示する。
【0039】図5は、係員操作盤23の外観構成を示す
図である。すなわち、係員操作盤23は、入切スイッチ
40、スイッチランプ41、整理券番号、乗車区間に対
応した運賃、カード残額、大人、小人等の表示部42、
テンキー43、クリア釦44、セット釦45、カード精
算釦46、現金精算釦47、整理券釦48、全中止釦4
9、大人釦51、小児釦52、リセット釦53、切離釦
54、締切釦55、異常ランプ56、乗車異常ランプ5
7、全中止ランプ58、及び締切ランプ59などを備え
ている。
【0040】また、この係員操作盤23には、次に停車
することが可能な停留所名を表示する停留所名表示部6
3、次に停車することが可能な停留所名を係員操作盤2
3の停留所名表示部63及び運賃表示部3の経路表示部
76に表示させるように指示する表示指示ボタン64な
どが設けられている。
【0041】表示指示ボタン64は、アップボタン64
aと、ダウンボタン64bとからなる。アップボタン6
4aは、停留所名の表示内容を進める場合、例えば次に
停車するはずの停留所名が先に停車した停留所のままで
あるような場合に操作され、停留所名の表示を進めさせ
る。また、ダウンボタン64bは、停留所面の表示内容
が進んでいる場合、たとえば、次に停車するはずの停留
所名がさらにその次に停車するはずの停留所まで進んで
しまったような場合に操作され、停留所名の表示が戻さ
れる。
【0042】次に、このような構成のバスにおいて、プ
リペイドカードを用いたバス乗車時の乗車処理方法につ
いて、図6のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、乗車口カード処理機1のCPU11は、バスに乗車
した利用客によってカード挿入・排出口61にプリペイ
ドカードが挿入されたか否かをセンサ19からの出力に
基づいて判断する(ST1)。
【0043】乗車口カード処理機1のCPU11が、セ
ンサ19からの出力に基づいてプリペイドカードの挿入
を検出した際には(ST1,YES)、モータ18を駆
動させてプリペイドカードを乗車口カード処理機1の内
部に取込む(ST2)。
【0044】そして、磁気ヘッド17により、乗車口カ
ード処理機1の内部に取り込まれたプリペイドカードの
カード情報、すなわち磁気記録されているカード識別デ
ータや、カードの残額データなど磁気データを読取る
(ST3)。
【0045】そして、CPU11は、磁気ヘッド17に
よって読取られたカード情報に基づいて、プリペイドカ
ードが使用可能か否かを判断する(ST4)。CPU1
1がカード使用不可能であると判断した場合には(ST
4,NO)、警告部20から警告を発生して(ST
5)、モータ18を駆動してプリペイドカードをカード
挿入・排出口61から返却し(ST6)、プリペイドカ
ードによる乗車処理を終了する。
【0046】CPU11がプリペイドカードCの使用を
可能と判断した場合には(ST4,YES)、読取った
残額データ等のカード情報に基づいてカード残額を客用
表示部13に表示する(ST7)。また、このとき、バ
ス利用客が乗車した乗車地に対応した乗車地情報、例え
ば、乗車時に発行される整理券番号などが表示される。
【0047】また、必要に応じて、磁気ヘッド17によ
り、乗車地データをプリペイドカードに磁気記録するよ
うにしてもよい。そして、CPU11は、リライタブル
印刷ヘッド63を駆動させて、プリペイドカードの表示
領域に、乗車したバスの路線に適合した運賃表などをリ
ライタブル印刷する(ST8)。この時、プリペイドカ
ードに印刷される情報としては、利用客がバスに乗車し
た乗車地情報、例えば、乗車地名や、乗車地に対応した
整理券番号、及び乗車したバスの路線上における乗車地
から所定の乗車区間の運賃が記載された運賃表などが記
録される。
【0048】図8には、プリペイドカードのリライタブ
ル印刷による情報の表示が可能な表示領域における表示
情報の一例が示されている。図8に示すように、プリペ
イドカードの表示領域100には、リライタブル印刷さ
れることによって乗車地情報が表示される乗車地表示領
域102、及び運賃情報が表示される運賃表示領域10
4が形成されている。
【0049】乗車地表示領域102には、乗車地に関す
る情報、すなわち、乗車地名や整理券番号などがリライ
タブル印刷される。図8に示した例では、この乗車地表
示領域102には、乗車地名、例えば「A停留所」がリ
ライタブル印刷されている。
【0050】運賃表示領域104には、乗車したバスの
路線上における乗車地からの乗車区間に応じた運賃の一
覧表、すなわち運賃表がリライタブル印刷される。図8
に示した例では、「B停留所」までの乗車区間の運賃が
200円で、「C停留所」までの乗車区間の運賃が24
0円、「D停留所」まで290円、「E停留所」まで3
20円、「F停留所」まで350円、「G停留所」まで
390円、「H停留所まで」430円であることを示し
た運賃表がリライタブル印刷されることによって表示さ
れている。
【0051】このように、運賃表示領域104には、利
用客が乗車した乗車地からバスの終点までの各乗車区間
の運賃表、あるいは、運賃表示領域104のスペースを
考慮して、運賃表示領域104に表示可能な区間までの
各乗車区間の運賃表が印刷される。
【0052】このように、利用客が所持しているプリペ
イドカードにリライタブル印刷が可能な媒体によって形
成された表示領域を設けることにより、利用客がバスに
乗車するたびに、乗車地情報、及びそのバス路線上にお
ける乗車地からの運賃表がリライタブル印刷される。こ
のため、利用客は、所望の目的地までの運賃を手元にあ
るプリペイドカードを黙視することにより、認識するこ
とが可能となり、サービス性が向上できる。
【0053】なお、図8に示した例では、乗車地から終
点までの運賃表、あるいは表示可能な区間までの運賃表
が同一の書体でリライタブル印刷されたが、リライタブ
ル印刷によるプリペイドカードの表示領域における表示
形態は、この例に限定されるものではない。
【0054】図9には、プリペイドカードのリライタブ
ル印刷による情報の表示が可能な表示領域における表示
情報の他の一例が示されている。図9に示した例では、
プリペイドカードの残額データに基づいて、このプリペ
イドカードによって運賃の精算が可能な乗車区間までの
運賃表がリライタブル印刷され、運賃表示領域104に
表示されている。
【0055】すなわち、図6に示した乗車処理における
ステップST3において、利用客が乗車口カード処理機
1のカード挿入・排出口に挿入したプリペイドカードの
カード情報を磁気ヘッド17によって読み取る。そし
て、この時に、磁気ヘッド17により、プリペイドカー
ドに記録されている金銭的価値の残額データ、すなわち
カード残額データが読み取られる。
【0056】CPU11は、磁気ヘッド17によって読
み取ったプリペイドカードのカード残額データに基づい
て、このプリペイドカードを挿入した利用客がプリペイ
ドカードによって運賃精算が可能な乗車区間を判断す
る。この時、例えば、カード残額が330円であったと
する。
【0057】そして、CPU11は、図6の乗車処理に
おけるステップST8においてリライタブル印刷ヘッド
63を制御して、図9に示したように、運賃表示領域1
04に乗車可能な区間、すなわち330円以内の運賃を
要する乗車区間の運賃表をリライタブル印刷する。
【0058】すなわち、運賃表示領域104には、初乗
り区間となる「B停留所」までの乗車区間から、カード
残額以内の運賃を要する「E停留所」まで乗車区間がリ
ライタブル印刷される。
【0059】このような表示形態とすることにより、バ
スの利用客は、バスに乗車した際に、所持していたプリ
ペイドカードで乗車可能な区間を認識することが可能と
なり、さらに、サービス性を向上することが可能とな
る。
【0060】図10には、プリペイドカードのリライタ
ブル印刷による情報の表示が可能な表示領域における表
示情報の他の一例が示されている。図10に示した例で
は、プリペイドカードの残額データに基づいて、このプ
リペイドカードによって運賃の精算が可能な乗車区間ま
での運賃表が第1形態でリライタブル印刷され、プリペ
イドカードのみによる運賃精算が不可能であり、さらに
現金または他のプリペイドカードによる精算を要する乗
車区間の運賃表が第2形態でリライタブル印刷され、運
賃表示領域104に表示されている。
【0061】すなわち、図6に示した乗車処理における
ステップST3において、利用客が乗車口カード処理機
1のカード挿入・排出口に挿入したプリペイドカードの
カード残額データを、磁気ヘッド17により読み取る。
【0062】CPU11は、磁気ヘッド17によって読
み取ったプリペイドカードのカード残額データに基づい
て、このプリペイドカードを挿入した利用客がプリペイ
ドカードによって運賃精算が可能な乗車区間を判断す
る。この時、例えば、カード残額が330円であったと
する。
【0063】そして、CPU11は、図6の乗車処理に
おけるステップST8においてリライタブル印刷ヘッド
63を制御して、図10に示したように、運賃表示領域
104に乗車可能な区間、すなわち330円以内の運賃
を要する乗車区間の運賃表を第1形態、例えば、標準書
体でリライタブル印刷し、プリペイドカードのみによる
運賃精算が不可能であり、さらに現金または他のプリペ
イドカードによる精算を要する乗車区間、すなわち33
0円を超える運賃を要する乗車区間の運賃表を第2形
態、例えば、斜め書体でリライタブル印刷する。
【0064】すなわち、運賃表示領域104には、33
0円以内の運賃を要する乗車区間として、初乗り区間と
なる「B停留所」までの乗車区間から、カード残額以内
の運賃を要する「E停留所」まで乗車区間が第1形態と
しての標準書体でリライタブル印刷される。また、33
0円を超える運賃を要する乗車区間として、「F停留
所」までの乗車区間から、「H停留所」までの乗車区間
が第2形態としての斜書体でリライタブル印刷される。
【0065】なお、ここでは、第1形態として標準書体
を使用し、第2形態として斜書体を使用したが、プリペ
イドカードの残額で運賃精算可能な乗車区間と、カード
残額を超える乗車区間とが表示形態が異なるようであれ
ば、この例に限定されず、他の書体を使用してもよい
し、第1形態と第2形態とで表示色を変えてもよい。
【0066】このような表示形態とすることにより、バ
スの利用客は、バスに乗車した際に、所持していたプリ
ペイドカードで乗車可能な区間を認識することが可能と
なり、さらに、サービス性を向上することが可能とな
る。すなわち、利用客は、所持していたプリペイドカー
ドによって乗車可能な区間を認識し、利用客の目的地
が、さらに、この区間を超えている場合には、表示形態
が異なるため、その差額の現金か、もしくはその差額を
有するプリペイドカードをあらかじめ準備しておくこと
により、速やかに精算処理を完了することが可能とな
る。
【0067】たとえば、「G停留所」までの乗車区間に
目的地がある場合、390円の運賃を要するため、プリ
ペイドカードの残額330円との差額の60円を別途用
意しておく必要があることを認識できる。
【0068】そして、CPU11は、図6に示した乗車
処理において、モータ18を駆動させてプリペイドカー
ドをカード挿入・排出口61から排出する(ST9)。
そして、読取ったカード識別データに乗車地データを付
加してメモリ12に記憶する(ST10)。
【0069】そして、バスに乗車した利用客1名の乗車
処理を終了する。次に、このような構成のバスにおい
て、プリペイドカードを用いたバス降車時の降車処理方
法について、図7のフローチャートを参照して説明す
る。
【0070】まず、降車口カード処理機2のCPU21
は、バスを降車する利用客によってカード挿入・排出口
62にプリペイドカードが挿入されたか否かをセンサ3
2からの出力に基づいて判断する(ST11)。
【0071】降車口カード処理機2のCPU21が、セ
ンサ32からの出力に基づいてプリペイドカードの挿入
を検出した際には(ST11,YES)、モータ31を
駆動させてプリペイドカードを降車口カード処理機2の
内部に取込む(ST12)。
【0072】そして、磁気ヘッド29により、降車口カ
ード処理機2の内部に取り込まれたプリペイドカードの
カード情報、すなわち磁気記録されているカード識別デ
ータや、カードの残額データなど磁気データを読取る
(ST13)。
【0073】そして、CPU21は、磁気ヘッド29に
よって読取られたカード情報に基づいて、プリペイドカ
ードが使用可能か否かを判断する(ST14)。CPU
21がカード使用不可能であると判断した場合には(S
T14,NO)、警告部33から警告を発生して(ST
15)、モータ31を駆動してプリペイドカードをカー
ド挿入・排出口62から返却し(ST16)、プリペイ
ドカードによる降車処理を終了する。
【0074】CPU11がプリペイドカードCの使用を
可能と判断した場合には(ST4,YES)、CPU2
1は、読取ったカード識別データに対応した乗車地デー
タが記録されているか否かを判断する(ST17)。す
なわち、CPU21は、通信IC28及び16を介して
乗車口カード処理機1のメモリ12にカードの識別デー
タに対応した乗車地データが記録されているか、あるい
は、利用客が挿入したプリペイドカードに乗車地データ
が磁気記録されているかを判断する。
【0075】そして、CPU21が乗車口カード処理機
1のメモリ12か、またはプリペイドカードにそのカー
ドの識別データに対応した乗車地データがある場合には
(ST17,YES)、その乗車地データを読み取り、
利用客の乗車区間に対応した運賃を計算する(ST2
0)。
【0076】そして、CPU21は、カードが挿入され
た時点での残額から計算された運賃を差し引いた残額を
客用表示部25に表示させる(ST21)。そして、こ
の残額に対応した残額データをプリペイドカードに磁気
記録する。
【0077】また、必要に応じて、印字ヘッド30を駆
動させて、プリペイドカードにカードの残額を印字する
ようにしてもよい。そして、CPU21は、モータ31
を駆動させてプリペイドカードをカード挿入・排出口6
2から排出する(ST22)。
【0078】そして、CPU21は、引去った運賃デー
タをメモリカードR/W24を用いてメモリカードMに
記憶する(ST23)。そして、バスを降車した利用客
1名の降車処理を終了する。
【0079】一方、ステップST17において、該当す
る乗車地データが記憶されていない場合には(ST1
7,NO)、CPU21は、このプリペイドカードを降
車口カード処理機2の内部に保留する(ST18)。
【0080】そして、運転手(係員)は、利用客の申告
による乗車地を係員操作盤23から入力する(ST1
9)。CPU21は、入力された乗車地データから引去
る運賃を計算し(ST20)、カード残額から運賃を引
去り、引去り後のカード残額を客用表示部25に表示す
る(ST21)。
【0081】そしし、CPU21は、モータ31を駆動
させてプリペイドカードをカード挿入・排出口62から
排出する(ST22)。そして、CPU21は、引去っ
た運賃データをメモリカードR/W24を用いてメモリ
カードMに記憶する(ST23)。
【0082】そして、バスを降車した利用客1名の降車
処理を終了する。上述したように、この発明の交通手段
に適用されるカード処理装置及びカード処理方法によれ
ば、利用客が所持しているプリペイドカードにリライタ
ブル印刷が可能な媒体によって形成された表示領域を設
けることにより、利用客がバスに乗車するたびに、乗車
地情報、及びそのバス路線上における乗車地からの運賃
表がリライタブル印刷される。このため、利用客は、所
望の目的地までの運賃を手元にあるプリペイドカードを
黙視することにより、認識することが可能となり、サー
ビス性が向上できる。
【0083】また、プリペイドカードの表示領域には、
カード残額以内の運賃を要する乗車区間の運賃表を表示
するようにリライタブル印刷することにより、バスの利
用客は、バスに乗車した際に、所持していたプリペイド
カードで乗車可能な区間を認識することが可能となり、
さらに、サービス性を向上することが可能となる。
【0084】さらに、プリペイドカードの表示領域に
は、カード残額以内の運賃を要する乗車区間の運賃表を
第1形態で表示させ、カード残額を超える運賃を要する
乗車区間の運賃表を第2形態で表示させるようにリライ
タブル印刷することにより、バスの利用客は、バスに乗
車した際に、所持していたプリペイドカードで乗車可能
な区間を認識することが可能となり、さらに、サービス
性を向上することが可能となる。すなわち、利用客は、
所持していたプリペイドカードによって乗車可能な区間
を認識し、利用客の目的地が、さらに、この区間を超え
ている場合には、表示形態が異なるため、その差額の現
金か、もしくはその差額を有するプリペイドカードをあ
らかじめ準備しておくことにより、速やかに精算処理を
完了することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
交通手段に乗車した利用客に対して、正確な運賃情報を
確認しやすくして、サービス性を向上することが可能な
交通手段に適用されるカード処理装置及びカード処理方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の案内表示システム及び案内
表示方法が適用される交通手段の一例としてのバスカー
ド処理システムの構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、図1に示したバスカード処理システム
に備えられた乗車口カード処理機の構成を概略的に示す
ブロック図である。
【図3】図3は、図1に示したバスカード処理システム
に備えられた降車口カード処理機の構成を概略的に示す
ブロック図である。
【図4】図4は、図1に示したバスカード処理システム
に備えられた運賃表示器の構成を概略的に示すブロック
図である。
【図5】図5は、図3に示した降車口カード処理機に備
えられた係員操作盤の構成を概略的に示す図である。
【図6】図6は、図2に示した乗車口カード処理機によ
って実行される乗車処理方法を概略的に示すフローチャ
ートである。
【図7】図6は、図3に示した降車口カード処理機によ
って実行される降車処理方法を概略的に示すフローチャ
ートである。
【図8】図8は、プリペイドカードのリライタブル印刷
による情報の表示が可能な表示領域における表示情報の
一例を示す図である。
【図9】図9は、プリペイドカードのリライタブル印刷
による情報の表示が可能な表示領域における表示情報の
他の一例を示す図である。
【図10】図10は、プリペイドカードのリライタブル
印刷による情報の表示が可能な表示領域における表示情
報の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…乗車口カード処理機 2…降車口カード処理機 3…運賃表示器 4…運賃箱 5…降車ボタン 63…リライタブル印刷ヘッド 71…CPU 72…メモリ 73…ドライバ 74…通信用IC 75…運賃表示部 76…経路表示部 100…表示領域 102…乗車地表示領域 104…運賃表示領域

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードに記
    録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前
    記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の乗
    車区間毎の運賃表を印刷する印刷手段と、 前記印刷手段によって前記表示領域に運賃表が印刷され
    た前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  2. 【請求項2】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードに記
    録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前
    記表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対
    応した乗車地情報とともに前記路線を運行される前記交
    通手段の前記乗車地からの乗車区間毎の運賃表を印刷す
    る印刷手段と、 前記印刷手段によって前記表示領域に運賃表が印刷され
    た前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  3. 【請求項3】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードに記
    録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前
    記表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対
    応した乗車地情報を印刷するとともに、前記路線を運行
    される前記交通手段の前記乗車地から前記読取手段によ
    って読み取られた金銭的価値以内の運賃を要する乗車区
    間毎の運賃表を印刷する印刷手段と、 前記印刷手段によって前記表示領域に運賃表が印刷され
    た前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  4. 【請求項4】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードに記
    録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードの前
    記表示領域に、前記金額カードを受け取った乗車地に対
    応した乗車地情報を印刷するとともに、前記路線を運行
    される前記交通手段の前記乗車地から前記読取手段によ
    って読み取られた金銭的価値以内の運賃を要する乗車区
    間毎の運賃表を第1形態で印刷し、前記金銭的価値を超
    える運賃を要する乗車区間毎の運賃表を前記第1形態と
    は異なる第2形態で印刷する印刷手段と、 前記印刷手段によって前記表示領域に運賃表が印刷され
    た前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  5. 【請求項5】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードのカ
    ード情報を読み取って前記金額カードが使用可能か否か
    を判断する判断手段と、 前記判断手段により、使用可能と判断された前記金額カ
    ードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記判断手段によって使用可能と判断された前記金額カ
    ードの前記表示領域に、前記金額カードを受け取った乗
    車地に対応した乗車地情報を印刷するとともに、前記路
    線を運行される前記交通手段の前記乗車地から前記読取
    手段によって読み取られた金銭的価値以内の運賃を要す
    る乗車区間毎の運賃表を印刷する印刷手段と、 前記判断手段によって使用不可能と判断された前記金額
    カード、及び前記印刷手段によって前記表示領域に運賃
    表が印刷された前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  6. 【請求項6】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理装置において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取る受
    取手段と、 前記受取手段によって受け取られた前記金額カードのカ
    ード情報を読み取って前記金額カードが使用可能か否か
    を判断する判断手段と、 前記判断手段により、使用可能と判断された前記金額カ
    ードに記録された金銭的価値を読み取る読取手段と、 前記判断手段によって使用可能と判断された前記金額カ
    ードの前記表示領域に、前記金額カードを受け取った乗
    車地に対応した乗車地情報を印刷するとともに、前記路
    線を運行される前記交通手段の前記乗車地から前記読取
    手段によって読み取られた金銭的価値以内の運賃を要す
    る乗車区間毎の運賃表を第1形態で印刷し、前記金銭的
    価値を超える運賃を要する乗車区間毎の運賃表を前記第
    1形態とは異なる第2形態で印刷する印刷手段と、 前記判断手段によって使用不可能と判断された前記金額
    カード、及び前記印刷手段によって前記表示領域に運賃
    表が印刷された前記金額カードを排出する排出手段と、 を備えたことを特徴とする交通手段に適用されるカード
    処理装置。
  7. 【請求項7】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を
    読み取り、 受け取られた前記金額カードの前記表示領域に、前記路
    線を運行される前記交通手段の乗車区間毎の運賃表を印
    刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
  8. 【請求項8】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を
    読み取り、 受け取られた前記金額カードの前記表示領域に、前記金
    額カードを受け取った乗車地に対応した乗車地情報を印
    刷し、 前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の
    前記乗車地からの乗車区間毎の運賃表を印刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
  9. 【請求項9】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運行
    される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられる
    表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに金
    銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を精
    算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を
    読み取り、 受け取られた前記金額カードの前記表示領域に、前記金
    額カードを受け取った乗車地に対応した乗車地情報を印
    刷し、 前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の
    前記乗車地から前記金銭的価値以内の運賃を要する乗車
    区間毎の運賃表を印刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
  10. 【請求項10】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運
    行される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられ
    る表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに
    金銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を
    精算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードに記録された金銭的価値を
    読み取り、 受け取られた前記金額カードの前記表示領域に、前記金
    額カードを受け取った乗車地に対応した乗車地情報を印
    刷し、 前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の
    前記乗車地から前記金銭的価値以内の運賃を要する乗車
    区間毎の運賃表を第1形態で印刷し、 前記表示領域に、前記金銭的価値を超える運賃を要する
    乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは異なる第2形態
    で印刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
  11. 【請求項11】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運
    行される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられ
    る表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに
    金銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を
    精算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードのカード情報を読み取って
    前記金額カードが使用可能か否かを判断し、 使用不可能と判断された前記金額カードを排出し、 使用可能と判断された前記金額カードに記録された金銭
    的価値を読み取り、 使用可能と判断された前記金額カードの前記表示領域
    に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車
    地情報を印刷し、 前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の
    前記乗車地から前記金銭的価値以内の運賃を要する乗車
    区間毎の運賃表を印刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
  12. 【請求項12】乗車区間に応じて運賃が異なる路線を運
    行される交通手段に適用され、表示内容が書き換えられ
    る表示媒体によって形成された表示領域を含むとともに
    金銭的価値が記録された金額カードを使用して、運賃を
    精算するカード処理方法において、 前記交通手段への乗車時に前記金額カードを受け取り、 受け取られた前記金額カードのカード情報を読み取って
    前記金額カードが使用可能か否かを判断し、 使用不可能と判断された前記金額カードを排出し、 使用可能と判断された前記金額カードに記録された金銭
    的価値を読み取り、 使用可能と判断された前記金額カードの前記表示領域
    に、前記金額カードを受け取った乗車地に対応した乗車
    地情報を印刷し、 前記表示領域に、前記路線を運行される前記交通手段の
    前記乗車地から前記金銭的価値以内の運賃を要する乗車
    区間毎の運賃表を第1形態で印刷し、 前記表示領域に、前記金銭的価値を超える運賃を要する
    乗車区間毎の運賃表を前記第1形態とは異なる第2形態
    で印刷し、 前記表示領域に運賃表が印刷された前記金額カードを排
    出することを特徴とする交通手段に適用されるカード処
    理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440258B1 (ko) * 2002-03-30 2004-07-15 케이비 테크놀러지 (주) 시외구간 요금징수 방법
JP2009000436A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Glory Ltd 貯遊技媒体取扱い装置及び貯遊技媒体取扱い方法
JP2012236108A (ja) * 2012-09-13 2012-12-06 Glory Ltd 景品交換システム

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