JPH1195812A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH1195812A
JPH1195812A JP25177797A JP25177797A JPH1195812A JP H1195812 A JPH1195812 A JP H1195812A JP 25177797 A JP25177797 A JP 25177797A JP 25177797 A JP25177797 A JP 25177797A JP H1195812 A JPH1195812 A JP H1195812A
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JP
Japan
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command
slave
processing
cpu
parallel bus
Prior art date
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Application number
JP25177797A
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English (en)
Inventor
Tadashi Hasegawa
正 長谷川
Yutaka Yatsuda
豊 八ツ田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブルコントローラに関し、共有メ
モリの容量低減とスレーブ処理装置による実行時間を確
保すること。 【解決手段】 プログラマブルコントローラは、並列バ
スBsを介して複数のスレーブ装置1を接続されたマス
タ装置100を備える。スレーブ装置1は、所定のプロ
グラムに基づいたデータアクセス要求に対する処理を実
行中に送出された一括リフレッシュ要求は、当該実行が
終了するまでの時間保留される。そして、この実行が終
了してから、保留した一括リフレッシュ要求に基づき次
のデータアクセス要求に対する処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラマブルコン
トローラに関し、共有メモリを用いて並列バスによりマ
スタ処理装置とのデータのやり取りを行うCPUを内蔵
するスレーブ処理装置を有するプログラマブルコントロ
ーラに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、プログラマブルロジックコントロ
ーラ(PLC)における並列バスインターフェース制御
の本願発明に関連する技術の概要について説明する。な
お以下では、プログラマブルロジックコントローラを単
にプログラマブルコントローラ、またはPLCと称す
る。
【0003】図5は従来のプログラマブルコントローラ
の一構成例を概略的に示すブロック図である。
【0004】図5のPLC本体には、マスタ処理装置
(PLCプロセッサ)100、メモリ部150,複数の
スレーブ処理装置200,210……等が備えられてい
る。メモリ部150にはユーザプログラムやデータが格
納され、各処理装置は並列バスBsにより接続されてい
る。マスタ処理装置100は、スレーブ処理装置20
0,210等を介して、入出力データアクセス処理部
(図示せず)による外部の制御対象機器等へのアクセス
を行い、上記プログラムに基づくシーケンス制御を実行
する。
【0005】図6はプログラマブルコントローラによる
1スキャンの処理の流れを示す図である。
【0006】1スキャンにより、入力データアクセス処
理とユーザプログラムシーケンス処理と出力データアク
セス処理と一括リフレッシュ要求を順次実行し、このス
キャンを繰り返し行う。データアクセスとは起動、停
止、データ変更等の指令であり、一括リフレッシュとは
データアクセス後にこれらの指令を有効とするための指
令である。
【0007】マスタ処理装置100からの各スレーブ処
理装置に対する一括リフレッシュ要求について、図5と
図6を参照して説明する。
【0008】マスタ処理装置100の入出力データアク
セス処理部により、並列バスBsに接続される全てのス
レーブ処理装置に対して1スキャン毎に一括リフレッシ
ュ要求を発行する。外部の制御対象機器等から情報を入
力されるスレーブ処理装置200は、一括リフレッシュ
要求を受けた段階で外部からの入力情報を一旦スレーブ
処理装置200の内部に保持する。
【0009】一方、情報を出力するスレーブ処理装置2
10は、まずマスタ処理装置100から書き込まれたデ
ータを一旦スレーブ処理装置210内部に保持してお
き、マスタ処理装置100は書き込みデータの正当性を
確認した後、一括リフレッシュ要求を発行する。スレー
ブ処理装置210は、一括リフレッシュ処理によりデー
タを出力情報として外部に出力することにより、外部入
出力タイミングの同期化と、ノイズ環境下での使用にお
けるマスタ/スレーブ間のデータの信頼性を確保してい
た。
【0010】また、図6の通り一括リフレッシュ要求は
1スキャンに1回しか発行されないため、マスタ処理装
置100がユーザプログラムにより入出力情報を処理す
るタイミングと、スレーブ処理装置210が一括リフレ
ッシュ要求により実際に外部入出力情報を取り込むタイ
ミングには、必ず時間差が生じる。
【0011】これを解決するため、マスタ処理装置が入
出力データアクセス毎に一括リフレッシュ要求を発行す
る処理方法(以下、ダイレクトアクセスという)によ
り、マスタ/スレーブ間において、時間差の少ない入出
力情報を得ることができる。
【0012】ところで、外部通信機能や、アナログ電圧
/電流入出力機器など、比較的高機能・高速度な処理を
要求されるスレーブ処理装置では、これらの処理をマス
タ処理装置から並列バスを介して行うことは難しい。
【0013】そこで、スレーブ処理装置にCPUを内蔵
し、スレーブ処理装置の内部でも処理を行わせ、マスタ
/スレーブ間にて処理の分担を図るように構成した図7
のようなプログラマブルコントローラがある。
【0014】図7に250で示すスレーブ処理装置はC
PU5を内蔵し、並列バスBsのマスタ処理装置100
とのインターフェースをとるために、並列バスインター
フェース専用LSI等で構成されるDMAコントローラ
254を用いた構成としている。これにより、スレーブ
処理装置250内部のCPU5が並列バス処理を意識す
ることなく内部処理を実行するこことができる。なお、
7はRAM/ROM等のメモリデバイスである。
【0015】しかし、CPU5、DMAコントローラ2
54、並列バスインターフェース用RAMの他に周辺回
路258まで含む必要があり、スレーブ処理装置250
内部の部品点数が多くなるため、プリント基板の小型化
とコストダウンには不利であった。
【0016】このため、プリント基板の小型化とコスト
ダウンに有利な構成の、図7に260で示すスレーブ処
理装置が提案されている。
【0017】このスレーブ処理装置260では、CPU
5が並列バス処理と内部処理の両方を一手に実行し、並
列バスとのバスインターフェスにDPRAM(デュアル
ポートRAM)264を用いることにより、プリント基
板の小型化とコストダウンを図っていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなDPRAMを用いたスレーブ処理装置260を備
える並列バスインターフェース方式の従来のプログラマ
ブルコントローラでは、マスタ処理装置100からの一
括リフレッシュ要求とスレーブ処理装置260のCPU
5の内部処理タイミングに何等同期関係がないために、
以下の2つの課題があった。
【0019】第1の課題は、スレーブ処理装置260側
の処理速度によっては、データアクセスの実行時間を確
保できない場合もあり得るという点である。
【0020】スレーブ処理装置260は、マスタ処理装
置100から頻繁に一括リフレッシュ要求を受けた時に
もマスタ処理装置100からの指令(起動、停止、クリ
ア等)を受け取り損ねてはならない。このため、DPR
AM264等のメモリデバイスを介して並列バスとのイ
ンターフェースを行う場合に、スレーブ処理装置260
のCPU5は一括リフレッシュ要求を割込要因として受
け、スレーブ処理装置260の内部処理に優先して一括
リフレッシュ要求を受け取る。
【0021】このとき、一括リフレッシュ要求の間隔は
マスタ処理装置100の動作により一方的に決定されて
いるため、必ずしもスレーブ処理装置260のCPU5
による内部処理に適した間隔とはならない。
【0022】つまり、スレーブ側の入出力データが確定
する時間間隔がスレーブ処理装置260の内部処理の仕
様により例えば10msecとすると、マスタ処理装置
100からの多数のダイレクトアクセスによって10m
sec以下の時間間隔で2回以上の一括リフレッシュ要
求を受けたとしても、スレーブ処理装置260のCPU
5にとっては一括リフレッシュ処理の負担が増大するだ
けで、スレーブ処理装置260の入出力データに変化が
無く意味がない。
【0023】このように、マスタ処理装置100から頻
繁に一括リフレッシュ要求を受けた場合に、結果的には
スレーブ処理装置260の内部処理の実行時間を確保で
きない状態となることもある。
【0024】第2の課題は、DPRAM264の容量が
大容量になるという点である。
【0025】つまり、DPRAM264の容量を並列バ
スのアドレス空間分とすると、一括リフレッシュ処理対
象のデータが多数バイトあり、スレーブ処理装置260
のCPU5がDPRAM264のデータの更新最中にマ
スタ処理装置100からデータアクセス要求が発行され
ると、更新途中のデータをマスタ処理装置100とスレ
ーブ処理装置260の両方が使用することになる。この
ため、データの一義性が保たれず、誤った動作をする可
能性がある。
【0026】これを防ぐためにDPRAM264のメモ
リ空間を2つ(バンク1,2)に分割し、一括リフレッ
シュ要求時にバンク切り替えを行うことにより、マスタ
/スレーブ間のデータの一義性を保つ必要があった。
【0027】このため、DPRAM264の容量を、1
台のスレーブ処理装置に割り当ててある並列バスアドレ
ス空間の2倍の容量とする必要があった。
【0028】そこで、本発明は上述の点に鑑みて成され
たもので、上記2つの課題を解決したプログラマブルコ
ントローラを提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の装置では、並列バスを介
して複数のスレーブ装置を接続されたマスタ装置を備
え、所定のプログラムに基づいた第1の指令と該第1の
指令を有効とする第2の指令を前記マスタ装置から前記
スレーブ装置に対して順次送出することを所定の時間間
隔で実行し、前記スレーブ装置に接続される外部機器を
前記所定のプログラムにより制御するプログラマブルコ
ントローラにおいて、前記スレーブ装置が前記第1の指
令に対する処理を実行中に送出された次の第1の指令に
応じた次の第2の指令を少なくとも当該実行が終了する
までの時間保留する保留手段と、当該実行が終了してか
ら前記保留した前記次の第2の指令に基づき前記次の第
1の指令に対する処理を実行する実行手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0030】ここで、請求項2に記載の本発明の装置で
は、前記スレーブ装置はCPUと他の回路を備えるとと
もに、前記CPUおよび他の回路による前記第1の指令
に対する処理時間に応じて前記実行が終了するまでの時
間を決定するタイマ手段を備えることもできる。
【0031】ここで、請求項3に記載の本発明の装置で
は、前記CPUに接続される他のバスと前記並列バスよ
り共通にアクセスされるメモリ手段と、前記メモリ手段
の容量を前記並列バスのアドレス空間分に低減する容量
低減手段とを備えることもできる。
【0032】ここで、請求項4に記載の本発明の装置で
は、前記容量低減手段は、前記保留手段により前記第2
の指令を保留しているときは前記メモリ手段と前記並列
バスとを分離して前記第1の指令を待機させ、前記CP
Uにより前記第2の指令に基づく処理を終了すると前記
分離を解除するスイッチ手段を備えることもできる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0034】図1は本発明の一実施の形態のプログラマ
ブルコントローラを示すブロック図である。同図中、図
5乃至図7のものと同一の構成要素には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0035】図1に示すスレーブ処理装置1は、タイマ
4とDPRAM6を備え、更にDPRAM6と並列バス
Bsとの間にバススイッチ2を備えている。なお、この
スレーブ処理装置1は複数備えることができる。
【0036】図1の構成のPLCではCPU5によるソ
フトウエア処理を用い、スレーブ処理装置1が一括リフ
レッシュ要求を受けて処理を行った後、次にマスタ処理
装置100から送られてくる一括リフレッシュ要求をス
レーブ処理装置1内部の周辺回路3が一定時間のみ保留
することで、スレーブ処理装置1のCPU5の処理能力
を上回る頻度で一括リフレッシュ要求を返送されてもC
PU5による内部処理の実行時間を確保できるようにし
た。また、スレーブ処理装置1のCPU5が一括リフレ
ッシュ要求を保留中か一括リフレッシュ処理を終了して
いないタイミングではバススイッチ2により並列バスB
sとDPRAM6を分離することで、マスタ/スレーブ
間でデータの一義性を保った上でDPRAM6の容量を
従来の半分(スレーブ処理装置1に割り当ててある並列
バスアドレス空間分)に低減した。
【0037】CPU5は、1本以上の割込み入力と3本
以上の出力ポートを持つ。DPRAM6は、少なくとも
1スレーブ処理装置に割り当ててある並列バスBsのア
ドレス空間分の容量を持つ。
【0038】図1中の周辺回路3は、機能的には図2の
詳細ブロック図の通り一括リフレッシュ要求保留部8と
I/Oバスレディ応答部9とで表され、具体的には図3
に示した構成のPAL−IC(プログラマブルアレーロ
ジックIC)で実現することができる。
【0039】図3において、20は各種論理ゲートで構
成される論理回路部、30,31はバッファ、32〜3
5は各種論理ゲート,36〜41はDフリップフロップ
である。/RD,/WRは読み出し信号および書き込み
信号を表す。
【0040】図4は本実施の形態による動作タイミング
を示すタイミングチャートである。
【0041】なお、図2乃至図4および以下の明細書の
記載において、ST1〜ST10はそれぞれステータス
信号を表し、“/”を付したものはローアクティブ信号
である。
【0042】すなわち、/ST1はアクセス要求信号、
/ST2はリフレッシュ要求信号、ST3はリフレッシ
ュ要求保留信号、ST4は内部処理中信号、/ST5は
一括リフレッシュ割込要求信号、/ST6はリフレッシ
ュ処理終了信号、ST7はデータアクセスウエイト要求
信号、ST8はバス開閉制御信号、ST9は並列バスレ
ディ応答信号、ST10はRAMウエイト要求信号であ
る。
【0043】以下、図2乃至図4を参照して本実施の形
態について詳細に説明する。
【0044】図2において、マスタ処理装置100から
出された一括リフレッシュ要求信号/ST2(図4
(B))がローになると、リフレッシュ要求保留信号S
T3(図4(C))がハイになって、一括リフレッシュ
要求保留部8にて一括リフレッシュ要求は一旦保留され
る。
【0045】ST3がハイ、かつCPU5からの内部処
理中信号ST4(図4(D))がハイであってスレーブ
処理装置1のCPU5が内部処理時間を確保していると
きは、一括リフレッシュ割込要求信号/ST5(図4
(E))はローアクティブとされず、一括リフレッシュ
要求信号/ST2は一括リフレッシュ要求保留部8内に
保留される。
【0046】図4中のST4のハイ期間T2は、スレー
ブ処理装置1内部でCPU5による処理の実行中であ
り、一括リフレッシュ要求は保留とされる。この保留期
間はスレーブ処理装置1内部回路の処理能力とCPU5
の処理能力により決定し、後述のタイマ4によるカウン
トで設定される。
【0047】ここで、一括リフレッシュ要求をスレーブ
処理装置1の内部に保留している間に更にマスタ処理装
置100から一括リフレッシュ要求があったとしても、
マスタ処理装置100からスレーブ処理装置1に対して
データアクセス要求がない限り、一括リフレッシュ要求
は最後の1個だけがスレーブ処理装置1の内部に保留で
きていればマスタ/スレーブ間のデータの一義性は保た
れ、誤った動作を行う問題は生じない。
【0048】また、CPU5からの内部処理中信号ST
4は、たとえマスタ処理装置100からデータアクセス
要求信号/ST1(図4(A))がアクティブとされて
もこれを受け付けないようにするため、一括リフレッシ
ュ要求保留部8からのデータアクセスウエイト要求信号
ST7(図4(G))をハイとしてI/Oバスレディ応
答部9が並列バスBsにI/Oバスレディ応答信号ST
9(図4(I))を返さないようにするともに、バスス
イッチ2へのバス開閉制御信号ST8(図4(H))を
ハイとして並列バスBsとDPRAM6を分離する。
【0049】また一括リフレッシュ要求保留部8は、C
PU5からの内部処理中信号ST4がローであることを
確認、または解除された時点で、一括リフレッシュ割込
要求信号/ST5をローアクティブとする。
【0050】CPU5は、これを割込み処理として受付
け、内部で一括リフレッシュ処理を行う。その後、更に
タイマ4を起動させてスレーブCPU5の内部処理時間
を確保するための一定時間を計測し、リフレッシュ割込
み処理終了信号/ST6(図4(F))をローアクティ
ブとして処理終了を宣言する。そして、内部処理中信号
ST4を解除する。ここで、タイマ4による計測中は、
マスタ処理装置100からデータアクセス要求を受けて
も、これをウエイト応答で待機させる。
【0051】図4中の期間T1は、一括リフレッシュ処
理実行中であり、データアクセス要求は待機状態であ
る。データアクセス要求待機は、ST7がハイの期間継
続する。
【0052】ST4解除を受けた一括リフレッシュ要求
保留部8は、データアクセスウエイト要求信号ST7を
解除し、I/Oバスレディ応答部9はバス開閉制御信号
ST8をローにして処理終了を宣言し、内部処理中信号
ST4を解除する。このようにスレーブ処理装置1のC
PU5が一括リフレッシュ要求を全て処理終了した後ウ
エイト応答を解除して、バススイッチ2へのバス開閉制
御信号ST8(図4(H))をローとして並列バスBs
をDPRAM6に再接続する。
【0053】これによりマスタ処理装置100からのデ
ータアクセス要求はDPRAM6に受け付け可能な状態
になる。
【0054】本実施の形態では、マスタ/スレーブ間に
おいて共通のメモリ空間をアクセスするために、アドレ
スレベルで同一の空間をアクセスした場合における並列
バスBsとスレーブ処理装置1のCPUバスの同時ウエ
イト状態(デッドロック)を防止して、DPRAM容量
を低減している。
【0055】また、一括リフレッシュ要求をスレーブ処
理装置1の内部で保留することにより、CPU5による
内部処理と並列バス処理の適切な処理時間の振り分けを
行って、一括リフレッシュ要求の間隔にかかわらずスレ
ーブ処理装置1の内部処理時間を確保できるようにし
た。
【0056】さらに、周辺回路3をPAL−ICにより
構成し、DPRAM容量の低減を実現したので、出力ポ
ート、タイマ、CPU等をまとめた1チップマイコン等
を使用するれば、部品点数を大幅に削減でき、回路基板
の小型化と低コスト化が容易である。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、並列バスの仕様として問題にならない一定時間にお
いて、マスタ処理装置からのデータアクセス要求に対し
てのウエイト応答、および一括リフレッシュ要求をスレ
ーブ処理装置内部で保留することにより、メモリ空間の
低減と、スレーブ処理装置のCPUの内部処理と並列バ
ス処理の適切な処理時間の振り分けを行え、一括リフレ
ッシュ要求の間隔とスレーブ処理装置の処理能力にかか
わらず内部処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のプログラマブルコント
ローラを示すブロック図である。
【図2】スレーブ処理装置1内部を詳細に示すブロック
図である。
【図3】周辺回路3の具体的な一構成例を示す回路図で
ある。
【図4】本実施の形態による動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図5】従来のプログラマブルコントローラの一構成例
を概略的に示すブロック図である。
【図6】プログラマブルコントローラによる1スキャン
の処理の流れを示す図である。
【図7】従来のプログラマブルコントローラの他の例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 スレーブ処理装置 2 バススイッチ 3 周辺回路 4 タイマ 5 CPU 6 DPRAM 7 メモリデバイス 8 一括リフレッシュ要求保留部 9 I/Oバスレディ応答部 100 マスタ処理装置 150 メモリ部 Bs 並列バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列バスを介して複数のスレーブ装置を
    接続されたマスタ装置を備え、所定のプログラムに基づ
    いた第1の指令と該第1の指令を有効とする第2の指令
    を前記マスタ装置から前記スレーブ装置に対して順次送
    出することを所定の時間間隔で実行し、前記スレーブ装
    置に接続される外部機器を前記所定のプログラムにより
    制御するプログラマブルコントローラにおいて、 前記スレーブ装置が前記第1の指令に対する処理を実行
    中に送出された次の第1の指令に応じた次の第2の指令
    を少なくとも当該実行が終了するまでの時間保留する保
    留手段と、 当該実行が終了してから前記保留した前記次の第2の指
    令に基づき前記次の第1の指令に対する処理を実行する
    実行手段とを備えることを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラ。
  2. 【請求項2】 前記スレーブ装置はCPUと他の回路を
    備えるとともに、 前記CPUおよび他の回路による前記第1の指令に対す
    る処理時間に応じて前記実行が終了するまでの時間を決
    定するタイマ手段を備えることを特徴とする請求項1に
    記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記CPUに接続される他のバスと前記
    並列バスより共通にアクセスされるメモリ手段と、 前記メモリ手段の容量を前記並列バスのアドレス空間分
    に低減する容量低減手段とを備えることを特徴とする請
    求項1または2に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記容量低減手段は、 前記保留手段により前記第2の指令を保留しているとき
    は前記メモリ手段と前記並列バスとを分離して前記第1
    の指令を待機させ、 前記CPUにより前記第2の指令に基づく処理を終了す
    ると前記分離を解除するスイッチ手段を備えることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプログラ
    マブルコントローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022049885A1 (ja) * 2020-09-01 2022-03-10 株式会社日立産機システム 制御装置

Cited By (2)

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WO2022049885A1 (ja) * 2020-09-01 2022-03-10 株式会社日立産機システム 制御装置
JP2022041359A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 株式会社日立産機システム 制御装置

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