JPH1191678A - 電動補助自転車における補助動力制御装置 - Google Patents

電動補助自転車における補助動力制御装置

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JPH1191678A
JPH1191678A JP9253758A JP25375897A JPH1191678A JP H1191678 A JPH1191678 A JP H1191678A JP 9253758 A JP9253758 A JP 9253758A JP 25375897 A JP25375897 A JP 25375897A JP H1191678 A JPH1191678 A JP H1191678A
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健治 川口
Toru Iwadate
徹 岩館
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聡 本田
Hiroyuki Niimura
裕幸 新村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人力による踏力を検出する踏力検出手段と、該
踏力検出手段の検出値に応じて補助動力を発揮し得る電
動モータとを備える電動補助自転車において、踏力に応
じた補助動力が得られるようにし、同一踏力で補助動力
が変化することがないようにして違和感なく走行可能と
する。 【解決手段】人力による踏力に対する電動モータによる
補助動力の比であるアシスト比を踏力検出手段の検出値
に応じて変化させるようにして、電動モータの作動がコ
ントローラで制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力による踏力を
検出する踏力検出手段と、該踏力検出手段の検出値に応
じて補助動力を発揮し得る電動モータとを備える電動補
助自転車において、電動モータによる補助動力を制御す
るための補助動力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電動補助自転車は、たとえ
ば特開平7−309283号公報で既に知られており、
この電動補助自転車では、人力による踏力に対する電動
モータによる補助動力の比であるアシスト比を、たとえ
ば6km/h以下の低速域では1よりも大きな値(たと
えば3)に定めて電動モータの作動を制御し、たとえば
6km/hを超える中速域では前記アシスト比がたとえ
ば1となるようにして電動モータの作動を制御するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、アシスト比が踏力に無関係に定められている
ので、踏力が弱い女性や老人が乗車して坂道を登るとき
に大きな補助動力が得られず、坂道を登れないことがあ
り、また低・中速域では同じ踏力でも補助動力が速度に
よって異なるので、乗員が違和感を感じることがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、踏力に応じた補助動力が得られるようにし、
同一踏力で補助動力が変化することがないようにして違
和感なく走行し得るようにした電動補助自転車における
補助動力制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、人力による踏力を検出する
踏力検出手段と、該踏力検出手段の検出値に応じて補助
動力を発揮し得る電動モータとを備える電動補助自転車
において、人力による踏力に対する電動モータによる補
助動力の比であるアシスト比を踏力検出手段の検出値に
応じて変化させるようにして電動モータの作動を制御す
るコントローラを含むことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、アシスト比が踏
力に応じて変化することになるので、踏力に応じた補助
動力を得ることが可能であり、同一踏力では補助動力が
変化しないので違和感なく走行することができる。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記コントローラ
は、踏力検出手段の検出値が設定値以上であるときに
は、前記アシスト比を1に定めるが前記設定値未満では
前記アシスト比を1よりも大きな値として電動モータの
作動を制御することにより、踏力の弱い人には補助動力
を大きくするが、踏力の強い人には補助動力が無闇に大
きくならないようにし、同一踏力で補助動力が変化する
ことはない。
【0008】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の構成に加えて、前記コントローラは、踏
力検出手段の検出値が大となるにつれて1よりも大きい
アシスト比を漸増させて電動モータの作動を制御するこ
とにより、踏力の弱い人でも強い人でも踏力に応じた補
助動力増大を図ることができ、同一踏力で補助動力が変
化することはない。
【0009】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、前記コントローラは、踏
力検出手段の検出値が前記設定値よりも大きな極大設定
値以上であるときにアシスト比を1よりも小さくして電
動モータの作動を制御することにより、踏力と補助動力
との和である合力が無闇に大きくなることを回避して自
転車に適合した合力を得るようにし、電動モータによる
補助動力を自転車に適合したものとすることができる。
【0010】さらに請求項5記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明の構成に加えて、車速検出手段を含
み、前記コントローラは、該車速検出手段で検出された
車速が設定車速以下の低・中速域では踏力検出手段の検
出値に応じて前記アシスト比を1以上の値とするものの
前記設定車速よりも小さな他の設定車速以下の低速域で
は踏力検出手段の検出値が大となるのに応じてアシスト
比を小さく定めて電動モータの作動を制御することによ
り、低・中速域でアシスト比を大きくして走行を楽にす
ることが可能となるとともに、低速域で踏力が大である
ときにはアシスト比を比較的小さくしてバッテリの消耗
および電動モータのオーバーヒートを防止し、さらに急
激な発進が生じるのを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
すものであり、図1は電動補助自転車の側面図、図2は
モータユニットの縦断側面図であって図3の2−2線断
面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は電動モータ
の制御装置の構成を示すブロック図、図5は踏力に応じ
たアシスト比を示す図、図6は踏力に応じた補助動力お
よび合力を示す図である。
【0013】先ず図1において、この電動補助自転車が
備える車体フレーム11の前端のヘッドパイプ12にフ
ロントフォーク13が操向可能に支承され、該フロント
フォーク13の下端に前輪WF が軸支され、フロントフ
ォーク13の上端にバーハンドル14が設けられる。ま
た車体フレーム11の下部には、電動モータ15を有す
るモータユニット16が設けられており、該モータユニ
ット16の後部上方で車体フレーム11から後下がりに
延びるとともにモータユニット16の後方では略水平に
延出される左、右一対のリヤフォーク17…間に後輪W
R が軸支され、両リヤフォーク17…および車体フレー
ム11の後部間には左、右一対のステー18…が設けら
れる。さらに車体フレーム11の後部には、シート19
が上下位置を調整可能として装着されており、シート1
9の後方側にはキャリア20が固定配置される。
【0014】両端にクランクペダル21,21をそれぞ
れ有するクランク軸22がモータユニット16で回転自
在に支承され、該クランク軸22から動力を伝達可能で
あるとともに前記電動モータ15からの補助動力をも作
用させ得る駆動スプロケット24と、後輪WR の車軸に
設けられた被動スプロケット25とに無端状のチェーン
26が巻掛けられる。
【0015】ヘッドパイプ12にはブラケット27を介
してフロントバスケット28が取付けられる。しかも該
フロントバスケット28の背面部に配置されるバッテリ
収納ケース29も前記ブラケット27に取付けられてお
り、電動モータ15に電力を供給するためのバッテリ3
0がバッテリ収納ケース29に挿脱可能に収納される。
【0016】電動モータ15の作動は、モータユニット
16の前方側で車体フレーム11の下部に固定的に支持
されたコントローラ31で制御されるものであり、該コ
ントローラ31は、乗員による踏力および車速に基づい
て電動モータ15の作動を制御する。
【0017】車体フレーム11の大部分はカバー32で
覆われており、該カバー32の上部に、バッテリ30か
らコントローラ31および電動モータ15に電力を供給
するためのメインスイッチ33が配設される。
【0018】図2および図3を併せて参照して、モータ
ユニット16のケーシング35は、車体フレーム11の
下部に固定的に支持される。このケーシング35の右側
(図3の上方側)には、駆動スプロケット24に結合さ
れる回転筒体36がボールベアリング37を介して回転
自在に支承されており、クランク軸22の右端部は、該
回転筒体36に、ニードルベアリング38を介して支承
され、クランク軸22の左端部はボールベアリング39
を介してケーシング35の左側(図3の下方側)に支承
される。
【0019】クランク軸22の左右両端のクランクペダ
ル21,21による踏力は、踏力伝達系40を介してク
ランク軸22から駆動スプロケット24に伝達される。
またケーシング35に取付けられている電動モータ15
の出力は、クランクペダル21,21による踏力をアシ
ストすべく補助動力伝達系41を介して駆動スプロケッ
ト24に伝達される。
【0020】クランク軸22の動力を駆動スプロケット
24に伝達するための踏力伝達系40は、クランク軸2
2に連結されるトーションバー42と、回転筒体36お
よびトーションバー42間に設けられる第1一方向クラ
ッチ43とで構成される。
【0021】クランク軸22には、その軸線に沿って延
びるスリット44が設けられており、トーションバー4
2は、前記スリット44内に回転自在に嵌合する円柱状
の軸部42aと、該軸部42の左端(図3の上端)から
両側方に突出する腕部42bと、前記軸部42aの右端
(図3の下端)から両側方に突出する腕部42cとを有
して、前記スリット44に装着されるものであり、クラ
ンク軸22から一方の腕部42bに入力される踏力に応
じて軸部42aをねじれ変形せしめつつ他方の腕部42
c側に踏力を伝達することができる。
【0022】第1一方向クラッチ43は、従来周知のも
のであり、クランクペダル21,21を踏んでクランク
軸22を正転させると、そのクランク軸22からの踏力
がトーションバー42、第1一方向クラッチ43および
回転筒体36を介して駆動スプロケット24に伝達され
るが、クランクペダル21,21を踏んでクランク軸2
2を逆転させたときには、第1一方向クラッチ43がス
リップしてクランク軸22の逆転が許容される。
【0023】クランク軸22の外周には、スライダイン
ナー45が相対回転不能かつ軸方向相対移動可能に支持
されており、このスライダインナー45の外周には、複
数のボール47…を介してスライダアウター46が相対
回転自在に支持される。
【0024】スライダインナー45は、第1一方向クラ
ッチ43におけるクラッチ内輪にカム係合されるもので
あり、ケーシング35に揺動可能に支承された検出レバ
ー48の中間部が、前記クラッチ内輪とは反対側からス
ライダアウター46に当接される。一方、前記検出レバ
ー48とともに踏力検出手段ST を構成するストローク
センサ49がケーシング35に取付けられており、該ス
トロークセンサ49の検出子49aに前記検出レバー4
8の先端が当接される。さらに検出レバー48およびケ
ーシング35間にはばね50が縮設されており、検出レ
バー48が該ばね50のばね力によりスライダアウター
46に弾発的に当接され、スライダアウター46および
スライダインナー45は、第1一方向クラッチ43のク
ラッチ内輪側に向けて付勢される。
【0025】クランクペダル21,21からクランク軸
22への踏力入力に応じて、トーションバー42に捩れ
が生じると、スライダインナー45がばね50のばね力
に抗してクランク軸22の軸線に沿って図3の下方に摺
動し、スライダインナー45とともに移動するスライダ
アウター46で押された検出レバー48が揺動すること
により、ストロークセンサ49の検出子49aが押圧さ
れる。この検出子49aのストロークは、トーションバ
ー42の捩れ量、すなわちクランクペダル21,21か
ら入力される踏力に比例するものであり、踏力検出手段
T で踏力が検出されることになる。
【0026】電動モータ15の動力を駆動スプロケット
24に伝達するための補助動力伝達系41は、電動モー
タ15の回転軸15aに固着された駆動ギヤ52と、回
転軸15aと平行な第1アイドル軸53の一端に固着さ
れて前記駆動ギヤ52に噛合される第1中間ギヤ54
と、第1アイドル軸53に一体に設けられる第2中間ギ
ヤ55と、第2中間ギヤ55に噛合される第3中間ギヤ
56と、第3中間ギヤ56と同軸に配置される第2アイ
ドル軸57と、第3中間ギヤ56および第2アイドル軸
57間に設けられる第2一方向クラッチ58と、第2ア
イドル軸57に一体に設けられる第4中間ギヤ59と、
駆動スプロケット24が結合されている回転筒体36に
一体に設けられるとともに第4中間ギヤ59に噛合され
る被動ギヤ60とを備える。
【0027】このような補助動力伝達系41では、電動
モータ15の作動に伴なうトルクが減速されて駆動スプ
ロケット24に伝達されるが、電動モータ15の作動が
停止したときには、第2一方向クラッチ58の働きによ
り第2アイドル軸57の空転が許容され、クランクペダ
ル21,21の踏力による駆動スプロケット24の回転
が妨げられることはない。
【0028】図4において、電動モータ15を駆動する
モータ駆動回路62は、コントローラ31により制御さ
れるものであり、該コントローラ31には、踏力検出手
段S T の検出値が入力されるとともに、車速検出手段S
V の検出値が入力され、コントローラ31は、踏力検出
手段ST および車速検出手段SV の検出値に基づいて電
動モータ15の作動を制御するための信号を出力する。
【0029】ところで、車速検出手段SV は、電動モー
タ15による動力アシスト状態での自転車速度を代表す
るものとして電動モータ15の回転速度を検出するもの
であり、図2および図3で示すように、リラクタ63
と、電磁ピックアップコイル式のセンサ64とで構成さ
れる。而して外周に突部63aを有するリラクタ63
が、電動モータ15の回転軸15aに固定され、センサ
64は、前記突部63aに近接、対向可能な検出部64
aを有してケーシング35に固定される。
【0030】コントローラ31では、人力による踏力に
対する電動モータ15による補助動力の比(補助動力/
踏力)であるアシスト比が、図5で示すように予め設定
されており、踏力検出手段ST で検出される踏力が第1
設定踏力T1 たとえば20kgf以下であるときと、踏
力検出手段ST で検出される踏力が第3設定踏力T3
とえば70kgf以上であるときには、前記アシスト比
が「1」であるが、第1設定踏力T1 を超えるとともに
第3設定踏力T3 未満である範囲では、「1」よりも大
きなアシスト比が踏力に応じて変化するように設定され
る。
【0031】しかも第1設定踏力T1 を超えるとともに
第3設定踏力T3 未満である範囲では、第2設定踏力T
2 もしくはT2 ′でアシスト比がピーク値nP ,nP
となるようにアシスト比が設定される。ここで、第2設
定踏力T2 ,T2 ′は、女性や老人等の踏力が弱い人に
より発揮される最大踏力に対応して任意に設定されるも
のである。またアシスト比のピーク値nP ,nP ′は、
踏力および補助動力の合力が、人による踏力が最大値た
とえば70kgfであるときにアシスト比を「1」とし
た場合の合力たとえば140kgfになるような値に設
定されればよく、T2 が50kgfであったときにnP
はたとえば「1.8」であり、またT2′が35kgf
であったときにnP ′はたとえば「3」である。
【0032】このようにアシスト比が定められることに
より、踏力および補助動力の合力は、図6で示すように
なる。すなわち図6の破線で示すように、アシスト比が
一定である従来のものでは補助動力が踏力に応じてリニ
アに変化するのに応じて合力もリニアに変化するのに対
し、所定の踏力範囲(第1設定踏力T1 を超えるととも
に第3設定踏力T3 未満である範囲)で「1」よりも大
きく設定したアシスト比を踏力に応じて変化させるよう
にした本発明のものでは、実線で示すように、必要なと
きに補助動力および合力を増大させることができる。こ
の際、踏力がT 2 〜T3 の範囲では、図6の実線で示す
ように合力のラインがほぼ一定で変化するか、鎖線で示
すようにわずかに右上がりとなることが望ましい。
【0033】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、踏力検出手段ST の検出値が第1設定踏力T1
下であるとき、ならびに第3設定踏力T3 以上であると
きには、アシスト比を「1」に設定しておくことで、大
きな踏力でクランクペダル21,21を踏み込む必要の
ない通常の走行状態、ならびに強い踏力の人による走行
時には、補助動力を従来と同程度に制御し、無闇に高速
走行となることがないようにして適切な動力で自転車を
走行させることが可能となる。また老人や女性等の踏力
の弱い人が最大の踏力を発揮するときには補助動力を最
大限発揮するように電動モータ15の作動を制御するこ
とにより、踏力の弱い人でも踏力の強い人と同じような
合力を得ることができ、したがって踏力の弱い人も坂道
を容易に登ることができる。しかも踏力が同一のときに
は同一の補助動力が得られるようにし、違和感なく走行
することが可能となる。
【0034】図7は本発明の第2実施例を示すものであ
り、踏力検出手段ST の検出値が設定値TO 未満では、
「1」よりも大きなアシスト比がたとえば踏力が大とな
るのに応じて次第に小さくなるように設定され、前記検
出値が前記設定値TO 以上であって該設定値TO よりも
大きな極大設定値TM 以下の範囲ではアシスト比が
「1」に設定され、さらに前記検出値が前記極大設定値
M を超える範囲では踏力が大となるのに応じてアシス
ト比が「1」から次第に小さくなるように設定される。
而して前記設定値TO は、普通の人の体重にほぼ対応し
てたとえば60kgfと設定され、また極大設定値TM
は、人間が発揮し得る最大踏力をたとえば70kgfと
したときの最大合力すなわち140kgfの1/2であ
る70kgfと設定される。
【0035】しかも前記アシスト比は、曲線Aを超えな
い範囲で踏力に応じて変化するように設定されるもので
あり、曲線Aは、踏力および補助動力の和である合力と
人間が発揮し得る最大踏力とが一致するアシスト比を示
すものである。すなわちアシスト比をa、踏力をT、最
大合力を140kgfとしたときに、前記曲線Aは、
{a=(140−T)/T}で表されるものである。
【0036】この第2実施例によれば、比較的踏力の弱
い人にあっては踏力が小さい程大きな補助動力が得られ
るようにして、どのような人でもほぼ同等の合力が得ら
れるようにすることができ、また踏力が比較的強い人に
は踏力と同等の補助動力が得られるようにして走行速度
が無闇に大きくならないようにすることができ、さらに
踏力が極端に強い人には踏力よりも小さな補助動力を電
動モータ15が発揮するようにして合力が無闇に大きく
なることを回避して自転車に適合した合力を得るように
し、電動モータ15による補助動力を自転車に適合した
ものとすることができる。しかも踏力が同一のときには
同一の補助動力が得られるようにしたのは、上記第1実
施例と同様である。
【0037】上記第2実施例において、踏力検出手段S
T の検出値が設定値TS 未満の範囲で、アシスト比を踏
力に対してリニアに変化させずに、鎖線で示すように特
定の踏力でアシスト比が大となるようにアシスト比を定
めることも可能である。
【0038】図8は本発明の第3実施例を示すものであ
り、踏力が第1設定踏力T1 以下であるときにはアシス
ト比が「1」に設定され、踏力が第3設定踏力T3 以上
であるときにはアシスト比が「3」に設定されるが、第
1設定踏力T1 を超えるとともに第3設定踏力T3 未満
である範囲では、アシスト比が「1」〜「3」の範囲で
踏力に応じてリニアに増大するように設定される。
【0039】この第3実施例によれば、踏力が大きい人
でもアシスト比を増大して大きな補助動力を得ることが
できる。
【0040】本発明の第4実施例として図9で示すよう
に、踏力が第3設定踏力T3 以上であるときにはアシス
ト比が「3」に設定されるが、第3設定踏力T3 未満で
あるときにはアシスト比が「1」〜「3」の範囲で踏力
に応じてリニアに増大するように設定されるようにして
もよい。
【0041】図10は本発明の第5実施例を示すもので
あり、アシスト比は、踏力および車速に応じて設定され
る。この図10において、点線で示すラインは踏力が大
であるとき、実線で示すラインは踏力の小さいときを示
すものであるが、踏力の大小にかかわらず、第2設定車
速V2 (たとえば15km/h)以下の低・中速域では
アシスト比がn(>1)に設定され、第2設定車速V2
を超える高速域では第3設定車速V3 (たとえば24k
m/h)でアシスト比が「0」となるように車速の増大
に応じて次第に減少するように設定される。
【0042】このようにアシスト比が「1」よりも大き
な「n」に設定されることにより、どんな人でも大きな
補助動力を得ることができて、自転車を楽に走行するこ
とがでる。
【0043】ところが、低速時に踏力が大きいときには
アシスト比を大きく設定しておくと、大電流が流れてバ
ッテリの消耗が早くなったり、電動モータ15がオーバ
ーヒートしたりする可能性がある。そこで、第2設定車
速V2 よりも小さな第1設定車速V1 (たとえば5km
/h)以下の低速域では、踏力が小さいときにはアシス
ト比が「n」一定に設定されるのに対し、踏力が大であ
るときには車速の減少に応じてアシスト比が「n」から
「1」に次第に減少するように設定され、図10の鎖線
で示すように、低速域での車速の減少に応じたアシスト
比の減少割合は踏力が大きくなるにつれて大きくなるよ
うに設定される。
【0044】この第5実施例によれば、バッテリの消耗
や電動モータ15のオーバーヒートを防止することが可
能となるだけでなく、発進時にもアシスト比を比較的大
きく設定していることにより発進時のふらつきを解消し
て円滑な発進を行なうことが可能となり、さらに発進時
に強い力で踏み込んでも補助動力が過大となることを回
避して急発進することを防止することが可能となる。
【0045】図11は本発明の第6実施例を示すもので
あり、アシスト比は、踏力および車速によって定まる三
次元のマップ上で設定される。この三次元のマップ上で
は、基本的には、踏力が0kgfからたとえば70kg
fまでの範囲にあっては車速がたとえば5km/h以下
ではアシスト比が「3」一定に定められ、車速がたとえ
ば5km/hを超えて15km/h以下ではアシスト比
が「3」から「1」にリニアに変化するように定めら
れ、車速がたとえば15km/hを超えて24km/h
以下ではアシスト比が「1」から「0」にリニアに変化
するように定められるのであるが、踏力がたとえば35
kgf以上の範囲では、アシスト比をa、踏力をT、最
大合力を140kgfとしたときに、{a=(140−
T)/T}で表される平面(鎖線で示す平面)を超える
アシスト比は得られないように設定されており、さらに
踏力がたとえば70kgfを超えるとアシスト比は
「0」となる。
【0046】この第6実施例のように、踏力および車速
によって定まる三次元のマップ上でアシスト比が定めら
れていると、踏力および車速の変化に応じてアシスト比
を滑らかに変化させることができ、アシスト動力の変化
にリニア感が出ることになり、良好な運転性を得ること
ができる。
【0047】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1ないし5記載の発
明によれば、アシスト比が踏力に応じて変化するように
して、踏力に応じた補助動力を得ることが可能であり、
同一踏力では補助動力が変化しないので違和感なく走行
することができる。
【0049】また請求項2記載の発明によれば、同一踏
力で補助動力が変化することはないようにした上で、踏
力の弱い人には補助動力を大きくするが、踏力の強い人
には補助動力が無闇に大きくならないようにすることが
できる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、同一踏力で
補助動力が変化することはないようにした上で、踏力の
弱い人でも強い人でも踏力に応じた補助動力増大を図る
ことができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、踏力と補助
動力との和である合力が無闇に大きくなることを回避し
て自転車に適合した合力を得るようにすることができ
る。
【0052】さらに請求項5記載の発明によれば、低・
中速域でアシスト比を大きくして走行を楽にすることが
できく、低速域で踏力が大であるときにはアシスト比を
比較的小さくしてバッテリの消耗および電動モータのオ
ーバーヒートを防止し、さらに急激な発進が生じるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電動補助自転車の側面図である。
【図2】モータユニットの縦断側面図であって図3の2
−2線断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】電動モータの制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】踏力に応じたアシスト比を示す図である。
【図6】踏力に応じた補助動力および合力を示す図であ
る。
【図7】第2実施例での踏力に応じたアシスト比を示す
図である。
【図8】第3実施例での踏力に応じたアシスト比を示す
図である。
【図9】第4実施例での踏力に応じたアシスト比を示す
図である。
【図10】第5実施例での車速および踏力に応じたアシ
スト比を示す図である。
【図11】第6実施例での車速および踏力に応じたアシ
スト比を示す図である。
【符号の説明】
15・・・電動モータ 31・・・コントローラ ST ・・・踏力検出手段 SV ・・・車速検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 裕幸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力による踏力を検出する踏力検出手段
    (ST )と、該踏力検出手段(ST )の検出値に応じて
    補助動力を発揮し得る電動モータ(15)とを備える電
    動補助自転車において、人力による踏力に対する電動モ
    ータ(15)による補助動力の比であるアシスト比を踏
    力検出手段(ST )の検出値に応じて変化させるように
    して電動モータ(15)の作動を制御するコントローラ
    (31)を含むことを特徴とする電動補助自転車におけ
    る補助動力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラ(31)は、踏力検出
    手段(ST )の検出値が設定値以上であるときには、前
    記アシスト比を1に定めるが前記設定値未満では前記ア
    シスト比を1よりも大きな値として電動モータ(15)
    の作動を制御することを特徴とする請求項1記載の電動
    補助自転車における補助動力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラ(31)は、踏力検出
    手段(ST )の検出値が大となるにつれて1よりも大き
    いアシスト比を漸増させて電動モータ(15)の作動を
    制御することを特徴とする請求項1記載の電動補助自転
    車における補助動力制御装置。
  4. 【請求項4】 前記コントローラ(31)は、踏力検出
    手段(ST )の検出値が前記設定値よりも大きな極大設
    定値以上であるときにアシスト比を1よりも小さくして
    電動モータ(15)の作動を制御することを特徴とする
    請求項2記載の電動補助自転車における補助動力制御装
    置。
  5. 【請求項5】 車速検出手段(SV )を含み、前記コン
    トローラ(31)は、該車速検出手段(SV )で検出さ
    れた車速が設定車速以下の低・中速域では踏力検出手段
    (ST )の検出値に応じて前記アシスト比を1以上の値
    とするものの前記設定車速よりも小さな他の設定車速以
    下の低速域では踏力検出手段(ST )の検出値が大とな
    るのに応じてアシスト比を小さく定めて電動モータ(1
    5)の作動を制御することを特徴とする請求項1記載の
    電動補助自転車における補助動力制御装置。
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