JPH1191592A - ラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド - Google Patents
ラックピニオン式ステアリング装置のラックガイドInfo
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- JPH1191592A JPH1191592A JP9262347A JP26234797A JPH1191592A JP H1191592 A JPH1191592 A JP H1191592A JP 9262347 A JP9262347 A JP 9262347A JP 26234797 A JP26234797 A JP 26234797A JP H1191592 A JPH1191592 A JP H1191592A
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- synthetic resin
- type steering
- pinion type
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D3/00—Steering gears
- B62D3/02—Steering gears mechanical
- B62D3/12—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
- B62D3/123—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type characterised by pressure yokes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/26—Racks
- F16H55/28—Special devices for taking up backlash
- F16H55/283—Special devices for taking up backlash using pressure yokes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/1967—Rack and pinion
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラックピニオン式ステアリング装置のケーシ
ング内に設けられ、該ケーシングに回転可能に支持され
たピニオンに噛合するラック歯を有したラックバーを摺
動可能に支持するラックガイドにおいて、ラックバーの
受圧面積を一定にする。 【解決手段】 摺動受片21を、青銅製の裏金22、焼
結合金層23、合成樹脂層24の3層構造とし、合成樹
脂層24の表面を、ラックバー16の円弧状外周面の曲
率中心Oを中心とし、且つその曲率半径R0 と同一曲率
半径の摺接面部25,26を間欠的に形成し、その摺接
面部25,26以外の部分を摺接面部25,26よりも
窪む凹面部27〜29とする。
ング内に設けられ、該ケーシングに回転可能に支持され
たピニオンに噛合するラック歯を有したラックバーを摺
動可能に支持するラックガイドにおいて、ラックバーの
受圧面積を一定にする。 【解決手段】 摺動受片21を、青銅製の裏金22、焼
結合金層23、合成樹脂層24の3層構造とし、合成樹
脂層24の表面を、ラックバー16の円弧状外周面の曲
率中心Oを中心とし、且つその曲率半径R0 と同一曲率
半径の摺接面部25,26を間欠的に形成し、その摺接
面部25,26以外の部分を摺接面部25,26よりも
窪む凹面部27〜29とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックピニオン式
ステアリング装置のラックバーを摺動可能に支持するラ
ックガイドに係り、特に、ラックバーとの摺動抵抗を軽
減したものに関する。
ステアリング装置のラックバーを摺動可能に支持するラ
ックガイドに係り、特に、ラックバーとの摺動抵抗を軽
減したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラックピニオン式ステアリン
グ装置は、ステアリング軸端のピニオンと、このピニオ
ンに噛合するラック歯を有したラックバーとを備え、ス
テアリング軸(ピニオン)の回転をラックバーの往復移
動に変換するように構成されている。このラックピニオ
ン式ステアリング装置にあって、ピニオンは、ハウジン
グに軸受を介して回転可能に支持され、ラックバーは、
ラック歯を形成した反対側の円弧状外周面がハウジング
内に配設されたラックガイドによって摺動可能に支持さ
れている。上記ラックガイドは、サポートに摺動受片を
取り付けて構成され、その摺動受片は、一般に、円弧状
に曲成された裏金に、内側表面層として合成樹脂層を被
着して形成され、その合成樹脂層の表面でラックガイド
を受けるように構成されている。
グ装置は、ステアリング軸端のピニオンと、このピニオ
ンに噛合するラック歯を有したラックバーとを備え、ス
テアリング軸(ピニオン)の回転をラックバーの往復移
動に変換するように構成されている。このラックピニオ
ン式ステアリング装置にあって、ピニオンは、ハウジン
グに軸受を介して回転可能に支持され、ラックバーは、
ラック歯を形成した反対側の円弧状外周面がハウジング
内に配設されたラックガイドによって摺動可能に支持さ
れている。上記ラックガイドは、サポートに摺動受片を
取り付けて構成され、その摺動受片は、一般に、円弧状
に曲成された裏金に、内側表面層として合成樹脂層を被
着して形成され、その合成樹脂層の表面でラックガイド
を受けるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ラックガイドとラック
バーとの摺動摩擦抵抗が大きいと、ステアリング系の効
率が低下し、操縦性に影響を与える。そこで、ラックガ
イドとラックバーの摺動摩擦抵抗を少なくするために、
例えば実公平1−27984号公報には、ラックバーと
摺動受片の合成樹脂層との接触面積を少なくすることが
開示されている。
バーとの摺動摩擦抵抗が大きいと、ステアリング系の効
率が低下し、操縦性に影響を与える。そこで、ラックガ
イドとラックバーの摺動摩擦抵抗を少なくするために、
例えば実公平1−27984号公報には、ラックバーと
摺動受片の合成樹脂層との接触面積を少なくすることが
開示されている。
【0004】上記公報により開示されたラックバーと摺
動受片との接触面積を減少させるための具体的構成は、
図6に示すように、摺動受片の合成樹脂層1の表面を、
ラックバーの円弧状外周面2との摺接位置が軸線Lの両
側に存在するように、ラックバーの円弧状外周面2の曲
率中心Oよりも上方で、且つ横方向に変位した位置に中
心Oa ,Ob をもち、ラックバー2の曲率半径R0 より
も大なる曲率半径Ra,Rb の凹曲面3,4に形成す
る、というものである。
動受片との接触面積を減少させるための具体的構成は、
図6に示すように、摺動受片の合成樹脂層1の表面を、
ラックバーの円弧状外周面2との摺接位置が軸線Lの両
側に存在するように、ラックバーの円弧状外周面2の曲
率中心Oよりも上方で、且つ横方向に変位した位置に中
心Oa ,Ob をもち、ラックバー2の曲率半径R0 より
も大なる曲率半径Ra,Rb の凹曲面3,4に形成す
る、というものである。
【0005】しかしながら、これでは、ラックバーの円
弧状外周面2と合成樹脂層1との接触部分が線接触に近
い状態となるので、合成樹脂層1の受圧面積が小さく、
換言すれば、単位面積当たりの受圧荷重が大きくなり、
寿命が短くなるという問題を生ずる。また、合成樹脂層
1は、ラックバー2から受ける荷重により、そのラック
バーの円弧状外周面2との接触部分が円弧状に凹むよう
に弾性的に変形するが、その変形程度は、ステアリング
装置の構成部品の寸法的誤差、組み立て誤差などの影響
で、ステアリング装置毎に異なるようになる。このた
め、ステアリング装置毎に合成樹脂層1とラックバーの
円弧状外周面2との接触面積が変動することとなり、こ
の結果、ラックバーの摺動摩擦抵抗がステアリング装置
毎に異なり、品質が安定しないという問題があった。
弧状外周面2と合成樹脂層1との接触部分が線接触に近
い状態となるので、合成樹脂層1の受圧面積が小さく、
換言すれば、単位面積当たりの受圧荷重が大きくなり、
寿命が短くなるという問題を生ずる。また、合成樹脂層
1は、ラックバー2から受ける荷重により、そのラック
バーの円弧状外周面2との接触部分が円弧状に凹むよう
に弾性的に変形するが、その変形程度は、ステアリング
装置の構成部品の寸法的誤差、組み立て誤差などの影響
で、ステアリング装置毎に異なるようになる。このた
め、ステアリング装置毎に合成樹脂層1とラックバーの
円弧状外周面2との接触面積が変動することとなり、こ
の結果、ラックバーの摺動摩擦抵抗がステアリング装置
毎に異なり、品質が安定しないという問題があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、摺動受片の長寿命化を図ることがで
き、しかも、摺動受片の受圧面積を一定化することがで
きるラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド
を提供するにある。
で、その目的は、摺動受片の長寿命化を図ることがで
き、しかも、摺動受片の受圧面積を一定化することがで
きるラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、円弧状に曲成された摺動受片をサポー
トに装着して構成されたラックガイドであって、ラック
ピニオン式ステアリング装置のケーシング内に配設さ
れ、該ケーシングに回転可能に支持されたピニオンによ
り往復移動されるラックバーを摺動可能に支持するもの
において、前記摺動受片は、裏金と、この裏金の内側表
面層を構成し前記ラックバーに摺接する合成樹脂層とを
備え、前記合成樹脂層の内周面は、円周方向の複数部位
に所定の円弧長をもって形成され、前記ラックバーの円
弧状外周面に摺接する摺接面部と、この摺接面部を除く
部位に形成され、複数箇所の前記摺接面部に接する円弧
面よりも窪む凹面部とから構成されていることを特徴と
するものである。
めに、本発明は、円弧状に曲成された摺動受片をサポー
トに装着して構成されたラックガイドであって、ラック
ピニオン式ステアリング装置のケーシング内に配設さ
れ、該ケーシングに回転可能に支持されたピニオンによ
り往復移動されるラックバーを摺動可能に支持するもの
において、前記摺動受片は、裏金と、この裏金の内側表
面層を構成し前記ラックバーに摺接する合成樹脂層とを
備え、前記合成樹脂層の内周面は、円周方向の複数部位
に所定の円弧長をもって形成され、前記ラックバーの円
弧状外周面に摺接する摺接面部と、この摺接面部を除く
部位に形成され、複数箇所の前記摺接面部に接する円弧
面よりも窪む凹面部とから構成されていることを特徴と
するものである。
【0008】この構成によれば、ラックガイドの合成樹
脂層は、部分的に形成された摺接面部でラックバーを受
けるので、ラックバーと合成樹脂層との接触面積が小さ
く、摺動摩擦抵抗を軽減することができる。しかも、摺
接面部は、円周方向に所定の円弧長をもっているので、
合成樹脂層とラックバーとは、線接触ではなく、面で接
触するようになり、この結果、摺接面部の単位面積当た
りの荷重は小さく、長寿命となる。その上、摺接面部に
隣接する部位は、凹面部に形成されているので、摺接面
部がラックバーから受ける荷重により弾性変形しても、
ラックバーと摺接面部との接触面積が増加することはな
く、品質が安定する。
脂層は、部分的に形成された摺接面部でラックバーを受
けるので、ラックバーと合成樹脂層との接触面積が小さ
く、摺動摩擦抵抗を軽減することができる。しかも、摺
接面部は、円周方向に所定の円弧長をもっているので、
合成樹脂層とラックバーとは、線接触ではなく、面で接
触するようになり、この結果、摺接面部の単位面積当た
りの荷重は小さく、長寿命となる。その上、摺接面部に
隣接する部位は、凹面部に形成されているので、摺接面
部がラックバーから受ける荷重により弾性変形しても、
ラックバーと摺接面部との接触面積が増加することはな
く、品質が安定する。
【0009】本発明では、裏金の内面に、多孔質焼結合
金層を被着し、合成樹脂層を、この多孔質焼結合金層上
に層を形成するように含浸させる構成を採用することが
できる。このように構成した場合には、合成樹脂層とラ
ックバーとの摺動摩擦によって発生した熱が、多孔質焼
結合金層を伝導して裏金側に逃げ易くなり、放熱性に優
れたものとなる。
金層を被着し、合成樹脂層を、この多孔質焼結合金層上
に層を形成するように含浸させる構成を採用することが
できる。このように構成した場合には、合成樹脂層とラ
ックバーとの摺動摩擦によって発生した熱が、多孔質焼
結合金層を伝導して裏金側に逃げ易くなり、放熱性に優
れたものとなる。
【0010】また、本発明では、裏金を、青銅などの熱
伝導性に優れた金属とすることができる。青銅は、錆に
くい上、熱伝導率が大きいので、合成樹脂層とラックバ
ーとの摺動摩擦によって発生した熱をサポート側に逃が
し易くなる。
伝導性に優れた金属とすることができる。青銅は、錆に
くい上、熱伝導率が大きいので、合成樹脂層とラックバ
ーとの摺動摩擦によって発生した熱をサポート側に逃が
し易くなる。
【0011】本発明では、裏金に、サポートに形成され
た位置決め用穴部に嵌合する筒状の凸部を突設し、その
凸部の内側を、有底の穴部に形成することができる。こ
のように構成すれば、凸部の内側を潤滑剤の貯留部とす
ることができるので、長期に渡り、安定して潤滑剤を合
成樹脂層とラックバーとの摺動面間に供給できる。
た位置決め用穴部に嵌合する筒状の凸部を突設し、その
凸部の内側を、有底の穴部に形成することができる。こ
のように構成すれば、凸部の内側を潤滑剤の貯留部とす
ることができるので、長期に渡り、安定して潤滑剤を合
成樹脂層とラックバーとの摺動面間に供給できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図5に基づいて説明する。ラックピニオン式ステアリン
グ装置の全体構成を示す図5において、ステアリング軸
端には、ピニオン11が形成されており、このピニオン
11は、ケーシング12内に挿入されて該ケーシング1
2に軸受13,14により回転可能に支持されている。
ケーシング12内には、ピニオン11に噛合するラック
歯15を有したラックバー16が配設されている。この
ラックバー16の両端は、ケーシング12から外方に突
出されている。
図5に基づいて説明する。ラックピニオン式ステアリン
グ装置の全体構成を示す図5において、ステアリング軸
端には、ピニオン11が形成されており、このピニオン
11は、ケーシング12内に挿入されて該ケーシング1
2に軸受13,14により回転可能に支持されている。
ケーシング12内には、ピニオン11に噛合するラック
歯15を有したラックバー16が配設されている。この
ラックバー16の両端は、ケーシング12から外方に突
出されている。
【0013】ケーシング12には、円筒状の突出部17
が一体に形成されている。この突出部17は、ピニオン
11との間にラックバー16を挟むような位置に形成さ
れており、その内部には、ラックバー16を摺動可能に
支持するラックガイド18が図示上下方向に摺動可能に
配設されている。このラックガイド18は、突出部17
の底面部との間に配設された弾性部材としての圧縮コイ
ルばね19によりラックバー16側に付勢されている。
が一体に形成されている。この突出部17は、ピニオン
11との間にラックバー16を挟むような位置に形成さ
れており、その内部には、ラックバー16を摺動可能に
支持するラックガイド18が図示上下方向に摺動可能に
配設されている。このラックガイド18は、突出部17
の底面部との間に配設された弾性部材としての圧縮コイ
ルばね19によりラックバー16側に付勢されている。
【0014】さて、上記ラックガイド18は、図2に示
すように、サポート20と、摺動受片21とからなる。
摺動受片21は、図4に示すように、裏金22と、この
裏金22の表面に被着された焼結合金層23と、この焼
結合金層23に含浸され且つその一部が該焼結合金層2
3上に薄層の合成樹脂層24との3層構造にされてい
る。
すように、サポート20と、摺動受片21とからなる。
摺動受片21は、図4に示すように、裏金22と、この
裏金22の表面に被着された焼結合金層23と、この焼
結合金層23に含浸され且つその一部が該焼結合金層2
3上に薄層の合成樹脂層24との3層構造にされてい
る。
【0015】そのうち、裏金22は、鉄系に比べて熱伝
導率の高い金属、例えば青銅からなり、焼結合金層23
は、銅系金属粉末により構成されている。また、合成樹
脂層24は、フッ化鉛1〜20容量%未満、スズ3〜3
0重量%含有の鉛・スズ合金1〜30容量%を含み、上
記フッ化鉛と鉛・スズ合金の合計が2〜35容量%であ
るものと、残部が実質的にポリテトラフルオロエチレン
との混合物からなるもので、自己潤滑性を有している。
導率の高い金属、例えば青銅からなり、焼結合金層23
は、銅系金属粉末により構成されている。また、合成樹
脂層24は、フッ化鉛1〜20容量%未満、スズ3〜3
0重量%含有の鉛・スズ合金1〜30容量%を含み、上
記フッ化鉛と鉛・スズ合金の合計が2〜35容量%であ
るものと、残部が実質的にポリテトラフルオロエチレン
との混合物からなるもので、自己潤滑性を有している。
【0016】摺動受片21は、裏金と焼結合金層と合成
樹脂層との3層構造からなる板状の複層材料をプレス成
形することによって円弧状に形成されたものである。こ
のプレス成形の際、合成樹脂層24の表面には、図1に
示すように、径方向の軸線Lの周方向両側に位置してラ
ックバー16の円弧状外周面の曲率半径R0 と同一の曲
率半径をもった摺接面部25,26が形成されると共
に、それら摺接面部25,26間および摺接面部25,
26の外側に位置してラックバー16の円弧状外周面の
曲率半径R0 よりも小なる曲率半径R1 ,R2 の凹面部
27,28,29が形成される。
樹脂層との3層構造からなる板状の複層材料をプレス成
形することによって円弧状に形成されたものである。こ
のプレス成形の際、合成樹脂層24の表面には、図1に
示すように、径方向の軸線Lの周方向両側に位置してラ
ックバー16の円弧状外周面の曲率半径R0 と同一の曲
率半径をもった摺接面部25,26が形成されると共
に、それら摺接面部25,26間および摺接面部25,
26の外側に位置してラックバー16の円弧状外周面の
曲率半径R0 よりも小なる曲率半径R1 ,R2 の凹面部
27,28,29が形成される。
【0017】具体的には、上記摺接面部25,26は、
軸線Lから周方向両側に角度にして例えば45°離れた
位置に所定幅例えば角度で10°の範囲において、軸線
L上に中心Oをもった曲率半径RO の円弧面に形成され
ている。また、3箇所の凹面部27,28,29のう
ち、両摺接面部25,26間の凹面部27は、軸線L上
であって上記摺接面部25,26の中心Oよりも合成樹
脂層24に近い点O1 を中心とした曲率半径R1 の円弧
凹面に形成され、残る円周方向両端側の凹面部28,2
9は、軸線Lから横方向に離れ且つ摺接面部25,26
の中心Oよりも合成樹脂層24に近い点O2 ,O3 を中
心とした曲率半径R2 の円弧凹面として形成される。
軸線Lから周方向両側に角度にして例えば45°離れた
位置に所定幅例えば角度で10°の範囲において、軸線
L上に中心Oをもった曲率半径RO の円弧面に形成され
ている。また、3箇所の凹面部27,28,29のう
ち、両摺接面部25,26間の凹面部27は、軸線L上
であって上記摺接面部25,26の中心Oよりも合成樹
脂層24に近い点O1 を中心とした曲率半径R1 の円弧
凹面に形成され、残る円周方向両端側の凹面部28,2
9は、軸線Lから横方向に離れ且つ摺接面部25,26
の中心Oよりも合成樹脂層24に近い点O2 ,O3 を中
心とした曲率半径R2 の円弧凹面として形成される。
【0018】また、摺動受片21の中心部、すなわち両
摺接面部25,26間の凹面部27の中心には、裏金2
2の外側方向に突出する凸部30がプレス成形によって
一体に突設されている。この凸部30は、有底の円筒状
に形成され、内側は、有底の穴部になっている。
摺接面部25,26間の凹面部27の中心には、裏金2
2の外側方向に突出する凸部30がプレス成形によって
一体に突設されている。この凸部30は、有底の円筒状
に形成され、内側は、有底の穴部になっている。
【0019】一方、サポート20は、例えば焼結合金に
よって円柱状に形成され、その上部は、図3に示すよう
に、ほぼ半円の円弧状凹曲面に形成された座部31とさ
れ、下部は前述の圧縮コイルばね19を収納する円筒状
中空部32とされている。そして、座部31には、摺動
受片21を嵌合する嵌合凹部33が形成され、更に、そ
の嵌合凹部33の中心部には、摺動受片21の円周方向
の位置決めを行うための穴部34が形成されている。
よって円柱状に形成され、その上部は、図3に示すよう
に、ほぼ半円の円弧状凹曲面に形成された座部31とさ
れ、下部は前述の圧縮コイルばね19を収納する円筒状
中空部32とされている。そして、座部31には、摺動
受片21を嵌合する嵌合凹部33が形成され、更に、そ
の嵌合凹部33の中心部には、摺動受片21の円周方向
の位置決めを行うための穴部34が形成されている。
【0020】なお、摺動受片21は、摺接面部25,2
6および凹面部27,28,29を形成するプレス成形
により、全体が多曲率の円弧状になっているため、サポ
ート20の嵌合凹部33の底面も、摺動受片21の裏金
22の裏面と同一の円弧形状に形成されている。
6および凹面部27,28,29を形成するプレス成形
により、全体が多曲率の円弧状になっているため、サポ
ート20の嵌合凹部33の底面も、摺動受片21の裏金
22の裏面と同一の円弧形状に形成されている。
【0021】しかして、摺動受片21は、凸部30を位
置決め用穴部34に挿入するようにして嵌合凹部33に
嵌着される。これにより、ラックガイド18が構成され
る。このラックガイド18をラックピニオン式ステアリ
ング装置のケーシング12に組み込んだ状態では、ラッ
クガイド18の摺動受片21の内側表面層である合成樹
脂層24にてラックバー16の円弧状外周面を摺動可能
に支持することとなる。そして、この状態では、摺接面
部25,26がラックバー16の円弧状外周面に摺接し
てラックバー16を支持するが、凹面部27,28,2
9は、摺接面部25,26に接する円弧面よりも窪んで
いることにより、ラックバー16の円弧状外周面とは非
接触となる。
置決め用穴部34に挿入するようにして嵌合凹部33に
嵌着される。これにより、ラックガイド18が構成され
る。このラックガイド18をラックピニオン式ステアリ
ング装置のケーシング12に組み込んだ状態では、ラッ
クガイド18の摺動受片21の内側表面層である合成樹
脂層24にてラックバー16の円弧状外周面を摺動可能
に支持することとなる。そして、この状態では、摺接面
部25,26がラックバー16の円弧状外周面に摺接し
てラックバー16を支持するが、凹面部27,28,2
9は、摺接面部25,26に接する円弧面よりも窪んで
いることにより、ラックバー16の円弧状外周面とは非
接触となる。
【0022】このように本実施例によれば、ラックバー
16は、合成樹脂層24の全面と摺接するのではなく、
軸線Lの両側の2部位に存在する摺接面部25,26で
摺接することとなる。このため、ラックバー16が合成
樹脂層24の全面で支持される場合とは異なり、摺接部
分が限定された狭い面積部分となるので、ラックバー1
6の摺動摩擦抵抗を軽減でき、ステアリング系を効率の
良いものとすることができる。
16は、合成樹脂層24の全面と摺接するのではなく、
軸線Lの両側の2部位に存在する摺接面部25,26で
摺接することとなる。このため、ラックバー16が合成
樹脂層24の全面で支持される場合とは異なり、摺接部
分が限定された狭い面積部分となるので、ラックバー1
6の摺動摩擦抵抗を軽減でき、ステアリング系を効率の
良いものとすることができる。
【0023】また、摺接面部25,26は、円周方向に
所定の幅をもって形成されているので、ラックバー16
とは面接触となり、線接触に近い状態となる図6の従来
構成のものに比べ、単位面積当りの受圧荷重が低く、長
寿命となる。しかも、摺接面部25,26の両側に存在
する凹面部27,28,29は、摺接面部25,26の
曲率半径R0 よりも小さな曲率半径R1 ,R2 で形成さ
れていて、摺接面部25,26とは屈曲点で画されてい
るので、合成樹脂層24がラックバー16の荷重を受け
て弾性変形を生じたとしても、合成樹脂層24との接触
面積が増大することはなく、仮に増大したとしても、そ
の程度はごく小さい。従って、ラックバー16と合成樹
脂層24との摺接面積が一定となり、当初予定したとお
りの摺動摩擦抵抗が得られれるので、品質が安定する。
また、摺接面積25,26の円弧長を調節することによ
り、望む摺動摩擦抵抗を得ることができる。
所定の幅をもって形成されているので、ラックバー16
とは面接触となり、線接触に近い状態となる図6の従来
構成のものに比べ、単位面積当りの受圧荷重が低く、長
寿命となる。しかも、摺接面部25,26の両側に存在
する凹面部27,28,29は、摺接面部25,26の
曲率半径R0 よりも小さな曲率半径R1 ,R2 で形成さ
れていて、摺接面部25,26とは屈曲点で画されてい
るので、合成樹脂層24がラックバー16の荷重を受け
て弾性変形を生じたとしても、合成樹脂層24との接触
面積が増大することはなく、仮に増大したとしても、そ
の程度はごく小さい。従って、ラックバー16と合成樹
脂層24との摺接面積が一定となり、当初予定したとお
りの摺動摩擦抵抗が得られれるので、品質が安定する。
また、摺接面積25,26の円弧長を調節することによ
り、望む摺動摩擦抵抗を得ることができる。
【0024】また、本実施例では、合成樹脂層24と裏
金22との間に焼結合金層23が存在しているので、合
成樹脂層24に対するラックバー16の摺動により発生
した熱は、焼結合金層23を介して裏金22側に伝達さ
れ易く、しかも、その裏金22を熱伝導率の大きい青銅
製としたので、裏金22に伝達された熱は、裏金22が
らサポート20へと伝達され易くなり、合成樹脂層24
の冷却性に優れ、焼き付き事故などの発生を抑制するこ
とができる。
金22との間に焼結合金層23が存在しているので、合
成樹脂層24に対するラックバー16の摺動により発生
した熱は、焼結合金層23を介して裏金22側に伝達さ
れ易く、しかも、その裏金22を熱伝導率の大きい青銅
製としたので、裏金22に伝達された熱は、裏金22が
らサポート20へと伝達され易くなり、合成樹脂層24
の冷却性に優れ、焼き付き事故などの発生を抑制するこ
とができる。
【0025】また、サポート20に対する摺動受片21
の位置決めを行うために、摺動受片21に突設した凸部
30を有底の筒状に形成したので、その凸部30内の穴
部にグリースを溜めておくことができる。ラックバー1
6と摺動受片21との間は、通常、組み立て時に両者間
に塗布したグリースによって潤滑されるが、凸部30の
内部にグリースを溜めておくことにより、長期間に渡っ
てグリスをラックバー16と摺動受片21との間に補充
することができ、長寿命となる。
の位置決めを行うために、摺動受片21に突設した凸部
30を有底の筒状に形成したので、その凸部30内の穴
部にグリースを溜めておくことができる。ラックバー1
6と摺動受片21との間は、通常、組み立て時に両者間
に塗布したグリースによって潤滑されるが、凸部30の
内部にグリースを溜めておくことにより、長期間に渡っ
てグリスをラックバー16と摺動受片21との間に補充
することができ、長寿命となる。
【0026】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。摺接面部25,26の外側の凹面部
28,29は、グリース溜めに利用することもできる。
裏金としては、青銅に限られずステンレス銅,アルミニ
ウム合金等であってもよい。凸部30を凹面部27に設
ければ、摺接面部の面積を狭めずに済むが、摺接面部2
5,26に設けても良い。
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。摺接面部25,26の外側の凹面部
28,29は、グリース溜めに利用することもできる。
裏金としては、青銅に限られずステンレス銅,アルミニ
ウム合金等であってもよい。凸部30を凹面部27に設
ければ、摺接面部の面積を狭めずに済むが、摺接面部2
5,26に設けても良い。
【図1】本発明の一実施例を示す要部の拡大断面図
【図2】ラックガイドの断面図
【図3】サポートの斜視図
【図4】摺動受片の部分断面図
【図5】全体の縦断面図
【図6】従来の構造を示す図1相当図
図中、11はピニオン、12はケーシング、15はラッ
ク歯、16はラックバー、18はラックガイド、20は
サポート、21は摺動受片、22は裏金、23は焼結合
金層、24は合成樹脂層、25,26は摺接面部、27
〜29は凹面部、30は凸部、34は位置決め用穴部で
ある。
ク歯、16はラックバー、18はラックガイド、20は
サポート、21は摺動受片、22は裏金、23は焼結合
金層、24は合成樹脂層、25,26は摺接面部、27
〜29は凹面部、30は凸部、34は位置決め用穴部で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 円弧状に曲成された摺動受片をサポート
に装着して構成されたラックガイドであって、ラックピ
ニオン式ステアリング装置のケーシング内に配設され、
該ケーシングに回転可能に支持されたピニオンにより往
復移動されるラックバーを摺動可能に支持するものにお
いて、 前記摺動受片は、裏金と、この裏金の内側表面層を構成
し前記ラックバーに摺接する合成樹脂層とを備え、 前記合成樹脂層の内周面は、円周方向の複数部位に所定
の円弧長をもって形成され、前記ラックバーの円弧状外
周面に摺接する摺接面部と、 この摺接面部を除く部位に形成され、複数箇所の前記摺
接面部に接する円弧面よりも窪む凹面部とから構成され
ていることを特徴とするラックピニオン式ステアリング
装置のラックガイド。 - 【請求項2】 前記裏金の内周面には、多孔質焼結合金
層が被着され、前記合成樹脂層は、この多孔質焼結合金
層の表面に層を形成するように含浸されていることを特
徴とする請求項1記載のラックピニオン式ステアリング
装置のラックガイド。 - 【請求項3】 前記裏金は、青銅などの熱伝導性に優れ
た金属により形成されていることを特徴とする請求項1
または2記載のラックピニオン式ステアリング装置のラ
ックガイド。 - 【請求項4】 前記裏金には、前記サポートに形成され
た位置決め用穴部に嵌合する筒状の凸部が突設され、そ
の凸部の内側は、有底の穴部に形成されていることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のラックピ
ニオン式ステアリング装置のラックガイド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234797A JP3276064B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド |
US09/124,984 US6178843B1 (en) | 1997-09-26 | 1998-07-30 | Rack guide in rack and pinion type steering system |
KR1019980034349A KR100279371B1 (ko) | 1997-09-26 | 1998-08-25 | 랙 피니언식 조향장치의 랙가이드 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26234797A JP3276064B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191592A true JPH1191592A (ja) | 1999-04-06 |
JP3276064B2 JP3276064B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17374491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26234797A Expired - Lifetime JP3276064B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ラックピニオン式ステアリング装置のラックガイド |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3276064B2 (ja) |
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