JP2000177604A - ラックピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

ラックピニオン式ステアリング装置

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JP2000177604A
JP2000177604A JP10353497A JP35349798A JP2000177604A JP 2000177604 A JP2000177604 A JP 2000177604A JP 10353497 A JP10353497 A JP 10353497A JP 35349798 A JP35349798 A JP 35349798A JP 2000177604 A JP2000177604 A JP 2000177604A
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rack
type steering
pinion type
rack guide
sliding plate
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Kazuo Ozora
和夫 大空
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Oiles Industry Co Ltd
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Oiles Industry Co Ltd
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/12Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
    • B62D3/123Steering gears mechanical of rack-and-pinion type characterised by pressure yokes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/26Racks
    • F16H55/28Special devices for taking up backlash
    • F16H55/283Special devices for taking up backlash using pressure yokes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長期の使用においても彎曲摺動板片をラック
ガイド基体にしっかりと保持でき、摺動抵抗及び摩耗の
増大を生じさせないラックピニオン式ステアリング装置
を提供する。 【解決手段】 ラックピニオン式ステアリング装置1
は、ケーシング3と、ピニオン7と、ラック歯8が形成
されたラックバー9と、ラックガイド10と、スプリン
グ11とを具備しており、ラックガイドは、中央に貫通
円孔22を具備したラックガイド基体23と、ラックバ
ーの円弧外周面16に摺動自在に当接してラックバーを
摺動自在に支持する円弧凹面19を有していると共に、
ラックガイド基体の貫通円孔に嵌着された中空の突起部
25を有し、突起部を介してラックガイド基体に固着さ
れた彎曲摺動板片26とからなり、彎曲摺動板片の突起
部の先端には、突起部の形状を保持する先端閉塞部24
が一体的に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックピニオン式
ステアリング装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ラックピニオン式ステ
アリング装置は、通常、ケーシングと、このケーシング
に回転自在に支持されたピニオンと、このピニオンに噛
合うラック歯が形成されたラックバーと、ケーシング内
に配されて、ラックバーを摺動自在に支持するラックガ
イドと、このラックガイドをラックバーに向かって押圧
するスプリングとを具備している。
【0003】ラックピニオン式ステアリング装置におい
て、ラックガイドのラックバーとの摺動面を、ラックバ
ーと一定の帯状幅の領域内で接触させるように偏心曲率
中心をもって円弧凹面に形成することが米国特許第36
23379号明細書で提案されており、また、ラックガ
イドをラックガイド基体とこのラックガイド基体に固着
された彎曲摺動板片とから形成することが、実公平1−
27495号公報、実公平1−27486号公報及び実
公平1−27984号公報で提案されている。
【0004】そして、斯かるラックピニオン式ステアリ
ング装置においては、ラックガイド基体への彎曲摺動板
片の固着は、彎曲摺動板片にバーリング加工等により一
体形成された円筒突起を、ラックガイド基体の中央に形
成された貫通円孔に嵌入、嵌合させて、行われている。
【0005】ところで、上記の円筒突起には、彎曲摺動
板片の円弧凹面上でのラックバーの摺動に際して、それ
が嵌入、嵌合された貫通円孔内で揺動するような曲げモ
ーメントが付加されることになり、この曲げモーメント
により円筒突起の先端部側は、常に縮径等の形状変化の
危険に晒されることになる。そして、円筒突起の先端部
側が形状変化を受けると、貫通円孔内での円筒突起のし
っかりとした保持が低下し、結果として、彎曲摺動板片
がラックガイド基体に対して変位して、ラックバーが彎
曲摺動板片の円弧凹面上の設定された所望の位置で摺動
されなくなり、摺動抵抗及び摩耗の増大という不都合な
事態を生じさせる虞がある。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、長期の使用におい
てもラックガイド基体に対する彎曲摺動板片の位置変位
が生じないように、彎曲摺動板片をラックガイド基体に
しっかりと保持でき、摺動抵抗及び摩耗の増大という不
都合な事態を生じさせないラックピニオン式ステアリン
グ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のラ
ックピニオン式ステアリング装置は、ケーシングと、こ
のケーシングに回転自在に支持されたピニオンと、この
ピニオンに噛合うラック歯が形成されたラックバーと、
このラックバーを摺動自在に支持するラックガイドと、
このラックガイドをラックバーに向かって押圧するスプ
リングとを具備しており、ここにおいて、ラックガイド
は、中央に貫通孔を具備したラックガイド基体と、ラッ
クバーの円弧外周面に摺動自在に当接してラックバーを
摺動自在に支持する円弧凹面を有していると共に、ラッ
クガイド基体の貫通孔に嵌着された中空の突起部を有
し、当該突起部を介してラックガイド基体に固着された
彎曲摺動板片とからなり、彎曲摺動板片の突起部の先端
には、突起部の形状を保持する補強部が一体的に形成さ
れている。
【0008】第一の態様のラックピニオン式ステアリン
グ装置によれば、彎曲摺動板片の突起部の先端に、当該
突起部の形状を保持する補強部が一体的に形成されてい
るために、中空の突起部の先端部側の縮径等の形状変化
の虞を低減でき、而して、彎曲摺動板片をラックガイド
基体に長期に亘ってしっかりと保持でき、摺動抵抗及び
摩耗の増大という不都合な事態を回避できる。
【0009】本発明のラックガイド基体としては、金
属、好ましくは、鉄系の焼結金属又はガラス繊維若しく
は炭素繊維等の補強充填材入り合成樹脂から好ましくは
一体形成される。
【0010】また、本発明の彎曲摺動板片は、複層材料
からなる素板を打ち抜き加工又は切断して略楕円形又は
方形の摺動板素材を得て、この摺動板素材を彎曲状に曲
げ加工して形成する。複層材料としては、薄鋼板と、こ
の薄鋼板上に一体に被着形成された多孔質焼結金属層
と、この多孔質焼結金属層に含浸され且つ一部が多孔質
焼結金属層上に薄層として形成された合成樹脂層とから
なる前記の公報に記載のようなものを好ましい例として
挙げることができ、多孔質焼結金属層に含浸される合成
樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン樹
脂、ポリアセタール樹脂又はこれに潤滑油剤を含有させ
た含油ポリアセタール樹脂等の自己潤滑性、耐摩耗性を
有する合成樹脂を使用し得る。
【0011】本発明の第二の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置において、補強部は、突起部の中空先端
を閉塞するように、突起部の先端に一体的に形成されて
いる。
【0012】本発明においては、補強部は、突起部の縮
径等を阻止して突起部の形状を保持するように、突起部
のいずれかに設ければよいのであるが、第二の態様のよ
うに、突起部の先端に一体的に形成すると、最も効果的
にその作用を発揮できると共に、下記の第三の態様のよ
うな絞り成形等の形成方法を用いることができるので好
ましい。
【0013】本発明の第三の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一又は第二の態様のラックピニ
オン式ステアリング装置において、補強部と突起部と
は、絞り成形により一体的に形成されている。
【0014】本発明の第四の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第三の態様のいずれかの
態様のラックピニオン式ステアリング装置において、貫
通孔は円孔であり、突起部は円筒状である。
【0015】本発明において、貫通孔としては、五角
形、六角形等の角形の孔であって、突起部としては、貫
通孔に嵌合できるように、貫通孔の形状に相補的な形状
を有したものであってよいのであるが、第四の態様のよ
うに、貫通孔を円孔とし、突起部をこの貫通円孔にしっ
かりと嵌合できる相補的な形状を有した円筒状のもので
あると、形成が容易であって、突起部と貫通孔との嵌合
を更にぴったりとでき好ましい。
【0016】本発明の第五の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第四の態様のいずれかの
態様のラックピニオン式ステアリング装置において、彎
曲摺動板片は、上記のような複層材料からなり、略楕円
形又は方形に形成されている。
【0017】本発明の第六の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置では、第一から第五の態様のいずれかの
態様のラックピニオン式ステアリング装置において、円
弧凹面は、ラックバーの円弧外周面の曲率中心を通る中
心線の両側における角度範囲α°(但し、0°<α°<
90°)内の二部位で夫々ラックバーの円弧外周面に外
接し、夫々ラックバーの円弧外周面の曲率中心に対して
偏心した曲率中心をもつと共に、ラックバーの円弧外周
面の曲率半径よりも大きな曲率半径をもった前記中心線
に関して対称な二つの円弧凹面からなる。
【0018】本発明の第六の態様のラックピニオン式ス
テアリング装置によれば、彎曲摺動板片の円弧凹面が、
ラックバーの円弧外周面の曲率中心に対して偏心した曲
率中心をもつと共に、ラックバーの円弧外周面の曲率半
径よりも大きな曲率半径をもった二つの円弧凹面からな
るために、彎曲摺動板片の円弧凹面へのラックバーの円
弧外周面の摺接が二個所の部位で線的又は狭帯状的にな
される結果、ラックバーと彎曲摺動板片との摺動摩擦抵
抗を大幅に低減でき、しかも、この線的又は狭帯状的な
摺接が、補強部を設けた突起部によって長期に維持され
る結果、摺動摩擦抵抗の増大という不都合な事態も回避
できる。
【0019】上記の角度範囲α°としては、90°以下
であればよいのであるが、本発明の第七の態様のよう
に、好ましくは、60°から30°、より好ましくは4
5°から30°である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態
を、図を参照して更に詳細に説明する。なお、本発明は
これら実施の形態に何等限定されないのである。
【0021】図1から図4において、本例のラックピニ
オン式ステアリング装置1は、中空部2を有したケーシ
ング3と、ケーシング3にボール軸受4及び5を介して
回転自在に支持されたステアリング軸6と、中空部2に
配されて、ステアリング軸6の軸端に一体的に設けられ
たピニオン7と、ピニオン7に噛合うラック歯8が形成
されたラックバー9と、ケーシング3の中空部2に配さ
れて、ラックバー9を摺動自在に支持するラックガイド
10と、ラックガイド10をラックバー9に向かって押
圧するコイルスプリング11とを具備している。
【0022】ケーシング3は円筒部15を有しており、
ステアリング軸6の軸心に対して直角な方向においてケ
ーシング3を貫通して、当該直角な方向に移動自在に配
されたラックバー9は、ラック歯8が形成された面に対
向する裏面側に曲率半径R0の円弧外周面16を有して
いる。
【0023】ラックガイド10は、円弧凹面20を有す
ると共に、凹所21及び凹所21に連通して中央に形成
された貫通円孔22を有するラックガイド基体23と、
補強部としての先端閉塞部24が一体的に形成された中
空の円筒状の突起部25を有しており、当該突起部25
が貫通円孔22に嵌着されて、円弧凹面20に密に着座
するようにラックガイド基体23に突起部25を介して
固着された彎曲摺動板片26とを具備している。
【0024】ラックガイド基体23は、その円筒状の外
周面27でケーシング3の円筒部15の内面28に摺動
自在に接しており、これにより、ラックガイド10は、
ステアリング軸6の軸心に対して直角な方向に移動自在
となっている。
【0025】彎曲摺動板片26は、二つの円弧凹面29
及び30からなる円弧凹面19を具備しており、円弧凹
面29及び30でラックバー9の円弧外周面16に後述
するように部分的に摺動自在に接してラックバー9を摺
動自在に支持している。二つの円弧凹面29及び30か
らなる円弧凹面19の裏側の面である彎曲摺動板片26
の円弧凸面63及び64は円弧凹面20に密に接触して
いる。
【0026】円弧凹面29は、ラックバー9の円弧外周
面16の曲率中心O1を通る中心線43の一方側におけ
る角度範囲α°(但し、0°<α°<90°)内の部位
で、本例では、角度α1°=40°の部位81でラック
バー9の円弧外周面16に外接し、ラックバー9の円弧
外周面16の曲率中心O1に対して偏心した曲率中心O
2をもつと共に、ラックバー9の円弧外周面16の曲率
半径よりも大きな曲率半径をもった円弧凹面からなり、
円弧凹面30は、ラックバー9の円弧外周面16の曲率
中心O1を通る中心線43の他方側における角度範囲α
°(但し、0°<α°<90°)内の部位、本例では角
度α1°=40°の部位82でラックバー9の円弧外周
面16に外接し、ラックバー9の円弧外周面16の曲率
中心O1に対して偏心した曲率中心O3をもつと共に、
ラックバー9の円弧外周面16の曲率半径よりも大きな
曲率半径であって、円弧凹面29の曲率半径と同一の曲
率半径をもった円弧凹面からなり、二つの円弧凹面29
及び30は、中心線43に関して対称に形成されてい
る。
【0027】略楕円形の彎曲摺動板片26は、図5及び
図6に示すように、薄鋼板51と、薄鋼板51上に一体
に被着形成された多孔質焼結金属層52と、多孔質焼結
金属層52に含浸され且つ一部が多孔質焼結金属層52
上に薄層として形成された合成樹脂層53とからなる複
層素板54から打ち抜き加工により、図7に示すよう
に、略楕円形の摺動板片素材55を形成し、この摺動板
片素材55に、合成樹脂層53の露出面からなる二つの
円弧凹面29及び30を得るようにして、プレス曲げ加
工を施すと共に、先端閉塞部24を一体的に有した突起
部25を得るようにして絞り成形を施して形成される。
【0028】なお、ラックガイド基体23の円弧凹面2
0は、彎曲摺動板片26の二つの円弧凸面63及び64
にぴったりと密接するように、当該二つの円弧凸面63
及び64の形状に相補的な形状をもった二つの円弧凹面
41及び42をもって形成されている。
【0029】凹所21に配されたコイルスプリング11
は、凹所21において、一端がラックガイド基体23に
当接し、他端がケーシング3の蓋部材31に当接して、
ラックガイド基体23を介して彎曲摺動板片26をラッ
クバー9に向かって押圧している。
【0030】以上のラックピニオン式ステアリング装置
1おいて、ラックガイド10は、ステアリング軸6の回
転において、ラック歯8のピニオン7への噛合いを確保
して、しかも、当該噛合いによるステアリング軸6の軸
心に対して直角な方向のラックバー9の移動を案内す
る。そして、ラックピニオン式ステアリング装置1にお
いては、ラックバー9が、部位81及び82において線
的又は部位81及び82を含む部位81及び82の近傍
において狭帯状的に彎曲摺動板片26に接触する結果、
ラックバー9と彎曲摺動板片26との摺動摩擦抵抗は大
幅に低減される。
【0031】加えて、ラックピニオン式ステアリング装
置1のラックガイド10では、貫通円孔22に嵌着され
た突起部25が、補強部としての先端閉塞部24を一体
的に具備しているために、突起部25の先端部側の縮径
等の形状変化が生じ難く、而して、貫通円孔22での突
起部25のしっかりした嵌合、嵌着状態、すなわち、突
起部25と貫通円孔22との間でのしまりばめ状態を長
期に亘って維持できる結果、彎曲摺動板片26をラック
ガイド基体23に長期に亘って同じくしっかりと保持で
き、ラックバー9と彎曲摺動板片26との線的又は狭帯
状的な接触を初期設定時の状態のまま長期に亘って維持
できる。
【0032】なお上記では、素板54から打ち抜き加工
により略楕円形の摺動板素材55を形成したが、素板5
4を矩形状又は短冊状に打ち抜き加工して又は切断し
て、矩形状又は短冊状の摺動板素材を形成し、これを前
記と同様に曲げ加工及び絞り成形して彎曲摺動板片を形
成し、この矩形状又は短冊状の彎曲摺動板片85又は8
6を図8及び図9に示すようにラックガイド基体23に
嵌着して、本発明のラックピニオン式ステアリング装置
を構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、長期の使用においても
ラックガイド基体に対する彎曲摺動板片の位置変位が生
じないように、彎曲摺動板片をラックガイド基体にしっ
かりと保持でき、摺動抵抗及び摩耗の増大という不都合
な事態を生じさせないラックピニオン式ステアリング装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラックピニオン式ステアリング装置の
好ましい実施の態様の一例の断面図である。
【図2】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いられているラックガイドの平面図である。
【図3】図2に示すラックガイドのIII−III線断
面図である。
【図4】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いられているラックガイドの拡大断面図である。
【図5】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いられている彎曲摺動板片の素板の斜視図である。
【図6】図5に示す素板の断面図である。
【図7】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いられている彎曲摺動板片の摺動板素材の平面図で
ある。
【図8】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いることができる彎曲摺動板片の他の例の説明図で
ある。
【図9】図1に示すラックピニオン式ステアリング装置
に用いることができる彎曲摺動板片の更に他の例の説明
図である。
【符号の説明】
1 ラックピニオン式ステアリング装置 3 ケーシング 7 ピニオン 8 ラック歯 9 ラックバー 10 ラックガイド 11 コイルスプリング 23 ラックガイド基体 24 先端閉塞部 25 突起部 26 彎曲摺動板片

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、このケーシングに回転自
    在に支持されたピニオンと、このピニオンに噛合うラッ
    ク歯が形成されたラックバーと、このラックバーを摺動
    自在に支持するラックガイドと、このラックガイドをラ
    ックバーに向かって押圧するスプリングとを具備してお
    り、ラックガイドは、中央に貫通孔を具備したラックガ
    イド基体と、ラックバーの円弧外周面に摺動自在に当接
    してラックバーを摺動自在に支持する円弧凹面を有して
    いると共に、ラックガイド基体の貫通孔に嵌着された中
    空の突起部を有し、当該突起部を介してラックガイド基
    体に固着された彎曲摺動板片とからなり、彎曲摺動板片
    の突起部の先端には、突起部の形状を保持する補強部が
    一体的に形成されているラックピニオン式ステアリング
    装置。
  2. 【請求項2】 補強部は、突起部の中空先端を閉塞する
    ように、突起部の先端に一体的に形成されている請求項
    1に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  3. 【請求項3】 補強部と突起部とは、絞り成形により一
    体的に形成されている請求項1又は2に記載のラックピ
    ニオン式ステアリング装置。
  4. 【請求項4】 貫通孔は円孔であり、突起部は円筒状で
    ある請求項1から3のいずれか一項に記載のラックピニ
    オン式ステアリング装置。
  5. 【請求項5】 彎曲摺動板片は、複層材料からなり、略
    楕円形又は方形に形成されている請求項1から4のいず
    れか一項に記載のラックピニオン式ステアリング装置。
  6. 【請求項6】 円弧凹面は、ラックバーの円弧外周面の
    曲率中心を通る中心線の両側における角度範囲α°(但
    し、0°<α°<90°)内の二部位で夫々ラックバー
    の円弧外周面に外接し、夫々ラックバーの円弧外周面の
    曲率中心に対して偏心した曲率中心をもつと共に、ラッ
    クバーの円弧外周面の曲率半径よりも大きな曲率半径を
    もった前記中心線に関して対称な二つの円弧凹面からな
    る請求項1から5のいずれか一項に記載のラックピニオ
    ン式ステアリング装置。
  7. 【請求項7】 角度範囲α°が60°から30°又は4
    5°から30°である請求項6に記載のラックピニオン
    式ステアリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一項に記載の
    ラックピニオン式ステアリング装置に用いるためのラッ
    クガイド基体又は摺動板片。
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