JPH1186430A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH1186430A
JPH1186430A JP24794397A JP24794397A JPH1186430A JP H1186430 A JPH1186430 A JP H1186430A JP 24794397 A JP24794397 A JP 24794397A JP 24794397 A JP24794397 A JP 24794397A JP H1186430 A JPH1186430 A JP H1186430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clv
cav
error data
rotation error
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP24794397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Shimoi
康由 下井
Yasunao Masuko
泰尚 益子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1186430A publication Critical patent/JPH1186430A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線速度一定方式の目標再生速度と角速度一定
方式の目標回転速度とを設定するだけで、線速度一定方
式又は角速度一定方式を自動的に選択し、駆動機構及び
LSIの性能を生かした再生を行う光ディスク再生装置
を提供する。 【解決手段】 線速度一定方式及び角速度一定方式の各
設定のための外部からの命令を受け付けるコマンドデコ
ーダ7と、線速度一定方式の回転制御を行うCLV制御
回路6と、角速度一定方式の回転制御を行うCAV制御
回路9と、CLV制御回路6から出力されるCLV回転
誤差データ又はCAV制御回路9から出力されるCAV
回転誤差データを選択して回転制御用D/A変換器に与
えるセレクタ10と、CLV回転誤差データとCAV回
転誤差データとを比較して、回転速度がより小さくなる
ようにセレクタ10の切換えを制御するCLV/CAV
選択指示回路13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの再生
において線速度一定再生と角速度一定再生とを自動的に
切り換えて再生する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置の従来技術として、
パーソナルコンピュータの周辺装置として広く用いられ
ているCD−ROM再生装置を例にとって説明する。オ
ーディオ用CD(コンパクトディスク)の再生は線速度
一定(以下、CLVと略記する)の基準速度、すなわち
1倍速で再生することが前提となっている。一方、コン
ピュータの周辺機器であるCD−ROM再生装置には、
高速アクセス、高速読み出しを実現することが求められ
ている。近年のCD−ROM再生装置にあっては、CL
Vの2倍速、4倍速、8倍速、さらに高速の読み出しが
実現されてきている。しかしCLVによる一定速高速読
み出しで高速アクセスを実現するためには、ディスクの
再生位置によって回転速度をすばやく変化できような高
トルクのスピンドルモータが必要となる。しかしこのよ
うなスピンドルモータは高価で大型であるので現実的で
はない。
【0003】そこで、CLVで記録されているディスク
を角速度一定(以下、CAVと略記する)で再生する方
法が採られるようになった。CAVではディスク上の再
生位置によって回転速度を変化させる必要がないので、
安価な低トルクのスピンドルモータであっても、CLV
で高トルクのスピンドルモータを使用した場合よりも高
速のアクセスを実現することができる。しかしCAVは
データを一定速度で読み出しできないという欠点があ
る。
【0004】両方式の長所・短所をまとめると、CLV
方式の長所は一定速高速読み出しが可能なことであり、
短所は高倍速になればなるほど高トルク・高パワーの高
価なスピンドルモータが必要になることである。CAV
方式の長所は安価なスピンドルモータで高速アクセスが
実現できることであり、短所は一定速度でデータの読み
出しができず、ディスク上の再生位置によって読出し速
度が変化するということである。CLV方式及びCAV
方式を切り換えて使用することにより、両方式の長所を
生かして再生する方法が考えられるが、再生途中で方式
を切り換えるには複雑な制御が必要であり、外部からの
制御が難しくなる。
【0005】図4に、従来のCD−ROM再生装置のブ
ロック図を示す。CLVでは、光学式ピックアップ1に
よりディスク2から読み出された信号はRFアンプ3で
増幅されデータスライス・PLL回路4に供給される。
データスライス・PLL回路4はRF信号をディジタル
化したEFM信号と、この信号を読み取るためのクロッ
クを生成し、フレーム同期検出回路5がフレーム同期信
号を生成する。
【0006】CLV制御回路6は、フレーム同期信号の
周期から測定された速度と、外部(例えばマイクロコン
ピュータ)からの命令によりコマンドデコーダ7で決定
された基準速度とを比較し、CLV回転誤差データを出
力する。
【0007】CAV方式では、スピンドルモータ8から
出力されるFG信号がCAV制御回路9に送られる。C
AV制御回路9はFG信号の周期から測定された速度と
外部からの命令によりコマンドデコーダ7で決定された
基準速度とを比較してCAV回転誤差データを出力す
る。
【0008】CLV及びCAVのいずれの方式を用いる
かは、外部からの命令によりコマンドデコーダ7で決定
され、セレクタ10により一方の回転誤差データがD/
A変換器11に供給される。D/A変換器11は回転誤
差データをアナログ信号である回転誤差信号に変換し、
この信号によりドライバ12がスピンドルモータ8を駆
動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、CD−
ROMの高速再生をCLVで実現しようとすると、高価
でかつ大型のスピンドルモータが必要となる。したがっ
て駆動機構の制限からCLVの再生速度の上限が決まっ
てしまう。一方、高速再生をCAVで実現しようとする
と、LSIの限界で回転速度が決まってしまい、ディス
ク内周部でのデータ読み出し速度が外周部に比べて遅く
なる。また読み出し速度がディスクの内周と外周で大き
く変化するため、読み取りクロックを生成するVCOの
発振周波数範囲を広く確保する必要がある。またCL
V、CAVのどちらの方式においても、ディスクの回転
速度が高くなればなるほど再生装置から発生する熱、振
動、騒音がひどくなるという問題がある。
【0010】そこで本発明は、外部からの命令によって
線速度一定方式の目標再生速度と角速度一定方式の目標
回転速度とを設定することにより、線速度一定又は角速
度一定の再生方式を自動的に選択して駆動機構及びLS
Iの性能を十分に生かした再生を行う光ディスク再生装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による光ディスク
再生装置は、線速度一定方式(CLV)及び角速度一定
方式(CAV)の各設定のための外部からの命令を受け
付けるコマンドデコーダと、線速度一定方式の回転制御
を行うCLV制御回路と、角速度一定方式の回転制御を
行うCAV制御回路と、CLV制御回路から出力される
CLV回転誤差データ又はCAV制御回路から出力され
るCAV回転誤差データを選択して回転制御用D/A変
換器に与えるセレクタと、CLV回転誤差データとCA
V回転誤差データとを比較して、回転速度がより小さく
なるようにセレクタの切換えを制御するCLV/CAV
選択指示回路とを備えている。
【0012】このような構成によれば、線速度一定方式
の目標再生速度と角速度一定方式の目標回転速度とを設
定することにより、ディスクの内周部をCAVで、外周
部をCLVで再生することが可能になる。この結果、駆
動機構及び信号処理LSIの性能を十分に生かし、デー
タの平均転送速度を高くすることができる。
【0013】好ましくは、CLV/CAV選択指示回路
は、CLV回転誤差データとCAV回転誤差データとの
比較結果に基づいて、回転速度が小さいほうの再生方式
を選択するようにセレクタを制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施形態に係る
CD−ROM再生装置のブロック図を示す。このCD−
ROM再生装置において、CLV方式では、光学式ピッ
クアップ1によりディスク2から読み出された信号はR
Fアンプ3で増幅されデータスライス・PLL回路4に
供給される。データスライス・PLL回路4はRF信号
をディジタル化したEFM信号と、この信号を読み取る
ためのクロックを生成し、フレーム同期検出回路5はフ
レーム同期信号を生成する。CLV制御回路6はフレー
ム同期信号の周期から測定された速度と、外部(例えば
マイクロコンピュータ)からの命令によりコマンドデコ
ーダ7で決定された基準速度とを比較し、CLV回転誤
差データを出力する。
【0015】CAV方式では、スピンドルモータ8から
出力されるFG信号がCAV制御回路9に送られる。C
AV制御回路9はFG信号の周期から測定された速度と
外部からの命令によりコマンドデコーダ7で決定された
基準速度とを比較し、CAV回転誤差データを出力す
る。
【0016】CLV回転誤差データ及びCAV回転誤差
データはセレクタ10に供給されると共にCLV/CA
V選択指示回路13にも供給される。セレクタ10の切
り換えは外部からの命令によりコマンドデコーダ7が出
力するCLV/CAV選択指示信号1、又はCLV/C
AV選択指示回路13が出力するCLV/CAV選択指
示信号2により行われる。セレクタ10から出力された
回転誤差データは、D/A変換器11でアナログ信号で
ある回転誤差信号に変換され、この信号によりドライバ
12がスピンドルモータ8を駆動する。
【0017】CLV/CAV切り換え信号はCLV回転
誤差データとCAV回転誤差データとを比較して回転速
度が小さいほうの再生方式を選択する信号であり、これ
は例えば図2のテーブルに示すようにして選択される。
すなわち、回転誤差データが正の数のとき減速、負の数
のとき加速であるとすると、CLV回転誤差データAか
らCAV回転誤差データBを減算した結果(A−B)が
正であればCLVを選択し負であればCAVを選択す
る。このようにして、図3に示すように、ディスクの内
周部をCAVで再生し、外周側をCLVで再生すること
が行われる。
【0018】CLV方式では再生速度が速くなると、内
周側再生時のディスク回転速度がスピンドルモータの性
能を越えてしまうことがあるが、これを防ぐには高価で
大型のスピンドルモータを使用するか、再生速度を下げ
るしか方法はない。しかし、本発明によれば、CAV回
転速度を設定することにより、高価で大型のスピンドル
モータを使わないで、全体のパフォーマンスを向上する
ことができる。
【0019】逆に、CAV方式では目標回転速度を上げ
ていくと外周での再生速度がLSIの再生能力を越えて
しまう。したがってCAVの回転速度の上限は外周部で
のLSIの再生能力で決定される。しかし本発明によれ
は、CLV再生速度を設定することにより、できる限り
CAV回転速度を高く設定することができるので、平均
のデータ転送速度を上げることができる。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の光ディ
スク再生装置によれば、外部からの命令によって線速度
一定方式の目標再生速度と角速度一定方式の目標回転速
度とを設定することにより、線速度一定又は角速度一定
の再生方式を自動的に選択して駆動機構及びLSIの性
能を十分に生かした再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るCD−ROM再生シス
テムの構成を示すブロック図
【図2】図1のCD−ROM再生システムにおけるCL
V/CAV選択指示回路の動作例を示すテーブル
【図3】本発明により実現される光ディスク再生システ
ムの動作領域を示すグラフ
【図4】従来のCD−ROM再生システムの構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 光学式ピックアップ 2 ディスク 3 RFアンプ 4 データスライス・PLL回路 5 フレーム同期検出回路 6 CLV制御回路 7 コマンドデコーダ 8 スピンドルモータ 9 CAV制御回路 10 セレクタ 11 D/A変換器 12 ドライバ 13 CLV/CAV選択指示回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの再生方式である線速度一定方式及
    び角速度一定方式の各設定のための外部からの命令を受
    け付けるコマンドデコーダと、線速度一定方式の回転制
    御を行うCLV制御回路と、角速度一定方式の回転制御
    を行うCAV制御回路と、前記CLV制御回路から出力
    されるCLV回転誤差データ又は前記CAV制御回路か
    ら出力されるCAV回転誤差データを選択して回転制御
    用D/A変換器に与えるセレクタと、前記CLV回転誤
    差データと前記CAV回転誤差データとを比較して、回
    転速度がより小さくなるように前記セレクタの切換えを
    制御するCLV/CAV選択指示回路とを備えている光
    ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記CLV/CAV選択指示回路は、前
    記CLV回転誤差データと前記CAV回転誤差データと
    の比較結果に基づいて、回転速度が小さいほうの再生方
    式を選択するように前記セレクタを制御する請求項1記
    載の光ディスク再生装置。
JP24794397A 1997-09-12 1997-09-12 光ディスク再生装置 Pending JPH1186430A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24794397A JPH1186430A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 光ディスク再生装置

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JP24794397A JPH1186430A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 光ディスク再生装置

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JPH1186430A true JPH1186430A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17170864

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JP24794397A Pending JPH1186430A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 光ディスク再生装置

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JP (1) JPH1186430A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100524946B1 (ko) * 2003-02-17 2005-11-01 삼성전자주식회사 롬 드라이브에서 데이터 처리 방법
KR100599129B1 (ko) 2004-07-24 2006-07-12 삼성전자주식회사 Clv에러를 복구하는 광기록재생장치 및 그 방법
KR100801509B1 (ko) * 2000-07-19 2008-02-12 소니 가부시끼 가이샤 기록장치 및 기록방법

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