JPH1186042A - 定期券発行機 - Google Patents

定期券発行機

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JPH1186042A
JPH1186042A JP23616597A JP23616597A JPH1186042A JP H1186042 A JPH1186042 A JP H1186042A JP 23616597 A JP23616597 A JP 23616597A JP 23616597 A JP23616597 A JP 23616597A JP H1186042 A JPH1186042 A JP H1186042A
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JP
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ticket
commuter pass
issuing
inspection
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JP23616597A
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Yasufumi Fukumoto
康文 福元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定期購入用乗車券の不正使用を防止できる定期
券発行機を提供する。 【解決手段】発売金額の情報及び有効区間の情報を含む
乗車券情報が記録された乗車券媒体から、この乗車券情
報を読取る読取手段(122)と、定期券の発行に必要
とされる定期発行情報を設定する設定手段(102)
と、前記読取られた乗車券情報から得られる乗車券媒体
の発売金額から、前記設定された定期発行情報から得ら
れる定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請求手
段(105)と、前記設定された定期発行情報を基に定
期券を発行する定期券発行手段(126)と、前記読取
られた乗車券情報を基にこの乗車券情報から得られる有
効区間の情報、及び乗車開始までの時間を限定する時間
限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を発行
する乗車券発行手段(127)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、定期券発行に必
要とされる定期発行情報(氏名、乗車区間、及び使用期
間などの情報)を設定し、この設定された定期発行情報
に基づき定期券を発行する定期券発行機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、定期券発行機は、全ての駅に
設置されているという訳ではなく、代表的な駅にだけ設
置されていることが多い。仮に、定期券を購入しようと
する定期券購入希望者が利用する利用駅に、定期券発行
機が設置されていない場合には、定期券購入希望者は、
定期券発行機が設置されている駅まで出向いて、定期券
を購入する必要あった。
【0003】このような場合、定期券購入希望者は、ま
ず、利用駅において、利用駅から定期券発行機が設置さ
れている駅までの乗車券(定期券購入用の乗車券(往路
用))を購入して、定期券発行機が設置されている駅へ
向う。定期券購入希望者は、定期券発行機が設置されて
いる駅において、定期券を購入するとともに、定期券購
入用の乗車券(往路用)の払戻しを要求し、払戻しを受
ける。また、定期券購入希望者が購入した定期券の有効
期間の開始日が翌日以降の場合には、この定期券購入希
望者は定期券発行機が設置されている駅から利用駅まで
の乗車券(定期券購入用の乗車券(復路用))を要求
し、この乗車券により利用駅まで戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記説明し
た定期券購入用の乗車券(往路用/復路用)が不正使用
されるという問題があった。例えば、定期券購入用の乗
車券により、定期券購入のついでに用事を済ませる。あ
るいは、定期券購入用の乗車券により、本来の利用駅と
異なる駅から定期券発行機が設置されている駅まで乗車
するなどである。定期券購入用の乗車券は、定期券購入
のためのだけに使用が認められたものであり、それ以外
の用途に使用することは認められていないのである。こ
の発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたも
のであって、定期券購入用の乗車券の不正使用を防止で
きる定期券発行機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の定期券発行機は、以下のよ
うに構成されている。この発明の定期券発行機は、乗車
券として機能するための乗車券情報が記録された乗車券
媒体から、この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段
と、定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定す
る定期発行情報設定手段と、前記乗車券情報読取手段に
より読取られた乗車券情報から得られる乗車券媒体の発
売金額から、前記定期券発行情報設定手段により設定さ
れた定期発行情報から得られる定期券の発売金額を差引
いた金額を請求する請求手段と、前記定期発行情報設定
手段により設定された定期発行情報を基に、定期券を発
行する定期券発行手段とを備えている。
【0006】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び有効区間の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手段により設
定された定期発行情報から得られる定期乗車区間の情報
とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか否か検査す
る検査手段と、この検査手段による検査の結果、前記両
区間が所定の関係を満たすことを条件として、前記乗車
券情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られ
る乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行情報設定
手段により設定された定期発行情報から得られる定期券
の発売金額を差引いた金額を請求する請求手段と、前記
定期発行情報設定手段により設定された定期発行情報を
基に、定期券を発行する定期券発行手段とを備えてい
る。
【0007】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び発行日時の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
発行日時の情報を基に、この発行日時からの経過時間を
検査する検査手段と、この検査手段による検査の結果、
前記経過時間が所定時間内であることを条件として、前
記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報から
得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行情
報設定手段により設定された定期発行情報から得られる
定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請求手段
と、前記定期発行情報設定手段により設定された定期発
行情報を基に、定期券を発行する定期券発行手段とを備
えている。
【0008】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び有効区間の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手段により設
定された定期発行情報から得られる定期乗車区間の情報
とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか否かの検
査、及び前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車
券情報から得られる発行日時の情報を基に、この発行日
時からの経過時間の検査を行う検査手段と、この検査手
段による検査の結果、前記両区間が所定の関係を満た
し、かつ前記経過時間が所定時間内であることを条件と
して、前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券
情報から得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期
券発行情報設定手段により設定された定期発行情報から
得られる定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請
求手段と、前記定期発行情報設定手段により設定された
定期発行情報を基に、定期券を発行する定期券発行手段
とを備えている。
【0009】この発明の定期券発行機は、定期券の発行
に必要とされる定期発行情報を設定する定期発行情報設
定手段と、この定期発行情報設定手段により設定された
定期発行情報を基に、定期券を発行する定期券発行手段
と、乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む
乗車券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗
車券発行手段とを備えている。
【0010】この発明の定期券発行機は、少なくとも有
効区間の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体
から、この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、
定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
期発行情報設定手段と、この定期発行情報設定手段によ
り設定された定期発行情報を基に、定期券を発行する定
期券発行手段と、前記乗車券情報読取手段により読取ら
れた乗車券情報を基に、この乗車券情報から得られる有
効区間の情報、及び乗車開始までの時間を限定する時間
限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を発行
する時間限定乗車券発行手段とを備えている。
【0011】この発明の定期券発行機は、少なくとも有
効区間の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体
から、この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、
定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
期発行情報設定手段と、この定期発行情報設定手段によ
り設定された定期発行情報を基に、定期券を発行する定
期券発行手段と、前記乗車券情報読取手段により読取ら
れた乗車券情報から得られる有効区間の情報と、前記定
期券発行手段により発行される定期券の定期乗車区間の
情報とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか否かを
検査する検査手段と、この検査手段による検査の結果、
前記両区間が所定の関係を満たすことを条件として、前
記有効区間の情報、及び乗車開始までの時間を限定する
時間限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を
発行する時間限定乗車券発行手段とを備えている。
【0012】この発明の定期券発行機は、少なくとも有
効区間の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体
から、この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、
定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
期発行情報設定手段と、この定期発行情報設定手段によ
り設定された定期発行情報を基に、定期券を発行する定
期券発行手段と、前記乗車券情報読取手段により読取ら
れた乗車券情報から得られる有効区間の情報と、前記定
期券発行手段により発行される定期券の定期乗車区間の
情報とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか否かの
検査、及び発行される定期券の有効期間の開始日が翌日
以降か否かの検査を行う検査手段と、この検査手段によ
る検査の結果、前記両区間が所定の関係を満たすことを
条件として、又は前記両区間が所定の関係を満たさずか
つ前記有効期間の開始日が翌日以降であることを条件と
して、前記有効区間の情報、及び乗車開始までの時間を
限定する時間限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車
券媒体を発行する時間限定乗車券発行手段とを備えてい
る。
【0013】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び有効区間の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行情報設定手
段により設定された定期発行情報から得られる定期券の
発売金額を差引いた金額を請求する請求手段と、前記定
期発行情報設定手段により設定された定期発行情報を基
に、定期券を発行する定期券発行手段と、前記乗車券情
報読取手段により読取られた乗車券情報を基に、この乗
車券情報から得られる有効区間の情報、及び乗車開始ま
での時間を限定する時間限定情報を含む乗車券情報を記
録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車券発行手段と
を備えている。
【0014】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び有効区間の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手段により設
定された定期発行情報から得られる定期乗車区間の情報
とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか否か検査す
る第1の検査手段と、この第1の検査手段による検査の
結果、前記両区間が所定の関係を満たすことを条件とし
て、前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情
報から得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券
発行情報設定手段により設定された定期発行情報から得
られる定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請求
手段と、前記定期発行情報設定手段により設定された定
期発行情報を基に、定期券を発行する定期券発行手段
と、前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情
報から得られる有効区間の情報と、前記定期券発行手段
により発行される定期券の定期乗車区間の情報とを比較
し、両区間が所定の関係を満たすか否かを検査する第2
の検査手段と、この第2の検査手段による検査の結果、
前記両区間が所定の関係を満たすことを条件として、前
記有効区間の情報、及び乗車開始までの時間を限定する
時間限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を
発行する時間限定乗車券発行手段とを備えている。
【0015】この発明の定期券発行機は、少なくとも発
売金額の情報及び有効区間の情報を含む乗車券情報が記
録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗車
券情報読取手段と、定期券の発行に必要とされる定期発
行情報を設定する定期発行情報設定手段と、前記乗車券
情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られる
有効区間の発駅の情報と、前記定期発行情報設定手段に
より設定された定期発行情報から得られる定期乗車区間
の発駅又は着駅の情報とを比較し、一致するか否かの検
査、及び前記乗車券情報から得られる発行日時の情報を
基に、この発行日時からの経過時間が1時間以内か否か
の検査を行う第1の検査手段と、この第1の検査手段に
よる検査の結果、前記情報の一致が認められ、かつ前記
経過時間が1時間以内であることを条件として、前記乗
車券情報読取手段により読取られた乗車券情報から得ら
れる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行情報設
定手段により設定された定期発行情報から得られる定期
券の発売金額を差引いた金額を請求する請求手段と、前
記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情報
を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、前記乗車
券情報読取手段により読取られた乗車券情報から得られ
る有効区間の情報と、前記定期券発行手段により発行さ
れる定期券の定期乗車区間の情報とを比較し、前記有効
区間が前記定期乗車区間に含まれるか否かの検査、及び
発行される定期券の有効期間の開始日が翌日以降か否か
の検査を行う第2の検査手段と、この第2の検査手段に
よる検査の結果、前記有効区間が前記定期乗車区間に含
まれないことを条件として、又は前記有効区間が前記定
期乗車区間に含まれかつ前記有効期間の開始日が翌日以
降であることを条件として、前記有効区間の情報、及び
乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗車
券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車券
発行手段とを備えている。
【0016】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。 (1)この発明の定期券発行機によれば、本体の定期券
の発売金額から乗車券の発売金額を差引いた金額が、定
期券の金額として請求される。つまり、定期券購入を条
件として、定期券購入用の乗車券(往路用)の払戻しが
行われる。
【0017】(2)この発明の定期券発行機によれば、
定期券購入用の乗車券(往路用)の妥当性が検査され、
この妥当性が認められたときに限り、定期券購入用の乗
車券の代金が定期券の代金に反映されて払戻される。
【0018】(3)この発明の定期券発行機によれば、
乗車開始までの時間が限定された時間限定乗車券、つま
り定期券購入用の乗車券(復路用)が発行される。つま
り、この発行される定期券購入用の乗車券(復路用)
は、それなりに用途が限定される。
【0019】(4)この発明の定期券発行機によれば、
定期券購入用の乗車券(往路用)に基づき、定期券購入
用の乗車券(復路用)が発行される。つまり、定期券購
入用の乗車券(復路用)は、定期券購入用の乗車券(往
路用)と同じ乗車区間とされる。
【0020】(5)この発明の定期券発行機によれば、
定期券購入用の乗車券(復路用)の妥当性が検査され、
この妥当性が認められたときに限り、定期券購入用の乗
車券(復路用)が発行される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。及び図2はこの発明の実
施の一形態に係る定期券発行機の外観を概略的に示す図
であり、図1は定期券発行機の正面図、図2は定期券発
行機の上面図である。
【0022】図1及び図2に示すように、この定期券発
行機には、各種入力を受付ける入力部102、駅名の設
定を受付ける駅名設定部103及び104、各種情報を
表示する表示部105、定期券発行の日付を表示する日
付表示部106、定期券発行のための必要事項(氏名、
乗車区間など)が記入された申込用紙の挿入を受付ける
申込用紙挿入口107、新規定期券を発行する定期券発
行口108、各種乗車券媒体及び定期券を受付ける券挿
入口109などが設けられている。
【0023】入力部102には各種ボタンが設けられて
おり、これらボタンにより定期券発行に必要とされる定
期情報の一部、例えば使用開始日及び使用期間(1ヶ
月、3ヶ月、6ヶ月)の入力が受付けられる。駅名設定
部103及び104は、発駅及び着駅(乗車区間)を設
定するための駅名釦、及び経由駅を設定するための経由
駅釦が表示されるタッチパネル内蔵のカラー液晶表示部
(LCD)により構成されている。表示部105は、各
種操作手順、エラーに関する情報、及び各部(入力部1
02、駅名設定部103及び104)から入力された情
報などを表示するカラー液晶表示部(LCD)によって
構成されている。
【0024】続いて、図3を参照して、定期券発行機に
おける各種機能について説明する。図3は、定期券発行
機の内部の概略構成を示すブロック図である。図3に示
すように、定期券発行機には、CPU120が設けられ
ており、このCPU120により定期券発行機全体が制
御されるようになっている。このCPU120には、メ
モリ121、読取部122、入力部102、駅名設定部
103及び104、検査部123、表示部105、日付
表示部106、氏名読取部124、氏名転写部125、
定期券発行部126、乗車券発行部127、ジャーナル
プリンタ128、磁気ディスク装置129、通信制御部
130などが接続されている。
【0025】メモリ121には、制御プログラム及び文
字パターンなどが記憶されている。読取部122は、券
挿入部109で受付けられた乗車券及び定期券に磁気記
録されている情報を読取る。入力部102は、既に説明
したように、定期情報の入力を受付ける。駅名設定部1
03及び104は、既に説明したように、発駅及び着駅
並びに経由駅の設定を受付ける。検査部123は、各種
不正を防止するため、乗車券及び定期券から読取られた
情報、並びに入力部102で受付けられた情報の正当性
を検査する。この検査部123の機能は後に詳しく説明
する。表示部105は、既に説明したように、各種情報
を表示する。日付表示部106は、定期券発行の日付を
表示する。氏名読取部124は、申込用紙挿入口107
から受付けられた申込用紙上の氏名(購入者による自筆
の氏名)を読取る。氏名転写部125は、氏名読取部1
22で読取られた氏名を新規に発行する定期券に転写す
る。定期券発行部126は、新規定期券の発行を行う。
この新規定期券の発行は、読取部122で読取られた情
報又は入力部102で受付けられた情報に基づき行われ
る。乗車券発行部127は乗車券の発行を行うものであ
り、その役割は後に詳しく説明する。ジャーナルプリン
タ128は、定期券の売上デ―タ等をジャ―ナル(図示
しない)に印刷する。磁気ディスク装置129は、定期
券発行に関する各種情報(例えば売上デ―タ及び運賃デ
―タ)が記憶された磁気ディスク(図示しない)を取扱
う。通信制御部130は、通信回線(図示しない)を介
して外部装置(図示しない)とデータ通信を行う。
【0026】続いて、図4のフローチャートを参照し
て、上記説明した定期券発行機による定期券発行処理に
ついて説明する。なお、ここでは、定期券購入用の乗車
券(往路用/復路用)の取扱にポイントをおいて説明す
る。
【0027】既に説明したように、定期券の購入を希望
する定期券購入希望者の利用駅(以下A駅として記載)
に定期券発行機が設置されていない場合、定期券購入希
望者は定期券発行機が設置されている駅(以下B駅とし
て記載)まで出向いて定期券を購入しなければならな
い。このとき、定期券購入希望者は、まず、A駅におい
て、このA駅からB駅までの定期券購入用の乗車券(往
路用)を購入する。図5にこの定期券購入用の乗車券
(往路用)の一例を示す。この定期券購入用の乗車券
(往路用)は、係員に申し出て購入する。あるいは、定
期券購入用の乗車券(往路用)を発行する機構を備えた
自動券売機を設置し、この自動券売機で購入するように
してもよい。
【0028】この定期券購入用の乗車券(往路用)に
は、有効区間の情報(このケースの場合、A駅−B
駅)、発行日時の情報などが磁気記録(エンコード記
録)及び印字記録されている。定期券購入希望者は、こ
の定期券購入用の乗車券(往路用)により、B駅まで出
向く。このとき、定期券購入希望者は、定期券購入用の
乗車券(往路用)により、B駅の有人改札口から出場す
る。自動改札装置から出場しようとすると、定期券購入
用の乗車券(往路用)が、自動改札装置に回収されてし
まうからである。但し、定期券購入用の乗車券(往路
用)を回収せずに返却する構成の自動改札装置を導入
し、定期券購入用の乗車券(往路用)により自動改札装
置から出場できるようにしてもよい。
【0029】定期券購入希望者は、定期券購入用の乗車
券(往路用)を所持して、定期券発行所へ向う。定期券
購入希望者は、定期券発行所において、定期券の発行を
申込む申込用紙に定期券発行に必要な事項(氏名、住
所、年齢、電話番号、乗車区間、使用期間、使用開始日
など)を記載し、この申込用紙とともに定期券購入用の
乗車券(往路用)を定期券発行所の係員に手渡す。ある
いは、以前使用していた定期券があれば、その定期券と
ともに定期券購入用の乗車券(往路用)を定期券発行所
の係員に手渡す。
【0030】係員は、受取った定期券購入用の乗車券
(往路用)を、券挿入口109に挿入する(ST10、
YES)。挿入された定期券購入用の乗車券(往路用)
は、券挿入口109から読取部122へ送られ、この定
期券購入用の乗車券(往路用)に記録されている情報が
読取られる(ST12、YES)。読取られた情報は表
示部105に表示される(ST14)。なお、この定期
券購入用の乗車券は、定期券発行機により回収される。
【0031】定期券を受取っている場合には、受取った
定期券を、券挿入口109に挿入する(ST16、YE
S)。挿入された定期券は、券挿入口109から読取部
122へ送られ、この定期券に記録されている情報が読
取られる(ST18)。読取られた情報は表示部105
に表示される(ST20)。なお、この定期券は、定期
券発行機により回収される。
【0032】申込用紙を受取っている場合には、受取っ
た申込用紙に記載された事項を、必要に応じて入力部1
02から入力する(ST22、YES)。入力された情
報は表示部105に表示される(ST24)。さらに、
係員は、この申込用紙を申込用紙挿入口107に挿入す
る(ST26、YES)。挿入された申込用紙は、氏名
読取部124へ送られ、この申込用紙に記載された氏名
が読取られる(ST28)。
【0033】係員は、表示部105に表示された内容
(定期発行情報)を確認し、間違いなければ、入力部1
02から定期券発行を指示する。この定期券発行の指示
が受付けられると(ST30、YES)、必要最低限の
定期発行情報(定期発行に欠かすことのできない情報)
が入力されていることを条件として(ST32、YE
S)、入力された定期発行情報を基にして定期券発行処
理が開始される。
【0034】定期券購入用の乗車券(往路用)が受取ら
れている場合には(ST34、YES)、この定期券購
入用の乗車券(往路用)の妥当性が検査される(ST3
6)。この検査は、検査部123により行われる。検査
の内容は、この定期券購入用の乗車券(往路用)の発行
日時、さらに、この定期券購入用の乗車券(往路用)の
有効区間と発行される定期券の定期乗車区間(申込まれ
た定期の定期乗車区間)とが所定の関係を満たしている
かなどである。
【0035】前者の検査は、定期券購入用の乗車券(往
路用)が定期券購入以外の目的で使用されるのを防止す
るために行われる。つまり、定期券購入用の乗車券(往
路用)で、定期券発行機が設置されている駅まで出向い
て、何らかの用事を済ませてから定期券発行所に立寄る
のを防止する。この検査では、例えば、定期券購入用の
乗車券(往路用)から読取られた発行日時からの経過時
間が所定時間内(例えば1時間以内)か否かが検査され
る。
【0036】後者の検査も、やはり、定期券購入用の乗
車券(往路用)が定期券購入以外の目的で使用されるの
を防止するために行われる。この検査では、例えば、定
期券購入用の乗車券(往路用)の有効区間と発行される
定期券の定期乗車区間とが所定の関係を満たしているか
否かが検査される。具体的に説明すると、定期券購入用
の乗車券(往路用)の有効区間の発駅(乗車駅)と、発
行される定期券の定期乗車区間の発駅又は着駅とが一致
するか否かが検査される。従って、発行される定期券の
乗車区間は、A駅を起点又は終点とした区間でなければ
ならない。
【0037】定期券購入用の乗車券(往路用)の妥当性
が認められると(ST38、YES)、差額計算が行わ
れる(ST40)。この差額計算では、発行される定期
券の代金から定期券購入用の乗車券の代金が差引かれ
る。そして、この差額計算により算出された金額が、定
期券の代金として表示部105に表示され請求される
(ST42)。続いて、収集された定期発行情報に基づ
き定期券発行部126により定期券が発行される(ST
44)。なお、このとき発行される定期券の所定位置に
は、氏名読取部124により申込用紙から読取られた氏
名が、氏名転写部125により転写される。
【0038】このように、定期券購入用の乗車券(往路
用)の妥当性を検査し、妥当性が認められたときに限
り、定期券購入用の乗車券(往路用)の代金を、発行さ
れる定期券の代金に反映させて、払戻しが行われる。こ
れにより、定期券購入用の乗車券(往路用)が、本来の
目的で使用された場合に限り、払戻しが行われることに
なる。つまり、定期券購入用の乗車券(往路用)の不正
使用が防止できる。
【0039】さらに、定期券購入希望者から帰りの乗車
券の要求があった場合には、係員は、入力部102から
定期券購入用の乗車券(復路用)の発行を指示する(S
T46YES)。これにともない、検査部123によ
り、定期券購入用の乗車券(復路用)の妥当性が検査さ
れる(ST48)。この検査では、先に受取られた定期
券購入用の乗車券(往路用)の有効区間(発駅)と発行
された定期券の定期乗車区間との関係、及び発行された
定期券の有効期間の開始日が検査される。
【0040】発行された定期券の定期乗車区間が、A駅
−B駅を含んでいない場合には、定期券購入用の乗車券
(復路用)の発行は認められる。また、発行された定期
券の定期乗車区間がA駅−B駅を含んでいても、この発
行された定期券の有効期間の開始日が翌日以降の場合に
限り、定期券購入用の乗車券(復路用)の発行が認めら
れる。
【0041】定期券購入用の乗車券(復路用)の妥当性
が認められれば(ST50、YES)、定期券購入用の
乗車券(往路用)の有効区間に基づき、定期券購入用の
乗車券(復路用)が乗車券発行部127により発行され
る(ST52)。つまり、この定期券購入用の乗車券
(復路用)の有効区間は、定期券購入用の乗車券(往路
用)の有効区間と同じに設定される。さらに、このとき
発行される定期券購入用の乗車券(復路用)には、乗車
開始までの時間に制限が加えられる。つまり、定期券購
入用の乗車券(復路用)には、乗車券発行部127によ
り乗車開始までの時間を制限(例えば1時間に制限)す
る時間制限情報が記録される。この時間制限情報によ
り、この定期券購入用の乗車券(復路用)の用途を限定
することができる。図6に、定期券購入用の乗車券(復
路用)の一例を示す。この定期券購入用の乗車券(復路
用)には、乗車区間の情報(発駅及び着駅)、及び上記
説明した時間制限情報が磁気記録(エンコード記録)及
び印字記録される。
【0042】このように、定期券購入用の乗車券(復路
用)の妥当性を検査し、この妥当性が認められたときに
限り、定期券購入用の乗車券(復路用)が発行される。
これにより、定期券購入用の乗車券(復路用)の不正使
用が防止できる。
【0043】なお、所定時間内に定期券購入用の乗車券
(復路用)の発行指示が入力されない場合、又はST1
0、ST16、ST22、ST26の処理が開始される
と、定期券購入用の乗車券(復路用)の発売の受付は終
了する。
【0044】また、この定期券発行機は、発行した定期
券に関する情報、及び回収した定期券に関する情報、回
収した定期券購入用の乗車券(往路用)に関する情報、
及び発行した定期券購入用の乗車券(復路用)に関する
情報を磁気ディスク装置129に記録するようになって
いる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、定期券購入用の乗車
券(往路用/復路用)の不正使用を防止できる定期券発
行機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る定期券発行機の
外観を概略的に示す正面図である。
【図2】この発明の一実施の形態に係る定期券発行機の
外観を概略的に示す上面図である。
【図3】この発明の一実施の形態に係る定期券発行機の
内部構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】定期券発行機による定期券購入用の乗車券(往
路用/復路用)の取扱を説明するフローチャートであ
る。
【図5】定期券購入用の乗車券(往路用)の一例を示す
図である。
【図6】定期券購入用の乗車券(復路用)の一例を示す
図である。
【符号の説明】
102…入力部 103、104…駅名設定部 105…表示部 106…日付表示部 107…申込用紙挿入口 108…定期券発行口 109…券挿入口 120…CPU 121…メモリ 122…読取部 123…入力部 124…氏名読取部 125…氏名転写部 126…定期券発行部 127…乗車券発行部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車券として機能するための乗車券情報が
    記録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取る乗
    車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行
    情報設定手段により設定された定期発行情報から得られ
    る定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請求手段
    と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  2. 【請求項2】少なくとも発売金額の情報及び有効区間の
    情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、こ
    の乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手
    段により設定された定期発行情報から得られる定期乗車
    区間の情報とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか
    否か検査する検査手段と、 この検査手段による検査の結果、前記両区間が所定の関
    係を満たすことを条件として、前記乗車券情報読取手段
    により読取られた乗車券情報から得られる乗車券媒体の
    発売金額から、前記定期券発行情報設定手段により設定
    された定期発行情報から得られる定期券の発売金額を差
    引いた金額を請求する請求手段と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  3. 【請求項3】少なくとも発売金額の情報及び発行日時の
    情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、こ
    の乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる発行日時の情報を基に、この発行日時からの
    経過時間を検査する検査手段と、 この検査手段による検査の結果、前記経過時間が所定時
    間内であることを条件として、前記乗車券情報読取手段
    により読取られた乗車券情報から得られる乗車券媒体の
    発売金額から、前記定期券発行情報設定手段により設定
    された定期発行情報から得られる定期券の発売金額を差
    引いた金額を請求する請求手段と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  4. 【請求項4】少なくとも発売金額の情報及び有効区間の
    情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、こ
    の乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手
    段により設定された定期発行情報から得られる定期乗車
    区間の情報とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか
    否かの検査、及び前記乗車券情報読取手段により読取ら
    れた乗車券情報から得られる発行日時の情報を基に、こ
    の発行日時からの経過時間の検査を行う検査手段と、 この検査手段による検査の結果、前記両区間が所定の関
    係を満たし、かつ前記経過時間が所定時間内であること
    を条件として、前記乗車券情報読取手段により読取られ
    た乗車券情報から得られる乗車券媒体の発売金額から、
    前記定期券発行情報設定手段により設定された定期発行
    情報から得られる定期券の発売金額を差引いた金額を請
    求する請求手段と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  5. 【請求項5】前記検査手段が、前記乗車券情報から得ら
    れる有効区間の発駅の情報と、定期券発行情報から得ら
    れる定期乗車区間の発駅又は着駅の情報とが一致するか
    否かを検査し、 前記請求手段が、前記検査手段による検査の結果、前記
    情報の一致が認められたときに限り、前記乗車券情報読
    取手段により読取られた乗車券情報から得られる乗車券
    媒体の発売金額から、前記定期券発行情報設定手段によ
    り設定された定期発行情報から得られる定期券の発売金
    額を差引いた金額を請求することを特徴とする請求項2
    記載の定期券発行機。
  6. 【請求項6】前記検査手段が、前記経過時間が1時間以
    内であるか否かを検査し、 前記請求手段が、前記検査手段による検査の結果、前記
    経過時間が1時間以内であることが認められたときに限
    り、前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情
    報から得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券
    発行情報設定手段により設定された定期発行情報から得
    られる定期券の発売金額を差引いた金額を請求すること
    を特徴とする請求項3記載の定期券発行機。
  7. 【請求項7】定期券の発行に必要とされる定期発行情報
    を設定する定期発行情報設定手段と、 この定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗車
    券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車券
    発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  8. 【請求項8】少なくとも有効区間の情報を含む乗車券情
    報が記録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取
    る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 この定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報を
    基に、この乗車券情報から得られる有効区間の情報、及
    び乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗
    車券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車
    券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  9. 【請求項9】少なくとも有効区間の情報を含む乗車券情
    報が記録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読取
    る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 この定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期券発行手段によ
    り発行される定期券の定期乗車区間の情報とを比較し、
    両区間が所定の関係を満たすか否かを検査する検査手段
    と、 この検査手段による検査の結果、前記両区間が所定の関
    係を満たすことを条件として、前記有効区間の情報、及
    び乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗
    車券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車
    券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  10. 【請求項10】少なくとも有効区間の情報を含む乗車券
    情報が記録された乗車券媒体から、この乗車券情報を読
    取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 この定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期券発行手段によ
    り発行される定期券の定期乗車区間の情報とを比較し、
    両区間が所定の関係を満たすか否かの検査、及び発行さ
    れる定期券の有効期間の開始日が翌日以降か否かの検査
    を行う検査手段と、 この検査手段による検査の結果、前記両区間が所定の関
    係を満たすことを条件として、又は前記両区間が所定の
    関係を満たさずかつ前記有効期間の開始日が翌日以降で
    あることを条件として、前記有効区間の情報、及び乗車
    開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗車券情
    報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車券発行
    手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  11. 【請求項11】前記検査手段が、前記有効区間が前記定
    期乗車区間に含まれるか否かを検査し、 前記時間限定乗車券発行手段が、前記検査手段による検
    査の結果、前記有効区間が前記定期乗車区間に含まれな
    いことを条件として、前記有効区間の情報、及び乗車開
    始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗車券情報
    を記録した乗車券媒体を発行することを特徴とする請求
    項9記載の定期券発行機。
  12. 【請求項12】前記検査手段が、前記有効区間が前記定
    期乗車区間に含まれるか否かの検査、及び発行される定
    期券の有効期間の開始日が翌日以降か否かの検査を行
    い、 前記時間限定乗車券発行手段が、前記検査手段による検
    査の結果、前記有効区間が前記定期乗車区間に含まれな
    いことを条件として、又は前記有効区間が前記定期乗車
    区間に含まれかつ前記有効期間の開始日が翌日以降であ
    ることを条件として、前記有効区間の情報、及び乗車開
    始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗車券情報
    を記録した乗車券媒体を発行することを特徴とする請求
    項10記載の定期券発行機。
  13. 【請求項13】前記時間限定乗車券発行手段が、乗車開
    始までの時間を1時間に限定する時間限定情報を含む乗
    車券情報を記録した乗車券媒体を発行することを特徴と
    する請求項7、請求項8、請求項9、又は請求項10に
    記載の定期券発行機。
  14. 【請求項14】少なくとも発売金額の情報及び有効区間
    の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、
    この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる乗車券媒体の発売金額から、前記定期券発行
    情報設定手段により設定された定期発行情報から得られ
    る定期券の発売金額を差引いた金額を請求する請求手段
    と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報を
    基に、この乗車券情報から得られる有効区間の情報、及
    び乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を含む乗
    車券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限定乗車
    券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  15. 【請求項15】少なくとも発売金額の情報及び有効区間
    の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、
    この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期発行情報設定手
    段により設定された定期発行情報から得られる定期乗車
    区間の情報とを比較し、両区間が所定の関係を満たすか
    否か検査する第1の検査手段と、 この第1の検査手段による検査の結果、前記両区間が所
    定の関係を満たすことを条件として、前記乗車券情報読
    取手段により読取られた乗車券情報から得られる乗車券
    媒体の発売金額から、前記定期券発行情報設定手段によ
    り設定された定期発行情報から得られる定期券の発売金
    額を差引いた金額を請求する請求手段と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期券発行手段によ
    り発行される定期券の定期乗車区間の情報とを比較し、
    両区間が所定の関係を満たすか否かを検査する第2の検
    査手段と、 この第2の検査手段による検査の結果、前記両区間が所
    定の関係を満たすことを条件として、前記有効区間の情
    報、及び乗車開始までの時間を限定する時間限定情報を
    含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を発行する時間限
    定乗車券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
  16. 【請求項16】少なくとも発売金額の情報及び有効区間
    の情報を含む乗車券情報が記録された乗車券媒体から、
    この乗車券情報を読取る乗車券情報読取手段と、 定期券の発行に必要とされる定期発行情報を設定する定
    期発行情報設定手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の発駅の情報と、前記定期発行情報
    設定手段により設定された定期発行情報から得られる定
    期乗車区間の発駅又は着駅の情報とを比較し、一致する
    か否かの検査、及び前記乗車券情報から得られる発行日
    時の情報を基に、この発行日時からの経過時間が1時間
    以内か否かの検査を行う第1の検査手段と、 この第1の検査手段による検査の結果、前記情報の一致
    が認められ、かつ前記経過時間が1時間以内であること
    を条件として、前記乗車券情報読取手段により読取られ
    た乗車券情報から得られる乗車券媒体の発売金額から、
    前記定期券発行情報設定手段により設定された定期発行
    情報から得られる定期券の発売金額を差引いた金額を請
    求する請求手段と、 前記定期発行情報設定手段により設定された定期発行情
    報を基に、定期券を発行する定期券発行手段と、 前記乗車券情報読取手段により読取られた乗車券情報か
    ら得られる有効区間の情報と、前記定期券発行手段によ
    り発行される定期券の定期乗車区間の情報とを比較し、
    前記有効区間が前記定期乗車区間に含まれるか否かの検
    査、及び発行される定期券の有効期間の開始日が翌日以
    降か否かの検査を行う第2の検査手段と、 この第2の検査手段による検査の結果、前記有効区間が
    前記定期乗車区間に含まれないことを条件として、又は
    前記有効区間が前記定期乗車区間に含まれかつ前記有効
    期間の開始日が翌日以降であることを条件として、前記
    有効区間の情報、及び乗車開始までの時間を限定する時
    間限定情報を含む乗車券情報を記録した乗車券媒体を発
    行する時間限定乗車券発行手段と、 を備えたことを特徴とする定期券発行機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133495A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Toshiba Corp 自動券売機

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