JPH1183130A - 空気調和システムにおけるアドレス設定方法 - Google Patents

空気調和システムにおけるアドレス設定方法

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JPH1183130A
JPH1183130A JP9251173A JP25117397A JPH1183130A JP H1183130 A JPH1183130 A JP H1183130A JP 9251173 A JP9251173 A JP 9251173A JP 25117397 A JP25117397 A JP 25117397A JP H1183130 A JPH1183130 A JP H1183130A
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JP
Japan
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address setting
address
indoor unit
data
indoor
Prior art date
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Withdrawn
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JP9251173A
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English (en)
Inventor
Koushi Itou
耕巳 伊藤
Tomotaka Sato
友孝 佐藤
Shinichi Isozumi
晋一 五十住
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の室内機に対して1個のリモコンが設け
られる空気調和システムにおいて、リモコンによるアド
レス設定を行うことができるアドレス設定方法を提供す
る。 【解決手段】 複数の室内機と、複数の室内機に共通に
設けられたリモコンとを具備する空気調和システムにお
いて、次の手順でアドレス設定を行う。まず、複数の室
内機間で通信を行ってアドレス設定順序を決める。次
に、リモコンからのアドレス設定指令を受け、アドレス
設定順序に基づいて決まる室内機のファンを駆動する。
次に、リモコンから出力されるアドレスをファンが駆動
された室内機に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、据付時のアドレ
ス設定の簡単化を図った空気調和システムにおけるアド
レス設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルや工場等においては、1台または複
数台の室外機に複数台の室内機が接続されて、空気調和
システムが構成される。この場合、各室内機には各々、
室外機−室内機間のデータ電送の必要上、個別のアドレ
スが設定される。そして、このアドレス設定は、通常、
据付終了後に据付係員によって行われる。
【0003】従来、このアドレス設定の方法としては、 オートアドレス 手動アドレス リモコンアドレス の3種類の方法があった。オートアドレスは、冷媒系
統と信号系統が1対1に対応しているシステムに用いら
れるもので、予め決められた順序で順次アドレスが自動
的に設定される。手動アドレスは、各室内機のアドレ
スを係員が基板上のスイッチによって手動で設定する。
リモコンアドレスは、係員がリモコンによって各室内
機のアドレスを設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したリモコンアド
レスは、室内機に直接触れることなく、離れた位置でア
ドレス設定ができる点で、手動アドレスに比較し操作が
しやすい利点がある。図4は、1台の室外機に複数台の
室内機を接続し、各室内機にそれぞれリモコンRを設け
たシステムであり、この場合、リモコンアドレスが好適
である。しかしながら、各室内機にそれぞれリモコンR
を設けることは通常行われれず、複数の室内機につい
て、1個のリモコンRが共通に設けられる(図2参
照)。そして、この場合、従来の空気調和システムはリ
モコンアドレスを採用することができなかった。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は複数の室内機に対して1個の
リモコンが設けられる場合においても、リモコンアドレ
ス設定を行うことができる空気調和システムにおけるア
ドレス設定方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の方法は、複数の室内機と、複数の室内
機に共通に設けられた遠隔操作手段とを具備する空気調
和システムにおいて、まず、複数の室内機間で通信を行
ってアドレス設定順序を決め、次に、遠隔操作手段から
のアドレス設定指令を受け、アドレス設定順序に基づい
て決まる室内機の報知手段を駆動し、次に、遠隔操作手
段から出力されるアドレスを報知手段が駆動された室内
機に設定することを特徴とする。ここで、報知手段とし
ては、室内機のファンまたはルーバが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。図2はこの発明の一実施形
態による空気調和システムの構成を示すブロック図であ
り、この図において、符号1は室外機、2−1〜2−1
0は10台の室内機である。各室内機2−1〜2−10
は信号線S1を介して相互接続されると共に室外機1に
接続され、また、信号線S2を介してリモコンRに接続
されている。図1は室内機2−1〜2−10内に設けら
れているコントローラの構成を示すブロック図である。
この図において、11はCPU(中央処理装置)、12
はCPU11において用いられるプログラムが記憶され
たROM(リードオンリメモリ)、13はデータ一時記
憶用のRAM(ランダムアクセスメモリ)である。14
は操作部であり、電源スイッチその他の操作スイッチが
設けられている。
【0008】15は通信インターフェイスであり、リモ
コンRから出力され、端子Tを介して供給されるシリア
ルデータを読み込み、パラレルデータに変換してCPU
11へ出力する。16は通信インターフェイスであり、
CPU11から室外機1へ向けて出力される8ビットパ
ラレルデータをシリアルデータに変換して信号線S1へ
出力する。この場合、信号線S1に他の室内機2または
室外機1からデータが出力されていないことを確認した
後、出力する。また、この通信インターフェイス16
は、室外機1から信号線S1に出力されるシリアルデー
タをパラレルデータに変換してCPU11へ出力する。
17は制御インターフェイスであり、CPU11から出
力されるファンモータ駆動指令、電磁弁駆動指令等の制
御命令をデコードし、そのデコード結果に従って熱交換
器のファンモータ、冷媒回路の電磁弁等を駆動する。
【0009】次に、上述した空気調和システムの据付時
に行われるアドレス設定動作を説明する。なお、図3に
このアドレス設定動作のフローチャートを示す。据付係
員は、室外機1、室内機2−1〜2−10の設置および
配線工事が終了した時点でシステムに電源を投入する。
システムに電源が投入され、したがって、各室内機2−
1〜2−10のコントローラ(図1)に電源が投入され
ると、各コントローラのCPU11がROM12内のプ
ログラムに従って次の動作を行う。まず、”アドレス設
定順序「1」”なるデータを通信インターフェイス16
へ出力する。通信インターフェイス16はそのデータを
シリアルデータに変換し、信号線S1へ出力する。そし
て、一定時間内に他の室内機2から”アドレス設定順序
「1」あり”なるデータが受信されない時は、RAM1
3内の所定エリアに”アドレス設定順序「1」”を書き
込む。
【0010】一方、他の室内機2から出力された”アド
レス設定順序「1」あり”なるデータが受信された場合
は、次に、”アドレス設定順序「2」”なるデータを通
信インターフェイス16を介して信号線S1へ出力す
る。そして、一定時間内に他の室内機2から”アドレス
設定順序「2」あり”なるデータが受信されない時は、
RAM13内の所定エリアに”アドレス設定順序
「2」”を書き込み、受信された場合は、次に、”アド
レス設定順序「3」”なるデータを通信インターフェイ
ス16を介して信号線S1へ出力する。このようにし
て、各室内機2は自分のアドレス設定順序を自らが決定
する。
【0011】また、自分のアドレス設定順序(「K」と
する)が決まった後において、他の室内機2から出力さ
れた”アドレス設定順序「K」”なるデータが受信され
た場合は、上述した”アドレス設定順序「K」あり”な
るデータを信号線S1へ送信する。以上が図2に示すス
テップSP1の処理である。この処理は、システムに電
源を投入すると同時に行われ、1秒以下の時間で終了す
る。
【0012】次に、係員は、リモコンRの予め「アドレ
ス設定」に割り当てられた操作ボタン(以下、アドレス
設定ボタンという)を押す。このアドレス設定ボタンが
押されると、リモコンRから”アドレス設定”なるデー
タが信号線S2へ出力される。各室内機2−1〜2−1
0のCPU11は各々このデータを通信インターフェイ
ス15を介して読み込み、解読する。次いで、CPU1
1は、このデータを受信した回数が「1」であることか
ら、RAM13に記憶されているデータ”アドレス設定
順序「N」”をチェックし、受信回数「1」とアドレス
設定順序が一致した場合に、制御インターフェイス17
へファンモータ駆動指令を出力する。これにより、ファ
ンモータが駆動される(図2のステップPS3)。
【0013】係員は、ファンの回転を見て、次にその室
内機のアドレスをリモコンRから入力する。入力された
アドレスは、信号線S2および通信インターフェイス1
5を介して各室内機2のCPU11へ読み込まれる。室
内機2−1〜2−10の内の現在ファンモータが駆され
ている室内機2のCPU11がそのアドレスを自機のア
ドレスとしてRAM13に設定し、次いで制御インター
フェイス17へファンモータ停止指令を出力する。
【0014】次に、係員は、再びアドレス設定ボタンを
押す。このアドレス設定ボタンが押されると、リモコン
Rから再び”アドレス設定”なるデータが信号線S2へ
出力される。各室内機2−1〜2−10のCPU11は
各々このデータを通信インターフェイス15を介して入
力し、解読する。次いで、CPU11は、このデータを
受信した回数が「2」であることから、RAM13に記
憶されているデータ”アドレス決定順序「N」”をチェ
ックし、受信回数「2」とアドレス決定順序が一致した
場合に、制御インターフェイス17へファンモータ駆動
指令を出力する。これにより、アドレス決定順序が
「2」の室内機のファンモータが駆動される。係員は、
このファンの回転を見て、その室内機のアドレスをリモ
コンRから入力する。以下、同様の過程が繰り返され、
これにより室内機2−1〜2−10のアドレス設定が行
われる(図2のステップSP2〜SP6)。
【0015】以上が、この発明の一実施形態によるアド
レス設定方法の詳細である。なお、上記実施形態におい
ては、ファンの回転をアドレス決定順序の報知に使用し
ているが、これに代えて、ルーバを用いてもよく、ある
いは、パイロットランプ、警報ブザー等を用いてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の室内機間で通信を行ってアドレス設定順序を
決める第1の過程と、前記遠隔操作手段からのアドレス
設定指令を受け、前記アドレス設定順序に基づいて決ま
る室内機の報知手段を駆動する第2の過程と、前記遠隔
操作手段から出力されるアドレスを前記報知手段が駆動
された室内機に設定する第3の過程とを有しているの
で、複数の室内機に対して1個のリモコンが設けられる
場合においても、リモコンによるアドレス設定を行うこ
とができ、これにより、アドレス設定を簡単な操作で行
うことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による空気調和システ
ムの室内機のコントローラの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 同空気調和システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 同空気調和システムの動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】 従来の空気調和システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】 2−1〜2−10…室内機、11…CPU、12…RO
M、13…RAM、15、16…通信インターフェイ
ス、17…制御インターフェイス、R…リモコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十住 晋一 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機と、前記複数の室内機に共
    通に設けられた遠隔操作手段とを具備する空気調和シス
    テムにおいて、 前記複数の室内機間で通信を行ってアドレス設定順序を
    決める第1の過程と、 前記遠隔操作手段からのアドレス設定指令を受け、前記
    アドレス設定順序に基づいて決まる室内機の報知手段を
    駆動する第2の過程と、 前記遠隔操作手段から出力されるアドレスを前記報知手
    段が駆動された室内機に設定する第3の過程と、 を有することを特徴とする空気調和システムにおけるア
    ドレス設定方法。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、室内機のファンである
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システムに
    おけるアドレス設定方法。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、室内機のルーバである
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システムに
    おけるアドレス設定方法。
JP9251173A 1997-09-16 1997-09-16 空気調和システムにおけるアドレス設定方法 Withdrawn JPH1183130A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214689A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsubishi Electric Corp アドレス自動設定方法及びそのシステム、並びに冷媒グループ自動設定方法及びその空気調和システム
CN108800454A (zh) * 2018-04-13 2018-11-13 珠海格力电器股份有限公司 数据同步方法及装置、多联机空调系统
WO2021125104A1 (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 ダイキン工業株式会社 据付位置確認支援システム、サーバ、プログラム、及び方法

Cited By (4)

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JP2006214689A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsubishi Electric Corp アドレス自動設定方法及びそのシステム、並びに冷媒グループ自動設定方法及びその空気調和システム
CN108800454A (zh) * 2018-04-13 2018-11-13 珠海格力电器股份有限公司 数据同步方法及装置、多联机空调系统
WO2021125104A1 (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 ダイキン工業株式会社 据付位置確認支援システム、サーバ、プログラム、及び方法
JP2021096031A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 ダイキン工業株式会社 据付位置確認支援システム

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Effective date: 20041207