JPH1180919A - 曲げ性に優れる高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製法 - Google Patents
曲げ性に優れる高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製法Info
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- JPH1180919A JPH1180919A JP9264983A JP26498397A JPH1180919A JP H1180919 A JPH1180919 A JP H1180919A JP 9264983 A JP9264983 A JP 9264983A JP 26498397 A JP26498397 A JP 26498397A JP H1180919 A JPH1180919 A JP H1180919A
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Abstract
“優れた曲げ性”を示す高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼
板の安定した製造方法を提供する。 【解決手段】 C:0.07〜0.18%,Si:0.3%以下,Mn:
1.8〜 2.7%,P:0.03%以下,S:0.010%以下,Al:0.
005〜0.08%,N:0.0080%以下,Mo:0.03〜0.50%,
V:0.01〜0.06%,Ti:0.04%以下,N:0.0080%以
下,Ca:0〜0.01%を含んで成る鋼片に熱間圧延,冷間
圧延を施してから合金化溶融亜鉛めっきを施すに際し
て、上記冷間圧延を施した鋼板を750〜930℃で5
秒間以上加熱した後、5〜30℃/sの冷却速度で460
〜530℃まで冷却し、この460〜530℃の温度域
に10〜50秒間保持してから溶融亜鉛めっきを施し、
更に480〜650℃の温度範囲で合金化処理を施す。
Description
た成形法によって製造される耐食性高強度部材(例えば
ドアガ−ドバ−やロッカ−インナ−レインフォ−スとい
った自動車の衝突安全を確保するための部品等)に好適
な、曲げ性に優れた高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の
製造方法に関するものである。
対策として「鋼板の高張力化」に関する技術の開発にし
のぎが削られているが、同時に自動車の更なる寿命延長
を求める声に応えるべく“使用する冷延鋼板”の防錆力
向上にも大きな努力が払われるようになってきた。特
に、最近では自動車の衝突安全に対する関心がひときわ
高まり、例えばロッカ−インナ−レインフォ−ス等とい
った“衝突安全のための補強部品”の高性能化指向も一
段と強まって、引張強さ780〜1180N/mm2級の高
張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板を適用することが望まれ
るまでになっている。
きる析出強化策のみでは鋼板に引張強さ780N/mm2級
以上の高強度を付与することは困難で、この場合には変
態強化を主体とした高強度化手法の適用が必要となる。
そこで、例えば特開昭55−125235号公報には、
「素材成分としてMoを添加すると共に、 “素材である冷
延鋼板の加熱処理温度から溶融亜鉛めっきを施すまでの
区間”及び“めっきの合金化処理を終えてから300℃
に至るまでの区間”の冷却速度がMn量,Mo量により決ま
る“臨界冷却速度”以上となるように制御してマルテン
サイトを多く残存させることで高強度を得る方法」が提
案されている。また、特開昭56−142821号公報
には、「素材のMnとCrの含有量を制御すると共に、 “素
材である冷延鋼板の加熱処理後のA1 変態点から溶融亜
鉛めっきを施すまでの区間”及び“めっきの合金化処理
を終えてからMs 変態点以下に至るまでの区間”を高い
冷却速度で急速冷却することでマルテンサイト量を多く
生成させ、 高強度を得る方法」が開示されている。
れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板は軟質なフェライトと硬
質なマルテンサイトの混在する不均一な組織となってお
り、主に曲げ加工主体の成形がなされるロッカ−インナ
−レインフォ−ス等といった補強部品の材料として必要
な加工特性、即ち“曲げ性”の点でユ−ザ−の要求レベ
ルを満足することができなかった。
は、「素材成分としてNbを添加すると共に、 “素材であ
る冷延鋼板の加熱処理温度から650〜500℃までの
区間”を20℃/s以下の冷却速度で冷却し、 この徐冷と
Nbの作用とによってめっき浴温度以上でのベイナイトの
生成を抑制した後、 続く“めっき浴までの区間”と“め
っきの合金化処理を終えてからMs 変態点以下に至るま
での区間”を高い冷却速度で急速冷却してパ−ライトや
ベイナイトの生成量を抑えつつフェライト・ベイナイト
・マルテンサイトの均一微細な組織とすることで、 穴拡
げ性に優れた鋼板を得る方法」が提案されている。
うNbは炭化物を形成して強い析出強化を示す成分であ
り、そのため鋼板の降伏比(降伏強度と引張強度の比)
を上昇させて成形加工時の形状凍結性を阻害するので、
成形加工用材料の製造方法としては満足できるものでは
なかった。なお、Nb含有鋼板の降伏強度を下げるには
“マルテンサイトを多く含む不均一組織”とするのが有
効であるが、鋼板組織をこのような不均一組織にした場
合には十分な曲げ性が得られないことは前述した通りで
ある。
のは、前述した従来技術の問題点を解決し、“780〜
1180N/mm2級の高強度”と“優れた曲げ性”を示す
高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の安定した製造方法を
提供することである。
を達成すべく鋭意研究を行った結果、「素材鋼中にMoと
Vの適量添加を行って冷延鋼板製造すると共に、 この冷
延鋼板にめっき処理を施す際の熱履歴が特定のパタ−ン
をたどるように条件制御すると、 鋼板の組織が“ベイナ
イトとマルテンサイトが主体の組織”となり、 形状凍結
のために有利な70%以下の降伏比であって、 かつ曲げ
性に優れる高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板が得られ
る」との新しい知見を得ることができた。
たものであり、「C:0.07〜0.18%(以降、 成分割合を
表す%は重量%とする),Si: 0.3%以下, Mn:
1.8〜 2.7%, P:0.03%以下,S: 0.010%以
下, Al: 0.005〜0.08%, N:0.0080%以下,Mo:
0.03〜0.50%, V:0.01〜0.06%, Ti:0.04%以
下,N:0.0080%以下, Ca:0〜0.01% を含み残部が実質的にFe及び不可避不純物から成る鋼片
に熱間圧延及び冷間圧延を施してから合金化溶融亜鉛め
っきを施すに際して、 上記冷間圧延を施した鋼板を75
0〜930℃で5秒間以上加熱した後、 5〜30℃/sの
冷却速度で460〜530℃まで冷却し、 この460〜
530℃の温度域に10〜50秒間保持してから溶融亜
鉛めっきを施し、 更に480〜650℃の温度範囲で合
金化処理を施すことにより、 曲げ性に優れる高張力合金
化溶融亜鉛めっき鋼板を安定製造できるようにした点」
に大きな特徴を有するものである。
にめっき処理条件を前記の如くに限定した理由を説明す
る。 (A) 素材鋼片の化学組成C :Cは鋼板に高張力を確保する上で重要な成分である
が、その含有量が0.07%未満では所望の高張力を得るこ
とができず、一方、0.18%を超えてCを含有させると鋼
板の靱性が低下する。従って、C含有量を0.07〜0.18%
と定めたが、より好ましくは0.08〜0.16%に調整するの
が良い。
る好ましくない元素であるが、 0.3%までは含有が許容
されるので、Si含有量については 0.3%以下と定めた。
しかし、より好ましくは 0.1%以下に抑えるのが良い。
通じて鋼板に硬質相を生成させ鋼板を高張力化するのに
必要な成分であるが、その含有量が 1.8%未満では必要
な高張力を得ることができず、一方、 2.7%を超えてMn
を含有させるとバンド組織が発達して鋼板の曲げ性が低
下する。従って、Mn含有量については 1.8〜 2.7%と定
めたが、より好ましい範囲は 2.1〜 2.7%である。
ない元素であるが、0.03%までは含有が許容されるの
で、P含有量については0.03%以下と定めた。しかし、
より好ましくは 0.015%以下に規制するのが良い。S :SはMnSを形成して鋼板の曲げ性を劣化させる好ま
しくない元素であるので、その含有量を 0.010%以下と
定めたが、好ましくはS含有量を0.0050%以下とするの
が良く、更に好ましいのは0.0015%以下に抑えることで
ある。
であるが、その含有量が 0.005%未満では脱酸効果が不
十分であり、一方、0.08%を超えてAlを含有させてもそ
の効果が飽和するので経済的に不利となる。従って、Al
含有量は 0.005〜0.08%と定めた。
ブのひび割れを防止する効果を発揮する成分であるが、
0.04%を超えて含有させてもその効果が飽和する上、多
量に添加すると炭化物として鋼板中に析出する量が多く
なって降伏比を上げ、成形時の形状凍結性を劣化させ
る。従って、Ti含有量の上限を0.04%と定めた。
析出しスラブのひび割れの原因となる好ましくない元素
である。従って、N含有量を0.0080%以下と定めた。
る。即ち、MoはMnと同様にオ−ステナイトを安定化する
ことで硬質相を生成し、鋼板を高張力化する上で欠かせ
ない元素であるが、Mnとは違ってバンド状組織が形成し
にくく、得られる高強度に比べ加工性の劣化が小さい。
ただ、Mo添加による前記効果はその含有量が0.03%未満
では発揮されず、一方、0.50%を超えてMoを含有させて
もその効果が飽和するばかりか、コスト的にも不利にな
る。従って、Mo含有量については0.03〜0.50%と定めた
が、より好ましくは0.05〜0.20%とするのが良い。
る。即ち、Vには析出強化作用があるが、その作用はNb
やTiに比べると弱く、そのためそれが幸いして軟質な相
を適度に強化し、全体を均一な組織として、形状凍結性
に影響する降伏比を上げずに鋼板の曲げ性を改善する。
ただ、Vによる前記効果は0.01%未満の含有量では得ら
れず、一方、0.06%を超えてVを含有させると析出量が
多くなって鋼板の降伏比を上げるので好ましくない。従
って、V含有量は0.01〜0.06%と定めたが、好ましくは
0.02〜0.06%、更に好ましくは0.04〜0.06%の範囲に調
整するのが良い。
る。即ち、Caには鋼板中の介在物を制御し、MnSの量を
減少する効果があるので必要に応じて添加されるが、0.
01%を超えてCaを含有させてもその効果が飽和し、経済
的でない。従って、Ca含有量は0〜0.01%と定めた。
ば転炉,電気炉又は平炉等により溶製される。本発明に
おいては、鋼種もリムド鋼,キャップド鋼,セミキルド
鋼又はキルド鋼の何れでも良い。更に、鋼片の製造につ
いても、造塊−分塊圧延あるいは連続鋳造の何れの手段
によっても構わない。
間圧延及び冷間圧延が施されて所要厚さの冷延鋼板とさ
れる。つまり、熱間圧延は、通常通り鋼片を1100〜
1280℃に加熱保持してから実施し、連続熱間仕上圧
延を750〜950℃で終了した後、500〜700℃
の温度範囲で巻取る等の条件で行えば良い。なお、熱間
圧延に際して加熱炉に挿入する鋼片は、鋳造後の高温の
ままのスラブであっても、室温で放置されたスラブであ
っても構わない。また、この熱延鋼帯を冷間圧延するに
当って、一般には常法通りに酸洗が施される。
条件が重要である。即ち、次の工程では前記特定化学組
成の冷延鋼板にめっき処理が施されるが、この処理工程
は、まず上記冷延鋼板を750〜930℃の温度に5秒
間以上加熱した後、5〜30℃/sの冷却速度で460〜
530℃の温度域まで冷却し、この温度域(460〜5
30℃)で10〜50秒間保持してから溶融亜鉛めっき
を施し、更に480〜650℃の温度範囲で合金化処理
を施す条件で実施される。なお、図1は本発明方法が適
用される合金化溶融亜鉛めっきラインでの鋼板の熱履歴
を説明したものである。
満では、例え再結晶温度以上であったとしてもオ−ステ
ナイト化が不十分なため、処理後の鋼板は粗大なフェラ
イトとマルテンサイトの不均一な混合組織となって曲げ
性が低下する。また、冷延鋼板の加熱温度が930℃を
超えるとオ−ステナイトが粗大化し、処理後の鋼板は組
織が不均一となり曲げ性が劣化する。従って、冷延鋼板
の加熱温度を750〜930℃と定めたが、好ましくは
800〜860℃とするのが良い。また、十分にオ−ス
テナイト化するには、前記温度域での5秒以上の保持が
必要である。
で460〜530℃の温度域まで冷却される。この際、
冷却速度が5℃/s未満であると冷却途中での炭化物析出
量が多くなって、処理後の鋼板は曲げ性が劣化する。一
方、30℃/sを超える冷却速度では硬質相の生成量が多
くなりすぎ、処理後の鋼板は伸び及び曲げ性が劣化す
る。
域に10〜50秒間保持した後、溶融亜鉛めっきされ
る。本発明においては、この“保持”が特に重要であ
る。即ち、この特定温度域での保持中にベイナイト変態
が生じ、過度のマルテンサイト変態による曲げ性の劣化
が抑制される。また、この保持中にV炭化物が適量生成
して均一な鋼板強度が達成され、曲げ性を劣化させるこ
となく高張力が確保される。この場合、保持温度が46
0℃未満であったり保持時間が10秒未満であったりす
ると、ベイナイト生成量が減少してマルテンサイト量が
増加するだけでなくV炭化物の析出量も不足し、処理後
の鋼板は曲げ性が劣化する。一方、530℃を超える温
度で保持してもベイナイト生成量が減少するためマルテ
ンサイト量が増加し、処理後の鋼板は曲げ性が劣化して
しまう。また、上記温度域での保持時間が50秒を超え
ると過度にベイナイト変態が進行してマルテンサイト量
が不足し、降伏比が高くなってしまう。なお、この際の
より好ましい保持温度は460〜500℃である。
480〜650℃に加熱されてめっきの合金化が行われ
る。この場合、加熱温度が480℃未満では、合金化が
不十分で表面の摺動性が悪くなって加工性が劣化する。
一方、加熱温度が650℃を超えると、過度に合金化が
進行してしまって合金化めっき鋼板の加工中におけるめ
っき剥離が問題となると共に、鋼板の硬質相が焼き鈍し
されるので目標の強度を確保することが困難となる。
的に説明する。
を溶製した後、連続鋳造にてスラブとした。
熱してから、仕上温度:890℃,巻取温度:610℃
の条件で 2.3mm厚の熱延鋼板を製造し、続いて、これら
を酸洗してから 1.0mm厚まで冷間圧延を行った。そし
て、このようにして得られた各冷延鋼板に対し、表2に
示す条件で合金化溶融亜鉛めっきを施した。
溶融亜鉛めっき鋼板から圧延方向と直角にJIS5号引
張試験片を採取し、引張試験を実施した。また、これと
は別に各合金化溶融亜鉛めっき鋼板からシャ−切断にて
曲げ試験片を採取し、曲げ試験も実施した。これらの試
験結果を表3に示す。
確認された。即ち、本発明方法に従って製造された試験
番号1〜4及び試験番号16〜18に係る合金化溶融亜鉛め
っき鋼板は、何れも形状凍結性に有利な70%以下の降
伏比を示すと共に、限界曲げ半径も2.0t以下であり、良
好な加工性を有している。また、これらの鋼板は何れも
ベイナイトとマルテンサイト主体の組織となっているこ
とも確認された。
温度が低い試験番号5と加熱時間の短い試験番号7に係
る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は曲げ性に劣っている。な
お、これらの鋼板は何れも粗大フェライトとマルテンサ
イトの混合組織となっていることが確認された。また、
めっき処理に際しての加熱温度が高い試験番号6に係る
合金化溶融亜鉛めっき鋼板も曲げ性にも劣っている。そ
して、この鋼板は結晶粒径が大きくなっていることが確
認された。
号8に係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、炭化物の生成
が顕著だったために強度が低く、曲げ性にも劣ってい
る。一方、加熱処理後の冷却速度が速い試験番号9に係
る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、マルテンサイト量が増
加したためにやはり曲げ性に劣っている。
かった試験番号10に係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、
保持中のべイナイト変態量が少なかったためにマルテン
サイト量が増加し、曲げ性が低くなっている。これに対
して、溶融亜鉛めっき前の保持温度が低かった試験番号
11に係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、V炭化物の析出
量が少なかったためにやはり曲げ性に劣る結果となって
いる。また、溶融亜鉛めっき前の460〜530℃での
保持時間が長すぎた試験番号12に係る合金化溶融亜鉛め
っき鋼板は過度にベイナイト変態が進行したために降伏
比が高く、一方、この保持時間が短かすぎた試験番号13
に係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板はベイナイト生成量と
V炭化物析出量が少なかったために曲げ性に劣る結果と
なっている。
係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張試験及び曲げ試
験では良好な特性を示したものの、めっきの合金化が不
十分で表面の摺動性に劣ることが確認された。一方、合
金化温度が高すぎた試験番号15に係る合金化溶融亜鉛め
っき鋼板は、合金化が過度に進み、加工時のめっき剥離
が問題となった。
ない試験番号19に係る合金化溶融亜鉛めっき鋼板と、V
の含有量が本発明規定範囲を超えた試験番号21に係る合
金化溶融亜鉛めっき鋼板は、何れも降伏比が高く、一
方、V含有量が少なすぎる試験番号20に係る合金化溶融
亜鉛めっき鋼板は曲げ性に劣る結果となっている。ま
た、鋼板成分としてNbを含有する試験番号22及び23に係
る合金化溶融亜鉛めっき鋼板では降伏比が高くなってい
ることが分かる。更に、試験番号24に係る合金化溶融亜
鉛めっき鋼板のように、めっきに際しての加熱後の冷却
速度を上げてマルテンサイト量を増加させると、Nbが含
有されているにもかかわらず降伏比は低下したが、曲げ
性については劣る結果となっている。
ば、高張力と優れた曲げ性を示す合金化溶融亜鉛めっき
鋼板を安定製造することが可能となり、この合金化溶融
亜鉛めっき鋼板をロッカ−インナ−レインフォ−スなど
自動車の補強部品等の材料として適用することでその性
能や生産性の更なる向上が望めるなど、産業上有用な効
果がもたらされる。
ラインでの鋼板の熱履歴に関する説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量割合にて、 C:0.07〜0.18%, Si: 0.3%以下, Mn: 1.8
〜 2.7%,P:0.03%以下, S: 0.010%以下,
Al: 0.005〜0.08%,N:0.0080%以下, Mo:0.
03〜0.50%, V:0.01〜0.06%,Ti:0.04%以下,
N:0.0080%以下, Ca:0〜0.01% を含み残部が実質的にFe及び不可避不純物から成る鋼片
に熱間圧延及び冷間圧延を施してから合金化溶融亜鉛め
っきを施すに際して、上記冷間圧延を施した鋼板を75
0〜930℃で5秒間以上加熱した後、5〜30℃/sの
冷却速度で460〜530℃まで冷却し、この460〜
530℃の温度域に10〜50秒間保持してから溶融亜
鉛めっきを施し、更に480〜650℃の温度範囲で合
金化処理を施すことを特徴とする、曲げ性に優れる高張
力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
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JP26498397A JP3376882B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 曲げ性に優れる高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製法 |
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