JPH1180361A - トナーカートリッジ用のシーラント材料 - Google Patents

トナーカートリッジ用のシーラント材料

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JPH1180361A
JPH1180361A JP10170468A JP17046898A JPH1180361A JP H1180361 A JPH1180361 A JP H1180361A JP 10170468 A JP10170468 A JP 10170468A JP 17046898 A JP17046898 A JP 17046898A JP H1180361 A JPH1180361 A JP H1180361A
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toner
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silicone copolymer
viscosity
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Bradley L Beach
ブラッドリー・レオナルド・ビーチ
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スティーヴン・アラン・カリー
Earl D Ii Ward
アール・ドーソン・ワード・セカンド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真プロセスで用いられる剥離剤組成物
が開示される。 【構成】 この組成物は、特に規定された熱安定性シリ
コーンオイル−シリコーンワックスランダム共重合体を
含む。この共重合体は、熱溶融ロール上で液体であるが
印刷されたページ上では室温で凝固するような融点を有
する。ペースト又は柔軟なコーキング材の形態で、トナ
ー・カートリッジ内の漏れをシーリングするのに有用な
ランダムシリコーン共重合体もまた、開示される。最後
に、これらの共重合体の調製方法が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真印刷に関
し、特に、トナーカートリッジに用いるシーラントに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真のプロセスにおいては、複写さ
れるべき色の薄い元画像は、通常、感光性部材上の静電
潜画像の形態で記録され、その後この潜画像を、通常ト
ナーと言われる検電性マーキング粒子の応用により見え
るようにする。目で見るトナー画像は、感光性部材上に
直接定着でき、或いは、この部材から紙シートのような
他の支持体に転写し、その後この支持体に画像を付着す
ることができる。
【0003】検電性トナー材料を熱によって支持部材上
に定着又は溶融するためには、トナーの成分が粘着性に
なる温度までトナー材料を昇温する必要がある。この作
用により、トナーは支持部材のファイバ又は孔内に、あ
る広がりをもって流れる。その後、トナー材料は冷え
て、凝固にすることにより支持部材と堅固に接合するよ
うになる。電子写真では、トナー画像を支持部材上に定
着させるために熱エネルギーを使用することが、古くか
らよく知られている。
【0004】検電性トナー画像を熱溶融するアプローチ
の一つは、上にトナー画像を備えた支持体を、一対の対
向するロール部材間に通すことであり、これらロールの
少なくとも一つは内部加熱される。このタイプの溶融シ
ステムの操作の間、トナー画像が静電的に付着する支持
部材は、ロール間に形成されたニップをトナー画像を溶
融ロールに接しつつ通って移動し、これによりトナー画
像はニップ内で加熱される。トナーへの熱移動を制御す
ることにより、通常の条件下において、コピーシートか
ら溶融ロールへのトナー粒子のオフセット(offset)は全
くみられない。これは、ローラの表面に加えられた熱
が、ローラの表面の温度をトナーの"熱オフセット"温度
以上に上げるには不十分だからであり、この熱オフセッ
ト温度においては、トナーの画像領域にあるトナー粒子
が液化し、かつ、溶融したトナー内で分離作用を引起こ
す結果として"熱オフセット"となる。粘性トナー塊を保
持する凝集力が、溶融ロールのような接触面にそれをオ
フセットする付着力より小さいときは分離が起こる。
【0005】しかしながら、時たま、ロールの表面への
熱の不十分な加わりによって(すなわち、“コールド”
オフセッティング)、トナー粒子が溶融ロールにオフセ
ットされるであろう。これは通常、ロールの表面の特性
の欠陥によって、又は、付着力が不十分な結果、コピー
シートに付着しないトナー粒子によって引起こされる。
このような場合において、トナー粒子は溶融ロールの表
面に移動し、その後、コピー紙がニップ内に存在しない
間にバック−アップロールに移動する。
【0006】さらに、トナー粒子は、複数のコピーを溶
融する間に又は単に再生装置の周囲から、溶融ロール及
び/又はバック−アップロールによって捕捉される。こ
のような不都合なトナー粒子の存在により、コピー品質
が劣悪となる。
【0007】上述のタイプの溶融ロールは、熱ロールに
剥離流体を塗布するいくつかの方法を採用する。それら
の固有の温度抵抗と剥離特性のために、トナーが溶融ロ
ールの表面に付着してそれにより画像品質が低下し、か
つ溶融ロール表面が汚染するのを防止するため、通常シ
リコーンオイルが用いられる。シリコーンオイルはま
た、溶融ロールの圧力ニップを通る数万ページの累積作
用によって引起こされる摩耗を低減するための適度な潤
滑性を与えることにより、溶融ロールの寿命を延ばす。
剥離流体の肯定的な効果を確実にするために、最少量の
オイル(ページ当たり10〜100マイクログラム)が
要求される。
【0008】剥離剤として用いられるオイルは、一部が
溶融システムを通る紙によって運ばれるので、供給され
るオイル量が好ましくない印刷品質の欠陥が見られるほ
ど多量でないことを確実にする必要がある。極端な場合
には、画像ページの表面は目で見えるように濡れるよう
になり、又はオイルで光沢をもつようになる。両面印刷
の場合は(すなわち、ページの両面の印刷)、より微妙
な効果が見られる。この場合には、印刷プロセスを通じ
て両面のページによってオイルが運び返され、これらの
ページ上のオイルは光導電体を含む様々な機械表面に堆
積する。目には見えない微量のオイルが、現像ロールか
ら光導電体へ移動するトナーに徹底的に影響を及ぼすの
に十分であることが見出された。現像プロセスは、現像
ロールから光導電体へのトナーの移動を促進するため
の、調色された現像ロールと描かれた光導電体との間の
スクラビング作用に依存し、かつ、スクラビング作用は
現像ロールと光導電体との間の面速度の不均衡な組合わ
せによって低減されるので、これら二つの面の界面にシ
リコーンオイルを添加することは、トナーの移動を厳密
に減ずるレベルにスクラビングの摩擦力を低減する。こ
のような印刷品質の欠陥は、微細解像度の印刷において
目で極めて明らかに判る。極端な場合には、色の薄い印
刷として12ポイントテキストでさえトナーの移動の不
足が見られる。ページを横切るオイルの分布が均一でな
ければ、ページ当たり100マイクログラムを越えるオ
イルレベルにより厳密な印刷欠陥が引起こされる。典型
的な印刷品質欠陥は、高濃度のオイル領域で操作方向に
平行な縞を備えた、グレースケール中の白い縞である。
この理由により、オイル計量の上限はページ当たり約1
00マイクログラムである。
【0009】低−コストデスクトッププリンタに用いら
れる典型的な潤滑剤計量機構は、耐熱性材料(デュポン
(Dupont's)のNOMEXファイバのような)で構成されたフ
ェルトパッドを、フェルトのファイバの寸法と密度とに
組合わせたときにフェルトから出る流速が妥当な限度内
に制御可能なような粘度をもつシリコーンオイルで飽和
することを含む。ワイパーパッドの典型的な構成は、切
り込まれたフェルト片(例えば、ファイバ直径9ミクロ
ン、フェルト密度≒55oz./yd2)への約30,
000cst(室温において)の粘度のシリコーンオイ
ル量(例えば、7〜8グラム)の塗布と、フェルト内に
オイルが吸収されるようにするための、フェルト/オイ
ルの組合わせの高温における焼成を含む。高解像度印刷
(1200DPI)と両面印刷の以前は、このような機
構が、妥当な流れ均一性と画像欠陥のない優れた計量シ
ステムであり、これはページ当たり50〜500マイク
ログラムの範囲でオイルの流れを制御するものである。
しかしながら、この計量機構を1200DPIの両面印
刷で用いるとき、以前は受入れられていたオイルの不均
一分布により、上記で説明した印刷欠陥となるほど十分
に高濃度のオイル濃度がいくつかの領域に生成する。
【0010】オイル塗布システムの他の要求は、供給さ
れるオイル量がアプリケータの寿命の間(典型的には、
約14,000ページ)、一貫していなければならない
ことである。前述のように、適切なオイルの流れを維持
できなければ、トナーが溶融ロールに付着してしまい、
溶融ロールの寿命を低下させてしてしまう。また、少量
の流れではトナーがフェルトアプリケータ上に集められ
てしまい、十分なトナーが蓄積されると、トナー塊が自
由に砕けてページに付着し、”ワイパーダンプ”と言わ
れる他の印刷品質欠陥を引起こす。フェルトアプリケー
タは重力供給システムである。これは、与えられた温度
に対して一定速度でオイルがフェルトから流れ出るを意
味する。プリンタが印刷中でなく待機中であるときでさ
え、シリコーンオイルはワイパーから連続して流れる。
このように、プリンタが十分な時間待機中であれば、印
刷される最初のページは異常に多量のシリコーンオイル
を受取り、二重縞を示すであろう。
【0011】要約すると、剥離剤オイルの塗布システム
は、最適な性能を得るために以下の要求を満たさなけれ
ばならない。・トナーが溶融ロールに付着するのを防止
するための、システムの寿命にわたる十分かつ一貫した
オイルの流れ。このことは溶融ロールの寿命を延ばし、
かつ、ワイパーダンプを防止する。・1200DPIの
両面モードで高解像度画像を印刷するときに画像欠陥を
防止するための、ページ当たり100マイクログラムの
最高流速と均一な流れ。
【0012】1980年1月22日に発行されたストレ
ラ(Strella)らの米国特許第4,185,140号に
は、電子写真複写プロセスにおける熱ロール上で用いる
ための重合体剥離剤が説明されている。用いられる重合
体材料は、カルボキシ、ヒドロキシ、イソシアネート、
チオエーテル又はメルカプト基のような官能基を含んで
いる必要がある。これらの材料は、溶融ロール上に熱安
定性の、優れたトナー剥離特性を有する剥離層を形成す
ると言われている。重合体材料は、溶融ロールの温度で
液体でありさえすれば、室温で固体であってもよいこと
が教示されている。剥離剤として開示されたこの材料
は、シリコーンオイル或いはワックスではない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子写真プ
ロセスにおける溶融ロール上で用いられるときに、上記
で説明した問題をなくす剥離剤を規定する。この材料
は、溶融表面上で液体で、冷却されたときに印刷媒体上
で凝固される。これは有効な剥離剤としてはたらき(す
なわち、これはトナーが溶融ロールの表面に付着するの
を防止し、かつ、溶融ロールを潤滑する)、かつ、特に
両面印刷の間に紙上に存在するオイルに起因する印刷品
質欠陥を防止する。
【0014】印刷品質の論点は、プリント・カートリッ
ジからトナーが漏れる結果としても挙げられる。トナー
カートリッジは、プリンタとフォトコピーに用いられる
置換え可能な供給品である。この機能は、リザーバー中
のトナーの供給を保持し、次いでリザーバーから現像ロ
ール上にトナーを移動させることであリ、ここでトナー
は単一層として存在する。トナーは次いで、光導電体の
表面に形成された電荷分布に基づいて、印刷される画像
に相当するパターンで光導電体上に移動させられる。ト
ナーカートリッジは電子写真技術においてよく知られて
おり、例えば、参照としてここに示した1996年12
月20日に出願されたコフィー(Coffy)らの米国特許出
願番号第08/770,330号に説明されている。
【0015】良好な印刷画像を得る上で、トナーの注意
深い移動は重要である。トナーの漏れは、使用者の手、
衣類及びオフィスを汚すだけでなく、結果として劣悪な
印刷品質となるであろう。トナーの漏れが生じ易い、カ
ートリッジ上の特に厄介な箇所は、現像ロールの両端に
ある。実際に、トナーカートリッジは、現像ロールの両
端におけるトナーの漏れを防止するためにJ−シールの
ような特定のシールをしばしば用いる。それにも拘ら
ず、カートリッジ部材やアセンブリの変化により漏れは
なお起こる。現像ロールの両端に液状又はグリースのシ
ールを使用することが考えられる。しかしながら、この
ような材料は広がる傾向があり、印刷領域へのシーラン
トの広がりにより、印刷欠陥となる現像ロール、光導電
体及び帯電ロールの汚染を引起こすので、これらの材料
の使用は問題を引起こす。
【0016】したがって、ペースト又はコーキング材の
ような粘度を有するように処方されたときに、トナーカ
ートリッジ上に用いられて、広がらず、塗布し易すく、
薄層として塗られる有効なシーラントとしてはたらくシ
リコーン共重合体を提供することは、本発明のさらなる
目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナーカート
リッジのシーラントとして用いられる、下記式を有する
ランダムシリコーン共重合体に関しする。
【0018】
【化2】
【0019】ここで、xは共重合体の約0.988から
約0.995を表わし、yは共重合体の約0.005〜
約0.12表わし、Rは、約70%〜約100%のC1
5−C60アルキル基と、約0%〜約30%のC2−C
14アルキル基を含む。好ましい共重合体は、約80,
000〜約250,000の分子量(重量平均)を有す
る。この共重合体はペースト又はコーキング材の形態で
あり、約93℃で約3,000〜7,000センチポイ
ズの粘度を有する。この共重合体をシーラントとして用
いるトナーカートリッジはもまた請求の範囲に示した。
【0020】本発明は、ポリジメチルシロキサン−コ−
ポリメチルハイドロシロキサン(PDMS−co−PM
HS)プレポリマーのようなメチルハイドロシロキサン
と;主鎖長としてC30−C45を有する(最も好まし
くはトリアコンテン)混合鎖状1−アルケンのようなC
15−C601−アルケンと;の反応で、反応を通して
反応混合物に触媒を、好ましくは白金を分けて加えるこ
とによる反応を含むシリコーンランダム共重合体の製造
方法を包含する。この方法は、全触媒量を反応混合物に
一度に添加するより反応の完結度を大きくすることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の重要な要素は、アルキル
メチルシロキサンとジメチルシロキサンを含む成分を有
するランダムシリコーン共重合体である。この重合体
は、電子写真プロセスにおいて加熱された溶融ロール面
で液体となるが、印刷面(例えば紙)で冷却されたとき
に凝固するような融点特性と粘度特性を有する。正確な
融点特性と粘度特性は、用いる特定の供給装置と溶融シ
ステムに基づいて選択され、かつ最適化され得る。
【0022】オルガノシロキサンのワックスはよく知ら
れており、化粧品工業において広く用いられている。し
かしながら、市販のワックスには溶融ロール上の剥離剤
として有用な特性を有するものはなにもない。シリコー
ンワックスは、レーザ・プリンタの剥離剤として有用で
あるための以下の要求を満たさなければならない。
【0023】・高い熱安定性ワックスは組成物の寿命を
通じて臭気がないようにでき、かつ、はっきり認められ
る程度に粘度などの物理特性を変化させてはならない。
・ワックスは、93℃において、約2,000〜約1
0,000センチポイズ、好ましくは約3,000〜約
7,000センチポイズ、最も好ましくは3,500セ
ンチポイズの溶融粘度を有する。これは溶融温度におけ
るシリコーンオイルの粘度に匹敵し、ワックスがフェル
トパッドの供給システムに直接置換わることができる。
・ワックスは、約45℃と約80℃の間の融点を有する
必要がある。融点が約45℃未満であれば、プリンタが
フルスピードで運転されカートリッジが熱しられたとき
にワックスは凝固しないであろう。したがって、二重縞
が発生してしまう。融点が約80℃より高ければ、重い
媒体に印刷するときにワックスはバックアップロール上
に凝固し、紙塵とトナーを集めることになろう。これに
より、媒体がバックアップロールに巻き付くことにな
る。・標準的な流速において、マックスは透明画面上に
縞を生成してはならない。これは、1ページ当たり約8
00マイクログラム未満の流速を有することによって達
成される。
【0024】本発明の剥離剤として用いられる共重合体
は、シリコーンオイルとシリコーンワックスの分子部分
が全体を通してランダムに位置する、下記に示される式
によって表わされる。シリコーンオイルとシリコーンワ
ックスの部分は分子全体にわたってランダムに分散する
が、同じセグメントがいっしょにグループを形成してい
てもよい、ことが理解されるべきである。これらの構造
は本願に包含されるものである。
【0025】
【化3】
【0026】この式中において、分子のx部分はシリコ
ーンオイルの特性を有し、分子のy部分は脂肪属炭化水
素ワックスの特性を有する。xは、シリコーンオイル成
分を含む共重合体の%(モル)を表わし、xは、約0.
75〜約0.985、好ましくは約0.85〜約0.9
8、最も好ましくは約0.97である。yは、シリコー
ンワックス部分を含む共重合体の%(モル)を表わし、
yは、約0.015〜約0.25、好ましくは約0.0
2〜約0.15、最も好ましくは約0.03の値であ
る。好ましい重合体では、x:yのモル比は約15:1
〜約70:1、好ましくは約25:1〜約50:1、よ
り好ましくは約30:1〜約45:1であり、最も好ま
しくは32:1である。Rは約70%〜100%(重
量)のC15−C60アルキルと、約0%〜30%(重
量)のC2−C14アルキル(好ましくはヘキシル)で
ある。両アルキル成分は、ハロゲン化、好ましくはフッ
素化されていてもよい。Rの主成分は、C30−C45
アルキル、最も好ましくはC36アルキル(トリアコン
チル)であるのが好ましい。
【0027】共重合体は、約80,000〜約250,
000、好ましくは約80,000〜約150,00
0、最も好ましくは約110,000の分子量(重量平
均)を有する必要がある。重要なことは、この共重合体
が熱安定性でなければならないことである。“熱安定
性”とは、共重合体が、色、臭気、粘度又は分子量の大
きな変化なしに210℃で3カ月間保持可能なことを意
味する。
【0028】本発明の剥離剤組成物は、約50%〜約9
7%、好ましくは約75%〜約95%、最も好ましくは
約91%の、上述の共重合体成分を含む。組成物の溶融
粘度は、剥離組成物が溶融ロール上に供給される速度を
決定する主な要因の一つなので、特に重要である。重合
体の粘度は、用いる特定の供給方法に対して最適化され
る。典型的には、組成物の溶融粘度は、約93℃におい
て約2,000〜約10,000センチポイズ、好まし
くは約93℃において約3,000〜約7,000セン
チポイズ、最も好ましくは約93℃において約3,50
0センチポイズである。組成物が溶融ロール上で実際に
液体であるか、また、印刷紙上で冷却されたときに固体
であるかを決定するのは融点なので、剥離剤組成物の融
点もまた重要である。したがって、この組成物は、約4
5℃〜約80℃、好ましくは約65℃〜約80℃、最も
好ましくは約72℃の融点を有する必要がある。
【0029】関連する特定の電子写真装置に対して、組
成物の溶融粘度を確実に要求範囲内におさめ、かつ確実
にその範囲内で最適化するように、いくつかの方法によ
ってこれを調整してもよい。粘度を調整する二つの方法
は、連鎖停止剤を用いることにより又は共重合体が形成
される際に共重合体の架橋レベルを制御することによ
り、水素化シリコーン共重合体の粘度を制御することで
ある。これらのプロセスは、共重合体の製造方法の部分
として下記で説明されるであろう。粘度を調整する他の
方法は、組成物に粘度制御剤を添加することである。こ
れらを用いるときは、これらの薬品は通常、組成物の約
0.5%〜約30%、好ましくは約10%〜約25%、
最も好ましくは約20%からなる。選択される特定の薬
品は、組成物の粘度を増加させるため、又は組成物の粘
度を減少させるためのいずれのためにも添加してもよ
い。有用な粘度変性剤の例には、アモルファス(ヒュー
ムド)シリカ(特に、ヘキサメチルジシロキサンの表面
処理を有するアモルファスシリカ)、シリコーンオイ
ル、及びこれらの混合物が含まれる。組成物の好ましい
粘度制御剤は、30,000センチストークスのシリコ
ーンオイルである。シリコーンオイルは、組成物の粘度
を調整するのに加えて、潤滑能力を向上させ、かつ組成
物の流速も調整する。
【0030】本発明の剥離剤組成物は様々な温度条件下
(周囲の室温同様に溶融ロールの高温)で使用されるの
で、組成物と特に共重合体は臭気、ならびに生起する分
解と架橋の問題をなくすように安定であることが重要で
ある。このことは、溶融温度において熱安定性を与える
ために、組成物に酸化防止剤を添加することによって達
成してもよい。酸化防止剤を用いるときは、酸化防止剤
は通常、組成物の約3%〜約20%、好ましくは約5%
〜約13%、最も好ましくは約9%からなる。酸化防止
剤は組成物の安定性を達成するのに重要であるが、これ
を高濃度で用いると、望ましくない“箔縞”(foil st
reaks)が印刷コピー上にみられることになる。従来の
あらゆる酸化防止剤を用いてもよい。異なるメカニズム
によって作用する酸化防止剤の混合物が好ましい。この
ような有用な酸化防止剤の例には、以下の物質種が含ま
れる。
【0031】(a)ヒンダードフェノールのようなフリ
ーラジカル掃去剤; (b)ホスフィット物質; (c)チオジプロピオナートのようなヒドロペルオキシ
ド分解剤;及び (d)これら物質の混合物。
【0032】酸化防止剤の特に好ましい混合物には、Ir
ganox 1010(チバガイギー(CibaGeigy)から商業的に入
手可能なヒンダードフェノールタイプの酸化防止剤)、
Cyanox STDP(サイテックインダストリー(Cytek Indu
stries)から商業的に入手可能なジステアリルチオジプ
ロピオナート)、及びMark 2112(ビィトココーポ(Wit
co Corp.)から商業的に入手可能な高温ホスフィット酸
化防止剤)が含まれる。
【0033】本発明の他の特徴は、下記の式を有するラ
ンダムシリコーン共重合体を、例えばトナーカートリッ
ジ上のシーラントとして用いてもよいことである。
【0034】
【化4】
【0035】この式中において、xは共重合体のモル%
で、約0.988〜約0.995、好ましくは約0.9
90〜約0.992、最も好ましくは約0.99であ
る。yは共重合体のモル%で、約0.005〜約0.0
12、好ましくは約0.008〜約0.010、最も好
ましくは約0.01である。Rは約70%〜100%
(重量)のC15−C60アルキル基と、約0%〜30
%(重量)のC2−C14アルキル基(好ましくはヘキ
シル)である。両アルキル成分は、ハロゲン化、好まし
くはフッ素化されていてもよい。Rの主成分は、C30
−C45アルキル、最も好ましくはC36アルキル(ト
リアコンチル)であるのが好ましい。この共重合体もま
た、熱安定性であることが好ましい。
【0036】共重合体の分子量(重量平均)は、約8
0,000〜約250,000、好ましくは約80,0
00〜約150,000、最も好ましくは約110,0
00である。前述の共重合体の稠度を有するワックスよ
りむしろ、シーラントとして有用な共重合体はペースト
又は柔軟なコーキング材の稠度を有する。シーラント共
重合体は、約93℃において約3,000〜約7,00
0の粘度を有する。特定の各シーラント共重合体におい
て、所望の粘度にするために、x、yならびに共重合体
の分子量を変化させることは当業者の認識内にある。上
述のように、共重合体は酸化防止剤と組合わせて用いて
もよい。
【0037】このシリコーン共重合体材料は、例えば、
特に現像ロールの両端でのトナーカートリッジ中の漏れ
をシールするのに有用である。このようなカートリッジ
の構造は、例えば、ここに参照として示す1996年1
2月20日に出願されたコフィ(Coffy)らの米国特許出
願番号第08/770,300号に開示されるように、
この分野でよく知られている。このシーラント機能を果
たすため、有効量(約5mg〜約40mg、好ましくは
約10mg)が現像ロールの各端部に用いられる。ロー
ルは、この共重合体でローラ表面を濡らしながら回転す
る。この共重合体は塗布するのが容易である。共重合体
のこの薄層はトナーの漏れを有効にシールするように作
用し、共重合体は使用に際して印刷領域内に移行しな
い。
【0038】この共重合体は、この分野において公知の
あらゆる方法によって合成してもよい。合成ステップ
は、シリコーンプレポリマーを形成するための環状シロ
キサン(D4)と水素化シリコーン成分の共重合と;こ
れに続いて、長鎖アルケン基のこのプレポリマー内への
グラフトを含む。
【0039】これを完成するために用いられる反応例
は、以下の通りである。
【0040】
【化5】
【0041】
【化6】
【0042】ステップ1の反応 温度計、コンデンサ、機械的撹拌機及び隔壁を備える1
000mlの四つ口丸底フラスコ内に、209.39g
のD4;10.45gのPMHS;0.95gの乾燥ベ
ントナイト(F-105100℃で4時間);及び0.33
3gのHMDS(432.9μL);を仕込む。反応フ
ラスコを窒素で満たす。混合物を500RPMで90℃
までゆっくり加熱する。90℃で7時間保持する。混合
物の粘度は6000cpsに達するであろう。未反応の
D4を除去するために、混合物を125℃の高真空下で
加熱する。混合物の粘度は7000cpsに達するであ
ろう。共重合体の水素化物含有量をプロトンNMRによ
って測定すると、これは約5モル%である。
【0043】ステップ2の反応 ステップ1の反応フラスコを室温まで冷却する。次い
で、129.3gの61.4%トリアコンテン(例え
ば、シェブロン(Chevronn)から商業的に入手可能なGulf
tene 30+であり、これは60%より多いアルファ−オ
レフィン含有量と、約36の平均鎖長とを有するアルケ
ン物質の混合物である)と;400mlのトルエン(モ
レキュラーシーブスで乾燥した)と;必要であればDO
S−VO5(ジビニルPDMS)と;をステップ1の反
応フラスコに加える。反応混合物を窒素で満たす。75
℃まで加熱し、溶液アリコートのIRを測定し、90μ
LのPC072(白金、1,3−ジエテニル−1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン錯体)(時間=0
分)を加える。20分において、90μLのPC072
を加え、水素化物含有量を赤外分光(IR)によって測
定する。時間=0分における水素化物のピークの大きさ
に対する時間=tにおけるピークの大きさの比を、水素
化物含有量(パーセント水素化物;H%)として求め
る。20分毎に90μLを加え続け、IRからのH%が
25〜30%(40分以上60分未満添加する)に達す
るまでアリコートのIRを測定する。H%が25〜30
%に達したときに、50mlのヘキセンと90μLのP
C072を加える(急冷時間=0分)。30分におい
て、さらに90μLのPC072を加える。H%が10
%以下になるまで(通常1時間)IRによるモニタを続
ける。分析用に少量のサンプルを採取する(真空乾燥下
で別個に)。
【0044】酸化防止剤添加の手順 ステップ2に続いて、30%のシリコーンオイル(30
000cp)中に、ワックス量を基礎として、10%Cy
anox STDP、2%Irganox、101、3%Mark2112を加
え(338gのワックスが製造されるとすれば、10
1.6gのSi−オイル、33.8gのSTDP、6.67
gの1010及び10.14gの2112)、100℃
まで加熱して、混合するまで(約1時間)撹拌する。オ
ーブン皿内に注ぎ、防爆オーブン内(〜75℃)で一夜
乾燥する。
【0045】共重合体、すなわち剥離剤組成物の溶融粘
度は、調製される上で共重合体の架橋を制御することに
より効果的に影響される。この目的に使用される架橋剤
には、ジビニル−末端のポリジメチルシロキサンが含ま
れる。このアプローチは、高分子量を望む場合に有用で
ある。この手順の結果、共重合体ワックス生成物の流速
をより制御可能にする制御方法において、共重合体の粘
度が増加する。
【0046】低分子量の共重合体を望む場合には、約
0.1〜約0.5重量%(好ましくは約0.26%)の
連鎖停止剤をステップ1反応に添加してもよい。有効な
連鎖停止剤には、ヘキサメチルジシロキサン(HMD
S)のようなあらゆる低分子量PDMSが含まれる。こ
の反応はベントナイトの存在下に行なうのが好ましい。
【0047】ステップ2反応が完了した後に、1−ヘキ
センのような揮発性の低分子量1−アルケン(例えば、
C2−C14アルケン)で反応物を急冷することが好ま
しい。この急冷ステップは、自己架橋のような、水素化
物のさらなる反応を防止するために、合成された物質中
の水素化物をアルキル短鎖で置換する。共重合体のyグ
ループの約30%までがこのようにして置換され得る
が、この量は材料の粘度に逆の影響を及ぼすほど多量で
ある。
【0048】触媒が一度に全て添加されたときよりも、
反応中に有効量の反応触媒(上記ステップ2参照)が反
応混合物に段階的に添加されたときに、反応がさらに完
結する方向に進行することが驚くべきことに見出され
た。したがって、本発明は、白金、パラジウム、および
これらの混合物(好ましくは白金)から選択される触媒
の存在下に、C15−C601−アルケン(好ましくは
C30−C45アルケン、最も好ましくはトリコンテ
ン)と;メチルハイドロシロキサンアルキルを含有する
プレポリマー(好ましくはPDMS含有プレポリマー、
より好ましくはPDMS−co−PMHSプレポリマ
ー、最も好ましくは32:1のPDMS:PMHSモル
比を有するもの)と;の反応を含む、ランダムシリコー
ン共重合体を生成する反応を包含する。ここで、触媒
は、反応が完了するまで反応過程を通して反応混合物の
一部に添加される。1−アルケンは通常、アルケン混合
物として反応中に存在するので、高純度を有するものが
好ましい(例えば、これは所望のアルケンの少なくとも
約60重量%を含有すべきである。)。反応が完了する
ときに、反応物を短鎖C2−C141−アルケン(好ま
しくは、n−ヘキセン)で急冷すべきことが好ましい。
触媒の“有効量”とは、反応に触媒作用を与えるのに必
要な全触媒量を意味する。正確な量は、用いる特定の触
媒ならびに反応物の本性に依存し、かつ、当業者の認識
内となろう。
【0049】電子写真プロセスで用いられる典型的な溶
融アセンブリは、適当な加熱要素を有する中空のシリン
ダ又はコアを備えた加熱されたロール構造物を含み、こ
の加熱要素はシリンダ又はコアの中空部分に配設され、
シリンダ又はコアと同延状である。加熱要素は、シリン
ダの表面温度を操作温度にまで上昇させるための適当な
タイプのヒータを含んでいてもよく、この操作温度は通
常、約250°F〜約400°F(約115℃〜約20
4℃)であり、そして、加熱要素は、例えば石英ランプ
を用いてもよい。シリンダは、本発明の目的を達するこ
とができるあらゆる適当な材料から組立てられ、この材
料は、トナー粒子を溶融するために必要な温度を与える
べく熱を表面に移動させるだけの材料でなく、トナー粒
子が溶融表面に接するのを防止するため、剥離層とバリ
ア溶融部材表面との間にトナーに対する界面層又はバリ
ア層を形成するために、本発明の剥離組成物と相互作用
可能な表面を有する材料でもある。
【0050】典型的な溶融部材の材料には、陽極酸化処
理されたアルミニウムとその合金、鋼、ステンレス鋼、
ニッケルとその合金、ニッケルメッキが施された銅、
銅、ガラス、亜鉛、カドミウム等、ならびに、これらの
材料の様々な組合わせが含まれる。シリンダは本発明の
目的を達することができる材料で表面が被覆されている
限り、剥離剤組成物と非反応性のあらゆる適当な材料か
ら組立ててもよい。溶融部材の表面温度は、当業者に公
知の方法によって、例えば米国特許第3,327,09
6号に記載される方法によって制御してもよい。
【0051】コピー用紙又は基材がその上に形成された
トナー画像が溶融ロール構造物と接するように通り抜け
るニップを形成するために、溶融ロール構造物と協働す
るロール又はベルト構造物のようなバックアップ部材
を、溶融アセンブリは一般にさらに含む。バックアップ
部材は、例えば、上にエラストマー層を有するスチール
シリンダ又は硬質スチールコアのようなあらゆる適当な
構造を含んでいてもよく、又は、溶融部材と現像される
潜在画像を記憶する基材との間の必要な接触を提供する
適当なベルト材料であってもよい。溶融部材とバックア
ップ部材の寸法は、当業者によって決定されてもよく、
一般には溶融アセンブリが用いられる特定の電子写真装
置の要求条件によるもので、プロセス速度と機械の他の
パラメータに依存する。約15〜約150psi程度の
ニップ圧を生成するために、通常の方法で負荷荷重を溶
融アセンブリに作用させる。
【0052】本発明の剥離剤組成物で処理した溶融部材
もまた、本発明の一部であり、非反応性の熱塑性樹脂ト
ナーが溶融部材と接触するのを防止し、かつ、溶融部材
によって加熱された熱塑性樹脂トナーを剥離する表面を
与えるように、この組成物は、少なくとも、連続した、
低表面エネルギーのこの組成物のフィルムで表面を覆う
のに十分な量で塗布される。
【0053】最後に、本発明は、本発明の剥離剤を溶融
部材上に供給するのに用いられるパッドを包含する。こ
のパッドは、有効量(例えば、約6〜約10グラム)の
本発明の剥離剤組成物を含浸した(飽和した)耐熱性フ
ァイバから構成されるフェルトパッドを含む。
【0054】
【実施例】下記の実施例は、本発明の組成物と方法を例
示するものであり、本発明を限定するものではない。
【0055】実施例1 本発明の剥離剤組成物は、以下の成分を有する。
【0056】
【表1】
【0057】酸化防止剤を組成物にさらに添加すること
により、粘度は減少するが熱安定性が増加する。
【0058】上記組成物は以下の方法で調製する:トル
エンに溶解した共重合体材料に、シリコーンオイルと酸
化防止剤を加え、100℃に加熱して約1時間撹拌す
る。次いで、この混合物をオーブン皿に注ぎ防爆オーブ
ン中で(〜75℃)一夜乾燥する。
【0059】この組成物は、電子写真装置の溶融ロール
に塗布したとき、縞が生成したり印刷ページの品質に不
都合な影響を及ぼすことなく、良好な剥離剤特性を与え
る。
【0060】実施例2 本発明の組成物は以下のように調製する。
【0061】PDMS−co−PMHSプレポリマーの
合成 機械的撹拌機とコンデンサを備えたフラスコ内に、オク
タメチルシクロテトラシロキサン110.2g、ポリメ
チルハイドロシロキサン(アルドリッチ(Aldrich 17,6
20-6))3.1g、酸抽出ベントナイト(グレード F-2
0X)0.32g、ヘキサメチルジシロキサン0.3gを
仕込み、ファイヤーストーンバルブ(Firestone Valv
e)装置で脱気した。混合物を90℃まで18時間加熱
し、次いで室温まで冷却した。室温までの冷却の後、生
成物をNMRと粘度計によって分析した。(PDMS:
PMHS=97:3モル%;室温での粘度は4,000
〜8,000cst)
【0062】架橋されたシロキサンワックス共重合体の
調製 機械的撹拌機とコンデンサを備えたフラスコ内に、PD
MS−co−PMHS(5,000cst)18.5
g、トリアコンテン(66%;平均=36)、及びトル
エン60mLを仕込み、ファイヤーストーンバルブ(Fi
restone Valve)装置で脱気した。この混合物を60℃
まで加熱してトリアコンテンを溶融し、混合物のアリコ
ートを集め、水素化物の%をサンプルの赤外分光によっ
て決定した。次いで、白金ジビニル−末端テトラメチル
シロキサン錯体(PC072)の6μLを添加した。添
加後、温度を70℃に昇温した。15分後、アリコート
(IRによる%H)をさらに採取し、20分において6
μLのPC072を添加した。30分後に、アリコート
(IRによる%H)をさらに採取し、40分において6
μLのPC072を添加した。50分後に、アリコート
(IRによる%H:30%未満となる)をさらに採取
し、60分において5μLのヘキセンと6μLのPC0
72を添加した。90分後に、6μLのPC072を添
加し、120分において最後のアリコートを採取し、%
Hが10%未満であることを確かめた。アリコートを集
めて真空下で乾燥し、生成物中の固形分のパーセントを
決定した。シロキサンワックス共重合体は、最終的に、
約3%アルケンと97%シロキサンを含有する。[上記
反応中のヘキセンに代わって、1H、1H、2H−パー
フルオロ−1−ヘキセン10mLで置換することによっ
て、フッ素化共重合体を調製してもよい。]
【0063】シロキサン共重合体が溶融温度において確
実に熱安定性を示すようにするため、溶融システム中に
用いる前に、他のいくつかの添加剤をワックスに混合し
てもよい。この組成物は、以下の成分を含む:上述の共
重合体ワックス;主酸化防止剤であって、チバガイギー
(Ciba Geigy)から商業的に入手可能なIrganox 1010、
ワックス100部当たり1.2部;第2の酸化防止剤で
あるCyanox STDP(ジステアリルチオジプロピオナー
ト、サイテックインダストリーズ(Cytek Industries)
から商業的に入手可能)、ワックス100部当たり6
部;及び高温ホスフィット酸化防止剤であるMark 2112
(ビィトココーポ(Witco Corp.)から商業的に入手可
能)、ワックス100部当たり1.8部。これらの添加
剤は、トルエンに溶解したシロキサンワックス共重合体
に添加して十分に撹拌し、次いで皿に注いで防爆オーブ
ン内で80℃で一夜乾燥する。
【0064】組成物8.5gをノーメックス(デュポン
(DuPont))のフェルトパッド(ファイバ直径=9ミクロ
ン、フェルト密度≒55oz/yd2、長さ=213m
m、幅=8mm、深さ−11mm)の一方の側に供給す
る。ワックスとフェルトを140℃で8時間焼成し、確
実にワックスがフェルト中に均一分布するようにする。
焼成するとすぐに、最初にワックスが上に供給されたフ
ェルトパッドの側を、この側が溶融熱ロールに接するよ
うに、電子写真装置のワイパーハウジング内に配置す
る。溶融熱ロールを200℃に維持する。この温度によ
りワイパーを介してワックスが全て溶融され、これによ
りワックスが標準的な潤滑剤として流れることができ
る。
【0065】この組成物は電子写真プロセスの溶融ロー
ル上で用いられる際に、トナー粒子が溶融ロールに付着
するのを防止し、使用中の溶融ロールを滑らかにし、縞
や他の印刷品質の欠陥を印刷されたページに形成しな
い。
【0066】実施例3 シーラントとして有用な本発明の共重合体は、以下のよ
うに合成する。
【0067】ステップ1 温度計、コンデンサ、機械的撹拌機及び隔壁を備える1
000mlの四つ口丸底フラスコ内に、213.05g
のD4;1.93gのPMHS;0.62gの乾燥ベン
トナイト(F-20X100℃で4時間);及び0.744
gのHMDS(967μL);を仕込む。反応フラスコ
を窒素で満たす。混合物を500RPMで90℃までゆ
っくり加熱する。90℃で18時間保持する。未反応の
D4を除去するために、混合物を125℃の高真空下で
加熱する。この物質の粘度は5,000cpsに達する
であろう。水素化物の含有量をプロトンNMRによって
測定すると、これは約1モル%である。
【0068】ステップ2 ステップ1の反応フラスコを室温まで冷却する。次い
で、26.5gのトリアコンテン(例えば、シェブロン
(Chevronn)から商業的に入手可能なGulftene 30+であ
り、これは60%より多いアルファ−オレフィン含有量
と、約36の平均鎖長とを有するアルケンの混合物であ
る)と;400mLのトルエン(モレキュラーシーブス
で乾燥した)と;を加える。反応混合物を窒素で満た
す。75℃まで加熱し、溶液アリコートのIRを測定
し、50μLのPC072(白金、1,3−ジエテニル
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン錯体)
(時間=0分)を加える。20分において、50μLの
PC072を加え、IRを測定する。20分毎に50μ
Lを加え続け、IRからH%が水素化物の元(t=0
分)の積分値の25〜30%に達するまでアリコートの
IRを測定する(40分以上60分未満添加)。水素化
物の%が25〜30%に達したときに、50mLのヘキ
センと50μLのPC072を加える(急冷時間=0
分)。30分において、さらに50μLのPC072を
加える。水素化物の%が、水素化物の元の積分値の10
%以下になるまで(通常1時間)IRによるモニタを続
ける。
【0069】酸化防止剤添加の手順 ステップ2からのものに、3%Cyanox STDP、0.6%
Irganox 1010、0.9%Mark 2112酸化防止剤をワッ
クス量を基礎として加え(241.3gのワックスが製
造されるとすれば、7.24gのSTDP、1.45gの1
010及び2.17gの2112)。加熱(100℃)
して、混合するまで(1時間)撹拌する。オーブン皿内
に注ぎ、防爆オーブン内(〜75℃)で一夜乾燥する。
【0070】上述の合成した材料の少量を、プリント・
カートリッジの現像部の現像ロールの端部をシールする
のに用いる。このシーリング操作により、カートリッジ
の溶融部へトナーが漏れるのが防止される。この材料
は、顧客によって触れることができないカートリッジ内
部にあり、印刷プロセス中に剥離しない。
【0071】この材料を塗布するには、カートリッジを
組立てる人が、この材料の少量(約10mg)を平たい
ドライバーのような工具の一端に取り、これを現像ロー
ル両端に置く。次いでロールが回転するとロールの回り
にこの材料が分布し、薄層を形成し、トナーがはみ出な
いようにロールの端部をシールする。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 83/04 C08L 83/04 (72)発明者 ブラッドリー・レオナルド・ビーチ アメリカ合衆国 40505 ケンタッキー、 レキシントン、ホーソーン・レーン 1757 (72)発明者 スティーヴン・アラン・カリー アメリカ合衆国 40356 ケンタッキー、 ニコラスヴィル、ベント・トリー・コート 197 (72)発明者 アール・ドーソン・ワード・セカンド アメリカ合衆国 40575 ケンタッキー、 リッチモンド、リヴァー・ヒル・ドライブ 777

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式を有するランダムシリコーン共重
    合体。 【化1】 ここで、xは前記共重合体の約0.988から約0.9
    95を表わし、yは前記共重合体の約0.005〜約
    0.12を表わし、Rは、約70%〜約100%のC1
    5−C60アルキル基と、約0%〜約30%のC2−C
    14アルキル基とを含む。
  2. 【請求項2】 約80,000〜約250,000の分
    子量(重量平均)を有する、請求項1に記載のランダム
    シリコーン共重合体。
  3. 【請求項3】 ペースト又はコーキング材の形態であ
    る、請求項2に記載のランダムシリコーン共重合体。
  4. 【請求項4】 約93℃において約3,000〜約7,
    000センチポイズの粘度を有する、請求項3に記載の
    ランダムシリコーン共重合体。
  5. 【請求項5】 xが約0.990〜約0.992であ
    り、かつ、yが約0.008〜約0.010である、請
    求項4に記載のランダムシリコーン共重合体。
  6. 【請求項6】 約80,000〜約150,000の分
    子量を有する、請求項5に記載のランダムシリコーン共
    重合体。
  7. 【請求項7】 xが約0.99からであり、かつ、yが
    0.01である、請求項6に記載のランダムシリコーン
    共重合体。
  8. 【請求項8】 約110,000の分子量を有する、請
    求項7に記載のランダムシリコーン共重合体。
  9. 【請求項9】 Rが約70%〜約100%のC36アル
    キルを含む、請求項8に記載のランダムシリコーン共重
    合体。
  10. 【請求項10】 Rが約70%〜約100%のC36ア
    ルキルを含む、請求項4に記載のランダムシリコーン共
    重合体。
  11. 【請求項11】 シーラントとして請求項1のランダム
    シリコーン共重合体を備えるトナーカートリッジ。
  12. 【請求項12】 シーラントとして請求項4のランダム
    シリコーン共重合体を組込んだトナーカートリッジ。
  13. 【請求項13】 シーラントとして請求項9のランダム
    シリコーン共重合体を組込んだトナーカートリッジ。
  14. 【請求項14】 シーラントとして請求項4のランダム
    シリコーン共重合体を各端部に約5mg〜約40mg有
    する現像ロールを含むトナーカートリッジ。
  15. 【請求項15】 シーラントとして請求項9のランダム
    シリコーン共重合体を各端部に約5mg〜約40mg有
    する現像ロールを含むトナーカートリッジ。
  16. 【請求項16】 約10mgの前記ランダムシリコーン
    共重合体が前記現像ロールの各端部に存在する、請求項
    15に記載のトナーカートリッジ。
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