JPH117838A - フラットケ−ブル用被覆材 - Google Patents
フラットケ−ブル用被覆材Info
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- JPH117838A JPH117838A JP9171274A JP17127497A JPH117838A JP H117838 A JPH117838 A JP H117838A JP 9171274 A JP9171274 A JP 9171274A JP 17127497 A JP17127497 A JP 17127497A JP H117838 A JPH117838 A JP H117838A
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Abstract
に,より高い耐熱性を有し、かつ、低コストで製造可能
なフラットケ−ブル用被覆材を提供することである。 【解決手段】 基材と導体に密着する接着性樹脂層とか
らなるラットケ−ブル用被覆材において、該接着性樹脂
層が、分子量25,000〜45,000、融点100
〜165℃、溶融粘度2,000〜7,000ポイズで
あるポリエステル系共重合体を主成分として含有する樹
脂組成物による溶融押し出し被膜からなることを特徴と
するフラットケ−ブル用被覆材に関するものである。
Description
用被覆材に関し、更に詳しくは、導体との密着性、難燃
性等が良好であり、更に、より高い耐熱性を有し、か
つ、低コストで製造可能なフラットケ−ブル用被覆材に
関するものである。
は、種々の形態のものが開発され、提案されている。例
えば、(1).ポリエチレンテレフタレ−トフィルムに
ポリ塩化ビニルフィルムをドライラミネ−トした構成か
らなるフラットケ−ブル用被覆材、(2).上記のフラ
ットケ−ブル用被覆材において、ポリ塩化ビニルフィル
ム面に、更に、導体との密着性を向上させるために、プ
ライマ−剤を塗布した構成からなるフラットケ−ブル用
被覆材、(3).ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
の上に、難燃性を付与したポリエステル系樹脂層を設け
た構成からなるフラットケ−ブル用被覆材、(4).ポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムの上に、押し出し塗
工法による汎用ポリエステル系樹脂層を設けた構成から
なるフラットケ−ブル用被覆材等のフラットケ−ブル用
被覆材が知られている。
ようなフラットケ−ブル用被覆材においては、ある点に
おいては満足するものではあるが、他の点において十分
に満足し得るものではないというのが実状である。例え
ば、上記の(1)のものは、導体に対する密着性に劣る
ことから、フラットケ−ブルとして、屈曲の大きな部分
への適用については、殆ど、使用不可能であるという問
題点がある。また、上記の(2)のものは、プライマ−
剤を塗布したと言えども、導体との密着性において十分
に満足し得るものではなく、これによりその用途を拡大
することが困難であるという問題点がある。更に、上記
の(3)のものは、導体との密着性においては非常に優
れているものであり、このために、厳しい屈曲動作部分
が必要な箇所にも十分に適用可能なものであるという利
点を有する。しかしながら、例えば、厚さ約35μmの
導体間の隙間を埋めるためには、接着性樹脂層としての
難燃性を付与したポリエステル系樹脂層の厚さを約40
μm以上にする必要があり、このために、該難燃性を付
与したポリエステル系樹脂層を形成するに当たっては、
例えば、二度塗り等の厚塗り塗工方法等を採用する必要
があり、その結果、製造コストを著しく高めるという問
題点があり、更に、厚塗り塗工方法等を採用することに
より、該難燃性を付与したポリエステル系樹脂層中に残
留溶剤等が存在する傾向にあり、その結果、耐熱性に悪
影響を及ぼすという問題点もある。次に、上記の(4)
のものは、接着性樹脂層としての押し出し塗工法による
汎用ポリエステル系樹脂層が、加水分解等により劣化
し、ブロッキング現象等を発生するという問題点があ
る。そこで本発明は、導体との密着性、難燃性等が良好
であり、更に,より高い耐熱性を有し、かつ、低コスト
で製造可能なフラットケ−ブル用被覆材を提供すること
である。
な問題点を解決すべく種々研究の結果、接着性樹脂層を
構成する樹脂成分として、分子量、融点、溶融粘度等に
おいて特定の範囲を有するポリエステル系共重合体に着
目し、これを使用して接着性樹脂層を形成すべく、基材
の上に、該ポリエステル系共重合体を主成分として含有
する樹脂組成物による溶融押し出し被膜を形成してフラ
ットケ−ブル用被覆材を製造し、而して、該フラットケ
−ブル用被覆材を使用してフラットケ−ブルを製造した
ところ、導体への加熱接着性を損なうことなく、しか
も、難燃性にも優れ、更に、耐熱性、耐ブロッキング性
等をも有し、かつ、低コストにてフラットケ−ブル用被
覆材を製造し得ることができることを見出して本発明を
完成したものである。
る接着性樹脂層とからなるラットケ−ブル用被覆材にお
いて、該接着性樹脂層が、分子量25,000〜45,
000、融点100〜165℃、溶融粘度2,000〜
7,000ポイズであるポリエステル系共重合体を主成
分として含有する樹脂組成物による溶融押し出し被膜か
らなることを特徴とするフラットケ−ブル用被覆材に関
するものである。
詳しく説明する。まず、本発明にかかるフラットケ−ブ
ル用被覆材について、その二三例を例示して図面を用い
て説明すると、図1および図2は、本発明にかかるフラ
ットケ−ブル用被覆材の層構成を示す概略的断面図であ
る。すなわち、本発明にかかるフラットケ−ブル用被覆
材Aは、図1に示すように、基材1と導体に密着する接
着性樹脂層2とからなるラットケ−ブル用被覆材におい
て、該接着性樹脂層2を、分子量25,000〜45,
000、融点100〜165℃、溶融粘度2,000〜
7,000ポイズであるポリエステル系共重合体を主成
分として含有する樹脂組成物による溶融押し出し被膜2
aで構成することからなるものである。あるいは、本発
明にかかるフラットケ−ブル用被覆材Bは、図2に示す
ように、上記の図1に示すフラットケ−ブル用被覆材A
において、基材1と、導体に密着する接着性樹脂層2、
すなわち、分子量25,000〜45,000、融点1
00〜165℃、溶融粘度2,000〜7,000ポイ
ズであるポリエステル系共重合体を主成分として含有す
る樹脂組成物による溶融押し出し被膜2aとの間に、硬
化型接着促進剤層3を設けた構成からなるものである。
而して、上記の例示は、本発明にかかるフラットケ−ブ
ル用被覆材につて、その一二例を示したものであり、こ
れによって本発明は限定されるものではないことは言う
までもないことである。
明にかかるフラットケ−ブル用被覆材を構成する材料、
あるいは、その製造法等について説明すると、まず、本
発明にかかるフラットケ−ブル用被覆材において、基材
としては、機械的強度、寸法安定性等に優れ、かつ耐熱
性、可撓性、耐薬品性、耐溶剤性、屈曲性、絶縁性等に
富む樹脂のフィルムないしシ−トを使用することがで
き、例えば、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリブチレ
ンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト、ポリテ
トラメチレンテレフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、
ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポ
リオレフィン系樹脂、ナイロン12、ナイロン66等の
ポリアミド系樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リエ−テルイミド等のポリイミド系樹脂、ポリテトラフ
ルオロエチレン、ポリトリフルオロエチレン、ポリフッ
化ビニリデン、ポリフッ化ビニル等のフッ素含有樹脂、
ポリエ−テルスルフォン、ポリエ−テルケトン、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリアリレ−ト、ポリエステル
エ−テル、全芳香族ポリアミド、ポリカ−ボネ−ト等
の、いわゆるエンジニアリングプラスチック、その他等
の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することが
できる。而して、これらの樹脂のフィルムは、未延伸、
あるいは一軸方向または二軸方向に延伸したフィルム等
のいずれでもよく、また、その厚さは、6μmないし1
00μm位、好ましくは、10μmないし50μm位が
望ましい。
ル用被覆材において、溶融押し出し被膜を構成するポリ
エステル系共重合体としては、例えば、グリコ−ルとジ
カルボン酸との重縮合により得られる熱可塑性の飽和共
重合ポリエステル系樹脂を使用することができる。上記
において、酸成分としてのジカルボン酸としては、例え
ば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸パラ
フェニレンジカルボン酸、2,6−テフタレンジカルボ
ン酸等の芳香族二塩基酸、コハク酸、グルタル酸、スベ
リン酸、β−メチルアジピン酸、ピメリン酸、1,6−
ヘキサンジカルボン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ノ
ナンジカルボン酸、デカンジカルボン酸、ヘキサデカン
ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等
の脂肪族二塩基酸等を使用することができる。また、上
記において、グリコ−ル成分としては、例えば、エチレ
ングリコ−ル、1,2−プロパンジオ−ル、1,3−プ
ロパンジオ−ル、1,3−ブタンジオ−ル、1,4−ブ
タンジオ−ル、1,5−ペンタンジオ−ル、ネオペンチ
ルグリコ−ル、3−メチルペンタンジオ−ル、ビスフェ
ノ−ルA−エチレンオキサイド付加物、1,3−ヘキサ
ンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、水添ビスフェ
ノ−ルA、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル等の
他、ジエチレングリコ−ル、トリエチレングリコ−ル、
ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ−ル、
ポリテトラエチレングリコ−ル等のポリアルキレングリ
コ−ル等を使用することができる。
一種ないしそれ以上と、また、上記のグリコ−ル成分の
一種ないしそれ以上とを適宜に選択して常法により共重
合して、本発明にかかる熱可塑性の飽和共重合ポリエス
テル系樹脂を製造することができる。なお、本発明にお
いては、特に、上記のような単量体成分を限定するもの
ではないが、その接着性、経済性(コスト)等から、酸
成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸を主成分と
し、これらに、ガラス転移点の調整等を目的として、脂
肪族二塩基酸を必要量使用することが好ましく、また、
グリコ−ル成分としては、エチレングリコ−ル、1,4
−テトラメチレングリコ−ルを主成分とし、これらに、
主に、結晶性の調整を目的として、ジエチレングリコ−
ル、トリエチレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル
等を必要量使用することが好ましい。また、本発明にお
いては、結晶性の調整等の物性改良を目的として、トリ
メリット酸、ピロメリット酸等の三官能以上のポリオ−
ル成分を微量使用することもできる。更に、本発明にお
いては、上記のように製造した熱可塑性の飽和共重合ポ
リエステル系樹脂の二種以上を混合して使用することも
でき、また、同一組成で重合度の異なる樹脂等を混合し
て使用することもできる。
て製造されるポリエステル系共重合体としては、分子量
が、20,000〜45,000位、また、融点が、1
00〜165℃位、更に、溶融粘度が、2,000〜
7,000ポイズ位のものを使用することが望ましい。
上記において、分子量が、20,000以下のものは、
自己接着性および金属導体との耐熱接着性が80℃(環
境)以上にて著しく劣化するという問題点があることか
ら好ましくなく、また、分子量が、45,000以上の
ものは、溶融押し出し法による接着性樹脂層の形成が大
変に困難になるという問題点があることから好ましくな
いものである。また、上記において、融点が、100℃
以下のもの、および、融点が、165℃以上のもの、更
に、上記において、溶融粘度が、2,000ポイズ以下
のもの、および、溶融粘度が、7,000ポイズ以上の
もの等も、該融点、溶融粘度等が、上記の分子量とリニ
ア−な関係にあることから、上記と同様な理由により、
好ましくないものである。
リエステル系共重合体を主成分として含有する樹脂組成
物を調整する際に、上記のようなポリエステル系共重合
体の他に、更に、他の熱可塑性ないし熱硬化性の樹脂を
任意に選択して使用することができ、具体的には、熱可
塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリ
ル−スチレン共重合体、ポリアミド系樹脂、ポリアセタ
−ル系樹脂、ポリアクリルもしくはメタクリル系樹脂、
ポリカ−ボネ−ト系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹
脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、フ
ッ素系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、熱可塑性ポ
リウレタン系樹脂、その他等を使用することができ、ま
た、熱硬化性樹脂としては、熱硬化型アクリル系樹脂、
ポリイミド系樹脂、フエノ−ル系樹脂、エポキシ系樹
脂、けい素系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、不飽
和ポリエステル系樹脂、ジアリルフタレ−ト系樹脂、キ
シレン系樹脂、その他等を使用することができる。
なポリエステル系共重合体を主成分として含有する樹脂
組成物を調整する際に、難燃性付与剤を添加することが
できる。而して、上記の難燃性付与剤としては、例え
ば、塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポ
リフェニル、パ−クロルペンタシクロデカン、無水ヘッ
ト酸、クロルエンド酸等の塩素系、テトラブロモエタ
ン、テトラブロモブタン、テトラブロモビスフェノ−ル
A、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモビスフェニルエ
−テル、テトラブロモ無水フタ−ル酸、ポリジブロモフ
ェニレンオキサイド、キサブロモシクロデカン、臭化ア
ンモニウム等の臭素系等の含ハロゲン有機化合物または
無機化合物、赤リン、トリアリルフォスフェ−ト、アル
キルアリルフォスフェ−ト、アルキルフォスフェ−ト、
ジメチルメチルフォスフェ−ト、フォスフォリネ−ト、
ハロゲン化フォスフォネ−トエステル、トリメチルフォ
スフェ−ト、トリエチルフォスフェ−ト、トリブチルフ
ォスフェ−ト、トリオクチルフォスフェ−ト、トリブト
キシエチルフォスフェ−ト、オクチルジフェニルフォス
フェ−ト、トリクレジルフォスフェ−ト、クレジルジフ
ェニルフォスフェ−ト、トリフェニルフォスフェ−ト、
トリス(クロロエチル)フォスフェ−ト、トリス(2−
クロロプロピル)フォスフェ−ト、トリス(2.3−ジ
クロロプロピル)フォスフェ−ト、トリス(2.3−ジ
ブロモプロピル)フォスフェ−ト、トリス(ブロモクロ
ロプロピル)フォスフェ−ト、ビス(2.3−ジブロモ
プロピル)2.3−ジクロロプロピルフォスフェ−ト、
ビス(クロロプロピル)モノオクチルフォスフェ−ト、
ポリフォスホネ−ト、ポリフォスフェ−ト、芳香族ポリ
フォスフェ−ト、ジブロモネオベンチルグリコ−ル等の
リン酸エステルまたはリン化合物、フォスフォネ−ト型
ポリオ−ル、フォスフェ−ト型ポリオ−ル、含ハロゲン
ポリオ−ル等のポリオ−ル化合物、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、三酸化アンチモン、三塩化ア
ンチモン、五酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アン
チモン、ホウ酸、モリブデン酸アンチモン、モリブデン
酸化物、酸化モリブデン、リン−窒素化合物、カルシウ
ム−アルミ−シリケ−ト、ジルコニウム化合物、錫化合
物、ド−ソナイト、アルミン酸カルシウム水和物、酸化
銅、銅粉末、炭酸カルシウム、メタホウ酸バリウム等の
金属粉または無機化合物、その他、シリコ−ン系ポリマ
−、フェロセン、フマ−ル酸、マレイン酸、トリアジ
ン、イソシアヌレ−ト、尿素、グアニジン化合物等の窒
素含有化合物等の各種の難燃剤を使用することができ
る。
なポリエステル系共重合体を主成分として含有する樹脂
組成物を調整する際に、その他の添加剤を任意に添加す
ることができる。上記のその他の添加剤としては、例え
ば、充填剤、安定剤、可塑剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯
電防止剤、着色剤、その他等を使用することができる。
具体的には、炭酸マグネシウム、酸化アルミニウム、酸
化チタン、酸化亜鉛等の体質顔料または白色顔料、その
他の無機化合物の粉末、ガラスフリット、フッ素系樹脂
粉末、ポリオレフィン系樹脂粉末、その他等を使用する
ことができる。
なポリエステル系共重合体を主成分とし、これに、その
他の熱可塑性ないし熱硬化性の樹脂の一種ないしそれ以
上を任意に選択して添加し、更に、難燃性付与剤の一種
ないしそれ以上を添加し、更にまた、その他の添加剤等
を任意に選択して加え、これらを十分に溶融混練して、
ポリエステル系共重合体を主成分として含有する樹脂組
成物を調整し、しかる後該樹脂組成物を溶融状態で細い
孔またはスリット等から樹脂温度120〜260℃位、
押し出し速度(ライン速度)20〜50m/min位の
条件で基材上に連続的に押し出して、接着性樹脂層とし
ての厚さ25〜100μmの溶融押し出し被膜を形成す
ることによって、本発明にかかるフラットケ−ブル用被
覆材を製造することができる。上記の樹脂組成物におい
て、ポリエステル系共重合体と難燃性付与剤との配合割
合としては、接着性、耐プロッキング性等の物性を考慮
して、ポリエステル系共重合体と難燃性付与剤とが、重
量部で、20/80〜70/30重量部位の配合割合で
使用することが望ましい。
接着促進剤層としては、上記の基材と、接着性樹脂層と
しての溶融押し出し被膜との密着力を向上させてデラミ
ネ−ションを抑制し、更に熱接着加工速度を向上させ、
また、耐熱接着性を向上させるために設けるものであ
る。而して、本発明において、硬化型接着促進剤層を構
成する硬化型接着促進剤としては、例えば、ポリエチレ
ンイミン系化合物、有機チタン系化合物、ポリオレフィ
ン系化合物、ポリブタジエン系化合物、イソシアネ−ト
系化合物、ポリエステルウレタン系化合物、ポリエ−テ
ルウレタン系化合物等を使用することができる。
適性、および30〜40℃位の低温にて硬化可能である
という点から、主剤であるポリオ−ル成分と硬化剤であ
るイソシアネ−ト成分との組み合わせからなる2液硬化
型接着促進剤を使用することが望ましい。上記におい
て、主剤としては、例えば、エチレングリコ−ル、ジエ
チレングリコ−ル、ジプロピレングリコ−ル、1.4−
ブタンジオ−ル、1.6−ヘキサンジオ−ル、ネオペン
チルグリコ−ル等のジオ−ル成分と、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバチン酸、イソフタル酸、テレフタル酸等
の二塩基成分とから合成されるポリエステルポリオ−ル
もしくはその変性物、ポリエチレングリコ−ル、ポリオ
キシプロピレングリコ−ル、ポリテトラメチレネ−テル
グリコ−ル等のポリエ−テルポリオ−ルもしくはその変
性物、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジ
プロピレングリコ−ル、1.4−ブタンジオ−ル、1.
6−ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、トリ
メチロ−ルプロパン等の低分子ポリオ−ル等を使用する
ことができる。
えば、トリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジ
イソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、イ
ソホリンジイソシアネ−ト、トリス(イソシアネ−トフ
ェニル)、メタン−トリス(イソシアネ−トフェニル)
チオホスフェ−ト等のイソシアネ−トモノマ−、トリレ
ンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト
等のイソシアネ−トモノマ−をトリメチロ−ルプロパン
に付加したウレタンプレポリマ−、ヘキサメチレンジイ
ソシアネ−トビュ−レット、ヘキサメチレンジイソシア
ネ−トおよびイソホロンジイソシアネ−トトリマ−等の
イソシアネ−ト変性体等を使用することができる。な
お、本発明においては、上記のような硬化型接着促進剤
に対し、例えば、接着促進力、耐熱接着性、高速熱接着
性等を向上させるために、チタンカップリング剤、シラ
ンカップリング剤、無機フィラ−等の助剤を任意に加え
ることができる。
さとしては、基材と、接着性樹脂層としての溶融押し出
し被膜との密着力を向上させることができれば、適宜選
択して設定することができ、例えば、0.01ないし2
μm位が好ましい。また、本発明において、硬化型接着
促進剤層の形成は、予め、基材野上に形成することが好
ましく、その形成法としては、上記のような硬化型接着
促進剤をトルエン、酢酸エチル、アルコ−ル類、メチル
エチルケトン等の溶剤に可溶化または分散した状態で組
成物を構成し、これを基材上に、例えば、グラビアリバ
−ス法、ロ−ルコ−ト法、グラビアダイレクト法等のコ
−ティング方式を用いて形成することができる。
に詳しく本発明を説明する。 実施例1 厚さ25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルム〔引っ張り強さ(MD)6.5Kg/10mm、
(TD)7.0Kg/10mm、伸び(MD)140
%、(TD)130%、融点265℃〕の上に、ポリエ
ステル系共重合体(分子量、30,000、ガラス転移
温度、−15℃、融点、120℃、溶融粘度、6,00
0ポイズ)100重量部に対し、〔臭素化エチレン系難
燃主剤(比重、3.25、臭素含有率、82%)+三酸
化アンチモン+水酸化マグネシウム〕70重量部を添加
し、十分に混練したマスタ−バッチを130〜250℃
の多段階加熱にて押し出し、ライン速度30m/min
にて、厚さ40μmの溶融押し出し被膜を形成して、本
発明にかかるフラットケ−ブル用被覆材を製造した。
ィルム〔引っ張り強さ(MD)6.5Kg/10mm、
(TD)7.0Kg/10mm、伸び(MD)140
%、(TD)130%、融点265℃〕の上に、硬化型
接着促進剤(主剤/硬化剤=ポリエステルポリオ−ル/
ジフェニルメタンジイソシアネ−ト=4/1からなる促
進剤)をグラビアリバ−スコ−ト法により厚さ0.5μ
m/dry塗工し、乾燥し、更に、50℃の雰囲気中に
て5日間のエ−ジング処理を行い硬化型接着促進剤層を
形成した。次いで、上記で形成した硬化型接着促進剤層
の上に、ポリエステル系共重合体(分子量、30,00
0、ガラス転移温度、−15℃、融点、120℃、溶融
粘度、6,000ポイズ)100重量部に対し、〔臭素
化エチレン系難燃主剤(比重、3.25、臭素含有率、
82%)+三酸化アンチモン+水酸化マグネシウム〕7
0重量部を添加し、十分に混練したマスタ−バッチを1
30〜250℃の多段階加熱にて押し出し、ライン速度
30m/minにて、厚さ40μmの溶融押し出し被膜
を形成して、本発明にかかるフラットケ−ブル用被覆材
を製造した。
ィルム〔引っ張り強さ(MD)6.5Kg/10mm、
(TD)7.0Kg/10mm、伸び(MD)140
%、(TD)130%、融点265℃〕の上に、硬化型
接着促進剤(主剤/硬化剤=ポリエステルポリオ−ル/
ジフェニルメタンジイソシアネ−ト=4/1からなる促
進剤)をグラビアリバ−スコ−ト法により厚さ0.5μ
m/dry塗工し、乾燥し、更に、50℃の雰囲気中に
て5日間のエ−ジング処理を行い硬化型接着促進剤層を
形成した。他方、線状飽和ポリエステル樹脂(ガラス転
移温度、40℃、比重、1.2)100重量部に対し、
〔臭素化エチレン系難燃主剤(比重、3.25、臭素含
有率、82%)+三酸化アンチモン+水酸化マグネシウ
ム〕150重量部とトルエン100重量部とメチルエチ
ルケトン100重量部を添加し、十分に混合して難燃性
を有する塗工剤を製造し、次に、該塗工剤を上記で形成
した硬化型接着促進剤層の上に、コンマコ−ト法により
塗工、乾燥して、フラットケ−ブル用被覆材を製造し
た。
ィルム〔引っ張り強さ(MD)6.5Kg/10mm、
(TD)7.0Kg/10mm、伸び(MD)140
%、(TD)130%、融点265℃〕の上に、硬化型
接着促進剤(主剤/硬化剤=ポリエステルポリオ−ル/
ジフェニルメタンジイソシアネ−ト=4/1からなる促
進剤)をグラビアリバ−スコ−ト法により厚さ0.5μ
m/dry塗工し、乾燥し、更に、50℃の雰囲気中に
て5日間のエ−ジング処理を行い硬化型接着促進剤層を
形成した。次いで、上記で形成した硬化型接着促進剤層
の上に、低分子量ポリエステル系共重合体(分子量、2
0,000、ガラス転移温度、−30℃、融点、116
℃、比重、1.23、溶融粘度、6,000ポイズ)1
00重量部に対し、〔臭素化エチレン系難燃主剤(比
重、3.25、臭素含有率、82%)+三酸化アンチモ
ン+水酸化マグネシウム〕70重量部を添加し、十分に
混練したマスタ−バッチを130〜250℃の多段階加
熱にて押し出し、ライン速度30m/minにて、厚さ
40μmの溶融押し出し被膜を形成して、フラットケ−
ブル用被覆材を製造した。
ラットケ−ブル用被覆材を使用し、厚さ35μmの導体
を160℃、線圧1Kgの条件にて圧着させて、フラ−
トケ−ブルを製造し、該フラットケ−ブルについて、そ
のシ−ル強度、耐熱性、残留溶剤量、加熱収縮性、ブロ
ッキング性、貼り合わせ状態、加工コスト等について測
定した。その結果を下記の表1に示す。
度は、ヒ−トシ−ル層どうしを150℃の金属板とシリ
コンゴムとの間で3Kg/cm2 、3秒間の条件下でヒ
−トシ−ルして試料を作製し、次いで、該試料につい
て、速度100mm/minのT型剥離試験機で剥離試
験を行って測定した。また、上記の表1において、導体
/ヒ−トシ−ル層間強度は、ヒ−トシ−ル層と銅板とを
150℃の金属板とシリコンゴムとの間で3Kg/cm
2 、3秒間の条件下でヒ−トシ−ルして試料を作製し、
次いで、該試料について、速度100mm/minのT
型剥離試験機で剥離試験を行って測定した。更に、上記
の表1において、耐熱性は、上記の条件にて作製した試
料を120℃雰囲気中にて500時間保存し、しかる後
該試料を目視にて観察し、◎は、最良とし、○は、良と
し、△は、普通とし、×は、不良とした。次に、上記の
表1において、残留溶剤量は、120℃、15分間の追
い出し条件下、FID検出器を有するガスクロマトグラ
フを用いて検出線法にて算出して測定した。また、上記
の表1において、加熱収縮性は、ヒ−トシ−ル層どうし
を加熱温度150℃でヒ−トシ−ルした試料に100g
荷重をかけ、100℃雰囲気下、2時間の条件にて評価
し、◎は、最良とし、○は、良とし、△は、普通とし、
×は、不良とした。更にまた、上記の表1において、ブ
ロッキング性は、ヒ−トシ−ル層面と基材面とを互いち
がいに重ね合わせ、3Kg/cm2 k 荷重をかけて、
40℃、90%の湿度の環境にて20日間保存し、ブロ
ッキング状態を観察し、◎は、最良とし、○は、良と
し、△は、普通とし、×は、不良とした。次にまた、上
記の表1において、貼り合わせ状態は、目視にて判定
し、◎は、最良とし、○は、良とし、△は、普通とし、
×は、不良とした。また、上記の表1において、加工コ
ストは、原材料費、製造費等から算出し、◎は、最良と
し、○は、良とし、△は、普通とし、×は、不良とし
た。
フラットケ−ブル用被覆材は、比較例のそれと比べて優
れているものであった。
は、接着性樹脂層を構成する樹脂成分として、分子量、
融点、溶融粘度等において特定の範囲を有するポリエス
テル系共重合体に着目し、これを使用して接着性樹脂層
を形成すべく、基材の上に、該ポリエステル系共重合体
を主成分として含有する樹脂組成物による溶融押し出し
被膜を形成してフラットケ−ブル用被覆材を製造し、該
フラットケ−ブル用被覆材を使用してフラットケ−ブル
を製造して、導体への加熱接着性を損なうことなく、し
かも、難燃性にも優れ、更に、耐熱性、耐ブロッキング
性等をも有し、かつ、低コストにてフラットケ−ブル用
被覆材を製造し得ることができるというものである。特
に、本発明にかかるフラットケ−ブル用被覆材は、導体
との密着性に優れ、かつ、高い難燃性能、ヒ−トシ−ル
強度、屈曲性等にも優れ、更に、格段の耐ブロッキング
性および耐熱性を向上し、かつ、低コストで製造するこ
とが可能であるという利点を有するものである。
構成を示す概略的断面図である。
構成を示す概略的断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材と導体に密着する接着性樹脂層とか
らなるラットケ−ブル用被覆材において、該接着性樹脂
層が、分子量25,000〜45,000、融点100
〜165℃、溶融粘度2,000〜7,000ポイズで
あるポリエステル系共重合体を主成分として含有する樹
脂組成物による溶融押し出し被膜からなることを特徴と
するフラットケ−ブル用被覆材。 - 【請求項2】 樹脂組成物が、難燃性付与剤を含有する
ことを特徴とする上記の請求項1に記載するフラットケ
−ブル用被覆材。 - 【請求項3】 基材と接着性樹脂層との間に、硬化型接
着促進剤層を設けることを特徴とする上記の請求項1ま
たは2に記載するフラットケ−ブル用被覆材。
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ID=15920296
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