JPH1177182A - 正確な切断表面を形成する方法 - Google Patents

正確な切断表面を形成する方法

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JPH1177182A
JPH1177182A JP9346553A JP34655397A JPH1177182A JP H1177182 A JPH1177182 A JP H1177182A JP 9346553 A JP9346553 A JP 9346553A JP 34655397 A JP34655397 A JP 34655397A JP H1177182 A JPH1177182 A JP H1177182A
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contour
edge
punching
cut surface
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JP9346553A
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Junichi Sunaga
純一 須永
Wolfgang Rose
ボルフガング ローズ
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Feintool International Holding AG
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    • B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
    • B21D28/16—Shoulder or burr prevention, e.g. fine-blanking
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の方法では不可能であった正確な切断表
面を得るための新規な方法の提供。 【解決手段】 打抜きまたは型抜き、殊に精密端縁型抜
きにより加工部材２の精密切断表面（４．１、４．２）
を形成する方法において、まず第１に加工部材２の実際
の輪郭１３から或る距離ａを隔てて、形成される輪郭１
５に沿って打抜きまたは型抜きされ、ついでこの加工部
材２は最終の輪郭１３まで反覆切削される。ここで意図
される処は、第１のステップでは切削されるべき加工部
材の厚さｄの部分までのみであり、次のステップでは、
第１のステップと反対方向より反覆切削されることで達
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、打抜きまたは型
抜き、殊に、精密端縁型抜きによって加工部材の精密加
工表面を形成するための方法に関し、第１には、実際の
加工部の輪郭より成る距離を保った輪郭に沿って打抜き
または型抜きが行われ、ついで加工部材をその最終の輪
郭まで反覆切削して加工することである。
【０００２】このケースにおいて、記述が実質的に所
謂、精密端縁型抜きに関するものであっても、この発明
は、またこの発明による方法に用いられる通常の打抜き
加工を包含することを意図している。
【０００３】
【従来の技術】通常の打抜きとは異なり、精密端縁型抜
きは、殆ど１００％平滑な切断表面を持つ部材を製造す
ることが可能である。精密打抜きであっても、切断チッ
プと面する切断表面には端縁の減少があり、この端縁の
減少とは反対位置にはバリの発生を伴う。この端縁の減
少とバリは主に構成部材の幾何学的な形状によるがまた
構成部材の材料や厚さにもよる。これらは凹形の隅部を
持つというよりも可成り大きな計画された隅部を持って
いる。精密端縁打抜き加工法で形成される構成部材の大
きな特徴は平滑な切断表面に加えて切断表面を硬くでき
るという事実があることである。
【０００４】精密な端縁の打抜きの機能的な形状のため
に、ごく僅かな小さい端縁の減少に対してのみ反覆切削
の必要がある。精密な端縁の打抜きの計画された鋭角形
状が、例えば加工爪（ポウル）の歯とか歯車のような大
きな減少を持つものである。精密端縁の打抜きの断面表
面において形成される端縁の減少や端縁の減少とは反対
側に得られるバリは切削によって除去される。これは機
能領域の一つの拡大された軸受部分となり、しかもこれ
は構成部材がより高い負荷となってかかってくるか、或
は予め負荷レベルが決まっているならば、より薄いシー
トの厚さが用いられることができるということを意味し
ている。
【０００５】例として、ＣＨ（スイス特許）６６５ ３
６７ Ａ２には、切削が精密端縁打抜き操作の中で切断
方向に於て実行されたり、または切断方向と反対方向に
実行される切削方法が示されている。これは製造される
べき加工部品の実際に望まれる輪郭が多数の段階で近づ
くことを意味する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例を含め
て従来における顕著な不利益は、切削で道具すなわちプ
レスに残るチップを造ることであり、考慮されるべき操
作問題に対してこれらの先導を時間をかけて行うという
ことである。
【０００７】この発明のもつ目的は、道具に残るチップ
の欠点を生じないようにした上記した方法を改良するこ
とである。
【０００８】この目的とする処は、第一のステップで加
工部材を所望の厚さまで反覆切削することであり、つぎ
のステップで加工部材の輪郭まで、反覆切削により到達
させることである。
【０００９】この方法の実質的な利点とする処は、チッ
プが確実に加工削に残り、加工削すなわち打抜き枠と一
緒になって道具、すなわちプレスから取り除かれるとい
うことである。このチップは打抜き枠とは離れずそれ故
加工部材に残っている不格好なチップはない。
【００１０】さらに顕著な利点とする処は、一方では精
密端縁打抜きによって生ずる減少が精密端縁打抜き方向
と反対方向で実行される最終の反覆切削段階中再び満た
され、併せて同時に反覆切削が精密端縁打抜き加工で生
ずる減少と比例したごく僅かの減少のみの原因となって
いる。同様にバリは完全に取り除かれる。
【００１１】完全な打抜き型枠を通して実行される精密
な端縁打抜き加工と対比して、既存在する表面について
のみ実行される反覆切削では、より低い力で足りる、よ
り低い力は、負荷と同じレベルに材料を任せて置く間精
密端縁打抜き加工を施す時により小さな隅部の丸味を作
ることを可能ならしめる。
【００１２】好ましくは、最初の反覆切削ステップは加
工材料の厚さの半分を超えて実行される。その結果は力
の好ましい分配がなされ、そのため第２の反覆切削ステ
ップにより反覆切削されるべき材料の半分が既にチップ
に変換されて了うのである。
【００１３】さらに、最初の反覆切削ステップは、また
爪の歯の孔と実際の歯の求める輪郭との間の距離の少な
くとも半分を超えて実行されるべきである。それから第
２のステップで完全な距離が取り除かれるものである。
【００１４】この発明は、また打抜きまたは型抜き加工
の方向と対向する方向において数多くの切削ステップを
実行する可能性を含むことを意図している。これは基本
的に加工材料として用いられる材料に依存している。
【００１５】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成を
備えることによって上述の目的を達成できる。
【００１６】（１）加工材料の実際の輪郭から距離ａの
位置に最初に切削または型抜される輪郭と最終の輪郭ま
で反覆切削される加工部材であり、最初のステップで、
加工部材をその厚さｄの部分まで切削し、次のステップ
で実際の輪郭まで切削できるようにしたことを特徴とす
る切削または型抜、特に精密端縁型抜きによる加工部材
の正確な切断表面を形成する方法。
【００１７】（２）切削加工は切削または型抜きと反対
方向で実行するようにしたことを特徴とする（１）記載
の方法。
【００１８】（３）最初の切削ステップが加工材料の厚
さｄの半分まで実行するようにしたことを特徴とする
（１）または（２）記載の方法。
【００１９】（４）最初の切削ステップは距離ａの少な
くとも半分以上を実行し、第２の切削ステップで全距離
ａを実行するようにしたことを特徴とする（１）ないし
（３）いずれか記載の方法。
【００２０】（５）切削は、一ないし他方向、切削また
は型抜きと同一または対向する方向に数多くの回数実行
したことを特徴とする（１）ないし（４）記載の方法。
【００２１】
【発明の実施の形態】この発明に係るさらなる利点、特
徴および詳細は、好ましい実施例、以下に図示される処
の以下の記述にすべて包含されている。
【００２２】図１は、精密端縁型抜された爪１であり、
その爪１の歯２は反覆して切削されたものである。打抜
形状の切削操作はまた継続したカットラインの輪郭の内
外形状に関するものであり、そして図１に示される歯の
部分に限定されるものではない。
【００２３】歯の輪郭は、尖鋭な刃３で形成される、歯
のカット表面４．１、４．２は直角であり、刃の減少は
自由だが少しばかりのバリを持つ。
【００２４】精密端縁の打抜加工操作は、図２から図５
に示されている。実際の精密端縁の打抜加工操作に先立
ち、ノッチ８がナイフ端を有するリング７によってカッ
トライン６の外側の材料ストリップ５に形成される。ナ
イフ端を有するリング７は、精密端縁の打抜加工具の案
内プレート９か又は切断チップ１０のいずれかに完全に
形成される。あるいは案内プレート９と切断チップ１０
の両者に形成できる（図示せず）。
【００２５】図３、図５から分かるようにナイフ端を有
するリング７．１また７．２を供給することで、精密端
縁の打抜加工物１の切削面で端縁の減少を低下できる。
特に、端縁の減少は以下に述べる手段、すなわち、案内
プレート９と切断チップ１０の双方にナイフ端を有する
リング７．１、７．２を配設することにより顕著に逓減
させることができる。しかしながら、製造とメンテナン
スについては、この手段は高価である。図３と図５に見
られる減少は、Ｃで示され、かつ端縁の減少１１．１の
深さはｄによって示されている。
【００２６】図６および図７は、精密端縁の打抜加工爪
の歯２のカット表面４．１または４．２に切削加工操作
を施した図が示してある。この操作を実行するために、
まず第１に爪の歯用の孔１２がストリップ材料５で形成
される。この孔１２は、爪の歯２の点線で示される輪郭
１３とは或る距離を保っている。図７は端縁の減少１１
とこの端縁の減少１１と反対位置に臨まれるバリ１４を
示している。爪の歯用の孔１２は切断方向Ｘにおいて開
放されている。
【００２７】次のステップは、爪の歯２の輪郭１３と爪
の歯用の孔１２の第１の内側の輪郭との間の距離の領域
を反覆切削する工程を含んでいる。この段階では距離は
ａの約半分まで切削され、歯２の厚さｄの約半分まで下
降したこととなる。その結果、チップ１６が得られ、こ
のチップ１６は歯２に残っている。
【００２８】最終作業段階は、切断方向Ｘと反対方向で
あって、距離ａの正確な寸法までの反覆切削加工を含ん
でいる。そのため端縁の減少１１とバリ１４は削除され
歯２に正確な切断表面４が得られる。しかしながら、チ
ップ１６，１は材料ストリップ５に残り、関連道具から
前記ストリップ５と共に除去される。
【００２９】図８、図９は、この発明の他の実施例を示
している。各図の最初の部分では、歯２．１が材料スト
リップ５．１から求める最終の輪郭１３．１から距離ａ
を保持している最初の内側輪郭１５．１で打ち抜かれ
る。打抜き方向は、図９の矢印で表される。
【００３０】第２の段階では、第１の反覆切削操作、特
に型抜き方向と対抗する操作を含み、それにより端縁減
少１１は補償され、そしてそこで反覆切削される材料は
チップ１６．２として集まる。
【００３１】第２の反覆切削操作は、再び型抜き方向と
対向し、距離ａの部分を越えた反覆切削を含み、ついで
最終の反覆切削ステップは型抜き方向と対向して実行さ
れ、最終の仕上げられた歯２．２は同時に下方へ除去さ
れる。チップ１６．３は材料打抜板５．１かまたは型抜
枠に付着して残る。
【００３２】
【発明の効果】この発明によれば、打抜きまたは型抜
き、殊に、精密端縁型抜きによって加工部材の精密加工
表面を形成することができ、ことに第１には、実際の加
工部の輪郭より成る距離を保った輪郭に沿って打抜きま
たは型抜きが行われ、ついで加工部材をその最終の輪郭
まで反覆切削して加工することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 精密端縁打抜された爪（ポウル）の斜面図で
ある。
【図２】 精密端縁打抜加工操作の断面図を示す。
【図３】 図２の要部の拡大断面図である。
【図４】 他の実施例における精密端縁打抜加工操作の
断面図である。
【図５】 図４の要部の拡大図である。
【図６】 図１の爪の精密端縁打抜加工用歯に実行され
る切削加工操作を示す説明図である。
【図７】 図６に示す発明による切削加工操作の側面図
である。
【図８】 さらに他の実施例において図６と同様な切削
加工操作を示す断面説明図である。
【図９】 図８の切削加工操作を示す側面図である。
【符号の説明】
１ （ポウル）爪 ２ 歯 ３ 刃 ４．１，４．２ カット表面 ５ 材料ストリップ ６ カットライン ７ リング ８ ノッチ ９ 案内プレート １０ 切断チップ １１．１ 端縁の減少 １２ 孔 １３ 輪郭

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 加工材料（２、２．２）の実際の輪郭
    （１３、１３．１）から距離ａの位置に最初に切削また
    は型抜される輪郭（１５、１５．１）と最終の輪郭（１
    ３、１３．１）まで反覆切削される加工部材（２、２．
    ２）であり、最初のステップで、加工部材をその厚さｄ
    の部分まで切削し、次のステップで実際の輪郭（１３、
    １３．１）まで切削できるようにしたことを特徴とする
    切削または型抜、特に精密端縁型抜きによる加工部材
    （２、２．２）の正確な切断表面を形成する方法。
  2. 【請求項２】 切削加工は切削または型抜きと反対方向
    で実行するようにしたことを特徴とする請求項１記載の
    方法。
  3. 【請求項３】 最初の切削ステップが加工材料（２、
    ２．２）の厚さｄの半分まで実行するようにしたことを
    特徴とする請求項１または２記載の方法。
  4. 【請求項４】 最初の切削ステップは距離ａの少なくと
    も半分以上を実行し、第２の切削ステップで全距離ａを
    実行するようにしたことを特徴とする請求項１ないし３
    いずれか記載の方法。
  5. 【請求項５】 切削は、一ないし他方向、切削または型
    抜きと同一または対向する方向に数多くの回数実行した
    ことを特徴とする請求項１ないし４記載の方法。
JP9346553A 1997-09-04 1997-12-16 正確な切断表面を形成する方法 Pending JPH1177182A (ja)

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