JPS62248519A - 順送り金型 - Google Patents

順送り金型

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JPS62248519A
JPS62248519A JP8958286A JP8958286A JPS62248519A JP S62248519 A JPS62248519 A JP S62248519A JP 8958286 A JP8958286 A JP 8958286A JP 8958286 A JP8958286 A JP 8958286A JP S62248519 A JPS62248519 A JP S62248519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
die
punch
punched
inner hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8958286A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Isshiki
一色 喜美雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP8958286A priority Critical patent/JPS62248519A/ja
Publication of JPS62248519A publication Critical patent/JPS62248519A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス加工における順送り打抜き金型に関し
、特に打抜きによる製品のカエリ等の発生を防止し得る
金型の構造に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
用いられている順送り打抜き金型において、例えば第7
図に示される如く、ダイ11と押え板12との間に給送
された素材mはパイロットピン(図示せず)により位置
決めされた後、押え板12の下降によって該押え板12
とダイ11との間に挾持されると共にパンチ14によっ
て打ち抜かれ、更に打抜きカスm゛はパンチ14の下降
によってダイ11の内孔11a内へ押入せしめられる。
しかしながら従来の金型では、第8図に示される如く、
打ち抜かれた素材mの剪断面m、のパンチ14側及びダ
イ11側の夫々にダレm、及びカエリm、が発生すると
いう問題があった。又、通常、製品の所定の打抜き寸法
及び形状を得るために、パンチ14.ダイ11の上表面
及び内孔11aの内壁は研削加工等により高精度の寸法
に加工される必要があり、このためのコストが極めて高
くなるという問題もあった。一方、パンチ14及びダイ
11は単に素材mを剪断するだけでなく、剪断後の打抜
きカスm′を内孔11aの押入するため、素材m又打抜
きカスm′と摩擦接触しつつパンチ14は最低限剪断に
必要な距離(素材mの板厚分相当)以上のストロークで
往復動する必要があり、このためその摩耗は一層増大せ
しめられることとなって金型の寿命の低下を来たし、更
にパンチ14&びダイ11のかかる摩耗に帰因して素材
mのカエリが助長せしめられるため製品の品質を確保す
るのが困難であった。又、打抜きカスm′がパンチ14
によって一旦内孔11a内に押入せしめられて後、金型
外へ排出されずにパンチ14の下端面に付着したまま該
パンチ14の上昇と共に引き上げられてしまう、所謂、
抜きカス上がりと呼ばれる現象が起こると、該抜きカス
m′が金型内の製品に打痕等を生ぜしめるという不都合
があった。かかる抜きカス上がりの問題は、打抜きカス
m′とダイ11の内孔11aとの接触圧力が適正であれ
ば回避され得るが、一方でダイ11の寸法は打抜き加工
性を確保するためにパンチ14及び素材mの板厚によっ
て一義的に決定されざるを得す、従って適正な接触圧力
を得るのは困難であった。
本発明はかかる実情に鑑み、製品のカエリやダレが発生
し得ず、抜きカス上がりが防止されると共に良好な打抜
き加工が行なわれ得る安価な金型を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明による
金型では、素材は打抜き用ダイセットによって打抜き加
工される前に予め打抜かれるべき形状と整合された輪廓
の切込みが形成せしめられる。従って、素材は打抜かれ
る際該切込みに沿って剪断されるのでカエリやパリの発
生が防止され得る。
(実施例〕 第1図乃至第5図は本発明による順送り金型の第一実施
例を示し、図中、1は打抜き用ダイ2に対し素材mの送
り方向1ピッチ分だけ手前の位置で下型に螺着された打
刻用ダイ、1aは打刻用グイlの上表面に打抜かれるべ
き素材mの形状(以下、本実施例では円形とする)に整
合した輪廓に沿って形成され先端の角度θが45゛乃至
90゜に選定されてなる打刻部、3は打刻用ダイlの上
方、上型に蝶着された打刻用刃具、3aはプレス方向か
ら見て打刻部1aと重ね合わされ得るように該打刻部1
aの輪廓及びその断面形状を等しくして打刻用刃具3の
下端面に形成された打刻部、4はその先端部の径d、が
少なくとも打抜きカスm′の径d0よりも小さく成形せ
れている上型に蝶着された打抜き用パンチ、5は打抜き
カスm′の径d、より少なくとも大きな径d8を有しく
第4図参照)その上部において先広がりにテーパ状に開
口する打抜き用ダイ2の内孔、6は内孔5の直径方向に
少なくとも一対形成され該内孔5のテーパ状部より少な
(とも下方では相対向する内幅d3が打抜きカスm′の
径d、よりも小さく且つ打抜き用刃具3の先端部の径d
1よりも太き(なるように選定されている接触部である
本実施例による金型は上記のように構成されているから
、まず、打刻用ダイ1及び打刻用刃具3の間に送られて
きた素材mは、その送りが停止されると共に所定の位置
に位置決めされて後、これらダイ1及び刃具3によって
その表裏両面に打抜かれるべき素材の形状に整合した輪
廓に沿って切込みm、が形成される。この切込みm、の
断面形状は、打刻用ダイ1及び打刻用刃具3の夫々打刻
部1a、3aの断面形状によって決定され、第2図に示
される如くθ″−45°〜90“となるが、これは刃具
3及びダイlの摩耗及び打刻に要するプレス力等に基づ
(ものである、尚、切込みm。
の深さは、素材mの材質、犀み、要求される寸法精度等
に応じて異なるが、通常、板厚の10%〜20%程度と
されることが望ましい、かかる切込みmlが形成されて
後素材mは打刻用刃具3の上昇と共にリフター(図示せ
ず)等によって打刻用ダイ1から持ち上げられて後火に
打抜工程に移送せしめられる。
次にこの打抜工程において、切込みm、の輪廓が打抜き
用パンチ4の下方に位置決めされると、該パンチ4は下
降し素材mを打抜くと共に打抜きカスm′を打抜き用ダ
イ2の内孔5内へ押入せしめる。この時素材mはその表
裏の切込みm11に沿って剪断せしめられるので、これ
ら両面においてカエリやダレは発生し得ない、一方、打
抜きカスm′は内孔5の上部のテーパ状部より更に下方
へとパンチ4によって押入されるが、このテーパ状部を
過ぎるとその周縁の一部が接触部6によって両側より押
圧されることにより弾性変形若しくは塑性変形を生ぜし
められる。かかる変形による接触部6と該周縁部との間
の接触圧は、少なくともパンチ4のストローク下死点ま
で維持されるので、該下死点においてパンチ4が上昇運
動に移行する際従来の如き抜きカス上がりはもはや生ず
ることはなく、パンチ4のみが上昇する。斯して、素材
mの打抜き加工が行なわれるが、その間において、パン
チ4の径d、は内孔5の径dオ及び接触部6の内幅d、
より共に小さくなされているから、該パンチ4は打抜き
カスm′の押入中に打抜れた素材mの内周面、内孔5の
内壁及び接触部6に対して接触することはなく、パンチ
4の外周面の摩耗は生じ得ない、又、打抜きカスm′は
内孔5に対し接触部6で部分的に接触するだけであるか
ら、内孔5の内壁の摩耗は極めて低減されると共にかか
る部分的な接触によって適度な接触圧が確保され、長期
に亘って抜きカス詰まり等の問題は生ずることもない。
更に、上記実施例における各部材の具体的な寸法設定に
関し素材mとして42アロイ製で板圧0゜250の場合
、切込みのV字形の角度θ’−60’その深さを素材m
の表裏共0.03 m、打抜かれるべき径do−0,7
0m、打抜き用パンチ4の径d。
= 0.60 m、打抜き用ダイ2の内孔5の径d、=
0、80 mのように各々設定することにより素材mの
剪断面m、の表富両側部が面取りされた呈の橿めて良好
な破断面が得られた。又、この場合、パンチ4の径d1
 と内孔5の径d8との差は半径にして0.1 mであ
るのに対し、従来では打抜き用パンチの径が0.7 w
mの場合には打抜き用ダイの内孔の径は0.73 mと
しなければならず両者の差は半径にして0.015鶴で
あり、このことは本発明の金型では少なくともパンチ4
と内孔5との関係についてその加工精度が従来の場合に
比し一部だけ緩和され得ることを意味している。
第6図は第二実施例を示し、図において、5゛は矩形の
打抜きカスm′が所定の間隙を以うて押入され得る打抜
き用ダイ2に形成された内孔、6′は該内孔5′の相対
向する内壁から突出しその対向する内幅が少なくとも打
抜きカスm′の幅よりも小さくされていて各々その上部
がテーバ状に成形されてなる接触部であり、該打抜きカ
スm′は素材mから破断されて後接触部6”、6’で画
成される内幅より小さく形成された打抜き用パンチ(図
示せず)によって内孔5′内へ押入せしめられる。この
場合にも第一実施例と同様、打抜きカスm′の外周縁は
適宜の接触圧を以って接触部6′と部分的に接触しつつ
押入されるので打抜きカス上がりは防止され得、又打抜
き用パンチ及び内孔5′の摩耗の低減が図られ得る。
尚、上記実施例においては打抜かれるべき素材mの形状
について円形及び矩形として説明したが、これに限らず
必要により種々の形状のものが選択され得、上記実施例
と同様の効果が得られる。又、上記実施例では打刻用パ
ンチと打刻用ダイを同一工程に対向させて設けたが、こ
れらを別の工程に分けて設けても良い、この時打刻用パ
ンチ又は打刻用ダイの対向する金型部品は表面を平坦に
形成したものを用いれば良い、更に、素材mの下面のみ
に打刻をしても良く、この場合その深さは板圧の5〜2
0%程度が好ましい。
(発明の効果〕 上述のように本発明による順送り金型は、カエリ等の打
抜き加工上の問題が解決され得ると共に金型自体の寿命
の向上が図られ得、更にその製作に際し加工精度等の点
で簡便化が図られるので製作コストの低減及び請託時間
の縮減が達成され得る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明による順送り金型の第一実施
例を示し、第1図は金型全体の構造を示す断面図、第2
図は本発明に係る打刻用ダイに形成された打刻部を示す
部分拡大図、第3図は打抜き用ダイの内孔に押入せしめ
られた打抜きカスの状態を示す斜視図、第4図は打抜き
用パンチ9打抜きカス及び内孔の大小関係を示す平面図
、第5図は内孔に形成された接触部及びこれに押圧され
た打抜きカスについても示す断面図、第6図は第二実施
例による内孔及び接触部について示す斜視図、第7図及
び第8図は従来の順送り金型について示し、第7図はそ
の全体の構造を示す断面図、第8図は打抜き加工された
素材の状態について示す断面図である。 1・・・・打刻用グイ、2・・・・la、3a・・・・
打刻部、2・・・・打抜き用ダイ、3・・・・打刻用刃
具、4・・・・打抜き用パンチ、5.5′・・・・内孔
、6.6′・・・・接触部、m・・・・素材、m′・・
・・打抜きカス。 第1図 第2 図(A郭耕細) 第3図 5j′4図 第5図 O オ6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 素材を所定のピッチで間欠的に移送せしめると共に所定
    の位置で打抜用ダイセットによって打抜き加工が行なわ
    れるように構成された順送り金型において、上記所定の
    位置の手前には上記素材に対し打ち抜かれるべき形状と
    整合された輪廓の切込みを形成せしめ得るように構成さ
    れた打刻用刃具が設けられていることを特徴とする順送
    り金型。
JP8958286A 1986-04-18 1986-04-18 順送り金型 Pending JPS62248519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8958286A JPS62248519A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 順送り金型

Applications Claiming Priority (1)

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JP8958286A JPS62248519A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 順送り金型

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Publication Number Publication Date
JPS62248519A true JPS62248519A (ja) 1987-10-29

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ID=13974781

Family Applications (1)

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JP8958286A Pending JPS62248519A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 順送り金型

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