JPH1176071A - オーブントースター - Google Patents

オーブントースター

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JPH1176071A
JPH1176071A JP23678397A JP23678397A JPH1176071A JP H1176071 A JPH1176071 A JP H1176071A JP 23678397 A JP23678397 A JP 23678397A JP 23678397 A JP23678397 A JP 23678397A JP H1176071 A JPH1176071 A JP H1176071A
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heater
thermostat
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inner housing
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Yasuhiro Kakimoto
泰洋 垣本
Yoshinobu Kubo
義信 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い調理庫内の温調温度を可能としたオーブ
ントースターを提供する。 【解決手段】 本体内にヒーター4,5と調理物をのせ
る焼網を配設する内筐体3を有し、この内筐体3内に突
設しヒーター4,5を制御する動作温度可変式のサーモ
スタット11を備え、サーモスタット11の感熱部近傍
に遮熱板13を設けたオーブントースター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
るオーブントースターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭用のオーブントースター
を食パンのトーストのみならず冷凍グラタン、冷凍コロ
ッケなどの冷凍食品や、カップケーキ、マドレーヌなど
の菓子類等さまざまな加熱、焼き物調理に使用するユー
ザー・ニーズが高まっている。
【0003】上記ユーザー・ニーズに応え、さまざまな
調理メニューに対応する為には、庫内温度を制御する必
要があり、従来その為のオーブントースターは、図8〜
図10に示すような構造、電気回路構成となっていた。
【0004】即ち、調理庫16を形成する内筐体17の
側壁に上ヒーター18および下ヒーター19を懸架し、
かつ、この上ヒーター18および下ヒーター19の間に
焼網20を設け、内筐体17の前側開口部を開閉する扉
21を設け、さらに調理庫16の扉21近傍に感熱部2
2を突設し、内筐体17のサイド設けられた動作温度可
変式のサーモスタット23を備えている。サーモスタッ
ト23により上ヒーター18および下ヒーター19は通
電を制御し、調理庫16の庫内温度を調節する。サーモ
スタット23は、ツマミ24により温調温度を変更する
ことができる。また、焼網20上には加熱調理する食パ
ン等の調理物25が載置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、動作温度可変式のサーモスタットは設定
温度が最高でも約220℃程度までしか無い為、庫内温
調温度が低い。ユーザーニーズの高い冷凍グラタンの場
合、冷熱蓄熱量が大きく解凍に多くの熱量が必要とす
る。そのためグラタンの表面に焦げ目をつけるのに時間
がかかり過ぎるか、焦げ目が付き表面が硬くなる前にホ
ワイト・ソースが煮立ってしまい、グラタン皿からこぼ
れ落ちてしまうという欠点があった。
【0006】また、感熱部が調理庫内に直接露出してい
る。このため感熱部は上ヒーターと下ヒーターの輻射熱
を直接受け、熱し易く冷め易い構成となっている。した
がって、サーモスタットの入り/切りの頻度が高い。こ
れにより接点寿命に早く達してしまって接点溶着の可能
性が高く、製品の耐用年数が短くなるという欠点があっ
た。また、電気用品取締り法に定められる雑音端子電圧
に関しても、サーモスタットの入り/切りの頻度が高い
為、クリック率が高く、技術基準遵守に設計的な細心の
注意が必要とされた。
【0007】また、上記のように調理庫内温度が低く、
調理開始から初回のサーモスタットの動作までの時間が
短い、例えば食パンのトーストを連続でおこなうと3回
目程度でヒーターがOFFしてしまい、それ以降のトー
ストは一度本体を冷却してサーモスタットが復帰してか
ら行わなければならないと言う欠点があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、高い調理庫内温調温度を可能としたオーブントー
スターを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体内にヒー
ターと調理物をのせる焼網を配設する内筐体を有し、こ
の内筐体内に突設し前記ヒーターを制御する動作温度可
変式のサーモスタットを備え、前記サーモスタットの感
熱部近傍に遮熱板を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、本体内に
設けられたヒーターと、調理物をのせる焼網を配設する
内筐体と、この内筐体内に突設し前記ヒーターを制御す
る動作温度可変式のサーモスタットとを備え、前記サー
モスタットの感熱部近傍に遮熱板を設けたオーブントー
スターとしたもので、これによりヒーターからの輻射熱
によるサーモスタット感熱部への影響を減じることがで
きる。したがって、ヒーターの通電率が上がり、調理庫
内の雰囲気温度による温調が可能となり高い温度で調理
庫内を温調することができる。それゆえに、従来では上
手に出来なかった冷凍グラタンのようなメニューの出来
映えが向上する。また、サーモスタットの入り/切り頻
度が少なくすることができ、これにより接点寿命に達す
る迄の期間を延長することができ、接点溶着の危険性が
低く製品の耐用年数が長くなる。
【0011】請求項2記載の発明は、本体内に設けられ
た上ヒーターと、この上ヒーターの下方に調理物をのせ
る焼網を配設する内筐体と、この内筐体内に突設し前記
上ヒーターを制御する動作温度可変式のサーモスタット
とを備え、前記上ヒーターと前記サーモスタットの間に
遮熱板を設けたオーブントースターとしたものであり、
ヒーターの通電率が上がり、調理庫内の雰囲気温度によ
る温調が可能となり高い温度で調理庫内を温調すること
ができる。また、サーモスタットの入り/切り頻度が少
なくすることができ、これにより接点寿命に達する迄の
期間を延長することができ、接点溶着の危険性が低く製
品の耐用年数が長くなる。また、調理開始から初回のサ
ーモスタットの動作までの時間を遅延することができ、
通常、食パンのトーストは6回以上連続でおこなわなけ
ればヒーターはOFFしない。
【0012】請求項3記載の発明は、本体内に上ヒータ
ーと下ヒーターを配設し、この上ヒーターと下ヒーター
の間に調理物をのせる焼網を配設する内筐体を有し、こ
の内筐体内に突設し前記上ヒーターと下ヒーターを制御
する動作温度可変式のサーモスタットを備え、前記上ヒ
ーターおよび下ヒーターと前記サーモスタットの間に遮
熱板を設けたオーブントースターとしたものであり、ヒ
ーターの通電率がさらに上がり、さらに高い温度で調理
庫内を温調することができる。また、調理開始から初回
のサーモスタットの動作までの時間をさらに遅延するこ
とができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに加え、開口部を有する遮熱板を具備しているも
のとしているので、その開口部の位置、形状、面積等に
よりヒーターからサーモスタットの感熱部への輻射熱の
受熱量を調節することができるので、物理的寸法、使い
勝手、コスト等によるサーモスタットの受熱部の設置位
置の制約にかかわらず任意に設計的に温調温度を設定で
きる。
【0014】請求項5記載の発明は、遮熱板は、板厚1
mm以下の鋼板材料により形成されたものを用いるもの
で、これにより遮熱板の熱容量が小さいため蓄熱量が小
さく、また、熱伝導率も大きいために、ヒーターOFF
後、遮熱板は素早く庫内温度と同じ温度に下がる。した
がって、サーモスタットは精度よく調理庫内温度を制御
することができる。
【0015】請求項6記載の発明は、本体内にヒーター
と調理物をのせる焼網を配設し前部に開口を有する内筐
体と、前記開口を開閉する扉と、前記内筐体の開口近傍
に突設し前記ヒーターを制御する動作温度可変式のサー
モスタットと、このサーモスタットの感熱部近傍に設け
られた遮熱板を備え、前記遮熱板は前記サーモスタット
の感熱部の扉側を遮蔽しないか、もしくは扉側に開口部
を有すもので、これにより外気温度により冷却面となる
扉の温度の影響をサーモスタットの感熱部が受けるた
め、ヒーターOFF後のサーモスタット感熱部の温度降
下速度を早めることができ、次回のサーモスタットON
までの時間を短縮することができる。したがって、ヒー
ターの通電率がさらに上がり、より高い温度で調理庫内
を温調することができる。
【0016】請求項7記載の発明は、本体内にヒーター
と調理物をのせる焼網を配設する内筐体を有し、この内
筐体内に突設し前記ヒーターを制御する動作温度可変式
のサーモスタットを備え、前記サーモスタットの両端に
並列にダイオードを設けた電気回路を有するものであ
り、これによりサーモスタットの初回OFF後はヒータ
ーへの通電はダイオードによる半波整流となり、その後
のサーモスタットのON/OFFは無くなる。したがっ
て、調理庫内の雰囲気温度はヒーターON/OFFによ
る山/谷が無く一定の状態で調理が行われ、安定した出
来映えとなる。
【0017】
【実施例】以下、その発明の実施例について添付図面を
参照しつつ説明する。なお、同一構成部品については同
じ符号を付し説明は省略する。
【0018】(実施例1)図1〜図5において、1は前
面が開口した外筐体であり、3は調理庫2を形成する内
筐体である。4は内筐体3の上部側壁に懸架された上ヒ
ーターであり、5は内筐体3の下部側壁に懸架された下
ヒーターである。
【0019】6は上ヒーター4と下ヒーター5間に位置
し、前後にスライド自在に内筐体3に設けた焼網であ
り、7は内筐体3の前側開口部の開閉を行う扉であり、
扉7の開閉に連動して焼網6は前後にスライドする。8
は外筐体1の前面の扉7の右方に設けられた前板であ
り、前板8にはタイムスイッチ9が設けられている。
【0020】また、前板8と内筐体3と外筐体1により
構成された空間10内には、動作温度可変式のサーモス
タット11が設けられ、サーモスタットの感熱部11a
は内筐体3に設けられた穴より調理庫2内へ突き出てい
る。サーモスタット11には動作温度を変えるための温
度可変軸11bがあり、温度可変軸11bは温度設定ツ
マミ12に軸支され、使用者は温度設定ツマミ12を回
すことにより目的の調理にあわせた庫内温度を設定す
る。サーモスタット11自体の動作設定温度は、最高温
度位置で200℃、最低温度位置で80℃となってい
る。サーモスタット11の感熱部11aは、厚さ0.5
mmの鋼板材料により形成された遮熱板13により覆わ
れている。遮熱板13は、上ヒーター4および下ヒータ
ー5と感熱部11aの延長線の間に配設されている。
【0021】これにより、ヒーターからの輻射熱による
サーモスタット感熱部への影響を減じることができる。
したがって、サーモスタット11のOFFを遅延させる
ことができ、ヒーターの通電率が上がり、調理庫内の雰
囲気温度による温調が可能となり、高い温度で調理庫内
を温調することができる。それゆえに、従来では上手に
出来なかった冷凍グラタンのようなメニューの出来映え
が向上する。また、サーモスタットの入り/切り頻度が
少なくすることができ、これにより接点寿命に達する迄
の期間を延長することができ、接点溶着の可能性が低く
製品の耐用年数が長くなる。また、電気用品取締り法に
定められる雑音端子電圧に関しても、サーモスタットの
入り/切りの頻度が低い為クリック率が低く、確実な技
術基準遵守を図ることが出来る。
【0022】また、調理開始から初回のサーモスタット
の動作までの時間を遅延することができ、通常、食パン
のトーストは6回以上連続でおこなわなければヒーター
はOFFしない。
【0023】また、遮熱板13には上ヒーター側および
下ヒーター側に開口部14設けている。開口部14の位
置、形状、面積等によりヒーターからサーモスタットの
感熱部への輻射熱の受熱量を調節することができるの
で、サーモスタット11の寸法制限および温度設定ツマ
ミ12の位置によるサーモスタットの感熱部11aの設
置位置の制約にかかわらず任意に設計的な調理庫内の温
調温度設定が可能であり、設計的自由度が広がる。
【0024】また、遮熱板13は板厚0.5mmの鋼板
材料により形成されている。これにより遮熱板の熱容量
が小さいため蓄熱量が小さく、また、熱伝導率も大きい
ために、ヒーターOFF後、遮熱板は素早く庫内温度と
同じ温度に下がる。したがって、サーモスタットは精度
よく調理庫内温度を制御することができる。
【0025】また、遮熱板13は前記サーモスタットの
感熱部の扉側を覆わない形状となっている。これにより
外気温度により冷却面となる扉の温度の影響をサーモス
タットの感熱部が受けるため、ヒーターOFF後のサー
モスタット感熱部の温度降下速度を早めることができ、
次回のサーモスタットONまでの時間を短縮することが
できる。したがって、ヒーターの通電率がさらに上が
り、より高い温度で調理庫内を温調することができる。
【0026】(実施例2)本実施例の構成部品について
は、本発明の実施例1と同じため同一符号を付し説明は
省略する。図6および図7において、サーモスタット1
1の両端に並列にダイオード14を設けた電気回路を有
するものである。タイムスイッチ9はタイマー時間の設
定が最長15分間である。これによりサーモスタットの
初回OFF後はダイオードによる半波整流によるヒータ
ー通電となり、15分間以内では感熱部11aの温度は
サーモスタット復帰温度(ON温度)にまでは降下せ
ず、サーモスタットのON/OFFは無くなる。したが
って、調理庫内の雰囲気温度はヒーターON/OFFに
よる山/谷が無く、一定温度の状態で調理が行われる。
そのため調理物は安定した出来映えとなる。
【0027】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、本体内にヒーターと調理物をのせる焼網を配設する
内筐体を有し、この内筐体内に突設し前記ヒーターを制
御する動作温度可変式のサーモスタットを備え、前記サ
ーモスタットの感熱部近傍に遮熱板を設けたもので、こ
れによりヒーターからの輻射熱によるサーモスタット感
熱部への影響を減じることができる。したがって、ヒー
ターの通電率が上がり、調理庫内の雰囲気温度による温
調が可能となり高い温度で調理庫内を温調することがで
きる。それゆえに、従来では上手に出来なかった冷凍グ
ラタンのようなメニューの出来映えが向上する。また、
サーモスタットの入り/切り頻度が少なくすることがで
き、これにより接点寿命に達する迄の期間を延長するこ
とができ、接点溶着の危険性が低く製品の耐用年数を長
くすることができる。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、本体
内に上ヒーターを配設し、この上ヒーターの下方に調理
物をのせる焼網を配設する内筐体を有し、この内筐体内
に突設し前記上ヒーターを制御する動作温度可変式のサ
ーモスタットを備え、前記上ヒーターと前記サーモスタ
ットの間に遮熱板を設けたものであり、ヒーターの通電
率が上がり、調理庫内の雰囲気温度による温調が可能と
なり高い温度で調理庫内を温調することができる。ま
た、サーモスタットの入り/切り頻度が少なくすること
ができ、これにより接点寿命に達する迄の期間を延長す
ることができ、接点溶着の危険性が低く製品の耐用年数
が長くなる。また、調理開始から初回のサーモスタット
の動作までの時間を遅延することができ、通常、食パン
のトーストは6回以上連続でおこなわなければヒーター
はOFFせず。使い勝手が向上することができる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、本体
内に上ヒーターと下ヒーターを配設し、この上ヒーター
と下ヒーターの間に調理物をのせる焼網を配設する内筐
体を有し、この内筐体内に突設し前記上ヒーターと下ヒ
ーターを制御する動作温度可変式のサーモスタットを備
え、前記上ヒーターおよび下ヒーターと前記サーモスタ
ットの間に遮熱板を設けたものであり、ヒーターの通電
率がさらに上がり、さらに高い温度で調理庫内を温調す
ることができる。また、調理開始から初回のサーモスタ
ットの動作までの時間をさらに遅延することができる。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、開口
部を有する遮熱板を具備するため、その開口部の位置、
形状、面積等によりヒーターからサーモスタットの感熱
部への輻射熱の受熱量を調節することができるので、物
理的寸法、使い勝手、コスト等によるサーモスタットの
受熱部の設置位置の制約にかかわらず任意に設計的に温
調温度を設定できる。
【0031】また、請求項5記載の発明によれば、板厚
1mm以下の鋼板材料により形成された遮熱板をを用い
るもので、これにより遮熱板の熱容量が小さいため蓄熱
量が小さく、また、熱伝導率も大きいために、ヒーター
OFF後、遮熱板は素早く庫内温度と同じ温度に下が
る。したがって、サーモスタットは精度よく調理庫内温
度を制御することができる。
【0032】また、請求項6記載の発明によれば、本体
内にヒーターと調理物をのせる焼網を配設し前部に開口
を有する内筐体と、前記開口を開閉する扉と、前記内筐
体の開口近傍に突設し前記前記ヒーターを制御する動作
温度可変式のサーモスタットと、このサーモスタットの
感熱部近傍に設けられた遮熱板を備え、前記遮熱板は前
記サーモスタットの感熱部の扉側を覆わないもしくは扉
側に開口部を有すもので、これにより外気温度により冷
却面となる扉の温度の影響をサーモスタットの感熱部が
受けるため、ヒーターOFF後のサーモスタット感熱部
の温度降下速度を早めることができ、次回のサーモスタ
ットONまでの時間を短縮することができる。したがっ
て、ヒーターの通電率がさらに上がり、より高い温度で
調理庫内を温調することができる。
【0033】また、請求項7記載の発明によれば、本体
内にヒーターと調理物をのせる焼網を配設する内筐体を
有し、この内筐体内に突設し前記ヒーターを制御する動
作温度可変式のサーモスタットを備え、前記サーモスタ
ットの両端に並列にダイオードを設けた電気回路を有す
るものであり、これによりサーモスタットの初回OFF
後はヒーターへの通電はダイオードによる半波整流とな
り、その後のサーモスタットのON/OFFは無くな
る。したがって、調理庫内の雰囲気温度はヒーターON
/OFFによる山/谷が無く一定の状態で調理が行われ
安定した出来映えとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるオーブントースター
の本体斜視図
【図2】本発明の実施例1におけるオーブントースター
の側板取外し時の要部斜視図
【図3】(a)は本発明の実施例1におけるオーブント
ースターの要部正面図 (b)は(a)におけるA−A断面図
【図4】(a)は本発明の実施例1におけるオーブント
ースターの要部正面図 (b)は(a)におけるB−B断面図
【図5】本発明の実施例1におけるオーブントースター
の庫内温調温度図
【図6】本発明の実施例2におけるオーブントースター
の回路図
【図7】本発明の実施例2におけるオーブントースター
の庫内温調温度図
【図8】従来のオーブントースターにおける本体斜視図
【図9】従来のオーブントースターにおける回路図
【図10】従来のオーブントースターにおける庫内温調
温度図
【符号の説明】
1 外筐体 2 調理庫 3 内筐体 4 上ヒーター 5 下ヒーター 11 サーモスタット 11a 感熱部 13 遮熱板 15 ダイオード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けられたヒーターと、調理物
    をのせる焼網を配設する内筐体と、この内筐体内に突設
    し前記ヒーターを制御する動作温度可変式のサーモスタ
    ットとを備え、前記サーモスタットの感熱部近傍に遮熱
    板を設けたオーブントースター。
  2. 【請求項2】 本体内に設けられた上ヒーターと、この
    上ヒーターの下方に調理物をのせる焼網を配設する内筐
    体と、この内筐体内に突設し前記上ヒーターを制御する
    動作温度可変式のサーモスタットとを備え、前記上ヒー
    ターと前記サーモスタットの間に遮熱板を設けたオーブ
    ントースター。
  3. 【請求項3】 本体内に上ヒーターと下ヒーターを配設
    し、この上ヒーターと下ヒーターの間に調理物をのせる
    焼網を配設する内筐体を有し、この内筐体内に突設し前
    記上ヒーターと下ヒーターを制御する動作温度可変式の
    サーモスタットを備え、前記上ヒーターおよび下ヒータ
    ーと前記サーモスタットの間に遮熱板を設けたオーブン
    トースター。
  4. 【請求項4】 遮熱板には開口部を有する請求項1〜3
    いずれか1項に記載のオーブントースター。
  5. 【請求項5】 遮熱板は、板厚1mm以下の鋼板材料に
    より形成された請求項4記載のオーブントースター。
  6. 【請求項6】 本体内にヒーターと調理物をのせる焼網
    を配設し前部に開口を有する内筐体と、前記開口を開閉
    する扉と、前記内筐体の開口近傍に突設し前記前記ヒー
    ターを制御する動作温度可変式のサーモスタットと、こ
    のサーモスタットの感熱部近傍に設けられた遮熱板とを
    備え、前記遮熱板は前記サーモスタットの感熱部の扉側
    を遮蔽しないか、もしくは扉側に開口部を有すことを特
    徴としたオーブントースター。
  7. 【請求項7】 本体内にヒーターと調理物をのせる焼網
    を配設する内筐体を有し、この内筐体内に突設し前記ヒ
    ーターを制御する動作温度可変式のサーモスタットを備
    え、前記サーモスタットの両端に並列にダイオードを設
    けた電気回路を有するオーブントースター。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287886A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd オーブントースター
CN104223968A (zh) * 2014-09-29 2014-12-24 东莞市金河田实业有限公司 一种具有良好隔热性能的家用电烤箱
JP2019138526A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 タイガー魔法瓶株式会社 オーブントースター

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