JPH1175785A - 火入乾燥機及び焼海苔製造装置 - Google Patents

火入乾燥機及び焼海苔製造装置

Info

Publication number
JPH1175785A
JPH1175785A JP9236160A JP23616097A JPH1175785A JP H1175785 A JPH1175785 A JP H1175785A JP 9236160 A JP9236160 A JP 9236160A JP 23616097 A JP23616097 A JP 23616097A JP H1175785 A JPH1175785 A JP H1175785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laver
drying
conveyor
heater
roasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9236160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3400308B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Kakizawa
勝利 柿沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP23616097A priority Critical patent/JP3400308B2/ja
Publication of JPH1175785A publication Critical patent/JPH1175785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400308B2 publication Critical patent/JP3400308B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Edible Seaweed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔を、乾燥むらや変形を発生させることな
く短時間で乾燥でき、その後速やかに焙焼できる火入乾
燥機及び焼海苔製造装置を提供する。 【解決手段】 焼海苔製造装置2は、シート状の海苔を
焼く前に予め乾燥させる火入乾燥を行う火入乾燥ゾーン
8と火入乾燥された海苔を焼き上げる焼ゾーン10とか
らなる加熱炉4を備えている。搬送コンベヤ12で海苔
を一枚ずつ搬送しながら、火入乾燥ゾーン8において、
乾燥ヒータ30からの熱放射で海苔に対して火入乾燥を
行い、焼ゾーン10において、焙焼ヒータ44からの熱
放射で海苔を焼き上げる。このように一枚ずつ、海苔に
対して火入乾燥を行うので、乾燥むらや変形を発生させ
ることなく短時間で火入乾燥でき、海苔の風味や香りを
損なうことがない。そして、火入乾燥後、速やかに焼き
上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の海苔を
乾燥させ、焼き上げる焼海苔製造装置及びシート状の海
苔を焼く前に予め乾燥させる火入乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】焼海苔は、海で生産された海藻を漉いて
シート状に形成し、これを含水率が2〜3%になるまで
乾燥させる火入乾燥を行った後、焙焼することにより製
造される。従来、シート状の海苔(以下、単に「海苔」
ともいう)に対して火入乾燥を行う火入乾燥機と、火入
乾燥された海苔を焙焼する海苔焼き機とは別々に構成さ
れ、火入乾燥機としては、例えば、ホイロ乾燥機とコン
ベヤ乾燥機とがあった。
【0003】ホイロ乾燥機は、縦と横が1m程度、高さ
が20cm程度の大きさの木箱を備え、その木箱の底部
には熱風を通すための穴が設けられている。このホイロ
乾燥機を使用して海苔を乾燥するには、まず50〜10
0枚単位に束ねられた海苔を立てた状態で木箱に多数収
容し、この木箱を乾燥炉の内部に数段積み重ねる。そし
て乾燥炉内で2〜5時間、80℃程度の熱風を海苔に当
てて乾燥させていた。
【0004】また、コンベヤ乾燥機はコンベヤを備え、
コンベヤの搬送面には、海苔を立てたままで搬送するた
めの仕切り板が多数立設されている。このコンベヤ乾燥
機では、50枚単位の海苔の束をコンベヤ上の仕切り板
の間に立て、コンベヤにより搬送しつつ、約20分間に
亘り、100℃程度の熱風をコンベヤの上方から海苔に
当てて乾燥させていた。
【0005】一方、従来の海苔焼き機としては、例え
ば、ベルトコンベヤ等からなる搬送路上に海苔を配置
し、海苔焼き機の焙焼炉内を通過させることにより、焙
焼炉内のヒータからの熱放射で海苔を焼き上げるものが
ある。このように、従来は、海苔を束にしたまま火入乾
燥機で乾燥させた後、海苔の束を一枚ずつに分けた上
で、海苔焼き機で海苔を焼き上げていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
シート状の海苔を束にしたまま乾燥させようとすると、
束の外面部分に比べて中心部分は乾燥し難い為、乾燥む
らが生じやすい。また、束の中心部分を乾燥させようと
して、海苔に対して強い熱風を当てたり、海苔を高い温
度にしたりすると、図3(a)〜(c)に示すように、
海苔に縮み、反り、凸凹等の変形が生じ易いという問題
があった。これを避けるためには、海苔に当てる熱風の
温度をなるべく低くして、長い時間をかけて海苔を乾燥
させる必要があるが、長時間熱風に晒すと海苔の風味や
香りが抜けるという問題が生じる。
【0007】また火入乾燥後、海苔の束を一枚ずつに分
けることは、大変な手間を必要としていた。また、火入
乾燥機から出した海苔を海苔焼き機に移動させる間に海
苔の温度が下がるため、海苔焼き機の内で再び温度を上
げる必要があり、その分エネルギーを無駄に消費してい
た。
【0008】本発明は、こうした問題に鑑み為されたも
のであり、海苔を、乾燥むらや変形を発生させることな
く短時間で乾燥でき、その後速やかに焙焼できる火入乾
燥機及び焼海苔製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するためになされた請求項1に記載の火入乾燥
機においては、海苔を一枚ずつ、第1搬送コンベヤで乾
燥炉の内部を通過させながら、乾燥ヒータからの熱放射
により火入乾燥を行う。
【0010】このように、束の状態ではなく一枚ずつの
海苔に対して火入乾燥を行っているので、海苔に縮み、
反り、凸凹等の変形を生じさせることなく短時間で乾燥
させることができ、海苔本来の風味や香りを損なうこと
がない。また、既に海苔は一枚ずつになっているので、
火入乾燥された海苔をそのまま海苔焼き機に入れて、速
やかに焼き上げることができる。この場合、手で一枚ず
つ、本発明の火入乾燥機から従来の海苔焼き機に移して
も良いし、第1搬送コンベヤの末端に従来の海苔焼き機
の搬送路が繋がるように、海苔焼き機を設置してもよ
い。
【0011】ここで、海苔を速く乾燥させるには、海苔
の温度をなるべく高くする方が良い。しかし、海苔の温
度をあまり高くすると、海苔に上記のような変形が生じ
てしまうため、請求項2に記載のように、第1搬送コン
ベヤの上側から海苔を押さえるための押えコンベヤを設
け、第1搬送コンベヤと押えコンベヤとの間に海苔を挟
み込みながら、乾燥炉内を搬送するようにすると良い。
このように海苔を押さえながら乾燥させれば変形を防止
できるので、海苔を高温にして火入乾燥に要する時間を
更に短縮することができる。
【0012】また、海苔の片面だけに熱放射すると、未
だ乾燥していない海苔は反り易い傾向にあるので、請求
項3に記載のように、第1搬送路の上側に上側乾燥ヒー
タを設け、第1搬送路の下側には下側乾燥ヒータを設け
て、第1搬送路に向けて上下から熱放射を加えるように
するとよい。こうすれば、海苔は反り難くできると共
に、海苔を乾燥させるに必要な時間を短縮できる。
【0013】この請求項3に記載の火入乾燥機におい
て、搬送中の海苔の破片等の塵芥が下側乾燥ヒータの放
射部の上に落ちると、熱放射を阻害したり、燻ったりす
る可能性がある。そこで、請求項4に記載のように、下
側乾燥ヒータの放射部を面として形成し、その面を傾斜
させて塵芥が滑り落ちるようにすると良い。こうする
と、下側乾燥ヒータに塵芥が堆積するのを防ぐことがで
きる。
【0014】海苔をなるべく短時間で乾燥させるには、
請求項5に記載のように、送風手段を設け、乾燥炉内の
空気を海苔に当てるようにしても良い。このように、熱
放射に加えて、乾燥炉内の空気を海苔に当てれば、海苔
の水分が蒸発し易くなるので、短時間で海苔に対して火
入乾燥を行うことができる。
【0015】以上のように、請求項1〜5の何れかに記
載の火入乾燥機によれば、海苔を、乾燥むらや変形を発
生させることなく短時間で乾燥でき、その後速やかに焼
き上げることができる。そして上記目的を達成するため
には、請求項6に記載の様に、請求項1〜5の何れかに
記載の火入乾燥機と、海苔焼き機とを備えた焼海苔製造
装置を構成し、海苔に対して火入乾燥を行った後、海苔
焼き機において、第2搬送コンベヤで海苔焼き機の焙焼
炉内を通過させながら、焙焼ヒータからの熱放射により
焼き上げても良い。こうすれば、火入乾燥後、海苔を速
やかに海苔焼き機に移動でき、海苔の温度があまり下が
らないため、再度温度を上昇させるというエネルギーの
無駄をなくすことができる。そして、再度温度を上昇さ
せる必要がないため、従来の海苔焼き機よりも、焙焼炉
の長さと焙焼に要する時間とを短縮できる。
【0016】ここで、乾燥炉と焙焼炉とは別々であって
も良いが、海苔を乾燥炉から焙焼炉に移動させる間に外
気に触れさせると、海苔の温度が下がってしまう。ま
た、乾燥炉内の第1搬送コンベヤと焙焼炉内の第2搬送
コンベヤとについても、これらを別々に構成しても良い
が、駆動手段も別々に備える必要が出てくる。そのた
め、請求項7に記載のように、乾燥炉と焙焼炉とを一体
化すると共に、第1搬送コンベヤと第2搬送コンベヤと
を一体化すると良い。このようにすれば、海苔が外気に
触れて、その温度が下がるといったことがないため、更
にエネルギーを節約でき、また焙焼炉の長さと焙焼に要
する時間も短縮できる。そして、コンベヤの駆動手段も
一つで良いので、装置構成を簡単にできる。
【0017】また、海苔を焼く時間を短縮するには、請
求項8に記載のように、第2搬送路の上側に上側焙焼ヒ
ータを設け、第2搬送路の下側に下側焙焼ヒータを設け
て、第2搬送路に向けて上下から熱放射するようにして
も良い。こうすれば、海苔の温度を速く上げることがで
きるので焙焼時間や焙焼炉の長さをを短縮できるし、ま
た、海苔をより均一に美しく焼け上げることができる。
【0018】ここで、搬送中の海苔の破片等の塵芥が下
側焙焼ヒータの放射部の上に落ちると、熱放射を阻害し
たり、燻ったりする可能性がある。そこで、請求項9に
記載のように、下側焙焼ヒータの放射部を面として形成
し、その面を傾斜させて塵芥が滑り落ちるようにすれ
ば、下側焙焼ヒータに塵芥が堆積するのを防ぐことがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面と
共に説明する。図1は一実施例の焼海苔製造装置2の全
体的な構造を示す説明図である。図1に示すように本実
施例の焼海苔製造装置2は、加熱炉4とそれを支える炉
底部6とから構成されており、加熱炉4内を、図1の左
側から右側に向かって海苔を搬送させながら火入乾燥を
行い、その後焼き上げるものである。
【0020】加熱炉4は、乾燥炉としての火入乾燥ゾー
ン8と焙焼炉としての焼ゾーン10とから構成され、火
入乾燥ゾーン8から焼ゾーン10に渡り、搬送コンベヤ
12が設けられている。加熱炉4の全体を形成する前後
左右の壁部、天井部及び床部(以下、「壁部等」とい
う)は中空になっており、その中空部分にはグラスウー
ル製の断熱材13を備えている。
【0021】この搬送コンベヤ12は、第1搬送コンベ
ヤと第2搬送コンベヤとを一体にしたものに相当し、加
熱炉4の内部でシート状の海苔を一枚ずつ順に搬送する
もので、搬送駆動ローラ14と搬送従動ローラ16との
間に搬送ベルト18を環状に張ることにより構成される
ベルトコンベヤである。
【0022】搬送駆動ローラ14の下方の炉底部6内部
には、搬送チェーン22及びスプロケット(図示せず)
を介して搬送駆動ローラ14を駆動する搬送駆動モータ
20が設けられている。そして、搬送コンベヤ12は、
搬送駆動ローラ14の回転により、火入乾燥ゾーン8及
び焼ゾーン10を通じて海苔を搬送する。なお、搬送ベ
ルト18の移動速度は、搬送駆動モータ20の回転速度
を調整することにより、自由に調節できる。
【0023】搬送ベルト18としては、5mm角の網目
状に形成されたガラス繊維強化テフロンメッシュベルト
を使用している。また、搬送ベルト18がそれ自体の重
量及び載置した海苔の重量により垂れ下がることがない
よう、多数のベルト受けローラ26が加熱炉4内部に分
散して配置され、搬送ベルト18を支持している。
【0024】さて、加熱炉4の火入乾燥ゾーン8には、
押えコンベヤ28、上側乾燥ヒータ30a、下側乾燥ヒ
ータ30b、及び送風プロペラ32が設けられている。
押えコンベヤ28は、搬送コンベヤ12の上側に平行に
設けられたベルトコンベヤであって、押え駆動ローラ3
4と押え従動ローラ36との間に押えベルト38を張る
ことにより構成されている。この押えコンベヤ28は、
搬送コンベヤ12に載置された海苔を搬送コンベヤ12
との間に挟み込みながら火入乾燥ゾーン8内を搬送する
ものであり、押え駆動ローラ34により駆動される。こ
の押え駆動ローラ34は、押えチェーン40及びスプロ
ケット(図示せず)を介して、押え駆動モータ42によ
り駆動される。なお、押えベルト38の移動速度が、搬
送ベルト18の移動速度と同じになるよう、押え駆動モ
ータ42の回転速度は制御されている。
【0025】この押えベルト38としては、搬送ベルト
18と同様に、5mm角の網目状に形成されたガラス繊
維強化テフロンメッシュベルトを使用している。また、
押えベルト38が後述する送風プロペラ32に接触しな
いよう、多数のベルト押えローラ39が火入乾燥ゾーン
8内に分散して配置され、押えベルト38を押さえてい
る。
【0026】上側乾燥ヒータ30a及び下側乾燥ヒータ
30b(これらを総称するときは「乾燥ヒータ30」と
いう)は、セラミックを板状体に形成した赤外線放射源
(いわゆるセラミックヒータ)であり、これに電流が流
されるとセラミックが加熱され、放射面を形成するセラ
ミックから赤外線が放射される。赤外線の放射強度は、
乾燥ヒータ30に供給する電力量を調節することによ
り、海苔を乾燥させるのに適切な強度とされる。この上
側乾燥ヒータ30aは火入乾燥ゾーン8内の天井部、下
側乾燥ヒータ30bは火入乾燥ゾーン8内の床部に、搬
送コンベヤ12に沿って多数配置され、搬送コンベヤ1
2により形成される第1搬送路としての搬送路に向けて
上下から熱放射する。そして、下側乾燥ヒータ30b
は、その放射面を、塵芥が滑り落ちるよう傾斜させた状
態で設置されている。
【0027】送風プロペラ32は、搬送コンベヤ12と
押えコンベヤ28とに挟まれた状態で搬送される海苔に
向けて、加熱炉4内の空気を海苔に当てるための送風手
段として、加熱炉4の火入乾燥ゾーン8上部に設けられ
ている。この送風プロペラ32は、加熱炉4の外部に設
けられた送風モータ33により回転駆動される。
【0028】また、焼ゾーン10内の天井部及び床部に
はそれぞれ、上側焙焼ヒータ44a及び下側焙焼ヒータ
44b(これらを総称するときは「焙焼ヒータ44」と
いう)が、搬送コンベヤ12に沿って多数配置され、搬
送コンベヤ12により形成される第2搬送路としての搬
送路に向けて熱放射する。この焙焼ヒータ44は、上述
の乾燥ヒータ30と同じものである。また、下側乾燥ヒ
ータ30bと同様に、下側焙焼ヒータ44bは、その放
射面を、塵芥が滑り落ちるよう傾斜させた状態で設置さ
れている。なお、焙焼ヒータ44に供給する電力量を調
節して、焙焼ヒータ44から放射する赤外線強度を、海
苔を焼くのに適切な強度に調節することができる。
【0029】さて、加熱炉4全体に付いて見ると、加熱
炉4の下部には、海苔から蒸発した水分を加熱炉4外部
に排出する排気手段としての排気ダクト46が複数設け
られており、焼海苔製造装置2外部に空気を排出するこ
とができる。また、加熱炉4の上部には、外気を取り入
れる吸気手段としての吸気孔48が複数設けられてお
り、排気ダクト46が、海苔から蒸発した水分を含んだ
空気を排出する一方で、新鮮な外気を加熱炉4内に供給
する。この吸気孔48には空気弁49が備えられ、これ
を回転操作することにより、空気弁46を通過する供給
する空気の量を調節することができる。
【0030】また、火入乾燥ゾーン8の、焼ゾーン10
と反対側には、搬送コンベヤ12に海苔を供給する海苔
供給手段として、シート状の海苔を載置できるよう複数
のローラで構成された供給コンベヤ50と,押え従動ロ
ーラ36を覆うと共に海苔を搬送コンベヤ上に一枚ずつ
挿入できる挿入口12aを形成するローラカバー51と
が設けられている。
【0031】この供給コンベヤ50の各ローラは自由に
回転することができ、本焼海苔製造装置2の運転者は、
供給コンベヤ50に海苔を置いて搬送コンベヤ12の方
へ押すことにより、容易に海苔を加熱炉4内に挿入する
ことができる。また、搬送駆動ローラ14の側方には、
排出ローラ52が搬送駆動ローラ14に対して平行に設
けられている。この排出ローラ52は、搬送駆動ローラ
14の回転がプーリ(図示せず)及びゴム製のベルト5
4を介して伝達されることにより、海苔を焼海苔製造装
置2外部に排出するよう回転する。なお、排出ローラ5
2の側周面は、ブラシの様に、合成繊維等の糸状体が多
数植え付けられ、海苔を滑らすことなく確実に排出でき
る。
【0032】炉底部6の下部には、焼海苔製造装置2を
移動させるためのキャスター58及び焼海苔製造装置2
を床に固定する固定手段としてのボルト60が設けられ
ている。キャスター58により、焼海苔製造装置2を適
切な場所に移動させた後、ボルト60を回して床に接触
させることにより、焼海苔製造装置2を確実に地面に固
定することができる。
【0033】以上の様に構成された本実施例の焼海苔製
造装置2において、搬送コンベヤ12の挿入口12aか
ら海苔が一枚ずつ挿入されると、図2に示すように、搬
送コンベヤ12と押えコンベヤ28とが、挿入された海
苔を挟み込むと共に火入乾燥ゾーン8内を搬送する。海
苔は、火入乾燥ゾーン8内を搬送される間、上下から乾
燥ヒータ30による熱放射を受けて、その温度が例えば
80℃程度に上げられる。ここで、各乾燥ヒータ30の
温度は、乾燥ヒータ30自体に供給される電力量により
調節され、従って乾燥ヒータ30による熱放射の強度
は、海苔を乾燥するのに適切な強度になるよう調節され
る。そして、搬送コンベヤ12の上方から、送風プロペ
ラ32によって海苔に対して風が当てられる。
【0034】こうして、加熱炉4への挿入前には含水率
5〜8%であった海苔が、火入乾燥ゾーン8を通過する
間にその水分を奪われ、含水率を2〜3%にまで下げら
れる。ここで、海苔が火入乾燥ゾーン8を通過する時間
は、搬送駆動モータ18の回転速度を調節して、搬送コ
ンベヤ12による搬送速度を設定することにより、海苔
を乾燥させるために適当な時間(例えば3から4秒)に
調整される。
【0035】なお、挿入されて間も無い海苔は多量の水
分を加熱炉4内に放出するが、吸気孔48及び排気ダク
ト46により水蒸気を排出するので、更に効果的に乾燥
を行うことができる。続いて、海苔は、焼ゾーン10内
に入ると焙焼ヒータ44による熱放射により、その温度
が例えば180℃〜190℃まで上げられる。ここで、
各焙焼ヒータ44の温度は、焙焼ヒータ44自体に供給
される電力量により調節され、従って焙焼ヒータ44に
よる熱放射の強度は、海苔を焼き上げるのに適当な強度
に調節される。
【0036】そして、海苔は、焼ゾーン10を通過する
間に焼き上げられ、その色が紫色から緑色へと変色す
る。ここで、海苔が焼ゾーン10を通過する時間は、搬
送駆動モータ18の回転速度を調節して、搬送コンベヤ
12による搬送速度を設定することにより、海苔を焼き
上げるのに適当な時間(例えば3〜4秒)に調整され
る。ただし、本実施例では、第1搬送コンベヤと第2搬
送コンベヤとを一体に構成しているので、搬送駆動モー
タ18を制御して、海苔が火入乾燥ゾーン8を通過する
時間を決めれば、当然、焼ゾーン10を通過する時間も
決まる。つまり、乾燥ヒータ30の温度、焙焼ヒータ4
4の温度、搬送コンベヤ12による搬送速度、送風プロ
ペラ32による風の強さ等を総合的に調整する。
【0037】なお、焼ゾーン10においても、海苔から
は多少の水分が蒸発するため、吸気孔48及び排気ダク
ト46を設けている。このようにして、本実施例の焼海
苔製造装置2によれば、例えば、1時間あたり1万〜1
万5千枚の速さで、海苔を火入乾燥し、続けて焼き上げ
ることができる。
【0038】以上の様に、本発明の焼海苔製造装置2で
は、海苔を一枚ずつ搬送しながら火入乾燥し、続けて焼
きを行うようにしたので、海苔を焼く際に再度その温度
を上昇させる必要が無くなり、海苔を焼く為に要する時
間及び加熱炉の長さの短縮並びにエネルギーの有効利用
が可能となる。
【0039】また、火入乾燥ゾーン8においては、海苔
を一枚ずつ乾燥させるので、短時間で火入乾燥を行うこ
とができ、海苔が本来備えている風味や香りを損なうこ
とがない。また、押えコンベヤ28と搬送コンベヤ12
とで挟んだ状態で乾燥させるので、海苔を高温にした
り、強い熱風を吹き付けたりしても、縮んだり、反った
り、凸凹になったりといった変形を起こすことがない。
【0040】また、乾燥ヒータ30を火入乾燥ゾーン8
の天井部及び床部、すなわち搬送コンベヤ12の上下に
備え、海苔の表と裏に対して熱放射しているので、より
短時間でまた均一に乾燥させることができる。そして、
特に、下側乾燥ヒータ30bについては、その放射面
を、塵芥等が滑り落ちるよう傾斜させた状態にして床部
に設置したので、海苔の破片等が、下側乾燥ヒータ30
bの放射面上に堆積することはない。従って、海苔の破
片によって熱放射が阻害されたり、海苔の破片が下側乾
燥ヒータ30bの上で燻ったり、また発火したりするの
を避けることができる。
【0041】また、送風プロペラ32で、乾燥炉4内の
空気を海苔に当てるようにしているので、より効果的に
短時間で海苔を乾燥させることができる。また、焼ゾー
ン10においては、その天井部及び床部、すなわち搬送
コンベヤ12の上下に焙焼ヒータ44を備え、海苔の表
と裏に対して熱放射しているので、より短時間でまた均
一に焼くことができる。
【0042】そして、特に、下側焙焼ヒータ44bにつ
いては、その放射面を、塵芥等が滑り落ちるよう傾斜さ
せた状態で床部に設置したので、海苔が破片が落ちるこ
とがあっても、下側焙焼ヒータ44bの上に堆積するこ
とはない。従って、海苔の破片によって熱放射が阻害さ
れたり、海苔の破片が下側焙焼ヒータ44bの上で燻っ
たり、また発火したりするのを避けることができる。
【0043】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を取ることができる。例えば、上記実施例で
は、火入乾燥機と海苔焼き機とを一体化した焼海苔製造
装置2について説明したが、火入乾燥機を単独で構成
し、従来の海苔焼き機と組み合わせて、焼海苔製造装置
を構成しても良い。この場合、火入乾燥機は、本実施例
の焼海苔製造装置2から焼ゾーン10部分だけを省略す
れば良く、火入乾燥ゾーン8において得られた効果と全
く同じ効果を奏する。
【0044】また、上記実施例では、加熱炉4を形成す
る壁部等の中空部分には断熱材13が備えられている
が、断熱性のものであればどのようなものでも良い。ま
た、中空にせずとも、断熱性の板状体を使用して壁部等
を形成しても良い。なお、壁部等の内面を金属板で形成
すると赤外線を反射でき、海苔に対する火入乾燥や焙焼
を効率良く行うことができる。その金属板を、ステンレ
ス等の錆びない金属で形成するのが好ましい。
【0045】また、上記実施例では、搬送ベルト18、
押えベルト38として、5mm角の網目状に形成された
ガラス繊維強化テフロンメッシュベルトを使用したが、
これに限られず、ステンレス等の金属で形成するなど、
耐熱性を備えるベルトであればどのようなものでも良
い。また、ベルトを網目状に形成すると、赤外線、空気
を通すことができ、火入乾燥や焙焼を行い易いので好ま
しい。
【0046】また、上記実施例では、乾燥ヒータ30、
焙焼ヒータ44としてセラミックを板状体に形成したの
ものを使用したが、これに限らず各種赤外線ランプ、例
えば石英管を利用した管形赤外線ランプや遠赤外線ラン
プなど、赤外線放射源となるものであればどのようなも
のでも良い。
【0047】また、上記実施例では、下側乾燥ヒータ3
0b、下側焙焼ヒータ44bに関して、これらを板状体
にして、その放射部を面状に形成したが、板状体に限定
されるものではない。例えば、各種の赤外線ランプを筐
体に収納し、その筐体の上面を赤外線を透過させるガラ
ス等で形成して放射面としても良い。
【0048】また、上記実施例では、送風手段が加熱炉
4の上部に設けられ、上方から海苔に対して風を当てて
いるが、これに限られず、例えば下部に送風手段を設け
る等、どの方向から風を当てても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る焼海苔製造装置の一実施例の全
体的な構成を説明するための説明図である。
【図2】 本発明に係る焼海苔製造装置の一実施例の搬
送コンベヤと押えコンベヤとで海苔を挟みながら搬送す
る様子を示す説明図である。
【図3】 シート状の海苔が、(a)縮み、(b)反
り、(c)凸凹、というように変形する様子を示す説明
図である。
【符号の説明】
2…焼海苔製造装置 4…加熱炉 8…火入乾燥ゾーン 10…焼ゾーン 12…搬送コンベヤ 12a…挿入口 28…押えコンベヤ 30…乾燥ヒータ 30a…上側
乾燥ヒータ 30b…下側乾燥ヒータ 44…焙焼ヒータ 44a…
上側焙焼ヒータ 44b…下側焙焼ヒータ 32…送風プロペラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の海苔を焼く前に、該海苔を乾
    燥させる乾燥炉の内部を通過させることにより、該海苔
    を予め乾燥させる火入乾燥を行う火入乾燥機であって、 前記乾燥炉の内部に、 前記海苔を1枚ずつ挿入できる挿入口を有し、該挿入口
    から1枚ずつ挿入された該海苔を搬送して、前記乾燥炉
    の内部を通過させる第1搬送コンベヤと、 前記第1搬送コンベヤにより形成される第1搬送路に向
    けた熱放射により、前記第1搬送コンベヤで搬送される
    前記海苔に対して火入乾燥を行う乾燥ヒータと、 を設けたことを特徴とする火入乾燥機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の火入乾燥機において、 前記第1搬送コンベヤの上側に、前記第1搬送コンベヤ
    上に載置された前記海苔を前記第1搬送コンベヤとの間
    に挟み込みながら搬送する押えコンベヤを設けたことを
    特徴とする火入乾燥機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の火入乾燥機にお
    いて、 前記乾燥ヒータは、 前記第1搬送路の上側に設けられた上側乾燥ヒータと、 前記第1搬送路の下側に設けられた下側乾燥ヒータと、
    から構成され、前記第1搬送路に向けて、上側及び下側
    から熱放射することにより、前記第1搬送コンベヤで搬
    送される前記海苔に対して火入乾燥を行うことを特徴と
    する火入乾燥機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の火入乾燥機において、 前記下側乾燥ヒータの放射部を面として形成し、該面に
    落下した塵芥が下方に滑り落ちるよう該面を傾斜させた
    ことを特徴とする火入乾燥機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の火入乾燥
    機において、 前記第1搬送コンベヤで1枚ずつ搬送される前記海苔に
    対して、前記乾燥炉内の空気を当てる送風手段を設けた
    ことを特徴とする火入乾燥機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の火入乾燥
    機と、 該火入乾燥機によって火入乾燥された前記海苔を焼き上
    げる海苔焼き機と、 を備えた焼海苔製造装置であって、 前記海苔焼き機は、 前記火入乾燥機で火入乾燥された前記海苔を焼き上げる
    焙焼炉と、 前記焙焼炉の内部に設けられ、前記乾燥炉で火入乾燥さ
    れた前記海苔を搬送して、前記焙焼炉の内部を通過させ
    る第2搬送コンベヤと、 前記第2コンベヤにより形成される第2搬送路に向けて
    熱放射して、前記第2搬送コンベヤで搬送される前記海
    苔を焼き上げる焙焼ヒータと、 を備えたことを特徴とする焼海苔製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の焼海苔製造装置におい
    て、 前記乾燥炉と前記焙焼炉とを一体に形成すると共に、 前記第1搬送コンベヤと前記第2搬送コンベヤとを一体
    に形成したことを特徴とする焼海苔製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の焼海苔製造装置
    において、 前記焙焼ヒータは、 前記第2搬送路の上側に設けた上側焙焼ヒータと、 前記第2搬送路の下側に設けた下側焙焼ヒータと、から
    構成され、 前記第2搬送路に向けて、上側及び下側から熱放射する
    ことにより、前記第2搬送コンベヤで1枚ずつ搬送され
    る前記海苔を焼き上げることを特徴とする焼海苔製造装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の焼海苔製造装置におい
    て、 前記下側焙焼ヒータの放射部を面として形成し、該面の
    上に落下した塵芥が下方に滑り落ちるよう該面を傾斜さ
    せたことを特徴とする焼海苔製造装置。
JP23616097A 1997-09-01 1997-09-01 火入乾燥機及び焼海苔製造装置 Expired - Fee Related JP3400308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23616097A JP3400308B2 (ja) 1997-09-01 1997-09-01 火入乾燥機及び焼海苔製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23616097A JP3400308B2 (ja) 1997-09-01 1997-09-01 火入乾燥機及び焼海苔製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1175785A true JPH1175785A (ja) 1999-03-23
JP3400308B2 JP3400308B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=16996666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23616097A Expired - Fee Related JP3400308B2 (ja) 1997-09-01 1997-09-01 火入乾燥機及び焼海苔製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3400308B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169637A (ja) * 2001-12-03 2003-06-17 Chikazawa Tekkosho:Kk 板海苔の加熱装置
JP2003187946A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Ushio Inc 赤外線照射ユニット
JP2004000110A (ja) * 2002-04-08 2004-01-08 Makoto Suzuki シート状海苔の焼加工装置
JP2006158260A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Berusurii Nishihatsu Kk 海苔焼釜装置
JP2010239937A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Berusurii Nishihatsu:Kk 海苔伸し機
WO2011037376A3 (ko) * 2009-09-25 2011-11-03 Lim Gil-Ung 원적외선 세라믹히터를 이용한 농수산물 건조기
JP2012024031A (ja) * 2010-07-24 2012-02-09 Mamoru Kasahara 味付海苔の製造方法
KR20150051345A (ko) * 2013-11-04 2015-05-13 (주)해조식품 스시 전용 김의 제조방법 및 이에 따라 제조된 스시 전용 김
TWI632859B (zh) * 2015-11-04 2018-08-21 日商小淺商事股份有限公司 燒海苔之製造方法以及使用於該方法之加熱處理機
CN109561718A (zh) * 2016-07-18 2019-04-02 Cj第制糖株式会社 烤海苔制造设备和烤海苔制造方法
KR102455099B1 (ko) * 2021-06-25 2022-10-14 강신탁 김 연속 구이 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101621474B1 (ko) 2014-04-25 2016-05-16 강신탁 해태의 화입 건조장치

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003169637A (ja) * 2001-12-03 2003-06-17 Chikazawa Tekkosho:Kk 板海苔の加熱装置
JP2003187946A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Ushio Inc 赤外線照射ユニット
JP2004000110A (ja) * 2002-04-08 2004-01-08 Makoto Suzuki シート状海苔の焼加工装置
JP2006158260A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Berusurii Nishihatsu Kk 海苔焼釜装置
JP2010239937A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Berusurii Nishihatsu:Kk 海苔伸し機
KR101251971B1 (ko) 2009-09-25 2013-04-11 임길웅 원적외선 세라믹히터를 이용한 농수산물 건조기
WO2011037376A3 (ko) * 2009-09-25 2011-11-03 Lim Gil-Ung 원적외선 세라믹히터를 이용한 농수산물 건조기
JP2012024031A (ja) * 2010-07-24 2012-02-09 Mamoru Kasahara 味付海苔の製造方法
KR20150051345A (ko) * 2013-11-04 2015-05-13 (주)해조식품 스시 전용 김의 제조방법 및 이에 따라 제조된 스시 전용 김
TWI632859B (zh) * 2015-11-04 2018-08-21 日商小淺商事股份有限公司 燒海苔之製造方法以及使用於該方法之加熱處理機
CN109561718A (zh) * 2016-07-18 2019-04-02 Cj第制糖株式会社 烤海苔制造设备和烤海苔制造方法
TWI663920B (zh) * 2016-07-18 2019-07-01 南韓商Cj第一製糖股份有限公司 製造烤海苔的設備及製造烤海苔的方法
KR102455099B1 (ko) * 2021-06-25 2022-10-14 강신탁 김 연속 구이 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3400308B2 (ja) 2003-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6042089B2 (ja) 碾茶炉、及び荒茶製造方法
JP3400308B2 (ja) 火入乾燥機及び焼海苔製造装置
JP4415194B2 (ja) 茶葉乾燥火入焙煎装置
US4425720A (en) Coffee roaster
JPH01215271A (ja) コーヒー豆焙煎装置
JP2018121529A (ja) 碾茶製造ライン
KR101718663B1 (ko) 볶음장치를 구비한 열풍식 고추 건조장치
CN106174646A (zh) 对物体进行均匀烘干的装置
KR101455384B1 (ko) 자동 덖음기
JP2014039490A (ja) 寿司炙り装置
JPS6115734Y2 (ja)
JPH0148731B2 (ja)
JP2000093143A (ja) 茶葉加熱加工装置およびその方法
KR100582475B1 (ko) 김 구이장치
JPS63296676A (ja) コ−ヒ−豆焙煎装置
JPH067253A (ja) 鰻などの連続蒲焼装置
CN209749764U (zh) 履带式热风循环烘烤机
US2752695A (en) Apparatus for treating tobacco prior to redrying
JPS6218225Y2 (ja)
JP3525352B2 (ja) 多段式の胡麻種子の焙煎装置
JPH04252140A (ja) 茶葉の連続乾燥装置
JP2511966Y2 (ja) 椎茸処理装置
JP2000161857A (ja) 自動搬送乾燥装置
CN108850240A (zh) 一种碾茶烘焙装置
JPH02211113A (ja) 熱風式焼物機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees