JPH1173371A - レジスタのプロテクト回路 - Google Patents

レジスタのプロテクト回路

Info

Publication number
JPH1173371A
JPH1173371A JP9232608A JP23260897A JPH1173371A JP H1173371 A JPH1173371 A JP H1173371A JP 9232608 A JP9232608 A JP 9232608A JP 23260897 A JP23260897 A JP 23260897A JP H1173371 A JPH1173371 A JP H1173371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
register
data
output
written
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9232608A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hirate
浩司 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9232608A priority Critical patent/JPH1173371A/ja
Priority to US09/009,729 priority patent/US6021460A/en
Publication of JPH1173371A publication Critical patent/JPH1173371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/14Protection against unauthorised use of memory or access to memory
    • G06F12/1416Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights
    • G06F12/1425Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights the protection being physical, e.g. cell, word, block
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30098Register arrangements
    • G06F9/30105Register structure
    • G06F9/30116Shadow registers, e.g. coupled registers, not forming part of the register space
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30098Register arrangements
    • G06F9/30141Implementation provisions of register files, e.g. ports
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
    • G06F9/3861Recovery, e.g. branch miss-prediction, exception handling
    • G06F9/3863Recovery, e.g. branch miss-prediction, exception handling using multiple copies of the architectural state, e.g. shadow registers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/24Memory cell safety or protection circuits, e.g. arrangements for preventing inadvertent reading or writing; Status cells; Test cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンなどにおけるプログラムの暴走時に
レジスタの値が変化しないように確実に保護することが
できるレジスタのプロテクト回路を提供する。 【解決手段】 マイコンにおけるデータバス1上のデー
タが所定間隔で書き込まれる第1及び第2レジスタ2,
3と、その所定間隔に対応する時間が動作開始からオー
バーフローするまでの時間として設定されたタイマ12
と、第1レジスタ2へのデータ書き込み後、タイマ12
がオーバーフローする前に第2レジスタ3にも同じ値の
データが書き込まれた場合にのみ、保護対象レジスタの
値を第1レジスタ2に書き込まれたデータ値に変更する
制御手段15とを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンという)においてノイズ等の影響
によるポートの入出力の変化やプログラム暴走時に重要
なレジスタなどに対しては容易にレジスタの値を変更で
きなくするプロテクト機能を有するレジスタのプロテク
ト回路に係り、特にレジスタの比較のみで行なっていた
プロテクト機能にタイマを用いたプロテクト機能を付加
することで、より確実なプロテクトを実現することがで
きるレジスタのプロテクト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のレジスタのプロテクト回路
の構成を示す図であり、図において、1はマイコン内部
回路におけるデータバス、2,3はD型フリップフロッ
プで構成された出力レジスタであって、そのデータ入力
端Dがデータバス1に接続され、書込信号φw1,φw
2がトリガ端Tに入力された際にデータバス1上の
「0」又は「1」のデータを取り込んで保持し、この保
持データ「0」又は「1」を出力端Qから出力する。
【0003】4はエクスクルーシブノア回路であって、
出力レジスタ2,3から出力されるデータの排他的論理
和の演算結果を反転したデータをクロックドインバータ
5の出力ゲート制御端Xに供給し、5はクロックドイン
バータであって、出力レジスタ2,3の出力データが等
しい場合にエクスクルーシブノア回路4から出力される
データ「1」が出力ゲート制御端Xに供給された際に、
開状態となって出力レジスタ2から出力されるデータを
ラッチ回路6へ出力する。
【0004】6はラッチ回路であって、クロックドイン
バータ5の出力端にインバータ7の入力端及びインバー
タ8の出力端が接続されると共に、インバータ7の出力
端とインバータ8の入力端とが接続されて構成され、ク
ロックドインバータ5を介して入力される出力レジスタ
2のデータを保持し、これをレジスタ制御データとして
図示せぬレジスタへ出力する。
【0005】次に動作について説明する。マイコンのプ
ログラムが正常な場合に、データバス1を介して同じ値
のデータ例えば「1」が書込信号φw1とφw2の順次
入力によって出力レジスタ2,3に保持されたとする。
この場合、出力レジスタ2,3から出力されるデータが
同値「1」なのでエクスクルーシブノア回路4から
「1」のデータが出力されてクロックドインバータ5の
出力ゲート制御端Xに供給される。
【0006】これによって、クロックドインバータ5の
出力端が開状態となり、出力レジスタ2に保持されたデ
ータ「1」がクロックドインバータ5を介してラッチ回
路6へ出力されて保持される。この保持データ「1」が
レジスタ制御データとしてレジスタへ出力され、レジス
タのデータ値が変更されることになる。
【0007】一方、マイコンのプログラムが暴走したと
する。この場合、本来正常時に同値のデータが保持され
るようになっている出力レジスタ2,3に、異なった値
のデータが保持される状態が生じる。
【0008】例えば、出力レジスタ2に「0」、出力レ
ジスタ3に「1」のデータが保持されたとする。この場
合、出力レジスタ2,3から出力されるデータが
「0」、「1」と異なるのでエクスクルーシブノア回路
4から「0」データが出力されてクロックドインバータ
5の出力ゲート制御端Xに供給される。
【0009】これによって、クロックドインバータ5の
出力端が閉状態となり、出力レジスタ2に保持されたデ
ータ「0」はクロックドインバータ5で遮断される。従
って、ラッチ回路6においては、プログラムが正常時に
保持されたデータ「1」がそのまま保持され、この保持
データ「1」がレジスタ制御データとしてレジスタへ出
力される。これによってレジスタが保護されるようにな
っている。なお、上記従来技術に関連する先行技術とし
ては、例えば特開平2−150943号公報がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のレジスタのプロ
テクト回路は以上のように構成されているので、プログ
ラムの暴走時に、双方の書込信号φw1とφw2による
書き込み間隔が長い場合に、偶然に双方の出力レジスタ
2,3に同じ値のデータが書き込まれた場合、プログラ
ムの暴走にもかかわらずレジスタの値を変更してしまう
などの課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、マイコンなどにおけるプログラム
の暴走時にレジスタの値が変化しないように確実に保護
することができるレジスタのプロテクト回路を得ること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレジスタ
のプロテクト回路は、コンピュータにおけるデータバス
上のデータが所定間隔で書き込まれる第1及び第2レジ
スタと、その所定間隔に対応する時間が動作開始からオ
ーバーフローするまでの時間として設定されたタイマ
と、第1レジスタにデータが書き込まれた後、タイマが
オーバーフローする前に第2レジスタにも同じ値のデー
タが書き込まれた場合にのみ、保護対象レジスタの値を
第1レジスタに書き込まれたデータ値に変更する制御手
段とを備えたものである。
【0013】この発明に係るレジスタのプロテクト回路
は、タイマのオーバーフロー時に、コンピュータに異常
を検出させるための割り込みをかける割り込み制御手段
を備えたものである。
【0014】この発明に係るレジスタのプロテクト回路
は、システム保護において安全なデータを予め保持する
第3レジスタと、タイマがオーバーフローする前に第2
レジスタにデータの書き込みが行なわれなかった場合
に、第3レジスタの保持データを選択して保護対象レジ
スタへ出力する選択手段とを備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるレ
ジスタのプロテクト回路の構成を示す図であり、図にお
いて、1はマイコン内部回路におけるデータバス、2,
3は例えばD型フリップフロップで構成された出力レジ
スタ(第1及び第2レジスタ)であって、そのデータ入
力端Dがデータバス1に接続され、書込信号φw1,φ
w2がトリガ端Tに入力された際にデータバス1上の
「0」又は「1」のデータを取り込んで保持し、この保
持データA,Bを出力端Qから出力する。
【0016】4は出力レジスタ2,3から出力されるデ
ータA,Bの排他的論理和の演算結果を反転したデータ
Cを2入力タイプのアンド回路に供給するエクスクルー
シブノア回路、10はアンド回路であって、エクスクル
ーシブノア回路4の出力データCと、R−S型フリップ
フロップ13の出力データDとの論理積演算を行ない、
この結果得られるデータEをD型フリップフロップ11
のトリガ端Tへ供給する。
【0017】11はD型フリップフロップであって、ア
ンド回路10から出力される「1」のデータEが供給さ
れた場合に、出力レジスタ2の出力データAを保持し、
この保持データをレジスタ制御データとして図示せぬレ
ジスタ(保護対象レジスタ)へ出力し、12はタイマで
あって、各出力レジスタ2,3への適正なデータ書き込
み間隔が動作開始からオーバーフローするまでの時間と
して設定され、出力レジスタ2に入力される書込信号φ
w1の入力時にカウントを開始し、出力レジスタ3に入
力される書込信号φw2の入力時にカウントを停止し、
また、上記設定時間カウントするとオーバーフローして
オーバーフローフラグFが「1」となる。
【0018】13はR−S型フリップフロップであっ
て、書込信号φw1の入力時にリセット状態となり、オ
ーバーフローフラグFの「1」の入力時にセット状態と
なり、各状態に応じた値のデータを反転出力端XQから
アンド回路10へ出力する。14はオーバーフローフラ
グFの「1」の入力時にマイコンの図示せぬCPUに割
り込みを発生する割り込み制御回路(割り込み制御手
段)である。
【0019】15は制御手段であって、エクスクルーシ
ブノア回路4、アンド回路10、D型フリップフロップ
11、R−S型フリップフロップ13から構成され、一
方の出力レジスタ2にデータが書き込まれた後、タイマ
12がオーバーフローする前に、他方の出力レジスタ3
に同じ値のデータが書き込まれた場合にのみ、レジスタ
のデータ値を変更できるようにする。
【0020】次に動作について説明する。ここで、図2
はこの実施の形態1におけるレジスタのプロテクト回路
の動作を示すタイムチャートである。但し、マイコンの
プログラムが正常な場合に、タイマ12がオーバーフロ
ーする前に出力レジスタ3に出力レジスタ2と同じ値の
データが書き込まれた場合の動作を説明するためのもの
である。
【0021】図2に示す時刻t1において、出力レジス
タ2に「1」のパルス状の書込信号φw1が入力される
ことによって、データバス1上のデータ「1」が出力レ
ジスタ2に保持されたとすると、その出力データAが
「1」となる。これによって各出力レジスタ2,3の出
力データA,Bが異なることになるので、エクスクルー
シブノア回路4から出力されるデータCが「0」とな
る。
【0022】この時、書込信号φw1は、タイマ12及
びR−S型フリップフロップ13にも入力されるので、
タイマ12がカウント動作を開始し、R−S型フリップ
フロップ13がリセット状態となる。これによって、オ
ーバーフローフラグFが「0」、R−S型フリップフロ
ップ13の出力データDが「1」となる。
【0023】従って、アンド回路10から出力されるデ
ータEは「0」なので、D型フリップフロップ11の保
持データ値は変化しない。
【0024】その後、時刻t2において、タイマ12が
オーバーフローとならない内に、出力レジスタ3に
「1」のパルス状の書込信号φw2が入力されることに
よって、データバス1上のデータ「1」が出力レジスタ
3に保持されたとすると、その出力データBが「1」と
なる。これによって各出力レジスタ2,3の出力データ
A,Bが同じとなるので、エクスクルーシブノア回路4
から出力されるデータCが「1」となる。
【0025】この時、書込信号φw2は、タイマ12に
も入力されるので、タイマ12がカウント動作を停止す
るが、オーバーフローではないので、オーバーフローフ
ラグFは「0」のままであり、R−S型フリップフロッ
プ13の出力データDも「1」のままである。
【0026】従って、アンド回路10にデータC、Dの
「1」が入力され、これによってD型フリップフロップ
11に供給されるデータEが「1」となり、これによっ
てD型フリップフロップ11に出力レジスタ2に保持さ
れたデータAの「1」が保持される。これによって、レ
ジスタ制御データRが「1」に変化し、この「1」がレ
ジスタに供給されることによってレジスタのデータ値の
書き替えが行なわれる。
【0027】次に、図3を参照して、マイコンのプログ
ラムに暴走した場合に、タイマ12がオーバーフローす
る場合の動作を説明する。
【0028】図2で説明した時刻t2以降、図3に示す
時刻t3において、書込信号φw1が入力されることに
よってデータバス1上のデータ「0」が出力レジスタ2
に保持されたとすると、その出力データAが「0」とな
る。これによって各出力レジスタ2,3の出力データ
A,Bが異なることになるので、エクスクルーシブノア
回路4から出力されるデータCが「0」となり、この
「0」がアンド回路10に供給されるので、データEが
「0」となりD型フリップフロップ11は前のデータ
「1」を保持したままの状態となる。
【0029】この時、書込信号φw1が入力されたタイ
マ12はカウント動作を開始し、R−S型フリップフロ
ップ13はリセット状態となる。この際、オーバーフロ
ーフラグFは「0」、出力データDは「1」のままであ
る。
【0030】その後、時刻t4において、タイマ12が
オーバーフローしたとすると、オーバーフローフラグF
が「1」となる。これによって、R−S型フリップフロ
ップ13がセット状態となり、その出力データDが
「0」となってアンド回路10に供給される。
【0031】従って、割り込み制御回路14がCPUに
割り込みをかけ、プログラムの暴走を検知させることに
なる。そのオーバーフローフラグFによってマイコンに
リセットをかけるようにしてもよい。
【0032】また、アンド回路10にはデータDの
「0」が供給されているので、その後、出力レジスタ3
に出力レジスタ2と同じ値のデータが偶然に保持された
としても、データEは「0」のままであり、D型フリッ
プフロップ11に出力レジスタ2のデータAは保持され
ず、レジスタ制御データが変化することはなく、これに
よってレジスタの値も変化することはない。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、出力レジスタ2,3を2つ設けると共に、各レジス
タ2,3への適正なデータ書き込み間隔を動作開始から
オーバーフローするまでの時間として設定したタイマ1
2と、一方の出力レジスタ2にデータが書き込まれた
後、タイマ12がオーバーフローする前に他方の出力レ
ジスタ3に同じ値のデータが書き込まれた場合にのみ、
レジスタのデータ値を変更する制御手段15とから構成
したので、従来のように、プログラムの暴走時に、双方
の書込信号φw1とφw2による書き込み間隔が長い場
合に、偶然に双方の出力レジスタ2,3に同じ値のデー
タが書き込まれた場合、プログラムの暴走にもかかわら
ずレジスタの値を変更してしまうといったことが無くな
る効果が得られる。
【0034】また、プログラムの暴走時にその暴走をマ
イコンに検知させるか、或いはマイコンをリセットする
ための割り込みをかけることができる効果が得られる。
【0035】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるレジスタのプロテクト回路の構成を示す図で
ある。但し、この図4において図1に示した実施の形態
1の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0036】図4において、16は書込信号φwSによ
って予めデータバス1上の「0」又は「1」のデータを
取り込んで保持するD型フリップフロップによる安全サ
イドレジスタ(第3レジスタ)である。このレジスタに
格納される値はシステム保護上安全な値とする。
【0037】17はマルチプレクサ回路(選択手段)で
あって、出力レジスタ2にデータが書き込まれた後、タ
イマ12がオーバーフローするまでに、出力レジスタ3
にデータの書き込みが行なわれない場合、安全サイドレ
ジスタ16に保持されたデータR2を選択してレジスタ
制御データRとして出力する。
【0038】このマルチプレクサ回路17は、例えば図
5に示すように、タイマ12がオーバーフローする前
に、オーバーフローフラグFの「0」と、この「0」が
インバータ19で反転された「1」が供給されることに
よって、D型フリップフロップ11の保持データR1を
選択してレジスタ制御データRとするゲート回路20
と、タイマ12がオーバーフローするまでに、出力レジ
スタ3にデータの書き込みが行なわれない場合に、オー
バーフローフラグFの「1」と、この「1」がインバー
タ19で反転された「0」が供給されることによって、
安全サイドレジスタ16の保持データR2を選択してレ
ジスタ制御データRとするゲート回路21とから構成さ
れている。また図4の構成にも図1と同様に、割り込み
制御回路14を設けてもよい。
【0039】次に動作について説明する。図2に示した
ように、時刻t2において、タイマ12がオーバーフロ
ーとならない内に、各出力レジスタ2,3の出力データ
A,Bが同じとなった場合は、オーバーフローフラグF
の「0」によって、マルチプレクサ回路17のゲート回
路20のみが開状態となっており、D型フリップフロッ
プ11の保持データR1がレジスタ制御データRとして
出力される。
【0040】一方、時刻t4において、タイマ12がオ
ーバーフローしたにもかかわらず、そのオーバーフロー
前に出力レジスタ3にデータの書き込みが行なわれなか
ったとすると、オーバーフローフラグFの「1」によっ
て、ゲート回路21のみが開となり、安全サイドレジス
タ16の保持データR2がレジスタ制御データRとして
出力される。
【0041】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、プログラムの暴走時に、プログラムの正常時に予め
保持しておいた安全サイドレジスタ16の保持データR
2をレジスタ制御データRとして保護対象のレジスタへ
出力する構成としたので、プログラム暴走時でもレジス
タには安全なデータが書き込まれ、これによってレジス
タを確実に保護することができる効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
のように、プログラムの暴走時に、第1及び第2レジス
タへのデータ書き込み間隔が長い場合に、偶然に双方の
出力レジスタに同じ値のデータが書き込まれた場合、プ
ログラムの暴走にもかかわらず保護対象レジスタの値を
変更してしまうといったことが無くなる効果がある。
【0043】この発明によれば、プログラム等の暴走な
どの異常時に、マイコンにその異常を検知させ、リセッ
トなどの処置を実行させることができる効果がある。
【0044】この発明によれば、プログラム暴走時でも
レジスタには安全なデータが書き込まれ、これによって
レジスタを確実に保護することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるレジスタのプ
ロテクト回路の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるレジスタのプ
ロテクト回路の動作を示すタイムチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるレジスタのプ
ロテクト回路の他の動作を示すタイムチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2によるレジスタのプ
ロテクト回路の構成を示す図である。
【図5】 図4に示すマルチプレクサ回路の構成を示す
図である。
【図6】 従来例によるレジスタのプロテクト回路の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 データバス、2 出力レジスタ(第1レジスタ)、
3 出力レジスタ(第2レジスタ)、12 タイマ、1
5 制御手段、16 安全サイドレジスタ(第3レジス
タ)、17 マルチプレクサ回路(選択手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータにおけるデータバス上のデ
    ータが所定間隔で書き込まれる第1及び第2レジスタ
    と、上記第1レジスタへのデータ書き込み時に動作を開
    始し、上記所定間隔に対応する時間が動作開始からオー
    バーフローするまでの時間として設定されたタイマと、
    上記第1レジスタにデータが書き込まれた後、上記タイ
    マがオーバーフローする前に上記第2レジスタに上記第
    1レジスタと同じ値のデータが書き込まれた場合にの
    み、保護対象レジスタの値を上記第1レジスタに書き込
    まれたデータ値に変更する制御手段とを備えたレジスタ
    のプロテクト回路。
  2. 【請求項2】 タイマのオーバーフロー時に、コンピュ
    ータに異常を検出させるための割り込みをかける割り込
    み制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ジスタのプロテクト回路。
  3. 【請求項3】 システム保護において安全なデータを予
    め保持する第3レジスタと、第1レジスタにデータが書
    き込まれた後、タイマがオーバーフローする前に第2レ
    ジスタにデータの書き込みが行なわれなかった場合に、
    上記第3レジスタの保持データを選択して保護対象レジ
    スタへ出力する選択手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のレジスタのプロテクト回
    路。
JP9232608A 1997-08-28 1997-08-28 レジスタのプロテクト回路 Pending JPH1173371A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232608A JPH1173371A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 レジスタのプロテクト回路
US09/009,729 US6021460A (en) 1997-08-28 1998-01-21 Protect circuit of register

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232608A JPH1173371A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 レジスタのプロテクト回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1173371A true JPH1173371A (ja) 1999-03-16

Family

ID=37309152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9232608A Pending JPH1173371A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 レジスタのプロテクト回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6021460A (ja)
JP (1) JPH1173371A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277012A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体集積回路

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5764075B2 (ja) * 2012-01-06 2015-08-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 パスワード認証回路と方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0831241B2 (ja) * 1986-11-10 1996-03-27 日本電気株式会社 周辺制御プロセツサ
US5142677A (en) * 1989-05-04 1992-08-25 Texas Instruments Incorporated Context switching devices, systems and methods
JPH02150943A (ja) * 1988-11-30 1990-06-11 Mita Ind Co Ltd 入出力制御装置
US5802579A (en) * 1996-05-16 1998-09-01 Hughes Electronics Corporation System and method for simultaneously reading and writing data in a random access memory

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277012A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Denso Corp 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6021460A (en) 2000-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5754839A (en) Apparatus and method for implementing watchpoints and breakpoints in a data processing system
JPH0481932A (ja) 割込みコントローラ
EP0702297A1 (en) A data processor with breakpoint circuit and method therefor
JP3678759B2 (ja) 割込を発生するための装置および割込を発生するための方法
JP2625402B2 (ja) マイクロプロセッサ
US5467354A (en) Test control circuit for controlling a setting and resetting of a flipflop
JPH10333939A (ja) マイクロプロセッサ
JPH1173371A (ja) レジスタのプロテクト回路
US5909582A (en) Microcomputer having user mode interrupt function and supervisor mode interrupt function
JPH0744399A (ja) 割込制御回路
JP3114645B2 (ja) メモリセル装置のリセット制御回路
JP2614931B2 (ja) 割込制御回路
US8316017B2 (en) Apparatus and method for the detection of and recovery from inappropriate bus access in microcontroller circuits
EP4400939A1 (en) Digital device having a reset pad circuit that may be subject to hacker attack
JP2928418B2 (ja) 半導体集積回路
JP3209144B2 (ja) マイクロプロセッサ
JP3310482B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPS5911424A (ja) 割込み入力信号処理回路
JP3308670B2 (ja) イベントドリブン型処理装置の故障検出装置
JP2988139B2 (ja) 割込み制御装置
JPH08139576A (ja) 接点雑音除去回路
JPH04337882A (ja) 出力ポート
JPH03276341A (ja) マイクロプロセッサシステム
JPH0340116A (ja) タイマ回路
JPH06282353A (ja) 時間短縮機能を有するタイマ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040813

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108