JPH1173339A - マイクロコンピュータ及びそのバーンインテスト方法 - Google Patents

マイクロコンピュータ及びそのバーンインテスト方法

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JPH1173339A
JPH1173339A JP9232848A JP23284897A JPH1173339A JP H1173339 A JPH1173339 A JP H1173339A JP 9232848 A JP9232848 A JP 9232848A JP 23284897 A JP23284897 A JP 23284897A JP H1173339 A JPH1173339 A JP H1173339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のバーンインテスト装置に実装したま
ま、マイクロコンピュータの不良の検出が必要な部分の
初期不良を検出するためのバーンインテストを行う。 【解決手段】 モードデコーダ14によってバーンイン
テストモード信号S2がアクティブにされたとき、モー
ド切り替え回路15は、モード切り替え端子15aから
モード切り替え信号M1によって、ROMダンプモード
信号BS1とテストROM実行信号BS2のいずれか一
方をアクティブにするよう切り替えを行う。中央処理装
置11は、ROMダンプモード信号BS1がアクティブ
のとき、ユーザROM12aのデータのダンプを行う。
中央処理装置11は、テストROM実行信号BS2がア
クティブのとき、テストROM12bに格納されたプロ
グラムを実行し、マイクロコンピュータ1の各部にアク
セスする。モード切り替え信号M1には、リセット信号
RSTが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ及びそのバーンインテスト方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザが使用するユーザモー
ドの他に動作テストを行うためのテストモードを外部か
ら設定できる、テスト機能を備えるマイクロコンピュー
タが知られている。このマイクロコンピュータの動作テ
ストとして、一般に、熱的及び電気的ストレスを加えた
状態でマイクロコンピュータを動作させて初期不良を検
査するバーンインテストが行われている。
【0003】従来のテストモードを外部から設定できる
ようにしたマイクロコンピュータの構成例を図5に示
す。
【0004】このマイクロコンピュータ5は、中央処理
装置51、ROM52、モードデコーダ54、アドレス
バス56、データバス57及びNOR回路61から構成
されている。ROM52は、ユーザROM52a、テス
トROM52b、アドレスデコーダ53、AND回路6
3、64及びNOT回路62とから構成されている。ユ
ーザROM52a及びテストROM52bは、それぞれ
アドレスに従った本数のアドレス線を有し、アドレス線
がアクティブになることによってアクセスされる。
【0005】このマイクロコンピュータ5におけるテス
トモードは、モード設定端子54a〜54cに入力する
モード設定信号に従って、ROMダンプモード(ROM
ダンプモード信号S1が「1」)、バーンインテストモ
ード(バーンインテストモード信号S2が「1」)或い
はテストROM実行モード(テストROM実行モード信
号S3が「1」)のいずれかに設定することができる。
【0006】バーンインテストにおいては、マイクロコ
ンピュータ5を実装するバーンインテスト装置の配線接
続に従ってマイクロコンピュータ5の各端子に印加され
る電圧が決まるため、マイクロコンピュータ5のモード
設定端子54a〜54cに入力するモード設定信号が定
められる。もっとも、バーンインテストモード信号S2
及びテストROM実行モード信号S3は、実質的に同じ
であり、テストROM実行モードの設定でバーンインテ
ストを行うこともできる。
【0007】バーンインテスト装置の配線接続に従って
定められたモード設定信号によってバーンインテストモ
ード時には、バーンインテストモード信号S2のみが排
他的に「1」(ハイレベル)となる。このとき、NOR
回路61、NOT回路62及びAND回路63を介して
アドレス信号TADがテストROM52bのアドレス線
に供給され、中央処理装置51は、アドレスデコーダ5
3がデコードしたアドレスに従ってテストROM52b
にアクセスする。これによって、テストROM52b中
のテストプログラムが実行される。
【0008】ここで、テストプログラムは、マイクロコ
ンピュータ5の各部を動作させるものである。すなわ
ち、中央処理装置51にテストROM52b中のテスト
プログラムを実行させながらバーンインテストを行っ
て、マイクロコンピュータ5の各部を熱的及び電気的ス
トレスを与えた状態で動作させる。そして、バーンイン
テスト終了後に、テストROM実行モード(マイクロコ
ンピュータ5に熱的ストレスが加えられていない)で、
テストROM52b中のプログラムを実行し、アドレス
バス56の外部入出力端子56a及びデータバス57の
外部入出力端子57aを介して出力されたデータを検証
することによって、マイクロコンピュータ5中の初期不
良を検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のマイクロコンピュータ5では、バーンインテスト
モード時に、アドレス信号UADがユーザROM52a
のアドレス線に供給されないので、ユーザROM52a
がアクセスされない。すなわち、バーンインテスト時に
ユーザROM52aに電気的ストレスが加えられること
がない。従って、上記のバーンインテスト装置にマイク
ロコンピュータ5を実装してバーンインテストを行い、
さらに、通常の熱的ストレスを加えていない状態でユー
ザROM52aの記憶内容をダンプしても、ユーザRO
M52aの初期不良を十分に検出することができなかっ
た。
【0010】一方、ユーザROM52aにアクセスする
ために、モード設定端子54a〜54cに入力するモー
ド設定信号をROMダンプモードのものとし、この状態
でマイクロコンピュータ5のバーンインテストを行うこ
とも考えられる。
【0011】しかし、この場合には、バーンインテスト
モードでのモード設定信号を与えるバーンインテスト装
置の他に、ROMダンプモードでのモード設定信号を与
えるバーンインテスト装置が必要となる。しかも、バー
ンインテストモードでのテストプログラムの実行を終了
した後、マイクロコンピュータ5をバーンインテスト装
置から取り外し、別のバーンインテスト装置に実装する
必要があり、非常に手間がかかる。
【0012】なお、従来のバーンインテスト機能を有す
るマイクロコンピュータとして、特開平4−23854
3の公報に記載されたマイクロコンピュータがある。し
かし、この公報でも、バーンインテスト時にはテストプ
ログラムのみを実行することが開示されており、ユーザ
プログラムを記憶した領域にアクセスすることは開示さ
れていない。
【0013】本発明は、上記従来例の問題点を解消する
ためになされたものであり、同一のバーンインテスト装
置に実装したまま不良の検出が必要な部分の初期不良を
バーンインテストによって検出することができるマイク
ロコンピュータ及びそのバーンインテスト方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】さらに、本発明は、バーンインテストで不
良の検出が必要な部分の初期不良を検出するための端子
を別途設ける必要がなく、マイクロコンピュータの製造
コストをアップさせず、また、従来より用いていたバー
ンインテスト装置を用いてバーンインテストを行うこと
ができるマイクロコンピュータ及びそのバーンインテス
ト方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるマイクロコンピュータ
は、ユーザの使用に供するためのユーザプログラムを記
憶したユーザプログラム記憶手段と、動作テストを行う
ためのテストプログラムを記憶したテストプログラム記
憶手段とを備えるマイクロコンピュータであって、前記
マイクロコンピュータのバーンインテスト時に、同一の
バーンインテスト装置に前記マイクロコンピュータを実
装したまま、前記ユーザプログラム記憶手段へのアクセ
スと前記テストプログラム記憶手段へのアクセスとを切
り替えることができる切り替え信号を入力する切り替え
信号入力手段を有し、前記切り替え信号入力手段からの
前記切り替え信号の入力に応答して、前記ユーザプログ
ラムへのアクセスと前記テストプログラム記憶手段への
アクセスとが切り替えられるように構成された、ことを
特徴とする。
【0016】なお、バーンインテストとは、マイクロコ
ンピュータに熱的及び電気的ストレスを加えた状態で初
期不良を検出するための動作テストであり、実際には、
バーンインテスト後に行う通常のテストで得られたデー
タからマイクロコンピュータの初期不良を検出するもの
である。
【0017】また、前記テストプログラム記憶手段に記
憶されるテストプログラム及び前記ユーザプログラム記
憶手段に記憶されるユーザプログラムは、文字通りのプ
ログラムだけでなく、プログラム中で使用されるデータ
を含む。
【0018】これにより、同一のバーンインテスト装置
にマイクロコンピュータを実装したまま、ユーザプログ
ラム記憶手段とテストプログラム記憶手段の両方へのア
クセスすることが可能となる。すなわち、テストプログ
ラムによって通常はアクセスされないユーザプログラム
記憶手段にも電気的ストレスを加えてバーンインテスト
を行うことができるので、不良の検出が必要なすべての
箇所の初期不良を検出することができる。
【0019】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかるマイクロコンピュータは、テスト機能を有
するマイクロコンピュータであって、ユーザの使用に供
するためのユーザプログラムを記憶したユーザプログラ
ム記憶手段と、前記テスト機能を実現するためのテスト
プログラムを記憶したテストプログラム記憶手段と、前
記マイクロコンピュータのバーンインテストを行うため
のテストモードを設定するテストモード設定手段と、こ
のテストモード設定手段に前記テストモードが設定され
たときに、前記ユーザプログラム記憶手段にアクセスす
るためのユーザプログラムアクセスモードと前記テスト
プログラム記憶手段に記憶された前記テストプログラム
を実行するためのテストプログラム実行モードとを、外
部から供給されるリセット信号によって切り替えるモー
ド切り替え手段と、このモード切り替え手段に前記ユー
ザプログラムアクセスモードが設定されたときに、前記
ユーザプログラム記憶手段内の記憶領域にアクセスする
ユーザプログラムアクセス手段と、前記モード切り替え
手段に前記テストプログラム実行モードが設定されたと
きに、前記テストプログラムを実行するテストプログラ
ム実行手段と、を備えることを特徴とする。
【0020】上記マイクロコンピュータでは、同一のバ
ーンインテスト装置に実装したまま、前記テストプログ
ラム記憶手段と前記ユーザプログラム記憶手段との両方
にアクセスすることができる。これにより、バーンイン
テストによってマイクロコンピュータ内の不良の検出が
必要な部分の初期不良を検出することができる。
【0021】上記マイクロコンピュータにおいて、前記
モード切り替え手段は、例えば、前記切り替え信号の入
力毎に出力状態が変化する分周手段を備え、この分周手
段の出力状態によって、前記ユーザプログラムアクセス
モードと前記テストプログラム実行モードとを切り替え
るものとすることができる。
【0022】上記マイクロコンピュータにおいて、前記
ユーザプログラムアクセス手段は、例えば、前記ユーザ
プログラム記憶手段内の記憶内容をダンプする手段を備
えるものとすることができる。
【0023】このようにバーンインテスト中に前記ユー
ザプログラムをダンプすることにより前記ユーザプログ
ラム記憶手段をアクセスするものとすれば、ユーザプロ
グラムを実行しなくても、簡単に前記ユーザプログラム
記憶手段に電気的ストレスを加えてバーンインテストを
行うことができる。
【0024】上記第1、第2の観点にかかるマイクロコ
ンピュータにおいて、前記モード切り替え信号は、前記
マイクロコンピュータのリセット信号であることを好適
とする。
【0025】すなわち、リセット信号をモード切り替え
のために使用すれば、上記マイクロコンピュータにバー
ンインテスト時の動作モードを切り替えるための端子を
別に設ける必要がなく、上記マイクロコンピュータの製
造コストをアップさせない。
【0026】また、従来より用いていたクロック入力端
子とリセット入力端子以外のすべての端子を固定したバ
ーンインテスト装置を、上記マイクロコンピュータのバ
ーンインテストにも用いることができる。さらには、バ
ーンインテスト時に上記マイクロコンピュータに供給さ
れる信号の数を増加させずに済むので、高温での使用に
対して上記マイクロコンピュータの動作が不安定となる
ことがない。
【0027】また、上記目的を達成するため、本発明の
第3の観点にかかるマイクロコンピュータのバーンイン
テスト方法は、ユーザの使用に供するためのユーザプロ
グラムを記憶したユーザプログラム記憶手段と、動作テ
ストを行うためのテストプログラムを記憶したテストプ
ログラム記憶手段とを備えるマイクロコンピュータのバ
ーンインテスト方法であって、前記マイクロコンピュー
タをバーンインテストするためのバーンインテストモー
ドを設定するバーンインテストモード設定ステップと、
このバーンインテストモード設定ステップで前記バーン
インテストモードが設定されたときに、外部から供給さ
れたリセット信号に従って、前記ユーザプログラム記憶
手段にアクセスするためのユーザプログラムアクセスモ
ードと、前記テストプログラム記憶手段に記憶された前
記テストプログラムを実行するためのテストプログラム
実行モードとのいずれかに、動作モードを切り替える動
作モード切替ステップと、この動作モード切替ステップ
で動作モードが前記ユーザプログラムアクセスモードに
切り替えられたときに、前記ユーザプログラム記憶手段
内の記憶領域にアクセスするユーザプログラムアクセス
ステップと、前記動作モード切替ステップで動作モード
が前記テストプログラム実行モードに切り替えられたと
きに、前記テストプログラム記憶手段に記憶された前記
テストプログラムを実行するテストプログラム実行ステ
ップと、を含み、前記マイクロコンピュータのバーンイ
ンテストは、前記マイクロコンピュータを動作させるた
めのクロック信号を与えるクロック端子と前記リセット
信号を与えるリセット端子以外の前記マイクロコンピュ
ータの端子に印加する電位が固定されているバーンイン
テスト装置に前記マイクロコンピュータを実装すること
によって行う、ことを特徴とする。
【0028】上記マイクロコンピュータのバーンインテ
スト方法によれば、従来より用いていたバーンインテス
ト装置をそのまま使用して、マイクロコンピュータをバ
ーンインテスト装置に実装したまま、前記ユーザプログ
ラム記憶手段と前記テストプログラム記憶手段の両方に
アクセスすることができる。
【0029】なお、本発明のマイクロコンピュータにお
いて、前記ユーザプログラム及び前記テストプログラム
のいずれも記憶していない記憶領域を生じることがある
が、このような領域は前記ユーザプログラムの実行中に
もアクセスされない。このため、バーンインテスト時に
アクセスされず、初期不良が検出できなくてもユーザプ
ログラムの実行時に問題が生じることがない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0031】図1は、この実施の形態のマイクロコンピ
ュータ1の回路構成を示すブロック図である。
【0032】図示するように、マイクロコンピュータ1
は、中央処理装置11、ROM(Read Only Memory)1
2、モードデコーダ14、モード切り替え回路15、ア
ドレスバス16、データバス17、OR回路20及びN
OR回路21から構成されている。ROM12は、ユー
ザROM12a、テストROM12b、アドレスデコー
ダ13、NOT回路22及びAND回路23、24から
構成されている。
【0033】中央処理装置11は、外部からクロック信
号CLKを供給するためのクロック入力端子11aを備
える。中央処理装置11は、クロック入力端子11aを
介して供給されたクロック信号CLKに従って、ユーザ
モードではユーザROM12aに格納されたプログラム
を、テストモードではテストROM12bに格納された
プログラムを、それぞれデータバス17を介してユーザ
ROM12a、テストROM12bから読み出して実行
する。中央処理装置11は、内部のプログラムカウンタ
が示すアドレスまたはプログラム中で指定するアドレス
をアドレスバス16を介してアドレスデコーダ13に供
給する。また、中央処理装置11は、後述するROMダ
ンプモード時には、ROM12に格納されたプログラム
などのデータをダンプさせるように制御する。
【0034】ROM12において、ユーザROM12a
は、ユーザモードにおいてユーザの使用に供するための
ユーザプログラムを記憶している。テストROM12b
は、マイクロコンピュータ1の動作テストに用いるため
のテストプログラムを記憶している。テストプログラム
は、マイクロコンピュータ1のユーザROM12aを除
く実質的にすべての部分を動作させる命令列からなるプ
ログラムである。ここで、ユーザプログラム及びテスト
プログラムとは、文字通りのプログラムだけでなく、プ
ログラムを実行するためのデータを含む。なお、ROM
12において、ユーザROM12aとテストROM12
bとに割り付けられるアドレスは同一あっても異なって
いてもよい。また、ユーザROM12a及びテストRO
M12bは、それぞれアドレス数に従った本数のアドレ
ス線を有し、後述するアドレス信号UADまたはTAD
によってアドレス線がアクティブになることによってア
クセスされる。
【0035】アドレスデコーダ13は、アドレスバス1
6を介して中央処理装置11から供給されたアドレスを
デコードし、ユーザROM12a及びテストROM12
bのアドレス線をアクティブにするためのアドレスデコ
ード信号AD1、AD2を生成して出力する。アドレス
デコーダ13から出力されたアドレスデコード信号AD
1、AD2は、それぞれAND回路24、23に供給さ
れる。なお、中央処理装置11は、ジャンプ命令を実行
する場合や、プログラムの実行中に使用するデータを読
み出す場合などを除いて1ずつインクリメントしたアド
レスをアドレスデコーダ13に順次供給する。
【0036】モードデコーダ14は、マイクロコンピュ
ータ1の動作モードを設定するためのモード設定端子1
4a〜14cを備える。モードデコーダ14は、モード
設定端子14a〜14cから入力されたモード設定信号
に基づいて、表1に示すように、モード信号群S1〜S
8のいずれか1つのみを排他的に「1」(ハイレベル)
にする。
【0037】
【表1】 モード信号群S1〜S8のうち、S1はROMダンプモ
ード信号、S2はバーンインテストモード(以下、BT
モードという)信号、S3はテストROM実行モード信
号である。S4〜S8は、ユーザモードなどその他のモ
ードの信号であり、ここでは説明を省略する。
【0038】なお、バーンインテストにおいては、マイ
クロコンピュータ1を実装するバーンインテスト装置の
配線接続に従ってマイクロコンピュータ1の端子に印加
される電圧が決まる。このため、マイクロコンピュータ
1が後述するバーンインテスト装置に実装されたときに
は、マイクロコンピュータ1のモード設定端子14a〜
14cに入力するモード設定信号が定められ、BTモー
ド信号S2が「1」となる。
【0039】モード切り替え回路15は、BTモード時
の動作モードをROMダンプモードとテストROM実行
モードとに切り替えるためのモード切り替え端子15a
を備える。モード切り替え端子15aには、リセット信
号RSTが入力される。このリセット信号RSTは、マ
イクロコンピュータ1の各部を初期化すると共に、BT
モード時におけるモードを切り替えるために用いられ
る。なお、以下の説明において、モード切り替え端子1
5aからモード切り替え回路15に入力されるリセット
信号RSTは、モード切り替え信号M1と呼ぶこととす
る。
【0040】モード切り替え回路15は、図2に示すよ
うに、Dフリップフロップ151、NOT回路152、
NOR回路153、NOT回路154及びAND回路1
55から構成される。
【0041】モード切り替え端子15aからのモード切
り替え信号M1は、Dフリップフロップ151のクロッ
ク入力端Cに供給される。BTモード信号S2は、NO
T回路152を介してNOR回路153に入力される。
また、Dフリップフロップ151の出力信号端Qからの
出力信号もNOR回路153に入力される。このNOR
回路153からの出力信号がDフリップフロップ151
に入力され、分周回路を構成することで、BTモード信
号S2が1のとき、Dフリップフロップ151の出力
は、モード切り替え信号M1の入力毎に「0」、「1」
が交互に切り替わる。また、Dフリップフロップ151
の出力信号端Qからの出力信号はNOT回路154を介
してAND回路155に入力される。また、BTモード
信号S2もAND回路155に入力される。これによ
り、BTモード信号S2が1のとき、AND回路155
の出力は、モード切り替え信号M1の入力毎に1、0が
交互に切り替わる。
【0042】すなわち、BTモード信号S2が1のと
き、モード切り替え端子15aからモード切り替え回路
15にモード切り替え信号M1が供給される毎に、BT
モード時のROMダンプ信号BS1と、BTモード時の
テストROM実行信号BS2とは、交互に「1」レベル
となる。
【0043】なお、ROMダンプモード時(ROMダン
プモード信号S1が「1」)には、マイクロコンピュー
タ1の端子が固定されずにユーザROM12aのデータ
のダンプが行われる。テストROM実行モード時(テス
トROM実行モード信号S2が「1」)には、マイクロ
コンピュータ1の端子が固定されずにテストROM12
bに格納されたプログラムが実行される。一方、BTモ
ード時は、マイクロコンピュータ1のクロック入力端子
11a、モード切り替え端子15a以外の端子が固定さ
れた状態で、モード切り替え信号M1に従ってユーザR
OM12aのデータのダンプ或いはテストROM12b
に格納されたプログラムが実行される。
【0044】ここで、端子の固定とは、端子に印加され
る電位を固定することをいう。
【0045】アドレスバス16は、外部入出力端子16
aを備える。アドレスバス16は、中央処理装置11か
ら供給されたアドレスをアドレスデコーダへ転送するた
めに用いる。また、特にROMダンプモード時に、ユー
ザROM12a及びテストROM12bに記憶されたデ
ータとともにそのアドレス外部入出力端子16aから外
部に出力するために用いられる。また、外部入出力端子
16aを介して外部からアドレスを供給することもでき
る。
【0046】データバス17は、外部入出力端子17a
を備える。データバス17は、ROMダンプモード時
(BTモード時におけるものを含む)にユーザROM1
2aからダンプされたデータを外部入出力端子17aを
介して外部に出力するものである。また、データバス1
7は、ユーザROM12aまたはテストROM12bに
記憶された命令の中央処理装置11への転送或いはユー
ザROM12aまたはテストROM12bに記憶された
プログラムの実行による出力データを外部入出力端子1
7aを介して外部に出力するものである。また、外部入
出力端子17aを介して外部からデータを供給すること
もできる。
【0047】但し、BTモード時には、外部入出力端子
16a、17aが固定されているため、実際には、マイ
クロコンピュータ1がアドレスやデータの出力動作を行
うだけで、アドレスやデータが外部に出力されることは
ない。
【0048】OR回路20は、ROMダンプモード信号
S1とBTモード時のROMダンプモード信号BS1と
の論理和をとり、中央処理装置11に供給する。これに
より、ROMダンプモード時(BTモード時におけるも
のを含む)には、中央処理装置11は、ユーザROM1
2aのデータのダンプを行うようにマイクロコンピュー
タ1を制御する。
【0049】NOR回路21は、テストROM実行モー
ド信号S3とBTモード時のテストROM実行信号BS
2との否定論理和をとる。NOR回路21の出力信号
は、NOT回路22を介してAND回路23に、さらに
AND回路24に供給される。AND回路23、24
は、それぞれこれらの信号と前述したアドレスデコード
信号AD2、AD1との論理積をとる。これにより、R
OMダンプモード時(BTモード時におけるものを含
む)には、AND回路24から出力されるアドレス信号
UADが「1」となり、ユーザROM12aのアドレス
線がアクティブとなってユーザROM12aがアクセス
される。また、テストROM実行モード時(BTモード
時におけるものを含む)には、AND回路23から出力
されるアドレス信号TADが「1」となり、テストRO
M12bのアドレス線がアクティブとなってテストRO
M12bがアクセスされる。
【0050】なお、NOT回路22及びAND回路2
3、24は、それぞれテストROM12b、ユーザRO
M12aのアドレス線と同数だけ設けられ、それぞれに
ついて論理否定及び論理積をとる。
【0051】なお、マイクロコンピュータ1は、上記の
構成がすべて1つのチップ内に納められたものであり、
さらに、その動作電源を供給するための電源端子など他
の端子(図示せず)を備える。
【0052】次に、この実施の形態のマイクロコンピュ
ータ1のバーンインテストに用いるバーンインテスト装
置3について、図3のブロック図を参照して説明する。
【0053】図示するように、バーンインテスト装置3
は、恒温槽33と、この恒温槽33内に設けられた複数
の供試ボード31と、ヒータ32とで構成される。供試
ボード31は、複数のソケット(図示せず)を備えてお
り、これらのソケットにマイクロコンピュータ1が実装
される。そして、ヒータ32で恒温槽33を加熱して、
マイクロコンピュータ1のバーンインテストを行う。
【0054】ここで、マイクロコンピュータ1を供試ボ
ード31に実装したときには、マイクロコンピュータ1
のクロック入力端子11a及びリセット入力端子15a
を除く端子は、電源装置(図示せず)に接続され或いは
接地される。外部入出力端子16a、17aは接地され
る。このとき、マイクロコンピュータ1のモード設定端
子14a〜14cには、「0、1、0」の信号が供給さ
れる。供試ボード31に実装されたマイクロコンピュー
タ1のクロック入力端子11aには、クロック回路41
からクロック信号CLKが供給される。このクロック信
号CLKに従って、中央処理装置11は動作する。ま
た、モード切り替え端子15aには、リセットスイッチ
42が外部から操作されることによってリセット信号R
STが供給される。このリセット信号RSTは、前述し
たようにモード切り替え信号M1として用いられる。ま
た、マイクロコンピュータ1には、電源装置から電源端
子を介して動作用の電源が供給される。
【0055】以下、この実施の形態のマイクロコンピュ
ータ1のBTモード時における動作について、図4のタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0056】ここで、マイクロコンピュータ1は、バー
ンインテスト装置3に実装されており、モード設定端子
14a〜14cからモードデコーダ14に供給されてい
るモード設定信号は、「0、1、0」に固定されてい
る。これにより、表1に示すように、バーンインテスト
モード信号S2が「1」(ハイレベル)となっており、
他のモード信号S1、S3〜S8は「0」(ローレベ
ル)となっている。また、初期状態においては、モード
切り替え回路15のDフリップフロップ151の出力信
号端Qからの出力信号は「0」であり、BTモード時の
ROMダンプ信号BS1が「0」、BTモード時のテス
トROM実行信号BS2が「1」となっている。
【0057】リセットスイッチ42を操作して、リセッ
ト信号RSTをモード切り替え端子15aから入力する
ことにより、モード切り替え回路15のDフリップフロ
ップ151のクロック入力端Cからモード切り替え信号
M1を入力する。Dフリップフロップ151は、分周回
路を構成しており、モード切り替え信号M1の立ち上が
りタイミングt1で出力信号端Qから出力される出力信
号が反転して「1」になる。これにより、BTモード時
のROMダンプ信号BS1が「1」、BTモード時のテ
ストROM実行信号BS2が「0」となる。
【0058】このとき、NOR回路21の出力は「1」
であり、ハイレベルのアドレス信号UADがAND回路
24から出力され、ユーザROM12aのいずれかのア
ドレス線をアクティブにする。こうして、ユーザROM
12aがアクセスされる。また、OR回路20から中央
処理装置11に供給される信号は「0」(ローレベル)
となり、中央処理装置11は、アドレスデコーダ13が
デコードしたアドレスに従ってユーザROM12aに格
納されたユーザプログラム及びそのアドレスをデータバ
ス17及び外部入出力端子17a並びにアドレスバス1
6及び外部入出力端子16aを介してダンプする動作を
行う。これにより、ユーザROM12a内がアクセスさ
れ、バーンインテスト時に電気的ストレスが加えられる
こととなる。
【0059】次に、リセットスイッチ42を再び操作し
て、リセット信号RSTをモード切り替え端子15aか
ら入力することにより、モード切り替え回路15のDフ
リップフロップ151のクロック入力端Cにモード切り
替え信号M1を入力する。Dフリップフロップ151
は、分周回路を構成しており、モード切り替え信号M1
の立ち上がりタイミングt2で出力信号端Qから出力さ
れる出力信号が反転して「0」になる。これにより、B
Tモード時のROMダンプ信号BS1が「0」、BTモ
ード時のテストROM実行信号BS2が「1」となる。
【0060】このとき、NOR回路21の出力は0であ
り、ハイレベルのアドレス信号TADがAND回路23
から出力され、テストROM12bのいずれかのアドレ
ス線をアクティブにする。こうして、テストROM12
bがアクセスされ、中央処理装置11は、アドレスデコ
ーダ13でデコードされたテストROM12bのアドレ
スにアクセスする。また、OR回路20から中央処理装
置11に供給される信号は「1」(ハイレベル)とな
り、中央処理装置11はアドレスデコーダ13でデコー
ドされたテストROM12b中のアドレスに格納された
命令を順に実行していく。中央処理装置11がテストR
OM12bに記憶されたプログラムの命令を順次実行し
ていくことによって、マイクロコンピュータ1内の実質
的にすべての部分(ユーザROM12aを除く)が動作
させられる。
【0061】以上のバーンインテストが終了した後に、
BTモード時のものではない、通常のテストROM実行
モード及びROMダンプモード実行モードが実行され
る。マイクロコンピュータ1内に何らかの不良があった
場合には、バーンインテストによって熱的及び電気的ス
トレスが加えられたことによって、ユーザROM12a
及びテストROM12b内のデータが本来あるべきもの
と変わってしまっている。この通常のテストROM実行
モードでテストプログラムを実行させることにより、外
部入出力端子17aからデータが外部に出力される。こ
のデータを本来得られるべきデータと比較することによ
って、テストROM12bの初期不良を検出することが
できる。また、この通常のROMダンプモード実行モー
ドでダンプされたユーザROM12aの記憶内容を調べ
ることによって、ユーザROM12aの初期不良を検出
することができる。
【0062】以上説明したように、この実施の形態のマ
イクロコンピュータ1では、同一のバーンインテスト装
置を使用して、ユーザROM12aを含むマイクロコン
ピュータ1内の不良の検出が必要な部分を動作させるこ
とができる。すなわち、バーンインテスト時にユーザR
OM12aにも熱的及び電気的ストレスを加えることが
できる。しかも、マイクロコンピュータ1のリセット端
子(モード切り替え端子15a)及びクロック入力端子
11a以外の端子を固定することができるので、バーン
インテスト装置の構成を単純にすることができる。
【0063】しかも、バーンインテスト時におけるRO
MダンプモードとユーザROM実行モードとの切り替え
に、リセット信号RSTを使用している。このため、マ
イクロコンピュータ1にユーザROM12aへアクセス
するためのモードを設定するための端子を別に設ける必
要がない。従って、マイクロコンピュータ1の端子数
は、従来のマイクロコンピュータと同じにできるので、
マイクロコンピュータ1の製造コストがアップすること
がない。
【0064】また、バーンインテスト時におけるROM
ダンプモードとユーザROM実行モードとの切り替えに
リセット信号RSTを使用したことにより、従来と同じ
バーンインテスト装置でバーンインテストを行うことが
できる。さらに、バーンインテスト時におけるマイクロ
コンピュータ1の入力信号が増加しないので、マイクロ
コンピュータ1を高温で動作させても動作の不安定化を
生じることがない。
【0065】上記の実施の形態では、モード切り替え信
号M1にリセット信号RSTを用いていた。そして、D
フリップフロップ151を用いた分周回路を中心として
構成したモード切り替え回路15によって、バーンイン
テスト時にはリセット信号RSTの入力毎にROMダン
プモードとユーザROM実行モードとを切り替えてい
た。しかしながら、リセット信号RSTの入力毎にハイ
レベルとローレベルとが切り替わる信号を出力できるな
らば、モード切り替え回路15の構成は任意である。
【0066】上記の実施の形態では、バーンインテスト
モード時のユーザROM12aのアクセスをユーザRO
M12a内のデータをダンプするROMダンプモードと
することで実現していた。しかしながら、バーンインテ
スト時にユーザROM12a内のプログラムを実行する
ユーザモードでユーザROM12aにアクセスすること
も可能である。
【0067】上記の実施の形態では、BTモード時のR
OMダンプモードとテストROM実行モードとを切り替
えるために、リセット信号を用いていた。しかしなが
ら、このモードの切り替えのために、別の信号を使用し
てもよい。この場合、バーンインテスト時に外部からマ
イクロコンピュータに供給する信号の数は増えることと
なるが、同一のバーンインテスト装置にマイクロコンピ
ュータを実行したまま、ユーザROMとテストROMと
の両方へのアクセスが可能となる。
【0068】上記の実施の形態のマイクロコンピュータ
1では、ROM12は、ユーザROM12aとテストR
OM12bとに分けられていた。これに対し、ROM内
にユーザプログラムとテストプログラムとのいずれも記
憶していない領域があってもよい。このような領域の初
期不良は、上記のバーンインテストによって検出されな
いが、ユーザプログラムの実行によってアクセスされる
ことがないため、ユーザプログラムの実行時に問題が生
じることがない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一のバーンインテスト装置に実装したまま、マイクロ
コンピュータの不良の検出が必要な部分を動作させ、初
期不良を検出することができる。
【0070】さらに、バーンインテスト時のモード切り
替えをリセット信号によって行うことによって、マイク
ロコンピュータの端子数が増加せず、製造コストがアッ
プすることがない。また、従来より使用していたのと同
一のバーンインテスト装置を用いてバーンインテストを
行うことができる。さらには、バーンインテスト時に、
マイクロコンピュータへの入力信号の数が増加しないの
で、マイクロコンピュータの動作が不安定にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマイクロコンピュータの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマイクロコンピュータのモード切り替え
回路の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のマイクロコンピュータをバーンインテス
トするためのバーンインテスト装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施の形態のマイクロコンピュータを
バーンインテストするときの動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図5】従来例のマイクロコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 11 中央処理装置 11a クロック入力端子 12 ROM(Read Only Memory) 12a ユーザROM 12b テストROM 13 アドレスデコーダ 14 モードデコーダ 14a〜14c モード設定端子 15 モード切り替え回路 15a モード切り替え端子 16 アドレスバス 16a 外部入出力端子 17 データバス 17a 外部入出力端子 20 OR回路 21 NOR回路 22 NOT回路 23 AND回路 24 AND回路 3 バーンインテスト装置 31 供試ボード 32 ヒータ 33 恒温槽 41 クロック回路 42 リセットスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの使用に供するためのユーザプログ
    ラムを記憶したユーザプログラム記憶手段と、動作テス
    トを行うためのテストプログラムを記憶したテストプロ
    グラム記憶手段とを備えるマイクロコンピュータであっ
    て、 前記マイクロコンピュータのバーンインテスト時に、同
    一のバーンインテスト装置に前記マイクロコンピュータ
    を実装したまま、前記ユーザプログラム記憶手段へのア
    クセスと前記テストプログラム記憶手段へのアクセスと
    を切り替えることができる切り替え信号を入力する切り
    替え信号入力手段を有し、 前記切り替え信号入力手段からの前記切り替え信号の入
    力に応答して、前記ユーザプログラムへのアクセスと前
    記テストプログラム記憶手段へのアクセスとが切り替え
    られるように構成された、 ことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】テスト機能を有するマイクロコンピュータ
    であって、 ユーザの使用に供するためのユーザプログラムを記憶し
    たユーザプログラム記憶手段と、 前記テスト機能を実現するためのテストプログラムを記
    憶したテストプログラム記憶手段と、 前記マイクロコンピュータのバーンインテストを行うた
    めのテストモードを設定するテストモード設定手段と、 このテストモード設定手段に前記テストモードが設定さ
    れたときに、前記ユーザプログラム記憶手段にアクセス
    するためのユーザプログラムアクセスモードと前記テス
    トプログラム記憶手段に記憶された前記テストプログラ
    ムを実行するためのテストプログラム実行モードとを、
    外部から供給される切り替え信号によって切り替えるモ
    ード切り替え手段と、 このモード切り替え手段に前記ユーザプログラムアクセ
    スモードが設定されたときに、前記ユーザプログラム記
    憶手段内の記憶領域にアクセスするユーザプログラムア
    クセス手段と、 前記モード切り替え手段に前記テストプログラム実行モ
    ードが設定されたときに、前記テストプログラムを実行
    するテストプログラム実行手段と、 を備えることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】前記モード切り替え手段は、 前記切り替え信号の入力毎に出力状態が変化する分周手
    段を備え、 この分周手段の出力状態によって、前記ユーザプログラ
    ムアクセスモードと前記テストプログラム実行モードと
    を切り替える、 ことを特徴とする請求項2に記載のマイクロコンピュー
    タ。
  4. 【請求項4】前記ユーザプログラムアクセス手段は、 前記ユーザプログラム記憶手段内の記憶内容をダンプす
    る手段を備える、 ことを特徴とする請求項2または3に記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  5. 【請求項5】前記切り替え信号は、前記マイクロコンピ
    ュータのリセット信号である、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    のマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】ユーザの使用に供するためのユーザプログ
    ラムを記憶したユーザプログラム記憶手段と、動作テス
    トを行うためのテストプログラムを記憶したテストプロ
    グラム記憶手段とを備えるマイクロコンピュータのバー
    ンインテスト方法であって、 前記マイクロコンピュータをバーンインテストするため
    のバーンインテストモードを設定するバーンインテスト
    モード設定ステップと、 このバーンインテストモード設定ステップで前記バーン
    インテストモードが設定されたときに、外部から供給さ
    れたリセット信号に従って、前記ユーザプログラム記憶
    手段にアクセスするためのユーザプログラムアクセスモ
    ードと、前記テストプログラム記憶手段に記憶された前
    記テストプログラムを実行するためのテストプログラム
    実行モードとのいずれかに、動作モードを切り替える動
    作モード切替ステップと、 この動作モード切替ステップで動作モードが前記ユーザ
    プログラムアクセスモードに切り替えられたときに、前
    記ユーザプログラム記憶手段内の記憶領域にアクセスす
    るユーザプログラムアクセスステップと、 前記動作モード切替ステップで動作モードが前記テスト
    プログラム実行モードに切り替えられたときに、前記テ
    ストプログラム記憶手段に記憶された前記テストプログ
    ラムを実行するテストプログラム実行ステップと、を含
    み、 前記マイクロコンピュータのバーンインテストは、前記
    マイクロコンピュータを動作させるためのクロック信号
    を与えるクロック端子と前記リセット信号を与えるリセ
    ット端子以外の前記マイクロコンピュータの端子に印加
    する電位が固定されているバーンインテスト装置に前記
    マイクロコンピュータを実装することによって行う、 ことを特徴とするマイクロコンピュータのバーンインテ
    スト方法。
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