JP2002343097A - Ramテスト回路 - Google Patents

Ramテスト回路

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JP2002343097A
JP2002343097A JP2001150898A JP2001150898A JP2002343097A JP 2002343097 A JP2002343097 A JP 2002343097A JP 2001150898 A JP2001150898 A JP 2001150898A JP 2001150898 A JP2001150898 A JP 2001150898A JP 2002343097 A JP2002343097 A JP 2002343097A
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Hideaki Tomonaga
秀明 友永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マーチングテストに適したRAMテスト回路を
提供する。 【解決手段】RAM3からの読み出しデータは、次のク
ロックCLKの立ち上がりに同期してレジスタ4に取り
込まれる。データバスDBは比較器5に接続されてお
り、リードストローブRSのハイレベルへの変化に同期
してデータバスにRAM3からデータバスDBに読み出
されたデータとレジスタ4の格納しているデータとが異
なる場合には、フリップフロップ7に比較結果が不一致
であったことを示す“1”が取り込まれ、一致検出信号
IDがハイレベルに変化する。このように、読み出しデ
ータと1アドレス前の読み出しデータとを比較する構成
となっているので、予め全ビットに同一のデータを書き
込んでおくことにより両者の不一致として不良を検出す
るマーチングテストを効率よく実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はRAMテスト回路に
関し、特に、RAMをマイクロプロセッサとともにコン
ピュータシステムに組み込まれたRAMのテスト回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平4−74242号公報に
記載されたRAMテスト回路を含むコンピュータシステ
ムを示す図であり、(a)はブロック図で、(b)は動
作タイミング図で、(c)は不良検出の例を示す図であ
る。図5(a)の従来例のブロック図では、マイクロプ
ロセッサ51と、ROM52、RAM53と、RAM5
3に書き込んだデータを保持するレジスタ54と、RA
M53の読み出し時にデータバスDBに出力されたデー
タとレジスタ54の内容とが同じであるか否かを比較す
る比較器55と、比較器55の比較結果を保持するフリ
ップフロップ57と、バスステータスBSがROM52
からの命令フェッチであるときにはフリップフロップ5
7へのストローブ信号FSを抑止する制御回路56とか
ら構成されている。
【0003】RAM53のテスト時には、先ず、マイク
ロプロセッサ51は、RAM53に任意のデータの書き
込み動作を行う。これは、マイクロプロセッサ51がデ
ータを書き込むアドレスをアドレスバスABに、データ
をデータバスDBにそれぞれ出力し、ライトストローブ
信号WSを出力することにより行われる。レジスタ54
は、ライトストローブ信号WSが入力された時にデータ
バスDB上のデータを保持するものであり、マイクロプ
ロセッサ51がRAM53にデータを書き込むと同時に
そのデータがレジスタ54にも書き込まれる。次にフリ
ップフロップ57をマイクロプロセッサ51からのリセ
ット信号RESによりリセットする。
【0004】次にRAM53の読み出しを行う。マイク
ロプロセッサ51が読み出すRAM53のアドレスをア
ドレスバスABに出力し、リードストローブ信号RSを
出力することによりRAM53からデータバスDBに出
力されたデータをマイクロプロセッサ51が読み込む。
この時に同時に、比較器55ではレジスタ54とデータ
バスDBに出力されているデータとの比較が行われ、そ
の比較結果がフリップフロップ57に入力される。制御
回路56からのストローブ信号FSが入力されたとき
に、フリップフロップ57には比較器55からの出力が
セットされ、マイクロプロセッサ51に通知される。ス
トローブ信号FSはバスステータスBSがROMアクセ
ス以外の時に出力されたリードストローブ信号RSと同
じものである。
【0005】図5(b)の動作タイミング図を参照して
動作を説明する。クロックCLKの立ち上がりに同期し
てRAM53のアドレス(1)への書き込みデータW1
がマイクロプロセッサ51からデータバスDBに出力さ
れ、ライトストローブWSがアクティブのハイレベルと
なると、書き込みデータW1がRAM53のアドレス
(1)とレジスタ54とに書き込まれる。次のクロック
CLKの立ち上がりでリードストローブRSがアクティ
ブのハイレベルになると、データバスDBにはRAM5
3のアドレス(1)のデータが読み出しデータR1(D
B)として読みだされ、レジスタ54に保持されたアド
レス(1)への書き込みデータW1(DR)との一致を
比較し、一致するときにはフリップフロップ57の出力
の一致検出信号IDをローレベルとして出力する。同様
にしてRAM53のアドレス(2)以降についても繰り
返す。
【0006】RAM53のアドレス(3)に不具合があ
り、図5(c)のように、レジスタの保持データW3
(DR)とRAM53からデータバスDBに出力された
読み出しデータR3(DB)とが一致しない場合には、
フリップフロップ57の出力の一致検出信号IDは不一
致が発生したことを示すハイレベルとなる。このように
して、RAM3に書き込んだデータと読み出したデータ
の比較チェックが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5の従来例のRAM
テスト回路では、RAMのアドレスに書き込んだデータ
をレジスタに保持し、そのアドレスから読み出したデー
タがレジスタに保持されたデータと同一であることを比
較してチェックするので、RAMの1アドレス毎にデー
タを書き込んでから読み出しを行って判定するRAMテ
ストが可能である。
【0008】しかしながら、この従来例のRAMテスト
回路では、テスト対象アドレスに対してデータを書き込
み、その後に読み出して書き込みデータと読み出しデー
タとを比較する構成になっているため、RAMのセル不
良およびデコーダ不良の検出のための効率的なテストと
して広範に使用されているマーチングテスト、すなわ
ち、RAMのすべてのセルに“0”(またはすべてのセ
ルに“1”)を書き込んだ状態にしておき読み出してデ
ータが正しいかチェックをした後に反転データを書き込
む手順をアドレス順に全セルに対して行うテストには不
適当な構成となっていた。マーチングテストでは、読み
出しデータは全セルに共通に予め決められた期待値デー
タと比較するためである。
【0009】本発明の目的は、マーチングテストに適し
た構成を備え、且つ、不良が検出されたときに不良セル
のデータの収集が容易なRAMテスト回路を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明のR
AMテスト回路は、入力データを保持するレジスタと、
一致検出信号が第1のレベルのときにRAMから読み出
したデータを前記レジスタの入力データとして選択し前
記一致検出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの
出力データを前記レジスタの入力データとして選択する
セレクタと、前記RAMの次の読み出し時にデータバス
に出力されたデータと前記レジスタに保持されたデータ
との一致を比較する比較器と、前記比較器によって比較
した結果を保持するとともに比較結果が一致のときに前
記一致検出信号を前記第1のレベルとして出力し不一致
のときに前記第2のレベルとして出力するフリップフロ
ップとを備えて構成される。
【0011】第2の発明のRAMテスト回路は、入力デ
ータを保持するレジスタと、一致検出信号が第1のレベ
ルのときにRAMから読み出したデータを前記レジスタ
の入力データとして選択し前記一致検出信号が第2のレ
ベルのときに前記レジスタの出力データを前記レジスタ
の入力データとして選択する第1のセレクタと、前記レ
ジスタの出力データの各ビットを反転して出力するビッ
ト反転回路と、前記レジスタの出力と前記ビット反転回
路の出力とを入力し第1のテストモードでは前記レジス
タの出力を選択し第2のテストモードでは前記ビット反
転回路の出力を選択して出力する第2のセレクタと、前
記RAMの次の読み出し時にデータバスに出力されたデ
ータと前記第2のセレクタからの出力データとの一致を
比較する比較器と、前記比較器によって比較した結果を
保持するとともに比較結果が一致のときに前記一致検出
信号を前記第1のレベルとして出力し不一致のときに前
記第2のレベルとして出力するフリップフロップとを備
えて構成される。
【0012】第3の発明のRAMテスト回路は、第1の
テストモードで入力データを保持する第1のレジスタ
と、一致検出信号が第1のレベルのときにRAMから読
み出したデータを前記第1のレジスタの入力データとし
て選択し前記一致検出信号が第2のレベルのときに前記
第1のレジスタの出力データを前記第1のレジスタの入
力データとして選択する第1のセレクタと、第2のテス
トモードでRAMへ書き込んだデータを保持する第2の
レジスタと、前記第1のレジスタの出力と前記第2のレ
ジスタの出力とを入力し前記第1のテストモードでは前
記第1のレジスタの出力を選択し前記第2のテストモー
ドでは前記第2のレジスタの出力を選択して出力する第
2のセレクタと、前記RAMの次の読み出し時にデータ
バスに出力されたデータと前記第2のセレクタの出力デ
ータとの一致を比較する比較器と、前記比較器によって
比較した結果を保持するとともに比較結果が一致のとき
に前記一致検出信号を前記第1のレベルとして出力し不
一致のときに前記第2のレベルとして出力するフリップ
フロップとを備えて構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明のRAMテ
スト回路を共有バスを持つマイクロコンピュータシステ
ムに適用した第1実施形態のブロック図である。図1
(a)において、マイクロプロセッサ1は、RAMテス
トの全体の動作を制御する。マイクロプロセッサ1は、
データバスDB、アドレスバスABが接続され、また、
原ライトストローブ信号WS0、原リードストローブ信
号RS0、バスステータスBSを出力する。RAMテス
トを実行するテストモードでは、原ライトストローブ信
号WS0および原リードストローブ信号RS0は遅延付
加回路9によりそれぞれに所定時間の遅れであるところ
の遅延値Tdだけ遅延され、ライトストローブWSおよ
びリードストローブRSとしてROM2,RAM3およ
びRAMテスト回路に供給される。
【0014】ROM2は、アドレスバスABの出力がR
OM2のアドレスを示しリードストローブ信号RSがア
クティブレベル(ハイレベルとして説明する)のとき
に、データバスDBにROM内部の該当アドレスに記録
されたデータを出力する。RAM3は、アドレスバスA
Bの出力がRAM3のアドレスを示しリードストローブ
信号RSがアクティブレベルのときに、データバスDB
にRAM内部の該当アドレスのデータを出力する。ま
た、RAM3は、アドレスバスABの出力がRAM3の
アドレスを示しライトストローブ信号WSがアクティブ
レベル(ハイレベルとして説明する)のときに、データ
バスDB上のデータをRAM内部の該当アドレスに書き
込む。
【0015】RAMテスト回路は、レジスタ4と、比較
器5と、制御回路6と、フリップフロップ7と、セレク
タ8とを備えている。制御回路6は、バスステータスB
SがROM2からの命令フェッチ以外の状態であり、且
つリードストローブ信号がアクティブレベルであるとき
に、イネーブル信号EBLをアクティブレベル(ハイレ
ベルとして説明する)にして出力する。レジスタ4は、
イネーブル信号EBLがアクティブレベルのときにセレ
クタ8からの出力データをクロックCLKの所定の変化
(立ち上がり変化として説明する)に同期して取り込
む。レジスタ4の出力は比較器5の入力およびセレクタ
8の入力となる。セレクタ8は、フリップフロップ7の
出力である一致検出信号IDのレベルにしたがって、レ
ジスタ4の出力データとデータバスDB上のデータとの
うちの一方を選択してレジスタ4へ出力する。すなわ
ち、一致検出信号IDが第1のレベルであるローレベル
のときにデータバスDB上のデータを選択し、第2のレ
ベルであるハイレベルのときにレジスタ4の出力データ
を選択してレジスタ4への出力とする。比較器5は、レ
ジスタ4の出力データとデータバスDB上のデータとを
比較し、比較結果をフリップフロップ7へ出力する。フ
リップフロップ7はRAMテスト開始時にマイクロプロ
セッサ1からのリセット信号RESによりリセットさ
れ、イネーブル信号EBLがアクティブレベルのときに
比較器5からの比較結果をクロックCLKの所定の変化
(立ち上がり変化として説明する)に同期して取り込
み、比較結果が一致であったときには一致検出信号ID
をローレベルとして出力し、比較結果が不一致であった
ときには一致検出信号IDをハイレベルとして出力す
る。
【0016】次に、図1(a)のRAMテスト回路の動
作について説明する。マイクロプロセッサ1よりRAM
3への書き込みの場合には、ライトストローブ信号WS
がアクティブレベルのときにアドレスバスABのアドレ
スデータにより書き込み先アドレスを決定し、データバ
スDB上のデータを書き込む。RAM3の書き込み時に
はイネーブル信号EBLがインアクティブのローレベル
であるため、レジスタ4およびフリップフロップ7のい
ずれの内容も更新されない。マイクロプロセッサ1の読
み込み時には、リードストローブ信号RSがROM2お
よびRAM3に入力されており、アドレスバスABのア
ドレスデータにしたがってROM2またはRAM3から
読み出されたデータがデータバスDBに出力される。
【0017】一致検出信号IDがローレベルであれば、
バスステータスBSが命令フェッチ以外の状態であると
きに読み出されたデータ、すなわちRAM3からの読み
出しデータは、次のクロックCLKの立ち上がりに同期
してレジスタ4に取り込まれる。データバスDBは比較
器5にも接続されており、リードストローブRSのハイ
レベルへの変化に同期してRAM3からデータバスDB
に読み出されたデータと、レジスタ4に保持しているデ
ータとが異なる場合には、フリップフロップ7に比較結
果が不一致であったことを示す“1”が取り込まれ、一
致検出信号IDがハイレベルに変化する。一致検出信号
IDのハイレベルへの変化によりセレクタ8の入力選択
が切り替わってレジスタ4の出力データをレジスタ4自
身の入力に供給するようになるので、以後は、レジスタ
4の内容は固定され、更新されることはない。一致検出
信号IDはマイクロプロセッサ1へも入力され、不一致
の発生を通知する。不一致の発生以後は、レジスタ4に
不良データが保持されているので、マイクロプロセッサ
1は、不一致発生時にテスト中のアドレスを内部レジス
タに記憶しておき、レジスタ4に記憶された不良データ
とあわせて解析することにより、RAM3のどのアドレ
スのビットが不良であったかを容易に知ることができ
る。
【0018】図1(b)の動作タイミング図により本発
明の第1実施形態の動作をマーチングテストに即してよ
り具体的に説明する。RAM3は8ビット出力のRAM
であり、マーチングテストを開始するにあたってRAM
3のすべてのビットには予め“0”が書き込まれている
ものとし、また、レジスタ4の保持データR0(DR)
は期待値として(00000000)に初期化されてい
るとする。
【0019】クロックCLKの立ち上がりから遅延時間
Tdだけ遅れてリードストローブ信号RSがアクティブ
のハイレベルになり、RAM3のアドレス(1)に記憶
されたデータR1がデータバスDBへ出力される。デー
タバスDB上のデータR1(DB)は、比較器5により
レジスタ4の保持データR0(DR)と比較されるとと
もに次のクロックCLKの立ち上がりに同期してレジス
タ4に取り込まれて保持データがR1(DR)に更新さ
れる。また、クロックCLKの同じ立ち上がりタイミン
グで比較器の比較結果がフリップフロップ7に取り込ま
れる。比較結果が一致であった場合には一致検出信号は
インアクティブのローレベルのまま維持される。
【0020】遅延時間Tdは、レジスタ4およびフリッ
プフロップ7に正しくデータを取り込むに必要なデータ
ホールド時間以上に設定される。定常的に遅延時間Td
を付加するようにしてもよいが、図1(c)のように、
テスト信号TSTによりテストモードのときにのみ遅延
時間Tdを付加するように遅延付加回路9を構成しても
よい。また、テスト信号TSTは、外部から入力しても
よいが、マイクロプロセッサ1から供給されるように構
成してもよく、または、遅延付加回路9がマイクロプロ
セッサ1に内蔵される構成であってもよい。
【0021】クロックCLKの立ち上がりから遅延時間
Tdだけ遅れてリードストローブ信号RSがインアクテ
ィブのローレベルになり、ライトストローブ信号WSが
アクティブのハイレベルになってRAM3のライト動作
に移り、RAM3のアドレス(1)には、それまで記憶
されていたデータ(00000000)の反転データ
(11111111)が書き込みデータW1として書き
込まれる。なお、ライト時にはデータバスには書き込み
データW1が出力されているが、レジスタ4の保持デー
タDRとの比較結果はイネーブル信号EBLがインアク
ティブにあるため無効とされてレジスタ4の更新は行わ
れない。
【0022】同様にして、リードストローブ信号RSの
ハイレベルへの変化に同期してRAM3のアドレス
(2)に記憶されたデータR2がデータバスDBへ出力
され、データバスDB上のデータR2(DB)と先にレ
ジスタ4に取り込まれて保持されている保持データR1
(DR)とが比較器5により比較されるとともに次のク
ロックCLKの立ち上がりに同期してデータR2(D
B)がレジスタ4に取り込まれて新たな保持データR2
(DR)となり、また、クロックCLKの同じ立ち上が
りタイミングで比較器の比較結果がフリップフロップ7
に取り込まれる。比較結果が一致である限り一致検出信
号IDはインアクティブのローレベルのまま維持され、
RAMのアドレス昇順または降順にマーチングテストが
実行される。RAM3に不良ビットがなく、一致検出信
号IDがローレベルのままテストが終了したときにはR
AM3の全ビットがテスト前の状態と反対の“1”とな
っており、先のテストとは反対の論理値のデータに対す
るマーチングテストに連続して移行することができる。
【0023】読み出しデータがフェイルデータの場合に
は比較結果がフェイルとなりフリップフロップ7の状態
を変化させる。例えば、RAM3のアドレス(3)に対
応するビットに不良が存在し、図1(d)に示すように
データバスDBに読み出したデータR3(DB)が本来
の(00000000)ではなく(00100000)
であったとする。データバスDB上のデータR3(D
B)はレジスタ4の保持データR2(DR)と比較され
るので不一致となり、フリップフロップ7が“1”状態
となり一致検出信号IDがハイレベルとなる。レジスタ
4の保持データの更新はこの段階では続行されるので、
保持データはR3(DR)になるが、以後は一致検出信
号IDがハイレベルに変化したことによりセレクタ8の
選択が切り替えられ、フリップフロップ7は不良データ
(00100000)を保持する。
【0024】このように、本実施形態は、読み出しデー
タと1アドレス前の読み出しデータとを比較する構成と
なっているので、予め全ビットに同一のデータを書き込
んでおくことにより両者の不一致としてRAM3のセル
不良またはデコーダ不良を検出するマーチングテストを
効率よく実行でき、また、不一致が検出されたときに
は、不良データがレジスタ4に保存されているので、不
良ビットの解析が容易にできるという利点を有してい
る。
【0025】図2は、本発明の第2実施形態のブロック
図である。第2実施形態が図1(a)の第1実施形態と
異なる点は、レジスタ4と比較器5との間にビット反転
回路21と第2のセレクタであるところのセレクタ22
を設けた点である。テストモード選択信号TMDによ
り、レジスタ4の出力データまたはその反転データのい
ずれか一方を選択して比較器5の一方の入力として供給
することができる。この構成により、マーチングテスト
に加えて、市松模様に“0”と“1”を交互に書き込ん
だ後に読み出して隣接セルとの短絡や干渉による不良を
検出するチェッカーボードテストを効率的に実行するこ
とが可能となる。第1のテストモードであるところのマ
ーチングテストのときにセレクタ22がレジスタ4の出
力データを選択するようにテストモード信号TMDを設
定し、第2のテストモードであるところのチェッカーボ
ードテストのときにセレクタ22がビット反転回路21
の出力データを選択するようにテストモード信号TMD
を設定する。テストモード信号TSTは、外部から入力
してもよいが、マイクロプロセッサから供給されるよう
に構成してもよい。
【0026】図3は、本発明の第3実施形態のブロック
図である。第3実施形態が図1(a)の第1実施形態と
異なる点は、ライトストローブ信号WSのアクティブレ
ベルへの変化に同期してデータバスDB上のデータを取
り込む第2のレジスタであるところのレジスタ31を追
加し、また、第1のレジスタであるところのレジスタ4
と比較器5との間に、テストモード選択信号TMDによ
りレジスタ4の出力データまたはレジスタ31の出力デ
ータのいずれか一方を選択して比較器5の一方の入力と
して供給する第2のセレクタであるところのセレクタ3
2を追加して設けた点である。この構成により、マーチ
ングテストに加えて、図5の従来例と同様な1アドレス
毎にデータを書き込んでから読み出しを行って判定する
RAMテストを実行することが可能となる。第1のテス
トモードであるところのマーチングテストのときにセレ
クタ32がレジスタ4の出力データを選択するようにテ
ストモード信号TMDを設定し、第2のテストモードで
あるところの図5の従来例と同様な1アドレス毎の書き
込み読み出しテストを行うときにはセレクタ32がレジ
スタ31の出力データを選択するようにテストモード信
号TMDを設定する。この実施形態においてもテストモ
ード信号TSTは外部からまたはマイクロプロセッサ1
からの何れから供給されるように構成してもよい。
【0027】図4は、図1の第1実施形態における別の
実施例のブロック図である。この実施例での第1の変更
点は、データバスDBがマイクロプロセッサ1からの出
力専用であり、命令コードであるROMの出力ROOと
データであるRAMの出力RAOとレジスタ4の保持デ
ータDRの中からひとつが、データパス用セレクタ41
の選択信号SELによりマイクロプロセッサ1への入力
データとして選択される構成となっている点である。こ
れに伴い、レジスタ4をリードストローブ信号RSで取
り込み可能状態となるように変更してもよい。第2の変
更点は、制御回路6がリードストローブ信号RSとアド
レスバスABのアドレスからRAMの読み出しを検出し
てフリップフロップ7のイネーブル信号EBLを生成す
る点である。さらに第3の変更点として、フリップフロ
ップ7の入力端にOR回路を付加し、フリップフロップ
7が一度“1”に更新されればフリップフロップ7がリ
セット信号RESによりリセットされるまで“1”が保
持されるように構成されている。これらの変更点は、そ
れぞれが独立に適用でき、また、第1実施形態のみなら
ず第2実施形態、第3実施形態にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明を適用することに
より、マーチングテストに適した構成で且つ不良が検出
されたときに不良セルのデータの収集が容易なRAMテ
スト回路を供することが可能となる。すなわち、本発明
では、読み出しデータと1アドレス前の読み出しデータ
とを比較する構成となっているので、予め全ビットに同
一のデータを書き込んでおくことにより両者の不一致と
してRAMのセル不良またはデコーダ不良を検出するマ
ーチングテストを効率よく実行でき、また、不一致が検
出されたときには、不良データがレジスタに保存されて
いるので、不良ビットの解析が容易にできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRAMテスト回路の第1実施形態を説
明する図である。
【図2】本発明の第2実施形態のブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態のブロック図である。
【図4】第1実施形態における別の実施例のブロック図
である。
【図5】RAMテスト回路の従来例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 ROM 3 RAM 4,31 レジスタ 5 比較器 6 制御回路 7 フリップフロップ 8,22,32 セレクタ 9 遅延付加回路 21 ビット反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 D Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AC03 AE14 AK07 AL09 5B018 GA03 HA01 JA12 JA21 NA01 QA13 5B048 AA19 CC02 DD05 FF01 5L106 DD00 DD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを保持するレジスタと、 一致検出信号が第1のレベルのときにRAMから読み出
    したデータを前記レジスタの入力データとして選択し前
    記一致検出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの
    出力データを前記レジスタの入力データとして選択する
    セレクタと、 前記RAMの次の読み出し時にデータバスに出力された
    データと前記レジスタに保持されたデータとの一致を比
    較する比較器と、 前記比較器によって比較した結果を保持するとともに比
    較結果が一致のときに前記一致検出信号を前記第1のレ
    ベルとして出力し不一致のときに前記第2のレベルとし
    て出力するフリップフロップとを備えることを特徴とす
    るRAMテスト回路。
  2. 【請求項2】 テストモードで、マイクロプロセッサの
    RAM読み出し期間にクロックの所定の変化に同期して
    入力データを取り込み保持するレジスタと、 一致検出信号が第1のレベルのときにデータバスのデー
    タを前記レジスタの入力データとして選択し前記一致検
    出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの出力デー
    タを前記レジスタの入力データとして選択するセレクタ
    と、 前記クロックの所定の変化より所定時間遅れて変化する
    リードストローブに同期して前記RAMから前記データ
    バスに読み出されるデータと前記レジスタに保持された
    データとの一致を比較する比較器と、 クロックの次の所定の変化に同期して前記比較器の出力
    を取り込み該出力が一致を示す信号レベルであるときに
    は前記一致検出信号を前記第1のレベルとして出力し不
    一致を示す信号レベルであるときには前記第2のレベル
    として出力するフリップフロップとを備えることを特徴
    とするRAMテスト回路。
  3. 【請求項3】 入力データを保持するレジスタと、 一致検出信号が第1のレベルのときにRAMから読み出
    したデータを前記レジスタの入力データとして選択し前
    記一致検出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの
    出力データを前記レジスタの入力データとして選択する
    第1のセレクタと、 前記レジスタの出力データの各ビットを反転して出力す
    るビット反転回路と、 前記レジスタの出力と前記ビット反転回路の出力とを入
    力し第1のテストモードでは前記レジスタの出力を選択
    し第2のテストモードでは前記ビット反転回路の出力を
    選択して出力する第2のセレクタと、 前記RAMの次の読み出し時にデータバスに出力された
    データと前記第2のセレクタからの出力データとの一致
    を比較する比較器と、 前記比較器によって比較した結果を保持するとともに比
    較結果が一致のときに前記一致検出信号を前記第1のレ
    ベルとして出力し不一致のときに前記第2のレベルとし
    て出力するフリップフロップとを備えることを特徴とす
    るRAMテスト回路。
  4. 【請求項4】 第1のテストモードおよび第2のテスト
    モードで、マイクロプロセッサのRAM読み出し期間に
    クロックの所定の変化に同期して入力データを取り込み
    保持するレジスタと、 一致検出信号が第1のレベルのときにデータバスのデー
    タを前記レジスタの入力データとして選択し前記一致検
    出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの出力デー
    タを前記レジスタの入力データとして選択する第1のセ
    レクタと、 前記レジスタの出力データの各ビットを反転して出力す
    るビット反転回路と、 前記レジスタの出力と前記ビット反転回路の出力とを入
    力し前記第1のテストモードでは前記レジスタの出力を
    選択し前記第2のテストモードでは前記ビット反転回路
    の出力を選択して出力する第2のセレクタと、 前記クロックの所定の変化より所定時間遅れて変化する
    リードストローブに同期して前記RAMから前記データ
    バスに読み出されるデータと前記第2のセレクタの出力
    データとの一致を比較する比較器と、 クロックの次の所定の変化に同期して前記比較器の出力
    を取り込み該出力が一致を示す信号レベルであるときに
    は前記一致検出信号を前記第1のレベルとして出力し不
    一致を示す信号レベルであるときには前記第2のレベル
    として出力するフリップフロップとを備えることを特徴
    とするRAMテスト回路。
  5. 【請求項5】 第1のテストモードで入力データを保持
    する第1のレジスタと、 一致検出信号が第1のレベルのときにRAMから読み出
    したデータを前記第1のレジスタの入力データとして選
    択し前記一致検出信号が第2のレベルのときに前記第1
    のレジスタの出力データを前記第1のレジスタの入力デ
    ータとして選択する第1のセレクタと、 第2のテストモードでRAMへ書き込んだデータを保持
    する第2のレジスタと、 前記第1のレジスタの出力と前記第2のレジスタの出力
    とを入力し前記第1のテストモードでは前記第1のレジ
    スタの出力を選択し前記第2のテストモードでは前記第
    2のレジスタの出力を選択して出力する第2のセレクタ
    と、 前記RAMの次の読み出し時にデータバスに出力された
    データと前記第2のセレクタの出力データとの一致を比
    較する比較器と、 前記比較器によって比較した結果を保持するとともに比
    較結果が一致のときに前記一致検出信号を前記第1のレ
    ベルとして出力し不一致のときに前記第2のレベルとし
    て出力するフリップフロップとを備えることを特徴とす
    るRAMテスト回路。
  6. 【請求項6】 第1のテストモードで、マイクロプロセ
    ッサのRAM読み出し期間にクロックの所定の変化に同
    期して入力データを取り込み保持する第1のレジスタ
    と、 一致検出信号が第1のレベルのときにデータバスのデー
    タを前記第1のレジスタの入力データとして選択し前記
    一致検出信号が第2のレベルのときに前記レジスタの出
    力データを前記レジスタの入力データとして選択する第
    1のセレクタと、 第2のテストモードで、マイクロプロセッサからRAM
    への書き込み期間にクロックの所定の変化より所定時間
    遅れて変化するライトストローブに同期してデータバス
    のデータを取り込み保持する第2のレジスタと、 前記第1のレジスタの出力と前記第2のレジスタの出力
    とを入力し前記第1のテストモードでは前記第1のレジ
    スタの出力を選択し前記第2のテストモードでは前記第
    2のレジスタの出力を選択して出力する第2のセレクタ
    と、 クロックの所定の変化より前記所定時間遅れて変化する
    リードストローブに同期して前記RAMから前記データ
    バスに読み出されるデータと前記第2のセレクタの出力
    データとの一致を比較する比較器と、 クロックの次の所定の変化に同期して前記比較器の出力
    を取り込み該出力が一致を示す信号レベルであるときに
    は前記一致検出信号を前記第1のレベルとして出力し不
    一致を示す信号レベルであるときには前記第2のレベル
    として出力するフリップフロップとを備えることを特徴
    とするRAMテスト回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146487A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Renesas Technology Corp 半導体集積回路
JP2010225239A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Corp 半導体集積回路およびメモリの機能検証方法
JP2012164414A (ja) * 2006-12-15 2012-08-30 Qualcomm Inc メモリを試験する方法及びデバイス

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