JP2001133516A - 半導体テスト回路 - Google Patents

半導体テスト回路

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JP2001133516A
JP2001133516A JP31062699A JP31062699A JP2001133516A JP 2001133516 A JP2001133516 A JP 2001133516A JP 31062699 A JP31062699 A JP 31062699A JP 31062699 A JP31062699 A JP 31062699A JP 2001133516 A JP2001133516 A JP 2001133516A
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mask
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JP31062699A
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Yasuyuki Hori
泰之 堀
Masashi Masuda
雅士 増田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体テスト回路において、空きビットのあ
るレジスタに対する試験結果の解析を容易にすること。
また、フラグ機能を有するレジスタに対して動作試験を
おこなうこと。 【解決手段】 期待値データとリードデータとの比較、
判定結果をマスクするマスク器46、および期待値デー
タの一部または全部を反転する反転器44を設ける。マ
スク器46により、マスク対象のビットに対する判定結
果を無条件に「一致」とすることによって、アクセスす
るデータの空きビットに起因する疑似エラーの発生を防
ぐ。反転器44により期待値データの一部または全部を
反転させたデータと、リードデータとの比較をおこなう
ことによって、ライトデータの一部または全部を書き換
えるような機能を有するレジスタに対して動作試験をお
こなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体テスト回路
に関する。近年、IC(半導体集積回路)はますます高
集積化されてきている。また、回路構成もさらに複雑に
なってきている。そのため、ICの試験に要する時間が
以前よりも長くなっている。また、試験結果の解析時間
も長時間化している。試験時間および解析時間を短縮化
するためには、試験をより効率的に実施することができ
るように構成された半導体テスト回路を開発する必要が
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップのテストは、外部に
テスタを接続しておこなわれる。テスタは、ICチップ
への入力データを生成する。その入力データはICチッ
プに入力される。ICチップは、その入力データに応じ
た出力データを生成する。
【0003】テスタは、ICチップから返された出力デ
ータと期待値データとを、テスタに内蔵された比較回路
により比較する。両データが一致すればそのICチップ
は良品であり、一致しなければ不良品である。
【0004】近時、ICの高速化に伴い、ICチップの
動作周波数がテスタの動作周波数よりも大きい場合があ
る。このようなICの中には、試験時間が長時間化を抑
制するため、チップ内に比較回路を有するものがある。
ICの出力データと期待値データとの比較、判定は、そ
の比較回路においておこなわれる。
【0005】また、試験時間をできるだけ短くするた
め、ICチップ内のCPU(中央処理装置)を介さず
に、テスタとICチップ内の試験対象回路との間で直接
データのやり取りをおこなう構成のICもある。
【0006】図7は、従来の、比較回路を内蔵した半導
体テスト回路の構成を示すブロック図である。ICチッ
プ1は、比較回路11、複数の機能回路(A、B)1
2,13およびCPU14により構成されている。IC
チップ1の外部にはテスタ2が接続される。テスタ2は
メモリ21を内蔵している。
【0007】比較回路11、複数の機能回路12,1
3、CPU14およびテスタ2は、内部または外部のデ
ータバスおよびアドレスバスにより相互に接続されてい
る。テスタ2は比較回路11、複数の機能回路12,1
3およびCPU14にリード/ライト信号(R/W)を
供給する。比較回路11はメモリ21に判定結果を出力
する。
【0008】図8は、図7に示す比較回路11の構成を
示すブロック図である。比較回路11は、期待値レジス
タ15および比較器16により構成されている。期待値
レジスタ15および比較器16はそれぞれデータバスに
接続されている。
【0009】期待値レジスタ15にはリード/ライト信
号(R/W)が供給される。期待値レジスタ15は比較
器16に期待値データを供給する。比較器16は期待値
データと出力データとの比較、判定結果を出力する。
【0010】テストが開始されると、テスタ2は入力デ
ータを生成し、それをICチップ1へ供給する。ICチ
ップ1においては、その入力データは、CPU14を介
さずに、試験対象回路であるたとえば機能回路A12に
直接供給される。機能回路A12の出力データは比較器
16に供給される。
【0011】また、テスタ2は、入力データに応じた期
待値データを生成し、それをICチップ1へ供給する。
ICチップ1では、その期待値データは期待値レジスタ
15に格納される。期待値レジスタ15は、リード/ラ
イト信号(R/W)に基づいて所定のタイミングで比較
器16に期待値データを供給する。
【0012】比較器16は、出力データと期待値データ
とを比較し、その判定結果をテスタ2に出力する。ま
た、機能回路A12の出力データはテスタ2にも供給さ
れる。判定結果と出力データはメモリ21に格納され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体テスト回路では、以下のような問題点が
ある。すなわち、アクセスするデータの単位がたとえば
32ビット、16ビットまたは8ビットである場合、ア
クセスするレジスタに空きビットがあると、試験対象回
路が正常であっても、判定結果が「不一致」になること
がある。
【0014】このような疑似エラーが発生する原因は、
比較対象ビットについては出力データと期待値データと
が一致していても、空きビットの値が不定であるからで
ある。したがって、判定結果が「不一致」の場合、それ
が空きビットに起因する疑似エラーであるのか、あるい
は本当に一致していないのかを解析する必要がある。
【0015】また、たとえばフラグ機能を有するレジス
タの場合、データの一部が反転されてレジスタに書き込
まれるため、その書き込まれたデータは、レジスタにラ
イトアクセスしたときのデータと異なってしまう。その
ため、動作試験をおこなうことができない。
【0016】また、試験対象回路の動作終了タイミング
が不規則である場合、出力データの出力タイミングが一
定でないため、出力データと期待値データとの比較、判
定をおこなうことは困難である。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、従来実施困難であった動作試験をおこなう
ことができ、また試験結果の解析を容易におこなうこと
ができる半導体テスト回路を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、期待値データとリードデータとの比
較、判定結果をマスクするマスク器を設け、そのマスク
器により、マスク対象のビットに対する判定結果を無条
件に「一致」とするものである。この発明によれば、ア
クセスするデータの空きビットをマスク対象のビットに
設定することによって、空きビットに起因する疑似エラ
ーの発生を防ぐことができる。したがって、試験結果の
解析が容易となる。
【0019】また、上記目的を達成するため、第2の発
明は、期待値データの一部または全部を反転する反転器
を設け、その反転器により、期待値データの、反転対象
のビットのデータを反転させたデータと、リードデータ
との比較をおこなうものである。この発明によれば、レ
ジスタがライトデータの一部または全部を書き換えるよ
うな機能を有する場合、その書き換えの機能によるライ
トデータの書き換えに対応して期待値データが反転され
るので、動作試験をおこなうことができる。
【0020】また、上記目的を達成するため、第3の発
明は、試験対象回路(機能回路)の動作終了時に、その
試験対象回路(機能回路)から出力される動作終了信号
を検出することによって、リードデータと期待値データ
との比較をおこなうものである。この発明によれば、動
作終了が不定期な動作の試験を容易におこなうことがで
きる。また、試験結果の解析が容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にか
かる半導体テスト回路について図面を参照しつつ詳細に
説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1にかかる半導体テスト回路の構成を示すブロック
図である。ICチップ3は、比較回路4、複数の機能回
路(A、B)31,32およびCPU33を備えてい
る。ICチップ3の外部にはテスタ2が接続される。テ
スタ2はメモリ21を内蔵している。テスタ2には、試
験結果を解析するためのコンピュータ5が接続される。
【0023】比較回路4、複数の機能回路31,32、
CPU33およびテスタ2は、内部または外部のデータ
バスおよびアドレスバスにより相互に接続されている。
テスタ2は比較回路4、複数の機能回路31,32およ
びCPU33にリード/ライト信号(R/W)を供給す
る。また、テスタ2は比較回路4に制御信号を供給す
る。比較回路4はメモリ21に判定結果を出力する。
【0024】図2は、図1に示す比較回路4の構成を示
すブロック図である。比較回路4は、アドレスデコーダ
41、期待値レジスタ42、反転/マスクレジスタ4
3、反転器44、比較器45、マスク器46および判定
結果レジスタ47を備えている。
【0025】アドレスデコーダ41はアドレスバスに接
続されている。アドレスデコーダ41は反転/マスクレ
ジスタ43に接続している。反転/マスクレジスタ43
はデータバスに接続されている。反転/マスクレジスタ
43は反転器44およびマスク器46に接続している。
【0026】期待値レジスタ42はデータバスに接続さ
れている。期待値レジスタ42にはリード/ライト信号
(R/W)が供給される。期待値レジスタ42は反転器
44に接続している。反転器44には制御信号が供給さ
れる。反転器44は比較器45に接続している。
【0027】比較器45はデータバスに接続されてい
る。比較器45はマスク器46に接続している。マスク
器46には制御信号が供給される。マスク器46は判定
結果レジスタ47に接続している。判定結果レジスタ4
7は判定結果を出力する。
【0028】反転器44は、たとえば、期待値レジスタ
42から供給される期待値データの値を反転させるイン
バータにより構成される。また、マスク器46はアンド
回路で構成される。そのアンド回路46の一方の入力信
号は、比較器45から出力される比較結果に対応した信
号である。アンド回路46のもう一方の入力信号は、反
転/マスクレジスタ43から供給されるマスクデータで
ある。マスクデータの値は、マスク器46が有効とされ
る時は「0」であり、無効とされる時は「1」である。
【0029】つぎに実施の形態1の作用について説明す
る。動作試験が開始されると、テスタ2により、ICチ
ップ3内の機能回路A31のレジスタに対してライトア
クセスがおこなわれる。それと同時に、期待値レジスタ
42にライトデータが書き込まれる。
【0030】続いて、マスクデータまたは反転データが
反転/マスクレジスタ43に書き込まれる。マスクデー
タまたは反転データは反転/マスクレジスタ43により
保持される。保持されたマスクデータまたは反転データ
は、ライト信号の検出により書き換えられる。
【0031】また、マスクをおこなうか、期待値データ
を反転させるかを選択するための制御信号がテスタ2か
ら反転器44およびマスク器46に供給される。この制
御信号により、期待値データを反転させる反転器44の
機能の有効/無効が切り替えられる。また、同じ制御信
号により、比較器45による比較、判定結果をマスクす
るマスク器46の機能の有効/無効が切り替えられる。
【0032】期待値データを反転させたり、判定結果を
マスクしたりする必要がない場合には、反転器44およ
びマスク器46の両機能はともに無効となる。なお、反
転器44とマスク器46が同時に有効になることはな
い。反転器44およびマスク器46の有効/無効を切り
替える制御信号は比較回路4内で保持される。そして、
この制御信号はライト信号の検出により書き換えられ
る。
【0033】続いて、テスタ2により、機能回路A31
のレジスタに対してリードアクセスがおこなわれる。そ
の際、反転器44の反転機能が有効になっていれば、期
待値レジスタ42に格納された期待値データ(すなわ
ち、ライトデータ)のうち、反転/マスクレジスタ43
に格納された反転データに対応するビットのデータは、
反転器44により反転される。
【0034】そして、機能回路A31のレジスタから読
み出されたリードデータと期待値データ(すなわち、ラ
イトデータ)との比較、判定が比較器45によりおこな
われる。判定結果は、マスク器46が無効であるため、
そのまま判定結果レジスタ47に格納される。
【0035】一方、リードアクセス時に、マスク器46
のマスク機能が有効になっている場合には、期待値レジ
スタ42に格納された期待値データ(すなわち、ライト
データ)のうち、反転/マスクレジスタ43に格納され
たマスクデータに対応するビットについては、マスク器
46から判定結果として一致信号が出力される。その判
定結果は判定結果レジスタ47に格納される。
【0036】このようにして機能回路A31のリードラ
イト動作が終了したら、別の機能回路B32に対して機
能回路A31と同様にライトアクセスがおこなわれる。
機能回路B32に対してリードライト動作がおこなわれ
ている間に、機能回路A31の判定結果が時分割で外部
に出力される。つまり、ある機能回路に対してリードラ
イト動作がおこなわれている間に、その直前にリードデ
ータとライトデータとの比較、判定が終了した別の機能
回路に関する判定結果が出力される。
【0037】図3は、半導体テスト回路の動作フローの
一例を示すタイミングチャートである。たとえば、1つ
の機能回路内のレジスタアクセスにおける試験は4つの
ステージでおこなわれる。図3に示す例では、4つのス
テージは、ライトデータアクセスステージ(図中、「デ
ータライト」)、マスクまたは反転データライトステー
ジ(図中、「反転/マスクデータライト」)、リード/
判定ステージ(図中、「データリード、判定」)、およ
び判定結果確定/格納ステージ(図中、「判定結果格
納」)からなる。
【0038】この場合、判定結果レジスタ47から判定
結果の出力データを4回以下に分けて出力させると、機
能回路の試験動作と、時分割の出力動作の同期が整合す
るので、試験結果の解析が容易になる。
【0039】上述した実施の形態1によれば、マスク器
46は、比較器45の比較、判定結果をマスクして「一
致」という判定結果を出力する。そのため、アクセスす
るレジスタに空きビットがあっても、マスク器46のマ
スク機能が有効になることによって、その空きビットに
ついての判定結果は無条件に「一致」となる。したがっ
て、空きビットに起因する疑似エラーの発生を防ぐこと
ができるので、疑似エラーの解析が不要となり、試験結
果の解析が容易となる。
【0040】また、上述した実施の形態1によれば、反
転器44は期待値データの一部を反転させる。そのた
め、たとえばレジスタのフラグ機能によりそのレジスタ
からのリードデータが、そのレジスタに対するライトデ
ータの一部を反転させたデータに書き換えられている場
合であっても、反転器44の反転機能が有効になること
によって動作試験をおこなうことができる。
【0041】つまり、ライトデータの一部を書き換える
ような機能を有するレジスタに対して、反転器44によ
りその一部が反転された期待値データと、リードデータ
とが一致しているか否かの比較、判定をおこなうことが
可能となる。
【0042】また、上述した実施の形態1によれば、判
定結果レジスタ47から判定結果の出力データが数回、
たとえば4回に分けて出力されるため、データバス幅分
の試験出力専用端子を設ける必要がない。つまり、試験
出力専用端子をデータバス幅の4分の1に相当する本数
だけ設ければよいため、端子数を少なくすることができ
る。それによって、チップ面積が大きくなるのを防ぐこ
とができる。
【0043】なお、上記実施の形態1においては、1回
の試験動作ステージを4つのステージで構成している
が、これに限らない。たとえば、図4に示すように、動
作試験サイクル中に何も動作しないステージ(ノー・オ
ペレーション・ステージ、図では「NOP」)を設ける
ことによって1回の試験動作ステージを増やすようにし
てもよい。そうすれば、判定結果を5回以上に分けて出
力することができるので、試験出力専用端子の数をより
少なくすることができる。
【0044】(実施の形態2)半導体テスト回路の全体
構成において、実施の形態2が実施の形態1と異なるの
は、つぎの3点である。すなわち、異なる点は、比較回
路4の代わりに比較回路6を設けたことと、各機能回路
31,32が動作終了時に動作終了信号を出力する構成
となっていることと、ICチップ3が外部に判定出力信
号出力する構成となっていることである。半導体テスト
回路のその他の構成については実施の形態1と重複する
ため、説明を省略する。
【0045】図5は、本発明の実施の形態2にかかる半
導体テスト回路における比較回路の構成を示すブロック
図である。比較回路6は、期待値レジスタ61、比較器
62、判定結果レジスタ63およびステータス判定回路
64を備えている。
【0046】期待値レジスタ61はデータバスに接続さ
れている。期待値レジスタ61にはリード/ライト信号
(R/W)が供給される。期待値レジスタ61は比較器
62に接続している。比較器62はデータバスに接続さ
れている。比較器62には、機能回路から動作終了信号
が供給される。比較器62は判定結果レジスタ63に接
続している。
【0047】判定結果レジスタ63にはリード/ライト
信号(R/W)が供給される。判定結果レジスタ63は
判定結果を出力する。ステータス判定回路64には、リ
ード/ライト信号(R/W)および機能回路から動作終
了信号が供給される。ステータス判定回路64は、試験
データ受け入れ待ち、試験期間中などの試験動作のステ
ータスを表す判定出力信号を出力する。
【0048】つぎに実施の形態2の作用について説明す
る。図6は、実施の形態2の動作フローの一例を示すタ
イミングチャートである。動作試験が開始されると、テ
スタ2により、機能回路A31のレジスタに対してライ
トアクセスがおこなわれる。それによって、機能回路A
31は動作を開始する。また、期待値レジスタ61にラ
イトデータが書き込まれる。
【0049】機能回路A31のレジスタにライトデータ
が書き込まれると、機能回路A31から動作終了信号が
出力される。この動作終了信号の検出によって、テスタ
2のリードアクセスにより出力されるデータと、期待値
レジスタ61に格納されている期待値データ(すなわ
ち、ライトデータ)との比較、判定が比較器62により
おこなわれる。続いて、判定結果レジスタ63に判定結
果が格納される。
【0050】その判定結果は、判定結果レジスタ63か
ら時分割で外部に出力される。判定結果の出力期間中、
判定出力信号の電位レベルは相対的に高い「H」とな
る。判定出力信号の立ち上がりエッジに基づいて、つぎ
のデータライトが開始される。判定出力信号は、ステー
タス判定回路64にリード信号が入力されると相対的に
電位レベルが低い「L」となる。
【0051】上述した実施の形態2によれば、機能回路
の動作終了時に出力される動作終了信号の検出に基づい
て、リードデータと期待値データ(すなわち、ライトデ
ータ)との比較、判定がおこなわれるため、動作終了が
不定期な動作の試験を容易におこなうことができる。ま
た、試験結果の解析が容易となる。
【0052】
【発明の効果】第1の発明によれば、マスク器により、
アクセスするデータの空きビットに対する比較、判定結
果をマスクして、判定結果を無条件に「一致」とするこ
とによって、空きビットに起因する疑似エラーの発生を
防ぐことができる。したがって、試験結果の解析が容易
となる。
【0053】第2の発明によれば、レジスタがライトデ
ータの一部または全部を書き換えるような機能を有する
場合、反転器により、ライトデータの書き換えに対応し
て期待値データが反転されるので、動作試験をおこなう
ことができる。
【0054】第3の発明によれば、試験対象回路の動作
終了を検出することによって、リードデータと期待値デ
ータとの比較をおこなうため、動作終了が不定期な動作
の試験を容易におこなうことができる。また、試験結果
の解析が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる半導体テスト回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す半導体テスト回路における比較回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1の動作フローの一例を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】実施の形態1の動作フローの他の例を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2にかかる半導体テスト回
路における比較回路の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態2の動作フローの一例を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】従来の半導体テスト回路の構成を示すブロック
図である。
【図8】従来の半導体テスト回路における比較回路の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
31,32 試験対象回路(機能回路) 42,61 期待値レジスタ 43 マスクレジスタ、反転レジスタ(反転/マスクレ
ジスタ) 44 反転器 45,62 比較器 46 マスク器 64 ステータス判定回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトデータを期待値データとして格納
    する期待値レジスタと、 前記期待値データとリードデータとの比較をおこなう比
    較器と、 前記比較器による比較結果をマスクして「一致」という
    判定結果を出力するマスク器と、 マスク対象のビットに関するデータであるマスクデータ
    を格納し、かつそのマスクデータを前記マスク器に供給
    するマスクレジスタと、 を具備することを特徴とする半導体テスト回路。
  2. 【請求項2】 前記マスク器は、前記比較結果を一方の
    入力信号とするアンド回路で構成されており、前記アン
    ド回路のもう一方の入力信号の値は、前記マスク器が有
    効とされる時は「0」であり、無効とされる時は「1」
    であることを特徴とする請求項1記載の半導体テスト回
    路。
  3. 【請求項3】 ライトデータを期待値データとして格納
    する期待値レジスタと、 前記期待値データの一部または全部を反転する反転器
    と、 反転対象のビットに関するデータである反転データを格
    納し、かつその反転データを前記反転器に供給する反転
    レジスタと、 前記反転器により期待値データの一部または全部が反転
    されたデータとリードデータとの比較をおこなう比較器
    と、 を具備することを特徴とする半導体テスト回路。
  4. 【請求項4】 前記反転器は、前記期待値データの値を
    反転させるインバータで構成されることを特徴とする請
    求項3記載の半導体テスト回路。
  5. 【請求項5】 ライトデータを期待値データとして格納
    する期待値レジスタと、 試験対象回路の動作終了時に出力される動作終了信号の
    検出に基づいて、リードデータと前記期待値データとの
    比較をおこなう比較器と、 を具備することを特徴とする半導体テスト回路。
  6. 【請求項6】 試験動作のステータスを表す信号を生成
    するステータス判定回路をさらに備えることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体テスト回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004113941A1 (ja) * 2003-06-19 2004-12-29 Advantest Corporation 試験装置

Cited By (3)

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KR101113437B1 (ko) 2003-06-19 2012-02-29 주식회사 아도반테스토 시험 장치

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