JPH1171055A - 紙葉類堆積装置 - Google Patents
紙葉類堆積装置Info
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- JPH1171055A JPH1171055A JP23361697A JP23361697A JPH1171055A JP H1171055 A JPH1171055 A JP H1171055A JP 23361697 A JP23361697 A JP 23361697A JP 23361697 A JP23361697 A JP 23361697A JP H1171055 A JPH1171055 A JP H1171055A
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Abstract
積する場合、堆積される紙葉の状態が通常よりかさばっ
たり、折れぐせがついていた場合、堆積した紙葉の上端
面を上端検知手段に基ずき、所望の位置に合わせるよう
に押板を下降する上記従来技術においては紙葉の見かけ
の上端位置まで押板を下降させてしまい、堆積収納部に
堆積される紙葉の枚数が、所望の枚数に達する前に満杯
となってしまう問題があった。また異なる折れぐせのつ
いた、紙葉が堆積した場合、上記のように収納枚数の減
少とともに堆積時の整列性が低下し、次に紙葉を繰り出
す場合にも悪影響を与えるという問題があった。 【解決手段】搬送されてくる紙葉を堆積収納部に送り込
む堆積動作中に、前記上端検知手段の信号に基ずき前記
押板機構部により堆積空間を拡大するよう制御するとと
もに、堆積した紙葉間に所定以上の空間があかないよう
に、押板の動作を制御する。
Description
し、特に紙幣の如き、種々の紙葉類を多数枚堆積するの
に好適な紙葉類堆積装置に関する。
特開平01−48780号公報に開示されている装置が
知られている。この装置は堆積動作中に堆積紙葉の上端
位置合わせを行うことを可能にするとともに、連続して
多数枚の紙葉を堆積する場合にも堆積動作を中断する必
要をなくしている。
は、収納する紙葉の進入口の空間を確保し、収納動作時
紙葉間で干渉(ジャム)することが無いように、紙葉の
見かけの上端位置を、所定の位置に合わせるよう押板の
下降を制御している。しかしながら、現金自動取り扱い
装置における紙幣収納機構の如く、紙葉を連続して多数
枚堆積し、かつ、堆積される紙葉の状態が通常よりかさ
ばったり、折れぐせがついていた場合、堆積した紙葉上
端面を所定の位置に合わせるだけで無く、堆積済みの紙
葉間に過剰な隙間が生じないようにする必要がある。こ
れは、堆積収納部に堆積される紙葉の枚数が、所望の枚
数に達する前に満杯となってしまう問題や、異なる折れ
ぐせのついた、紙葉が堆積した場合、上記のように収納
枚数の減少とともに堆積時の整列性が低下し、次に紙葉
を繰り出す場合にも悪影響を与えるという問題が生じる
ためである。
の整列性を維持し、収納できる紙葉枚数を増加させるた
めに、堆積済みの紙葉間に過剰な隙間が生じないように
することを目的とする。
に、搬送されてくる紙葉を順次堆積する堆積収納部と、
該堆積収納部に堆積した紙葉の上端面位置を検知する上
端検知手段と、該堆積収納部に堆積した紙葉を支持する
押板の位置を制御する押板機構部からなる紙葉類堆積装
置において、搬送されてくる紙葉を堆積収納部に送り込
む堆積動作中に、前記上端検知手段の信号に基づき前記
押板機構部により堆積空間を拡大するよう制御するとと
もに、堆積した紙葉間に所定以上の空間があかないよう
に、押板の動作を制御するものである。
じないように制御する方法として、前記上端検知手段の
信号に基づき前記押板機構部により、押板を下降させる
制御とともに、押板下降中の下降速度を、単位時間当た
りの紙葉の収納枚数と紙葉1枚当たりの厚さの積で決ま
る最小下降速度の4倍〜20倍となるように制限するも
のである。
て、押板の下降時間が第一の所定時間を越えた時、後続
の紙葉の収納動作中に第二の所定時間の間、押板を停止
させるようにしたものである。別の手段として、収納枚
数のカウント手段を設け、所定枚数の収納時間以上、前
記上端検知手段の信号が紙葉の上端を検知し続けた時、
後続の紙葉の収納動作中の所定の枚数の間は押板を停止
させるようにしたものである。
を用いて説明する。図2は本発明を備えた現金取引装置
の中の紙幣取引機構の構成図を示す。
金あるいは出金する紙幣の真偽を判別する鑑別部、3、
4は入金された紙幣及び出金用の紙幣を金種別に貯蓄す
る万円箱および千円箱、6は万円箱3、千円箱4に紙幣
を装填するあるいは万円箱3、千円箱4の中の紙幣を回
収するためのカセット。5は鑑別部2によってリジェク
トすべき紙幣と判別されたものを送り込むリジェクトボ
ックス。7、8、9は万円箱3、千円箱4、カセット6
の中の紙幣を1枚ずつ繰り出し、また搬送路から送られ
てきた紙幣を1枚ずつ集積する紙幣繰り出し集積機構。
10は紙幣搬送路である。
び図3を用いて説明する。図1は、図2の万円繰り出し
集積機構8の構成図である。図1において、搬送ベルト
11、12、13は図示されていない駆動源により駆動
され相対向する位置に配置され、紙幣を挟持搬送する。
挟持された紙幣16は図の右方向へ搬送される。14は
図示されていない駆動源により軸15を中心に回転し、
図の左方より搬送されてくる紙幣16を万円箱3あるい
は搬送ベルト13で挟持される方向に導くためのゲー
ト。17、18はゲート14により導かれた紙幣を万円
箱3へ送り込むため相対向し、かつ圧力をもって接し搬
送ベルト11、12、13と同じ駆動源により紙幣を万
円箱3内へ送り込む様回転するゴムローラ。19は搬送
されてきた紙幣の後端を掻き落とす羽根車。21はゴム
ローラ17、18によって送り込まれてきた紙幣を万円
箱3内に集積するように案内し、かつ集積紙幣26の上
端面に接する如く回転可能に支持されたガイド。22は
上記ガイド21が上昇したらダーク、下降したらライト
を検知する光センサによる上端検知センサである。
せて上昇下降が可能な押板で、モータ24により駆動さ
れている。25は万円箱3に送り込まれてきた紙幣の搬
送方向の停止部材の前板で、後板27とともに万円箱3
を形成している。28は押板23が下限まで下降し収納
部が満杯となったらダークを検知する光センサによる満
杯検知センサである。また、29、30は、集積した紙
幣を、一枚ずつ分離繰り出す繰り出しローラである。
場合の動作について説明する。搬送ベルト11、12に
よって挟持搬送されてきた紙幣16はゲート14によっ
て案内されゴムローラ17、18の挟持点に向かう。ゴ
ムローラ17、18による搬送力で紙幣は、ガイド21
に沿って進み前板25に当たって後端を羽根車19に掻
き落とされて既に集積された紙幣26の上に1枚ずつ集
積される。押板23は、上端検センサ22がダークを検
知すると同検知センサがライトを検知するまでモータ2
4に駆動され下降する制御する。集積動作終了後、繰り
出し動作を行うために、紙幣上端面が繰り出しローラ2
9に当接するよう押板23を上昇し、ローラ29、30
を回転させ、一枚ずつ分離繰り出す。
動作について、図3、図1の機構状態図を用いて詳細に
説明する。
板23の下降速度は40mm/秒で行っている。
1の停止位置のごとく、上端検知センサ22が、ダーク
からライトへの切り替わり点を検知するよう紙幣上端面
は制御されている。またガイド21は前記上端検知セン
サの切り替わり点で紙幣を約10gで押さえるようバネ
20で付勢されている。これは進入した紙幣がガイド2
1と集積紙幣19の間に抵抗なく入り込めるようにし、
かつ上端検知センサのダーク、ライトの動作を確実に行
えるよう設定してある。次に収納動作が開始され順次紙
幣を堆積していくと、ガイド21は、上方に持ち上げら
れ図3(A)のごとく上端検知センサ22がダークを検
知する。このダーク検知に基ずきモータ24は押板23
を下降させるよう回転を始め、再度図1に示す如く位置
で、上端検知センサ22がライトを検知したとき押板2
3の駆動を停止する。このように通常動作時は問題はな
いが、紙幣取引機構で取り扱う紙幣には折れやカール癖
のついたものもあり例えば図3(B)に示す様な長手方
向にカール癖のある紙幣を連続して集積する場合、特に
折れ方向の向きが表裏逆の場合を想定すると、上記制御
だけでは、上端検知手段22はダークを検知し続け押板
23は下降し続ける。さらに、紙幣間に過剰な隙間が生
じ、収納空間に集積出来る紙幣の枚数が減少してしまう
だけでなく、紙幣の端面同志が入れ違いになり、垂れ下
がったりして、整列不良となり、次の繰り出し動作で、
繰り出し不良になりやすい。このような場合には、押板
の下降速度を最適にする、あるいは、上端検知センサ2
2がライトになるまで待たずに押板23を停止すること
により、図3(C)に示すように紙幣間の過剰な隙間の
発生は防止できる。
紙幣には、折れ目しわのない新券、流通して多少の折れ
目やしわのある流通券、さらに特殊な場合、新券に強い
折れやカール癖のついた折れ癖券、しわくちゃになった
しわ券等様々な紙幣がある。これらの紙幣を積層して収
納した場合、新券を積層した場合が堆積高さは最小で約
0.1mm/枚、流通券で約0.13mm/枚であるの
に対し、しわ券で0.2〜0.5mm/枚、折れ癖券で
は最大約20mm/枚となることがある。これらの紙幣
に対して安定した収納動作を行うためには、新券、流通
券、しわ券については、上記堆積高さを確保するよう押
板を制御する必要があるが、折れ癖券については、上述
のごとき整列不良等を防止するため、実験結果によれば
最大で約2mm/枚以下に収納空間を制限するのが最適
である。図4のフローチャートに示す制御は、上記内容
を鑑み、押板の下降速度が平均的に約0.6mm/枚を
越えないようにするもので、収納紙幣1枚毎に押板の下
降量を制御するのでなく、これと等価の、収納紙幣10
枚にあたる1秒間毎に下降量が6mmを越えないように
制御するものであり、以下動作を説明する。
や折れのない新券や流通券)は図4の実線フローの中を
収納動作終了までループするように、上端検知センサ2
2は、逐次、ダークを検知紙ながら、押板は下降し、紙
幣の上端位置が制御される。しかし図3(B)のような
カール癖のついた紙幣が連続して集積する場合、ガイド
21は上方に持ち上げられ続け、上端検知手段22はダ
ークを検知し続けるが第1の所定時間(0.15秒)経
過すると押板23は下降を第2の所定時間(0.85
秒)停止する。これは図4の破線部のフローである。ガ
イド21は一定ストロークを越えるとバネ20により紙
幣を抑える方向に力がかかるように調整されているた
め、押板23の停止と併せて紙幣の膨らみを抑えたま
ま、収納動作を継続する。ここで第1、第2の所定時間
は、集積速度10枚/秒、押板下降速度40mm/秒、
押板下降制限量0.6mm/枚から 第1の所定時間 (10枚/秒)×(0.6mm)÷(40
mm/秒)=0.15秒 第2の所定時間 1秒−0.15秒=0.85秒から算
出した値である。また一般的にはこのような癖のある紙
幣が数十枚にわたって連続して収納される可能性は低
く、後続の正常な紙幣が堆積することによって、紙幣の
癖は後続の紙幣の重みによって押しつぶされ整列不良と
なることなく連続して堆積される。
の間に過剰な隙間があくことなく、整列状態を確保しな
がら、連続して集積動作が実現できる。部が満杯近くで
このような紙幣を収納しても所定の容量を確保すること
ができる。
を検出し、モータの停止時間との関係で、10枚の集積
動作を1秒間で行うよう、平均的な速度を制御している
ものであるが、集積する紙幣の枚数をカウントする手段
を設けて、正確に1枚あたり、あるいは、所定枚数当た
りの押板の下降量を制限してもよい。また、本実施例
は、押板の下降速度は、40mm/sとして、上述の折
れ癖紙幣に最適な速度10枚あたり6mmに制限した
が、押板の下降速度を1枚あたり0.4〜2mmと収納
速度(本実施例では、10枚/秒)の積に一致するよう
に設定しても同様な効果を奏でる。
剰に隙間があいて整列不良になるのを防止できるととも
に、紙葉間の隙間を最小限に押さえることにより収納容
量の増加をはかることができる。
面図。
中の紙幣取り扱い機構部の構成図。
するガイド。
Claims (4)
- 【請求項1】搬送されてくる紙葉を順次堆積する堆積収
納部と、該堆積収納部に堆積した紙葉の上端面位置を検
知する上端検知手段と、該堆積収納部に堆積した紙葉を
支持する押板の位置を制御する押板機構部からなる紙葉
類堆積装置において、搬送されてくる紙葉を堆積収納部
に送り込む堆積動作中に、前記上端検知手段の信号に基
づき前記押板機構部により堆積空間を拡大するよう制御
するとともに、堆積した紙葉間に所定以上の空間があか
ないように、押板の動作を制御することを特徴とする紙
葉類堆積装置。 - 【請求項2】請求項1記載の紙葉類堆積装置において、
前記上端検知手段の信号に基づき前記押板機構部によ
り、押板を下降させる制御とともに、押板下降中の下降
速度を、単位時間当たりの紙葉の収納枚数と紙葉1枚当
たりの厚さの積で決まる最小下降速度の4倍〜20倍と
なるように制限することを特徴とした紙葉類堆積装置。 - 【請求項3】請求項1記載の紙葉類堆積装置において、
前記上端検知手段の信号に基づき前記押板機構部によ
り、押板を下降させる制御とともに、押板の下降時間が
第一の所定時間を越えた時、後続の紙葉の収納動作中に
第二の所定時間の間、押板を停止させることを特徴とし
た紙葉類堆積装置。 - 【請求項4】請求項1記載の紙葉類堆積装置において、
前記上端検知手段の信号に基づき前記押板機構部によ
り、押板を下降させる制御とともに、収納枚数のカウン
ト手段を設け、所定枚数の収納時間以上、前記上端検知
手段の信号が紙葉の上端を検知し続けた時、後続の紙葉
の収納動作中の所定の枚数の間は押板を停止させること
を特徴とした紙葉類堆積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23361697A JP3472689B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 紙葉類堆積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23361697A JP3472689B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 紙葉類堆積装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1171055A true JPH1171055A (ja) | 1999-03-16 |
JP3472689B2 JP3472689B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=16957843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23361697A Expired - Lifetime JP3472689B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 紙葉類堆積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3472689B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100552232B1 (ko) | 2004-04-27 | 2006-02-17 | 노틸러스효성 주식회사 | 지폐류 입출금기에서 리사이클박스의 초기화 장치 및 이를이용한 초기화 방법 |
KR100600348B1 (ko) * | 2004-04-16 | 2006-07-14 | 노틸러스효성 주식회사 | 지폐류 입출금기에서 리사이클박스의 유입/반출가이드위치감지장치 |
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WO2016150138A1 (zh) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 一种纸币堆叠装置及纸币处理设备 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23361697A patent/JP3472689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
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US10106358B2 (en) | 2015-03-26 | 2018-10-23 | Grg Banking Equipment Co., Ltd. | Paper money stacking apparatus and paper money processing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3472689B2 (ja) | 2003-12-02 |
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