JPH1170318A - 燃焼排ガス脱硝法 - Google Patents
燃焼排ガス脱硝法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにおいて
発生する排ガスの脱硝のための効率的で低コストの方法
を提案する。 【解決手段】 燃焼過程は主燃焼と後燃焼の二段階で経
過し、その際、反応温度でアンモニアを放出する還元剤
が後燃焼中の燃焼ガスに加えられ、これによって発生し
たアンモニアを含む排ガスが後燃焼後に冷却され、冷却
されたアンモニアを含む排ガスに還元剤がさらに加えら
れ、次いでこのように処理された排ガスが、窒素酸化物
を触媒還元するために触媒エレメント(7)に導かれ
る。
発生する排ガスの脱硝のための効率的で低コストの方法
を提案する。 【解決手段】 燃焼過程は主燃焼と後燃焼の二段階で経
過し、その際、反応温度でアンモニアを放出する還元剤
が後燃焼中の燃焼ガスに加えられ、これによって発生し
たアンモニアを含む排ガスが後燃焼後に冷却され、冷却
されたアンモニアを含む排ガスに還元剤がさらに加えら
れ、次いでこのように処理された排ガスが、窒素酸化物
を触媒還元するために触媒エレメント(7)に導かれ
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプレア
ンブルに記載の燃焼排ガス脱硝法に関する。
ンブルに記載の燃焼排ガス脱硝法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼排ガスを脱硝するためにアンモニア
を加えることが知られている。窒素酸化物は約850℃
の温度でアンモニアと反応して窒素と水が発生する。し
かしこの方法では、高い脱硝効率では高いアンモニアリ
ークが生じてしまうという欠点がある。さらなる欠点は
アンモニアの消費量が比較的多いことである。
を加えることが知られている。窒素酸化物は約850℃
の温度でアンモニアと反応して窒素と水が発生する。し
かしこの方法では、高い脱硝効率では高いアンモニアリ
ークが生じてしまうという欠点がある。さらなる欠点は
アンモニアの消費量が比較的多いことである。
【0003】ドイツ特許第3634360C2号からも
う一つの燃焼排ガス脱硝法が知られている。この方法で
は、排ガスを、NH3、アンモニアを含む物質、アミ
ン、またはアミンを含む物質と混合し、次いで150〜
600℃の温度で、セラミック担体材料からなり窒素酸
化物還元の触媒反応を起こさせる触媒効果のある物質を
有する少なくとも一つのフィルタエレメントを通過させ
る。これは例えばごみ焼却において発生する排ガスのよ
うに燃焼排ガスに含まれる有害物質が多い場合には、こ
の方法は利用できず、あるいは触媒の寿命が非常に限ら
れていることを承知の上でしか利用できない。この種の
方法の運用は概して可能であっても、非常にコスト高に
なる。この方法のもう一つの欠点は、触媒の表面が60
0℃の高い温度になるため、多量のダイオキシンが発生
することである。
う一つの燃焼排ガス脱硝法が知られている。この方法で
は、排ガスを、NH3、アンモニアを含む物質、アミ
ン、またはアミンを含む物質と混合し、次いで150〜
600℃の温度で、セラミック担体材料からなり窒素酸
化物還元の触媒反応を起こさせる触媒効果のある物質を
有する少なくとも一つのフィルタエレメントを通過させ
る。これは例えばごみ焼却において発生する排ガスのよ
うに燃焼排ガスに含まれる有害物質が多い場合には、こ
の方法は利用できず、あるいは触媒の寿命が非常に限ら
れていることを承知の上でしか利用できない。この種の
方法の運用は概して可能であっても、非常にコスト高に
なる。この方法のもう一つの欠点は、触媒の表面が60
0℃の高い温度になるため、多量のダイオキシンが発生
することである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、燃焼
排ガス脱硝のための効率的で低コストの方法を提案する
ことである。
排ガス脱硝のための効率的で低コストの方法を提案する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載の特徴を有する方法によって解決される。従属請求
項2から10は、この方法の別の有利な実施形態に関す
るものである。
記載の特徴を有する方法によって解決される。従属請求
項2から10は、この方法の別の有利な実施形態に関す
るものである。
【0006】この課題は特に、反応温度でアンモニアを
放出する還元剤を後燃焼(ポストコンバッション)中の
燃焼ガスに加え、アンモニアを含む排ガスを後燃焼後に
冷却し、冷却されたアンモニアを含む排ガスに還元剤を
さらに加え、次にこのように処理した排ガスを触媒エレ
メントに導いて、窒素酸化物を触媒還元させるという、
燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにおいて発生する排
ガスの脱硝方法によって解決される。
放出する還元剤を後燃焼(ポストコンバッション)中の
燃焼ガスに加え、アンモニアを含む排ガスを後燃焼後に
冷却し、冷却されたアンモニアを含む排ガスに還元剤を
さらに加え、次にこのように処理した排ガスを触媒エレ
メントに導いて、窒素酸化物を触媒還元させるという、
燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにおいて発生する排
ガスの脱硝方法によって解決される。
【0007】この課題は、火格子の上で焼却することに
よって発生する燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにお
いて発生する排ガスの脱硝のための方法であって、燃焼
過程が主燃焼ならびに後燃焼の二段階で経過し、アンモ
ニアであるかまたは反応温度でアンモニアを放出する還
元剤が後燃焼中の燃焼排ガスに加えられ、これによって
発生したアンモニアを含む排ガスが後燃焼後に冷却さ
れ、冷却されたアンモニアを含む排ガスに還元剤がさら
に加えられ、このように処理された燃焼排ガスが、次い
で触媒エレメントに導かれて、残留窒素酸化物を触媒還
元させる方法によって解決される。
よって発生する燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにお
いて発生する排ガスの脱硝のための方法であって、燃焼
過程が主燃焼ならびに後燃焼の二段階で経過し、アンモ
ニアであるかまたは反応温度でアンモニアを放出する還
元剤が後燃焼中の燃焼排ガスに加えられ、これによって
発生したアンモニアを含む排ガスが後燃焼後に冷却さ
れ、冷却されたアンモニアを含む排ガスに還元剤がさら
に加えられ、このように処理された燃焼排ガスが、次い
で触媒エレメントに導かれて、残留窒素酸化物を触媒還
元させる方法によって解決される。
【0008】この課題は二段階法によって解決される。
第一ステップでは、後燃焼中の燃焼ガスまたは燃焼排ガ
スに還元剤が加えられ、この場合、アンモニアと窒素酸
化物は例えば約850℃±50℃の温度で反応して窒素
と水が発生する。冷却後に、この排ガスに第二ステップ
で還元剤が再度加えられ、次にこのように処理された排
ガスは触媒エレメントに導かれる。第一ステップでは粗
脱硝が行われ、第二ステップでは精脱硝が行われる。こ
の方法の利点は、排ガスが触媒エレメントの後に例えば
30ppm以下のわずかな量の窒素酸化物しか含まず、
またアンモニアの残留リークが例えば10mgNH3/
m3以下とわずかであることである。
第一ステップでは、後燃焼中の燃焼ガスまたは燃焼排ガ
スに還元剤が加えられ、この場合、アンモニアと窒素酸
化物は例えば約850℃±50℃の温度で反応して窒素
と水が発生する。冷却後に、この排ガスに第二ステップ
で還元剤が再度加えられ、次にこのように処理された排
ガスは触媒エレメントに導かれる。第一ステップでは粗
脱硝が行われ、第二ステップでは精脱硝が行われる。こ
の方法の利点は、排ガスが触媒エレメントの後に例えば
30ppm以下のわずかな量の窒素酸化物しか含まず、
またアンモニアの残留リークが例えば10mgNH3/
m3以下とわずかであることである。
【0009】本発明による方法は、触媒が長い期間にわ
たって機能することができ、したがって触媒を交替する
必要がなく、このため低コストで、触媒の観点からは排
ガス浄化設備の連続運転が可能になるという利点を有す
る。
たって機能することができ、したがって触媒を交替する
必要がなく、このため低コストで、触媒の観点からは排
ガス浄化設備の連続運転が可能になるという利点を有す
る。
【0010】有利な一実施形態では、触媒エレメントは
さらにフィルタエレメントを含み、その際に、例えば刊
行物ドイツ特許第3634360C2号から知られるよ
うに、これらの両エレメントを触媒物質を有するフィル
タエレメントとして形成することもできる。有利な一実
施形態では、フィルタエレメントとして触媒フィルタカ
ートリッジが利用される。
さらにフィルタエレメントを含み、その際に、例えば刊
行物ドイツ特許第3634360C2号から知られるよ
うに、これらの両エレメントを触媒物質を有するフィル
タエレメントとして形成することもできる。有利な一実
施形態では、フィルタエレメントとして触媒フィルタカ
ートリッジが利用される。
【0011】本発明による方法のさらに一つの利点は、
触媒フィルタすなわち触媒フィルタカートリッジを比較
的小型でコンパクトな構造に形成できることである。知
られているように、触媒の効力は時間とともに低下す
る。脱硝のためにもっぱら触媒を利用するプラントにお
いては、触媒は例えば二年の運転期間で設計され、した
がって、計画された運転期間の終わりが近づいてもなお
十分に高い脱硝率を達成するためには、これに応じて大
きくなければならない。これまでの触媒は大きな予備容
量を必要とし、したがってこれは大型となり、それに応
じて高価な構成となっていた。本発明による方法のさら
に一つの利点は、触媒の効力が低下したときには、より
多くのアンモニアが噴射される強化された非触媒式脱硝
を実施することによって、触媒の寿命が長くなることで
ある。これによって、触媒の交替を先へ延ばすことが可
能になる。
触媒フィルタすなわち触媒フィルタカートリッジを比較
的小型でコンパクトな構造に形成できることである。知
られているように、触媒の効力は時間とともに低下す
る。脱硝のためにもっぱら触媒を利用するプラントにお
いては、触媒は例えば二年の運転期間で設計され、した
がって、計画された運転期間の終わりが近づいてもなお
十分に高い脱硝率を達成するためには、これに応じて大
きくなければならない。これまでの触媒は大きな予備容
量を必要とし、したがってこれは大型となり、それに応
じて高価な構成となっていた。本発明による方法のさら
に一つの利点は、触媒の効力が低下したときには、より
多くのアンモニアが噴射される強化された非触媒式脱硝
を実施することによって、触媒の寿命が長くなることで
ある。これによって、触媒の交替を先へ延ばすことが可
能になる。
【0012】本発明による方法は、煙道ガス温度が変化
しても最適脱硝が保証されるという、さらなる利点を有
する。ボイラの後の煙道ガスの温度がボイラの汚れによ
って異なることが知られている。掃除したボイラでは、
汚れたボイラよりも多くの熱が煙道ガスから奪われる。
煙道ガスの温度は触媒の転換率に影響を与える。非触媒
式脱硝により、煙道ガス温度による触媒の転換率の変化
が触媒による脱硝に及ぼす影響はごくわずかである。
しても最適脱硝が保証されるという、さらなる利点を有
する。ボイラの後の煙道ガスの温度がボイラの汚れによ
って異なることが知られている。掃除したボイラでは、
汚れたボイラよりも多くの熱が煙道ガスから奪われる。
煙道ガスの温度は触媒の転換率に影響を与える。非触媒
式脱硝により、煙道ガス温度による触媒の転換率の変化
が触媒による脱硝に及ぼす影響はごくわずかである。
【0013】したがって、非触媒式脱硝と触媒式脱硝と
を組み合せる本発明の方法は、以下の利点を有する。
を組み合せる本発明の方法は、以下の利点を有する。
【0014】触媒フィルタを小型でコンパクトな構造に
することができる。
することができる。
【0015】非触媒式脱硝を高めることにより触媒の効
力低下を補償して、触媒の寿命を延ばすことが可能であ
る。
力低下を補償して、触媒の寿命を延ばすことが可能であ
る。
【0016】煙道ガス温度の変化が触媒の転換率に及ぼ
す影響が少ない。
す影響が少ない。
【0017】脱硝全体が低コストで実現される。
【0018】触媒フィルタカートリッジの利用は、同じ
設備で同じステップで除じんと煙道ガスの脱硝が行われ
るという利点を有する。
設備で同じステップで除じんと煙道ガスの脱硝が行われ
るという利点を有する。
【0019】本発明による方法のさらに一つの利点は、
ダイオキシンの形成が少ないことである。一方では、排
ガスへのアンモニアの噴射によって排ガスならびにフラ
イアッシュ中でのダイオキシンの形成が抑えられる。さ
らに既存のフィルタエレメントでダストの分離が比較的
低い温度で行われるので、分離されたダスト中にダイオ
キシンはほとんど形成されない。また、触媒作用のある
フィルタはダイオキシンを破壊する。触媒エレメントの
後に続く湿式排ガス浄化前またはその実施中の活性炭添
加による残留物吸着によって、場合によってはまだ存在
するダイオキシンがさらに除去される。このため、本発
明による方法によって浄化されるごみ焼却の排ガスにお
けるダイオキシンは極くわずかである。
ダイオキシンの形成が少ないことである。一方では、排
ガスへのアンモニアの噴射によって排ガスならびにフラ
イアッシュ中でのダイオキシンの形成が抑えられる。さ
らに既存のフィルタエレメントでダストの分離が比較的
低い温度で行われるので、分離されたダスト中にダイオ
キシンはほとんど形成されない。また、触媒作用のある
フィルタはダイオキシンを破壊する。触媒エレメントの
後に続く湿式排ガス浄化前またはその実施中の活性炭添
加による残留物吸着によって、場合によってはまだ存在
するダイオキシンがさらに除去される。このため、本発
明による方法によって浄化されるごみ焼却の排ガスにお
けるダイオキシンは極くわずかである。
【0020】本発明による方法のさらに一つの利点は、
純粋な非触媒式方法(SNCR法)と比べて排ガスの脱
硝のために必要なアンモニアの量が少ないことである。
非触媒式方法(SNCR法)では、窒素酸化物の大部分
を還元するために常に過剰のアンモニアが必要である。
一定のアンモニアリークは避けられない。
純粋な非触媒式方法(SNCR法)と比べて排ガスの脱
硝のために必要なアンモニアの量が少ないことである。
非触媒式方法(SNCR法)では、窒素酸化物の大部分
を還元するために常に過剰のアンモニアが必要である。
一定のアンモニアリークは避けられない。
【0021】還元剤として、アンモニアの他に、アンモ
ニアを含む物質またはアミン、溶解したアンモニウム塩
または塩化アンモニウム溶液も適している。アンモニア
はガス状または水溶液、特に液滴状で排ガス中に供給す
ることができる。
ニアを含む物質またはアミン、溶解したアンモニウム塩
または塩化アンモニウム溶液も適している。アンモニア
はガス状または水溶液、特に液滴状で排ガス中に供給す
ることができる。
【0022】本方法の有利な一実施形態においては、還
元剤の添加は、総括的にアンモニア消費量とアンモニア
リーク量が最小になるように調整する。これは環境負荷
に関して最適の脱硝である。
元剤の添加は、総括的にアンモニア消費量とアンモニア
リーク量が最小になるように調整する。これは環境負荷
に関して最適の脱硝である。
【0023】本方法の有利な一実施形態においては、最
後の痕跡量の塩素化芳香族化合物または金属水銀を吸収
するために、排ガスには触媒エレメントの後に活性炭が
添加される。
後の痕跡量の塩素化芳香族化合物または金属水銀を吸収
するために、排ガスには触媒エレメントの後に活性炭が
添加される。
【0024】本方法のさらに一つの有利な実施形態にお
いては、SO2やHClなどの酸性の有害物質を除去す
るために、排ガスは触媒エレメントの後に湿式排ガス浄
化を受ける。
いては、SO2やHClなどの酸性の有害物質を除去す
るために、排ガスは触媒エレメントの後に湿式排ガス浄
化を受ける。
【0025】本発明による方法は、湿式排ガス浄化から
出た後に排ガスが、例えばドイツ17.BlmSchに
指定された値など排出値に関する国内規定を満たし、し
たがって、例えば吸着剤を加えた網フィルタまたはコー
クス固定床として形成される、従来は必要であった後浄
化段階を必要とせずに、排ガスを煙突から放出すること
ができるという利点を有する。本発明による方法を図1
に概略的に図示した実施例に関して詳細に説明する。
出た後に排ガスが、例えばドイツ17.BlmSchに
指定された値など排出値に関する国内規定を満たし、し
たがって、例えば吸着剤を加えた網フィルタまたはコー
クス固定床として形成される、従来は必要であった後浄
化段階を必要とせずに、排ガスを煙突から放出すること
ができるという利点を有する。本発明による方法を図1
に概略的に図示した実施例に関して詳細に説明する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に示すごみ利用プラント20
は、ごみ11を燃焼するための燃焼炉1、ならびに燃焼
炉1の後に配置された排ガス用の浄化設備を備えてい
る。空気添加の下で燃焼されるごみ11からは燃えかす
12ならびに燃焼排ガスRすなわち排ガスRが発生し、
排ガスRはさまざまな段階を経て管路6を通じて煙突1
0に導かれ、煙突10は浄化された排ガスRを清浄ガス
Reとして大気中に排出する。
は、ごみ11を燃焼するための燃焼炉1、ならびに燃焼
炉1の後に配置された排ガス用の浄化設備を備えてい
る。空気添加の下で燃焼されるごみ11からは燃えかす
12ならびに燃焼排ガスRすなわち排ガスRが発生し、
排ガスRはさまざまな段階を経て管路6を通じて煙突1
0に導かれ、煙突10は浄化された排ガスRを清浄ガス
Reとして大気中に排出する。
【0027】排ガスRは、燃焼炉1の後に後燃焼室2に
導かれ、ここで、排ガスRの非触媒式脱硝のために、ア
ンモニアまたはアンモニア分解化合物およびアンモニア
を含む物質、アミンまたはアミンを含む物質といった還
元剤が噴射される。還元剤は送り管13a、13b、1
3cを通じてそれぞれの箇所で後燃焼室2中に噴射され
る。そこでの排ガスの温度は700〜900℃、好まし
くは約850℃である。送り管13a、13b、13c
は後燃焼室2のさまざまな箇所に配置されており、温度
測定装置3が後燃焼室2の中の温度を把握し、図示され
ていない制御装置が還元剤の添加を、還元剤が好ましい
温度範囲で噴射されるように、さまざまな箇所に配置さ
れた送り管13a、13b、13cに導く。
導かれ、ここで、排ガスRの非触媒式脱硝のために、ア
ンモニアまたはアンモニア分解化合物およびアンモニア
を含む物質、アミンまたはアミンを含む物質といった還
元剤が噴射される。還元剤は送り管13a、13b、1
3cを通じてそれぞれの箇所で後燃焼室2中に噴射され
る。そこでの排ガスの温度は700〜900℃、好まし
くは約850℃である。送り管13a、13b、13c
は後燃焼室2のさまざまな箇所に配置されており、温度
測定装置3が後燃焼室2の中の温度を把握し、図示され
ていない制御装置が還元剤の添加を、還元剤が好ましい
温度範囲で噴射されるように、さまざまな箇所に配置さ
れた送り管13a、13b、13cに導く。
【0028】後燃焼室2は、その中に排ガスRが合計約
2秒間留まるように設計されている。
2秒間留まるように設計されている。
【0029】この非触媒式脱硝の後に、排ガスRはボイ
ラ4中に導かれ、そこで350℃以下、好ましくは20
0〜350℃の温度に冷却される。さらに、ボイラ4内
の排ガスRに送り管14を通じて還元剤が再度噴射さ
れ、ここでは噴射ノズルは、噴射位置における排ガスの
温度が各運転状態で850℃以下になるようにボイラ4
中に配置されている。排ガスRはボイラ4の後に触媒エ
レメント7に導かれるが、触媒エレメント7は、セラミ
ック担体材料でできたフィルタカートリッジ7aを有す
るフィルタエレメント7bを含み、フィルタカートリッ
ジ7aは、窒素酸化物の触媒還元反応を起こす触媒活性
物質で被覆されている。触媒作用のある物質として、原
子番号23〜30の元素ならびにタングステンまたはモ
リブデンの酸化物と塩が使用される。これらのフィルタ
7b付き触媒エレメント7は除じんを可能にし、排ガス
R中にはアンモニアが存在するので排ガスRの脱硝を可
能にする。さらに、触媒エレメント7では例えばPCD
Dなどのガス状ポリ塩化芳香族化合物の破壊が起こる。
ラ4中に導かれ、そこで350℃以下、好ましくは20
0〜350℃の温度に冷却される。さらに、ボイラ4内
の排ガスRに送り管14を通じて還元剤が再度噴射さ
れ、ここでは噴射ノズルは、噴射位置における排ガスの
温度が各運転状態で850℃以下になるようにボイラ4
中に配置されている。排ガスRはボイラ4の後に触媒エ
レメント7に導かれるが、触媒エレメント7は、セラミ
ック担体材料でできたフィルタカートリッジ7aを有す
るフィルタエレメント7bを含み、フィルタカートリッ
ジ7aは、窒素酸化物の触媒還元反応を起こす触媒活性
物質で被覆されている。触媒作用のある物質として、原
子番号23〜30の元素ならびにタングステンまたはモ
リブデンの酸化物と塩が使用される。これらのフィルタ
7b付き触媒エレメント7は除じんを可能にし、排ガス
R中にはアンモニアが存在するので排ガスRの脱硝を可
能にする。さらに、触媒エレメント7では例えばPCD
Dなどのガス状ポリ塩化芳香族化合物の破壊が起こる。
【0030】触媒エレメント7は、いわゆるハイダスト
法において排ガスRが事前の除じんを行うことなく触媒
エレメント7を通過するように、フィルタ作用なしに形
成することもできる。この場合、触媒エレメントは、詰
まりを防止するため、排ガスR用の相応に広い自由流路
を有するように形成する必要がある。
法において排ガスRが事前の除じんを行うことなく触媒
エレメント7を通過するように、フィルタ作用なしに形
成することもできる。この場合、触媒エレメントは、詰
まりを防止するため、排ガスR用の相応に広い自由流路
を有するように形成する必要がある。
【0031】触媒エレメント7の後には、排ガスRにな
お残っている熱を排出して排ガスRを160℃にまで冷
却する、除熱設備8を連結することができる。これに続
いて、排ガスR中に含まれるSO2やHClなどの酸性
の有害物質を吸収する湿式排ガス浄化設備9が連結され
ている。最後の痕跡量の塩素化芳香族化合物または金属
水銀を吸収するために、送り管16a、16bを通じて
活性炭を排ガス流Rまたは湿式排ガス浄化設備9中に直
接吹き込むことが有利である。
お残っている熱を排出して排ガスRを160℃にまで冷
却する、除熱設備8を連結することができる。これに続
いて、排ガスR中に含まれるSO2やHClなどの酸性
の有害物質を吸収する湿式排ガス浄化設備9が連結され
ている。最後の痕跡量の塩素化芳香族化合物または金属
水銀を吸収するために、送り管16a、16bを通じて
活性炭を排ガス流Rまたは湿式排ガス浄化設備9中に直
接吹き込むことが有利である。
【0032】噴射投入されるアンモニアの量は、さまざ
まな方法で調整することができる。噴射投入は例えば次
のように行うことができる。すなわち、測定装置5で測
定して排ガスRの窒素酸化物含有量が約100ppmに
なる部分脱硝が達成されるようなアンモニアの量を、送
り管13を通じて噴射投入する。後燃焼室2における温
度分布が測定され、アンモニアは該当する連結部を通じ
て三本の送り管13a、13b、13cのうちの一本に
その位置で噴射投入される。ここの温度は850±50
℃の最適温度に最も近い。さらに、後燃焼室2へのアン
モニア添加は、後燃焼室2の粗ガス中のNO含有量に関
して最高1.5±0.5倍のアンモニアが噴射投入され
るように制限される。この制限は、最大アンモニア量と
して固定することもでき、また後燃焼室2における温度
測定に依存して行うこともできる。
まな方法で調整することができる。噴射投入は例えば次
のように行うことができる。すなわち、測定装置5で測
定して排ガスRの窒素酸化物含有量が約100ppmに
なる部分脱硝が達成されるようなアンモニアの量を、送
り管13を通じて噴射投入する。後燃焼室2における温
度分布が測定され、アンモニアは該当する連結部を通じ
て三本の送り管13a、13b、13cのうちの一本に
その位置で噴射投入される。ここの温度は850±50
℃の最適温度に最も近い。さらに、後燃焼室2へのアン
モニア添加は、後燃焼室2の粗ガス中のNO含有量に関
して最高1.5±0.5倍のアンモニアが噴射投入され
るように制限される。この制限は、最大アンモニア量と
して固定することもでき、また後燃焼室2における温度
測定に依存して行うこともできる。
【0033】送り管14による第二アンモニア添加によ
って、触媒エレメント7の前の排ガス中のアンモニア含
有量は、触媒エレメント7の前の排ガスが測定装置5で
測定して窒素酸化物に関して化学量論的アンモニア量を
有するまでに高まる。アンモニアリークを最小限にする
ために、化学量論比を1以下、例えば化学量論量の0.
66倍にすることもできる。
って、触媒エレメント7の前の排ガス中のアンモニア含
有量は、触媒エレメント7の前の排ガスが測定装置5で
測定して窒素酸化物に関して化学量論的アンモニア量を
有するまでに高まる。アンモニアリークを最小限にする
ために、化学量論比を1以下、例えば化学量論量の0.
66倍にすることもできる。
【0034】このような調整コンセプトによって、残留
アンモニアリークが10mgNH3/m3以下の場合に例
えば30ppmNO以下の排ガスRの残留脱硝を達成す
ることができる。
アンモニアリークが10mgNH3/m3以下の場合に例
えば30ppmNO以下の排ガスRの残留脱硝を達成す
ることができる。
【0035】送り管14を介する第二のアンモニア噴射
投入部を、測定装置5の後に配置することもできる。
投入部を、測定装置5の後に配置することもできる。
【0036】還元剤の添加をさらに制御するために、図
示した測定装置5と並べて、アンモニアと窒素酸化物の
濃度を測定するためのさらなる測定装置を、例えば後燃
焼室2中に配置することができる。
示した測定装置5と並べて、アンモニアと窒素酸化物の
濃度を測定するためのさらなる測定装置を、例えば後燃
焼室2中に配置することができる。
【0037】それと並べて、例えば触媒効率の低下を後
燃焼室2中における脱硝の向上によって補償するため
に、通常は煙突の手前に配置される排出測定部を利用す
ることができる。
燃焼室2中における脱硝の向上によって補償するため
に、通常は煙突の手前に配置される排出測定部を利用す
ることができる。
【0038】さらなる一実施形態では、触媒フィルタ7
の手前で、煙道ガスRに、矢印17で示すように乾式吸
収剤が供給される。吸収剤としては、アルカリ、アルカ
リ化合物、または例えばアルカリ土類化合物などのアル
カリ吸収剤が適している。この実施形態では、触媒フィ
ルタ7を、例えば刊行物欧州特許公開第476300A
1号から知られるような内部ダスト循環を伴うフィルタ
として形成することが特に有利である。触媒フィルタ7
では下記のプロセスが経過する。
の手前で、煙道ガスRに、矢印17で示すように乾式吸
収剤が供給される。吸収剤としては、アルカリ、アルカ
リ化合物、または例えばアルカリ土類化合物などのアル
カリ吸収剤が適している。この実施形態では、触媒フィ
ルタ7を、例えば刊行物欧州特許公開第476300A
1号から知られるような内部ダスト循環を伴うフィルタ
として形成することが特に有利である。触媒フィルタ7
では下記のプロセスが経過する。
【0039】煙道ガスRの除じん、触媒による煙道ガス
Rの残留脱硝、CaOまたはNaHCO3などのアルカ
リ吸収剤による、HCl、HF、SO2などの煙道ガス
R中の酸性成分の吸収、例えば脱硫用に使用される活性
炭による水銀およびダイオキシンの吸着。
Rの残留脱硝、CaOまたはNaHCO3などのアルカ
リ吸収剤による、HCl、HF、SO2などの煙道ガス
R中の酸性成分の吸収、例えば脱硫用に使用される活性
炭による水銀およびダイオキシンの吸着。
【0040】したがって、煙道ガスRを非常に低コスト
の方法で徹底して浄化することができる。
の方法で徹底して浄化することができる。
【図1】本発明による方法の実施例を概略的に示す図で
ある。
ある。
R 排ガス、煙道ガス Re 清浄ガス 1 燃焼炉 2 後燃焼室 3 温度測定装置 4 ボイラ 5 測定装置 6 管路 7 触媒エレメント 7a フィルタカートリッジ 7b フィルタエレメント 8 熱除去設備 9 湿式排ガス浄化設備 10 煙突 11 ごみ 12 燃えかす 13、14、16 送り管 20 ゴミ利用プラント
Claims (11)
- 【請求項1】 火格子の上で焼却することによって発生
する燃焼排ガス、特にごみ焼却プラントにおいて発生す
る排ガスの脱硝のための方法であって、燃焼過程が主燃
焼ならびに後燃焼の二段階で経過し、アンモニアである
かまたは反応温度でアンモニアを放出する還元剤が後燃
焼中の燃焼排ガスに加えられ、これによって発生したア
ンモニアを含む排ガスが後燃焼後に冷却され、冷却され
たアンモニアを含む排ガスに還元剤がさらに加えられ、
このように処理された燃焼排ガスが、次いで触媒エレメ
ント(7)に導かれて残留窒素酸化物を触媒還元させる
方法。 - 【請求項2】 触媒エレメント(7)はさらにフィルタ
エレメント(7b)を含み、これによって排ガスは除じ
んされ、これらのエレメント(7、7b)は特に触媒フ
ィルタカートリッジとして形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 還元剤が窒素酸化物に対して最大二倍の
化学量論量で後燃焼過程に添加されることを特徴とする
請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 還元剤が700〜900℃、特に約85
0℃の燃焼ガス温度で、後燃焼過程に供給されることを
特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項5】 触媒エレメント(7)の直前の排ガスが
窒素酸化物に関連して最大一倍の化学量論量、特に最高
0.66倍の化学量論量のアンモニアを有するような量
で、還元剤が供給されることを特徴とする請求項1から
4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 排ガスが、フィルタ入口において350
℃以下の温度、特に200〜350℃間の温度を示すよ
うに冷却されることを特徴とする請求項1から5のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 触媒エレメント(7)の後で排ガスに活
性炭が添加されることを特徴とする請求項1から6のい
ずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 触媒エレメント(7)の後で排ガスが湿
式排ガス浄化を受けることを特徴とする請求項1から7
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 アンモニアが還元剤として適用され、ガ
ス状または水溶液、好ましくは液滴状で供給されること
を特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項10】 触媒エレメント(7)の前で排ガスに
アルカリ吸収剤が添加されることを特徴とする請求項1
から9のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項11】 請求項1から10のいずれか一項に記
載の方法によって運転される排ガス浄化プラント、特に
ごみ焼却プラント。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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CH150697 | 1997-06-20 | ||
CH19971506/97 | 1997-06-20 |
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Publication Number | Publication Date |
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