JPH07163832A - 排ガスの処理方法 - Google Patents
排ガスの処理方法Info
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- JPH07163832A JPH07163832A JP5312921A JP31292193A JPH07163832A JP H07163832 A JPH07163832 A JP H07163832A JP 5312921 A JP5312921 A JP 5312921A JP 31292193 A JP31292193 A JP 31292193A JP H07163832 A JPH07163832 A JP H07163832A
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- gas
- odorous
- adsorbent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 廃棄物焼却炉からの排ガスを炭素質吸着剤を
用いて浄化処理した後、不活化した吸着剤の加熱再生に
より脱着した有害物質のうち、特に臭気性物質等の有機
物質を系外に排出することなく除去することが可能な方
法を提供する。 【効果】 廃棄物焼却炉からの排ガスを直接またはNH
3 を注入後、炭素質吸着剤が充填された吸着器に導入し
て排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、SOx、HCl、
ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の有機物質などを
含む有害物質を吸着除去し、一方排ガスの処理に供して
不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して前記吸着器に循
環させる排ガスの処理方法であって、炭素質吸着剤の加
熱再生により脱着された有害物質のうち、臭気性物質等
の有機物質を系内で分解処理して無害なCO2 、H2 O
等に転化することを特徴とする廃棄物焼却炉からの排ガ
スの処理方法。
用いて浄化処理した後、不活化した吸着剤の加熱再生に
より脱着した有害物質のうち、特に臭気性物質等の有機
物質を系外に排出することなく除去することが可能な方
法を提供する。 【効果】 廃棄物焼却炉からの排ガスを直接またはNH
3 を注入後、炭素質吸着剤が充填された吸着器に導入し
て排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、SOx、HCl、
ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の有機物質などを
含む有害物質を吸着除去し、一方排ガスの処理に供して
不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して前記吸着器に循
環させる排ガスの処理方法であって、炭素質吸着剤の加
熱再生により脱着された有害物質のうち、臭気性物質等
の有機物質を系内で分解処理して無害なCO2 、H2 O
等に転化することを特徴とする廃棄物焼却炉からの排ガ
スの処理方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃棄物焼却炉からの排ガ
スの処理方法に関し、特に有害な臭気成分などの有機物
質の除去が可能な焼却炉排ガスの処理方法に関する。
スの処理方法に関し、特に有害な臭気成分などの有機物
質の除去が可能な焼却炉排ガスの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市ゴミ、汚泥、産業廃棄物など
の廃棄物の量が増大し、廃棄物処理場の不足が問題化し
ている。そのため、廃棄物を減容化するため焼却処理す
ることが行なわれている。
の廃棄物の量が増大し、廃棄物処理場の不足が問題化し
ている。そのため、廃棄物を減容化するため焼却処理す
ることが行なわれている。
【0003】都市ゴミ、汚泥、産業廃棄物などの焼却炉
排ガスには窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SO
x)、ハロゲン化水素(HCl)、ダイオキシン、水銀
等の重金属等の有害物質に加えて、廃棄物の不完全燃焼
に起因する臭気性物質等の有機物質が存在する。臭気性
物質等の有機物質としては有機酸(酢酸、酪酸等)、ア
ルデヒド類、アミン類、メルカプタン類、芳香族炭化水
素(ベンゼン、フェノール等)、有機塩素化合物(クロ
ルベンゼン、クロロフェノール、クロロホルム、四塩化
炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン等)、ベンツビレン等の多環炭化水素な
ど多数の物質が挙げられ、数ppb〜数+ppmの濃度
で含まれている。そして、上記した臭気性物質等の有機
物質による臭気問題や大気汚染問題については、現在有
効な対策がとられていないため、焼却炉をとりまく地域
環境を悪化させている。今後は臭気性物質以外に有害微
量有機成分による問題も生ずると考えられる。
排ガスには窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SO
x)、ハロゲン化水素(HCl)、ダイオキシン、水銀
等の重金属等の有害物質に加えて、廃棄物の不完全燃焼
に起因する臭気性物質等の有機物質が存在する。臭気性
物質等の有機物質としては有機酸(酢酸、酪酸等)、ア
ルデヒド類、アミン類、メルカプタン類、芳香族炭化水
素(ベンゼン、フェノール等)、有機塩素化合物(クロ
ルベンゼン、クロロフェノール、クロロホルム、四塩化
炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン等)、ベンツビレン等の多環炭化水素な
ど多数の物質が挙げられ、数ppb〜数+ppmの濃度
で含まれている。そして、上記した臭気性物質等の有機
物質による臭気問題や大気汚染問題については、現在有
効な対策がとられていないため、焼却炉をとりまく地域
環境を悪化させている。今後は臭気性物質以外に有害微
量有機成分による問題も生ずると考えられる。
【0004】ところで石炭または重油焚きボイラー排ガ
スの処理方法として、活性炭、活性コークス等の炭素質
触媒(吸着剤)を用いて、排ガス中のSOx、NOxを
除去する方法は周知であり、この方法を廃棄物焼却炉か
らの排ガスの処理に適用すれば、廃棄物焼却炉排ガス中
のSOx、NOxの除去とともに、炭素質吸着剤の吸着
作用により臭気性物質等の有機物質の吸着除去、さらに
はダイオキシン、水銀などの重金属の吸着除去も可能と
考えられる。
スの処理方法として、活性炭、活性コークス等の炭素質
触媒(吸着剤)を用いて、排ガス中のSOx、NOxを
除去する方法は周知であり、この方法を廃棄物焼却炉か
らの排ガスの処理に適用すれば、廃棄物焼却炉排ガス中
のSOx、NOxの除去とともに、炭素質吸着剤の吸着
作用により臭気性物質等の有機物質の吸着除去、さらに
はダイオキシン、水銀などの重金属の吸着除去も可能と
考えられる。
【0005】現に特開平4−300628号公報には、
ごみ焼却炉からの排ガスを活性コークスで処理してNO
x、SOxとともに有機物質の1種であるクロロベンゼ
ンや、ダイオキシン、Hgなどを除去する方法が開示さ
れている。
ごみ焼却炉からの排ガスを活性コークスで処理してNO
x、SOxとともに有機物質の1種であるクロロベンゼ
ンや、ダイオキシン、Hgなどを除去する方法が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の文献は、排ガスの処理に供して触媒活性の低下した活
性コークスを加熱再生するときに脱着して再び生ずる臭
気性物質等の有機物質の処理方法について全く開示がな
い。
の文献は、排ガスの処理に供して触媒活性の低下した活
性コークスを加熱再生するときに脱着して再び生ずる臭
気性物質等の有機物質の処理方法について全く開示がな
い。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は、廃棄物焼却炉からの
排ガスを炭素質吸着剤を用いて浄化処理した後、不活化
した吸着剤の加熱再生により脱着した有害物質のうち、
特に臭気性物質等の有機物質を系外に排出することなく
除去することが可能な方法を提供することにある。
れたものであり、本発明の目的は、廃棄物焼却炉からの
排ガスを炭素質吸着剤を用いて浄化処理した後、不活化
した吸着剤の加熱再生により脱着した有害物質のうち、
特に臭気性物質等の有機物質を系外に排出することなく
除去することが可能な方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の排ガスの処理方法は、廃棄物焼却炉からの排ガスを
直接またはNH3 を注入後、炭素質吸着剤が充填された
吸着器に導入して排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、S
Ox、HCl、ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の
有機物質などを含む有害物質を吸着除去し、一方排ガス
の処理に供して不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して
前記吸着器に循環させる排ガスの処理方法であって、炭
素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質のう
ち、臭気性物質等の有機物質を系内で分解処理して無害
なCO2 、H2 O等に転化することを特徴とする。
明の排ガスの処理方法は、廃棄物焼却炉からの排ガスを
直接またはNH3 を注入後、炭素質吸着剤が充填された
吸着器に導入して排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、S
Ox、HCl、ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の
有機物質などを含む有害物質を吸着除去し、一方排ガス
の処理に供して不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して
前記吸着器に循環させる排ガスの処理方法であって、炭
素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質のう
ち、臭気性物質等の有機物質を系内で分解処理して無害
なCO2 、H2 O等に転化することを特徴とする。
【0009】以下、本発明を詳説する。
【0010】本発明の排ガスの処理方法は、都市ゴミ、
汚泥、産業廃棄物などの廃棄物の焼却炉からの排ガスを
処理対象とするものであり、その基本的プロセスは、石
炭または重油焚きボイラー排ガスを炭素質吸着剤を用い
て浄化処理する従来の乾式脱硫または乾式脱硫・脱硝プ
ロセスをそのまま適用するものである。すなわち本発明
の排ガス処理方法においては、廃棄物焼却炉からの排ガ
スを直接またはNH3を注入後、炭素質吸着剤が充填さ
れた吸着器(直交流型移動床吸着器が特に好ましい)に
導入して排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、SOx、H
Cl、ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の有機物質
を含む有害物質を吸着除去し、一方排ガスの処理に供し
て不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して前記吸着器に
循環させるものである。なおNH3 を注入した場合には
NOxが無害なN2 に還元される。
汚泥、産業廃棄物などの廃棄物の焼却炉からの排ガスを
処理対象とするものであり、その基本的プロセスは、石
炭または重油焚きボイラー排ガスを炭素質吸着剤を用い
て浄化処理する従来の乾式脱硫または乾式脱硫・脱硝プ
ロセスをそのまま適用するものである。すなわち本発明
の排ガス処理方法においては、廃棄物焼却炉からの排ガ
スを直接またはNH3を注入後、炭素質吸着剤が充填さ
れた吸着器(直交流型移動床吸着器が特に好ましい)に
導入して排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、SOx、H
Cl、ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の有機物質
を含む有害物質を吸着除去し、一方排ガスの処理に供し
て不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して前記吸着器に
循環させるものである。なおNH3 を注入した場合には
NOxが無害なN2 に還元される。
【0011】本発明の排ガス処理方法のポイントは、炭
素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質のう
ち、臭気性物質等の有機物質を系内で分解処理して無害
なCO2 、H2 O等に転化するものである。そして臭気
性物質等の有機物質の分解処理は、次のような方法
(a)または(b)により行なわれる。
素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質のう
ち、臭気性物質等の有機物質を系内で分解処理して無害
なCO2 、H2 O等に転化するものである。そして臭気
性物質等の有機物質の分解処理は、次のような方法
(a)または(b)により行なわれる。
【0012】方法(a) 炭素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質を含
むガスをアルカリ水溶液で洗浄して、主としてSOx、
HCl、ダイオキシン、重金属を吸収除去した後、臭気
性物質等の有機物質を主として含むガスを焼却炉に戻
し、該焼却炉において焼却処理する。
むガスをアルカリ水溶液で洗浄して、主としてSOx、
HCl、ダイオキシン、重金属を吸収除去した後、臭気
性物質等の有機物質を主として含むガスを焼却炉に戻
し、該焼却炉において焼却処理する。
【0013】この方法(a)においては、焼却炉内の温
度が約700〜1000℃と高温であるため、焼却炉に
導入された臭気性物質等の有機物質は容易に無害なCO
2 、H2 O等に熱分解される。またこの方法(a)にお
いては、焼却処理に先立ち、有害物質含有ガスをアルカ
リ水溶液で洗浄処理することにより、SOx、HCl、
ダイオキシン、重金属等を吸収除去できるという利点が
ある。そして前記アルカリ水溶液による洗浄によりSO
x、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収した排液は、
粉化吸着剤による吸着処理により、ダイオキシン、重金
属を除去し、そして酸による中和処理後、系外に放流さ
れる。
度が約700〜1000℃と高温であるため、焼却炉に
導入された臭気性物質等の有機物質は容易に無害なCO
2 、H2 O等に熱分解される。またこの方法(a)にお
いては、焼却処理に先立ち、有害物質含有ガスをアルカ
リ水溶液で洗浄処理することにより、SOx、HCl、
ダイオキシン、重金属等を吸収除去できるという利点が
ある。そして前記アルカリ水溶液による洗浄によりSO
x、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収した排液は、
粉化吸着剤による吸着処理により、ダイオキシン、重金
属を除去し、そして酸による中和処理後、系外に放流さ
れる。
【0014】方法(b) 炭素質吸着剤の加熱再生により脱着された有害物質を含
むガスに空気を注入した後、酸化触媒が充填された酸化
器に導入して酸化処理する。
むガスに空気を注入した後、酸化触媒が充填された酸化
器に導入して酸化処理する。
【0015】この方法(b)によれば、ガス中の有害物
質のうち、臭気性物質等の有機物質が酸化触媒の作用に
より容易に無害なCO2 、H2 O等に酸化分解される。
質のうち、臭気性物質等の有機物質が酸化触媒の作用に
より容易に無害なCO2 、H2 O等に酸化分解される。
【0016】そしてこの方法(b)により、臭気性有機
物質を除去したガスを、アルカリ水溶液で洗浄すること
により、SOx、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収
除去することもでき、かくして得られた有害物質を含ま
ないガスは、大気に放出することが可能となる。またア
ルカリ処理により生じた排液は、上記の方法(a)で述
べたように、粉化吸着剤、酸による処理により無害化さ
れて系外に放流される。
物質を除去したガスを、アルカリ水溶液で洗浄すること
により、SOx、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収
除去することもでき、かくして得られた有害物質を含ま
ないガスは、大気に放出することが可能となる。またア
ルカリ処理により生じた排液は、上記の方法(a)で述
べたように、粉化吸着剤、酸による処理により無害化さ
れて系外に放流される。
【0017】また方法(b)により臭気性物質等の有機
物質を除去したガスに、アルカリ剤および粉化吸着剤を
注入して、主としてSOx、HCl、ダイオキシン、重
金属を除去した後、焼却炉と吸着器との間に設けた集じ
ん器に導入し、該集じん器で、ダイオキシン、重金属等
を吸着した粉化吸着剤並びにSOx、HClとアルカリ
剤との反応物を除去することもでき、この方法(b)は
排液を発生させないという利点がある。
物質を除去したガスに、アルカリ剤および粉化吸着剤を
注入して、主としてSOx、HCl、ダイオキシン、重
金属を除去した後、焼却炉と吸着器との間に設けた集じ
ん器に導入し、該集じん器で、ダイオキシン、重金属等
を吸着した粉化吸着剤並びにSOx、HClとアルカリ
剤との反応物を除去することもでき、この方法(b)は
排液を発生させないという利点がある。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0019】図1は、本発明の排ガス処理方法の一実施
例を示す。
例を示す。
【0020】図1において、焼却炉1において廃棄物を
焼却することにより生じた排ガスは、ライン2を介して
温調器3に送られ、約50〜200℃に冷却された後、
ライン4を介してバグフィルター、電気集じん器などの
集じん器5へ導入され、排ガス中のダストが除かれる。
なお、排ガス中のHCl濃度が高い場合には、集じん器
5の前で排ガスに水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム
などのアルカリ剤を注入することが好ましい。
焼却することにより生じた排ガスは、ライン2を介して
温調器3に送られ、約50〜200℃に冷却された後、
ライン4を介してバグフィルター、電気集じん器などの
集じん器5へ導入され、排ガス中のダストが除かれる。
なお、排ガス中のHCl濃度が高い場合には、集じん器
5の前で排ガスに水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム
などのアルカリ剤を注入することが好ましい。
【0021】集じん器5でダストを除去した排ガスは、
ライン6を介して直交流型移動床吸着器7へ導入され、
この吸着器7に充填されている活性炭、活性コークスな
どの炭素質吸着剤(触媒)に、排ガス中のSOx、HC
l、ダイオキシン、水銀などの重金属とともに臭気性物
質等の有機物質が吸着される。
ライン6を介して直交流型移動床吸着器7へ導入され、
この吸着器7に充填されている活性炭、活性コークスな
どの炭素質吸着剤(触媒)に、排ガス中のSOx、HC
l、ダイオキシン、水銀などの重金属とともに臭気性物
質等の有機物質が吸着される。
【0022】またライン6の排ガスにNH3 を注入する
と、炭素質吸着剤の触媒作用により排ガス中のNOxは
無害なN2 に変換される。
と、炭素質吸着剤の触媒作用により排ガス中のNOxは
無害なN2 に変換される。
【0023】吸着器7で処理された後の浄化ガスは集じ
ん装置(図示せず)で処理するか、あるいは直接ライン
8を介して大気へ排出される。
ん装置(図示せず)で処理するか、あるいは直接ライン
8を介して大気へ排出される。
【0024】一方排ガスの処理に供して、SOx、HC
l、ダイオキシン、重金属および臭気性物質等の有機物
質を吸着することにより不活化した吸着器7内の炭素質
吸着剤は、ライン9を介して吸着器7の下部より引き抜
かれ、再生器10で不活性ガス雰囲気下に約200〜6
00℃に加熱され再生される。再生された炭素質吸着剤
は、振動スクリーンなどの分離器11で粉化した吸着剤
およびダストを除いた後、ライン12を介して吸着器7
の上部へコンベア等で輸送され循環使用される。
l、ダイオキシン、重金属および臭気性物質等の有機物
質を吸着することにより不活化した吸着器7内の炭素質
吸着剤は、ライン9を介して吸着器7の下部より引き抜
かれ、再生器10で不活性ガス雰囲気下に約200〜6
00℃に加熱され再生される。再生された炭素質吸着剤
は、振動スクリーンなどの分離器11で粉化した吸着剤
およびダストを除いた後、ライン12を介して吸着器7
の上部へコンベア等で輸送され循環使用される。
【0025】なお、分離器11で分離された粉化吸着剤
は焼却炉1で焼却処理されるか、または後述するように
排水処理の吸着剤として使用される。また後記図3に示
すように、排ガス処理に使用し、ダイオキシン、重金属
等を吸着除去することもできる。
は焼却炉1で焼却処理されるか、または後述するように
排水処理の吸着剤として使用される。また後記図3に示
すように、排ガス処理に使用し、ダイオキシン、重金属
等を吸着除去することもできる。
【0026】炭素質吸着剤に吸着されていたSOx、H
Cl、ダイオキシン、重金属および臭気性物質等の有機
物質は再生器10において加熱されて吸着剤から脱離
し、上記脱着成分を含むガスはライン13を介して洗浄
塔14に導入される。尚、ダイオキシンは加熱脱離の際
に大部分が分解される。洗浄塔14には水酸化ナトリウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウムなどのアルカリ
剤の水溶液が供給され、上記ガスからSOx、HClな
どの酸性物質、ダイオキシンおよび重金属が除去され
る。洗浄塔14から排出される排水は、上記粉化吸着剤
を添加した後、吸着槽15に送られ、ダイオキシン、重
金属などを除去した後、中和槽16に送られてH2 SO
4 、HClなどで中和される。図1では吸着槽の後に中
和槽を設けたが、逆に中和後に吸着を行ってもよい。
尚、吸着槽、中和槽には亜硫酸を酸化するために空気を
通気することが好ましい。
Cl、ダイオキシン、重金属および臭気性物質等の有機
物質は再生器10において加熱されて吸着剤から脱離
し、上記脱着成分を含むガスはライン13を介して洗浄
塔14に導入される。尚、ダイオキシンは加熱脱離の際
に大部分が分解される。洗浄塔14には水酸化ナトリウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウムなどのアルカリ
剤の水溶液が供給され、上記ガスからSOx、HClな
どの酸性物質、ダイオキシンおよび重金属が除去され
る。洗浄塔14から排出される排水は、上記粉化吸着剤
を添加した後、吸着槽15に送られ、ダイオキシン、重
金属などを除去した後、中和槽16に送られてH2 SO
4 、HClなどで中和される。図1では吸着槽の後に中
和槽を設けたが、逆に中和後に吸着を行ってもよい。
尚、吸着槽、中和槽には亜硫酸を酸化するために空気を
通気することが好ましい。
【0027】一方、洗浄塔14を出たガスはSOx、H
Clなどの酸性物質、ダイオキシン、重金属を除去され
ているが、臭気性物質等の有機物質をなお含んでいる。
そこで臭気性物質等の有機物質を含むガスはライン17
を介して焼却炉1の高温部(約700〜1000℃)へ
送られ、同焼却炉1で焼却処理することにより、臭気性
物質等の有機物質が熱分解されて無害なCO2 、H2 O
等に転化される。
Clなどの酸性物質、ダイオキシン、重金属を除去され
ているが、臭気性物質等の有機物質をなお含んでいる。
そこで臭気性物質等の有機物質を含むガスはライン17
を介して焼却炉1の高温部(約700〜1000℃)へ
送られ、同焼却炉1で焼却処理することにより、臭気性
物質等の有機物質が熱分解されて無害なCO2 、H2 O
等に転化される。
【0028】図1に示す排ガス処理方法によれば、次の
ような利点が得られる。
ような利点が得られる。
【0029】(i)臭気性物質等の有機物質を含むガス
を焼却炉1に戻して焼却処理することにより、臭気性物
質等の有機物質が熱分解してCO2 、H2 O等に転化さ
れるので、臭気性物質等の有機物質が大気に排出されて
公害を引き起すことがない。 (ii)分離器11で分離された粉化吸着剤を吸着槽15
用の吸着剤に用いることにより、ダイオキシン、重金属
などを吸着除去することができるので、これら有害物質
が系外に排出されることがない。
を焼却炉1に戻して焼却処理することにより、臭気性物
質等の有機物質が熱分解してCO2 、H2 O等に転化さ
れるので、臭気性物質等の有機物質が大気に排出されて
公害を引き起すことがない。 (ii)分離器11で分離された粉化吸着剤を吸着槽15
用の吸着剤に用いることにより、ダイオキシン、重金属
などを吸着除去することができるので、これら有害物質
が系外に排出されることがない。
【0030】図2は本発明の排ガス処理方法の他の実施
例を示す。
例を示す。
【0031】図2に示す排ガス処理方法においても、排
ガスの炭素質吸着剤による浄化処理および炭素質吸着剤
の加熱再生処理を図1に示す排ガス処理方法と同様に行
なう。そして再生器10を出た、SOx、HCl、ダイ
オキシン、重金属とともに臭気性物質等の有機物質を含
むガスに、ライン18を介して空気を供給した後、触媒
を充填した酸化器(コンバータ)19に供給し、臭気性
物質等の有機物質を酸化分解して無害なCO2 、H2 O
等にして除去する。
ガスの炭素質吸着剤による浄化処理および炭素質吸着剤
の加熱再生処理を図1に示す排ガス処理方法と同様に行
なう。そして再生器10を出た、SOx、HCl、ダイ
オキシン、重金属とともに臭気性物質等の有機物質を含
むガスに、ライン18を介して空気を供給した後、触媒
を充填した酸化器(コンバータ)19に供給し、臭気性
物質等の有機物質を酸化分解して無害なCO2 、H2 O
等にして除去する。
【0032】酸化器に使用される触媒としては、アルミ
ナ、チタニア、シリカ等の担体に白金、パラジウムなど
を担持させた粒状、ハニカム状の触媒を使用できる。酸
化分解に適した反応温度は200〜500℃であり、再
生器10より排出されるガスの温度に近いので、極めて
好都合である。
ナ、チタニア、シリカ等の担体に白金、パラジウムなど
を担持させた粒状、ハニカム状の触媒を使用できる。酸
化分解に適した反応温度は200〜500℃であり、再
生器10より排出されるガスの温度に近いので、極めて
好都合である。
【0033】酸化器19で臭気性物質等の有害微量有機
成分を除去した後の、SOx、HCl、ダイオキシン、
重金属を含むガスは洗浄塔14に導かれ、これらの成分
が除去され、大気に放出される。また洗浄されたガスは
吸着塔7の入口に循環させることもできる。一方、洗浄
塔14を出た排水は、粉化吸着剤を添加した後、吸着槽
15に導かれ、ダイオキシン、重金属等を除去した後、
中和槽16に導かれ、酸で中和される。
成分を除去した後の、SOx、HCl、ダイオキシン、
重金属を含むガスは洗浄塔14に導かれ、これらの成分
が除去され、大気に放出される。また洗浄されたガスは
吸着塔7の入口に循環させることもできる。一方、洗浄
塔14を出た排水は、粉化吸着剤を添加した後、吸着槽
15に導かれ、ダイオキシン、重金属等を除去した後、
中和槽16に導かれ、酸で中和される。
【0034】図2に示す排ガス処理方法によれば、次の
ような利点が得られる。
ような利点が得られる。
【0035】(i)臭気性物質等の有機物質が酸化器に
より完全に酸化分解されて無害なCO2 、H2 O等にな
るので、この臭気性物質等の有機物質が大気に排出され
て公害を引き起すことがない。酸化器における温度は再
生器より排出されるガス温度とほぼ同一で良く、別途加
熱または冷却が不要であり、好都合である。
より完全に酸化分解されて無害なCO2 、H2 O等にな
るので、この臭気性物質等の有機物質が大気に排出され
て公害を引き起すことがない。酸化器における温度は再
生器より排出されるガス温度とほぼ同一で良く、別途加
熱または冷却が不要であり、好都合である。
【0036】(ii)図1の方法と同様に分離器11で分
離された粉化吸着剤を吸着槽15用の吸着剤に用いるこ
とにより、ダイオキシン、重金属などを除去できる。
離された粉化吸着剤を吸着槽15用の吸着剤に用いるこ
とにより、ダイオキシン、重金属などを除去できる。
【0037】図3は本発明の排ガス処理方法のもう1つ
の実施例を示す。
の実施例を示す。
【0038】図3に示す排ガス処理方法においては、排
ガスの炭素質吸着剤による浄化処理および炭素質吸着剤
の加熱再生処理を図1に示す排ガス処理方法と同様に行
なう。そして再生器10を出た、SOx、HCl、ダイ
オキシン、重金属とともに臭気性物質等の有機物質を含
むガスにライン18を介して空気を供給した後、触媒を
充填した酸化器(コンバータ)19に供給し、臭気性物
質等の有機物質を酸化分解して無害なCO2 、H2 O等
にして除去する。酸化器19を出たガスに、ライン20
において、NaOH、Ca(OH)2 などのアルカリ剤
を添加した後、アルカリ剤含有ガスはライン4に循環さ
れ、同ライン4に供給された、分離器11からの粉化吸
着剤とともに集じん器5に導入される。そして該集じん
器5において、SOxおよびHClとアルカリ剤との反
応物(亜硫酸塩,硫酸塩や塩化物)およびダイオキシ
ン、重金属等を捕集した粉化吸着剤が捕集される。
ガスの炭素質吸着剤による浄化処理および炭素質吸着剤
の加熱再生処理を図1に示す排ガス処理方法と同様に行
なう。そして再生器10を出た、SOx、HCl、ダイ
オキシン、重金属とともに臭気性物質等の有機物質を含
むガスにライン18を介して空気を供給した後、触媒を
充填した酸化器(コンバータ)19に供給し、臭気性物
質等の有機物質を酸化分解して無害なCO2 、H2 O等
にして除去する。酸化器19を出たガスに、ライン20
において、NaOH、Ca(OH)2 などのアルカリ剤
を添加した後、アルカリ剤含有ガスはライン4に循環さ
れ、同ライン4に供給された、分離器11からの粉化吸
着剤とともに集じん器5に導入される。そして該集じん
器5において、SOxおよびHClとアルカリ剤との反
応物(亜硫酸塩,硫酸塩や塩化物)およびダイオキシ
ン、重金属等を捕集した粉化吸着剤が捕集される。
【0039】この図3に示す排ガス処理方法によれば、
次のような利点が得られる。
次のような利点が得られる。
【0040】(i)図2の方法と同様に、臭気性物質等
の有機物質が完全に酸化分解されて無害なCO2 、H2
O等になる。
の有機物質が完全に酸化分解されて無害なCO2 、H2
O等になる。
【0041】(ii)分離器11で分離された粉化吸着剤
をダイオキシン、重金属などの除去に利用できる。
をダイオキシン、重金属などの除去に利用できる。
【0042】(iii)図1および図2の方法と異なり、S
Ox、HClなどの酸性物質、ダイオキシン、重金属な
どの除去を乾式法により行なうので、排水が生じない。
Ox、HClなどの酸性物質、ダイオキシン、重金属な
どの除去を乾式法により行なうので、排水が生じない。
【0043】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、廃棄物
焼却炉からの排ガスを炭素質吸着剤を用いて浄化処理し
た後、不活化した吸着剤の加熱再生により脱着した有害
物質のうち、特に臭気性物質等の有機物質を系外に排出
することなく除去することが可能な方法が提供された。
焼却炉からの排ガスを炭素質吸着剤を用いて浄化処理し
た後、不活化した吸着剤の加熱再生により脱着した有害
物質のうち、特に臭気性物質等の有機物質を系外に排出
することなく除去することが可能な方法が提供された。
【図1】本発明の第1実施例において用いた装置図
【図2】本発明の第2実施例において用いた装置図
【図3】本発明の第3実施例において用いた装置図
1 焼却炉 3 温調器 5 集じん器 7 吸着器 10 再生器 11 分離器 15 吸着槽 14 洗浄塔 16 中和槽 19 酸化器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/50 53/81 53/68 53/86 ZAB B01D 53/34 134 C 53/36 ZAB H
Claims (6)
- 【請求項1】 廃棄物焼却炉からの排ガスを直接または
NH3 を注入後、炭素質吸着剤が充填された吸着器に導
入して排ガスを炭素質吸着剤と接触させ、SOx、HC
l、ダイオキシン、重金属、臭気性物質等の有機物質な
どを含む有害物質を吸着除去し、一方排ガスの処理に供
して不活化した炭素質吸着剤を加熱再生して前記吸着器
に循環させる排ガスの処理方法であって、炭素質吸着剤
の加熱再生により脱着された有害物質のうち、臭気性物
質等の有機物質を系内で分解処理して無害なCO2 、H
2 O等に転化することを特徴とする廃棄物焼却炉からの
排ガスの処理方法。 - 【請求項2】 炭素質吸着剤の加熱再生により脱着され
た有害物質を含むガスをアルカリ水溶液で洗浄して、主
としてSOx、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収除
去した後、臭気性物質等の有機物質を主として含むガス
を焼却炉に戻し、該焼却炉において焼却処理して前記臭
気性物質等の有機物質をCO2 、H2O等に熱分解す
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 炭素質吸着剤の加熱再生により脱着され
た有害物質を含むガスに空気を注入した後、酸化触媒が
充填された酸化器に導入して酸化処理し、臭気性物質等
の有機物質をCO2 、H2 O等に酸化分解する、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項4】 酸化処理により臭気性物質等の有機物質
を除去したガスを、アルカリ水溶液で洗浄して、SO
x、HCl、ダイオキシン、重金属を吸収除去する、請
求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 アルカリ水溶液の洗浄により生じた排水
を粉化炭素質吸着剤で処理して、主としてダイオキシ
ン、重金属等を吸着除去する請求項2または4に記載の
方法。 - 【請求項6】 酸化処理により臭気性物質等の有機物質
を除去したガスに、アルカリ剤および粉化吸着剤を注入
して、焼却炉と吸着器との間に設けられた集じん器に導
入し、該集じん器で、ダイオキシン、重金属等を吸着し
た粉化吸着剤並びにSOx、HClとアルカリ剤との反
応物を除去する、請求項3に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312921A JPH07163832A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 排ガスの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312921A JPH07163832A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 排ガスの処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163832A true JPH07163832A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18035078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312921A Pending JPH07163832A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 排ガスの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07163832A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11104458A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ゴミ焼却炉の排ガス処理装置における粉塵処理方法 |
JP2008531244A (ja) * | 2005-02-08 | 2008-08-14 | グロコウスキー、ホルスト | 金属製造における鉱石及び/又は他の金属含有物質の焼結プロセスによって生ずる排気ガスの浄化方法 |
JP2010137163A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Mitsubishi Materials Corp | キルン排ガスの処理方法及び処理装置 |
JP2013136059A (ja) * | 2013-03-28 | 2013-07-11 | Mitsubishi Materials Corp | キルン排ガスの処理方法及び処理装置 |
EP2628533A1 (en) * | 2012-02-17 | 2013-08-21 | Desotec N.V. | Method and installation for the regeneration of spent carbonaceous adsorbent |
BE1020400A5 (nl) * | 2012-09-07 | 2013-09-03 | Desotec Nv | Nieuwe werkwijze en inrichting voor het regenereren van afgewerkt, koolstofhoudend adsorbeermiddel. |
CN107174922A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-09-19 | 杭州澳欣健康管理有限公司 | 一种气膜密闭废气循环处理系统 |
CN117065538A (zh) * | 2023-10-17 | 2023-11-17 | 北京中航泰达环保科技股份有限公司 | 一种工业炉窑烟气排放净化方法、装置及应用 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5312921A patent/JPH07163832A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021127 |