JPH1169039A - デジタル複写機 - Google Patents
デジタル複写機Info
- Publication number
- JPH1169039A JPH1169039A JP9237810A JP23781097A JPH1169039A JP H1169039 A JPH1169039 A JP H1169039A JP 9237810 A JP9237810 A JP 9237810A JP 23781097 A JP23781097 A JP 23781097A JP H1169039 A JPH1169039 A JP H1169039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- image
- printing
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字データの印字の際に、印字部分以外の出
力画像が汚れることがないデジタル複写機の提供。 【解決手段】 操作者が印字データのみの印字を行いた
い場合には、システム制御部7から印字部4へ画像デー
タのマスクコマンドが発行される。このとき、印字部4
内の印字制御部41は、画像合成部42へ白マスク指示
信号を出力する。このため、画像合成部42では、入力
画像データは、白画像となるデータに変更するマスク処
理が行われ、このマスク処理されたデータと、印字RO
M44から読み出された印字データとが合成される。そ
して、この合成データが画像合成部42から出力画像デ
ータとして出力される。
力画像が汚れることがないデジタル複写機の提供。 【解決手段】 操作者が印字データのみの印字を行いた
い場合には、システム制御部7から印字部4へ画像デー
タのマスクコマンドが発行される。このとき、印字部4
内の印字制御部41は、画像合成部42へ白マスク指示
信号を出力する。このため、画像合成部42では、入力
画像データは、白画像となるデータに変更するマスク処
理が行われ、このマスク処理されたデータと、印字RO
M44から読み出された印字データとが合成される。そ
して、この合成データが画像合成部42から出力画像デ
ータとして出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取り、
この読み取りに応じて得られる画像データに基づいて画
像を再現するデジタル複写機に関する。
この読み取りに応じて得られる画像データに基づいて画
像を再現するデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機の機能の一つに印
字機能がある。この印字機能はメカ的に実施することも
可能であるが、デジタル複写機では画像データに印字デ
ータを合成することにより実現させている。このように
実現する方が、コストダウンにもなり一般的だからであ
る。
字機能がある。この印字機能はメカ的に実施することも
可能であるが、デジタル複写機では画像データに印字デ
ータを合成することにより実現させている。このように
実現する方が、コストダウンにもなり一般的だからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、その印字機
能を用いて原稿に印字データのみの印字を行いたい場
合、スキャナで原稿をコピーしたものでは、原稿自体の
画像品質が低下してしまう欠点があった。また、原稿を
転写紙としスキャナに白紙を置いて印字データのみを印
字させる場合でも、スキャナの特性により原稿自体を汚
してしまう欠点がある。さらに、この場合には、スキャ
ナに白紙を置く余分な作業も発生してしまうという問題
がある。
能を用いて原稿に印字データのみの印字を行いたい場
合、スキャナで原稿をコピーしたものでは、原稿自体の
画像品質が低下してしまう欠点があった。また、原稿を
転写紙としスキャナに白紙を置いて印字データのみを印
字させる場合でも、スキャナの特性により原稿自体を汚
してしまう欠点がある。さらに、この場合には、スキャ
ナに白紙を置く余分な作業も発生してしまうという問題
がある。
【0004】そこで、本発明は、印字データを印字させ
る際に、印字部分以外の出力画像が汚れることのない高
品質なデジタル複写機を提供することを目的とする。
る際に、印字部分以外の出力画像が汚れることのない高
品質なデジタル複写機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿を読み取り、この読み取りに応じた画像データ
を出力する原稿読み取り手段と、印字データをあらかじ
め記憶する印字データ記憶手段と、前記原稿読み取り手
段から出力される画像データと、前記印字データ記憶手
段から読み出される印字データとに基づいて可視像を形
成する画像形成手段と、前記印字データ記憶手段に記憶
される印字データの印字を指示する印字指示手段と、こ
の印字指示手段により印字指示があるときには、前記原
稿読み取り手段から出力される画像データを白画像とな
るデータに変更するマスク処理を行って前記画像形成手
段に供給するとともに、前記印字データ記憶手段に記憶
される印字データを読み出して前記画像形成手段に供給
するデータ処理手段とを具備することにより、前記目的
を達成する。
は、原稿を読み取り、この読み取りに応じた画像データ
を出力する原稿読み取り手段と、印字データをあらかじ
め記憶する印字データ記憶手段と、前記原稿読み取り手
段から出力される画像データと、前記印字データ記憶手
段から読み出される印字データとに基づいて可視像を形
成する画像形成手段と、前記印字データ記憶手段に記憶
される印字データの印字を指示する印字指示手段と、こ
の印字指示手段により印字指示があるときには、前記原
稿読み取り手段から出力される画像データを白画像とな
るデータに変更するマスク処理を行って前記画像形成手
段に供給するとともに、前記印字データ記憶手段に記憶
される印字データを読み出して前記画像形成手段に供給
するデータ処理手段とを具備することにより、前記目的
を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
デジタル複写機において、前記印字データ記憶手段は複
数の印字パターンを記憶し、この複数の印字パターンの
うちの1つを選択する選択手段を設けている。
デジタル複写機において、前記印字データ記憶手段は複
数の印字パターンを記憶し、この複数の印字パターンの
うちの1つを選択する選択手段を設けている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタル複写機に
実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の全体の構成を示す図であ
る。この実施の形態のデジタル複写機は、図1に示すよ
うに、読取部1、画像形成部2、FAX(ファクシミ
リ)部8、セレクタ部5、印字部4、システム制御部
7、操作部6から構成される。
実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の全体の構成を示す図であ
る。この実施の形態のデジタル複写機は、図1に示すよ
うに、読取部1、画像形成部2、FAX(ファクシミ
リ)部8、セレクタ部5、印字部4、システム制御部
7、操作部6から構成される。
【0008】次に、読取部1について、原稿の読み取り
プロセスに沿って簡単に説明する。原稿台11にセット
された原稿12は、露光ランプ13により露光走査さ
れ、原稿12からの反射光が反射ミラー14などを介し
てイメージセンサであるCCD15に結像される。CC
D15は光電変換を行い、光の強弱に応じた電気信号を
出力する。IPU(イメージプロセッシングユニット)
16は、その電気信号をシェーディング補正等の処理を
行ったのち、8ビットのデジタル信号にA/D変換し、
さらに変倍処理、ディザ処理等の画像処理を行い、画像
同期信号とともに画像信号を画像形成部2に送る。スキ
ャナー制御部17は、以上の原稿の読み取りのプロセス
を実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等
の制御を行い、また、IPU16に対して各種パラメー
タの設定を行う。
プロセスに沿って簡単に説明する。原稿台11にセット
された原稿12は、露光ランプ13により露光走査さ
れ、原稿12からの反射光が反射ミラー14などを介し
てイメージセンサであるCCD15に結像される。CC
D15は光電変換を行い、光の強弱に応じた電気信号を
出力する。IPU(イメージプロセッシングユニット)
16は、その電気信号をシェーディング補正等の処理を
行ったのち、8ビットのデジタル信号にA/D変換し、
さらに変倍処理、ディザ処理等の画像処理を行い、画像
同期信号とともに画像信号を画像形成部2に送る。スキ
ャナー制御部17は、以上の原稿の読み取りのプロセス
を実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等
の制御を行い、また、IPU16に対して各種パラメー
タの設定を行う。
【0009】次に、画像形成部2について、画像形成の
プロセスに沿って簡単に説明する。画像形成部2は、帯
電チャージャ21によって一様に帯電された一定回転す
る感光体22を、書込部23からの画像データによって
変調されたレーザー光により露光するように構成され
る。これにより、感光体22に静電潜像ができ、この静
電潜像を現像装置24によりトナーで現像することによ
り顕像化したトナー像が得られる。あらかじめ給紙コロ
25によって給紙トレイ26から給紙搬送され、レジス
トローラ27で待機していた転写紙を、感光体22とタ
イミングを図って搬送し、転写チャージャ28によって
感光体22上のトナーを転写紙に静電転写し、分離チャ
ージャ29によって転写紙を感光体22から分離する。
その後、転写紙上のトナー像を定着装置30により加熱
定着し、排紙ローラ31により排紙トレイ32上に排紙
する。一方、静電転写後の感光体22に残留したトナー
は、クリーニング装置33が感光体22に圧接して除去
し、感光体22は除電チャージャ34により除電され
る。プロッタ制御部35は、以上の画像形成プロセスを
実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の
制御を行う。
プロセスに沿って簡単に説明する。画像形成部2は、帯
電チャージャ21によって一様に帯電された一定回転す
る感光体22を、書込部23からの画像データによって
変調されたレーザー光により露光するように構成され
る。これにより、感光体22に静電潜像ができ、この静
電潜像を現像装置24によりトナーで現像することによ
り顕像化したトナー像が得られる。あらかじめ給紙コロ
25によって給紙トレイ26から給紙搬送され、レジス
トローラ27で待機していた転写紙を、感光体22とタ
イミングを図って搬送し、転写チャージャ28によって
感光体22上のトナーを転写紙に静電転写し、分離チャ
ージャ29によって転写紙を感光体22から分離する。
その後、転写紙上のトナー像を定着装置30により加熱
定着し、排紙ローラ31により排紙トレイ32上に排紙
する。一方、静電転写後の感光体22に残留したトナー
は、クリーニング装置33が感光体22に圧接して除去
し、感光体22は除電チャージャ34により除電され
る。プロッタ制御部35は、以上の画像形成プロセスを
実行するために、各種センサーの検知、駆動モータ等の
制御を行う。
【0010】システム制御部7は、オペレータによる操
作部6ヘの入力状態を検知し、読取部1のスキャナ制御
部17、印字部4、画像形成部2のプロッタ制御部3
5、FAX部8への各種パラメータの設定、プロセス実
行指示等を、通信にて行う。また、システム全体の状態
は、操作部6に表示される。システム制御部7への指示
は、オペレータの操作部6へのキー入力にて行われる。
FAX部8は、システム制御部7からの指示により、送
られてきた画像データをG3、G4ファクシミリのデー
タ転送規定に基づき2値圧縮を行い、電話回線へ転送す
る。また、電話回線を介してFAX部8に転送されたて
きたデータは復元されて2値の画像データとされ、この
画像データが画像形成部2の書込部23へ送られ顕像化
される。セレクタ部5は、システム制御部7からの指示
によりセレクタ(切換接点)の状態を変化させ、画像形
成部2が画像形成を行う画像データのソースを読取部1
またはFAX部8から選択する。なお、印字部4の構成
の詳細については、後述する。
作部6ヘの入力状態を検知し、読取部1のスキャナ制御
部17、印字部4、画像形成部2のプロッタ制御部3
5、FAX部8への各種パラメータの設定、プロセス実
行指示等を、通信にて行う。また、システム全体の状態
は、操作部6に表示される。システム制御部7への指示
は、オペレータの操作部6へのキー入力にて行われる。
FAX部8は、システム制御部7からの指示により、送
られてきた画像データをG3、G4ファクシミリのデー
タ転送規定に基づき2値圧縮を行い、電話回線へ転送す
る。また、電話回線を介してFAX部8に転送されたて
きたデータは復元されて2値の画像データとされ、この
画像データが画像形成部2の書込部23へ送られ顕像化
される。セレクタ部5は、システム制御部7からの指示
によりセレクタ(切換接点)の状態を変化させ、画像形
成部2が画像形成を行う画像データのソースを読取部1
またはFAX部8から選択する。なお、印字部4の構成
の詳細については、後述する。
【0011】次に、読取部1のIPU16から出力され
る画像同期信号について、図4を参照して説明する。図
4に示すように、フレームゲート信号(/FGATE)
は、副走査方向の画像エリアに対しての画像有効範囲を
表す信号であり、このフレームゲート信号がローレベル
(ローアクティブ)の間の画像データが有効とされる。
また、このフレームゲート信号(/FGATE)は、ラ
イン同期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでア
サート、あるいはネゲートされる。ライン同期信号(/
LSYNC)は、画素同期信号(PCLK)の立ち上が
りエッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号
の立ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像デ
ータが有効とされる。送られてくる画像データは、画素
同期信号(PCLK)の1周期に対して1つであり、図
2の矢印部分より400dpi相当に分割されたもので
ある。画像データは、矢印部分を先頭にラスタ形式のデ
ータとして送出される。また、画像データの副走査有効
範囲は、通常、転写紙サイズによって決まる。
る画像同期信号について、図4を参照して説明する。図
4に示すように、フレームゲート信号(/FGATE)
は、副走査方向の画像エリアに対しての画像有効範囲を
表す信号であり、このフレームゲート信号がローレベル
(ローアクティブ)の間の画像データが有効とされる。
また、このフレームゲート信号(/FGATE)は、ラ
イン同期信号(/LSYNC)の立ち下がりエッジでア
サート、あるいはネゲートされる。ライン同期信号(/
LSYNC)は、画素同期信号(PCLK)の立ち上が
りエッジで所定クロック数だけアサートされ、この信号
の立ち上がり後、所定クロック後に主走査方向の画像デ
ータが有効とされる。送られてくる画像データは、画素
同期信号(PCLK)の1周期に対して1つであり、図
2の矢印部分より400dpi相当に分割されたもので
ある。画像データは、矢印部分を先頭にラスタ形式のデ
ータとして送出される。また、画像データの副走査有効
範囲は、通常、転写紙サイズによって決まる。
【0012】次に、図1で示した印字部4の詳細な構成
について、図3のブロック図を参照して説明する。印字
部4は、図3に示すように、印字制御部41、画像合成
部42、画像メモリ43、印字ROM(リード・オンリ
・メモリ)44などから構成される。
について、図3のブロック図を参照して説明する。印字
部4は、図3に示すように、印字制御部41、画像合成
部42、画像メモリ43、印字ROM(リード・オンリ
・メモリ)44などから構成される。
【0013】画像メモリ43は、印字制御部41の制御
により、読取部2などからの画像データを記憶するもの
であり、DRAMなどの記憶素子により構成される。印
字ROM44は、数種類の印字パターンを記憶する読み
出し専用の不揮発性メモリであり、印字制御部41から
読み出し制御される。図7は、その印字パターンの一例
である。画像合成部42は、図5に示すように、AND
回路51とOR回路52とから構成される。すなわち、
AND回路51の入力側には、入力画像データと、この
入力画像データに対してマスク処理を行うための白マス
ク指示信号とが供給され、AND回路51の出力側はO
R回路52の一方の入力側に接続されている。OR回路
52の他方の入力側には画像メモリ43または印字RO
M44からの印字データが供給され、OR回路52の出
力側からは出力画像データが画像形成部2の書込部23
に出力されるように構成されている。
により、読取部2などからの画像データを記憶するもの
であり、DRAMなどの記憶素子により構成される。印
字ROM44は、数種類の印字パターンを記憶する読み
出し専用の不揮発性メモリであり、印字制御部41から
読み出し制御される。図7は、その印字パターンの一例
である。画像合成部42は、図5に示すように、AND
回路51とOR回路52とから構成される。すなわち、
AND回路51の入力側には、入力画像データと、この
入力画像データに対してマスク処理を行うための白マス
ク指示信号とが供給され、AND回路51の出力側はO
R回路52の一方の入力側に接続されている。OR回路
52の他方の入力側には画像メモリ43または印字RO
M44からの印字データが供給され、OR回路52の出
力側からは出力画像データが画像形成部2の書込部23
に出力されるように構成されている。
【0014】印字制御部41は、CPUおよびロジック
回路から構成され、システム制御部7と通信を行ってコ
マンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行
い、また、印字部4の状態を知らせるためステータス情
報として送信する。上記のコマンドには、印字の位置の
情報、印字パターンの種類、印字の実効の有無の指定な
どがある。印字の位置の情報のコマンドは、コピー動作
前に印字制御部41にあらかじめ送られる。すると、印
字制御部41は、これらの位置情報に基づいて主走査、
および副走査別々に入力される画素同期信号と入力ライ
ン同期信号を数えることで印字位置を知り、その位置で
印字ROM44に記憶される印字データを読み出して画
像合成部42へ出力する。印字パターンの種類を指定す
るコマンドによって、印字ROM44に記憶される該当
するデータを読み出す。
回路から構成され、システム制御部7と通信を行ってコ
マンドを受信し、そのコマンドに応じた動作設定を行
い、また、印字部4の状態を知らせるためステータス情
報として送信する。上記のコマンドには、印字の位置の
情報、印字パターンの種類、印字の実効の有無の指定な
どがある。印字の位置の情報のコマンドは、コピー動作
前に印字制御部41にあらかじめ送られる。すると、印
字制御部41は、これらの位置情報に基づいて主走査、
および副走査別々に入力される画素同期信号と入力ライ
ン同期信号を数えることで印字位置を知り、その位置で
印字ROM44に記憶される印字データを読み出して画
像合成部42へ出力する。印字パターンの種類を指定す
るコマンドによって、印字ROM44に記憶される該当
するデータを読み出す。
【0015】次に、印字の実効の有無を指定するコマン
ドについて説明すると、有りの場合には、印字データと
して画像合成部42に画像メモリ43から読み出した有
効なデータを出力する。一方、なしの場合には、有効な
印字データを出力せず、すなわち白画像データを出力す
ることで、入力画像データがそのまま画像形成部2へ送
られる。さらに、操作者が印字のみを実行したい場合に
は、操作者がその旨の指示をすると、操作部6を経てシ
ステム制御部7から印字部4へ画像データのマスクコマ
ンドが発行される。このとき、印字部4内の印字制御部
41は、画像合成部42へ白マスク指示信号を出力す
る。
ドについて説明すると、有りの場合には、印字データと
して画像合成部42に画像メモリ43から読み出した有
効なデータを出力する。一方、なしの場合には、有効な
印字データを出力せず、すなわち白画像データを出力す
ることで、入力画像データがそのまま画像形成部2へ送
られる。さらに、操作者が印字のみを実行したい場合に
は、操作者がその旨の指示をすると、操作部6を経てシ
ステム制御部7から印字部4へ画像データのマスクコマ
ンドが発行される。このとき、印字部4内の印字制御部
41は、画像合成部42へ白マスク指示信号を出力す
る。
【0016】この白マスク指示信号は、図5に示すAN
Dゲート51に供給されるが、白マスク指示信号は
「L」レベルのため、読取部1からの入力画像データは
ANDゲート51から出力されずにマスク処理され、A
NDゲート51の出力は白画像データになる。このた
め、OR回路52に供給されるデータは、その白画像デ
ータと印字ROM44から読み出された印字パターンデ
ータとなり、OR回路52から出力される出力画像デー
タはその両データが合成されたものとなる。従って、図
6の左側に示すような入力画像に対して上記のマスク処
理を行った場合には、印字画像は同図の真ん中に示すよ
うになり、その出力画像は同図の右側に示すようにな
る。なお、図6の出力画像は、転写紙を白紙としたとき
のものである。
Dゲート51に供給されるが、白マスク指示信号は
「L」レベルのため、読取部1からの入力画像データは
ANDゲート51から出力されずにマスク処理され、A
NDゲート51の出力は白画像データになる。このた
め、OR回路52に供給されるデータは、その白画像デ
ータと印字ROM44から読み出された印字パターンデ
ータとなり、OR回路52から出力される出力画像デー
タはその両データが合成されたものとなる。従って、図
6の左側に示すような入力画像に対して上記のマスク処
理を行った場合には、印字画像は同図の真ん中に示すよ
うになり、その出力画像は同図の右側に示すようにな
る。なお、図6の出力画像は、転写紙を白紙としたとき
のものである。
【0017】この実施の形態では、上記のように、印字
ROM44には、数種類の印字パターンが記憶されてお
り、操作者が操作部6の操作によりその数種類の印字パ
ターンのうちから1つを選択できるように構成されてい
る。このため、操作者はその数種類の印字パターンのう
ちから任意の印字パターンを選択して印字ができる。
ROM44には、数種類の印字パターンが記憶されてお
り、操作者が操作部6の操作によりその数種類の印字パ
ターンのうちから1つを選択できるように構成されてい
る。このため、操作者はその数種類の印字パターンのう
ちから任意の印字パターンを選択して印字ができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、印字データを
印字する場合には、原稿読み取り手段から出力される画
像データを白画像となるデータに変更するマスク処理を
行って画像形成手段に供給するとともに、印字データ記
憶手段に記憶される印字データを読み出して画像形成手
段に供給するようにした。このため、印字データの印字
の際には、印字部分以外の出力画像が汚れることがな
い。
印字する場合には、原稿読み取り手段から出力される画
像データを白画像となるデータに変更するマスク処理を
行って画像形成手段に供給するとともに、印字データ記
憶手段に記憶される印字データを読み出して画像形成手
段に供給するようにした。このため、印字データの印字
の際には、印字部分以外の出力画像が汚れることがな
い。
【0019】請求項2記載の発明では、印字データ記憶
手段は複数の印字パターンを記憶し、この複数の印字パ
ターンのうちの1つを選択できるようにしたので、各種
のパターンの印字が可能となる。
手段は複数の印字パターンを記憶し、この複数の印字パ
ターンのうちの1つを選択できるようにしたので、各種
のパターンの印字が可能となる。
【図1】本発明のデジタル複写機の実施の形態の全体構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】原稿台と原稿の関係を示す平面図である。
【図3】図1に示す印字部の詳細な構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】図1の読取部のIPUから出力される画像同期
信号を説明する図である。
信号を説明する図である。
【図5】図3に示す画像合成部の詳細な構成を示す回路
図である。
図である。
【図6】入力画像、印字画像、および出力画像の関係を
示す図である。
示す図である。
【図7】印字ROMに格納される各種の印字パターンの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
1 読取部 2 画像形成部 4 印字部 6 操作部 7 システム制御部 41 印字制御部 42 画像合成部 44 印字ROM 51 AND回路 52 OR回路
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿を読み取り、この読み取りに応じた
画像データを出力する原稿読み取り手段と、 印字データをあらかじめ記憶する印字データ記憶手段
と、 前記原稿読み取り手段から出力される画像データと、前
記印字データ記憶手段から読み出される印字データとに
基づいて可視像を形成する画像形成手段と、 前記印字データ記憶手段に記憶される印字データの印字
を指示する印字指示手段と、 この印字指示手段により印字指示があるときには、前記
原稿読み取り手段から出力される画像データを白画像と
なるデータに変更するマスク処理を行って前記画像形成
手段に供給するとともに、前記印字データ記憶手段に記
憶される印字データを読み出して前記画像形成手段に供
給するデータ処理手段と、 を具備することを特徴とするデジタル複写機。 - 【請求項2】 前記印字データ記憶手段は複数の印字パ
ターンを記憶し、この複数の印字パターンのうちの1つ
を選択する選択手段を設けたことを特徴とする請求項1
記載のデジタル複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237810A JPH1169039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | デジタル複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9237810A JPH1169039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | デジタル複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169039A true JPH1169039A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=17020751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9237810A Pending JPH1169039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | デジタル複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169039A (ja) |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP9237810A patent/JPH1169039A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8508778B2 (en) | Image forming apparatus | |
US5099336A (en) | Copying machine capable of copying plural reproduced images from single original on a same copying paper and copying process thereof | |
EP0578184B1 (en) | Digital copying and facsimile machine | |
JP2000305430A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3652002B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 | |
JPH1169039A (ja) | デジタル複写機 | |
JPH10177283A (ja) | 白黒兼用カラー画像形成装置 | |
JP2791292B2 (ja) | 画像読取装置と画像形成装置およびその制御方法 | |
JP3313748B2 (ja) | 付加情報合成機能を有する複写装置及び付加情報合成方法 | |
JP2002287437A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2003062928A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP3652097B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP3738346B2 (ja) | 画像形成装置および画像出力特性設定方法 | |
JP3705639B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH11170659A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH08340423A (ja) | デジタル画像形成装置 | |
JPH05227369A (ja) | カラー複写機 | |
JP2000358156A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JPH0679918A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11125937A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09247425A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH09266515A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0213063A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07298078A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JPH01175366A (ja) | 画像処理装置 |