JPH1168324A - 基板配線方式 - Google Patents

基板配線方式

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JPH1168324A
JPH1168324A JP21946497A JP21946497A JPH1168324A JP H1168324 A JPH1168324 A JP H1168324A JP 21946497 A JP21946497 A JP 21946497A JP 21946497 A JP21946497 A JP 21946497A JP H1168324 A JPH1168324 A JP H1168324A
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wiring pattern
wiring
drill
substrate
inner layer
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Kazutaka Watanabe
和隆 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の基板配線方式では、改造のために、設
計段階で外層を予め占有する必要があるため、外層に配
線パターンを設けることができなくなり、基板が大きく
なってしまう。 【解決手段】 ドリル1で基板2を削りながら、交流電
流計5の指針6を確認する。ドリル1による基板2の切
削が進むと、交流電流計5の指針6が振れ始める。この
時点でドリル1による基板2の切削をすぐに停止できる
ように切削スピードを落とす。その後、ドリル1と内層
配線パターン3が接触すると、ドリル1、交流電源4、
交流電流計5、電流制限抵抗7、及び内層配線パターン
3からなる回路が閉じ、交流電流計5の指針6の振れが
最大となる。この時点で直ちにドリル1による切削を停
止する。これにより、内層配線パターン3は損傷を受け
ることなく露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板配線方式に係
り、特に多層基板の内層配線を行う基板配線方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の基板配線方式として、予めプリン
ト基板の内層信号パターン毎に決められたグリッドを経
由して配線し、改造時に該当グリッドを孔開けすること
により、内層配線パターンを直接切り離して基板改造を
行うことにより、改造用パッドへのスルーホールを介し
ての配線引き回しをなくすようにした基板配線方式が知
られている(特開平5−67884号公報:発明の名称
「プリント基板の改造方法」)。
【0003】また、従来、プリント配線の分岐点を外層
(表面層)に設けると共に、分岐点から外層のプリント
配線を各方位に引いて、その先端にスルーホールを設け
て、必要な各層に接続することにより、外層のプリント
配線を分岐点の近傍で切断したり接続したりして、プリ
ント配線による回路を修正することができる構成とした
基板配線方式も知られている(特開平4−345086
号公報:発明の名称「多層プリント配線基板」)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の基板配線方式では、いずれも内層を配線する際に、予
め外層への配線パターンの引き出しやグリッドの設置な
ど、改造のために、設計段階で外層を予め占有する必要
がある。このため、内層全体に従来技術を適用すると、
外層に配線パターンを設けることができなくなり、基板
が大きくなってしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
予め多層基板を設計する際に、制約を与えることなく内
層配線パターンの改造を行い得る基板配線方式を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、内層に内層配線パターンを有する配線基板
の表面を切削工具により削って、内層配線パターンの所
望位置を露出させてから内層配線パターンの切断、配線
などの改造をする基板配線方式において、切削工具とし
て導電性のある切削工具を使用すると共に、切削工具と
露出させようとしている内層配線パターンとの間に導通
検出手段を設け、導通検出手段により導通が検出される
まで、切削工具による配線基板の切削を続行するように
したものである。
【0007】本発明では、導通検出手段により導通が検
出されることにより、切削工具と内層配線パターンとが
接触したことを検出できる。
【0008】また、本発明の導通検出手段は、切削工具
と露出させようとしている内層配線パターンとの間に設
けられた、少なくとも交流電源と交流電流計からなる。
この場合、交流電流計の指針が振れ始めた時から、切削
工具による切削スピードを落とすことにより、導通検出
時点で直ちに切削を停止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0010】図1は本発明になる基板配線方式の一実施
の形態の全体斜視図を示す。同図において、導電性材質
でできたドリル1へは交流電源4より交流電圧が印加さ
れている。交流電源4の他端は、交流電源4の実効値を
計測するための交流電流計5、及び回路が閉じた場合に
交流電流計5の指針6が振り切れないように、抵抗値が
調節された電流制限抵抗7を介して基板2の内部に配さ
れている内層配線パターン3に接続されている。
【0011】次に、この実施の形態の動作について説明
する。この実施の形態では、基板2をドリル1にて破線
bで示す如く内層配線パターン3が露出する部分まで削
り取ることにより、内層配線パターン3の改造や配線な
どを行う。そのために、まず、ドリル1で基板2を削り
ながら、交流電流計5の指針6を確認する。図2(a)
に示すように、基板2を削り始めた状態では、ドリル1
と内層配線パターン3の間の距離dが離れているため、
ドリル1と内層配線パターン3との間には全く導通は無
い。
【0012】ドリル1による基板2の切削が進み、図2
(b)に示すように、上記の距離dが小さくなってくる
と、ドリル1と内層配線パターン3の間の静電容量が小
さくなってくる。このため、交流電流計5の指針6が振
れ始める。この時点でドリル1による基板2の切削をす
ぐに停止できるように切削スピードを落とす。
【0013】そして、図2(c)に示すように、更に切
削が進んでドリル1と内層配線パターン3が接触する
と、ドリル1、交流電源4、交流電流計5、電流制限抵
抗7、及び内層配線パターン3からなる回路が閉じ、V
/R(ただし、Vは交流電源4の実効電圧、Rは電流制
限抵抗7の抵抗値)なる値の実効電流が流れ、交流電流
計5の指針6の振れが最大となる。この時点で直ちにド
リル1による切削を停止する。
【0014】以上の方法により、内層配線パターン3は
損傷を受けることなく露出するため、内層配線パターン
3への切断・配線等の作業を、引き続いて直ちに行うこ
とができる。この実施の形態では、内層配線パターン3
の露出を確実に検出できるため、予め設計段階で外層へ
の配線パターンの引き出しやグリッドの設置などの内層
パターン改造のための外層面の確保等が不要になり、外
層面の有効な活用ができ、基板2の小型化を実現でき
る。
【0015】なお、この実施の形態では、基板の切削工
具としてドリル1を用いたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、切削刃が導電性で、基板2を削ること
ができる工具であれば何でもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導通検出手段により導通が検出されることにより、切削
工具と内層配線パターンとが接触したことを検出できる
ため、内層パターンの基板表面の露出を熟練を要さずに
確実に検出することできる。また、このことから予め設
計段階で、内層パターン改造のための外層面の確保等の
考慮が不要になるため、外層面を有効に活用でき、基板
の小型化を図ることができる。
【0017】また、本発明によれば、切削工具と露出さ
せようとしている内層配線パターンとの間に設けられ
た、少なくとも交流電源と交流電流計により導通を検出
する場合、交流電流計の指針が振れ始めた時から、切削
工具による切削スピードを落とすことにより、導通検出
時点で直ちに切削を停止することができ、よって、切削
工具と内層パターンが接触する直前で切削を停止させ、
内層パターンを損傷させることなく、基板表面に露出さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す全体斜視図
である。
【図2】図1の動作を説明する構成図である。
【符号の説明】
1 ドリル 2 基板 3 内層配線パターン 4 交流電源 5 交流電流計 6 指針 7 電流制限抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層に内層配線パターンを有する配線基
    板の表面を切削工具により削って、前記内層配線パター
    ンの所望位置を露出させてから該内層配線パターンの切
    断、配線などの改造をする基板配線方式において、 前記切削工具として導電性のある切削工具を使用すると
    共に、該切削工具と露出させようとしている前記内層配
    線パターンとの間に導通検出手段を設け、該導通検出手
    段により導通が検出されるまで、該切削工具による前記
    配線基板の切削を続行することを特徴とする基板配線方
    式。
  2. 【請求項2】 前記導通検出手段は、前記切削工具と露
    出させようとしている前記内層配線パターンとの間に設
    けられた、少なくとも交流電源と交流電流計からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の基板配線方式。
  3. 【請求項3】 前記導通検出手段を構成する前記交流電
    流計の指針が振れ始めた時から、前記切削工具による切
    削スピードを落とすことを特徴とする請求項2記載の基
    板配線方式。
JP21946497A 1997-08-14 1997-08-14 基板配線方式 Expired - Fee Related JP3082717B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008133161A1 (ja) 2007-04-17 2008-11-06 Ajinomoto Co., Inc. カルボキシル基を有する酸性物質の製造法

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WO2008133161A1 (ja) 2007-04-17 2008-11-06 Ajinomoto Co., Inc. カルボキシル基を有する酸性物質の製造法

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