JPH0456383A - 配線板の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は必要な配線パターンに絶Ｉ！電線を使用した配
線板（以下、マルチワイヤー配線板と呼ぶ）の製造法に
おいて、絶縁電線を絶縁基板上に接着する際に、導体露
出部を生じた絶縁電線による配線を防止する方法に関す
る。

〔従来の技術〕

マルチワイヤー配線板は、熱硬化性樹脂積層板等の絶縁
基板に熱可塑性を有する熱硬化性接着剤を塗布したもの
（以下、基板と略す）に、ポリイミド樹脂等の耐熱性樹
脂で被覆した絶縁電線を接着して配線を形成した後、絶
縁電線を横切るスルーホールをあけて、その内壁を金属
化することにより製造する。

絶縁電線を基板に接着する工程では、特公昭６０−３４
２７９号公報に示されているように、基板を数値制御位
置決めテーブル上に取付け、磁歪振動する接着工具が絶
縁ｔｉｖＡを押圧して接着剤を溶融すると同時に絶縁電
線を埋め込みながら移動し、基板上の指定された場所に
配線パターンを形成する。

〔発明が解決しようとする課題〕

特公昭６０−３４２７９号は導体露出を生じた絶縁電線
をその接着の時点で検出する方法を持たない。このため
、取扱いの不手際等により導体露出を生じた絶縁電線を
も異常のない絶縁電線と同様に接着を完了させ、これが
配線パターンの短絡及び絶縁不良を起こという問題点が
あった１本発明は、絶縁電線の接着の時点で、その導体
露出部を検出して接着を停止することにより、導体露出
部を生じた絶縁電線による配置を防止する方法を提供す
るものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図を使って接着の時点で絶縁電線の導体露出部を検
出する方法を説明する。絶縁電線（２）は常時接着工具
（１）と接している。絶縁電線（２）の導体（３）は、
導体露出部（７）が接着工具（１）と接触しないかぎり
電気的に接着工具（１）と絶縁状態である。本発明では
まず絶縁電線（２）の終端側の導体（３）を接地（６）
する。接着工具（１）は抵抗（４）を介して電＃（５）
と接続する。導体露出部（７）が接着工具（１）と接触
していないときは、接着工具（１）と電源（５）は等電
位である。しかし、導体露出部（７）が接着工具（１）
と接触すると、抵抗（４）及び絶縁電線（２）の導体（
３）を通して、電源（５）から接地（６）に電流が流れ
る。このときに接着工具（１）の電位は電源（５）の電
位よりも低くなる。これを比較器（８）で検出すること
により絶縁電線（２）の導体露出部（７）と接着工具（
１）の接触を検出できた。

〔実施例〕

第２図に実施例を示す。導体露出部（７）と接着工具（
１））が接触したとき、電源（５）に対して接着工具（
１）の電位が低下することを比較器（８）で検出する。

これの出力を機械制御系に従来より既設されている警報
発生器（９）と連結することにより、警報の発生と接着
工具（１）の停止が可能となった。

〔発明の効果〕

上記方法によれば、絶縁電線を接着する時点で確実に導
体露出部を検出し、接着を停止することができる。従っ
て、導体露出部を生じた絶縁電線を接着したために起こ
る配線の短絡及び絶縁不良を防止する上で効果大である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明において、絶縁電線の導体露出部を検出
する方法を示す配線図である。第２図は本発明の実施例
を示すブロック図である。 ｌ　工具　　　　　　　２　絶縁電線 ３　導体　　　　　　　４　抵抗 ５　電源　　　　　　　６　接地 ７　導体露出部 ８　比較器 ９　警報発生器 ＼ １接着工具 ２絶縁電線 ３導体 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．接着剤付絶縁基板に、絶縁電線を接着して配線パタ
   ーンを形成する配線板の製造法において、絶縁電線を接
   着する際に絶縁電線の導体露出部と接着工具の接触を検
   出することにより、導体露出部を生じた絶縁電線での配
   線を防止する方法。