JPH07142856A - 磁気ヘッドの捲線の電子回路への接続方法 - Google Patents

磁気ヘッドの捲線の電子回路への接続方法

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JPH07142856A
JPH07142856A JP29227893A JP29227893A JPH07142856A JP H07142856 A JPH07142856 A JP H07142856A JP 29227893 A JP29227893 A JP 29227893A JP 29227893 A JP29227893 A JP 29227893A JP H07142856 A JPH07142856 A JP H07142856A
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JP
Japan
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magnetic head
electronic circuit
wire
winding
heater
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Application number
JP29227893A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Sugawara
光春 菅原
Ikuo Sato
郁男 佐藤
Yuichi Chiba
雄一 千葉
Osamu Mori
治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半田付けの工程を削減し、しかも半田付けに
よる接続を確実に行う。 【構成】 磁気ヘッドチップ11に捲かれた絶縁被覆導
線13の両端末を、この磁気ヘッドチップ11の近傍に
配置された電子回路の半田ランド15上にその絶縁被覆
導線を絶縁被覆13を剥がさずにそのままの状態で張り
渡し、その上からヒーターチップ2Aを乗せて所定の荷
重を掛け、その後そのヒーターに通電、加熱し、その熱
で前記絶縁被覆導線の絶縁被覆を破ることにより露出し
た導線を前記半田ランドに半田付けするようにしてい
る。 【効果】 絶縁被覆導線の絶縁被覆が容易に破れ、露出
した導線を確実に半田ランドに接続でき、導通をとるこ
とができる。また、半田付け前の工程で絶縁被覆導線の
仮止めする必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録及びまたは再
生に用いられる磁気ヘッドチップに捲かれた絶縁被覆導
線の電子回路への接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ヘッドの捲線の接続方法は、
磁気ヘッドチップに捲かれた絶縁被覆導線の両端末を電
子回路に接続するに当たり、この磁気ヘッドチップの近
傍に配置された前記電子回路の半田ランド上にその絶縁
被覆導線を張り出し、更に延長させて、前記半田ランド
上から前記絶縁被覆導線が移動し、外れないように、そ
の延長上の適当な場所に瞬間接着剤などで絶縁被覆導線
の端末を仮固定し、その固定状態で、絶縁被覆導線半田
ランド上の絶縁被覆導線を、加熱されたヒーターを用い
て外部から供給された半田及び前記半田ランドの半田を
溶融し、前記ヒーターにより前記絶縁被覆を加熱、溶融
して露出した導線を前記半田ランドに半田付けするよう
にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絶縁被覆導線
の端末を瞬間接着剤で固定する手間が掛かるほか、熱に
より前記絶縁被覆が確実に溶融せず、導通不良を起こす
不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明の磁気
ヘッドの捲線の接続方法では、磁気ヘッドチップに捲か
れた絶縁被覆導線の両端末を電子回路に接続するに当た
り、この磁気ヘッドチップの近傍に配置された前記電子
回路の半田ランド上にその絶縁被覆導線を絶縁被覆を剥
がさずにそのままの状態で張り渡し、その上からヒータ
ーを乗せて所定の荷重を掛け、その後そのヒーターに通
電、加熱し、その熱で前記絶縁被覆導線の絶縁被覆を破
ることにより露出した導線を前記半田ランドに半田付け
して前記磁気ヘッドチップに捲かれた絶縁被覆導線を前
記電子回路に接続するようにし、前記課題を解決した。
【0005】
【作用】従って、絶縁被覆導線の絶縁被覆が容易に破
れ、露出した導線を確実に半田ランドに接続でき、導通
をとることができる。また、半田付け前の工程で絶縁被
覆導線の仮止めする必要がなくなる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の磁気ヘッドの捲線の接続方
法の実施例を図1乃至図6を用いて説明する。図1はこ
の発明の磁気ヘッドの捲線の電子回路への接続方法に用
いる捲線接続装置の概念図であり、図2は図1の捲線接
続装置を用いて捲線を電子回路に接続する第1の工程を
説明するための磁気ヘッドの平面図であり、図3は図2
に示した工程に続く次の工程を説明するための磁気ヘッ
ドの平面図であり、図4は図3に示した工程に続く次の
工程を説明するための磁気ヘッドの平面図であり、図5
はこの発明の磁気ヘッドの捲線の電子回路への接続方法
に使用して好適な一例の絶縁被覆導線の構造を示した一
部斜視図であり、そして図6はこの発明の磁気ヘッドの
捲線の電子回路への接続方法を用いて半田ランドに絶縁
被覆導線を接続した場合の構造を示した断面図である。
【0007】先ず、図1を用いて、この発明の磁気ヘッ
ドの捲線の電子回路への接続方法に用いる捲線接続装置
を説明する。符号1は全体として捲線接続装置1を指
す。この捲線接続装置1はヒーター部2と電源部3とか
ら構成されており、両者間は電線4で接続されている。
ヒーター部2は、全体としてV字型をしており、先端部
を先細りで薄型にし、その平面が極めて小面積、小体積
の直方体に構成されたヒーターチップ2Aを備えてい
る。
【0008】このヒーターチップ2Aは図示していない
手段で上下方向に可動できるように構成され、そして接
続しようとする絶縁被覆導線に所定の荷重を掛けられる
手段を備えている。このようなヒーター部2に前記電源
部3から電流が供給され、前記ヒーターチップ2Aが加
熱される。通常、この捲線接続装置1は電源部3がオフ
の状態になっており、後記の接続作業の場合のみ瞬間的
に電源部3がオンされ、ヒーターチップ2Aに通電する
ように構成されている。
【0009】電子回路(図示していない)に接続しよう
とする磁気ヘッド10は表面が精密な平面に仕上げられ
ているステージ5に載置されている。この磁気ヘッド1
0を電子回路に接続するに当たっては、ステージ5を移
動させて前記ヒーターチップ2Aの直下に磁気ヘッド1
0を持ち来してもよく、また、ヒーターチップ2Aの方
を移動させて磁気ヘッド10上に持ち来してもよい。但
し、両者の相対位置を精密に位置決めする必要がある。
【0010】図2には前記磁気ヘッド10としてVTR
用の回転磁気ヘッドを例示した。この磁気ヘッド10は
磁気ヘッドチップ11とこれを固定、支持する真鍮など
で構成されたヘッドベース12とから構成されている。
磁気ヘッドチップ11には絶縁被覆導線13の捲線14
が施されており、また、前記ヘッドベース12の磁気ヘ
ッドチップ11が固定されていない面に半田が予めコー
トされた半田ランド15、16や電子回路部品などが搭
載される半田ランドが形成された印刷配線基板17が固
定されている。
【0011】次に、前記捲線接続装置1を用いて、磁気
ヘッド10に卷装した捲線14の両端の絶縁被覆導線1
3を、磁気ヘッド10の近傍に在る半田ランド15、1
6に半田付けし、磁気記録再生装置の電子回路に接続す
る接続方法を説明する。先ず、図2に示したように、捲
線14の両端の絶縁被覆導線13をそれぞれ半田ランド
15、16上にその絶縁被覆を剥がさずにそのままの状
態で張り渡して保持する。
【0012】その上からヒーターチップ2Aを矢印Yの
方向に降下させて、先ず、一方の絶縁被覆導線13を半
田ランド15に押しつけ、所定の荷重を掛け、その後、
そのヒーターチップ2Aに瞬間的に通電、加熱し、その
熱で前記絶縁被覆導線13の絶縁被覆を破り、導線13
Aを露出させる(図5)。同時にその熱で前記半田ラン
ド15に予めコートされている半田を溶融し、前記露出
した導線13Aを半田付けして、絶縁被覆導線13を半
田ランド15に接続する。同一の要領で他方の絶縁被覆
導線13を半田ランド16に接続する。
【0013】両端の絶縁被覆導線13を両半田ランド1
5、16に接続し終わると、図3に示したように、余分
な絶縁被覆導線13を切断すると、電子回路への接続が
完了したことになる。なお、接続部の腐食や機械的な損
傷を防止したい場合には、これらの接続部に更にUVボ
ンドなどの樹脂18で封止すると信頼性を向上させるこ
とができる。
【0014】図5にこの発明に用いた絶縁被覆導線13
を例示した。この絶縁被覆導線13は直径30μmの銅
からなる導線13Aの表面に厚さ10μmのホルマール
の絶縁被覆13Bが被覆されており、更にその表面に厚
さ1μmのナイロンの滑材13Cが被覆されている。
【0015】このような絶縁被覆導線13を用い、前記
の接続方法で半田ランド15、16へ接続するに当た
り、先ず、約800grの荷重をその絶縁被覆導線13
に掛け、その後、ヒーターチップ2Aに0.3秒程度の
瞬間で500〜600°Cに加熱する。このようにして
半田ランド15に接続された絶縁被覆導線13の接続構
造を図6に示した。半田ランド15上に予めコートされ
てあった半田15Aは溶融して導線13Aの下部を半田
ランド15の銅層に接続し、絶縁被覆13Bは導線13
Aの側方や上方を覆う状態になっている。
【0016】前記絶縁被覆導線13はその絶縁被覆13
Bとしてホルマールが用いられた線材を例示したが、こ
の絶縁被覆13Bとしてはこの他、ポリウレタンやワニ
スが用いられている線材に対しても、この発明の接続方
法を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の磁気
ヘッドの捲線の電子回路への接続方法では、絶縁被覆導
線の絶縁被覆が容易に破れ、露出した導線を確実に半田
ランドに接続でき、導通をとることができる。また、半
田付け前の工程で絶縁被覆導線の仮止めする必要がなく
なり、それだけ工数の削減ができ、安価に製造できるな
どの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の磁気ヘッドの捲線の電子回路への
接続方法に用いる捲線接続装置の概念図である。
【図2】 図1の捲線接続装置を用いて捲線を電子回路
に接続する第1の工程を説明するための磁気ヘッドの平
面図である。
【図3】 図2に示した工程に続く次の工程を説明する
ための磁気ヘッドの平面図である。
【図4】 図3に示した工程に続く次の工程を説明する
ための磁気ヘッドの平面図である。
【図5】 この発明の磁気ヘッドの捲線の電子回路への
接続方法に使用して好適な一例の絶縁被覆導線の構造を
示した一部斜視図である。
【図6】 この発明の磁気ヘッドの捲線の電子回路への
接続方法を用いて半田ランドに絶縁被覆導線を接続した
場合の構造を示した断面図である。
【符号の説明】
1 捲線接続装置 2 ヒーター部 2A ヒーターチップ 3 電源部 4 電線 5 ステージ 10 磁気ヘッド 11 磁気ヘッドチップ 12 ヘッドベース 13 絶縁被覆導線 13A 導線 13B 絶縁被覆 13C 滑材 14 捲線 15 半田ランド 15A 半田 16 半田ランド 17 印刷配線基板 18 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 雄一 宮城県登米郡中田町宝江新井田字加賀野境 30番地ソニー・プレシジョン・マグネ株式 会社内 (72)発明者 森 治 宮城県登米郡中田町宝江新井田字加賀野境 30番地ソニー・プレシジョン・マグネ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドチップに捲かれた絶縁被覆導
    線の両端末を電子回路に接続するに当たり、この磁気ヘ
    ッドチップの近傍に配置された前記電子回路の半田ラン
    ド上にその絶縁被覆導線を絶縁被覆を剥がさずにそのま
    まの状態で張り渡し、その上からヒーターを乗せて所定
    の荷重を掛け、その後そのヒーターに通電、加熱し、そ
    の熱で前記絶縁被覆導線の絶縁被覆を破ることにより露
    出した導線を前記半田ランドに半田付けして前記磁気ヘ
    ッドチップに捲かれた絶縁被覆導線を前記電子回路に接
    続することを特徴とする磁気ヘッドの捲線の電子回路へ
    の接続方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁被覆が破られて露出した導線が
    半田ランドに半田付けされた部分を樹脂で封止すること
    を特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッドの捲線の電子
    回路への接続方法。
JP29227893A 1993-11-22 1993-11-22 磁気ヘッドの捲線の電子回路への接続方法 Pending JPH07142856A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021875A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Toshiba Corp 固体撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021875A (ja) * 2006-07-13 2008-01-31 Toshiba Corp 固体撮像装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020716