JPH1167705A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH1167705A
JPH1167705A JP23653197A JP23653197A JPH1167705A JP H1167705 A JPH1167705 A JP H1167705A JP 23653197 A JP23653197 A JP 23653197A JP 23653197 A JP23653197 A JP 23653197A JP H1167705 A JPH1167705 A JP H1167705A
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敏 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の表面及び裏面を同時に処理でき,特に
基板の裏面をむらなく処理できる処理装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 ウェハWを回転自在に保持するスピンチ
ャック20と,スピンチャック20に保持されたウェハ
Wの表面を処理する表面処理ノズル24,表面スクラブ
洗浄機25と,スピンチャック20に保持されたウェハ
Wの裏面を処理する裏面処理ノズル30,裏面スクラブ
洗浄機31を備えた処理装置13において,スピンチャ
ック20の回転軸27を中空に形成し,この中空に形成
された回転軸27の内部に裏面処理ノズル30,裏面ス
クラブ洗浄機31を配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばLCD基板
や半導体ウェハのような基板の表面及び裏面を処理する
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては,
例えば半導体ウェハ(以下,「ウェハ」という)の基板
の表面及び裏面を清浄な状態にすることが極めて重要で
ある。そのため,ウェハの表面及び裏面に付着したパー
ティクル,有機汚染物,金属不純物等のコンタミネーシ
ョンを除去するために洗浄処理システムが使用されてい
る。ウェハを洗浄する洗浄処理システムの一つして,枚
葉型の処理装置を用いた洗浄処理システムが知られてい
る。
【0003】この洗浄処理システムには,例えばウェハ
を収納したキャリアを載置する載置部と,載置部に載置
されたキャリアから洗浄前のウェハを取り出し,また,
洗浄後のウェハをキャリアに搬入する取出搬入部と,ウ
ェハの表面と裏面を洗浄処理及び乾燥処理する洗浄処理
部と,これら取出搬入部と洗浄処理部との間でウェハの
搬送を行う搬送部が設けられている。さらに,洗浄処理
部内には,アンモニア,フッ酸,硫酸等の薬液や純水と
いった各種の処理液を用いて洗浄処理する洗浄処理装置
が配置されている。
【0004】ここで,図10は従来の裏面洗浄処理装置
の典型例の断面図であり,図11はその平面図である。
図10で示すように,裏面洗浄処理装置100はスピン
チャク101を備えており,このスピンチャック101
は,モータ102と,モータ102の回転駆動によって
回転する回転軸103と,回転軸103の上部に取り付
けられた載置板104と,載置板104の周縁部に配置
された保持部105とから構成されている。さらに,載
置板104の下方には,ウェハWの裏面に洗浄処理液を
吐出する裏面処理ノズル106が回転軸102の外側に
配置されている。また,図11に示すように,載置板1
04には複数の隙間110が形成されており,この隙間
110から裏面処理ノズル106のノズル本体107が
ウェハWの裏面を覗いているような構成になっている。
そして,ウェハWは処理容器108内で裏面を洗浄処理
される。以上のように構成された従来の裏面洗浄処理装
置100で行われる洗浄処理では,スピンチャック10
1に保持され回転しているウェハWの裏面に,裏面処理
ノズル106から洗浄処理液を吐出して洗浄処理を行
う。
【0005】また,スピンチャックに保持され回転して
いるウェハの表面や裏面に洗浄処理液を供給しつつ,ブ
ラシやスポンジ等の処理部材を回転させながら基板の表
面や裏面に付着したパーティクル等をこすり落として除
去するスクラブ洗浄が知られている。そして,ウェハの
表面をスクラブ洗浄した後に,適当なウェハ反転機構を
用いて,ウェハの表裏を反転させ,ウェハの裏面を上に
した状態でスピンチャックに再び保持させウェハの裏面
をスクラブ洗浄することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで,従来の処理
装置では,ウェハの表面と裏面を別々に洗浄するために
処理時間が長くなると共に,表面洗浄と裏面洗浄の2種
類の処理装置が必要となるので洗浄処理システム自体を
大型化させてしまう。また,図10に示すように,従来
の裏面洗浄処理装置は,裏面処理ノズル106から吐出
される洗浄処理液にとって,洗浄処理中に回転している
載置台104が障害物となる。このため,ウェハWの裏
面の所定の箇所では洗浄処理液の吐出が妨げられ,洗浄
不良が発生する。また,中途半端に濡れた状態のウェハ
の裏面箇所においては気液界面が多数発生する。この気
液界面は外部雰囲気中のパーティクルを吸い寄せ,ウェ
ハWの裏面に付着するパーティクルを増加させてしま
う。
【0007】また,スクラブ洗浄を適応させた処理装置
では,ウェハ反転機構を介して,ウェハの表面と裏面を
別々に洗浄するため処理時間が長くなると共に,処理装
置毎にウェハ反転機構を設ける必要があるため,浄処理
システム自体を大型化させてしまう。
【0008】本発明の目的は,基板の表面及び裏面を同
時に処理でき,特に基板の裏面をむらなく処理できる処
理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は,基板
を回転自在に保持する回転保持手段と,前記回転保持手
段に保持された基板の表面を処理する表面処理手段と,
前記回転保持手段に保持された基板の裏面を処理する裏
面処理手段を備えた処理装置において,前記回転保持手
段の回転軸を中空に形成し,この中空に形成された回転
軸の内部に前記裏面処理手段を配置したことを特徴とす
る。
【0010】この請求項1の処理装置によれば,中空に
形成された回転軸の内部に裏面処理手段を配置している
ので,裏面処理手段による処理を回転保持手段が邪魔す
ることはない。従って,裏面処理手段は,基板の裏面に
対して有効な処理を行える。
【0011】この請求項1の発明において,請求項2に
記載したように,前記裏面処理手段は,基板の裏面に向
かって処理液を吐出する液吐出機構であっても良い。か
かる構成によれば,障害物が存在しないため,液吐出機
構は常に処理液を基板の裏面に吐出することができる。
基板の裏面は処理液の液膜に覆われ,基板の裏面にパー
ティクルを付着させる気液界面を発生させることがな
い。
【0012】また,請求項3の記載したように,前記裏
面処理手段は,基板の裏面に処理体を接触させて処理す
るスクラブ洗浄機構であっても良い。かかる構成によれ
ば,処理体と基板の裏面との間に障害物となるものがな
いので,基板を回転させながら処理体を基板の裏面に接
触させて洗浄処理することができる。さらに,請求項4
に記載したように,前記裏面処理手段は,前記液吐出機
構と前記スクラブ洗浄機構の両方を備えても良い。
【0013】また,請求項5に記載したように,前記液
吐出機構は,少なくとも基板の裏面中央から任意の周縁
部にまで同時に処理液を吐出するように構成されている
ことが良い。また,請求項6に記載したように,前記液
吐出機構は,少なくとも基板の裏面中央から任意の周縁
部まで処理液を供給できるように移動自在に構成されて
いるのも好ましい。いずれの構成においても,基板を回
転させながら,基板の裏面中央から任意の周縁部まで処
理液を吐出し,基板の裏面全体に処理液を供給すること
ができる。
【0014】さらに,請求項7に記載したように,前記
液吐出機構は,高圧の処理液を吐出するジェット液吐出
機構であることが良い。また,請求項8に記載したよう
に,前記液吐出機構は,超音波によって励振した処理液
を吐出するメガソニック液吐出機構であるのも好まし
い。
【0015】また,請求項9に記載したように,前記ス
クラブ洗浄機構は,少なくとも基板の裏面中央から任意
の周縁部まで移動自在な処理体を備えているのが良い。
かかる構成によれば,基板を回転させながら,スクラブ
洗浄機構の処理体を基板の裏面中央から任意の周縁部ま
で往復移動させる。これより,スクラブ洗浄機構の処理
体を基板の裏面全体に漏れなく接触させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の実施の形態はキャリア単位でのウ
ェハの搬入,洗浄,乾燥,キャリア単位での搬出までを
一貫して行うように構成された洗浄処理システムとして
構成されたものである。図1は,本発明の好ましい実施
の形態を説明するための洗浄処理システム1の平面図で
あり,図2はその斜視図である。
【0017】この洗浄処理システム1は,ウェハWを収
納したキャリアCを載置させる載置部2と,載置部2に
載置されたキャリアCに対してウェハWを取り出し又は
搬入する取出搬入アーム3が設けられた取出搬入部5
と,ウェハWに対して所定の洗浄処理及び乾燥処理を行
う洗浄処理部6と,取出搬入部5と洗浄処理部6との間
でウェハWを搬送する搬送アーム8が設けられた搬送部
10とを備えている。
【0018】載置部2は,ウェハを25枚収納したキャ
リアCを3個分載置できる構成になっている。そして,
洗浄前のウェアWをキャリアC単位で洗浄処理システム
1の載置部2に搬入し,また,洗浄後のウェハWをキャ
リアC単位で洗浄処理システム1の載置部2から搬出す
るように構成されている。
【0019】取出搬入部5に設けられた取出搬入アーム
3は,水平(X,Y)方向に移動すると共に,昇降自在
であり,かつ鉛直軸を中心に回転できるように構成され
ている。また,取出搬入部5の両側の空間には,一方側
に搬入・バッファ機構11が設けられており,他方側に
搬出・バッファ機構12がそれぞれ設けられている。ま
た,取出搬入アーム3には,2本のアーム3a,3bが
上下2段に取り付けられている。そして,取出搬入アー
ム3は,下段に取り付けられたアーム3aで洗浄前のウ
ェハWを一枚づつキャリアCから取り出し搬入・バッフ
ァ機構11に載置し,一方,上段に取り付けられたアー
ム3bで搬送部10から搬出・バッファ機構12へ載置
された洗浄後のウェハWを搬出・バッファ機構12から
取り出しキャリアCに一枚ずつ搬入する操作を行う。
【0020】洗浄処理部6には,ウェハWの洗浄処理及
び乾燥処理を行う処理装置13,14,15が配置され
ている。処理装置13の下方には処理装置13と同様な
処理工程を行うように構成された処理装置16が配置さ
れ,同様に処理装置14の下方には処理装置14と同様
な処理工程を行うように構成された処理装置17が配置
され,同様に処理装置15の下方には処理装置15と同
様な処理工程を行うように構成された処理装置18が配
置されている。そして,処理装置13〜15及び処理装
置16〜18において同時に処理が進行できる構成にな
っている。なお,これら処理装置13〜18の背面に
は,ウェハWを洗浄処理する際に使用される薬液が貯留
されている薬液供給装置19が配置されている。
【0021】搬送部10に設けられた搬送アーム8は,
水平(X,Y)方向に移動すると共に,昇降自在であ
り,かつ鉛直軸を中心に回転できるように構成されてい
る。また,搬送アーム8には,3本のアーム8a,8
b,8cが上中下の3段に取り付けられている。そし
て,搬送アーム8は,下段に取り付けられたアーム8a
及び中段に取り付けられたアーム8bで搬入・バッファ
機構11から処理装置13,16に搬送すると共に処理
装置13,16から処理装置14,17,16,18に
順次ウェハWを搬送する操作を行い,一方,上段に取り
付けられたアーム8cで洗浄後のウェハWを洗浄処理部
4から搬出し搬出・バッファ機構12に載置する操作を
行う。
【0022】以上のように構成された洗浄処理システム
1において,載置部2に載置されたカセットC内のウェ
ハWは,取出搬入アーム3によって取り出され搬入・バ
ッファ機構11に載置される。搬入・バッファ機構11
に載置されたウェハWは搬送アーム8に受け渡され,処
理装置13〜18に適宜搬送される。即ち,まずウェハ
Wは,例えば処理装置13において,薬液成分を主体に
した処理液によって洗浄処理され,その後に純水による
リンス処理,スピンによる乾燥処理の順で処理される。
処理装置13で処理されたウェハWは続いて,処理装置
14において,処理装置14とは異なる薬液成分を主体
とした処理液によって同様に洗浄処理され,その後に純
水によるリンス処理,スピンによる乾燥処理の順で処理
される。そして,最後に処理装置15において,純水に
よるリンス処理で最終洗浄され,スピンによる乾燥処理
される。なお,処理装置16〜18においても同様な洗
浄工程が行われる。
【0023】なお各処理装置13〜18の配列,各処理
装置の組合わせは,ウェハWに対する洗浄の種類によっ
て任意に組み合わせることができる。例えば,ある処理
装置を減じたり,逆にさらに他の処理装置を付加しても
よい。
【0024】次に,処理装置13〜18の構成について
説明する。なお,本発明の実施の形態にかかる洗浄処理
システム1の処理装置13〜18は何れも同様の構成を
備えているので,処理装置13を代表として説明する。
【0025】図3は処理装置13の要部を示す断面図,
図4はその平面図である。この処理装置13のケーシン
グ13a内には,基板であるウェハWを回転自在に保持
する回転保持手段としてのスピンチャック20と,この
スピンチャック20及びウェハWを包囲する処理容器2
1と,ウェハWの表面に処理液や乾燥ガスを供給する移
動自在な表面処理ノズル24とウェハWの表面をスクラ
ブ洗浄処理する移動自在な表面スクラブ洗浄機25とを
備えている。
【0026】スピンチャック20は,モータ26により
回転させられる回転軸27の上部に装着された載置台2
8と,この載置板28上に配置されたメカニカルチャッ
クなどから成る保持部29とから構成されている。ここ
で,下方をモータ26内部に組み込ませている回転軸2
7は,モータ26の出力軸として機能する。
【0027】スピンチャック20の回転軸27は両端が
開口した中空の円筒形状をなし,この中空に形成された
回転軸27の内部に,裏面処理ノズル30,裏面スクラ
ブ洗浄機31を配置している。この裏面処理ノズル3
0,裏面スクラブ洗浄機31はいずれも回転軸27を通
じてウェハWの裏面下方に位置している。ここで,回転
軸27は,下方をモータ26内部に組み込まれモータ2
6の出力軸として構成されている。なお,モータ26の
代わりに,プーリやベルト等から構成される回転伝達機
構を回転軸27に取り付けて回転軸27を回転自在にす
るようにして良い。
【0028】ここで,図5に示すように,裏面処理ノズ
ル30は,第1のアーム32,第2のアーム33から成
る水平方向に移動できる水平関節型ロボットを備え,第
2のアーム33の先端部にはジェットノズル34が上向
きに装着されている。第1のアーム32の基端部には,
モータ35の動力によって正逆回転する回転軸36が接
続されており,モータ35の回転駆動の切換によって,
ジェットノズル34が,図4に示すように,少なくとも
ウェハWの裏面中央から任意の周縁部の間をθ方向で往
復回動できるようになっている。
【0029】このジェットノズル34には,図6に示す
ように,ポンプ40,開閉弁41を備えた薬液供給回路
42と,ポンプ43,開閉弁44を備えた純水供給回路
45が接続されており,これら供給回路42,45から
供給されることにより,ジェットノズル34は,スピン
チャック20によって保持・回転しているウェハWの裏
面に向かって高圧な薬液や純水等の処理液を吐出するこ
とができるようになっている。
【0030】一方,裏面スクラブ洗浄機31も裏面処理
ノズル30と同様に,第1のアーム50,第2のアーム
51から成る水平方向に移動できる水平関節型ロボット
を備え,第2のアーム51の先端部には処理体52が装
着されている。第1のアーム50の基端部には,回転昇
降機構53の動力によって正逆回転する回転軸54が接
続されており,回転昇降機構53の回転駆動の切換によ
って,処理体52が,図4に示すように,少なくともウ
ェハWの裏面中央から任意の周縁部の間をθ’方向で往
復回動できるようになっている。
【0031】さらに,回転昇降機構53の昇降駆動によ
って処理体52は上下移動し,スピンチャック20に保
持されたウェハWの裏面に接触した状態と,ウェハWの
裏面の下方に下がった状態とに切り換えるように構成さ
れている。図示の例では,回転昇降機構53の稼働によ
って,裏面スクラブ洗浄機31が最も上昇し処理体52
をウェハWの裏面に接触させた状態を示している。
【0032】この処理体52は,ブラシやスポンジなど
から成る処理部材55を備えており,処理部材55は第
2のアーム51内に内蔵されたモータ(図示せず)によ
って回転する回転軸56の上部に取り付けられている。
また,処理部材55の中央には,処理液として例えば純
水を吐出する吐出口57が開口している。そして,処理
体52をウェハWの裏面に接触させる際には,吐出口5
7から純水を吐出しながら,回転している処理部材55
をウェハWの裏面に接触させるようになっている。
【0033】なお,処理容器21及び回転軸27の中空
内部の雰囲気は,いずれも外部に設置されている真空ポ
ンプなどの排気手段(図示せず)によって排気される。
また,ウェハWの表面の洗浄処理に使用された処理液
は,処理容器21の底部に設けられた排液管60などを
通じてから排液され,ウェハWの裏面の洗浄処理に使用
された処理液は,処理容器21の排液管60などを通じ
て排液されるようになっている。
【0034】なお,ジェットノズル34を設ける代わり
に,図7に示すように,裏面処理ノズル30の第2のア
ーム33の先端部に処理液を超音波によって励振するた
めの励振器65が内蔵されたメガソニックノズル66を
設けても良い。これらジェットノズル34,メガソニッ
クノズル66は,洗浄処理の種類に対応して変更するこ
とができる。
【0035】次に,以上のように構成された洗浄処理シ
ステム1において行われるウェハWの処理を説明する。
まず,図示しない搬送ロボットが未だ洗浄されていない
ウェハWを例えば25枚ずつ収納したキャリアCを載置
部2に載置する。そして,この載置部2に載置されたキ
ャリアCからウェハWが取り出され,取出アーム3から
搬入・バッファ機構11を介して搬送アーム7に受け渡
され,ウェハWは処理装置13,14,15に順次搬送
される。こうして,ウェハWの表面及び裏面に付着して
いる有機汚染物,パーティクル等の不純物質を除去する
ための洗浄を行う。
【0036】ここで,処理装置13での洗浄処理を説明
する。先に図2で説明したようにスピンチャック20の
載置台21にウェハWが載置され保持される。即ち,保
持部29はウェハWの周縁部を押さえウェハWを保持す
る。そして,モータ26の回転駆動によって回転軸27
は回転し,保持部29に保持されたウェハWが回転す
る。
【0037】次に,先に図3で説明したように,ジェッ
トノズル34は回転していウェハWの裏面に高圧な処理
液を吐出する。そして,先に図4,5で説明したよう
に,モータ35の回転駆動によって,ジェットノズル3
4を少なくともウェハWの裏面中央から任意の周縁部ま
で往復移動させる。これにより,ウェハWの裏面の表面
全体に高圧な処理液を供給する。
【0038】ここで,裏面処理ノズル30は回転軸27
の中空に配置されているため,ウェハWの裏面とジェッ
トノズル34の間には,障害物が存在しない。このた
め,ジェットノズル34は常に処理液をウェハWの裏面
に供給でき,ウェハWの裏面は処理液の液膜に覆われ
る。こうして,裏面処理ノズル30は有効なパーティク
ル除去を行うことができる。
【0039】一方,先に図3で説明したように,回転昇
降機構53の昇降稼働によって,裏面スクラブ洗浄機3
1が上昇し,処理体52をウェハWの裏面に接触させ
る。処理体52は,純水を吐出しながら処理部材55を
回転させ,ウェハWの裏面に付着したパーティクルをこ
すり落とす。さらに,回転しているウェハWの裏面に処
理体52を接触させた状態で,先に図4,5で説明した
ように,回転昇降機構53の回転駆動によって,処理体
52を少なくともウェハWの裏面中央から任意の周縁部
まで往復移動させる。そして,裏面スクラブ洗浄機31
の処理体52は,ウェハWの裏面全体に漏れなく接触し
洗浄処理する。
【0040】ここで,裏面スクラブ洗浄機31は回転軸
27の中空に配置されているため,処理体52の軌道に
対して干渉するものが存在しない。このため処理体52
は,回転軸27内を円滑に移動し,裏面スクラブ洗浄機
31は,ウェハWの裏面全体をむらなく洗浄処理する。
なお,ウェハWの表面においても,表面供給ノズル24
と表面スクラブ洗浄機25によって洗浄処理が行われ
る。
【0041】所定時間が経過し,洗浄処理が終了する
と,裏面処理ノズル30からの処理液の供給が停止す
る。一方,裏面スクラブ洗浄機31は,回転昇降機構5
3の下降稼働によって下がり,処理体52はウェハWの
裏面から離れる。その後,スピンチャック20を更に高
速回転させて,ウェハWの裏面から処理液を振り切って
乾燥処理を行う。この際に,ウェハWの表面の乾燥処理
も行われる。
【0042】その後,処理工程が終了したウェハWは処
理装置13から搬出され,処理装置14に搬送され,以
下同様に,処理装置14,15において,ウェハWの表
面及び裏面に対して,洗浄処理及び乾燥処理が行われ
る。こうして,洗浄処理部6での処理工程が終了したウ
ェハWは再びキャリアCに収納され,続いて,残りの2
4枚のウェハWに対しても一枚づつ同様な処理が行われ
ていく。こうして,25枚のウェハWの処理が終了する
と,キャリアC単位で洗浄処理システム1外に搬出され
る。
【0043】かくして,本発明の実施の形態の処理装置
13によれば,スピンチャック20の回転軸27を中空
に形成し,この中に裏面処理ノズル30を配置させるこ
とにより,裏面処理ノズル30による処理液の吐出を邪
魔するものがなくなる。従って,ウェハWの裏面に気液
界面が発生するのを防止し,むらなく洗浄処理すること
ができる。その結果,裏面処理ノズル30による有効な
洗浄処理が可能となる。また,裏面スクラブ洗浄機31
も回転軸27を中空に配置しているため,裏面スクラブ
洗浄機31による洗浄動作を邪魔するものがなく,ウェ
ハWの裏面をむらなく洗浄処理することができる。その
結果,裏面スクラブ洗浄機31による有効な洗浄処理が
可能となる。また,ウェハWの表面を洗浄処理する表面
処理ノズル24と表面スクラブ機25を設けるので,一
つの処理装置13でウェハWの表面と裏面を同時に処理
液で洗浄処理できる。従って,処理時間を短縮すると共
に,ウェハW反転機構等を設ける必要がなく,システム
自体の小型化が実現可能となる。
【0044】なお,処理装置13において,裏面処理ノ
ズルをウェハWの裏面中央から任意の周縁部まで同時に
処理液を供給するように構成しても良い。図8に示す実
施の形態では,裏面処理ノズル70は,長手方向の幅が
ウェハWの半径とほぼ等しい長さを有しているノズル本
体71を備えており,このノズル本体71の上面には,
少なくともウェハWの裏面中央から任意の周縁部に沿っ
て複数の吐出口72が並んで配置されている。以上の構
成によれば,洗浄処理をする際に,裏面処理ノズル70
は,ノズル本体71の複数の吐出口72から処理液を吐
出し,少なくともウェハWの裏面中央から任意の周縁部
に処理液を同時に供給する。そして,スピンチャック2
0の回転により,ウェハWの裏面全体に処理液が供給さ
れる。こうして,裏面処理ノズル70は,ウェハWの裏
面をむらなく洗浄処理することができる。なお,図8で
示す裏面処理ノズル70では,ノズル本体71の形状以
外は先に説明した図3の裏面処理ノズル30と同様の構
成を有しているので,その他の構成については説明を省
略する。
【0045】さらに,ノズル本体に吐出部を設けさせ,
そこから少なくともウェハWの裏面中央から任意の周縁
部までを同時に処理液を供給するように構成しても良
い。図9に示す実施の形態では,裏面処理ノズル73
は,ノズル本体74に吐出部75を設け,この吐出部7
5からスプレー状に処理液を吐出することにより,ウェ
ハWの裏面中央から任意の周縁部まで同時に処理液を供
給する。また,洗浄処理の種類によっては回転軸の中空
に,裏面処理ノズルだけを設け処理液の供給のみでウェ
ハWの裏面を洗浄処理をしても良し,スクラブ洗浄機だ
けを設けスクラブ洗浄のみでウェハWの裏面を洗浄処理
しても良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1の処理装置によれば,裏面処理
手段を中空に形成された回転軸の内部に裏面処理手段を
配置しているので,裏面処理手段による洗浄動作が回転
保持手段に係る構成要素によって邪魔されない。その結
果,裏面処理手段は,基板の裏面に対して有効な洗浄処
理を行える。さらに,一つの処理装置でウェハWの表面
と裏面を同時に処理できるので,処理時間を短縮すると
共に,システム自体の小型化が実現可能となる。
【0047】請求項2〜4の処理装置によれば,裏面処
理手段を液吐出機構やスクラブ洗浄機構で構成すること
により,有効な洗浄処理が実現できる。
【0048】請求項5,6の処理装置によれば,基板を
回転させた状態で,少なくとも基板の裏面中央から任意
の周縁部まで処理液を吐出できるので,基板の裏面全体
に処理液を均一に供給することができる。
【0049】請求項7,8の処理装置によれば,液吐出
機構をジェット液吐出機構やメガソニック液吐出機構と
して構成することにより,更に有効な洗浄処理が行え
る。
【0050】請求項9の処理装置によれば,基板を回転
させた状態で,スクラブ洗浄機構の処理体を基板の裏面
中央から任意の周縁部まで移動自在するので,スクラブ
洗浄機構は基板の裏面全体に漏れなく接触できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる処理装置を備えた
洗浄処理システムの平面図である。
【図2】洗浄処理システムの斜視図である。
【図3】処理装置の断面図である。
【図4】処理装置の平面図である。
【図5】裏面処理ノズル及び裏面スクラブ洗浄機の斜視
図である。
【図6】薬液供給回路及び純水供給回路の回路図であ
る。
【図7】裏面処理ノズルをメガソニックノズルにした場
合の説明図である。
【図8】裏面処理ノズルを少なくともウェハWの裏面中
央から任意の周縁部まで同時に処理液を供給できるよう
にした場合の説明図である。
【図9】裏面処理ノズルを少なくともウェハWの裏面中
央から任意の周縁部まで同時に処理液を供給できるよう
にした図8とは異なる場合の説明図である。
【図10】従来の裏面洗浄処理装置の断面図である。
【図11】従来の裏面洗浄処理装置の平面図である。
【符号の説明】
W ウェハ 1 洗浄処理システム 13,14,15,16,17,18 処理装置 20 スピンチャック 26 モータ 27 回転軸 30 裏面処理ノズル 31 裏面スクラブ洗浄機 34 ジェットノズル 52 処理体 65 励振器 66 メガソニックノズル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転自在に保持する回転保持手段
    と,前記回転保持手段に保持された基板の表面を処理す
    る表面処理手段と,前記回転保持手段に保持された基板
    の裏面を処理する裏面処理手段を備えた処理装置におい
    て,前記回転保持手段の回転軸を中空に形成し,この中
    空に形成された回転軸の内部に前記裏面処理手段を配置
    したことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 前記裏面処理手段は,基板の裏面に向か
    って処理液を吐出する液吐出機構であることを特徴とす
    る請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記裏面処理手段は,基板の裏面に処理
    体を接触させて処理するスクラブ洗浄機構であることを
    特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記裏面処理手段は,前記液吐出機構と
    前記スクラブ洗浄機構の両方を備えていることを特徴と
    する請求項1に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記液吐出機構は,少なくとも基板の裏
    面中央から任意の周縁部にまで同時に処理液を吐出する
    ように構成されていることを特徴とする請求項2又は4
    に記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記液吐出機構は,少なくとも基板の裏
    面中央から任意の周縁部まで処理液を供給できるように
    移動自在に構成されていることを特徴とする請求項2又
    は4に記載の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記液吐出機構は,高圧の処理液を吐出
    するジェット液吐出機構であることを特徴とする請求項
    2,4,5又は6の何れかに記載の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記液吐出機構は,超音波によって励振
    した処理液を吐出するメガソニック液吐出機構であるこ
    とを特徴とする請求項2,4,5又は6の何れかに記載
    の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記スクラブ洗浄機構は,少なくとも基
    板の裏面中央から任意の周縁部まで移動自在な処理体を
    備えている特徴とする請求項3又は4に記載の処理装
    置。
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