JPH1167454A - マルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法 - Google Patents

マルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法

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JPH1167454A
JPH1167454A JP9231154A JP23115497A JPH1167454A JP H1167454 A JPH1167454 A JP H1167454A JP 9231154 A JP9231154 A JP 9231154A JP 23115497 A JP23115497 A JP 23115497A JP H1167454 A JPH1167454 A JP H1167454A
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尚光 高橋
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哲 田中
Toshio Miyauchi
寿男 宮内
Tatsuo Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスク蒸着法で発光層を形成しても、漏れ発光
による混色を生じないような構造のマルチカラー有機E
L素子を提供する。 【解決手段】マルチカラー有機EL素子は、基板1と、
基板1の上に所定間隔で形成された複数本の帯状の陽極
2と、陽極2を覆って基板1上に形成されたホール輸送
層3と、陽極2に対応した帯状となるようにホール輸送
層3の上に所定の順序で形成されたバンドギャップの異
なる複数種類の発光層R,G,Bと、陽極2と交差する
ように発光層R,G,Bの上に所定間隔で形成された複
数本の帯状の陰極4とを有する。隣接する複数種類の発
光層R,G,Bにおいて、バンドギャップの大きい方
が、バンドギャップの小さい方とホール輸送層3の間に
入り込んでいる。再結合エネルギーはバンドギャップE
g の小さい発光すべき発光層の側に移動し、ホール輸送
層3側に回り込んでいる隣接の発光層の縁部は発光しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチカラー表示
が可能な有機エレクトロルミネッセンスと、その製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンス(以下有
機EL素子と呼ぶ)は、蛍光性有機化合物を含む薄膜を
陰極と陽極の間に挟んだ構造を有し、前記薄膜に電子及
びホールを注入して再結合させることにより励起子(エ
キシントン)を発生させ、この励起子が失活する際の光
の放出(蛍光・燐光)を利用して表示を行う表示素子で
ある。
【0003】上述した基本構造を有するEL素子をマル
チカラー化するために、例えば図3に示すような構造が
提案されている。このEL素子においては、透光性を有
するガラス製の基板100の内面側に、ITO(Indium
Tin Oxide)からなる透光性の陽極101が所定のパター
ンで形成されている。各陽極101の上には、赤、緑、
青の各色に発光する発光層R,G,Bが形成され、さら
に各発光層R,G,Bの上にはMg:Ag、Al:Li
等の金属からなる陰極102が形成されている。図示し
ないが、このような電極構造は全体として基板100上
において外界雰囲気に対して封止されている。
【0004】前記有機EL素子では、発光層R,G,B
に対して、陰極102から電子を注入し、陽極101か
らホールを注入する。そして、上述したように、電子と
ホールを再結合させることにより励起子を発生させる。
この励起子が失活する際の光の放出によって、各発光層
R,G,Bごとに異なるバンドギャップによって規定さ
れる所定の色彩の表示が成される。この発光表示は基板
100の外側から観察される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記有機EL素子での
製造工程においては、発光層を形成する有機膜が水によ
って容易に分解してしまうため、水現像の工程を含むフ
ォトリソグラフィー法を使用して表示パターンを形成す
ることができない。このため、発光層のパターンの形成
には、同パターンに対応した開口を有するマスクを用い
たマスク蒸着法を用いることになる。マスク蒸着法は、
真空容器内にマスクと基板を設け、このマスクを介して
基板側に所定の開口パターンで物質を蒸着する方法であ
る。
【0006】ところが、真空容器内には、マスクと基板
の正確な位置決めを行うための装置がなく、微細なピッ
チで発光層の表示パターンを形成することが困難となっ
ている。
【0007】真空容器内に自動位置決め機能を有する何
らかの位置決め手段を持ち込むことにより上記の問題を
解決しえたとしても、マスク蒸着法にはさらに次のよう
な問題もある。即ち、マスクの開口を介して蒸着を行う
と、開口を通過した発光層の物質が開口よりも大きく広
がって隣接する発光層の縁部まで回り込むため、発光層
の縁部においては異種類の発光層が重なって形成されて
しまい、発光時には混色が発生してしまう。
【0008】上述したマスク蒸着法における回り込みの
問題は、マスクと基板を密着させない限り回避すること
はできない。しかしながら、マスクと基板とを密着させ
る方法は、基板側に形成した薄膜(例えば図3には不図
示であるが陽極上に形成するホール輸送層)を傷つけた
り、マスクに付着している蒸着物質が再付着して汚染し
たりする、いわゆるクロスコンタミネーションのおそれ
があり、採用できない。このため、マスク蒸着法におけ
る蒸着物質の回り込みはさけられないと考えられる。
【0009】本発明は、マスク蒸着法によって発光層を
形成しても、漏れ発光による混色を生じないような構造
のマルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子と、
係るEL素子を製造する方法を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたマ
ルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子は、基板
1と、前記基板1の上に形成された陽極2と、前記陽極
2の上に形成されたホール輸送層3と、前記ホール輸送
層3の上に隣接して形成されたバンドギャップの異なる
複数種類の発光層R,G,Bと、前記発光層R,G,B
の上に形成された陰極4とを有している。そして、この
発明は、隣接している前記複数種類の発光層R,G,B
において、バンドギャップの大きい方が、バンドギャッ
プの小さい方と前記ホール輸送層3の間に入り込んでい
ることを特徴としている。
【0011】請求項2に記載されたマルチカラー有機エ
レクトロルミネッセンス素子は、基板1と、前記基板1
の上に所定間隔で形成された複数本の帯状の陽極2と、
前記各陽極2を覆って前記基板1上に形成されたホール
輸送層3と、前記各陽極2に対応した帯状となるように
前記ホール輸送層3の上に所定の順序で形成されたバン
ドギャップの異なる複数種類の発光層R,G,Bと、前
記陽極2と交差するように前記発光層R,G,Bの上に
所定間隔で形成された複数本の帯状の陰極4とを有して
いる。そして本発明は、隣接している前記複数種類の発
光層R,G,Bにおいて、バンドギャップの大きい方
が、バンドギャップの小さい方と前記ホール輸送層3の
間に入り込んでいることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載されたマルチカラー有機エ
レクトロルミネッセンス素子は、請求項1又は2又記載
のマルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素子にお
いて、バンドギャップの異なる複数種類の前記発光層
R,G,Bが、青色に発光する発光層Bと、緑色に発光
する発光層Gと、赤色に発光する発光層Rからなる群か
ら選択された2以上の発光層であることを特徴としてい
る。
【0013】請求項4に記載されたマルチカラー有機エ
レクトロルミネッセンス素子の製造方法は、基板1と、
前記基板1の上に形成された陽極2と、前記陽極2の上
に形成されたホール輸送層3と、前記ホール輸送層3の
上に隣接して形成されたバンドギャップの異なる複数種
類の発光層R,G,Bと、前記発光層R,G,Bの上に
形成された陰極4とを有するマルチカラー有機エレクト
ロルミネッセンス素子の製造方法において、前記ホール
輸送層3の上に、バンドギャップの大きい発光層から順
にマスク蒸着することを特徴としている。
【0014】請求項5に記載されたマルチカラー有機エ
レクトロルミネッセンス素子の製造方法は、基板1と、
前記基板1の上に所定間隔で形成された複数本の帯状の
陽極2と、前記各陽極2を覆って前記基板1上に形成さ
れたホール輸送層3と、前記各陽極2に対応した帯状と
なるように前記ホール輸送層3の上に所定の順序で形成
されたバンドギャップの異なる複数種類の発光層R,
G,Bと、前記陽極2と交差するように前記発光層R,
G,Bの上に所定間隔で形成された複数本の帯状の陰極
4とを有するマルチカラー有機エレクトロルミネッセン
ス素子の製造方法において、帯状の開口部を有するマス
クを用い、バンドギャップの大きい発光層から順に前記
ホール輸送層3の上にマスク蒸着することを特徴として
いる。
【0015】請求項6に記載されたマルチカラー有機エ
レクトロルミネッセンス素子の製造方法は、請求項4又
は5又記載のマルチカラー有機エレクトロルミネッセン
ス素子の製造方法において、バンドギャップの異なる複
数種類の前記発光層R,G,Bが、青色に発光する発光
層Bと、緑色に発光する発光層Gと、赤色に発光する発
光層Rからなる群から選択された2以上の発光層である
ことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】本例のEL素子の構造を図1を参
照して説明する。透光性を有するガラス製の基板1の内
面側に、ITO(Indium Tin Oxide)からなる複数本の透
光性の陽極2が帯状のパターンで形成されている。各陽
極2は互いに平行となるように所定間隔をおいて配置さ
れている。各陽極2を覆って、前記基板1上にはホール
輸送層3が形成されている。ホール輸送層3の表面は略
平滑に仕上げられており、この表面上には青、緑、赤の
各色に発光する発光層B,G,Rが形成されている。各
発光層は、帯状のパターンに形成され、各陽極2に対応
する位置に前記各陽極2と略平行となるように配置され
ている。さらに各発光層B,G,Rの上には、Mg:A
g、Al:Li等の金属からなる複数本の陰極4が、前
記陽極2と直交する方向に沿って帯状のパターンで形成
されている。そして図示はしないが、以上説明した有機
膜及び電極等の積層構造は、全体として基板1上に封止
されている。
【0017】本例の有機EL素子においては、発光層と
してドープ型発光層を使用できる。ドープ型発光層は、
発光層に他の有機物蛍光材料を極微量(0.1〜10m
ol%)ドーピング(混合)したものであり、これを発
光層に使用すると有機EL素子の発光性能が向上する。
ドープ型発光層では、発光層材料(ホスト材料)での再
結合状態(励起状態)をドーピング材料にエネルギー移
動させてドーピング材料からの発光を得る。これによる
効果は以下の通りである。
【0018】(1)発光層材料が固定されていてもドー
ピング材料を各種変化させることでドーピング材料固有
の発光色を得ることができる。但し、エネルギー移動が
あるので、発光層材料(ホスト材料)より短波長側への
変換はできない。
【0019】(2)発光層の機能を分離することで発光
効率、安定性が向上する。ドーピングをしていない素子
では、発光層が電荷の注入、移動、発光、そしてそれら
の安定性という全ての性能を有する必要があるが、エネ
ルギー移動の効率が高いドーピング材料が選択できれ
ば、効率、安定性の向上が可能となる。
【0020】なお、本例においては、前記RGB各色の
発光層の内、後述するようにR(赤)についてドープ型
発光層を使用している。
【0021】青、緑、赤の各色に発光する発光層B,
G,Rにおいては、相対的に見て、最もバンドギャップ
が大きいのは青(B)に発光する発光層であり、次にバ
ンドギャップが大きいのは緑(G)に発光する発光層で
あり、最もバンドギャップが小さいのは赤(R)に発光
する発光層である。そして本例においては、隣接してい
る前記複数種類の発光層は縁部において重なっており、
バンドギャップの大きい方が、バンドギャップの小さい
方と前記ホール輸送層3の間に入り込んだ状態に形成さ
れている。即ち、青(B)に発光する発光層の縁部は緑
(G)に発光する発光層の縁部の下に回り込んでいる。
また、緑(G)に発光する発光層の縁部は赤(R)に発
光する発光層の縁部の下に回り込んでいる。
【0022】前記有機EL素子では、発光層R,G,B
に対して、陰極4から電子を注入し、陽極2からホール
を注入する。そして、電子とホールを再結合させること
により励起子を発生させる。この励起子が失活する際の
光の放出により、各発光層ごとに異なるバンドギャップ
によって規定される所定の色彩の表示が成される。この
発光表示は基板1の外側から観察される。
【0023】本例の有機EL素子においては、各発光層
の縁部とホール輸送層3との間に回り込んでいる隣接の
発光層は、発光すべき発光層よりもバンドギャップEg
が大きい。このため、再結合エネルギーはバンドギャッ
プEg の小さい発光すべき発光層の側に移動し、ホール
輸送層3側(図にて下側)に回り込んでいる隣接の発光
層の縁部は発光しない。
【0024】なお、ドープ型有機ELの発光領域は有機
層界面の発光層側(5nm以下)の部分であるとされて
おり、陰極4側に回り込んでもそこの発光層が発光する
ことはない。
【0025】従って、本例の有機EL素子によれば、I
TOからなる帯状の陽極2の間隔は0.15mmまでは
全く問題なく、0.05mmまで狭くしても実用上十分
な表示品位を確保することができた。
【0026】前記構造の発光層を備えた本例の有機EL
素子を製造するには、所定幅の帯状の開口部を有するマ
スクを用いる。このマスクは各色の発光層の製造に個々
に使用してもよいし、共通に使用してもよい。陽極2及
びホール輸送層3を形成した基板1と前記マスクを真空
容器内において所定間隔をおいて位置決めし、バンドギ
ャップの大きい発光層から順に前記ホール輸送層3の上
にマスク蒸着する。本例においては青(B)、緑
(G)、赤(R)の順に蒸着する。マスクとホール輸送
層3の間には所定の間隔があるので、蒸着物質はマスク
の開口の大きさよりも拡散して基板1側に飛ぶ。即ち、
蒸着物質はマスクの開口の陰に回り込み、隣接する発光
層の縁部の位置にも到達する。このようにマスク蒸着法
を採用しているので蒸着物質の回り込みは避けられな
い。しかしながら本例ではバンドギャップEg の大きい
順に成膜しているので、発光層の縁部においてホール輸
送層3の側に回り込んでいるのはバンドギャップEg
大きい発光層となる。このため、前述したように漏れ発
光のおそれがない。その後、各発光層の上に陰極4を蒸
着する。そして、積層構造の電極等を陰極側基板や樹脂
等を用いて封止する。陽極2と陰極4からの配線を封止
部分を気密に貫通して外部に導出する。
【0027】発光層に使用する物質としては、例えば次
の化学式(化1)〜(化4)に示す物質を使用すること
ができる。(化1)は、Al2 O(OXZ)4 、μ−オ
キソ−ジ[ビス(2−(2−ベンゾオキサゾイル)−フ
ェノラト)アルミニウム(III)であり、青色に発光
する。バンドギャップEg は3.13eVである。
【0028】
【化1】
【0029】(化2)は、Alq3 、トリス(8−キノ
リノラト)アルミニウム(III)であり、緑色に発光
する。バンドギャップEg は2.9eVである。
【0030】
【化2】
【0031】(化3)は、Alq3 +DCMドープ(1
mol%)、4−(ジシアノメチレン)−6−(p−ジ
メチルアミノスチリル)−2−メチル−4H−ピランで
あり、赤色に発光する。バンドギャップEg は2.08
eVである。
【0032】
【化3】
【0033】本例ではRGBの各色に発光する発光層を
用いたが、表示の必要に応じて黄色に発光する発光層を
使用してもよい。(化4)は、Alq3 +Rubren
eドープ(3mol%)、ルブレンであり、黄色に発光
する。バンドギャップEg は2.2eVである。
【0034】
【化4】
【0035】本発明者等は、赤、緑、青の各発光色の蛍
光体を有する発光層R,G,Bを、共通のマスクをずら
しながら1色づつ帯状に成膜・形成する場合、得られる
有機EL素子の漏れ発光の状態が各発光層の成膜の順序
によって大きな違いが生じることを見いだし、その結果
に基づいて前記実施の形態を一例とするような本発明を
成すに至った。
【0036】図2に示すように、本発明と異なり、発光
層の成膜順序をバンドギャップEgの大きい順とせず、
逆にバンドギャップEg の小さい順とすると、特に青
(B)の発光層で大きな漏れ発光が生じてしまう。
【0037】この場合、本例とは逆に、ホール輸送層3
との界面に漏れている隣接の発光層は、全て発光すべき
発光層よりもバンドギャップEg の小さいものとなる。
このため、再結合エネルギーはバンドギャップEg の小
さい漏れている隣接の発光層に移動し、発光すべき発光
層とともに発光してしまうため、混色を起こすのであ
る。よって、陽極2のパターンの間隔を小さくすること
ができず、実験によればこの漏れ発光は陽極2の配設間
隔を0.5mmと広くしても解消できず、表示の微細化
の障害となっていた。本発明はこのような不都合を解消
しており、高精細なフルカラー表示が可能である。
【0038】以上説明した例においては、発光層の発光
色として青(B)、緑(G)、赤(R)の3色を説明し
たが、本発明はこの他の色彩の発光層の塗り分けにも使
用できる。また、前記例では、帯状の複数本の陽極2
と、これに直交する帯状の複数本の陰極4により、マル
チカラーのグラフィック表示を行う例を示したが、本発
明は隣接するセグメントの間隔が狭い固定パターン表示
にも適用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、陽極とホール輸送層と
複数種類の発光層と陰極とを積層してなる有機EL素子
において、隣接している種類の異なる発光層のバンドギ
ャップの大きい方が、バンドギャップの小さい方とホー
ル輸送層の間に入り込む構造になっている。このため、
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0040】1)マルチカラー有機EL素子において、
マスク蒸着法によって発光層を形成する場合、ホール輸
送層にマスクを接触させるとホール輸送層を傷つけた
り、クロスコンタミネーションの原因となるため、蒸着
物質の回り込みを避けることができない。しかし本発明
によれば、隣接する発光層が当該発光層の縁部に回り込
んできても、その回り込んだ発光層が漏れ発光すること
がない。このため、マスク蒸着法による微細な発光層の
塗り分けが可能となり、グラフィック表示に適用した場
合には高精細なフルカラー表示が可能となる。
【0041】2)各色に発光する蛍光体を用いたフルカ
ラー化が可能となるので、白色蛍光体にRGBフィルタ
ーを用いた方式等と比較して光の利用効率が高いため、
消費電力が低く抑えられる。また、製造コストも低く抑
えられる。
【0042】3)例示したB(青)、G(緑)、R
(赤)の3色以外の色彩の発光層の塗り分けにも使用で
きる。
【0043】4)グラフィック表示以外に、本発明は隣
接するセグメントの間隔が狭い固定パターン表示にも適
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】比較例の構造とその問題点を示す断面図であ
る。
【図3】従来の有機EL素子の構造の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 陽極 3 ホール輸送層 4 陰極 B,G,R 発光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 寿男 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 福田 辰男 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板の上に形成された陽極
    と、前記陽極の上に形成されたホール輸送層と、前記ホ
    ール輸送層の上に隣接して形成されたバンドギャップの
    異なる複数種類の発光層と、前記発光層の上に形成され
    た陰極とを有し、隣接している前記複数種類の発光層の
    バンドギャップの大きい方が、バンドギャップの小さい
    方と前記ホール輸送層の間に入り込んでいることを特徴
    とするマルチカラー有機エレクトロルミネッセンス素
    子。
  2. 【請求項2】 基板と、前記基板の上に所定間隔で形成
    された複数本の帯状の陽極と、前記各陽極を覆って前記
    基板上に形成されたホール輸送層と、前記各陽極に対応
    した帯状となるように前記ホール輸送層の上に所定の順
    序で形成されたバンドギャップの異なる複数種類の発光
    層と、前記陽極と交差するように前記発光層の上に所定
    間隔で形成された複数本の帯状の陰極とを有するマルチ
    カラー有機エレクトロルミネッセンス素子において、 隣接している前記複数種類の発光層のバンドギャップの
    大きい方が、バンドギャップの小さい方と前記ホール輸
    送層の間に入り込んでいることを特徴とするマルチカラ
    ー有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 【請求項3】 バンドギャップの異なる複数種類の前記
    発光層が、青色に発光する発光層と、緑色に発光する発
    光層と、赤色に発光する発光層からなる群から選択され
    た2以上の発光層である請求項1又は2又記載のマルチ
    カラー有機エレクトロルミネッセンス素子。
  4. 【請求項4】 基板と、前記基板の上に形成された陽極
    と、前記陽極の上に形成されたホール輸送層と、前記ホ
    ール輸送層の上に隣接して形成されたバンドギャップの
    異なる複数種類の発光層と、前記発光層の上に形成され
    た陰極とを有するマルチカラー有機エレクトロルミネッ
    センス素子の製造方法において、 前記ホール輸送層の上に、バンドギャップの大きい発光
    層から順にマスク蒸着することを特徴とするマルチカラ
    ー有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 基板と、前記基板の上に所定間隔で形成
    された複数本の帯状の陽極と、前記各陽極を覆って前記
    基板上に形成されたホール輸送層と、前記各陽極に対応
    した帯状となるように前記ホール輸送層の上に所定の順
    序で形成されたバンドギャップの異なる複数種類の発光
    層と、前記陽極と交差するように前記発光層の上に所定
    間隔で形成された複数本の帯状の陰極とを有するマルチ
    カラー有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法に
    おいて、 帯状の開口部を有するマスクを用い、バンドギャップの
    大きい発光層から順に前記ホール輸送層の上にマスク蒸
    着することを特徴とするマルチカラー有機エレクトロル
    ミネッセンス素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 バンドギャップの異なる複数種類の前記
    発光層が、青色に発光する発光層と、緑色に発光する発
    光層と、赤色に発光する発光層からなる群から選択され
    た2以上の発光層である請求項4又は5又記載のマルチ
    カラー有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法。
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