JPH1167358A - スライドロック式コネクタ - Google Patents

スライドロック式コネクタ

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Publication number
JPH1167358A
JPH1167358A JP21945797A JP21945797A JPH1167358A JP H1167358 A JPH1167358 A JP H1167358A JP 21945797 A JP21945797 A JP 21945797A JP 21945797 A JP21945797 A JP 21945797A JP H1167358 A JPH1167358 A JP H1167358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
jack
plug
connector
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP21945797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nishioka
秀之 西岡
Tatsuo Kano
辰雄 狩野
Takao Suzuki
隆男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP21945797A priority Critical patent/JPH1167358A/ja
Publication of JPH1167358A publication Critical patent/JPH1167358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、部品点数が少なく、また、コ
ストが安価で、更に、プラグとジャックとの嵌合状態を
簡便にロックできるコネクタを提供する。 【解決手段】 図bのように、プラグ本体3の左端側を
ジャック2の開口部22に挿入する。このとき、ロック
片8のロック爪9は、ジャック本体18の雄ねじ19に
係止されない。プラグ1のピンコンタクト17とジャッ
ク2のソケットコンタクト21とは、接触する。次に、
図cのように、カップリング部材11をロック部材5に
対して左方向へスライドさせると、押圧部13がロック
片8の斜面部10を押圧するから、ロック片8は弾性変
形し、ロック爪9が雄ねじ19の歯の途中まで進入す
る。続いて、図dのように、カップリング部材11を更
に左方向へスライドさせると、ロック爪9は雄ねじ19
の歯に所定の深さまで進入する。したがって、プラグ1
とジャック2との嵌合がロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラグをジャック
に対してねじ嵌合せずにスライドするのみでロックが可
能なコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一例として実開平5−57
775号公報に記載されたコネクタのロック構造の要点
について図2と図3を参照して説明する。
【0003】図2は、コネクタ30とレセプタクル40
の全体図であり、図3(a)〜(c)は、ロック構造の
動作の過程を示す断面図である。
【0004】円筒状のコネクタ本体31の外周面には、
円筒状のロック部材50と円板64とコイルばね65と
が装着されている。ロック部材50はコネクタ本体31
に対してスライド可能であり、円板64はコネクタ本体
31に固定され、また、コイルばね65はロック部材5
0と円板64との間に介装されている。更に、コネクタ
本体31の外周面には、斜面33を有する凹部32が形
成され、また、ロック部材50の弾性変形可能な複数の
ロック片51の先端には、第1斜面53及び第2斜面5
4を有するロック爪52が形成されている。更に、ロッ
ク部材50、円板64及びコイルばね65の外周囲に
は、スリーブ60がスライド可能に装着されている。
【0005】一方、レセプタクル本体41の内側には、
内周面42及び斜面44を有する凹部43が形成されて
いる。
【0006】コネクタ30のレセプタクル40への嵌合
は、次のようにして行われる。まず、図3(a)の状態
において、スリーブ60を矢印a方向へスライドした場
合、円板64を介してコネクタ本体31は矢印a方向へ
押され、ロック部材50の第1斜面53はレセプタクル
本体41の内周面42の角により矢印c方向へ押され
る。すると、ロック部材50のロック片51は弾性変形
し、ロック爪52は内周面42に圧接しながら矢印a方
向へ移動し、コネクタ30は図3(c)の状態に至る。
この状態では、ロック爪52はレセプタクル本体41の
斜面44から矢印b方向へ力を加えられるので、第2斜
面54はコネクタ本体31の斜面33に矢印d,e方向
へ力を加える。したがって、コネクタ本体31は、レセ
プタクル本体41から離脱することができない。すなわ
ち、コネクタ30とレセプタクル40との嵌合は、ロッ
クされている。
【0007】次に、図3(b)の状態において、コネク
タ本体31を矢印a方向へスライドした場合、前述した
場合と同様に図3(c)の状態に至る。このとき、ロッ
ク部材50は、スリーブ60を図3(b)の矢印a方向
へ押す。
【0008】コネクタ30とレセプタクル40との嵌合
を解除する場合には、図3(c)の状態において、スリ
ーブ60を矢印a方向へ移動すると、ロック爪52はレ
セプタクル本体41の斜面44に圧接しながら矢印b方
向へ移動し、更に内周面42に圧接しながら図3(b)
の状態に至る。このとき、圧縮されたコイルばね65の
復元力により、コネクタ本体31もスリーブ60と同方
向へ移動する。
【0009】したがって、コネクタ本体31は、レセプ
タクル本体41から離脱する。すなわち、コネクタ30
とレセプタクル40との嵌合は、解除される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタのロッ
ク構造には、構造が複雑で、部品点数が多く、また、コ
ストが高価であるという欠点があった。
【0011】そこで、本発明は、従来のコネクタのロッ
ク構造の欠点を改良し、構造が簡単で、部品点数が少な
く、また、コストが安価で、更に、プラグとジャックと
の嵌合状態を簡便にロックできるスライドロック式コネ
クタを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0013】(1)プラグとジャックとから構成され、
前記プラグは円筒状のプラグ本体、前記プラグ本体の外
周面に固定されたロック部材及び前記ロック部材の外周
面でスライド可能のカップリング部材を有し、前記ロッ
ク部材はロック部材本体、弾性変形可能な複数のロック
片並びに前記各ロック片に設けられたロック爪及び前記
カップリング部材に押圧される斜面部から一体に形成さ
れ、前記ジャックは外周面に雄ねじが切られた円筒状の
ジャック本体を有するスライドロック式コネクタ。
【0014】(2)前記カップリング部材の一端に設け
られたフランジは前記プラグ本体の一端に設けられたフ
ランジと前記ロック部材本体に設けられた段部との間で
スライド可能である前記(1)記載のスライドロック式
コネクタ。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1を参照して説明する。
【0016】図1(a)は、プラグ1とジャック2とが
離脱した状態を示す。プラグ1は、円筒状のプラグ本体
3、プラグ本体3の外周面に固定されたロック部材5、
ロック部材5の外周面でスライド可能のカップリング部
材11、プラグ本体3の内周面に固定されたスペーサ1
5、スペーサ15の内周面に固定されたインシュレータ
16及びインシュレータ16の中心に設置されたピンコ
ンタクト17から構成される。
【0017】プラグ本体3の一端には、フランジ4が設
けられている。ロック部材5は、円筒状のロック部材本
体6、ロック部材本体6の段部7、弾性変形可能な複数
のロック片8並びにロック片8に設けられたロック爪9
及び斜面部10から一体に形成されている。カップリン
グ部材11の一端には、フランジ12が設けられ、他端
には、押圧部13が設けられ、また、外周面には、ロー
レット14が刻まれている。
【0018】ジャック2は、円筒状のジャック本体1
8、ジャック本体18の内周面に固定されたインシュレ
ータ20及びインシュレータ20の中心に設置されたソ
ケットコンタクト21から構成される。
【0019】ジャック本体18の外周面には、雄ねじ1
9が切られ、また、ジャック本体18の一端には、開口
部22が設けられている。
【0020】プラグ1をジャック2に嵌合してから、ロ
ックを完了するまでの過程を順次説明する。
【0021】まず、図1(b)に示されるように、プラ
グ1のプラグ本体3の左端側をジャック2の開口部22
に挿入する。このとき、ロック片8のロック爪9は、ジ
ャック本体18の雄ねじ19に係止されない。なお、プ
ラグ1のピンコンタクト17とジャック2のソケットコ
ンタクト21とは、接触する。
【0022】次に、図1(c)に示されるように、カッ
プリング部材11をロック部材5に対して左方向へスラ
イドさせると、カップリング部材11の押圧部13がロ
ック部材5のロック片8の斜面部10を押圧するから、
ロック片8は弾性変形して、ロック爪9がジャック本体
18の雄ねじ19の歯に途中の深さまで進入する。
【0023】続いて、図1(d)に示されるように、カ
ップリング部材11をロック部材5に対してフランジ1
2が段部7に当接するまで左方向へ更にスライドさせる
と、ロック爪9は雄ねじ19の歯に所定の深さまで進入
する。したがって、プラグ1とジャック2との嵌合がロ
ックされる。
【0024】カップリング部材11を図1(d)の状態
から図1(a)の状態までスライドさせると、押圧部1
3がロック片8の斜面部10から離隔する。したがっ
て、弾性変形しているロック片8は復元し、ロック爪9
はジャック本体18の雄ねじ19の歯から脱出する。よ
って、プラグ1とジャック2との嵌合を解除することが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、構造が
複雑でコイルばねを要する従来のコネクタと対比して、
本発明は、次の効果を奏することができる。
【0026】(1)構造が簡単で、部品点数が少なく、
また、コストが安価である。
【0027】(2)プラグとジャックとの嵌合状態を、
ねじ締めなしで、カップリング部材のスライドのみによ
りロックすることができるので、特に着脱回数の多い測
定器等に使用すると便利である。
【0028】(3)本発明のスライドロック式コネクタ
は、ねじ締め式コネクタのジャックと共用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のスライドロック式コ
ネクタを正面側から見た断面図と正面図との折半図であ
り、離脱状態から嵌合のロック状態までの過程を順次
(a)〜(d)に示す。
【図2】従来のコネクタの嵌合のロック状態を正面側か
ら見た断面図と正面図との折半図である。
【図3】従来のコネクタの離脱状態と嵌合のロック状態
とを示すロック構造の要部の断面図であり、(a)は離
脱状態においてスリーブをスライドさせる場合の状態、
(b)は離脱状態においてコネクタ本体をスライドさせ
る場合の状態、(c)は嵌合のロック状態を、それぞれ
示す。
【符号の説明】
1 プラグ 2 ジャック 3 プラグ本体 4 フランジ 5 ロック部材 6 ロック部材本体 7 段部 8 ロック片 9 ロック爪 10 斜面部 11 カップリング部材 12 フランジ 13 押圧部 14 ローレット 15 スペーサ 16 インシュレータ 17 ピンコンタクト 18 ジャック本体 19 雄ねじ 20 インシュレータ 21 ソケットコンタクト 22 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグとジャックとから構成され、前記
    プラグは円筒状のプラグ本体、前記プラグ本体の外周面
    に固定されたロック部材及び前記ロック部材の外周面で
    スライド可能のカップリング部材を有し、前記ロック部
    材はロック部材本体、弾性変形可能な複数のロック片並
    びに前記各ロック片に設けられたロック爪及び前記カッ
    プリング部材に押圧される斜面部から一体に形成され、
    前記ジャックは外周面に雄ねじが切られた円筒状のジャ
    ック本体を有することを特徴とするスライドロック式コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カップリング部材の一端に設けられ
    たフランジは前記プラグ本体の一端に設けられたフラン
    ジと前記ロック部材本体に設けられた段部との間でスラ
    イド可能であることを特徴とする請求項1記載のスライ
    ドロック式コネクタ。
JP21945797A 1997-08-14 1997-08-14 スライドロック式コネクタ Pending JPH1167358A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011024