JP2003234148A - 接続部材のロック機構 - Google Patents

接続部材のロック機構

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JP2003234148A
JP2003234148A JP2002347490A JP2002347490A JP2003234148A JP 2003234148 A JP2003234148 A JP 2003234148A JP 2002347490 A JP2002347490 A JP 2002347490A JP 2002347490 A JP2002347490 A JP 2002347490A JP 2003234148 A JP2003234148 A JP 2003234148A
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JP2002347490A
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Isao Otani
功 大谷
Kentaro Fukumoto
憲太郎 福本
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Sankei Seisakusho KK
Original Assignee
Sankei Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の接続部材を簡単にロック結合を行うこ
とのできる接続部材のロック機構を提供すること。 【解決手段】 相互に嵌合される一対の接続部材2,3
の一方3にU字状に形成してなるロック装置9の両側端
部11,12に形成された収納部13,14にロック部
材15,16を収納し、支軸7を中心として回動可能に
設けると共に相互に嵌合される一対の接続部材2,3の
他方2にロック装置9の両側端部11,12に収納した
ロック部材15,16と係合するロックピン6を設け、
ロック装置を支軸7を支点として回動することによりロ
ック部材15,16を支軸7を中心として回動させ、ロ
ック部材15,16をロックピン6に嵌着し、一対の接
続部材2,3をロック結合させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に嵌合される
一対の接続部材をロック結合させるロック装置に係り、
特にワンタッチで相互に嵌合される一対の接続部材を確
実にロック結合させることのできる接続部材のロック機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から相互に嵌合される一対の接続部
材をロック結合させるロック装置としては、一方の接続
部材に設けた支承ピンを中心として回動可能なU字形の
ロック装置によってロック結合する方法がある(例え
ば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の従来
の接続部材のロック機構には、一対の接続部材が相互に
充分に押し合わされることを保証し、かつU字形のロッ
ク装置に関しては規定された終端位置を有する閉鎖位置
が比較的容易に得られることを可能ならしめるような、
ロック装置のトグルレバー作用が必要である。
【0003】
【特許文献1】特開平7−114951号公報(第2
頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように特許文献1
に記載の従来のロック装置にあっては、寸法精度の誤差
によって一対の接続部材の嵌合完了前にロック機構が係
合したり、ロック機構が係合しにくいといった機構上、
作業上の不具合が発生するといった問題を有している。
【0005】本発明の目的は、一対の接続部材を、簡単
な構成で、簡単にロック結合を行うことのできる接続部
材のロック機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の接続部材のロック機構は、相互に嵌合
される一対の接続部材の一方にU字状に形成してなるロ
ック装置の両側端部に形成された収納部にロック部材を
収納し、支軸を中心として回動可能に設けると共に相互
に嵌合される一対の接続部材の他方にロック装置の両側
端部に収納したロック部材と係合するロックピンを設
け、ロック装置を支軸を支点として回動することにより
ロック部材を支軸を中心として回動させ、ロック部材を
ロックピンに嵌着し、一対の接続部材をロック結合させ
るようにしたものである。
【0007】このように構成することにより請求項1に
記載の発明によると、一対の接続部材を簡単にロック結
合を行うことができる。
【0008】上記目的を達成するため請求項2に記載の
接続部材のロック機構は、ロック部材を、一端が支軸に
回動可能に嵌着し、ほぼ半円状に形成される支持部が形
成され、支持部の先端が内側に巻き込みバネ部が成形さ
れ、バネ部にロックピンに係合する係合部を形成して構
成したものである。
【0009】このように構成することにより請求項2に
記載の発明によると、一対の接続部材を容易に確実にロ
ック結合を行うことができる。
【0010】上記目的を達成するため請求項3に記載の
接続部材のロック機構は、ロック部材を、弾力性のある
棒状体で略S字状に成形して構成したものである。
【0011】このように構成することにより請求項3に
記載の発明によると、接続部材のロック機構の制作が簡
単で製造コストを小さく抑えることができる。
【0012】上記目的を達成するため請求項4に記載の
接続部材のロック機構は、両側端部のそれぞれに収納部
が形成されたロック装置を2つ用いて相互に嵌合される
一対の接続部材をロック結合させるように構成したもの
である。
【0013】このように構成することにより請求項4に
記載の発明によると、一対の接続部材をより強固に、か
つ確実にロック結合を行うことができる。
【0014】上記目的を達成するため請求項5に記載の
接続部材のロック機構は、ロックピンを、相互に嵌合さ
れる一対の接続部材のそれぞれに固着突出する軸と、軸
の外側に滑車を回転自在に嵌合して構成したものであ
る。
【0015】このように構成することにより請求項5に
記載の発明によると、ロック部材のロックピンへの係合
をスムーズに行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて説明する。図1〜図3には、本発明に係る接続部
材のロック機構の第1の実施の形態が示されている。図
1は、本発明に係る接続部材のロック機構の適用される
接続装置の全体構成斜視図、図2は、図1に図示の接続
装置のロック装置を取り外した状態の全体構成斜視図、
図3は、図1に図示の接続装置の平面図である。
【0017】図において、1は接続装置で、この接続装
置1は、上下一対の接続部材2、3を有している。この
上下一対の接続部材2、3は、ロック機構4によってロ
ック結合がなされている。
【0018】この上下一対の接続部材2、3は、上側接
続部材2と下側接続部材3とで分割可能に構成されてお
り、上側接続部材2の電線等の接続口5に外部からのコ
ネクタを装着できるようになっている。この接続口5に
外部からの電線等のコネクタを装着することによって電
線間等で所定の接続ができるようになっている。この上
側接続部材2には、ロック機構4が係合するロックピン
6が設けられている。また、下側接続部材3には、ロッ
ク機構4を取り付ける支軸7が設けられている。さら
に、この上側接続部材2と下側接続部材3との接続部
は、外部からの水の侵入を防ぐため、ゴム等のシール材
8が介在されている。
【0019】また、ロック機構4は、図4〜図6に示す
如く、U字状に形成されたロック装置9を有している。
このロック装置9は、U字状部材10を備え、このU字
状部材10は、U字状に形成され両側端部11、12が
下側接続部材3に設けられる支軸7に回転自在に取り付
けられている。
【0020】また、このU字状部材10の両側端部1
1、12のそれぞれには、スリット状の収納部13、1
4が設けられており、このそれぞれの収納部13、14
には、ロック部材15、16が収納されている。このロ
ック部材15、16は、それぞれ支軸7に嵌着してお
り、ロック装置9のU字状部材10を下側接続部材3に
取り付ける支軸7に回転自在に取り付けられている。さ
らに、U字状部材10には、U字状部材10を下側接続
部材3に設けられる支軸7を中心に回動させるための把
手17が設けられている。
【0021】ロック部材15は、図4に示す如き構成を
有している。すなわち、ロック部材15は、一端に孔1
8が形成されており、この孔18は、支軸7に回動可能
に嵌着するためのものである。19は、ロック部材15
が両側端部11の収納部13内で動かないように固定す
るためのストッパである。このロック部材15は、ほぼ
半円状に形成され支持部20が設けられている。この半
円状の支持部20の先端は、内側に巻き込まれ、バネ部
21が成形されている。このバネ部21の先端には、ロ
ックピン6に係合する係合部22が形成されている。
【0022】このように構成されるロック部材15は、
図6に示す如く、U字状部材10の両側端部11に設け
られているスリット状の収納部13に収納される。な
お、ロック部材16も図4に示す如きロック部材15と
同様の構成を有している。そして、このロック部材16
もロック部材15と同様にU字状部材10の両側端部1
2に設けられているスリット状の収納部14に収納され
る。
【0023】図7には、ロック部材15の係合部22が
係合するロックピン6の第1の実施例が示されている。
図7において、ロックピン6は、鍔付軸23が上側接続
部材2に設けられたネジ穴6Aに螺合して取り付けられ
ている。この鍔付軸23には、滑車24が回転自在に嵌
着されている。このロックピン6の滑車24にロック部
材15の係合部22が係合するようになっている。この
ようにロックピン6を滑車24が回転自在に嵌着した鍔
付軸23によって構成することにより、ロック部材15
の係合部22をロックピン6に係合する際にスムーズに
係合させることができる。このロックピン6は、図1、
図2に一方の面にしか示されていないが、図3に図示の
上側接続部材2の左右の位置にそれぞれ設けられてい
る。
【0024】図8には、ロックピン6の第2の実施例が
示されている。図7に図示のロックピン6が、上側接続
部材2に設けられたネジ穴2Aに鍔付軸23を螺合して
取り付けるようになっているのに対し、図8に図示のロ
ックピン6は、上側接続部材2に設けられた穴2Bに鍔
付軸25をカシメて取り付け、この鍔付軸25に滑車2
6を回転自在に嵌着して設けている点が異なる。
【0025】次に、ロック機構4を用いて上側接続部材
2と下側接続部材3とをロック結合する動作を図9〜図
11を用いて説明する。なお、図9〜図11において
は、ロック装置9を取り外し、ロック部材15だけの動
作でロック結合の動作状態を示している。まず、図9
は、ロック装置9の把手17を下げた状態、すなわち、
ロックが解除している状態を示している。この時、ロッ
ク部材15は、解除の位置にあり、ロック部材15の係
合部22は、ロックピン6に係合していない。この状態
から、ロック装置9の把手17を上げていくと、やがて
ロック部材15のバネ部21がロックピン6の滑車24
(26)に当接する。さらに、ロック装置9の把手17
を上げていくと、ロックピン6の滑車24(26)でロ
ック部材15のバネ部21が押圧され、図10の矢印D
に示す如く、バネ部21を押圧変形する。このときロッ
ク部材15のバネ部21の先端は、内側に押され図10
に示す如く変形する。この図10に示す如く変形する際
に、ロックピン6の滑車24(26)の作用でスムーズ
に変形させることができる。
【0026】この状態から、さらにロック装置9の把手
17を上げていくと、ロック部材15のバネ部21の面
をロックピン6の滑車24(26)が転動し始め、ロッ
ク部材15のバネ部21の曲げ部が前方に移動し、やが
てロック部材15のバネ部21の先端に形成される係合
部22にロックピン6の滑車24(26)が図11に示
す如く嵌着する。この状態で上側接続部材2と下側接続
部材3とは、ロック結合される。
【0027】このロック結合を解除する場合は、ロック
装置9の把手17をロック結合する場合とは逆の動作を
行えば良い。すなわち、ロック装置9の把手17を下げ
ると、ロック部材15のバネ部21の先端に形成される
係合部22とロックピン6の滑車24(26)との係合
を解き、ロックピン6の滑車24(26)がロック部材
15のバネ部21を押圧し、図10の矢印Dに示す如
く、バネ部21を押圧変形する。さらにロック装置9の
把手17を下げると、ロック部材15のバネ部21の面
をロックピン6の滑車24(26)が転動し始め、ロッ
ク部材15のバネ部21の曲げ部が後方に移動し、やが
てロック部材15のバネ部21の面からロックピン6の
滑車24(26)が外れ、ロックが解除され、図9に示
す如き状態となる。
【0028】図12、図13には、本発明に係る第2の
実施の形態が示されている。図12、図13に図示の実
施の形態は、ロック装置を2つ用いてロック結合してい
る点で図1〜図3に図示の実施の形態と異なっている。
すなわち、図12において、50は接続装置で、この接
続装置50は、上下一対の接続部材51、52を有して
いる。この上下一対の接続部材51、52は、ロック機
構53、54によってロック結合がなされている。
【0029】この上下一対の接続部材51、52は、上
側接続部材51と下側接続部材52とで分割可能に構成
されており、上側接続部材51の電線等の接続口55に
外部からのコネクタを装着できるようになっている。こ
の接続口55に外部からの電線等のコネクタを装着する
ことによって電線間等で所定の接続ができるようになっ
ている。この上側接続部材51には、ロック機構53、
54が係合するロックピン56、57が上側接続部材5
1の表面と裏面にそれぞれ設けられている。また、下側
接続部材52には、ロック機構53、54を取り付ける
支軸58、59が下側接続部材52の表面と裏面にそれ
ぞれ設けられている。さらに、この上側接続部材51と
下側接続部材52との接続部は、外部からの水の侵入を
防ぐため、ゴム等のシール材60が介在されている。
【0030】また、ロック機構53、54は、図11に
示す如く、2つ設けられている。それらは図5、図6に
図示のロック機構4と同様である。ロック部材61、6
2は、図4に示されるロック部材15とその構成は同一
である。すなわち、ロック部材61、62は、下側接続
部材52に設けられる支軸58、59に回動可能に嵌着
されており、ロック部材61、62が両側端部の収納部
内で動かないように固定するためのストッパ63、64
が設けられている。また、図13に示す如く、ロック部
材61、62は、ほぼ半円状に形成され支持部65、6
6が設けられている。そして、この半円状の支持部6
5、66の先端は、内側に巻き込まれ、バネ部67、6
8が成形されている。このバネ部67、68の先端に
は、ロックピン56、57に係合する係合部69、70
が形成されている。このロック部材61、62の作用
は、図4に示されるロック部材15と同一である。
【0031】図14には、本発明に係る接続部材のロッ
ク機構の第3の実施の形態が示されている。図14は、
本発明に係る接続部材のロック機構の適用される接続装
置の全体構成斜視図である。
【0032】図において、100は接続装置で、この接
続装置100は、上下一対の接続部材101、102を
有している。この上下一対の接続部材101、102
は、ロック機構103によってロック結合がなされてい
る。
【0033】この上下一対の接続部材101、102
は、上側接続部材101と下側接続部材102とで分割
可能に構成されており、上側接続部材101の電線等の
接続口104に外部からのコネクタを装着できるように
なっている。この接続口104に外部からの電線等のコ
ネクタを装着することによって電線間等で所定の接続が
できるようになっている。この上側接続部材101に
は、ロック機構103が係合するロックピン105が設
けられている。また、下側接続部材102には、ロック
機構103を取り付ける支軸106が設けられている。
さらに、この上側接続部材101と下側接続部材102
との接続部は、外部からの水の侵入を防ぐため、ゴム等
のシール材107が介在されている。
【0034】また、ロック機構103は、図15〜図1
6に示す如く、U字状に形成されたロック装置108を
有している。このロック装置108は、U字状部材10
9を備え、このU字状部材109は、U字状に形成され
両側端部110、111が下側接続部材102に設けら
れる支軸106に回転自在に取り付けられている。
【0035】また、このU字状部材109の両側端部1
10、111のそれぞれには、スリット状の収納部11
2、113が設けられており、このそれぞれの収納部1
12、113には、ロック部材114、115が収納さ
れている。このロック部材114、115は、それぞれ
支軸106に嵌着しており、ロック装置108のU字状
部材109を下側接続部材102に取り付ける支軸10
6に回転自在に取り付けられている。さらに、U字状部
材109には、U字状部材109を下側接続部材102
に設けられる支軸106を中心に回動させるための把手
116が設けられている。
【0036】ロック部材114は、図16に示す如き構
成を有している。すなわち、ロック部材114は、弾力
性のある棒状体で略S字状に形成されている。このロッ
ク部材114は、金属製でも、樹脂製でもよく、保形性
を有し、弾力性を有した棒状体であればその材質は、何
でも良い。このロック部材114は、略S字状に形成さ
れバネ状の弾性を有しており、一端が丸められて支軸1
06に嵌合する軸支部117に形成され、他端がロック
ピン105に係合する湾曲部118に形成されている。
【0037】このように構成されるロック部材114
は、図17に示す如く、U字状部材109の側端部11
0に設けられているスリット状の収納部112に収納さ
れる。なお、ロック部材115も図16に示す如きロッ
ク部材114と同様の構成を有している。そして、この
ロック部材115もロック部材114と同様にU字状部
材109の側端部111に設けられているスリット状の
収納部113に収納される。
【0038】次に、ロック機構103を用いて上側接続
部材101と下側接続部材102とをロック結合する動
作を図17〜図18を用いて説明する。なお、図17〜
図18においては、ロック装置108を取り外し、ロッ
ク部材114だけの動作でロック結合の動作状態を示し
ている。まず、図17は、ロック装置108の把手11
6を下げた状態、すなわち、ロックが解除している状態
を示している。この時、ロック部材114は、解除の位
置にあり、ロック部材114の湾曲部118は、ロック
ピン105に係合していない。この状態から、ロック装
置108の把手116を上げていくと、やがてロック部
材114の湾曲部120がロックピン105に当接す
る。さらに、ロック装置108の把手116を上げてい
くと、ロックピン105でロック部材114の湾曲部1
18が押圧され、ロック部材114の湾曲部120は、
内側に押されて変形する。
【0039】この状態から、さらにロック装置108の
把手116を上げていくと、ロック部材114の湾曲部
118の当接部がロックピン105上を摺動し始め、ロ
ック部材114の湾曲部118が開く方向に曲り、やが
てロック部材114の湾曲部118の湾曲する係合部1
19にロックピン105が図18に示す如く嵌着する。
この状態で上側接続部材101と下側接続部材102と
は、ロック結合される。
【0040】このロック結合を解除する場合は、ロック
装置108の把手116をロック結合する場合とは逆の
動作を行えば良い。すなわち、図18の状態で、ロック
装置108の把手116を下げると、ロック部材114
の湾曲部118の湾曲する係合部119とロックピン1
05との係合を解き、ロックピン105がロック部材1
14の湾曲部118を押圧し、湾曲部118を押圧変形
する。さらにロック装置108の把手116を下げる
と、ロック部材114の湾曲部118は、ロックピン1
05によって内側に押されて変形する。ロック部材11
4の湾曲部118の曲げ部が後方に移動し、やがてロッ
ク部材114の湾曲部118がロックピン105から外
れ、ロックが解除され、図17に示す如き状態となる。
【0041】このようにロック部材114を弾力性のあ
る棒状体で略S字状に形成することにより、ロック装置
108の把手116の上げ下げ(ロック結合およびロッ
ク解除)がスムーズにできるとともに、ロックピン10
5を曲げたり傷つけたりせずに、上下一対の接続部材1
01,102の着脱を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明によれば、一
対の接続部材を簡単にロック結合を行うことができる。
【0043】本願請求項2に記載の発明によれば、一対
の接続部材を容易に確実にロック結合を行うことができ
る。
【0044】本願請求項3に記載の発明によれば、接続
部材のロック機構の制作が簡単で製造コストを小さく抑
えることができる。
【0045】本願請求項4に記載の発明によれば、一対
の接続部材をより強固に、かつ確実にロック結合を行う
ことができる。
【0046】本願請求項5に記載の発明によれば、ロッ
ク部材のロックピンへの係合をスムーズに行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続部材のロック機構の第1の実
施の形態を示す接続装置の全体斜視図である。
【図2】図1に図示の接続装置のロック装置を取り外し
た状態の全体構成斜視図である。
【図3】図1に図示の接続装置の平面図である。
【図4】図1に図示のロック部材の全体構成斜視図であ
る。
【図5】図1に図示のロック装置とロック部材との関係
を示す分解斜視図である。
【図6】図1に図示のロック装置にロック部材を収納し
た状態を示す一部断面全体斜視図である。
【図7】図1に図示のロックピンの第1の実施例を示す
断面図である。
【図8】図1に図示のロックピンの第2の実施例を示す
断面図である。
【図9】図1に図示の接続部材のロック機構のロック部
材によるロック結合の動作を説明するための図である。
【図10】図1に図示の接続部材のロック機構のロック
部材によるロック結合の動作を説明するための図であ
る。
【図11】図1に図示の接続部材のロック機構のロック
部材によるロック結合の動作を説明するための図であ
る。
【図12】本発明に係る接続部材のロック機構の第2の
実施の形態を示す接続装置の全体斜視図である。
【図13】図12に図示の接続装置のロック装置を取り
外した状態の全体構成斜視図である。
【図14】本発明に係る接続部材のロック機構の第3の
実施の形態を示す接続装置の全体斜視図である。
【図15】図14に図示のロック部材の全体構成斜視図
である。
【図16】図14に図示のロック装置とロック部材との
関係を示す分解斜視図である。
【図17】図14に図示の接続部材のロック機構のロッ
ク部材によるロック結合の動作を説明するための図であ
る。
【図18】図14に図示の接続部材のロック機構のロッ
ク部材によるロック結合の動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1………………………………接続装置 2………………………………上側接続部材 3………………………………下側接続部材 4………………………………ロック機構 6………………………………ロックピン 7………………………………支軸 9………………………………ロック装置 10……………………………U字状部材 11,12……………………側端部 13,14……………………収納部 15,16……………………ロック部材 17……………………………把手 20……………………………支持部 21……………………………バネ部 22……………………………係合部 23……………………………鍔付軸 24……………………………滑車 100…………………………接続装置 101…………………………上側接続部材 102…………………………下側接続部材 103…………………………ロック機構 105…………………………ロックピン 106…………………………支軸 108…………………………ロック装置 109…………………………U字状部材 110,111………………側端部 112,113………………収納部 114,115………………ロック部材 116…………………………把手 117…………………………軸支部 118…………………………湾曲部 119…………………………係合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合される一対の接続部材の一方
    にU字状に形成してなるロック装置の両側端部に形成さ
    れた収納部にロック部材を収納し、支軸を中心として回
    動可能に設けると共に相互に嵌合される一対の接続部材
    の他方に前記ロック装置の両側端部に収納したロック部
    材と係合するロックピンを設け、 前記ロック装置を前記支軸を支点として回動することに
    より前記ロック部材を前記支軸を中心として回動させ、
    該ロック部材を前記ロックピンに嵌着し、前記一対の接
    続部材をロック結合させることを特徴とする接続部材の
    ロック機構。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材は、一端が前記支軸に回
    動可能に嵌着し、ほぼ半円状に形成される支持部が形成
    され、該支持部の先端が内側に巻き込みバネ部が成形さ
    れ、該バネ部に前記ロックピンに係合する係合部を形成
    して構成したものである請求項1に記載の接続部材のロ
    ック機構。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は、弾力性のある棒状体
    で略S字状に成形して構成したものである請求項2に記
    載の接続部材のロック機構。
  4. 【請求項4】 前記両側端部のそれぞれに収納部が形成
    されたロック装置を2つ用いて前記相互に嵌合される一
    対の接続部材をロック結合させることを特徴とする請求
    項1、2又は3に記載の接続部材のロック機構。
  5. 【請求項5】 前記ロックピンは、前記相互に嵌合され
    る一対の接続部材のそれぞれに固着突出する軸と、該軸
    の外側に滑車を回転自在に嵌合して構成したものである
    請求項1、2、3又は4に記載の接続部材のロック機
    構。
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