JP2001068210A - コネクタのスライダ機構 - Google Patents

コネクタのスライダ機構

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JP2001068210A
JP2001068210A JP23711599A JP23711599A JP2001068210A JP 2001068210 A JP2001068210 A JP 2001068210A JP 23711599 A JP23711599 A JP 23711599A JP 23711599 A JP23711599 A JP 23711599A JP 2001068210 A JP2001068210 A JP 2001068210A
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敏彦 前田
Masahiro Yamauchi
雅弘 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の手指が届かない場所に設置されたコ
ネクタを離隔した場所から操作でき、しかも、簡単で便
利なコネクタのスライダ機構を提供する。 【解決手段】 ケーブルコネクタ及び基板等の雌雄両コ
ネクタの嵌合離脱を行うスライダ機構は、スライダ本体
5とスライダ操作部6とから構成される。スライダ操作
部は、シャフト6Cと、シャフトをその長さ方向へ摺動
可能に保持する内円筒6A及び外円筒6Bと、内円筒に
設けられた複数個の保持穴6A1にシャフトの長さ方向
に対して直交する方向へ移動可能に保持された複数個の
ロックボール6Dと、各ロックボールを各保持穴から突
出するようにシャフトを常時付勢するコイルスプリング
6Eとを有する。コイルスプリングを圧縮しながらシャ
フトを押圧すると、各ロックボールがシャフトの溝6C
2に進入し、シャフトの押圧を解除すると、各ロックボ
ールによってスライダ操作部とスライダ本体とがロック
状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタの嵌合離
脱を操作するためのスライダ機構に関し、特に作業者の
手指が届かない筐体の内部に設置されたコネクタの嵌合
離脱を筐体の外部から操作するためのスライダ機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−35844号公報に記載され
たボールロックコネクタの要点について図6と図7を参
照して説明する。図6は、未嵌合状態の断面図、図7
は、嵌合状態の断面図を、それぞれ示す。
【0003】ボールロックコネクタは、雄コネクタ10
と雌コネクタ20とから構成される。
【0004】雄コネクタ10は、フランジ12によって
機器(図示せず)に固定される円筒形の雄コネクタハウ
ジング11と、電線(図示せず)の端末に固着されると
共に雄コネクタハウジング11内に同心に固定支持され
た雄ターミナル13とから構成される。雄コネクタハウ
ジング11の前端部外周には、雌コネクタ20の複数の
ロックボール29と係合可能な半円形断面の係合溝14
が全周にわたって形成されている。
【0005】雌コネクタ20は、作業者が把持して取り
扱うことが可能であって、円筒形の雌コネクタハウジン
グ21と、電線Wの端末に固着されると共に雌コネクタ
ハウジング21内に同心に固定された雌ターミナル22
と、ボールロック機構とから構成される。雌コネクタハ
ウジング21の前端部外周には雄コネクタハウジング1
1が嵌合され、これに伴って雄ターミナル13と雌ター
ミナル22とが接続される。
【0006】ボールロック機構は、円筒形嵌合部25と
各ロックボール29と円筒形ロック動作部材30と円筒
形ロック解除部材35とから構成される。円筒形嵌合部
25は、雌コネクタハウジング21の外周との間に雄コ
ネクタハウジング11を収容可能なスペースを空けて同
心に配設され、円筒形嵌合部25の後端部を雌コネクタ
ハウジング21の後端部に前方から当てるようにして嵌
合させると共に、円筒形嵌合部25の外周のねじ部26
に後方からキャップ27をねじ込むことによって雌コネ
クタハウジング21に固定されている。
【0007】円筒形嵌合部25には、その内周と外周と
に開口する複数のボール支持穴28が周方向に適当な間
隔で形成され、各ボール支持穴28内にはロックボール
29が径方向に移動可能に収容されている。各ロックボ
ール29の径寸法は円筒形嵌合部25の厚さ寸法よりも
大きいため、各ロックボール29は円筒形嵌合部25の
内周側又は外周側の少なくとも一方の側へ常に突出して
いる。
【0008】各ロックボール29は、円筒形嵌合部25
の内周側へ突出することによって、雌雄両コネクタ1
0,20が嵌合した状態において雄コネクタハウジング
11の係合溝14に係合し、もって、雌雄両コネクタ1
0,20が離脱規制状態にロックされる。また、このロ
ック状態から各ロックボール29が外周側へ変位して雄
コネクタハウジング11との係合が解除されると、雌雄
両コネクタ10,20の離脱が許容される。
【0009】なお、各ボール支持穴28の内周側の開口
径は各ロックボール29の直径よりも小さいから、各ロ
ックボール29が内周側へ通過することを規制するの
で、ボールロック機構の組付けを容易に行うことができ
る。
【0010】円筒形ロック動作部材30は、円筒形嵌合
部25の外周に接触しながら前後方向の移動を可能に、
かつ、ロックスプリング31によって前方へ付勢された
状態で嵌装されている。円筒形ロック動作部材30がロ
ックスプリング31の付勢によって前方へ移動して円筒
形嵌合部25の外周に嵌装したストッパ32に突き当た
ったロック位置にある状態では、円筒形ロック動作部材
30の内周の押圧面33は、各ロックボール29に当接
して各ロックボール29を雄コネクタハウジング11の
係合溝14との係合状態に保持する。
【0011】また、円筒形ロック動作部材30をロック
スプリング31に抵抗して後方へスライドさせてロック
解除位置に至らせると、円筒形ロック動作部材30の内
周に全周にわたって形成された半円形断面の逃がし溝3
4が各ボール支持穴28に整合する。この結果、各ロッ
クボール29は、雄コネクタハウジング11との係合を
解除する方向へ変位することを許容される。各ロックボ
ール29が逃がし溝34に嵌合した状態では、円筒形ロ
ック動作部材30は、ロック位置側への移動を規制され
てロック解除位置に保持される。
【0012】円筒形ロック解除部材35は、円筒形嵌合
部25の内周に接触しながら前後方向の移動を可能に、
かつ、ロック解除スプリング36によって前方へ付勢さ
れた状態で嵌装されている。円筒形ロック解除部材35
がロック解除スプリング36の付勢によって前方へ移動
して円筒形ロック解除部材35の係止部37を円筒形嵌
合部25のストッパ38に係止させたロック解除位置に
ある状態では、円筒形ロック解除部材35の外周面は、
各ロックボール29に当接して各ロックボール29を雄
コネクタハウジング11との係合を解除する状態に保持
する。
【0013】なお、円筒形ロック解除部材35の前端部
は、その外周面から前端面にわたって滑らかな曲面に形
成されているため、各ロックボール29が円筒形嵌合部
25の内周側へ突出した状態にあって円筒形ロック解除
部材35が後方位置から前方へ移動したときには、円筒
形ロック解除部材35の前記曲面によって各ロックボー
ル29が円滑に外周側へ押動される。
【0014】また、円筒形ロック解除部材35は、雌雄
両コネクタ10,20の嵌合に伴って雄コネクタハウジ
ング11の前端によって前記ロック解除位置よりも後方
へ押される。このように円筒形ロック解除部材35が後
方へ押されると、各ロックボール29に対する内周側か
らの当接が解除されるため、各ロックボール29は、雄
コネクタハウジング11との係合可能な内周側への移動
を許容される。
【0015】ボールロック機構の動作を説明する。雌雄
両コネクタ10,20が分離している図6の状態では、
円筒形ロック動作部材30及び円筒形ロック解除部材3
5は、共にロック解除位置にある。この状態から雌コネ
クタ20を雄コネクタ10に嵌合させると、雄コネクタ
ハウジング11が雌コネクタハウジング21と円筒形嵌
合部25との間に進入し、円筒形ロック解除部材35を
押して後方へ移動させる。雌雄両コネクタ10,20が
嵌合すると、係合溝14が各ボール支持穴28に整合
し、各ロックボール29がロックスプリング31の付勢
によって円筒形ロック動作部材30の逃がし溝34の溝
縁で押されて内周側へ移動して係合溝14に係合する。
同時に、円筒形ロック動作部材30は、ロックスプリン
グ31によって前方のロック解除位置に移動して、各ロ
ックボール29を係合溝14との係合状態に保持する。
したがって、図7に示されるように、雌雄両コネクタ1
0,20は、嵌合状態にロックされる。
【0016】また、雌コネクタ20を雄コネクタ10か
ら離脱させる際には、雌コネクタ20を把持して雄コネ
クタ10から離すように引く操作を行いつつ、雌コネク
タ20を把持している手指によって円筒形ロック動作部
材30をロックスプリング31の付勢に抵抗して同方向
へ引っ張る操作を行う。すると、円筒形ロック動作部材
30の逃がし溝34が各ボール支持孔28に整合するか
ら、各ロックボール29が外周側への移動を許容される
ので、雌雄両コネクタ10,20は、ロックを解除する
ことができる。そして、雄コネクタハウジング11が雌
コネクタハウジング21と円筒形嵌合部25との間から
抜けるのに伴い、各ロックボール29が係合溝14の溝
縁によって係合溝14から外周側へ押し出されて逃がし
溝34に嵌合する。この後は、雄コネクタハウジング1
1の前端部外周面と、ロック解除スプリング36の付勢
により前方へ移動する円筒形ロック解除部材35の外周
面とによって、各ロックボール29は、逃がし溝34に
嵌合した状態に保持される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のボールロックコ
ネクタでは、嵌合離脱を行う際、雌コネクタ乃至円筒状
ロック動作部材を作業者の手指によって直接把持して操
作する。したがって、作業者の手指が届かない狭い場所
では、ボールロックコネクタを操作することができな
い。
【0018】そこで、本発明は、前記従来のボールロッ
クコネクタの欠点を改良し、作業者の手指が届かない場
所に設置されたコネクタを離隔した場所から操作するこ
とができ、しかも、簡単で便利なコネクタのスライダ機
構を提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0020】1.ケーブルコネクタ及び基板等の雌雄両
コネクタの嵌合離脱を行うスライダ機構において、前記
スライダ機構は、スライダ本体とスライダ操作部とから
構成され、前記スライダ操作部は、シャフトと、前記シ
ャフトをその長さ方向へ摺動可能に保持する筒状体と、
前記筒状体に設けられた複数個の保持穴に前記シャフト
の長さ方向に対して直交する方向へ移動可能に保持され
た複数個のロックボールと、前記各ロックボールを前記
筒状体の前記各保持穴から突出するように前記シャフト
を常時付勢するスプリングとを有し、前記シャフトには
前記各ロックボールを前記筒状体の前記各保持穴から突
出させないようにする溝が設けられ、前記スプリングの
抵抗力に反して前記シャフトをその長さ方向へ押圧した
とき、前記各ロックボールが前記シャフトの前記溝に進
入し、前記スライダ操作部と前記スライダ本体とが係合
し、前記シャフトの押圧を解除すると、前記スライダ操
作部と前記スライダ本体とがロック状態になるコネクタ
のスライダ機構。
【0021】2.前記筒状体が挿通する前記スライダ本
体に設けられた挿通穴の直径は、前記筒状体の直径より
も大きく、かつ、前記各ロックボールの最大突出点間の
直径よりも小さく構成されている前記1記載のコネクタ
のスライダ機構。
【0022】3.前記筒状体は、内筒状体と外筒状体と
から構成され、前記シャフトにフランジが設けられ、前
記スプリングは、コイルスプリングであって、前記内筒
状体の一端面と前記フランジとの間に装着されている前
記1記載のコネクタのスライダ機構。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例コネクタ
のスライダ機構について図1〜図5を参照して説明す
る。
【0024】図1に示されるように、筐体1の2つのフ
レーム2には、それぞれケーブルコネクタ3が取り付け
られている。上方のケーブルコネクタ3には、まだ基板
4が嵌合していないが、下方のケーブルコネクタ3に
は、既に基板4が嵌合している状態が示されている。基
板4の突出部4Aとスライダ本体5の突出部5Aとが係
合しているため、基板4をケーブルコネクタ3に対して
嵌合離脱させるとき、基板4はスライダ本体5と一体的
に移動する。スライダ本体5の右側に設けられた有底穴
5Bにスライダ操作部6の内円筒6Aを挿入し、スライ
ダ操作部6を左方向へ押すと、スライダ本体5を介し
て、基板4は左方向へ移動してケーブルコネクタ3に嵌
合する。基板4をケーブルコネクタ3から離脱させる操
作については後述する。
【0025】スライダ操作部6をスライダ本体5に対し
て挿入抜去するときの動作について図2〜図5を参照し
て説明する。なお、図2における左右方向は、図1にお
ける左右方向と逆に示されている。
【0026】スライダ操作部6は、内円筒6Aと、内円
筒6Aに固定された外円筒6Bと、内外筒6A及び外円
筒6Bを貫通するシャフト6Cと、内円筒6Aの周囲に
設けられた数個の保持穴6A1にそれぞれはまるロック
ボール6Dと、シャフト6Cのフランジ6C1と内円筒
6Aの一端面との間に装着されたコイルスプリング6E
から構成される。各ロックボール6Dは、図2に示され
るように、各保持穴6A1から僅かに突出することがで
きるが、各保持穴6A1から内円筒6Aの外部へ脱出す
るこができない。また、各ロックボール6Dは、図3に
示されるように、シャフト6Cが移動したとき、シャフ
ト6Cの溝6C2に進入することができる。
【0027】図2は、各ロックボール6Dがシャフト6
Cによってロックされた状態を示すが、このときの対向
する2つの保持穴6A1から突出した各ロックボール6
Dの最大突出点間の直径をbとする。図3は、各ロック
ボール6Dがシャフト6Cによってロックされていない
状態を示すが、内円筒6Aの外径をaとする。
【0028】図4に示されるように、スライダ本体5に
設けられた有底穴5Bの直径をcとし、スライダ本体5
の一端側に装着されたプレート5Cに設けられた挿通穴
5C1の直径をdとする。a〜dの各寸法の大小関係
は、c>b>d>aである。
【0029】スライダ操作部6の操作によるスライダ本
体5の移動について説明する。まず、図2の状態におい
て、指先によってシャフト6Cの左端をコイルスプリン
グ6Eの拡張力に抵抗しながら右方向へ押すと、図3の
状態に至る。このとき、各ロックボール6Dは、シャフ
ト6Cの外周面から溝6C2内へ進入することができ
る。次に、図3の状態では、各ロックボール6Dは、各
保持穴6A1から突出していないので、シャフト6Cを
右方向へ押すと、図4に示されるように、内円筒6Aを
プレート5Cの挿通穴5C1を通過させてスライダ本体
5の有底穴5Bに挿入することができる。更にシャフト
6Cの左端を図4における右方向へ押すと、シャフト6
Cの右端は、スライダ本体5を図4における右方向(図
1における左方向)へ移動する。すると、スライダ本体
5は、その突出部5Aと基板4の突出部4Aとが係合し
ているため、基板4をケーブルコネクタ3に嵌合する。
【0030】シャフト6Cの左端から指先を離すと、シ
ャフト6Cは、コイルスプリング6Eの拡張力によって
図4の状態から図5の状態に復元する。このとき、各ロ
ックボール6Dは、各保持穴6A1から突出する。図5
の状態において、外円筒6Bを指先で摘んで左方向へ移
動すると、b>dのため、スライダ本体5は左方向(図
1における右方向)へ移動する。したがって、基板4
は、ケーブルコネクタ3から離脱する。
【0031】なお、本実施の形態例における内円筒6A
及び外円筒6Bを、いずれも角筒に設計変更することが
できる。また、プレート5Cをスライダ本体5と一体に
形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0033】1.ケーブルコネクタ及び基板等の雌雄両
コネクタを嵌合する操作は、スライダ操作部をスライダ
本体に押し込むだけで済み、また、雌雄両コネクタを離
脱する操作は、スライダ操作部を引くだけで済むので、
操作が簡単便利である。
【0034】2.雌雄両コネクタ側にロック機構を設け
るという煩雑な製作を行わないため、コネクタのコスト
が安価となる。
【0035】3.1つのスライダ操作部によって多数の
コネクタの嵌合離脱を操作することができるので、部品
点数が節減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のコネクタのスライダ
機構が使用されたケーブルコネクタと基板との嵌合離脱
状態を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態例のコネクタのスライダ
機構におけるスライダ操作部のロック状態を示す断面図
である。
【図3】本発明の一実施の形態例のコネクタのスライダ
機構におけるスライダ操作部のアンロック状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の一実施の形態例のコネクタのスライダ
機構におけるスライダ操作部がスライダ本体に挿入され
るときの状態を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態例のコネクタのスライダ
機構におけるスライダ操作部がスライダ本体に挿入され
た後に、シャフトから指先を離した状態を示す断面図で
ある。
【図6】従来のボールロックコネクタの未嵌合状態を示
す断面図である。
【図7】従来のボールロックコネクタの嵌合状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 フレーム 3 ケーブルコネクタ 4 基板 4A 突出部 5 スライダ本体 5A 突出部 5B 有底穴 5C プレート 5C1 挿通穴 6 スライダ操作部 6A 内円筒 6A1 保持穴 6B 外円筒 6C シャフト 6C1 フランジ 6C2 溝 6D ロックボール 6E コイルスプリング
フロントページの続き (72)発明者 山内 雅弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5E021 FB01 FB07 FC31 FC32 FC36 HB13 HB15 HC23 HC31 HC35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄両コネクタの嵌合離脱を行うスライ
    ダ機構において、前記スライダ機構は、スライダ本体と
    スライダ操作部とから構成され、前記スライダ操作部
    は、シャフトと、前記シャフトをその長さ方向へ摺動可
    能に保持する筒状体と、前記筒状体に設けられた複数個
    の保持穴に前記シャフトの長さ方向に対して直交する方
    向へ移動可能に保持された複数個のロックボールと、前
    記各ロックボールを前記筒状体の前記各保持穴から突出
    するように前記シャフトを常時付勢するスプリングとを
    有し、前記シャフトには前記各ロックボールを前記筒状
    体の前記各保持穴から突出させないようにする溝が設け
    られ、前記スプリングの抵抗力に反して前記シャフトを
    その長さ方向へ押圧したとき、前記各ロックボールが前
    記シャフトの前記溝に進入し、前記スライダ操作部と前
    記スライダ本体とが係合し、前記シャフトの押圧を解除
    すると、前記スライダ操作部と前記スライダ本体とがロ
    ック状態になることを特徴とするコネクタのスライダ機
    構。
  2. 【請求項2】 前記筒状体が挿通する前記スライダ本体
    に設けられた挿通穴の直径は、前記筒状体の直径よりも
    大きく、かつ、前記各ロックボールの最大突出点間の直
    径よりも小さく構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のコネクタのスライダ機構。
  3. 【請求項3】 前記筒状体は、内筒状体と外筒状体とか
    ら構成され、前記シャフトにフランジが設けられ、前記
    スプリングは、コイルスプリングであって、前記内筒状
    体の一端面と前記フランジとの間に装着されていること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタのスライダ機構。
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