JPH1166173A - 債務管理システム - Google Patents

債務管理システム

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JPH1166173A
JPH1166173A JP22588997A JP22588997A JPH1166173A JP H1166173 A JPH1166173 A JP H1166173A JP 22588997 A JP22588997 A JP 22588997A JP 22588997 A JP22588997 A JP 22588997A JP H1166173 A JPH1166173 A JP H1166173A
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debt
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JP22588997A
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Yuichi Komuro
裕一 小室
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CHIYODA JOHO KIKI KK
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CHIYODA JOHO KIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】訪問調査において得られた情報を、画像、音声
等の情報の種類のよらず、迅速にデータとして反映でき
る新たなシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】債務者毎の債務情報を管理する債務管理シ
ステムであって、前記債務情報を種別毎にマスタ・ファ
イルとして格納する格納手段と、前記通信ネットワーク
を介して携帯情報端末装置とのデータの送受信を行う通
信制御手段とを有する情報処理装置と、前記通信ネット
ワークを介して前記情報処理装置と前記債務情報の内の
ユーザが特定した債務者のデータの送受信を行う通信手
段と、前記債務者のデータを情報エリア別に表示する表
示手段と、ユーザのテキスト入力及び/又は指示入力を
行う入力手段と、周囲の景色を撮影して画像データとし
て取得するカメラ手段と、予め特定した情報エリアと前
記カメラ手段で得られた画像データを関連付けて記憶す
る記憶手段と有する携帯情報端末装置とからなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、債権回収に必要な
訪問調査において新たに派生した債務者の情報を効率的
に管理するための債務管理システムに関する。特に本発
明は、画像又は/音声情報を債務者の情報に含ませた債
務管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の債務回収のために行う債務者への
訪問調査においては、予め必要な債務データをプリンタ
に出力し、その出力内容をもとに、実際の債権回収や、
債務者の近辺調査を行っていた。
【0003】図11は、かかる債務者訪問調査を行うた
めに本出願人によって開発した債務管理システムの概要
図である。この債務管理システムは、延滞した債権を有
する顧客への初期の督促業務から、代弁請求にいたるま
での期日管理を行い、債権回収を行うための効率的な管
理を行うと共に、仮執行や本訴においての証拠としての
重要な債務回収履歴を含む各種文書を発行するものであ
る。そして、その構成は、実際の債務状況等のデータを
格納している各金融機関の事務センター(4)にあるホ
ストコンピュータのデータベース(5)から、延滞デー
タを受け取り、債務者との事前の交渉内容を示したデー
タと統合して、債権回収に必要な各種の情報やこれまで
の債権督促の履歴を債務管理データ(2)として債務管
理システム内に保管する。債務管理データ(2)は、債
務返済が延滞する債権者の所在する場所、勤務先、債務
額、年齢等の、いわゆる顧客の属性を示す顧客属性デー
タや、債権督促の履歴、返済履歴データなどの債務情報
が、その債務管理システムとLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)等で接続される端末装置(図示せず)、あ
るいはプリンタに顧客別に出力される。債務者の訪問調
査を行う訪問調査員(6)は、そのプリント出力された
債務データ(7)をもとに、各訪問先に訪問し、その結
果、新たに得られた情報をメモ等で書き写す。そして後
日、訪問調査員が端末装置によってその調査結果を入力
することで、債務管理データ(2)が、最新のデータに
更新される。しかし、債務管理を複数の担当者に分け、
組織的に行う今日の業務にあっては、このような時間的
なデータの更新の遅れは、一時的ではあれ、他の業務に
支障をきたすか、処理の遅延を引き起こすことともな
り、迅速な債権回収を妨げる一因ともなっていた。
【0004】また、従来のように、債務者の近辺状況等
の多岐に亘る情報を従来のテキスト出力によって表すの
は、訪問調査員の表現範囲を狭め、不正確な表現で債務
者の状況を示してしまう一因ともなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、か
かる訪問調査において、債務者の訪問結果を迅速にデー
タとして反映できる新たなシステムを提供することを目
的とする。
【0006】本発明の他の目的は、従来の文字表現にと
らわれずに債務者の近況を十分に且つ効率的に表現可能
なシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、債務者
毎の債務情報を管理する債務管理システムであって、前
記債務情報を格納する格納手段と、前記通信ネットワー
クを介して携帯情報端末装置とのデータの送受信を行う
通信制御手段とを有する情報処理装置と、前記通信ネッ
トワークを介して前記情報処理装置と前記債務情報のう
ちのユーザが特定した債務者のデータの送受信を行う通
信手段と、前記債務者のデータを情報の種別に応じた情
報エリア別に表示する表示手段と、ユーザのテキスト入
力及び/又は指示入力を行う入力手段と、周囲の景色を
画像データとして取得するカメラ手段と、ユーザが特定
した情報エリアと前記画像データとを関連付けて記憶す
る記憶手段と有する携帯情報端末装置とからなり、前記
携帯情報端末装置は、前記記憶手段に記憶された特定の
債務者に対応した画像データを前記通信手段を介して前
記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置は、その特
定した債務者のデータに関連付けて当該受信した画像デ
ータを前記格納手段に格納することを特徴とする債務管
理システムを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による具体的な構
成を示した機能ブロック図である。各金融機関のコンピ
ュータ・システム(4)は、既に説明したように、債務
者の取引データや、入金記録、債務者の性別、年齢、住
所、勤務先等の債務者の属性を示す属性データをデータ
ベース(5)に有している。情報処理装置(30)の処
理手段(33)は、実際の債務管理を行うために、デー
タベース(5)から債務者の返済の遅延データ、回収履
歴や金額を示す回収データ、債務者の属性データ、更に
は、債務者の購入等を示した取引データ等を、日次毎に
あるいは月毎に受け取る。
【0009】情報処理装置(30)の処理手段(33)
は、この受け取ったデータを種別毎に分類して各マスタ
・ファイルに編集し、格納手段(35)に格納する。こ
のマスタ・ファイルとは、例えば、債務者及びその家族
の属性を表す属性マスタや家族マスタ、各債務者の遅延
状況や支払い状況を示す処理順ファイルの他、月別未収
金ファイル、遅損金免責ファイル、顧客別発生回収状況
ファイル、カード情報ファイル等である。また、処理手
段(33)は、債務回収や訪問調査において新たに発生
するデータを種別毎に分類して、該当するマスタファイ
ルと関連付けて格納手段(35)に格納する。この格納
手段(35)とは、例えば、ハードディスクや、書き込
み可能な光ディスク等である。処理手段(33)は、中
央演算装置(CPU)、及びその実行のためのプログラ
ム・データを記憶するRAM、ROM等の記憶手段から
構成される。情報処理装置(30)と端末装置(40)
は、既存の方法により相互にLAN接続することで、お
互いのデータの授受を行うことができる。また、情報処
理装置(30)は、公衆回線(40)を通じて通信接続
された外部の携帯情報端末装置との通信を行うことが可
能な既存の通信手段(37)を有する。
【0010】一方、携帯情報端末装置(10)は、無線
あるいは有線によって公衆回線を通して遠隔の情報処理
装置と接続することができる。例えば、携帯情報端末装
置(10)は、PHS(Personal Handyphone System)
やモデム等からなる通信手段(11)を有し、公衆回線
(40)で接続された情報処理装置(30)との間でデ
ータの送受信を行うことができる。尚、この公衆回線
(40)には、既存の電話通信網イやISDN等による
デジタル通信網、更にはインターネットも含まれる。
【0011】携帯情報端末装置(10)の処理手段(1
3)は、中央演算装置、及びそれを実行可能とするプロ
グラムデータを記憶するRAM、ROM、あるいはフラ
ッシュメモリカード等のプログラム格納手段から構成す
ることができる。この処理手段(13)の機能について
は別途説明する。また、携帯情報端末装置(10)は、
画像やテキスト表示可能な液晶表示板、あるいはプラズ
マ・ディスプレイ等の表示デバイスからなる表示手段
(15)、キーボートによるテキスト入力、又はタッチ
ペンによる指示入力若しくは手書き入力可能な入力手段
(17)、周囲の景色を撮影して画像データとして入力
することが可能なカメラ手段(19)、外部音声を音声
データとして入力可能な音声入力手段(21)、更に
は、テキストデータや画像データ、更には音声データ等
を記憶する記憶手段(23)、及び記憶手段に記憶され
た音声データを音声信号として再生する音声再生手段
(25)を有している。これらの手段は、全て既存のハ
ードウェアから構成することができる。具体的には、既
存の個人情報端末装置(PDA:Personal Digital Ass
istants)、あるいはモーバイルコンピュータに、既存
のデジタルカメラ、及び通信手段としての機能を有する
PHS携帯電話とをRS232C等の外部バスでバス接
続することで、携帯情報端末装置(10)のハードウェ
アを構成することができる。
【0012】次に、本発明の特徴である処理手段(1
3)の具体的な機能について説明する。携帯情報端末装
置(10)にロードされている債務管理システムを立ち
上げると、情報処理装置30との物理的な通信接続が行
われたのち、図2に示すように、表示手段(15)にロ
グイン画面(100)が表示される。ログイン画面(1
00)は、ユーザ名とパスワードの入力用エリア又はダ
イアログボックス(102、104)が設けられ、入力
手段(17)によるテキスト入力が可能となる。携帯情
報端末装置(10)の使用者、すなわち債権回収のため
の訪問調査員には、自己のユーザ名及びパスワードが予
め割り当てられている。従って、そのユーザ名とパスワ
ードを入力手段(17)によってその入力エリア(10
2、104)に入力すると、入力されたユーザ名とパス
ワードが、通信手段(11)を介して情報処理装置(3
0)に送られ、処理手段(33)によって認証される。
もし、登録されていないユーザであったりパスワードが
一致しない場合には、処理手段(33)は、それ以降の
通常の処理を行わずに、再度の入力を要求する。そし
て、予め決められ回数を越えて入力されたユーザ名及び
パスワードが登録されたものと異なっていた場合、処理
手段(33)は、強制的にその通信を遮断する。一方、
ユーザ名及びパスワードが情報処理装置30に登録され
たものと一致していれば、処理手段33は、次の検索処
理に移る。
【0013】図3は、検索画面の一例を示している。検
索画面(110)のアッパーバー・エリア(111)に
は、この検索メニューのメニュー名である「名寄せ検
索」の表示(112)、検索の開始を指示入力可能な開
始ボタン(113)、画面のリストの中から特定の債務
者を選択することを指示入力可能な選択ボタン(11
4)、及び前画面の状態に戻ることが可能なリターン・
ボタン(115)が表示される。その下部には、所定の
名前入力エリア(116)、カード番号入力エリア(1
17)、電話番号入力エリア(118)が設けられてい
る。そして、テキスト入力手段(17)から各入力エリ
ア(116,117,118)の夫々にテキスト入力を
行うことによって、夫々をキーとした検索が可能であ
る。
【0014】更にその下部には、リスト表示エリア(1
19)が設けられ、その検索した結果を昇順、あるいは
降順に表示する。例えば、ある名前を名前入力エリア
(116)にキーとして入力した後、開始ボタン(11
3)をタッチペン等によって押すと、その名前に該当す
る債務者を検索し、債務者の名前、カード番号、電話番
号が名前順に一覧形式でリスト表示エリア119に表示
される。尚、昇順に表示するか、あるいは降順に表示す
るかは、更には名前順とするかカード番号順にするかな
どの条件設定は、別の設定メニューで行うことができ
る。
【0015】リスト表示エリア(117)の中から特定
の債務者に相当する行(名前、カード番号、あるいは電
話番号のいずれか)を選択すると、各入力エリア(11
6、117、118)内にその選択された債務者の名
前、カード番号及び電話番号が表示される。また、画面
右には、上下のスクロール用バー120、121が設け
られ、上スクロール120を指示して選択すると前の債
務者が、下スクロールバー121を指示して選択すると
次の債務者が、スクロール表示される。尚、リターン・
ボタン(115)を選択すると、情報処理装置(30)
との通信を遮断してもとのメインメニューの状態(図示
せず)に戻ることができる。
【0016】上記方法によって、希望する債務者の名
前、カード番号及び電話番号が各入力エリア(116、
117、118)に表示された後、選択ボタン(11
4)を押すと、その債務者に関する情報が、情報処理装
置(30)の格納手段(35)に格納されている各マス
タ・ファイルから携帯情報端末装置(10)に送られ、
記憶手段(23)に記憶される。そして、全ての必要な
情報が、携帯情報端末装置(10)に送られた後、情報
処理装置(30)は、携帯情報端末装置10との通信を
遮断する。
【0017】指定した債務者の情報を受け取った携帯情
報端末装置(10)を通して、ユーザは、より詳細な債
務者の情報を情報の種別毎に見ることができる。図3に
示すアンダーバーエリア(150)には、その選択され
た債務者に関する更なる情報を詳細に表示するための各
情報選択エリアが区分されて表示される。この情報選択
エリアは、この例では、”属性”、”契約”、”家
族”、”伝票”、”取引”、”分内”、”分明”、”入
金”、”与信”、”請求”、”遅損”、”会話”、”調
査”、”備考”、”スケジュ”及び”データの更新”に
分けられている。そして、この各エリアを選択すること
で、既に選択されている債務者に関する情報である、個
人会員の属性、契約の内容、家族会員の属性、貸し出し
の伝票内容、取引内容、分割払いの内容、分割払いの明
細、入金内容、与信照会、請求照会、遅損金計算、債務
者との会話入力、調査レポートの内容、その他の情報、
及び調査員のスケジュールを示した新たな表示画面が表
示される。
【0018】図4は、情報選択エリアのうちの”属性”
を選択した場合の表示例を示したものである。属性の表
示画面(200)には、債務者のカード番号(20
1)、名前(202)、電話番号(203)、住所(2
04)の他、勤務先の詳細(205)、使用した金融機
関(206)、その他の債務者に関する属性情報が表示
される。アンダーバーエリア(150)には、各情報選
択エリア(ここでは、”属性”、”契約”、”家
族”、”伝票”、”取引シ”(取引内容のうちのショッ
ピングに関するもの)、及び左右のスクロールバー(1
51、152)、更には、”戻る”(153)が表示さ
れる。左スクロールバー(151)のエリアを選択する
と、隠れた情報選択エリアのうちの前部分が画面上に表
示され、右スクロールバー(152)のエリアを選択す
ると、隠れた情報選択エリアのうちの残り部分が画面上
に表示されるようになる。また、”戻る”(153)を
選択すると、前のメニューである名寄せ検索メニューに
復帰する。
【0019】図5は、情報選択エリアのうちの”家族”
を選択した場合の表示例を示したものである。家族の表
示画面(220)には、債務者の家族の氏名欄(22
1)と対応するカード番号(222)等、家族に関する
情報が表示される。尚、アンダーバーエリア(150)
に関しては、図4で示して説明したものと同様である。
図6は、情報選択エリアのうちの”伝票”を選択した場
合の表示例を示したものである。債務者のカード番号
(231)、債務者名(232)の他、債務者がカード
使用した日付(233)やカード使用の内容(234)
(例えばカードによるキャッシング)、伝票番号(23
5)、金額(236)等をリスト表示する。尚、アンダ
ーバーエリア(150)に関しては、図4で示して説明
したものと同様である。
【0020】上記では、債務者を携帯端末装置(10)
によって選び、遠隔からその債務者の最新の情報の全て
を、情報処理装置(30)から得る場合について説明し
た。しかし、全ての情報を一時に携帯端末装置(10)
に送ることは、携帯情報端末装置(10)の記憶手段
(23)の大容量化や、長時間の通信接続時間を必要と
する場合がある。従って、アンダーバーエリア(15
0)の情報選択エリアが選択される毎に、情報処理装置
(30)との接続を行い、その情報選択エリアの区分に
従って新たに必要となる情報のみを得ることによって、
記憶容量の縮小化及び通信接続時間の短縮を図ることも
できる。
【0021】次に、図7は、図3において、選択情報エ
リアのうちの”調査”を選択した場合の表示画面の一例
を示したものである。この表示画面(300)は、訪問
調査によって新たに得られた情報を入出力可能な画面で
ある。アッパーバーエリア(160)には、追加ボタン
(161)、削除ボタン(162)、更新ボタン(16
3)が表示される他、画像ボタン(164)及び音声ボ
タン(165)が表示される。一方、調査画面エリア
(310)には、カードNo、債務者名の他に、住民票
の有無(313)、転居先の有無(314)、及び住民
票の住所(315)を示す情報表示エリアが用意されて
いる。また、実際に調査した情報を入出力するために下
記のエリアが表示される。調査画面エリア(310)の
[調査]右横のエリアは、基本的な調査項目を選択する
ための調査項目エリア(316)である。図7の例で
は、調査項目エリアとして、現住所が選択され、その項
目に応じた、住所、最寄り駅、表札の有無及びその内
容、居住の有無等をそれぞれ示す情報エリア(317、
318、319、320、321、322、323)等
が調査画面エリア(310)上に表示される。
【0022】ここで、調査項目エリア(316)、最寄
り駅情報エリア(318)、表札情報エリア(31
9)、居住の有無の情報エリア(321)は、ともにリ
ストボックス形式で表示されている。リストボックスと
は、その情報エリアに選択すべき他の項目が存在するこ
とを、表示した情報の右に▼印を付加して示した表示形
式である。例えば、調査項目エリア(316)の右の▼
マークをタッチペン等で選択すると、図8に示すよう
に”現住所”の他、”勤務先”、”実家”、”財
産”、”その他”の既に固定して登録された一覧が表示
される。そして、そのうちのいずれかを選択すると、選
択されたものが、そのリストボックス内に表示され、そ
れに応じた情報が画面上に示される。
【0023】図9は、図8の調査項目エリア(316)
のうちの”財産”を選択した場合の新たな表示画面(3
30)を示した例である。”財産”は、動産(332)
及び不動産(333)に分けられ、車、持ち家等の項目
がデータとして記録されていることを示している。
【0024】図8に戻ると、開かれたリストボックス
(316)のうち、現住所、勤務先、及び財産の横に”
*”マークが付されているが、これは、その項目に関す
る情報が存在することを示している。従って、ユーザ
は、全ての項目についてわざわざ情報が在るかどうかを
調べる必要がない。この例で言えば、実家に関する情報
はまだ無いことが一目で分かることとなる。
【0025】図7に戻ると、住所の情報エリア(31
7)には、その住所(YYYY...)の後に(画)及
び(音)が付されている。これは、住所のテキスト情報
であるYYYY...の他に、画像及び音声の情報が在
ることを示している。例えば、図9の動産の車に関する
情報エリア(335)には、車体No.xxxxxの他に画像情
報が含まれていることを示し、この部分を指示して選択
した後に、アッパーバーエリア(160)の内の画像ボ
タン(164)を押すことによって、図10に示したよ
うに、その車に関して既にデータとして記録された車体
が、画像エリア(340)に表示される。尚、音声情報
においても、同様に操作することによって、その情報に
ついての記録された音声情報が、音声再生手段(25)
から再生することができる。
【0026】次に、図7から図10で示した調査用画面
上から、新たな情報を追加入力する場合について説明す
る。図7を参照にして説明すると、まず、アッパーバー
エリア(160)の追加ボタン(161)を押すと、追
加モードの状態となる。そして、調査項目エリア(31
6)の内から追加すべき情報の項目を選択する。その選
択の方法は、リストボックスについて説明したものと同
じである。その後、追加すべき新たな情報の情報エリア
を選択する。その後、入力手段(17)によるテキスト
入力を行い、又はカメラ手段(19)によって撮影し、
あるいは音声入力手段(21)を起動して音声入力を行
うことで、テキスト、画像データ、音声データがその指
定した項目に対応してデータとして記録される。ここ
で、テキスト、画像、音声の入力の順にはとらわれず、
情報エリア(317)で示した形式で表示される。例え
ば、情報エリア(317)では、実際の住所の後に
(画)(音)と識別子が付され、テキスト情報としての
住所の他に、画像及び音声による情報が紐付けされるた
め、上記したように、ユーザは、その情報エリア(31
7)を選択したのち、アッパーバーエリア(160)の
画像ボタン(164)を選択することで画像情報を表示
し、音声ボタン(165)を選択することで音声情報を
再生することができるため、自分の記録した情報を確認
することができる。以上で説明したように、表示された
情報エリアを選択しておくことのみによって、その後に
撮影し、あるいは音声入力された画像や音声データが、
その情報エリアの情報に関連付けられて記憶されること
から、ユーザーは、多種類の情報を扱う場合であって
も、何ら特に意識せずに、画像や音声データを記録する
ことができる。ここで、複数の画像や音声を記録した場
合は、(画)(音)に代わって(画1)(画
2)...、(音1)(音2)...というように、数
が付加されて表示され、画像ボタン(164)、あるい
は音声ボタン(165)を押す毎に、順にその画像、音
声が再生できる。このようにして記録された全てのデー
タを登録する場合は、追加ボタンを再度押すことによっ
て、記憶手段(23)にデータとして登録されるととも
に追加モードが解除される。また、更に再度追加ボタン
(161)を押すことによって、新たな情報が上述と同
様な方法で追加できる。この場合には、そのデータボッ
クスは、複数のデータを含むこととなるため、先で説明
したリストボックス形式で画面上に表示される。
【0027】次に、一旦記録した情報を削除するには、
削除する項目を選択した後に、削除ボタン(162)を
押すことで可能である。また、複数の画像や音声データ
に関しては、その削除すべき画像や音声を画像ボタン
(164)や音声ボタン(165)で読み出した後に削
除ボタンを押すことによって可能である。
【0028】このようにして、新たに追加、更新された
データを情報処理装置(30)の格納手段(35)に格
納するには、更新ボタン(163)を押せばよい。更新
ボタン(163)が押されると、情報処理装置(30)
との間で通信接続が行われ、新たに追加、更新されたデ
ータのみが、情報処理装置(30)に送信される。情報
処理装置(30)は、そのデータに基づき、格納手段
(35)に格納された該当するデータを格納するマスタ
・ファイルを更新する。
【0029】
【発明の効果】債務管理システムにおいて、携帯情報端
末装置に選択された債務者に関するデータを一時的に蓄
積することで、債務者の必要な情報を、その携帯情報端
末装置から得ることができるようになった。また、新た
に発生した情報に関しても、携帯端末装置に、追加更新
登録し、その情報のマスタ・ファイルを有している情報
処理装置に接続するだけで、自動的に更新されたマスタ
・ファイルのデータが更新されるため、携帯情報端末装
置による迅速な情報の入力を可能とするばかりか、ほと
んどタイムラグ無く、最新のデータから成るマスタ・フ
ァイルを維持することができるようになった。更には、
従来のテキスト情報に画像情報、及び音声情報を付加
し、且つそれを識別可能な識別子で表示するため、容易
に画像等の有無を判断できるほか、画像ボタン等によっ
て簡易に表示できるようにしたため、情報の把握を的確
に行うことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による債務管理システムのブロック図を
示す。
【図2】携帯情報端末装置(10)から情報処理装置
(30)へのログイン画面を示す。
【図3】携帯情報端末装置(10)から情報処理装置
(30)の所有するマスタ・ファイルに記録されている
債務者をリスト検索する画面を示す。
【図4】債務者の属性データを画面上に表示した例を示
す。
【図5】債務者のカード契約内容を画面上に表示した例
を示す。
【図6】債務者の家族属性データを画面上に表示した例
を示す。
【図7】調査内容を表示、入力するための画面の一例を
示す。
【図8】リストボックスを開けた場合の画面表示の一例
を示す。
【図9】リストボックスから他の項目を選択した場合の
画面表示の一例を示す。
【図10】画像データを再生した場合の一例を示す。
【図11】従来の債務管理システムの概要を示す。
【符号の説明】
10・・・携帯情報端末装置、 30・・・情報処
理装置 110・・・アッパーバーエリア、 119・・・リス
ト表示エリア、150・・・アンダーバーエリア、 3
16・・・情報項目エリア、340・・・画像表示エリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】債務者毎の債務情報を管理する債務管理シ
    ステムであって、 前記債務情報を種別毎にマスタ・ファイルとして格納す
    る格納手段と、前記通信ネットワークを介して携帯情報
    端末装置とのデータの送受信を行う通信制御手段とを有
    する情報処理装置と、 前記通信ネットワークを介して前記情報処理装置と前記
    債務情報のうちユーザが特定した債務者のデータの送受
    信を行う通信手段と、前記債務者のデータを情報エリア
    別に表示する表示手段と、テキスト入力及び/又は指示
    入力を可能とする入力手段と、周囲の景色を画像データ
    として取得するカメラ手段と、予め特定した情報エリア
    に存するデータと前記画像データとを関連付けて記憶す
    る記憶手段と有する携帯情報端末装置とからなることを
    特徴とする債務管理システム。
  2. 【請求項2】前記携帯情報端末装置は、債務者を既に特
    定した後新たな債務者が特定されるまでの間に取得した
    前記画像データを、前記既に特定した債務者と関連付け
    て記憶することを特徴とする請求項1に記載の債務管理
    システム。
  3. 【請求項3】前記携帯情報端末装置は更に音声入力手段
    を有し、 前記記憶手段は、入力された音声データを前記表示手段
    のうちの特定した情報エリアに存するデータと関連付け
    て記憶することを特徴とする請求項1記載の債務管理シ
    ステム。
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