JP2003303191A - 個人情報提供装置 - Google Patents

個人情報提供装置

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JP2003303191A
JP2003303191A JP2002106250A JP2002106250A JP2003303191A JP 2003303191 A JP2003303191 A JP 2003303191A JP 2002106250 A JP2002106250 A JP 2002106250A JP 2002106250 A JP2002106250 A JP 2002106250A JP 2003303191 A JP2003303191 A JP 2003303191A
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JP2002106250A
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Fumio Tsuyama
史生 津山
Yukihisa Mitsuya
幸久 三屋
Noriyuki Murata
典幸 村田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】個人情報を簡単に提供できる個人情報提供装置
を提供する。 【解決手段】特定個人の画像情報とこの画像情報に関連
した処理を規定する関連情報とを含む個人アイコン情報
1655を用いて個人情報を提供する個人情報提供装置
であって、個人アイコン情報の固有識別子毎に、その特
定個人の個人情報を関連情報として記憶する個人情報記
憶手段210と、要求に応じて固有識別子に基づいて個
人情報記憶手段から特定個人の個人情報を抽出する個人
情報抽出手段122と、個人情報抽出手段で抽出された
個人情報を送信する送受信手段114とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してユーザの個人情報を他のサーバに提供する個人情報
提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、インターネットなどのネットワー
クを利用して種々のサービスを提供することが行われて
いるが、こうしたサービスの提供を受けるにあたって
は、そのサイトに会員登録することが要求されることが
少なくない。たとえば、商品を販売する商取引サイトで
商品を購入したい場合、そのサイトに会員登録しないと
商品を購入することはできない。また、商取引サイトの
会員登録を行い、商品を購入する場合でも、クレジット
カードで支払いたい場合は、クレジットカードの会員登
録が必要となる。
【0003】このように、現在のネットワーク商取引等
においては、各サイトにそれぞれ会員登録する必要があ
り、そのときは、氏名、生年月日、住所、電話番号、電
子メールアドレス、パスワードなどの必要項目をサイト
上で手入力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、会員登
録の手続きはユーザにとってきわめて煩雑である。ま
た、登録した後に配信される登録情報、たとえばそのサ
イトにおける自分の会員番号や会員名は、自分で記憶し
ておくか、電子メールにて配信されてきた場合でも他の
電子メールとは別に管理しておかないと、自分の会員番
号や会員名がわからなくなってしまうという問題があっ
た。登録サイトが多ければ多いほど、これはユーザにと
って深刻な問題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、個人情報を簡
単に提供できる個人情報提供装置を提供することを目的
とする。
【0006】(1)上記目的を達成するために、本発明
によれば、特定個人の画像情報とこの画像情報に関連し
た処理を規定する関連情報とを含む個人アイコン情報を
用いて個人情報を提供する個人情報提供装置であって、
前記個人アイコン情報の固有識別子毎に、その特定個人
の個人情報を関連情報として記憶する個人情報記憶手段
と、要求に応じて前記固有識別子に基づいて前記個人情
報記憶手段から特定個人の個人情報を抽出する個人情報
抽出手段と、前記個人情報抽出手段で抽出された個人情
報を送信する送受信手段と、を備えた個人情報提供装置
が提供される。
【0007】上記発明において、前記個人情報記憶手段
に記憶された個人情報を更新する個人情報更新手段をさ
らに有するように構成することもできる。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
によれば、表示画面上の管理領域に、特定個人の画像情
報とこの画像情報に関連した処理を規定する関連情報と
を含む個人アイコン情報と、会員登録サイトに関する画
像情報とこの画像情報に関連した処理を規定する関連情
報とを含む会員登録アイコン情報とを表示させるステッ
プと、前記管理領域に表示された個人アイコン情報を、
当該管理領域に表示された会員登録アイコン情報へ移動
すべき旨のアイコン移動命令又は前記管理領域に表示さ
れた会員登録アイコン情報を、当該管理領域に表示され
た個人アイコン情報へ移動すべき旨のアイコン移動命令
の少なくとも一方のアイコン移動命令が入力されたか否
かを判断するステップと、前記アイコン移動命令が入力
された場合に、前記個人アイコン情報に関連する関連情
報を抽出するステップと、前記抽出された関連情報を送
信するステップとを、コンピュータに実行させるための
プログラムが提供される。
【0009】また上記発明において、前記アイコン移動
命令が入力された場合に、前記会員登録サイトにおいて
要求される情報提供項目を抽出し、この情報提供項目に
応じた個人情報に関する関連情報を抽出するように構成
することもできる。
【0010】さらに上記発明において、会員登録が完了
すると、前記会員登録アイコン情報を、当該会員登録サ
イトの会員証に関する画像情報とこれに関連する関連情
報とを含む会員証アイコン情報に書き換えるステップを
さらに有するように構成することもできる。
【0011】また上記発明において、表示画面上の管理
領域に、商品に関する画像情報とこの画像情報に関連し
た処理を規定する関連情報とを含む商品アイコン情報を
表示させるステップと、前記管理領域に表示された個人
アイコン情報又は前記会員証アイコン情報を、当該管理
領域に表示された商品アイコン情報へ移動すべき旨のア
イコン移動命令又は前記管理領域に表示された商品アイ
コン情報を、当該管理領域に表示された個人アイコン情
報又は前記会員証アイコン情報へ移動すべき旨のアイコ
ン移動命令の少なくとも一方のアイコン移動命令が入力
されたか否かを判断するステップと、前記アイコン移動
命令が入力された場合に、前記個人アイコン情報又は前
記会員証アイコン情報に関連する関連情報を抽出するス
テップと、前記抽出された関連情報を送信するステップ
とを、さらに有するように構成することもできる。
【0012】さらにまた上記発明において、前記抽出さ
れた関連情報の送信処理により商品の購入処理が完了す
ると、前記商品アイコン情報を、当該商品の配送状況に
関する画像情報とこれに関連する関連情報とを含むトラ
ッキングアイコン情報に書き換えるステップをさらに有
するように構成することもできる。
【0013】本発明では、特定個人の氏名、住所などの
個人情報を画像情報及び関連情報のひとまとまりの単
位、すなわち個人アイコン情報として個人情報記憶手段
に記憶させておく。そして、会員制サイトへの会員登録
などのように個人情報を提供する必要が生じたときは、
個人アイコン情報を契機として必要とされる個人情報を
個人情報記憶手段から抽出し、その会員登録サイトへ送
出する。
【0014】この個人アイコン情報をユーザに配信する
ことにより、ユーザは画像情報により自分のアイコンで
あることが一目で把握できるとともに、関連情報を参照
することで自分の個人情報を所望のサイト等へ簡単に提
供することができる。すなわち、会員制サイトへの会員
登録にあたり、いちいち自分の氏名や住所を手入力する
といった煩雑な作業がなくなり、また入力ミスも防止で
きる。
【0015】会員登録を行う場合は、個人アイコン情報
と会員登録アイコン情報とをドラッグ&ドロップなどの
手法を用いてアクションさせるが、会員登録を完了する
とその会員登録アイコン情報を会員証アイコン情報に変
更する。そして、会員証アイコン情報の関連情報に登録
会員の内容を書き込んでおく。
【0016】さらに、商取引サイト上で商品を購入する
場合には、商品アイコン情報と個人アイコン情報又は会
員証アイコン情報とをドラッグ&アンドドロップなどの
手法を用いてアクションさせる。そして、商品の購入処
理が完了したらその商品アイコン情報をトラッキングア
イコン情報に変更し、関連情報として購入した商品の配
送状況を書き込んでおく。
【0017】(2)上記発明に係るアイコン情報とは、
画像情報と、当該画像情報に関連した処理を規定する関
連情報とを一つの取扱単位としたものであり、その構成
態様は特に限定されない。
【0018】たとえば、画像情報のデータストリームの
一部に関連情報の一部又は全部を内包させてもよいし、
画像情報と関連情報とを画像情報を特定する画像特定情
報を通じて関連付け、複数の画像情報を選択可能にして
もよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 [サービスの概要]まず、本実施形態における情報提供
サーバによって提供されるサービスについて概説する。
ユーザ(顧客)がこのサービスに会員登録すると、ユー
ザには当該ユーザが管理することができる仮想のストー
レッジ(以下、マイストーレッジともいう。)を開設す
ることができ、このマイストーレッジの中に、アイコン
情報と称する情報を保存・蓄積することができる。
【0020】アイコン情報は、有償又は無償で配信され
たものをマイストーレッジに追加し、あるいは不要にな
ったものを削除し、または自己が保有するアイコン情報
を他のユーザに有償又は無償で移転することができる。
また、携帯端末などの各種端末装置に付属するCCD等
の撮像装置により撮像した画像やデジタルカメラ等を用
いて撮像した画像にメッセージ等を付加して登録操作を
行うことにより、マイストーレッジにアイコン情報とし
て登録することもできる。
【0021】本実施形態におけるアイコン情報とは、画
像情報及び関連情報からなる、あるまとまりをもった情
報単位である。このアイコン情報の画像情報は、一般的
に用いられている、例えば、jpeg、gif、bm
p、png等の画像ファイルであり、パーソナルコンピ
ュータや携帯端末において、これを視覚的に再現するプ
ログラム(ViewerやBrowser)を用いて表
示することが可能なものである。
【0022】これに対して、アイコン情報の関連情報
は、文字、静止画像、動画像、音楽、その他の価値のあ
る情報そのもの、若しくは当該情報の所在を特定するた
めの情報(URLやIPアドレス等)、または特定のプ
ログラムを動作させるための情報やそのプログラムその
もの、あるいはこれらの両者を含む。さらに、関連情報
は、新たなアイコン情報を電子機器から取得するため等
の指示情報であってもよい。
【0023】本実施形態におけるアイコン情報は、コン
ピュータネットワーク上に構築される仮想社会におい
て、画像情報と関連情報とを見かけ上、一つのパッケー
ジにした情報であり、画像情報を手掛かりとして、関連
情報を引き出せるようにしたものである。このアイコン
情報の利用形態は特に限定されないが、このアイコン情
報を単位として、会員登録が必要なサイトへの登録手続
や会員証の発行あるいはネットワークのサイト上で商品
を購入する等の取引に利用することができる。
【0024】より具体的に言えば、個人アイコン情報を
例にすると、アイコン情報のうちの画像情報は、この個
人の写真や肖像画に相当し、アイコン情報のうちの関連
情報は、当該個人のユーザID、氏名、住所、生年月
日、電話番号、電子メールアドレス、パスワードに相当
する。アイコン情報の画像情報を参照することにより、
その個人が誰かを認識することができ、またアイコン情
報の関連情報を参照することで、その個人に関する情報
を認識することができ、このアイコン情報を単位とし
て、会員登録サイトへ簡便に登録手続を行うことができ
る。なお、アイコン情報の利用形態は、勿論、上記に限
定されない。
【0025】特に本実施形態では、個人アイコン情報、
会員登録アイコン情報、会員証アイコン情報、商品アイ
コン情報、及びトラッキングアイコン情報といった5種
類のアイコン情報を使用する。
【0026】「個人アイコン情報」とは、上述したよう
に、ユーザ自身の個人情報や知人の個人情報を関連情報
として含むアイコン情報であり、画像情報としてその人
の写真や肖像画が含まれ、個人情報としては、氏名、住
所、電話番号、電子メールアドレス及び懸賞提供サーバ
にアクセスする際の個人ID、パスワードなどが含まれ
る。なお、知人の個人情報としては、機密性の観点から
個人IDやパスワードを除くその知人の氏名、住所、電
話番号、電子メールアドレスなどである。
【0027】「会員登録アイコン情報」とは、商取引サ
イトなどで会員登録制度を採用している場合、その会員
登録サイトの内容をユーザに通知して会員登録を促すた
めに配信するアイコン情報であり、画像情報として会員
登録をイメージさせる画像等が含まれ、関連情報として
その会員登録に必要とされる提供情報、たとえば氏名、
住所、電話番号等が含まれる。
【0028】「会員証アイコン情報」とは、上述した会
員登録制度を採用する商取引サイトにおいて会員登録手
続を完了した際に、当該ユーザに会員である証として配
信されるアイコン情報であり、画像情報としてその商取
引サイトをイメージさせる画像等が含まれ、関連情報と
して会員登録ID、氏名、住所、電話番号等が含まれ
る。なお、会員登録アイコン情報と会員証アイコン情報
とを外観上区別するために、会員証アイコン情報の画像
情報に「証」をイメージさせる画像情報を加えておくこ
とが望ましい。
【0029】「商品アイコン情報」とは、上述した商取
引サイトで提供される種々の商品(本明細書で「商品」
という場合はサービスを含むものとする。)に関する個
別情報がパッケージ化されたアイコン情報であって会員
登録されたユーザに配信されるアイコン情報であり、画
像情報にその「商品」をイメージさせる写真や漫画絵な
どの画像情報が含まれる。商品が公演チケットである場
合を例に挙げると、公演者の写真や肖像画が画像情報と
して含まれ、また関連情報として、商品である公演チケ
ットの開演日時、場所、席種別、価格等が含まれる。
【0030】「トラッキングアイコン情報」とは、上述
した商品アイコン情報を用いて商品取引サイト上におい
て所望の商品を購入処理した後の、当該購入処理が完了
したこと及び購入処理を完了した商品の配送状況、すな
わち商品の到達予定日や現在の配送経過情報をユーザが
確認するためのアイコン情報である。画像情報には「決
済済み」であることをイメージさせる画像情報又は商品
の外観イメージと「配送中」をイメージさせるたとえば
トラックなどの画像が含まれる。また、関連情報とし
て、たとえば「この商品は決済しました。」などの文字
情報に加えて、配送業者のサイトのURLなどが含まれ
る。
【0031】なお、詳細は後述するが、会員登録アイコ
ン情報を用いてユーザが会員登録を完了すると、その会
員登録アイコンが会員証アイコン情報に置き換わり、ま
た、商品アイコン情報を用いてその商品を購入し、決済
を完了すると、その商品アイ [全体システム]まず、本実施形態の情報提供システム
の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係
る情報提供システムの全体構成を示すブロック図、図2
乃至図4はその変形例である。
【0032】本発明に係る情報提供システムは、ユーザ
100の端末装置、ユーザ100の個人情報を蓄積した
個人情報データベース200、ネットワーク上でチケッ
ト販売を行う会員制度を採用した商取引サイトのサーバ
500、当該会員登録制サイトの登録サーバ500及び
これらを接続するネットワーク300を少なくとも備
え、必要に応じて情報管理サーバ600を備える。
【0033】このうち図1に示す実施形態は、情報管理
サーバ600が、ユーザ100の個人情報を蓄積した個
人情報データベース200を備えてこれを管理する形態
であり、ユーザ100からの提供指令に応じて個人情報
データベース200の個人情報を会員サイトのサーバ4
00や会員サイトの登録サーバ500に提供する。
【0034】これに対して、図2に示す実施形態は、ユ
ーザ100の端末装置が、ユーザ100の個人情報を蓄
積した個人情報データベース200を備えてこれを管理
する形態であり、ユーザ100自体からの提供指令に応
じて、ユーザ100の端末装置自体が個人情報データベ
ース200の個人情報を会員サイトのサーバ400や会
員サイトの登録サーバ500に提供する。この形態では
情報管理サーバ600は必須ではない。
【0035】図3に示す実施形態は、情報管理サーバ6
00及びユーザ100の何れもが、ユーザ100の個人
情報を蓄積した個人情報データベース200を備えてこ
れを管理する形態であり、ユーザ100からの提供指令
に応じて、当該ユーザ100の端末装置又は情報管理サ
ーバ600が、それぞれの個人情報データベース200
の個人情報を会員サイトのサーバ400や会員サイトの
登録サーバ500に提供する。
【0036】図4に示す実施形態は、ユーザ100の端
末装置が、ユーザ100の個人情報を蓄積した個人情報
データベース200を備えてこれを管理する形態である
が、ユーザ100自体からの提供指令に応じて、ユーザ
100の端末装置から、情報管理サーバ600を介し
て、個人情報データベース200の個人情報を会員サイ
トのサーバ400や会員サイトの登録サーバ500に提
供する。
【0037】なお、図1乃至図4に示す決済サーバ70
0と配送サーバ800は本発明の実施形態で必要とされ
るサーバである。
【0038】以上の図1乃至図4に示す何れの形態にお
いても本発明に係る情報提供システムは成立するが、以
下においては代表的な例として図1に示す実施形態で本
発明を説明する。
【0039】図1において、600は情報管理事業体に
よって情報提供サービスを提供するために運営される情
報管理サーバである。情報管理サーバ600はデータベ
ース200を備えている。データベース200は情報管
理サーバ100に付属する記憶装置又はLAN(ローカ
ル・エリア・ネットワーク)等のネットワークを介して
通信可能なデータベースサーバである。
【0040】情報管理サーバ600は、ホームページを
提供するWWW(World Wide Web)サー
バ、メールサーバ、及びCGI(Common Gat
eway Interface)サーバを兼ねたもので
ある。なお、情報管理サーバ600は、単一のコンピュ
ータにより構成される必要はなく、後述する情報管理サ
ーバ600(図6参照)によって実現される各種の機能
を複数に分割して、互いに適宜に通信しつつそれぞれ異
なるコンピュータにより構成するようにしてもよい。
【0041】情報管理サーバ600は、例えば汎用コン
ピュータで構成される。この汎用コンピュータは、CP
U(中央処理装置)又はMPU(Micro Proc
essor Unit)、RAM(Random Ac
cess Memory)やROM(Read Onl
y Memory)、ハードディスク等の記憶装置、キ
ーボードやマウス等の入力装置、CRT(Cathod
Ray Tube)や液晶表示素子(Liquid−
Crystal Display)等の表示装置、モデ
ム、ターミナルアダプタ、又はルータ等の通信インタフ
ェースを備えている。さらに、CD−ROM装置、DV
D(登録商標)装置、ハードディスク装置、光磁気ディ
スク装置、フレキシブルディスク装置、又は磁気テープ
装置等の外部記憶装置を備えている。これらの外部記憶
装置は、可搬性のある情報記録媒体に記録されたプログ
ラムをサーバ内に読み取るための装置である。情報管理
サーバ600は、ネットワーク300等を介した通信を
可能とするために、少なくともOS(Operatin
g System)及びHTTPサーバ用プログラムが
記憶装置内に記憶されているとともに、本サービスを提
供するための情報提供プログラムも記憶されている。
【0042】100は本サービスに加入登録している複
数のユーザであり、各ユーザ100は携帯端末やパーソ
ナルコンピュータを利用できる。各ユーザ100は、携
帯端末を使用して、ネットワーク300を介して情報管
理サーバ600を含む該ネットワーク300に接続され
た各種のサーバ等とデータ通信することができるととも
に、パーソナルコンピュータを使用して、不図示のゲー
トウエイサーバ及びネットワーク300を介して情報管
理サーバ600を含む該ネットワーク300に接続され
た各種のサーバ等とデータ通信することができる。
【0043】携帯端末は、CPU又はMPU、ROM、
FlashEPROM等の記憶装置、液晶表示素子等の
表示装置、キャリアの基地局との間で無線通信するため
の通信装置等を備えて構成される。携帯端末の記憶装置
には、HTTP(HyperText Transfe
r Protocol)閲覧プログラム(ブラウザ)や
電子メール送受信用のプログラム(メーラー)等が記憶
されている。
【0044】パーソナルコンピュータは、CPU又はM
PU、RAM、ROM、又はハードディスク等の記憶装
置、キーボードやマウス等の入力装置、CRTや液晶表
示素子等の表示装置、モデム、ターミナルアダプタ、又
はルータ等の通信インタフェース等を備えている。ま
た、パーソナルコンピュータの記憶装置には、ネットワ
ーク300等を介した通信を可能とするために、少なく
ともオペレーティングシステム(OS)及びHTTP
(HyperText Transfer Proto
col)閲覧プログラム(ブラウザ)等が記憶されてい
る。
【0045】ネットワーク300は、これに接続されて
いる装置が、それぞれ目的とする装置に対しセッション
を確立したときに、その間で情報の送受信ができるよう
に作用する。なお、図1においては、ネットワーク30
0は単純化されて表示されているが、その構成は実際に
はより複雑である。例えば、インターネットの場合に
は、ゲートウエイを介して複数のネットワークが組み合
わされて構成される。また、その接続についても、いわ
ゆるバックボーンといわれる基幹線に直接接続する場合
に限られず、PPP接続等によって一時的に接続してあ
っても、セッションが確立されたときにその間で情報の
送受信ができるようになっていればよい。
【0046】400は商取引サイトを提供するWWWサ
ーバであり、この商取引サイトにその業者が提供するま
たは代行する商品やサービスの情報、本例では公演など
のチケット販売に関する情報が掲載されている。商取引
サイト400にはネットワーク300を介して情報管理
サーバ600,ユーザ100、及び後述する決済サーバ
700,配送サーバ800がアクセスできる。また、商
取引業者やその代行業者自身もアクセスすることができ
る。この商取引サイト400は、会員登録制度を採用
し、会員登録したユーザ100に対して商品の販売を行
う。その意味で、以下会員制商取引サイトのサーバ40
0ともいう。500は、その会員登録を行うための情報
を提供したり、ユーザ100からの会員登録情報を受け
付けて記録する会員制商取引サイト400の会員登録サ
ーバである。
【0047】700はユーザ100が会員制商取引サイ
ト400を参照して購入した商品やサービスの代金支払
いを決済するWWWサーバである。決済サーバ700は
ネットワーク300を介して情報管理サーバ600,ユ
ーザ100及び後述する配送サーバ800がアクセスで
きる。また、商取引業者やその代行業者自身もアクセス
することができる。なお、決済サーバ700と会員制商
取引サイト400とはネットワーク300を介して通信
可能とされるほか、ダイレクトに通信可能とされる場合
もある。
【0048】800はユーザ100が会員制商取引サイ
ト400にて購入した商品やサービスを配送先に配送す
る業者またはその代行業者が開設するWWWサーバであ
り、ネットワーク300を介して情報管理サーバ60
0,ユーザ100及び会員制商取引サイト400がアク
セスできる。また、配送業者やその代行業者自身もアク
セスすることができる。
【0049】これら会員制商取引サーバ400,決済サ
ーバ700及び配送サーバ800は、例えば汎用コンピ
ュータで構成される。この汎用コンピュータは、CPU
(中央処理装置)又はMPU(Micro Proce
ssor Unit)、RAM(Random Acc
ess Memory)やROM(Read Only
Memory)、ハードディスク等の記憶装置、キー
ボードやマウス等の入力装置、CRT(Cathod
Ray Tube)や液晶表示素子(Liquid−C
rystal Display)等の表示装置、モデ
ム、ターミナルアダプタ、又はルータ等の通信インタフ
ェースを備えている。さらに、CD−ROM装置、DV
D(登録商標)装置、ハードディスク装置、光磁気ディ
スク装置、フレキシブルディスク装置、又は磁気テープ
装置等の外部記憶装置を備えている。これらの外部記憶
装置は、可搬性のある情報記録媒体に記録されたプログ
ラムをサーバ内に読み取るための装置である。この配送
サーバ500は、ネットワーク300等を介した通信を
可能とするために、少なくともOS(Operatin
g System)及びHTTPサーバ用プログラムが
記憶装置内に記憶されている。
【0050】次に、本実施形態の情報管理サーバ600
及びデータベース200の構成について説明する。 [情報管理サーバ600]図5は本情報提供サービスを
提供する事業体が管理・運営する情報管理サーバ600
の主要な部分の構成を示すブロック図である。
【0051】この情報管理サーバ600は、同図に示さ
れているように、制御手段112、送受信手段114、
認証手段118、配信情報構成手段120、画像変換手
段124、メール生成手段126及びアクション実行手
段130等を備えて構成される。
【0052】制御手段112は、上記各手段114〜1
30の制御、ユーザ100等とのネットワーク300を
介しての通信の制御、データベース200との通信の制
御、その他の制御を行う。
【0053】送受信手段114はユーザ100,会員制
商取引サーバ400,決済サーバ700,配送サーバ8
00等から送られる各種情報の受信及び送信を行う。
【0054】認証手段118は、制御手段112から渡
されるログインID及びパスワード(PW)に基づい
て、データベース200のユーザ情報210を検索し、
アクセスしてきたユーザ100が正規に加入登録した者
であるか否かを判断し、判断結果を制御手段112に返
す処理を行う。
【0055】配信情報構成手段120は、制御手段11
2による指示に応じて、データベース200内に設定さ
れた各種の情報220〜270に基づいて、アクセスし
てきたユーザ100に対して配信すべき情報が設定され
たウエブページ(ハイパーテキストで記述されたファイ
ル、画像ファイル等から構成される)を生成し、制御手
段112に返す処理(詳細後述)を行う。
【0056】メール生成手段126は、制御手段112
からメール生成に必要な情報を受け取り、データベース
200のユーザ情報210、ユーザアイコン情報220
等を適宜に参照して、送付すべきアイコンのアイコンI
D又はこれに相当する情報を含む、アイコン移転のため
にアクセスすべきURLが記述された電子メール(アイ
コン送付お知らせメール)を生成する。
【0057】個人情報抽出手段122は、ユーザ100
からの要求を制御手段112から受け取り、データベー
ス200のユーザ個人情報210を参照して必要とされ
る個人情報を制御手段112に返す処理(詳細後述)を
行う。この個人情報抽出手段122で抽出され制御手段
112に受け渡された個人情報は、送受信手段114を
介して、ユーザ100から要求があった該当する会員制
商取引サイト400の会員登録サーバ500に送信され
る。本実施形態では、利便性の高い「個人アイコン情
報」を生成し、これをユーザ100に予め配信してお
き、後述する手順でユーザ100がこの個人アイコン情
報を操作することで簡便に自分の個人情報を抽出できる
ようになっている。ユーザ100に配信される各個人ア
イコン情報には、それぞれ固有のアイコンID(本発明
の固有識別子に相当する。)が付与され、配信されたユ
ーザ100それぞれのマイストーリッジに登録される。
【0058】個人情報更新手段124は、ユーザ100
からの要求を制御手段112から受け取り、そのユーザ
100の個人情報、たとえが転居により住所や電話番号
が変更になった場合に一括してデータベース200のユ
ーザ個人情報210を更新する。
【0059】アクション実行手段130は、制御手段1
12から指示に応じて、プロパティ情報240に設定さ
れているアクションに従って、データベース200の関
連情報270から対応する関連情報を取得するととも
に、該当するプログラムを起動する等の処理を行う。
【0060】[データベース200]図5に示されてい
るように、情報管理サーバ600のデータベース200
には、ユーザ個人情報210、ユーザアイコン情報22
0、アイコン情報230、プロパティ情報240、画像
情報(アイコン画像)260、関連情報270等が格納
されている。以下、これらの情報について説明する。
【0061】ユーザ個人情報210は、この情報管理サ
ーバ600によって提供される情報提供サービスのユー
ザ(加入者)に関する情報である。ユーザ個人情報21
0は、図6に示されているように、ユーザを他のユーザ
から識別するためのユーザID、氏名、住所、生年月
日、電話番号、ユーザのメールアドレス、本人確認用の
パスワード(PW)、個人情報の前回更新日時、その他
の情報が設定された情報である。このユーザ個人情報2
10の中から後述する個人アイコン情報の関連情報が抽
出される。
【0062】ユーザ個人情報210は、図6に例示され
たものに限定されず、その他必要とされるより詳細な個
人情報が含まれていてもよい。但し、この実施の形態で
は、本情報提供サービスの匿名性を確保する一方で、会
員制商取引サイトへの会員登録に必要とされる必要最小
限の情報に限っている。また、この実施の形態では、ユ
ーザを他のユーザから識別するためのユーザIDと、懸
賞提供サーバ100へのログイン時に該ユーザを識別す
るために用いるログインIDとを特別に区別しないもの
とするが、ユーザIDとログインIDを別のものとする
場合には、ログインIDを設定するようにしてもよい。
さらに、ユーザIDをユーザのメールアドレスとしても
よく、この場合にはユーザIDの欄を設定しなくてもよ
い。
【0063】ユーザアイコン情報220は、図7に示さ
れているように、ユーザIDに対応して、アイコンI
D、その他の情報が設定される情報である。アイコンI
Dとは、当該ユーザが所有ないし管理する種々のアイコ
ンを識別するための識別情報である。
【0064】このユーザアイコン情報220に設定され
ているアイコンIDに係るアイコンが、ユーザにとっ
て、見かけ上、マイストーレッジに格納されているアイ
コン情報として認識される。
【0065】アイコン情報230は、図8に示されてい
るように、アイコンIDに対応して、アイコン名、画像
ID、プロパティID、その他の情報が設定される情報
である。アイコン情報230のアイコン名とは、当該ア
イコンの内容を端的に説明した文字情報であり、例え
ば、アイコンが特定の会員制商取引サイトの会員登録に
関するものである場合には、その会員制サイト名等が設
定される。
【0066】アイコン情報230の画像IDは、アイコ
ンIDによって識別されるアイコンの画像情報を識別す
るための識別情報であり、具体的には、例えば当該画像
情報の格納場所及びそのファイル名(例えば、「×××
001.gif」)等から構成される。
【0067】アイコン情報230のプロパティIDは、
アイコンIDによって識別されるアイコンの関連情報
(本実施形態では、プロパティ情報)を関連付けるため
の識別情報である。プロパティIDは、必ずしもアイコ
ン毎に固有のものとして設定する必要はなく、複数のア
イコンについて同一のプロパティIDを共通的に設定し
てもよい。即ち、互いに画像IDの異なる一のアイコン
と他のアイコンで、同一のプロパティIDを用いてもよ
い。
【0068】プロパティ情報240は、図9に示されて
いるように、プロパティIDに対応して、単一又は複数
のメニューID、及び該メニューIDのそれぞれに対応
してメニュー名、アクション、その他の情報が設定され
る情報である。
【0069】メニューIDは、アイコンについて複数の
関連情報が設定されている場合に、該関連情報を識別す
るための識別情報であり、メニュー名は、当該関連情報
の内容を端的に説明した文書情報である。
【0070】アクションは、関連情報の所在及びその関
連情報の引き出し方法(起動すべきプログラム)等が設
定される情報であり、各関連情報の内容に応じて、該関
連情報が文字情報である場合には該文字情報を視覚的に
表示し、該関連情報がビデオ情報である場合には該ビデ
オ情報を動画として視覚的に再生し、あるいは該関連情
報が音楽情報である場合には該音楽情報を聴覚的に再生
する等の処理が規定される。該関連情報が特定のサイト
のURLである場合には、当該サイトにアクセスする処
理が規定される。
【0071】画像情報260は、図示は省略するが、各
種のアイコンについての画像IDによって識別される画
像そのものの情報である。
【0072】関連情報270は、図示は省略するが、プ
ロパティ情報240のアクションにその所在が設定され
ている文字情報、動画情報、静止画情報、音楽情報等の
そのソース情報である。
【0073】[アイコン情報の参照処理]上述した個人
アイコン情報、会員登録アイコン情報、会員証アイコン
情報、商品アイコン情報、及びトラッキングアイコン情
報といった5種のアイコン情報は、基本的には、データ
ベース200のユーザ個人情報210,ユーザアイコン
情報220,アイコン情報230,プロパティ情報24
0,画像情報260,関連情報270にそのアイコン情
報の内容が格納されている。これにより、アイコン情報
を配信されたユーザ100は、情報管理サーバ600に
アクセスすることでそのアイコン情報を自己の端末装置
で参照することができる。以下、このアイコン情報の参
照処理について説明する。なお、以下においては会員制
商取引サイトの会員登録アイコン情報を例に挙げて説明
するが、いずれのアイコン情報もその参照処理は基本的
に同じである。
【0074】図10に示すように、会員制商取引サイト
の通知を電子メール等で受けた一のユーザ100が、端
末装置を用いて、情報管理サーバ600によるサービス
の提供(具体的には、その会員制商取引サイトの内容を
参照する)を受けるための所定のURLを入力してアク
セスする操作を行うと、所定のプロトコル(HTTP)
に従って、サービス提供要求が懸賞提供サーバ100に
対してなされる(ステップ1401)。この要求は、送
受信手段114を介して制御手段112に渡される。
【0075】次いで、制御手段112は、ユーザを認証
するための情報を取得するための認証ページを構成する
ファイル(ハイパーテキストで記述されたファイル、画
像ファイル等)を配信情報構成手段120から受け取
り、送受信手段114を介してユーザ100の端末装置
に送信する(ステップ1402)。
【0076】これにより、端末装置の表示装置には、図
11(A)に示されているようなログイン画面の表示が
なされる。なお、この実施の形態では、情報管理サーバ
600は、HTML(Hyper Text Mark
up Language)で記述されたファイルを送信
する。
【0077】端末装置のユーザ100は、画面表示に従
ってログイン名及びパスワード(PW)を入力して、表
示されたログインボタンを選択操作すると、入力された
ログイン名及びパスワードが情報管理サーバ600に送
られる(ステップ1403)。なお、この実施形態で
は、ログイン名とユーザIDは同一のものを用いるの
で、ログイン名の欄にはユーザIDを入力するが、ログ
イン名とユーザIDを異ならせる場合には、ログイン名
の欄には、当該ログイン名を入力する。
【0078】情報管理サーバ600において、当該ログ
イン名及びパスワードは、制御手段112を介して認証
手段118に渡され、認証手段118によって認証処理
が実行される。即ち、認証手段118は、データベース
200のユーザ個人情報210を参照して、当該ユーザ
100が本サービスを受けるために正規に登録された者
であるか否かを判断し、その判断結果を制御手段112
に渡す。ここでは該ユーザは正規に登録された者である
ものとして、制御手段112は、アイコン一覧ページを
構成するファイル(ハイパーテキストで記述されたファ
イル、画像ファイル等)を生成するよう配信情報構成手
段120に指示する。なお、当該ユーザが本サービスを
受けるために正規に登録された者でないと判断した場合
には、配信情報構成手段120からログインの不許可を
示すメッセージを表示するファイルを受け取り、これを
端末装置に送る。
【0079】配信情報構成手段120は、データベース
200のユーザアイコン情報220を当該ユーザIDに
基づいて検索し、当該ユーザがマイストーレッジに保持
しているアイコンのアイコンIDを抽出する。次いで、
アイコン情報230から、抽出したアイコンIDに対応
して設定されているアイコン名を抽出し、これに基づ
き、アイコン一覧ページを構成するファイルを生成して
制御手段112に渡す。制御手段112は、配信情報構
成手段120から受け取った当該ファイルを、送受信手
段114を介して端末装置に送信する(ステップ140
4)。これにより、端末装置の表示装置には、図11
(B)に示されているようなアイコン一覧画面が表示さ
れる。
【0080】図11(B)に示されているように、アイ
コン一覧画面には、マイストーレッジに保有しているア
イコンのアイコン名(商品1、商品2、商品3、…)が
列挙されている。つまり、3種類の商品が通知されてい
る。アイコンが多数ある場合には、商品の種類別、登録
順、あいうえお順、アルファベット順、又は参照頻度の
多い順等に、最初の所定数のみが表示され、「次へ」を
選択操作することにより、次の所定数が表示されるよう
になっている。
【0081】これらの表示されたアイコン名はハイパー
リンクとなっており、そのうちの一つを選択操作するこ
とにより、選択されたアイコン名についてのアイコンI
Dを含む情報が情報管理サーバ600に送られる(ステ
ップ1405)。なお、アイコン名に代えて、あるいは
アイコン名と伴に当該アイコンの画像情報(詳細後述)
を縮小したものを表示するようにしてもよい。
【0082】アイコン一覧画面の下部には、「アイコン
検索」や「お問い合わせ」等の表示がなされている。こ
れらもハイパーリンクとなっており、「アイコン検索」
を選択操作することにより、詳細な説明は省略するが、
所定の検索画面が表示されて、アイコンの頭文字やテー
マ等を入力することにより、自己の保有しているアイコ
ンを検索することができるようになっている。「お問い
合わせ」を選択操作した場合には、宛先に情報管理サー
バ600の所定のメールアドレスが設定された状態で当
該携帯端末のメーラー(電子メールプログラム)が立ち
上がるようになっている。なお、メーラーを立ち上げる
代わりに、お問い合わせ用の画面を表示するためのペー
ジを送り、該画面上から必要事項を入力するようにして
もよい。
【0083】情報管理サーバ600において、アイコン
の選択情報を受信した制御手段112は、配信情報構成
手段120にアイコン内容表示ページの生成を指示し、
配信情報構成手段120は、アイコン内容生成処理を実
行する(ステップ1406)。このアイコン内容生成処
理の詳細は、図12に示されている。
【0084】同図に示すアイコン内容生成処理において
は、データベース200のユーザアイコン情報220
(図7参照)に該ユーザについて登録されているアイコ
ンIDに基づいて、アイコン情報230(図8参照)を
検索し、該アイコンIDに対応するアイコン名、画像I
D及びプロパティIDを取得する(ステップ150
1)。
【0085】次いで、当該プロパティIDに基づいてプ
ロパティ情報240(図9参照)を検索し、該プロパテ
ィIDについて設定されている複数のメニューIDを特
定する(ステップ1502)。そして、このステップ1
502で特定したメニューIDとステップ1501で取
得した画像情報に基づいて、アイコン内容表示ページを
構成するファイル(ハイパーテキストで記述されたファ
イル、画像ファイル等)を生成し(ステップ150
3)、制御手段112に渡す。
【0086】なお、本実施形態では一つのアイコン情報
に一つの画像情報を関連付けているが、一つのアイコン
情報に複数の画像情報を関連付けることもできる。たと
えば、ユーザ100の端末装置の処理能力によっては精
細な画像情報を配信すると処理時間が遅くなることがあ
る。また逆に、ユーザ100側が、より精細な画像情報
を望む場合もある。このような場合に対応するためにユ
ーザ100からの要求に応じて、あるいはユーザ100
の端末装置のIDに応じて自動的に、画像情報の種類を
切り換えることもできる。具体的には、図11(B)に
示すアイコン一覧画面において、商品1、商品2、商品
3…とあるのを、商品1(普通,精細)、商品2(普
通,精細)、商品3(普通,精細)とし、この(普通,
精細)の部分をハイパーリンクとすることで、たとえば
商品1の精細を選択したときに、それに対応したアイコ
ン情報に関する情報を情報提供サービスに送るように構
成すればよい。
【0087】図10に戻って、制御手段112は、配信
情報構成手段120から受け取った当該ファイルを、送
受信手段114を介してユーザ100の端末装置に送信
する(ステップ1407)。これにより、ユーザ100
の端末装置の表示装置には、図11(A)に示されてい
るようなアイコン内容表示画面が表示される。
【0088】図11(A)に示されているように、アイ
コン内容表示画面には、アイコン一覧画面で選択された
アイコン、例えば商品1について、該アイコンの画像情
報に基づく画像、たとえば商品1が公演チケットである
場合は、ミュージシャンの写真や肖像画の画像が表示さ
れるとともに、該アイコンの内容として、図9に示すメ
ニューIDに対応するメニュー名、「商品内容情報」、
「関連サイト」が表示されている。なお、メニュー名が
多数ある場合には、登録順、あいうえお順、アルファベ
ット順、又は参照頻度の多い順等に、最初の所定数のみ
が表示され、「次へ」を選択操作することにより、次の
所定数が表示されるようになっている。
【0089】図10に戻り、ユーザ100の端末装置に
おいて、図13(A)に示したアイコン内容表示画面に
表示されたメニュー名、「懸賞内容情報」、「関連サイ
ト」はハイパーリンクとなっており、そのうちの一つの
選択操作がなされると、選択されたメニューのメニュー
IDが情報管理サーバ600に送られる(ステップ14
08)。
【0090】これを受けた制御手段112は、アクショ
ン実行手段130に対して、当該メニューIDに対応す
るアクションの実行を指示する。アクション実行手段1
30は、図9のプロパティ情報240を参照して、当該
アクションを取得し、その内容に従って、関連情報27
0から対応する関連情報を取得するとともに、該当する
プログラムを起動する等の処理を行う。
【0091】例えば、「商品内容情報」が選択された場
合には、これに対応するアクションとしては、「商品内
容情報の表示」が設定されているので、これに対応する
文字情報(例えば、公演日時や、ミュージシャン名)が
関連情報270から抽出され、この文字情報を表示する
ためのプログラムのプログラム名が制御手段112に渡
される。
【0092】この場合は、文字情報の表示なので、ユー
ザ100の端末装置で現在立ち上がっているブラウザに
よってこれを表示することができるため、制御手段11
2は配信情報構成手段120に、当該文字情報を含むペ
ージを生成するよう指示し、これに応じて生成された関
連情報表示ページ(第1階層)がユーザ100の端末装
置に送られ(ステップ1409)、図13(B)に示さ
れているような関連情報表示画面がユーザ100の表示
装置に表示される。
【0093】なお、ここで表示される「商品内容情報」
等をさらにハイパーリンクにして、当該「商品内容情
報」等を選択操作することにより、同様の手順で次の画
面に第2階層としてのページを表示するように構成する
こともできる。さらに、第3階層、第4階層等を設定し
てもよい。
【0094】また、図13(A)のアイコン内容表示画
面において、「関連サイト」が選択操作された場合に
は、これに対応するアクションとしては、関連サイトの
URLが設定されているので、ユーザ100の端末装置
のブラウザの機能により該URLへのアクセスがなさ
れ、当該アイコンに関連する情報を他のサイトから得る
ことができることになる。
【0095】以上の処理により、ユーザ100は自己の
端末装置でアイコン情報を参照することができる。
【0096】[会員制サイトへの会員登録処理]図14
は、ユーザ100の端末装置に構築された、会員制商取
引サイト400への会員登録処理に関係する構成を示す
ブロック図である。
【0097】ここでは上述した個人アイコン情報と会員
登録アイコン情報とを用いて会員登録処理を簡便に行
う。これら個人アイコン情報と会員登録アイコン情報
は、予めユーザ100に配信され、情報管理サーバ60
0のマイストーリッジに登録管理されており、ユーザ1
00の端末装置から上述したアイコン参照処理にしたが
ってその内容を参照することもできる。
【0098】ユーザ100の端末装置は、購入処理を行
うために、図14に示す、管理領域作成手段1601,
アイコン移動検出手段1602,アイコン関連情報取得
手段1603,制御手段1604および送受信手段16
05を備えて構成される。
【0099】管理領域作成手段1601は、たとえば図
15に示すように端末装置の表示装置上の表示画面40
1とは異なる領域に管理領域1651を作成するもので
ある。この管理領域1651がユーザ100の端末装置
におけるアプリケーションソフトのウィンドを構成す
る。
【0100】アイコン移動検出手段1602は、個人ア
イコン情報1655が会員登録アイコン情報1654へ
ドラッグアンドドロップされたとき、又は会員登録アイ
コン情報1654が個人アイコン情報1655へドラッ
グアンドドロップされたときに、それを検出し、制御手
段1604に移動した旨を知らせるものである。
【0101】アイコン関連情報取得手段1603は、会
員登録アイコン情報1654にドラッグアンドドロップ
された個人アイコン情報1655について、その関連情
報を抽出するための要求を情報管理サーバ600に出す
もので、情報管理サーバ600のデータベース200か
ら抽出された関連情報は送受信手段1605およびネッ
トワーク300を介して該当する会員登録サーバ500
へ送信される。個人アイコン情報1655はその個人に
関する情報が関連情報として組み込まれているので、会
員制商取引サイトへの会員登録にあたっては関連情報の
中から会員登録処理に必要な情報、たとえばアイコンI
D、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスをデー
タベース200のユーザ個人情報210から抽出する。
【0102】制御手段1604は、以上の管理領域作成
手段1601,アイコン移動検出手段1602,アイコ
ン関連情報取得手段1603と、送受信手段1605と
を統括して制御するものである。また、送受信手段16
05は、制御手段1604からの指令に基づいて情報の
受け渡しを行う。
【0103】以上の構成を備えたユーザ100の端末装
置を用いて、アイコン情報を契機として会員制サイト4
00に会員登録する際の手順を説明する。図16は会員
登録処理を示すフローチャートであり、同図(A)は全
体のフローを示し、同図(B)乃至(D)は同図(A)
のステップ3002の「所定の処理」のサブルーチンの
形態を示す。また、図17乃至図18は会員登録処理を
実行する際のユーザ端末装置の画面イメージを示す図で
あり、図17が図16(B)の形態、図18が図16
(C)の形態、図19が図16(D)の形態にそれぞれ
対応する。
【0104】まず、図17(A)に示すように、ユーザ
100の端末装置に作成された管理領域1651には、
当該ユーザ100のマイストーリッジに登録されたアイ
コン、本例では会員サイトA乃至Cそれぞれの会員登録
アイコン情報1654と、公演チケットに関する商品ア
イコン情報1656と、そのユーザ100の個人アイコ
ン情報1655とが表示されている。
【0105】ユーザ100が各アイコン情報の内容を参
照して検討した結果、会員サイトCへの会員登録を希望
する場合には、マウスを操作して自分の個人アイコン情
報1655を、希望する会員サイトCの会員登録アイコ
ン情報1654にドラッグアンドドロップにより移動さ
せる。或いはこれに代えて、マウスを操作して希望する
会員サイトCの会員登録アイコン情報1654を、自分
の個人アイコン情報1655にドラッグアンドドロップ
により移動させる。
【0106】これにより、ユーザ端末装置に構築された
アイコン移動検出手段1602が、この会員登録アイコ
ン情報1654に対する個人アイコン情報1655のド
ラッグアンドドロップを検出し(ステップ3001)、
アイコン関連情報取得手段1603により、送受信手段
1605およびネットワーク300を介して情報管理サ
ーバ600のデータベース200のユーザ個人情報21
0から、その個人(ここではユーザ自身)に関する関連
情報、すなわち氏名、住所、電話番号、電子メールアド
レス等、会員登録に必要な項目を取得する(ステップ3
002)。
【0107】ここで、ステップ3002の所定の処理と
しての個人情報の抽出方法には以下の3形態が挙げられ
る。まず、図16(B)に示す形態は、会員登録サーバ
500で要求される個人情報の項目に拘わらず、データ
ベース200のユーザ個人情報210に記憶された全て
の(または予め決められた項目の)個人情報をそのまま
抽出し、ユーザ100の端末装置に「会員サイトCにあ
なたの個人情報を提供しますか?」などといった確認を
ポップアップ表示1657を行う(ステップ300
3)。このステップ3003にてOKを選択すれば、個
人情報を会員登録サーバ500へそのまま配信する。こ
れにより会員制サイトCへの会員登録が完了する。この
形態のユーザ100の端末装置の画面イメージを表した
のが図17(A)乃至(C)である。なお、この形態で
は会員登録処理が迅速に行える。
【0108】また、図16(C)に示す形態は、図18
(A)乃至(C)にその画面イメージを示すように、会
員登録サーバ500において会員登録に必要とされる個
人情報の項目を抽出し、これにより抽出された項目をユ
ーザ100の端末装置にポップアップ表示し、表示され
た個人情報を会員制サイト400へ提供して良いかどう
かを確認するものである。
【0109】図18(B)に示す例では、会員制サイト
Cへの会員登録にあたっては、氏名、住所、電話番号、
電子メールアドレス及びクレジットカード番号の5項目
が必要項目とされる。このポップアップ表示1657を
ユーザが確認することで、不本意な個人情報の提供を防
止することができる。
【0110】このポップアップ表示された項目でよけれ
ばOKを押してステップ3004へ進み、会員登録サー
バ500で要求された個人情報をデータベース200の
ユーザ個人情報210から抽出し、これを情報管理サー
バ600から会員制サイトCの会員登録サーバ500へ
送信する。これにより会員制サイトCへの会員登録が完
了する。
【0111】さらに、図16(D)に示す形態は、後述
する「情報画像」と称する形態のアイコン情報を用いた
場合の例であって、その画面イメージを図19(A)乃
至(D)に示すが、ここでは会員登録アイコン情報16
54をマウスで指示し、マウスの右クリックを実行する
とメニュー表示1658がなされ、当該会員制サイトの
関連情報が表示される。そして、この中から会員制サイ
トへの「登録」を選択すると、個人情報を会員制サイト
に提供して良いかどうかのポップアップ表示1657が
なされる。このポップアップ表示された項目でよければ
ステップ3004へ進んで、少なくともアイコンIDを
含む個人情報を、情報管理サーバ600から会員制サイ
トCの会員登録サーバ500へ送信する。これにより会
員制サイトCへの会員登録が完了するが、アイコン情報
そのものに関連情報が埋め込まれているので登録操作が
簡単である。
【0112】なお、取得された個人に関する関連情報以
外に会員登録に必要とされる情報がある場合は、手入力
により入力できるようにしても良い。
【0113】このような個人アイコン情報を利用するこ
とで、会員登録する際にその都度自分の氏名、住所など
を入力する手間が省け、きわめて便利である。また、入
力ミスも防止することができる。
【0114】ステップ3004による個人情報の提供が
完了し、会員制サイト400への会員登録処理が完了す
ると、図17(C)、図18(C)及び図19(D)に
示すように、それまでの会員登録アイコン情報1654
を、その会員制サイトの会員証アイコン情報1659に
変更する。これは、情報管理サーバ600が会員登録サ
ーバ500から会員登録が完了したことを受け取り、デ
ータベース200のアイコン情報230に記憶されたア
イコン名をそれまでの会員サイトCから会員証Cに書き
換えるとともに、これに関連付けられた画像IDやプロ
パティIDも書き換えることで行われる。画像IDの書
き換えにより、それまでの会員登録をイメージする画像
から会員証をイメージする画像に変更する。また、プロ
パティIDを書き換えることで、それまでの会員登録に
関する情報から、登録会員に関する情報に変更する。こ
れにより、ユーザ100が端末装置で会員証アイコン情
報1659を参照すると、その会員制サイトにおける登
録会員の会員番号、有効期限、特典等の関連情報が得ら
れる。
【0115】ちなみに、図20(A)(B)はユーザ1
00が転居等により自分の個人情報が変更されたときの
更新処理を示す画面イメージである。ユーザ100が、
情報管理サーバ600の個人情報更新URLを入力して
情報管理サーバ600の個人情報更新サイトにアクセス
すると、同図(A)の初期画面が端末装置に表示され
る。ここで自分の登録IDとパスワードを入力すると、
同図(B)に示す個人情報の更新画面が表示されるの
で、更新する項目を手入力する。
【0116】こうした個人情報の変更は、ユーザ100
からの要求を受けた情報管理サーバ600の個人情報更
新手段124がデータベース200のユーザ個人情報2
10を書き換えることで実行される。なお、この更新処
理においては、変更のある項目も変更のない項目も全て
入力してもよいし、変更のある項目のみを入力して変更
のない項目については空欄にしてもよい。後者の場合
は、空欄の項目については、情報管理サーバ600の個
人情報更新手段124が変更なしと判断し、現在の項目
内容を踏襲する処理を実行する。
【0117】これにより、次回から個人アイコン情報を
用いた会員登録処理を行う場合、新しい個人情報の内容
が会員制サイトに送信されることになる。
【0118】なお、情報管理サーバ600は、各ユーザ
100が登録会員となっている会員制サイト400もデ
ータベース200に記憶しておき、ユーザ100からの
個人情報更新要求を受けた情報管理サーバ600が、デ
ータベース200のユーザ個人情報210を書き換える
とともに、そのユーザが登録会員となっている会員制サ
イトに自動的に更新された個人情報を提供するようにし
てもよい。こうすることで、ユーザ100自身が、各会
員制サイト400にアクセスして自分の個人情報を更新
する手間が省ける。
【0119】またこれに代えて、会員制サイト400側
が定期的に情報管理サーバ600にアクセスし、図6に
示すユーザ個人情報210の前回更新日時を参照するこ
とで更新された個人情報を抽出するように構成してもよ
い。こうすることによっても、ユーザ100自身が、各
会員制サイト400にアクセスして自分の個人情報を更
新する手間が省ける。
【0120】[会員制商取引サイトでの商品購入処理]
次に、上述したように会員登録を終えた会員制商取引サ
イト400において、アイコン情報を契機として商品等
を購入する際の手順を説明する。図21は商品等の購入
処理を示すフローチャートであり、左側にユーザ100
の端末装置、真ん中に購入処理を実行する決済サーバ7
00(図1参照)、右側に購入しようとする商品の提供
業者の会員制商取引サイト400を示す。また、図22
及び図23は商品等を購入する際の画面イメージであ
る。
【0121】まず、ユーザ100の端末装置を立ち上
げ、会員制商取引サイト400にアクセスするととも
に、アイコン情報を参照するためのアプリケーションソ
フトを起動する(ステップ1701)。このアプリケー
ションソフトの起動によって、制御手段1608から管
理領域作成手段1601に対して指令信号が送出され、
図22に示すように、表示装置の表示画面401に、管
理領域1651が表示される。ここでは、管理領域16
51に2つの会員登録アイコン情報1654と先ほど登
録処理を完了した会員証アイコン情報1659とが表示
されるものとする。また、商取引サイトCを表示するW
ebブラウザには当該サイトCで取り扱っている商品、
ここでは公演チケットX,Y,Zの商品アイコン情報1
656と、このそれぞれの公演に関する情報が掲載され
ている。
【0122】ユーザ100が、当該サイトCに表示され
た公演チケットXに興味を持った場合は、図22に示す
ように、サイトCに表示された公演Xの商品アイコン情
報1656を、マウスを操作して管理領域1651へド
ラッグアンドドロップにより移動させる。この公演Xに
関する画像情報とこれに関連する関連情報とを含む商品
アイコン情報が管理領域1651へ取り込まれること
で、ユーザ100がこの管理領域1651内で当該商品
アイコン情報を図10乃至図13のように操作すると情
報管理サーバ600のデータベース200に記憶された
画像情報や関連情報を参照することができる。
【0123】公演Xの内容を検討した結果、ユーザ10
0がこの公演Xのチケットを購入する場合は、図23に
示すように、管理領域1651に表示された会員制サイ
トCの会員証アイコン情報1659を、マウスを操作し
て公演Xの商品アイコン情報1656の上にドラッグア
ンドドロップにより移動させる。
【0124】ユーザ端末装置のアイコン移動検出手段1
602はこの会員証アイコン情報1659の商品アイコ
ン情報1656へのドラッグアンドドロップを検出する
と(ステップ1702)、アイコン関連情報取得手段1
603により、送受信手段1605およびネットワーク
300を介して情報管理サーバ600のデータベース2
00から、その商品等に関する関連情報とそのユーザ1
00の会員登録情報(ユーザ個人情報に含まれる。)を
取得する。
【0125】ここで、購入しようとする商品等に関する
関連情報の中に選択項目、たとえば公演Xのチケットで
あれば、S席,A席,B席といったランクや、購入枚数
について所望のものをポップアップ画面などで選択する
(ステップ1704)。
【0126】次いで、ポップアップ画面に表示された購
入ボタンを押すと(ステップ1705)、先のステップ
1703にて抽出および選択された情報が、決済サーバ
700に送信される(ステップ1706)。ここで送信
される情報を公演Xのチケットの場合で説明すると、そ
の公演チケットの商取引サイト400のURL、商品I
D△△△−×××,席,枚数である。
【0127】ユーザ100から、公演Xのチケットの購
入要求に加えて、公演チケットの商取引サイト400の
URL、商品ID△△△−×××,席,枚数の関連情報
が送られると(ステップ1707)、決済サーバ700
では、まずその商品の在庫が存在するかどうかを商取引
サイト400に確認する(ステップ1708)。ステッ
プ1709では、受け取ったURLの商取引サイト40
0にアクセスし、公演Xのチケットの商品ID△△△−
×××,席,枚数の情報を送る。
【0128】この情報を受信した商取引サイト400で
は、該当する公演Xの席が枚数分だけあるかどうかを確
認し、確認結果を決済サーバ700に送信する(ステッ
プ1710)。決済サーバ700は、商取引サイト40
0からの確認結果をユーザ100に送信し(ステップ1
711)、ユーザ100ではその確認結果を表示画面に
表示する(ステップ1712)。
【0129】ここで、ユーザ100が最終的な購入確認
を実行したら(ステップ1713,具体的には、表示画
面に「購入確認ボタン」などを表示して、これを押
す)、最終決済を決済サーバ700に送信する(ステッ
プ1714)。
【0130】決済サーバ700が最終決済指令を受信し
たら(ステップ1715)、商取引サイト400に正式
発注をかけるとともに、当該決済サーバ700に送られ
てきたユーザの会員登録情報を参照し、たとえばクレジ
ットカード番号などを参照して支払処理を実行する(ス
テップ1715)。
【0131】商取引サイト400では、正式発注を受信
したら、会員登録情報の中から住所を抽出し、該当する
商品等をこの住所に配送するための処理を実行する(ス
テップ1717)。最後に、商取引サイト400からユ
ーザ100に対してダイレクトに配送完了の電子メール
が配信される(ステップ1718)。
【0132】本実施形態によれば、購入したい商品等の
商品IDや送り先の住所、クレジットカード番号などを
ユーザ自らがその都度入力する必要がなくなり、極めて
便利である。また、入力ミスによるトラブルも防止する
ことができる。
【0133】なお、上述した例では、商品アイコン情報
1656と会員証アイコン情報1659とを用いたが、
会員証アイコン情報1659の代わりに個人アイコン情
報1655を用いることもできる。また、こうした商品
は公演チケットに限定される趣旨ではなく、ホテルや乗
り物の予約チケットなどの電子チケット、リアルチケッ
トの購入等、幅広く適用することができる。
【0134】以上の処理で、商品アイコン情報1656
と会員証アイコン情報1659とを用いた商品購入処理
が終了するが、ユーザが商取引サイトにて商品を購入し
たのち、その商品の配送状況を確認したい場合がある。
次に、商品等の配送状況を確認する処理について説明す
る。
【0135】[配送状況確認処理]図24は配送状況確
認処理のうちの事前処理を示すフローチャートであり、
左側にユーザ100の端末装置を示し、右側に情報管理
サーバ600を示す。また、図25は配送状況確認処理
を示すフローチャートであり、左側にユーザ100の端
末装置、中央に情報管理サーバ600、右側に配送サー
バ800をそれぞれ示す。図26は配送状況確認処理の
他例を示すフローチャートであり、左側にユーザ100
の端末装置、中央に情報管理サーバ600、右側に配送
サーバ800をそれぞれ示す。
【0136】まず、ユーザ100が上述した購入処理に
よって商取引サイト400で商品等を購入すると、図2
1に示すように商取引サイト400からユーザ100に
配送処理完了のメッセージが電子メールなどで配信され
る(図20のステップ1717参照)。本例では、これ
と同時に情報管理サーバ600に、配送処理完了メッセ
ージとともに、ユーザID、商品ID、商品に関する画
像情報及び配送可能日時、現在の配送状況を配信し、情
報管理サーバ600はこれを受信する(図24のステッ
プ2001)。ここで、配送可能日時とは、配送業者が
配送先に配送する予定日であり、現在の配送状況とは、
配送準備中、配送元出発、○○配送中継地到着、配送先
近辺の中継地到着、配送先到着などをいう。
【0137】情報管理サーバ600は、受信された画像
情報と、商品ID及び配送可能日時、現在の配送状況と
いった関連情報をもとに、既述した手順でアイコン情報
を生成する(ステップ2002)。このアイコン情報
は、配送状況の把握を目的に利用されるので、以下、ト
ラッキングアイコンともいう。そして、図7に示すデー
タベース200のユーザアイコン情報220の該当する
ユーザIDの箇所に、このトラッキングアイコンを追加
する(ステップ2003)。これにより、そのユーザ1
00が情報管理サーバ600にアクセスしてログインす
ると、図11(B)に示す表示画面にトラッキングアイ
コンも表示されることになる。
【0138】なお、商品を購入し、決済を完了したら商
品アイコン情報1656をトラッキングアイコン情報に
変更してもよい。これは、情報管理サーバ600が決済
サーバ700から商品購入の決済が完了したことを受け
取り、データベース200のアイコン情報230に記憶
されたアイコン名をそれまでの商品(公演Xのチケッ
ト)から当該公演Xのチケットの配送に書き換えるとと
もに、これに関連付けられた画像IDやプロパティID
も書き換えることで行われる。画像IDの書き換えによ
り、それまでの商品をイメージする画像から配送中をイ
メージする画像に変更する。また、プロパティIDを書
き換えることで、それまでの商品に関する情報から、配
送状況に関する情報に変更する。これにより、ユーザ1
00が端末装置でトラッキングアイコン情報を参照する
と、その商品の配送状況が得られる。
【0139】ユーザ100が、自分が購入した商品等の
配送状況を確認したいときは、アプリケーションソフト
を起動し(ステップ2004)、ユーザID及びパスワ
ードを入力してログインする(ステップ2005)。
【0140】ロングインされてユーザの登録が認証され
ると、情報管理サーバ600は、図7に示すデータベー
ス200のユーザアイコン情報を参照して、そのユーザ
のアイコン情報を送信する(ステップ2006)。これ
により、ユーザ100の端末装置の表示装置の表示画面
には、図11(B)に示すようにマイストーリッジに蓄
積されたアイコン情報の一覧が表示される(ステップ2
007)。そして、目的とする商品のトラッキングアイ
コンを選択すると、その関連情報として、商品ID、配
送可能日時、現在の配送状況が表示画面に表示される
(ステップ2008)。
【0141】なお、商品の現在の配送状況は時々刻々変
化するので、これをトラッキングアイコン情報に反映す
るための手法を説明すると、図25に示すように、配送
サーバ800側で管理している配送状況が変化すると
(ステップ2101)、変化した配送状況を情報管理サ
ーバ600に送信する(ステップ2102)。これを受
信した(ステップ2103)情報管理サーバ600は、
その変化した配送状況をデータベース200の該当する
関連情報の配送状況に上書きする(ステップ210
4)。これにより、次にユーザ100が購入した商品の
配送状況を確認すると、関連情報として更新された配送
状況を知ることができる。
【0142】図26は別例を示すフローチャートであ
る。この例では、図24に示すステップ2002にて、
情報管理サーバ600がトラッキングアイコン情報を生
成する際に、関連情報の一つとして、配送サーバ800
のURLのパラメータにユーザ100の商品の配送番号
を埋め込んだ情報を用いる。
【0143】そして、ユーザ100が情報管理サーバ6
00にアクセスしたときに、このトラッキングアイコン
情報をユーザ100に配信する(ステップ2202)。
これにより、ユーザ100の端末装置の表示画面には、
図11(B)に示すアイコンの一覧表示がなされ、ここ
でトラッキングアイコンを選択すると、図13(B)に
示す関連情報の一つとして、たとえば「配送状況問い合
わせサイト」という表示がなされ、これを選択すると
(ステップ2206)、ネットワークブラウザが起動し
て配送サーバ800の配送状況確認サイトが閲覧でき
る。このとき、自己の商品の配送番号は、URLのパラ
メータとして埋め込まれているので、直接自分の商品の
配送状況を提供するページが表示されることになる。ち
なみに、配送サーバ800側では、管理している配送状
況が変化すると(ステップ2204)、変化した配送状
況を逐次更新する(ステップ2205)ので、ユーザ1
00は最新の配送状況を確認できることになる。
【0144】本実施形態によれば、ユーザ100は確認
したいトラッキングアイコンを特定するだけで、その関
連情報に基づいて現在の配送状況が取得でき、その都度
配送番号を入力したりする煩雑さが回避できるとともに
短時間で認識できる。また、配送番号の入力ミスも防止
できる。
【0145】[他の実施形態]図29乃至図32は、ユ
ーザがテレビなどの各種電子・電気機器を購入したとき
に、機器アイコン情報を情報管理サーバに登録し、購入
者が機器の保守点検や修理を行う際に、この「機器アイ
コン情報(保証書アイコン情報ともいう。)」と、保守
・修理を行うサービスセンターの情報を含む「修理アイ
コン情報(病院アイコン情報ともいう。)」とを用いる
システム(機器用病院システムともいう。)を示す図で
ある。
【0146】図29は、本システムの全体図であり、ユ
ーザ100の端末装置、情報管理サーバ600、ユーザ
100が購入した機器に関する情報を蓄積したデータベ
ース200、機器を販売した販売店もしくは機器の保守
・修理を行うサービスセンターなどのサーバ(端末装置
でもよい。)900及びこれらを接続するネットワーク
300を少なくとも備える。
【0147】データベース200には、図30に示すよ
うにユーザ100が購入した機器の機器型番、機器I
D、購入日、購入者のID、氏名、住所、保証期間や修
理などの履歴、故障などのエラーID等の情報が、機器
型番別に記録されている。このデータベース200に
は、ユーザ100が販売店で機器を購入したときに、当
該販売店がネットワーク300を介して情報管理サーバ
600にアクセスし、購入者の氏名、住所、購入製品の
機器型番や機器IDを入力することで蓄積される。ま
た、履歴やエラーIDは、機器を購入後に故障が生じた
ときユーザ100が情報管理サーバ600にアクセスす
ることで蓄積される。詳細は後述する。
【0148】本例では、上述した「アイコン情報」とし
て「機器アイコン情報1661」と「修理アイコン情報
1660」とを用いて機器の管理や保守点検・修理サー
ビスを行う。機器アイコン情報1661は、購入した機
器の画像情報と、この機器の型番や機器IDを関連情報
として含むアイコン情報である。この機器アイコン情報
1661は、たとえば機器を購入したときに付属品とし
てのCD−ROMなどの媒体に格納されている。
【0149】修理アイコン情報は、サービスセンターの
イメージ画像情報と、サービスセンターのサイトのUR
Lなどを関連情報として含むアイコン情報である。この
修理アイコン情報1660も、たとえば機器を購入した
ときに付属品としてのCD−ROMなどの媒体に格納さ
れている。
【0150】本システムは、図31に示すように実行さ
れる。まず、ユーザ100が機器の販売店にて機器、た
とえばテレビを購入すると、当該販売店の担当者は販売
店のサーバ900から情報管理サーバ600にアクセス
し、購入者の氏名、住所、購入日、保証期間、購入製品
の機器型番や機器ID等、当該販売店で知り得る情報を
送信する(ステップ4001)。これを受けた情報管理
サーバ600は、図30に示す機器用データベース20
0に新たな機器型番、機器ID及び購入者の氏名、住
所、購入日などを登録する(ステップ4002)。この
とき、情報管理サーバ600は、その登録情報に署名を
付与するいみで、登録情報のIDとパスワードを付与
し、販売店のサーバ900に送信する(ステップ400
3)。この登録情報IDとパスワードが、情報管理サー
バ600のデータベース200の該当する機器型番を参
照する際の認証キーとなる。
【0151】この登録情報ID及びパスワードを受け取
った販売店の担当者は、この情報を媒体に記録し、この
媒体を機器とともに購入者に渡す(ステップ400
4)。
【0152】購入者が機器を自宅に持ち帰りセットアッ
プする際に、付属品として機器に含まれたCD−ROM
を自分のパーソナルコンピュータなどの端末装置にセッ
トし、機器アイコン情報と修理アイコン情報とを読み込
む(ステップ4005)。このときの画面イメージを図
32に示す。ここではパーソナルコンピュータの機器ア
イコン1661とデジタルカメラの機器アイコン166
1は従来より存在するもので、テレビの機器アイコン1
661と、修理アイコン1660とが今回CD−ROM
から読み出されたものである。なお、図10乃至図13
にて説明した手順で、これら機器アイコン情報1661
及び修理アイコン情報1660を用いて関連情報を参照
することができるが、このとき、販売店から手渡された
媒体を用いて登録情報とID及びパスワードを読み込
み、ユーザはこれを確認する。
【0153】機器アイコン情報1661を参照すると、
この登録情報ID及びパスワードを入力する画面が表示
されるので、ここに先ほど確認したIDとパスワードを
入力して情報管理サーバ600に送信する(ステップ4
007)。
【0154】これにより、情報管理サーバ600は、デ
ータベースに記録されたID及びパスワードとの認証を
実行し、適切なものであればデータベース200の履歴
の項目に「登録確認」と記録する(ステップ400
7)。
【0155】以上の処理を完了することにより、それま
での機器アイコン情報1661が、販売店でテレビを購
入したユーザにとっての保証書アイコン情報に変わるこ
とになる。つまり、情報管理サーバ600に、販売店か
ら媒体で渡された登録情報IDとパスワードを認証して
もらうことで、そのユーザ(その機器アイコン情報)
が、その販売店からその型番のテレビを購入した購入者
であると認証され、以後の保守点検や修理依頼を行う際
に、この機器アイコン情報が、いわゆる保証書アイコン
情報の機能を司ることになる。
【0156】たとえば、ユーザ100が購入した機器が
故障したら、図32に示すように、修理依頼を行うテレ
ビの機器アイコン情報(保証書アイコン情報)1661
を、マウスを操作して修理アイコン情報1660にドラ
ッグアンドドロップして移動させる。この操作によっ
て、情報管理サーバ600を介して販売店のサーバ90
0に、購入者のID、氏名、住所、対象となる機器の型
番、機器ID等々、データベース200に蓄積された情
報が送信され、販売店は即座にユーザに連絡を取ること
ができる。
【0157】このように、本例の機器の病院システムを
利用すると、実際の保証書では紛失したりすることが多
々あったが、そうしたことがなくなり、いつでも且つ迅
速に保守点検や修理を受けることができる。また、販売
店にとってもどういうユーザがどういう機器を購入して
いるかといった情報を参照することができるので、商品
販売の一助ともなる。
【0158】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0159】たとえば、上述した実施の形態において
は、アイコンを構成する画像情報と関連情報とを関係付
けてデータベース200で別々に管理しているが、本発
明はこのような形態に限定されず、画像情報に当該関連
情報の一部又は全部を含めて、一体として管理するよう
にできる。即ち、アイコン自体を後述する情報画像とし
て取り扱うようにできる。ここで、情報画像について説
明する。
【0160】「情報画像」とは、画像情報と、少なくと
も固有の処理を規定する関連情報とを一つの取り扱い単
位とした情報をいう。情報画像は、jpeg、gifな
どの一般的なパーソナルコンピュータが表示できる形式
にしておくことにより、画像情報を視覚的に再現するプ
ログラム(ViewerやBrowser)を用いて、
該画像情報と同様に取り扱うことができ、専用のプログ
ラムを用いた場合に、該関連情報に基づく各種の処理を
実行できるようにした情報ファイルである。ここでは、
「画像情報」と、「情報画像」は異なる概念であること
に注意されたい。
【0161】情報画像には、関連情報として様々な情報
を含ませることができる。「関連情報」とは、文字、画
像、音声、その他の情報をいい、より具体的には、例え
ば、端末の操作者に特定のサーバに存在する情報を参照
させたい場合には、その情報を特定する情報(URLや
IPアドレスなど)とし、特定のプログラムを動作させ
たい場合には、そのプログラム名やプログラムそのもの
とすることができる。新たな画像情報を電子機器から取
得するため等の指示情報であってもよい。
【0162】情報画像としては、図22及び図23に示
されるような構成のものを例示することができる。図2
2は関連情報を埋め込んだ情報画像のフォーマット例を
示した図である。ここでは、gifフォーマットを例に
とった。なお、フォーマットについてはgif形式をと
らずとも、jpeg形式やpcx形式などの他の形式を
採っても構わない。
【0163】開始部1801は、本情報がgif形式の
画像情報であることを識別するために設けられたフィー
ルドであり、「gif」なる文字列ならびにそのバージ
ョンが割り当てられたものである。
【0164】配色表式画像データ1803は、画素が、
左から右、上から下の順序で配列された画像データであ
る。ここで、gif形式の場合、可変長符号のLZWア
ルゴリズムを使って符号化されている。
【0165】注釈拡張部1805には、gifデータ・
ストリーム中の主たるグラフィック情報以外の情報を含
ませることができる。たとえば、副グラフィック情報、
製作関係者名情報、主たるグラフィック情報に関する注
釈情報、制御情報など、通常であれば直接表示のために
用いるものでないいかなる情報をも含めることができる
ようになっている。
【0166】終了部1806は、このデータ・ストリー
ムが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこ
の後に続かないことを意味するようになっている。開始
部1801と配色表式画像データ1803の間1802
と、配色表式画像データ1803と注釈拡張部1805
の間1804には、これら以外の情報を含んでいる。例
えば、画面幅、画面高さ、色解像度など、これから描画
する画像に必要な情報を定義するパラメータを含んだ情
報が割り当てられている。
【0167】関連情報1807は、上記注釈拡張部18
05にそのまま、若しくは暗号化などの処理を施した後
に配置され、一つの情報としてまとまることになる。こ
れにより、見かけ上は単なる画像情報であるが、その内
部に特定動作情報等の関連情報を含む情報画像が構成さ
れる。これらの説明はすべてgifフォーマットで行っ
たが、他のフォーマット形式の画像形式であってもよ
い。
【0168】次に、別の埋め込み形式について図23を
用いて説明する。図23は特定の動作情報等の関連情報
1907を埋め込んだ情報画像の別のフォーマット例を
示した図である。ここでも、gifフォーマットを例に
とっている。この例においても、フォーマットについて
はgif形式をとらずとも、jpeg形式やpcx形式
などの他の形式を採っても構わない。
【0169】開始部1901は、上記と同じく、本情報
がgif形式の画像情報であることを識別するために設
けられたフィールドであり、「gif」なる文字列なら
びにそのバージョンが割り当てられたものである。
【0170】配色表式画像データ1903は、画素が、
左から右、上から下の順序で配列された画像データを配
置するところであるが、ここでは画像情報1908に、
関連情報たる特定動作情報1907をウォーターマーク
の形式で混合1909させることにより、その画像情報
を表示しても視覚上特定動作情報がそのまま視認でき
ず、画像情報はそのまま視認できるようなものとなって
いる。ここで、このようにして混合1909された情報
は、可変長符号のLZWアルゴリズムを使って符号化さ
れる。
【0171】注釈拡張部1905は、通常、gifデー
タ・ストリーム中のグラフィック情報以外の情報を含ん
でいる。本例では特に必要としないフィールドである
が、必要となれば、自由な定義で情報提供者が利用する
ことが可能である。また、上記特定動作以外の関連情報
を含めることも可能である。
【0172】終了部1906は、このデータ・ストリー
ムが終了したことを示し、他のパラメータ情報などがこ
の後に続かないことを意味するようになっている。
【0173】上記いずれの例においてもすべてgifフ
ォーマットで説明したが、他のフォーマット形式の画像
形式であっても、このように関連情報が他から分離可能
な状態で記録されていれば構わない。
【0174】このような情報画像の利用態様の詳細につ
いては、例えば特開2001−117845号公報等で
提案されているが、ここで簡単に説明すると、パーソナ
ルコンピュータ等において、マイクロソフト社製インタ
ーネット・エクスプローラやネットスケープ社製ネット
スケープ・ナビゲータなどのブラウザプログラムによっ
てサーバからロードされた情報画像は、ブラウザの機能
によってその情報画像に含まれる画像に係る情報部分の
みが取り出され、クライアントコンピュータの表示デバ
イスに表示されるようになる。この情報画像は、通常ブ
ラウザプログラムが有する保存機能を利用することによ
り、当該コンピュータ上で独立したファイルとして取り
扱うことができるようになるので、これを他人に簡単に
拡布することができる。かかる情報画像から関連情報を
引き出す場合には、専用のプログラムを用いる。
【0175】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、個人
情報を簡単かつミスなく提供できる個人情報提供装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報提供システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る情報提供システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態に係る情報提供シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態に係る情報提供シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係る情報管理サーバの構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態に係るデータベースに設定さ
れたユーザ個人情報の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るデータベースに設定さ
れたユーザアイコン情報の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るデータベースに設定さ
れたアイコン情報の構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るデータベースに設定さ
れたプロパティ情報の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係るアイコン参照処理手
順を示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係るユーザ端末装置上に
表示される情報の画面イメージの一例を示す図であり、
(A)はログイン画面、(B)はアイコン一覧画面であ
る。
【図12】本発明の実施形態に係るアイコン内容生成処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態に係るユーザ端末装置上に
表示される情報の画面イメージの一例を示す図であり、
(A)はアイコン内容表示画面、(B)は関連情報表示
画面である。
【図14】本発明の実施形態に係るユーザ端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態に係るユーザ端末装置上に
表示される情報の画面イメージの一例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態に係る会員登録処理手順を
示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態に係る会員登録処理の際
に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメージ
の一例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態に係る会員登録処理の際
に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメージ
の他の例を示す図である。
【図19】本発明の実施形態に係る会員登録処理の際
に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメージ
のさらに他の例を示す図である。
【図20】本発明の実施形態に係る個人情報の更新処理
の際に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメ
ージの一例を示す図である。
【図21】本発明の実施形態に係る商品購入処理手順を
示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施形態に係る商品購入処理の際
に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメージ
の一例を示す図(その1)である。
【図23】本発明の実施形態に係る商品購入処理の際
に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメージ
の一例を示す図(その2)である。
【図24】本発明の実施形態に係る配送状況確認処理手
順を示すフローチャートである。
【図25】本発明の実施形態に係る配送状況確認処理手
順を示すフローチャートである。
【図26】本発明の他の実施形態に係る配送状況確認処
理手順を示すフローチャートである。
【図27】本発明に係るアイコン情報の別の構成例であ
る。
【図28】本発明に係るアイコン情報のさらに別の構成
例である。
【図29】本発明の実施形態に係る機器の保守修理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図30】本発明の実施形態に係る機器の保守修理シス
テムのデータベースの構成を示す図である。
【図31】本発明の実施形態に係る機器の保守修理処理
手順を示すフローチャートである。
【図32】本発明の実施形態に係る機器の保守修理処理
の際に、ユーザ端末装置上に表示される情報の画面イメ
ージの一例を示す図である。
【符号の説明】 100…ユーザ 200…データベース 210…ユーザ個人情報 220…ユーザアイコン情報 230…アイコン情報 240…プロパティ情報 260…画像情報 270…関連情報 300…ネットワーク 400…会員制商取引サイトのサーバ 500…会員登録サーバ 600…情報管理サーバ 112…制御手段 114…送受信手段 118…認証手段 120…配信情報構成手段 122…個人情報抽出手段 124…個人情報更新手段 126…メール生成手段 700…決済サーバ 800…配送サーバ 900…機器販売店サーバ
フロントページの続き (72)発明者 村田 典幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND20 PP13 PR10 UU08 5B085 AE00 AE02 AE03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定個人の画像情報とこの画像情報に関連
    した処理を規定する関連情報とを含む個人アイコン情報
    を用いて個人情報を提供する個人情報提供装置であっ
    て、 前記個人アイコン情報の固有識別子毎に、その特定個人
    の個人情報を関連情報として記憶する個人情報記憶手段
    と、 要求に応じて前記固有識別子に基づいて前記個人情報記
    憶手段から特定個人の個人情報を抽出する個人情報抽出
    手段と、 前記個人情報抽出手段で抽出された個人情報を送信する
    送受信手段と、を備えた個人情報提供装置。
  2. 【請求項2】前記個人情報記憶手段に記憶された個人情
    報を更新する個人情報更新手段をさらに有する請求項1
    記載の個人情報提供装置。
  3. 【請求項3】前記個人アイコン情報の関連情報の一部又
    は全部が、前記画像情報に内包されている請求項1又は
    2記載の個人情報提供装置。
  4. 【請求項4】前記個人アイコン情報の画像情報と関連情
    報とは、画像情報を特定する画像特定情報を通じて関連
    付けられている請求項1又は2記載の個人情報提供装
    置。
  5. 【請求項5】前記画像情報は、異なる種類の複数の画像
    情報を含む請求項1又は2記載の個人情報提供装置。
  6. 【請求項6】コンピュータを請求項1乃至5の何れかに
    記載の個人情報提供装置として機能させるためのプログ
    ラム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のプログラムが記録されたコ
    ンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
  8. 【請求項8】表示画面上の管理領域に、特定個人の画像
    情報とこの画像情報に関連した処理を規定する関連情報
    とを含む個人アイコン情報と、会員登録サイトに関する
    画像情報とこの画像情報に関連した処理を規定する関連
    情報とを含む会員登録アイコン情報とを表示させるステ
    ップと、 前記管理領域に表示された個人アイコン情報を、当該管
    理領域に表示された会員登録アイコン情報へ移動すべき
    旨のアイコン移動命令又は前記管理領域に表示された会
    員登録アイコン情報を、当該管理領域に表示された個人
    アイコン情報へ移動すべき旨のアイコン移動命令の少な
    くとも一方のアイコン移動命令が入力されたか否かを判
    断するステップと、 前記アイコン移動命令が入力された場合に、前記個人ア
    イコン情報に関連する関連情報を抽出するステップと、 前記抽出された関連情報を送信するステップとを、コン
    ピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】前記アイコン移動命令が入力された場合
    に、前記会員登録サイトにおいて要求される情報提供項
    目を抽出し、この情報提供項目に応じた個人情報に関す
    る関連情報を抽出する請求項8記載のプログラム。
  10. 【請求項10】会員登録が完了すると、前記会員登録ア
    イコン情報を、当該会員登録サイトの会員証に関する画
    像情報とこれに関連する関連情報とを含む会員証アイコ
    ン情報に書き換えるステップをさらに有する請求項8又
    は9記載のプログラム。
  11. 【請求項11】表示画面上の管理領域に、商品に関する
    画像情報とこの画像情報に関連した処理を規定する関連
    情報とを含む商品アイコン情報を表示させるステップ
    と、 前記管理領域に表示された個人アイコン情報又は前記会
    員証アイコン情報を、当該管理領域に表示された商品ア
    イコン情報へ移動すべき旨のアイコン移動命令又は前記
    管理領域に表示された商品アイコン情報を、当該管理領
    域に表示された個人アイコン情報又は前記会員証アイコ
    ン情報へ移動すべき旨のアイコン移動命令の少なくとも
    一方のアイコン移動命令が入力されたか否かを判断する
    ステップと、 前記アイコン移動命令が入力された場合に、前記個人ア
    イコン情報又は前記会員証アイコン情報に関連する関連
    情報を抽出するステップと、 前記抽出された関連情報を送信するステップとを、さら
    に有する請求項10記載のプログラム。
  12. 【請求項12】前記抽出された関連情報の送信処理によ
    り商品の購入処理が完了すると、前記商品アイコン情報
    を、当該商品の配送状況に関する画像情報とこれに関連
    する関連情報とを含むトラッキングアイコン情報に書き
    換えるステップをさらに有する請求項11記載のプログ
    ラム。
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