JP2001265946A - 商品情報管理システム及び商品情報管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインショッピングにおける購入者の利
便性を向上する。 【解決手段】 商品情報管理システムは、通信回線４に
より接続された販売者システム１と購入者システム１と
を備える。販売者システムは、複数の商品情報を記憶し
た主商品情報記憶部１ａと、個々の購入者に対して割り
当てられる識別情報を記憶した識別情報記憶部１ｂと、
購入者用商品情報記憶部１ｃと、処理部１ｅとを備え
る。処理部１ｅは、購入者システム２から送信される指
令に応じて、主商品情報記憶部１ａに記憶されている商
品情報のうち一又は複数の商品情報を識別情報に関連付
けて購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶すると共に、購
入者システム２から送信される識別情報及び指令に応じ
て、送信された識別情報に対応する購入者用商品情報記
憶部１ｃに記憶された商品情報を、購入者システム２に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインショッ
ピングシステムにおいて使用される商品情報管理システ
ム及び商品情報管理方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットで提供されるサー
ビスの一つであるワールド・ワイド・ウェブを利用した
通信販売であるオンラインショッピングシステムが発展
している。

【０００３】このオンラインショッピングシステムにお
ける商品販売は、概ね以下のようにして行われる。ま
ず、購入者はパーソナルコンピュータ等の機器で、販売
者がインターネット上に開設しているウェブサイトを閲
覧する。この種のウェブサイトには、販売者が提供する
商品の情報が掲載されている。購入者は、個々の商品毎
に表示されたアイコンを選択することにより、その商品
の購入手続を進めることができる。また、この種のウェ
ブサイトは検索機能を備えるものが多い。購入者は、こ
の検索機能を利用して販売者のデータベースから好みの
商品を探し出すことができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ウェブサイト
に好みの商品が掲載されている場合や、検索結果に購入
者の好みの商品が含まれている場合でも、購入者はその
商品を直ちに購入せず、後日改めて購入する場合があ
る。特に、その商品価値が内容ないしは情報にある商
品、すなわち書籍や、ソフトウェア、音楽、映像等を記
録したコンパクト・ディスク、ＤＶＤ、ビデオテープを
含む記録媒体等の商品では、この傾向が強い。また、未
発売の商品や、その商品の在庫がない場合にも、直ちに
購入することはできない。

【０００５】このように商品を直ちに購入しない場合に
は、購入者は商品情報をハードディスク等の記録媒体に
保存するか、その商品情報が表示された画面を印刷する
か、あるいは表示された商品情報を紙に写し取れは゛よ
い。しかし、商品情報の保存や印刷を行うと、それだけ
機器の操作手順が増加する。また、紙に商品情報を写す
のは非常に面倒である。さらに、いずれの場合も、同一
のウェブサイトを閲覧して商品を購入する時まで、商品
情報を確実に保管する必要があり、購入者にとって非常
に不便である。

【０００６】一方、販売者としては、購入者が直ちにそ
の商品を購入しなくても、将来的にその商品を購入する
可能性があれば、購入者が閲覧した商品情報や検索結果
を自己の開設しているウェブサイト内で再度閲覧できる
ようにすることが望ましい。

【０００７】そこで、本発明は、上記従来のオンライン
ショッピングにおける問題に鑑み、購入者の利便性を向
上することを課題としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第１の発明は、通信回線により接続された販売者シス
テムと、購入者システムとを備え、上記購入者システム
は、上記販売者システムとの通信を行う制御部と、この
制御部からの指令に応じて情報を表示する情報表示部と
を備え、上記販売者システムは、複数の商品情報を記憶
した主商品情報記憶部と、個々の購入者に対して割り当
てられる識別情報を記憶した識別情報記憶部と、購入者
用商品情報記憶部と、上記購入者システムとの通信を行
うと共に、上記主商品情報記憶部、識別情報記憶部及び
購入者用商品情報記憶部への情報の入出力を制御する処
理部とを備え、この処理部は、上記購入者システムから
送信される指令に応じて、上記主商品情報記憶部に記憶
されている商品情報のうち一又は複数の商品情報を識別
情報に関連付けて上記購入者用商品情報記憶部に記憶す
ると共に、上記購入者システムから送信される識別情報
及び指令に応じて、当該送信された識別情報に対応する
上記購入者用商品情報記憶部に記憶された商品情報を、
購入者システムに送信し、上記購入者システムは、受信
した商品情報を情報表示部に表示するようにしている商
品情報管理システムを提供するものである。

【０００９】第１の発明の商品情報管理システムでは、
販売者システムの購入者用商品情報記憶部に各購入者の
識別情報に関連付けて商品情報が記憶され、この購入者
用商品情報記憶部に記憶された商品情報は、購入者シス
テムから送信される識別情報及び商品情報に応じて購入
者システムに送信される。従って、購入者は主商品情報
記憶部に記憶された商品情報のうち所望の商品情報を購
入者用商品情報記憶部に保存しておくことができ、購入
者の側で当該商品情報を保存又は保管しておく必要がな
い。

【００１０】第２の発明は、通信回線により購入者シス
テムに接続され、複数の商品情報を記憶した主商品情報
記憶部と、個々の購入者に対して割り当てられる識別情
報を記憶する識別情報記憶部と、購入者用商品情報記憶
部と、上記購入者システムとの通信を行うと共に、上記
主商品情報記憶部、識別情報記憶部及び購入者用商品情
報記憶部への情報の入出力を制御する処理部とを有する
販売者システムを備え、上記処理部は、上記購入者シス
テムから送信される指令に応じて、主商品情報記憶部に
記憶されている商品情報のうち一又は複数の商品情報を
識別情報に関連付けて上記購入者用商品情報記憶部に記
憶すると共に、購入者システムから送信される識別情報
及び指令に応じて、当該送信された識別情報に対応する
上記購入者用商品情報記憶部に記憶された商品情報を購
入者システムに送信し、上記購入者システムの情報表示
部に表示させるようにしている商品情報管理システムを
提供するものである。

【００１１】具体的には、上記処理部は、上記主商品情
報記憶部に記憶された商品情報のうち予め選択された商
品情報を購入者システムに送信し、上記購入者用商品情
報記憶部に記憶される商品情報は、上記購入者システム
に送信された予め選択された商品情報のうち、購入者シ
ステムにおいて選択された一又は複数の商品情報を含
む。

【００１２】また、上記処理部は、上記購入者システム
から送信される検索条件に応じて主商品情報記憶部に含
まれる商品情報を検索し、検索結果を購入者システムに
送信し、上記購入者用商品情報記憶部に記憶される商品
情報は、上記購入者システムに送信された検索結果に含
まれる商品情報のうち、購入者システムにおいて選択さ
れた一又は複数の商品情報を含んでいてもよい。

【００１３】上記販売者システムから上記購入者システ
ムへ送信される上記購入者用商品情報記憶部に記憶され
た商品情報には、その商品が購入可能か否か及び購入す
るか否かを確認するための情報が含まれることが好まし
い。

【００１４】この場合、購入者は購入者用商品情報記憶
部に記憶された商品情報を購入者システムで受信し、所
望の商品を選択して購入することができる。すなわち、
購入者は、ある商品を購入するか否かを決めることなく
取り敢えず購入者用商品情報記憶部に商品情報を記憶し
ておいて、後日、購入者用商品情報記憶部から購入者シ
ステムで商品情報を受信し、所望の商品を購入すること
ができる。

【００１５】通信回線により上記販売者システムと接続
される共用システムを更に備え、該共用システムは、販
売者システムとの通信を行う制御部と、この制御部から
の指令に応じて情報を表示する情報表示部とを備え、上
記処理部は、上記共用システムから送信される識別情報
及び指令に応じて、上記購入者用商品情報記憶部に記憶
された商品情報を、購入者システムに送信し、上記共有
システムは、受信した商品情報を情報表示部に表示する
ようにしてもよい。

【００１６】具体的には、上記共用システムは、商品が
販売されている店舗に設置され、上記販売者システムか
ら上記共用システムへ送信される上記購入者用商品情報
記憶部に記憶された商品情報には、その商品が上記店舗
で販売されているか否か及び上記店舗内においてその商
品が陳列されている場所が含まれることが好ましい。

【００１７】この場合、購入者は、店舗において共用シ
ステムを使用して購入者用商品情報に記憶された商品情
報を確認でき、かつ、ある商品が販売されているか否か
及びその商品が陳列されている場所を直ちに知ることが
でき非常に便利である。

【００１８】第３の発明は、主商品情報記憶部に複数の
商品情報を記憶し、識別情報記憶部に個々の購入者に割
り当てた識別情報を記憶し、上記主商品記憶部に記憶さ
れた商品情報のうち、一又は複数の商品情報を識別情報
と関連付けて購入者用商品情報記憶部に記憶し、識別情
報及び商品情報の送信要求が入力されると、その識別情
報に対応する購入者用商品情報記憶部に記憶された商品
情報を送信する商品情報管理方法を提供するものであ
る。

【００１９】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、本実施形態では、商品が書籍
である場合を例に説明する。図１に示すように、本発明
の実施形態に係る商品管理システムは、書籍販売業者が
有する販売者システム１と、商品の購入者が有する購入
者システム２と、店舗（書店）７に設置された共用シス
テム３とを備えている。各販売者システム１と購入者シ
ステム２とは、インターネット４を介して接続されてい
る。また、販売者システム１と共用システム３とは公衆
回線５を介して接続されている。

【００２０】上記購入者システム２は、本実施形態では
パーソナルコンピュータ及びその周辺機器からなる。ま
ず、購入者システム２は、インターネット４を介して販
売者システム１との通信する制御部２ａを備えている。
この制御部２ａには、周知のインターネット閲覧用アプ
リケーションソフト（ブラウザ）が格納されており、販
売者システム１に対して指令を送信し、販売者システム
１から送信された情報を処理する。また、購入者システ
ム２は、制御部２ａからの指令に応じて、販売者システ
ム１から送信された情報を表示する画像表示部（情報表
示部）２ｂを備えている。さらに、購入者システム２は
キーボード及びマウスを含む入力装置２ｃを備えてい
る。

【００２１】上記販売者システム１は、主商品情報記憶
部１ａ、識別情報記憶部１ｂ、購入者用商品情報記憶部
１ｃ及び受注情報記憶部１ｄを備えている。

【００２２】上記主商品情報記憶部１ａには、書籍販売
業者が保有している多数の書籍の商品情報が記憶されて
いる。個々の書籍の商品情報には特定の書籍番号（例え
ばＩＳＢＮ番号）が付されている。

【００２３】上記識別情報記憶部１ｂには、後述する会
員登録を行った購入者を識別するための情報（識別情
報）が記憶されている。この識別情報には、個々の購入
者に対して付与される会員番号及びパスワードが含まれ
る。また、識別情報記憶部１ｂには、会員番号に関連付
けてその購入者の氏名及び住所を含む個人情報が記憶さ
れている。

【００２４】上記購入者用商品情報記憶部１ｃには、上
記主商品情報記憶部１ａに記憶された商品情報のうち、
購入者により選択された一又は複数の書籍に関する商品
情報が、その各購入者の識別情報に関連付けて記憶され
ている。すなわちこの購入者用商品情報記憶部１ｃで
は、個々の購入者毎に記憶領域が割り当てられ、各記憶
領域にその購入者により選択された書籍に関する商品情
報が記憶されている。

【００２５】上記受注情報記憶部１ｄは、購入者が一又
は複数の書籍の購入を決定した場合に、書籍の発注及び
配達や代金の決済に必要な情報を記憶する。

【００２６】これら主商品情報記憶部１ａ、識別情報記
憶部１ｂ、購入者用商品情報記憶部１ｃ及び受注情報記
憶部１ｄは、処理部１ｅに接続されている。この処理部
１ｅは、インターネット４を介して購入者システム２と
通信し、購入者システム２から指令及び識別情報を受信
すると共に、購入者システム２への情報の送信を行う。
また、処理部１ｅは、上記受信した指令の処理結果に応
じて、上記主商品情報記憶部１ａ、識別情報記憶部１
ｂ、購入者用商品情報記憶部１ｃ及び受注情報記憶部１
ｄに対する情報の入出力を行う。

【００２７】処理部１ｅの主な機能としては、以下の２
つがある。まず、処理部１ｅは、上記購入者システム２
から送信される指令に応じて、主商品情報記憶部１ａに
記憶されている商品情報のうち一又は複数の書籍に関す
る商品情報を識別情報に関連付けて上記購入者用商品情
報記憶部１ｃに記憶させる。また、処理部１ｅは、購入
者システム２から送信される識別情報及び指令に応じ
て、当該送信された識別情報に対応する上記購入者用商
品情報記憶部に記憶された商品情報を、購入者システム
２に送信する。なお、販売者システム１は、上記主商品
情報記憶部１ａへの商品情報の入力を含む作業を行うた
めの画像表示部１ｆ及び入力装置１ｇを備えている。

【００２８】上記共用システム３は、現実の店舗（本実
施形態では書店）７に設置されており、購入者が店舗７
を訪れた際に利用するためのものである。この共用シス
テム３が設置された店舗７において陳列して販売されて
いる書籍には、上記販売者システム１の主商品情報記憶
部１ａにその商品情報が記憶されている一又は複数の書
籍が含まれている。

【００２９】本実施形態では、共用システム３は上記購
入者システム２と同様のパーソナルコンピュータからな
り、制御部３ａ、画像表示部３ｂ及び入力装置３ｃを備
えている。また、共用システム３は、陳列場所記憶部３
ｅを備えている。この陳列場所記憶部３ｅは、店舗７で
販売されている書籍のうち、上記販売者システム１の主
商品情報記憶部１ａに商品情報が記憶されている書籍に
ついて、陳列されている棚の場所を記憶している。さら
に、共用システム３は、印刷装置３ｄを備えている。

【００３０】次に、上記商品管理システムの動作を説明
する。

【００３１】まず、動作の概略を説明すると、購入者は
購入者システム２から販売者システム１に識別情報及び
指令を送信することにより、上記販売者システム１内の
購入者用商品情報記憶部１ｃに所望の書籍の商品情報を
記憶させておくことができる。この購入者用商品情報記
憶部１ｃに記憶された商品情報は、購入者システム２と
販売者システム１との通信がいったん終了した後も保存
される。そして、購入者システム２から販売者システム
１に識別情報及び指令が送信されると、購入者用商品情
報記憶部１ｃに記憶された商品情報が購入者システム２
に送信される。購入者システム２の制御部２ａは、受信
した商品情報を画像表示部２ｂに表示する。図２は、画
像表示部２ｂに表示された購入者用商品情報記憶部１ｃ
内の情報の一例である。

【００３２】この図２に示すように、購入者用商品情報
記憶部１ｃに記憶された商品情報は、仮想の本棚（以下
「仮想本棚８」という。）に収容された仮想の書籍とし
て表現される。すなわち、個々の書籍は、現実の書籍の
外観を模したアイコン（書籍アイコン１０）で表現され
る。仮想本棚８はそれぞれ書籍アイコン１０が収容され
る６つの棚９ａ〜９ｆからなる。この棚９ａ〜９ｆに
は、後述するように名称（棚名）を付けることができ、
各棚９ａ〜９ｆにはこの棚名のリンク１１と収容されて
いる書籍アイコン１０の数が表示される。なお、本実施
形態では各棚９ａ〜９ｆ毎に、上下１０個ずつ合計２０
個の書籍アイコン１０を収容することができる。さら
に、図３に示すように、購入者がブラウザのポインタ１
２を書籍アイコン１０上に移動させると、その書籍アイ
コン１０が、現実の書籍が本棚から引き出された状態を
模した外観に変化し、かつ、その書籍に関する商品情報
（例えば書籍の商品名６）が表示される。

【００３３】なお、購入者は、この商品管理システムを
利用しよう前に、氏名を含む個人情報を購入者システム
２から販売者システム１に送信して会員登録を行い、識
別番号及びパスワードを取得する必要がある。購入者の
個人情報は、識別番号及びパスワードと関連付けて識別
情報記憶部１ｂに記憶される。この識別番号及びパスワ
ード取得の際の販売者システム１及び購入者システム２
の動作は周知であるの説明を省略する。

【００３４】次に、図４に示すフローチャートを参照し
て、購入者システム２と販売者システム１の通信開始
後、上記図２に示す仮想本棚画面が販売者システム１の
画像表示部２ｂに表示されるまでの手順について説明す
る。なお、以下の説明においてアイコン及びリンクに関
して「選択」とは、マウスのクリック又はキーボード操
作によりそのアイコンやリンクと関連付けられた機能を
作動させるこという。また、購入者システム２の画像表
示部２ｂに表示される画面は、販売者システム１の処理
部１ｅから送信された情報に基づくものである。

【００３５】まず、図４のステップＳ４−１において、
購入者システム２の画像表示部２ｂに図５に示すトップ
ページ画面が表示される。このトップページ画面内の
「会員ページ」と表記されたアイコン（会員ページアイ
コン１３）が選択されると、ステップＳ４−３において
図６に示すログイン画面が表示される。次に、ステップ
Ｓ４−４において、購入者が会員番号及びパスワードを
ログイン画面内の記入領域３３ａ，３３ｂに記入し、か
つ、「ログイン」と表記されたアイコン（ログインアイ
コン３１）を選択すると、ステップＳ４−５において、
図７に示す会員ページ画面が表示される。なお、上記入
力領域３３ａ，３３ｂに記入された会員番号及びパスワ
ードに不備がある場合には、ステップＳ４−５に移行し
ない。ステップＳ４−６において会員ページ画面内の
「本棚」と表記されたアイコン（本棚アイコン３５）が
選択されると、ステップＳ４−７において上記図２に示
す仮想本棚画面が表示される。

【００３６】次に、図８のフローチャートを参照して購
入者用商品情報記憶部１ｃへの商品情報の入力手順につ
いて説明する。まず、ステップＳ８−１において、購入
者システム２の画像表示部２ｂに上記図５に示すトップ
ページ画面が表示される。トップページ画面には、上記
会員ページアイコン１３と共に、販売者が予め選択した
書籍の画像１７及び商品名のリンク１９が表示されてい
る。また、各書籍毎に「購入」と表記されたアイコン
（購入アイコン２１）及び「登録」と表記されたアイコ
ン（登録アイコン２３）が表示されている。また、トッ
プページ画面には、「検索」と表記されたアイコン（検
索アイコン２５）が表示されている及び検索時にキーワ
ードを入力するための入力領域２７がある。

【００３７】ステップＳ８−２において、登録アイコン
２３が選択されるとステップＳ８−３に移行する。ステ
ップＳ８−３においてログイン済みであれば、ステップ
Ｓ８−６に移行する。一方、ステップＳ８−３において
ログイン済みでなければ、ステップＳ８−４において図
６に示すログイン画面が表示され、ステップＳ８−５に
おいて会員番号及びパスワードの入力後に、ログインア
イコン３１が選択されると、ステップＳ８−６に移行す
る。ステップＳ８−６では、図９に示す棚選択画面が表
示される。この棚選択画面には、上記ステップＳ８−２
で登録アイコン２３を選択した書籍の商品名が表示され
る。また、棚選択画面には、仮想本棚の６個の棚９ａ〜
９ｂに対応して、棚名を入力するための入力領域４１と
ラジオボタン３０が６組表示される。ステップＳ８−７
において、入力領域４１に棚名が入力され、ラジオボタ
ン３０がチェックされた後、「選択」と表記されたアイ
コン（選択アイコン１４）が選択されると、ステップＳ
８−８において処理部１ｅは主商品情報記憶部１ａから
読み出した当該書籍の商品情報を、識別情報に関連付け
て購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶する。さらにステ
ップＳ８−９において図２に示す仮想本棚画面を表示す
る。この際、商品情報が新たに購入者用商品情報記憶部
１ｃが記憶された書籍に対応する書籍アイコン１０が上
記ステップＳ８−６で選択された棚９ａ〜９ｆに追加さ
れる。

【００３８】上記ステップＳ８−２において、図５のト
ップページ画面内の商品名のリンク１９が選択される
と、ステップＳ８−１０に移行する。ステップＳ８−１
０では、図１０に示す詳細情報画面が表示される。この
詳細情報画面内には、その書籍の画像１７及び商品名の
他、著者、出版社、在庫状況を含む商品情報が詳細に表
示される。また、この詳細情報画面には、購入アイコン
２１及び登録アイコン２３が表示される。ステップＳ８
−１１において詳細情報画面の登録アイコン２３が選択
されると、ステップＳ８−３からステップＳ８−９の処
理が実行され、当該書籍の商品情報が購入者用商品情報
記憶部１ｃに記憶される。

【００３９】このように、本実施形態の商品情報管理シ
ステムでは、図５のトップページに商品情報が表示され
た書籍、すなわち主商品情報記憶部１ａに商品情報が記
憶された書籍のうち販売者が予め選択した書籍の商品情
報を、購入者システム２により必要に応じて選択し、購
入者用商品情報記憶部１ｃに記憶しておくことができ
る。

【００４０】上記ステップＳ８−２において、図５のト
ップページ画面内の入力領域２７にキーワードが入力さ
れた後、検索アイコン２５が選択されると、Ｓ８−１２
において処理部１ｅが主商品情報記憶部１ａに記憶され
た商品情報を検索し、ステップＳ８−１３において、検
索結果が図１１に示す検索結果画面として購入者システ
ム２の画像表示部２ｂに表示される。この検索結果画面
には、検索条件を満たす書籍の商品情報が表の形態で表
示される。また、各書籍毎に購入アイコン２１及び登録
アイコン２３が表示される。ステップＳ８−１４におい
て、ある書籍に対応する登録アイコン２３が選択される
と、上記ステップＳ８−３からステップＳ８−９の処理
が実行され、当該書籍の商品情報が購入者用商品情報記
憶部１ｃに記憶される。また、ステップＳ８−１５にお
いて商品名のリンク１９が選択されると、上記ステップ
Ｓ８−１０に移行して図１０に示す詳細情報画面が表示
される。このステップＳ８−１０以降の処理は上記した
通りである。

【００４１】このように、本実施形態の商品情報管理シ
ステムでは、購入者システム２に送信された検索結果に
含まれる書籍の商品情報のうち、購入者システム２にお
いて選択された書籍の商品情報を、購入者用商品情報記
憶部１ｃに記憶しておくことができる。

【００４２】次に、図１２のフローチャートを参照し
て、購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶された商品情報
の閲覧について説明する。まず、ステップＳ１２−１に
おいて、図２の仮想本棚画面内のいずれかの書籍アイコ
ン１０が選択されると、ステップＳ１２−２に移行し、
図１０に示すようにその書籍の詳細情報画面が表示され
る。この詳細情報画面により、購入者はその書籍の詳細
な商品情報を確認することができる。次に、ステップＳ
１２−３において、詳細情報画面内の購入アイコン２１
が選択されると、ステップＳ１２−４におい処理部１ｅ
がその書籍の商品情報を当該購入者の会員番号に関連付
けて受注情報記憶部１ｄに記憶される。なお、受注情報
記憶部１ｄに記憶された商品情報に基づいて書籍の発注
及び配達や代金の決済等の処理がなされるが、これらは
周知の方法によるので説明を省略する。ステップＳ１２
−５では、上記ステップＳ１２−３で購入アイコン２１
が選択された書籍の商品情報が、処理部１ｅにより購入
者用商品情報記憶部１ｃから消去される。

【００４３】購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶された
商品情報の閲覧は、図１３に示す手順で行うことができ
る。まず、ステップＳ１３−１において、図２の仮想本
棚画面内の棚名のリンク１１が選択されると、ステップ
Ｓ１３−２において図１４に示すリスト画面が表示され
る。このリスト画面には、選択された棚９ａ〜９ｆに含
まれる書籍の商品情報が表の形態で表示される。また、
リスト画面には、各書籍毎に、商品情報、購入アイコン
２１、「入替」と表記されアイコン（入替アイコン２
４）、及び「削除」と表記されアイコン（削除アイコン
２６）が表示される。さらに、リスト画面には、「全て
削除」と表記されたアイコン（全削除アイコン２８）が
表示される。

【００４４】ステップＳ１３−３において上記リスト画
面内に含まれている書籍の商品名のリンク１９が選択さ
れると、ステップＳ１３−４において図１０に示すその
書籍の詳細情報画面が表示される。次に、ステップＳ１
３−５で詳細情報画面の購入アイコン２１が選択される
と、ステップＳ１３−６において処理部１ｅがその書籍
の商品情報を当該購入者の会員番号に関連付けて受注情
報記憶部１ｄに記憶させる。また、ステップＳ１３−７
において、処理部１ｅにより当該書籍の商品情報が購入
者用商品情報記憶部１ｃから削除される。一方、上記ス
テップＳ１３−３において商品名のリンク１９が選択さ
れず、ステップＳ１３−８において購入アイコン２１が
選択されると、上記ステップＳ１３−６に移行する。

【００４５】このように、本実施形態の商品情報管理シ
ステムでは、処理部１ｅは、購入者システム２から送信
される識別情報及び指令に応じて、当該送信された識別
情報に対応する購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶され
た商品情報を、購入者システム２に送信し、購入者シス
テム２は、受信した商品情報を画像表示部２ｂに表示す
る。

【００４６】次に、図１５のフローチャートを参照し
て、入替について説明する。まず、ステップＳ１５−１
において図２の仮想本棚画面においていずれかの棚９ａ
〜９ｆの棚名のリンク１１が選択されると、ステップＳ
１５−２において図１４のリスト画面が表示される。次
に、ステップＳ１５−３において入替アイコン２４が選
択されると、ステップＳ１５−４において、図９の棚選
択画面が表示される。ステップＳ１５−５において、当
該書籍の商品情報を、棚名が付与されていない新規の棚
９ａ〜９ｆに移動させる場合には、ステップＳ１５−６
において対応する入力領域４１に棚名が入力された後、
ラジオボタン３０がチェックされ、かつ、選択アイコン
１４が選択される。一方、ステップＳ１５−５におい
て、当該商品の商品情報を既に棚名が付与されている棚
９ａ〜９ｆに移動させる場合には、その棚９ａ〜９ｆに
対応するラジオボタン３０がチェックされた後、ステッ
プＳ１５−７に移行する。このステップＳ１５−７にお
いて、選択された棚９ａ〜９ｆに２０個の書籍アイコン
１０が格納されている場合、すなわち２０冊分の商品情
報がその棚９ａ〜９ｆが記憶されていない場合には、ス
テップＳ１５−８に移行する。ステップＳ１５−８にお
いて、処理部１ｅが主商品情報記憶部１ａから当該書籍
の商品情報を読み出す。また、ステップＳ１５−９にお
いて、処理部１ｅは、会員番号及び選択され棚に関連付
け当該書籍の商品情報を購入者用商品情報記憶部１ｃ記
憶させる。さらに、ステップＳ１５−１０において、書
籍アインコ１０が別の棚９ａ〜９ｆに入れ替らえれた状
態の仮想本棚画面が表示される。

【００４７】一方、ステップＳ１５−６において選択さ
れた棚９ａ〜９ｆに既に２０個の書籍アイコン１０が格
納されている場合には、ステップＳ１５−１１において
画像表示装置２ｂに入替不可であることを知らせる文字
又は記号が表示される。

【００４８】棚名を変更する場合には、図２の仮想本棚
画面において、「棚名変更」と表記されたアイコン（棚
名変更アイコン２０）が選択され、購入者システム２の
画像表示部２ｂに図１６に示す棚名変更画面が表示され
る。この棚名変更画面には各棚の名称が記載された書き
換え可能に入力領域５１ａ〜５１ｆが表示されている。
また、棚名変更画面には、「変更」と表記されたアイコ
ン（変更アイコン５２）が表示される。棚名を変更する
棚９ａ〜９ｆに該当する入力領域５１ａ〜５１ｆの文字
が書き換えた後、変更アイコン５２が選択されると、対
応する棚９ａ〜９ｆの名称が変更され、変更後の仮想本
棚画面（図２）が表示される。

【００４９】次に、図１７のフローチャートを参照して
購入者用商品情報記憶部１ｃから商品情報を削除する手
順について説明する。まず、ステップＳ１７−１におい
て、図２の仮想本棚画面で棚名のリンク１１が選択され
ると、ステップＳ１７−２において図１４のリスト画面
が表示される。次に、ステップＳ１７−３において削除
アイコン２６が選択されると、ステップＳ１７−４にお
いて処理部１ｅにより購入者用商品情報記憶部１ｃから
当該書籍の商品情報が削除される。なお、図１４のリス
ト画面内の全削除アイコン２８が選択された場合には、
リスト画面で表示されている全ての書籍の書籍情報が購
入者用商品情報記憶部１ｃから削除される。

【００５０】このように本実施形態の商品情報管理シス
テムでは、仮想本棚８内で書籍アイコン１０が格納され
る棚９ａ〜９ｆａを変更すること、各棚９ａ〜９ｆの名
称を変更すること、及び棚９ａ〜９ｆに含まれる一部又
は全ての書籍の商品情報を削除することができる。従っ
て、購入者は、購入者用商品情報記憶部１ｃに記憶され
た書籍の商品情報を、現実の本棚で現実の書籍を整理す
るのと同様の方法で整理することができる。

【００５１】なお、上記図５のトップページ画面、図１
０の詳細情報画面、図１１の検索結果画面及び図１４の
リスト画面では、当該書籍が購入不可能である場合に
は、購入アイコン２１は表示されない。すなわち、販売
者システム１から購入者システム２へ送信される商品情
報には、その商品が購入可能か否かの情報が含まれてい
る。

【００５２】次に、図１８に示すフローチャートに基づ
いて共用システム３による商品情報の閲覧について説明
する。まず、ステップＳ１８−１において、共用システ
ム３の画像表示部３ｂに図６のログイン画面が表示され
る。ステップＳ１８−２において、会員番号及びパスワ
ードが入力領域３３ａ，３３ｂに入力された後、ログイ
ンアイコン３１が選択されると、ステップＳ１８−３に
おいて図２の仮想本棚画面が表示される。次に、この仮
想本棚画面で棚名のリンク１１が選択されると、ステッ
プＳ１８−５において図１４のリスト画面が表示され
る。さらに、ステップＳ１８−６においてリスト画面内
の書籍の少なくとも１冊について店舗７に在庫がある場
合には、制御部３ａが陳列場所記憶部３ｅに記憶された
書籍の陳列場所に関する情報に基づいて書籍の陳列場所
を示す案内図を作成する。そして、ステップＳ１８−７
において、この案内図が画像表示部３ｂに表示されると
共に、印刷装置３ｄにより紙に印刷して出力される。従
って、購入者はこの案内図を参照することにより直ちに
書籍の陳列場所に到達することができる。また、この案
内図により購入者用商品情報記憶部１ｃに商品情報が記
憶されている書籍がその店舗７で販売されているか否か
を知ることができる。

【００５３】一方、上記ステップＳ１８−６において、
リスト画面内のいずれの書籍もその店舗で販売されてい
ない場合には、ステップＳ１８−７に移行する。ステッ
プＳ１８−７でリスト画面の購入アイコン２１が選択さ
れると、ステップＳ１８−８でその書籍の商品情報が受
注情報記憶部１ｄに記憶される。

【００５４】本発明は、上記実施形態に限定されず種々
の変形が可能である。まず、購入者用商品情報記憶部１
ｃに記憶された商品情報を、図２の仮想本棚画面ではな
く、図１４のリスト画面と同様の表の態様で購入者シス
テム２の画像表示部２ｂに表示させてもよい。

【００５５】販売者システムとインターネットは、プロ
バイダーやイントラネットを介して接続されていてもよ
い。また、販売者システムと購入者システムは、専用回
線又は無線回線により接続されていてもよい。さらに、
販売者システムと共用システムは、インターネット、専
用回線又は無線回線により接続されていてもよい。

【００５６】上記購入者システムは、パーソナルコンピ
ュータに限定されず、販売者システムと通信可能で情報
表示機能を有する機器であればよい。この種の機器とし
ては、例えば、いわゆるインターネットコンピュータ、
ネットワークコンピュータ、家庭用テレビゲーム機、通
信機能を有するワードプロセッサ、ワークステーショ
ン、携帯電話を含む携帯用情報端末がある。また、購入
者システムの情報表示部は、情報を画像として表示する
ものに限定されず、音声を含む他の形態で情報を表示す
るものであってもよい。さらに、購入者システムの入力
部は、キーボード及びマウスに限定されず、他の機械的
な入力装置や音声入力装置であってもよい。

【００５７】販売者システムは、物理的に一つの装置で
構成されいても、複数のサーバー及びデータベースによ
り構成されていてもよい。また、共用システムは、上記
購入者システムと同様、パーソナルコンピュータに限定
されず、販売者システムと通信可能で情報表示機能を有
する機器であればその形態は特に限定されない。

【００５８】本発明の商品情報管理システムで取り扱う
ことができる商品は書籍に限定されない。例えば、ソフ
トウェア、音楽、映像等を記録したコンパクト・ディス
ク、ＤＶＤ、ビデオテープを含む記録媒体等の商品を取
り扱うことができる。

【００５９】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の商品情報管理システムでは、販売者システムの主商品
情報記憶部に記憶された商品情報のうち、所望の商品情
報を購入者用商品情報記憶部に保存し、購入者システム
の情報表示部でその商品情報を表示することができる。
よって、購入者側で商品情報を保存しておく必要がな
く、購入者が商品情報の保存作業に要する時間を節約す
ることができる。また、購入者側で商品情報を保存して
いなくても、販売者システムの購入者用商品情報記憶部
に商品情報が確実に保管されているため、購入者にとっ
て非常に便利である。

【００６０】特に、上記購入者システムへ送信される商
品情報に、その商品が購入可能か否か及び購入するか否
かを確認するための情報が含まれる場合、購入者は、あ
る商品を購入するか否かを決めることなく取り敢えず購
入者用商品情報記憶部に商品情報わ記憶しておき、後
日、購入者用商品情報記憶部から購入者システムで商品
情報受信し、所望の商品を購入することができるため、
非常に便利である。

【００６１】また、共用システムを店舗に設置した場合
には、購入者は、店舗において購入者用商品情報に記憶
された商品情報を確認でき、かつ、ある商品が販売され
ているか否か及びその商品が陳列されている場所を直ち
に知ることができ非常に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施形態に係る商品情報管理システ
ムを示す概略構成図である。

【図２】 仮想本棚画面を示す概略図である。

【図３】 仮想本棚画面を示す要部拡大図である。

【図４】 トップページ画面から仮想本棚画面にアクセ
スするまでの手順を示すフローチャートである。

【図５】 トップページ画面を示す概略図である。

【図６】 ログイン画面を示す概略図である。

【図７】 会員ページ画面を示す概略図である。

【図８】 商品情報の入力手順を示すフローチャートで
ある。

【図９】 棚選択画面を示す概略図である。

【図１０】 詳細情報画面を示す概略図である。

【図１１】 検索結果画面を示す概略図である。

【図１２】 商品情報閲覧の一例を示すフローチャート
である。

【図１３】 商品情報閲覧の他の例を示すフローチャー
トである。

【図１４】 リスト画面を示す概略図である。

【図１５】 商品情報の入替手順を示すフローチャート
である。

【図１６】 棚名変更画面を示す概略図である。

【図１７】 商品情報削除の手順を示すフローチャート
である。

【図１８】 共用システムでの商品情報閲覧手順を示す
フローチャートである。

【符号の説明】

１ 販売者システム １ａ 主商品情報記憶部 １ｂ 識別情報記憶部 １ｃ 購入者用商品情報記憶部 １ｄ 受注情報記憶部 １ｅ 処理部 １ｆ 画像表示部 １ｇ 入力装置 ２ 購入者システム ２ａ 制御部 ２ｂ 画像表示部 ２ｃ 入力装置 ３ 共用システム ３ａ 制御部 ３ｂ 画像表示部 ３ｃ 入力装置 ３ｄ 印刷装置 ３ｅ 陳列場所記憶部 ４ インターネット ５ 電話回路 ７ 店舗 ８ 仮想本棚 ９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ 棚 １０ 書籍アイコン １１ リンク １２ ポインタ １３ 会員ページアイコン １７ 画像 １９ リンク ２０ 棚名変更アイコン ２１ 購入アイコン ２３ 登録アイコン ３１ ログインアイコン ３５ 本棚アイコン ５２ 変更アイコン

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信回線により接続された販売者システ
   ムと、購入者システムとを備え、 上記購入者システムは、上記販売者システムとの通信を
   行う制御部と、この制御部からの指令に応じて情報を表
   示する情報表示部とを備え、 上記販売者システムは、複数の商品情報を記憶した主商
   品情報記憶部と、個々の購入者に対して割り当てられる
   識別情報を記憶した識別情報記憶部と、購入者用商品情
   報記憶部と、上記購入者システムとの通信を行うと共
   に、上記主商品情報記憶部、識別情報記憶部及び購入者
   用商品情報記憶部への情報の入出力を制御する処理部と
   を備え、 この処理部は、上記購入者システムから送信される指令
   に応じて、上記主商品情報記憶部に記憶されている商品
   情報のうち一又は複数の商品情報を識別情報に関連付け
   て上記購入者用商品情報記憶部に記憶すると共に、上記
   購入者システムから送信される識別情報及び指令に応じ
   て、当該送信された識別情報に対応する上記購入者用商
   品情報記憶部に記憶された商品情報を、購入者システム
   に送信し、 上記購入者システムは、受信した商品情報を情報表示部
   に表示するようにしている商品情報管理システム。
2. 【請求項２】 通信回線により購入者システムに接続さ
   れ、 複数の商品情報を記憶した主商品情報記憶部と、 個々の購入者に対して割り当てられる識別情報を記憶す
   る識別情報記憶部と、 購入者用商品情報記憶部と、 上記購入者システムとの通信を行うと共に、上記主商品
   情報記憶部、識別情報記憶部及び購入者用商品情報記憶
   部への情報の入出力を制御する処理部とを有する販売者
   システムを備え、 上記処理部は、上記購入者システムから送信される指令
   に応じて、主商品情報記憶部に記憶されている商品情報
   のうち一又は複数の商品情報を識別情報に関連付けて上
   記購入者用商品情報記憶部に記憶すると共に、購入者シ
   ステムから送信される識別情報及び指令に応じて、当該
   送信された識別情報に対応する上記購入者用商品情報記
   憶部に記憶された商品情報を購入者システムに送信し、
   上記購入者システムの情報表示部に表示させるようにし
   ている商品情報管理システム。
3. 【請求項３】 上記処理部は、上記主商品情報記憶部に
   記憶された商品情報のうち予め選択された商品情報を購
   入者システムに送信し、 上記購入者用商品情報記憶部に記憶される商品情報は、
   上記購入者システムに送信された予め選択された商品情
   報のうち、購入者システムにおいて選択された一又は複
   数の商品情報を含む請求項１又は請求項２に記載の商品
   情報管理システム。
4. 【請求項４】 上記処理部は、上記購入者システムから
   送信される検索条件に応じて主商品情報記憶部に含まれ
   る商品情報を検索し、検索結果を購入者システムに送信
   し、 上記購入者用商品情報記憶部に記憶される商品情報は、
   上記購入者システムに送信された検索結果に含まれる商
   品情報のうち、購入者システムにおいて選択された一又
   は複数の商品情報を含む請求項１から請求項３のいずれ
   か１項に記載の商品情報管理システム。
5. 【請求項５】 上記販売者システムから上記購入者シス
   テムへ送信される上記購入者用商品情報記憶部に記憶さ
   れた商品情報には、その商品が購入可能か否か及び購入
   するか否かを確認するための情報が含まれる請求項１か
   ら請求項４に記載の商品情報管理システム。
6. 【請求項６】 通信回線により上記販売者システムと接
   続される共用システムを更に備え、 該共用システムは、販売者システムとの通信を行う制御
   部と、この制御部からの指令に応じて情報を表示する情
   報表示部とを備え、 上記処理部は、上記共用システムから送信される識別情
   報及び指令に応じて、上記購入者用商品情報記憶部に記
   憶された商品情報を、購入者システムに送信し、 上記共有システムは、受信した商品情報を情報表示部に
   表示するようにしている請求項１から請求項５のいずれ
   か１項に記載の商品情報管理システム。
7. 【請求項７】 上記共用システムは、商品が販売されて
   いる店舗に設置され、 上記販売者システムから上記共用システムへ送信される
   上記購入者用商品情報記憶部に記憶された商品情報に
   は、その商品が上記店舗で販売されているか否か及び上
   記店舗内においてその商品が陳列されている場所が含ま
   れる請求項６に記載の商品情報管理システム。
8. 【請求項８】 主商品情報記憶部に複数の商品情報を記
   憶し、 識別情報記憶部に個々の購入者に割り当てた識別情報を
   記憶し、 上記主商品記憶部に記憶された商品情報のうち、一又は
   複数の商品情報を識別情報と関連付けて購入者用商品情
   報記憶部に記憶し、 識別情報及び商品情報の送信要求が入力されると、その
   識別情報に対応する購入者用商品情報記憶部に記憶され
   た商品情報を送信する商品情報管理方法。