JPH1162250A - デッキプレート配設装置 - Google Patents
デッキプレート配設装置Info
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- JPH1162250A JPH1162250A JP22538097A JP22538097A JPH1162250A JP H1162250 A JPH1162250 A JP H1162250A JP 22538097 A JP22538097 A JP 22538097A JP 22538097 A JP22538097 A JP 22538097A JP H1162250 A JPH1162250 A JP H1162250A
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- Japan
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- deck plate
- deck
- laid
- gantry
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリート構造物の鉄骨の梁上に自動的に
デッキプレートを敷設するデッキプレート配設装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 デッキプレート８を敷設すべき施工ブロ
ック１０Ａに隣接するブロックでかつデッキプレート８
の敷設が完了した作業ブロック１０Ｂ内を走行する走行
手段２上の架台３に装着された水平方向に伸縮するブー
ム４の先端に、デッキプレート８を表面から吸着する電
磁石５ａとこの電磁石５ａを上下させる腕部５ｂとを備
えた敷込み装置５を装着して、施工ブロック１０Ａの梁
１１，１１上に予め揚重された複数枚のデッキプレート
８を、上記電磁石５ａにより上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記ブーム４を伸縮して上記梁１１，１１の所定
の位置まで運搬し、デッキプレート８の両端を上記所定
の位置に離脱して１枚ずつ敷込むようにした。
デッキプレートを敷設するデッキプレート配設装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 デッキプレート８を敷設すべき施工ブロ
ック１０Ａに隣接するブロックでかつデッキプレート８
の敷設が完了した作業ブロック１０Ｂ内を走行する走行
手段２上の架台３に装着された水平方向に伸縮するブー
ム４の先端に、デッキプレート８を表面から吸着する電
磁石５ａとこの電磁石５ａを上下させる腕部５ｂとを備
えた敷込み装置５を装着して、施工ブロック１０Ａの梁
１１，１１上に予め揚重された複数枚のデッキプレート
８を、上記電磁石５ａにより上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記ブーム４を伸縮して上記梁１１，１１の所定
の位置まで運搬し、デッキプレート８の両端を上記所定
の位置に離脱して１枚ずつ敷込むようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の鉄骨の梁上に敷設するデッキプレートを、所定の間
隔で上記梁上に自動的に配設するためのデッキプレート
配設装置に関するものである。
物の鉄骨の梁上に敷設するデッキプレートを、所定の間
隔で上記梁上に自動的に配設するためのデッキプレート
配設装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物の鉄骨の梁等
の骨組み上にデッキプレートを敷設する作業は、１つの
施工ブロックの必要分毎に梱包されまとめられたデッキ
プレートを施工階の所定の場所に予めクレーン等を用い
て揚重しておき、その後作業員が２人１組となって上記
デッキプレートを順次上記骨組み上に敷き込んでいく方
法が採用されている。デッキプレート８は、例えば、図
４に示すように、波形断面を有する長尺状の金属性の板
材から成り、図５に示すように、施工ブロックの所定の
場所、例えば、２本の互いに平行な鉄骨の梁１１，１１
上に上記梁１１，１１間をまたぐように積み重ねられて
いる。２人の作業員でデッキプレート８を上記梁１１，
１１間に敷込む場合には、それぞれの作業員が上記梁１
１，１１上に別れて位置し、各作業員が積み重ねられた
上記デッキプレート８を上から１枚ずつその両端を持ち
ながら所定の場所まで運搬し、上記デッキプレート８を
上記平行な鉄骨の梁１１，１１間に敷込むようにしてい
た。
の骨組み上にデッキプレートを敷設する作業は、１つの
施工ブロックの必要分毎に梱包されまとめられたデッキ
プレートを施工階の所定の場所に予めクレーン等を用い
て揚重しておき、その後作業員が２人１組となって上記
デッキプレートを順次上記骨組み上に敷き込んでいく方
法が採用されている。デッキプレート８は、例えば、図
４に示すように、波形断面を有する長尺状の金属性の板
材から成り、図５に示すように、施工ブロックの所定の
場所、例えば、２本の互いに平行な鉄骨の梁１１，１１
上に上記梁１１，１１間をまたぐように積み重ねられて
いる。２人の作業員でデッキプレート８を上記梁１１，
１１間に敷込む場合には、それぞれの作業員が上記梁１
１，１１上に別れて位置し、各作業員が積み重ねられた
上記デッキプレート８を上から１枚ずつその両端を持ち
ながら所定の場所まで運搬し、上記デッキプレート８を
上記平行な鉄骨の梁１１，１１間に敷込むようにしてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デッキ
プレートは、５ｍ以上の長さのものも多く、デッキプレ
ートの敷込み作業は幅の狭い鉄骨の梁上で行なうので足
場も悪く、更に高所での作業になるので危険が伴うの
で、上記作業を無人化することが望まれている。また、
敷き込み作業には必ず２人以上必要なことや、危険な作
業環境であるために作業効率も悪いといった問題点があ
った。
プレートは、５ｍ以上の長さのものも多く、デッキプレ
ートの敷込み作業は幅の狭い鉄骨の梁上で行なうので足
場も悪く、更に高所での作業になるので危険が伴うの
で、上記作業を無人化することが望まれている。また、
敷き込み作業には必ず２人以上必要なことや、危険な作
業環境であるために作業効率も悪いといった問題点があ
った。
【０００４】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、コンクリート構造物の鉄骨の梁上に自動的にデ
ッキプレートを敷設するデッキプレート配設装置を提供
することを目的とする。
もので、コンクリート構造物の鉄骨の梁上に自動的にデ
ッキプレートを敷設するデッキプレート配設装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
のデッキプレート配設装置は、施工ブロックに隣接しか
つ既にデッキプレートプの敷設が完了している作業ブロ
ックに位置される架台と、上記架台に装着された水平方
向に伸縮可能な伸縮部材と、上記伸縮部材の先端部に装
着され，かつ，上下方向に移動可能な腕部と，上記腕部
の下部に装着されたデッキプレートを表面から吸着する
吸着手段とを備えた敷込み装置と、上記吸着手段による
デッキプレートの吸着及び離脱と，上記腕部による吸着
手段の上下動とを制御する制御装置とを備え、施工ブロ
ックの梁の隅部上に予め揚重された複数枚のデッキプレ
ートを、上記吸着手段により上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記伸縮部材を伸縮して上記梁の所定の位置まで
運搬し、デッキプレートの両端を上記所定の位置に離脱
して１枚ずつ敷込むようにしたものである。
のデッキプレート配設装置は、施工ブロックに隣接しか
つ既にデッキプレートプの敷設が完了している作業ブロ
ックに位置される架台と、上記架台に装着された水平方
向に伸縮可能な伸縮部材と、上記伸縮部材の先端部に装
着され，かつ，上下方向に移動可能な腕部と，上記腕部
の下部に装着されたデッキプレートを表面から吸着する
吸着手段とを備えた敷込み装置と、上記吸着手段による
デッキプレートの吸着及び離脱と，上記腕部による吸着
手段の上下動とを制御する制御装置とを備え、施工ブロ
ックの梁の隅部上に予め揚重された複数枚のデッキプレ
ートを、上記吸着手段により上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記伸縮部材を伸縮して上記梁の所定の位置まで
運搬し、デッキプレートの両端を上記所定の位置に離脱
して１枚ずつ敷込むようにしたものである。
【０００６】また、請求項２に記載のデッキプレート配
設装置は、上記腕部に代えて、架台から突出し，その他
端が上記伸縮部材の基部に接続された回転可能な稼動部
材を設け、上記稼動部材を回転させることにより上記伸
縮部材の上下動を行い、上記吸着手段を上下方向に移動
させるようにしたものである。
設装置は、上記腕部に代えて、架台から突出し，その他
端が上記伸縮部材の基部に接続された回転可能な稼動部
材を設け、上記稼動部材を回転させることにより上記伸
縮部材の上下動を行い、上記吸着手段を上下方向に移動
させるようにしたものである。
【０００７】また、請求項３に記載のデッキプレート配
設装置は、上記架台を搭載するとともに、デッキプレー
トを敷設すべき施工ブロックに隣接するブロックでかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック内を走行
する走行手段を設けたものである。
設装置は、上記架台を搭載するとともに、デッキプレー
トを敷設すべき施工ブロックに隣接するブロックでかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック内を走行
する走行手段を設けたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図１，図２は、本発明の実
施の形態に係わるデッキプレート配設装置の構成を示す
図で、図１（ａ）は平面図、図１（ｂ）は側面図、図２
は斜視図、である。図１において、１はデッキプレート
配設装置で、２は施工ブロック１０Ａに隣接する既にデ
ッキプレート敷設が完了している作業ブロック１０Ｂを
走行する走行手段、３は上記走行手段２上に装着された
架台、４は上記架台３に装着され水平方向に伸縮自在な
ブームと呼ばれる伸縮部材、５は上記ブーム４の先端に
接続され，他端に吸着手段である電磁石５ａと上記電磁
石５ａを上下させる４本の伸縮自在な腕部５ｂを備えた
敷込み装置である。また、上記ブーム４は、４つのアー
ム４ａ〜４ｄをそれぞれ軸４ｋにより回転可能に接続
し、上記各軸４ｋを回転させる図示しないアクチエータ
により、各アーム４ａ〜４ｄの接続角度を調整して上記
ブーム４の敷込み装置５側をデッキプレート８の敷設方
向に伸縮させるものである。また、上記ブーム４の架台
側のアーム４ｄには、ブーム４を施工ブロックに垂直な
面内で回転させることにより上記ブーム４の先端に取付
けられた敷込み装置５を上下方向に移動させる可動部材
６が取付けられている。なお、上記可動部材６は、架台
２内に設置された図示しない回転機構により稼動する。
また、ブーム４の伸縮，電磁石４ａによるデッキプレー
トの吸着及び離脱，上記腕部４ｂによる電磁石４ａの上
下動及び上記可動部材６の回転とを制御する制御装置７
も上記架台内に設けられている。なお、本実施の形態に
おいては、電磁石５ａにより吸着されたデッキプレート
の上下は、主に敷込み装置５の腕部５ｂの伸縮によって
行い、デッキプレート８の移動経路に何らかの障害物が
あった時のみ上記可動部材６を架台側に向けて回転さ
せ、デッキプレートを通常より高く保持するようにして
いる。
て、図面に基づき説明する。図１，図２は、本発明の実
施の形態に係わるデッキプレート配設装置の構成を示す
図で、図１（ａ）は平面図、図１（ｂ）は側面図、図２
は斜視図、である。図１において、１はデッキプレート
配設装置で、２は施工ブロック１０Ａに隣接する既にデ
ッキプレート敷設が完了している作業ブロック１０Ｂを
走行する走行手段、３は上記走行手段２上に装着された
架台、４は上記架台３に装着され水平方向に伸縮自在な
ブームと呼ばれる伸縮部材、５は上記ブーム４の先端に
接続され，他端に吸着手段である電磁石５ａと上記電磁
石５ａを上下させる４本の伸縮自在な腕部５ｂを備えた
敷込み装置である。また、上記ブーム４は、４つのアー
ム４ａ〜４ｄをそれぞれ軸４ｋにより回転可能に接続
し、上記各軸４ｋを回転させる図示しないアクチエータ
により、各アーム４ａ〜４ｄの接続角度を調整して上記
ブーム４の敷込み装置５側をデッキプレート８の敷設方
向に伸縮させるものである。また、上記ブーム４の架台
側のアーム４ｄには、ブーム４を施工ブロックに垂直な
面内で回転させることにより上記ブーム４の先端に取付
けられた敷込み装置５を上下方向に移動させる可動部材
６が取付けられている。なお、上記可動部材６は、架台
２内に設置された図示しない回転機構により稼動する。
また、ブーム４の伸縮，電磁石４ａによるデッキプレー
トの吸着及び離脱，上記腕部４ｂによる電磁石４ａの上
下動及び上記可動部材６の回転とを制御する制御装置７
も上記架台内に設けられている。なお、本実施の形態に
おいては、電磁石５ａにより吸着されたデッキプレート
の上下は、主に敷込み装置５の腕部５ｂの伸縮によって
行い、デッキプレート８の移動経路に何らかの障害物が
あった時のみ上記可動部材６を架台側に向けて回転さ
せ、デッキプレートを通常より高く保持するようにして
いる。
【０００９】次に、上記構成のデッキプレート配設装置
１により施工ブロック１０Ａの主梁１１，１１上にデッ
キプレート８を自動的に敷込む動作について、図３を用
いて説明する。なお、デッキプレート８は、施工ブロッ
ク１０Ａの梁１１，１１上の隅部に予め揚重されている
ものとする。まず、デッキプレート配設装置１を、図３
（ａ）に示すように、施工ブロック１０Ａに隣接しかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック１０Ｂに
クレーン等で運搬し、上記施工ブロック１０Ａの主梁１
１，１１の中心線の延長線上の所定の位置にセットす
る。次に、図３（ｂ）に示すように、ブーム４を敷込み
装置５が上記デッキプレート８の直上に位置するまで伸
長させる。敷込み装置５は、上記位置において、腕部５
ｂを伸長させるとともに電磁石５ａを着磁状態とし、最
上段のデッキプレート８ｋを吸着した後、上記腕部５ｂ
を縮めて吸着した上記デッキプレート８ｋを持ち上げ
る。そして、図３（ｃ）に示すように、ブーム４を縮め
て、敷込み装置５が上記デッキプレート８ｋを敷設すべ
き位置まで移動させ、上記位置において、腕部５ｂを伸
長させるとともに電磁石５ａを消磁状態として上記デッ
キプレート８ｋを離脱させ、上記デッキプレート８ｋを
上記主梁１１，１１上に敷き込む。デッキプレート配設
装置１は、上述した図３（ｂ）及び図３（ｃ）の動作を
繰り返してデッキプレートの敷設を行う。デッキプレー
トの敷設が完了すると、デッキプレート配設装置１は、
走行手段３を駆動して次の施工ブロックへと移動する。
但し、次の施工ブロックが他の階である場合には、デッ
キプレート配設装置１の移動はクレーン等を用いて行
う。
１により施工ブロック１０Ａの主梁１１，１１上にデッ
キプレート８を自動的に敷込む動作について、図３を用
いて説明する。なお、デッキプレート８は、施工ブロッ
ク１０Ａの梁１１，１１上の隅部に予め揚重されている
ものとする。まず、デッキプレート配設装置１を、図３
（ａ）に示すように、施工ブロック１０Ａに隣接しかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック１０Ｂに
クレーン等で運搬し、上記施工ブロック１０Ａの主梁１
１，１１の中心線の延長線上の所定の位置にセットす
る。次に、図３（ｂ）に示すように、ブーム４を敷込み
装置５が上記デッキプレート８の直上に位置するまで伸
長させる。敷込み装置５は、上記位置において、腕部５
ｂを伸長させるとともに電磁石５ａを着磁状態とし、最
上段のデッキプレート８ｋを吸着した後、上記腕部５ｂ
を縮めて吸着した上記デッキプレート８ｋを持ち上げ
る。そして、図３（ｃ）に示すように、ブーム４を縮め
て、敷込み装置５が上記デッキプレート８ｋを敷設すべ
き位置まで移動させ、上記位置において、腕部５ｂを伸
長させるとともに電磁石５ａを消磁状態として上記デッ
キプレート８ｋを離脱させ、上記デッキプレート８ｋを
上記主梁１１，１１上に敷き込む。デッキプレート配設
装置１は、上述した図３（ｂ）及び図３（ｃ）の動作を
繰り返してデッキプレートの敷設を行う。デッキプレー
トの敷設が完了すると、デッキプレート配設装置１は、
走行手段３を駆動して次の施工ブロックへと移動する。
但し、次の施工ブロックが他の階である場合には、デッ
キプレート配設装置１の移動はクレーン等を用いて行
う。
【００１０】このように、本実施の形態によれば、走行
手段２上の架台３に装着された水平方向に伸縮するブー
ム４の先端に、デッキプレート８を表面から吸着する電
磁石５ａとこの電磁石５ａを上下させる腕部５ｂとを備
えた敷込み装置５を装着して、施工ブロック１０Ａの梁
１１，１１上に予め揚重された複数枚のデッキプレート
８を、上記電磁石５ａにより上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記ブーム４を伸縮して上記梁１１，１１の所定
の位置まで運搬し、デッキプレート８の両端を上記所定
の位置に離脱して１枚ずつ敷込むようにしたので、デッ
キプレートの敷込み作業が自動化できるとともに、デッ
キプレートをの主梁１１，１１間に正確に敷込むことが
できる。また、走行手段２を設けて移動可能としたの
で、デッキプレート配設装置１は、施工ブロックが同一
階であれば所定の位置まで自走して移動することがで
き、したがって、クレーン等による運搬作業が不用とな
り、作業の効率を大幅に向上させることができる。
手段２上の架台３に装着された水平方向に伸縮するブー
ム４の先端に、デッキプレート８を表面から吸着する電
磁石５ａとこの電磁石５ａを上下させる腕部５ｂとを備
えた敷込み装置５を装着して、施工ブロック１０Ａの梁
１１，１１上に予め揚重された複数枚のデッキプレート
８を、上記電磁石５ａにより上側のものから１枚ずつ吸
着し、上記ブーム４を伸縮して上記梁１１，１１の所定
の位置まで運搬し、デッキプレート８の両端を上記所定
の位置に離脱して１枚ずつ敷込むようにしたので、デッ
キプレートの敷込み作業が自動化できるとともに、デッ
キプレートをの主梁１１，１１間に正確に敷込むことが
できる。また、走行手段２を設けて移動可能としたの
で、デッキプレート配設装置１は、施工ブロックが同一
階であれば所定の位置まで自走して移動することがで
き、したがって、クレーン等による運搬作業が不用とな
り、作業の効率を大幅に向上させることができる。
【００１１】なお、本実施の形態においては、電磁石５
ａで吸着したデッキプレート８ｋの上下動は腕部ｂの伸
縮によって行ったが、可動部材６を稼動させてブーム４
を上下させることによりデッキプレート８ｋの上下動を
行うようにしても良い。また、上記例では敷込み装置５
の移動をブーム４の伸縮によって行ったが、ピストンと
シリンダーを用いた伸縮機構を用いて行っても良い。あ
るいは、架台２に梁１１，１１に平行な２本のレールを
設け、敷込み装置５に車輪等の走行手段を設けて上記レ
ール上を走行するようにしても良い。
ａで吸着したデッキプレート８ｋの上下動は腕部ｂの伸
縮によって行ったが、可動部材６を稼動させてブーム４
を上下させることによりデッキプレート８ｋの上下動を
行うようにしても良い。また、上記例では敷込み装置５
の移動をブーム４の伸縮によって行ったが、ピストンと
シリンダーを用いた伸縮機構を用いて行っても良い。あ
るいは、架台２に梁１１，１１に平行な２本のレールを
設け、敷込み装置５に車輪等の走行手段を設けて上記レ
ール上を走行するようにしても良い。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
デッキプレート配設装置は、架台に装着された水平方向
に伸縮する伸縮部材の先端に、デッキプレートを表面か
ら吸着する吸着手段とこの吸着手段を上下させる腕部と
を備えた敷込み装置を装着して、施工ブロックの梁上に
予め揚重された複数枚のデッキプレートを上側のものか
ら１枚ずつ吸着し、上記伸縮手段により所定の位置まで
運搬し、デッキプレートの両端を上記所定の位置に離脱
して１枚ずつ敷込むようにしたので、作業の自動かがで
き安全性が向上するだけでなく、高精度の施工を行うこ
とができる。
デッキプレート配設装置は、架台に装着された水平方向
に伸縮する伸縮部材の先端に、デッキプレートを表面か
ら吸着する吸着手段とこの吸着手段を上下させる腕部と
を備えた敷込み装置を装着して、施工ブロックの梁上に
予め揚重された複数枚のデッキプレートを上側のものか
ら１枚ずつ吸着し、上記伸縮手段により所定の位置まで
運搬し、デッキプレートの両端を上記所定の位置に離脱
して１枚ずつ敷込むようにしたので、作業の自動かがで
き安全性が向上するだけでなく、高精度の施工を行うこ
とができる。
【００１３】また、請求項２に記載のデッキプレート配
設装置は、上記腕部に代えて、伸縮部材の基部に設置さ
れ上記伸縮部材を施工ブロックに垂直な平面内で回転さ
せる可動部材を設けて、上記吸着手段で吸着されたデッ
キプレートを上下させる動作を行うようにしたので、敷
込み装置に稼動部を設ける必要がなく、したがって、敷
込み装置が軽量化でき、デッキプレート配設装置を更に
小型化することができる。
設装置は、上記腕部に代えて、伸縮部材の基部に設置さ
れ上記伸縮部材を施工ブロックに垂直な平面内で回転さ
せる可動部材を設けて、上記吸着手段で吸着されたデッ
キプレートを上下させる動作を行うようにしたので、敷
込み装置に稼動部を設ける必要がなく、したがって、敷
込み装置が軽量化でき、デッキプレート配設装置を更に
小型化することができる。
【００１４】また、請求項３に記載のデッキプレート配
設装置は、上記架台を搭載するとともに、デッキプレー
トを敷設すべき施工ブロックに隣接するブロックでかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック内を走行
する走行手段を設けたので、施工ブロックが同一階であ
れば所定の位置まで自走することができ、したがってク
レーン等による運搬作業が不用となり、作業の効率を大
幅に向上させることができる。
設装置は、上記架台を搭載するとともに、デッキプレー
トを敷設すべき施工ブロックに隣接するブロックでかつ
デッキプレートの敷設が完了した作業ブロック内を走行
する走行手段を設けたので、施工ブロックが同一階であ
れば所定の位置まで自走することができ、したがってク
レーン等による運搬作業が不用となり、作業の効率を大
幅に向上させることができる。
【図１】本実施の形態に係わるデッキプレート配設装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図２】本実施の形態に係わるデッキプレート配設装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】本実施の形態に係わるデッキプレートの敷込み
手順を示す図である。
手順を示す図である。
【図４】従来のデッキプレートの斜視図である。
【図５】従来のデッキプレートの敷込み方法を説明する
ための図である。
ための図である。
１ デッキプレート配設装置 ２ 走行手段 ３ 架台 ４ ブーム（伸縮部材） ５ 敷込み装置 ５ａ 電磁石 ５ｂ 腕部 ６ 制御装置 ７ 可動部材 ８ デッキプレート １０Ａ 施工ブロック １０Ｂ 施工済みの作業ブロック施工ブロック １１ （施工ブロック１０の）主梁
Claims (3)
- 【請求項１】 施工ブロックに隣接しかつ既にデッキプ
レートの敷設が完了している作業ブロックに位置される
架台と、上記架台に装着された水平方向に伸縮可能な伸
縮部材と、上記伸縮部材の先端部に装着され，かつ，上
下方向に移動可能な腕部と，上記腕部の下部に装着され
てデッキプレートを表面から吸着する吸着手段とを備え
た敷込み装置と、上記吸着手段によるデッキプレートの
吸着及び離脱と，上記腕部による吸着手段の上下動とを
制御する制御装置とを備え、施工ブロックの梁の隅部上
に予め揚重された複数枚のデッキプレートを、上記吸着
手段により上側のものから１枚ずつ吸着し、上記伸縮部
材を伸縮して上記梁の所定の位置まで運搬し、デッキプ
レートの両端を上記所定の位置に離脱して１枚ずつ敷込
むようにしたことを特徴とするデッキプレート配設装
置。 - 【請求項２】 施工ブロックに隣接しかつ既にデッキプ
レートの敷設が完了している作業ブロックに位置される
架台と、上記架台に装着された水平方向に伸縮可能な伸
縮部材と、上記架台から突出し，その他端が上記伸縮部
材の基部に接続された回転可能な稼動部材と、上記伸縮
部材の先端部に装着され，デッキプレートを表面から吸
着する吸着手段を備えた敷込み装置と、上記伸縮部材の
伸縮及び上記稼動部材の回転による上記伸縮部材の上下
動と上記吸着手段によるデッキプレートの吸着及び離脱
とを制御する制御装置とを備え、施工ブロックの梁の隅
部上に予め揚重された複数枚のデッキプレートを、上記
吸着手段により上側のものから１枚ずつ吸着し、上記伸
縮部材を伸縮して上記梁の所定の位置まで運搬し、デッ
キプレートの両端を上記所定の位置に離脱して１枚ずつ
敷込むようにしたことを特徴とするデッキプレート配設
装置。 - 【請求項３】 上記架台を搭載するとともに、デッキプ
レートを敷設すべき施工ブロックに隣接するブロックで
かつデッキプレートの敷設が完了した作業ブロック内を
走行する走行手段を設けたことを特徴とする請求項１ま
たは請求項２記載のデッキプレート配設装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22538097A JPH1162250A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | デッキプレート配設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22538097A JPH1162250A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | デッキプレート配設装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162250A true JPH1162250A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16828456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22538097A Withdrawn JPH1162250A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | デッキプレート配設装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162250A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019148118A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社産業工学エンジニアリング | 足場組立装置及び方法 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP22538097A patent/JPH1162250A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019148118A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | 株式会社産業工学エンジニアリング | 足場組立装置及び方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |