JPH1160544A - ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体 - Google Patents

ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体

Info

Publication number
JPH1160544A
JPH1160544A JP16084598A JP16084598A JPH1160544A JP H1160544 A JPH1160544 A JP H1160544A JP 16084598 A JP16084598 A JP 16084598A JP 16084598 A JP16084598 A JP 16084598A JP H1160544 A JPH1160544 A JP H1160544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
unsubstituted
group
same
different
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16084598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4107621B2 (ja
Inventor
Chiaki Tanaka
千秋 田中
Masaomi Sasaki
正臣 佐々木
Kazukiyo Nagai
一清 永井
Shinichi Kawamura
慎一 河村
Susumu Suzuka
進 鈴鹿
Katsuhiro Morooka
勝宏 諸岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hodogaya Chemical Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hodogaya Chemical Co Ltd, Ricoh Co Ltd filed Critical Hodogaya Chemical Co Ltd
Priority to JP16084598A priority Critical patent/JP4107621B2/ja
Priority to US09/095,708 priority patent/US5976746A/en
Publication of JPH1160544A publication Critical patent/JPH1160544A/ja
Priority to US09/337,559 priority patent/US6172176B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4107621B2 publication Critical patent/JP4107621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真用感光体における光導電性素材
などとして有用なスチルベン化合物およびその中間体の
提供。 【解決手段】 下記一般式(I)で表されるヒドロキシ
スチルベン化合物。 【化1】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
れぞれ同一でも異なっていてもよい。Ar1、Ar2、A
3、Ar4、Ar6、Ar7は置換もしくは無置換のアリ
ーレン基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよ
い。Ar5、Ar8は置換もしくは無置換のアリール基を
表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。Xは−O
−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−、C1〜C
12の単結合または分岐状、環状のアルキレン基、置換も
しくは無置換のアリーレン基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用の有機光
導電性材料として、またヒドロキシル基から誘導される
種々の材料の製造中間体としても有用なヒドロキシスチ
ルベン化合物、およびその製造中間体として有用なアミ
ノスチルベン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式において使用される
感光体の光導電性素材として用いられているものにセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などの無機物質がある。
ここにいう「電子写真方式」とは、一般に、光導電性の
感光体をまず暗所で、例えばコロナ放電によって帯電せ
しめ、次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に逸
散せしめて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料など
の着色材と高分子物質などの結着剤とから構成される検
電微粒子(トナー)で現像し可視化して画像を形成する
ようにした画像形成法の一つである。このような電子写
真法において感光体に要求される基本的な特性として
は、 (1)暗所で適当な電位に帯電できること (2)暗所において電荷の逸散が少ないこと (3)光照射によって速やかに電荷を逸散せしめうるこ
と などが挙げられる。
【0003】また近年、感光体の更なる機械的強度の向
上を目的とした高分子光導電性材料(米国特許第4,8
01,517号、米国特許第4,806,443号、米
国特許第4,806,444号、特開平3−22152
2号、特開平4−11627号)が提案されている。し
かしながら、従来の低分子あるいは高分子光導電性材料
は、これらの要求を十分に満足するものが得られていな
いのが実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の感光体がもつ種々の欠点を解消し、基本的な電子写真
特性を全て満足する高分子光導電性材料の製造中間体と
して有用なヒドロキシスチルベン化合物とアミノスチル
ベン化合物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、特許請求の範囲に記載のとおりのヒ
ドロキシスチルベン化合物とその製造中間体である。す
なわち、下記一般式(I)、(I−1)、(I−2)、
(I−3)、(II)、(II−1)、(II−2)および
(II−3)で表されるヒドロキシスチルベン化合物とア
ミノスチルベン化合物が提供される。
【0006】
【化9】
【0007】
【化10】
【0008】
【化11】
【0009】
【化12】
【0010】
【化13】
【0011】
【化14】
【0012】
【化15】
【0013】
【化16】
【0014】(式(I)(I−1)(I−2)(I−
3)(II)(II−1)(II−2)および(II−3)中、
1、R2、R3、R4は水素原子、置換もしくは無置換の
アルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、
それぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6は置換
もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のア
シル基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。
Ar1、Ar2、Ar3、Ar4、Ar6、Ar7は置換もし
くは無置換のアリーレン基を表し、それぞれ同一でも異
なっていてもよい。Ar5、Ar8は置換もしくは無置換
のアリール基を表し、それぞれ同一でも異なっていても
よい。Xは−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−
CO−、C1〜C12の単結合または分岐状、環状のアル
キレン基、置換もしくは無置換のアリーレン基を表
す。) 本発明における、前記一般式で示されるスチルベン化合
物はいずれも新規物質であり、前記一般式(I)で示さ
れるヒドロキシスチルベン化合物は、前記一般式(II)
で示される化合物の脱アルキル化もしくは脱アシル化に
よって得られる。詳しくは、脱アルキル化の場合、酸性
試薬による開裂反応、塩基性試薬による開裂反応が挙げ
られ、酸性試薬としては臭化水素、ヨウ化水素、トリフ
ルオロ酢酸、ピリジンの塩酸塩、濃塩酸、ヨウ化マグネ
シウムエーテラート、塩化アルミニウム、臭化アルミニ
ウム、三臭化ホウ素、三塩化ホウ素、三ヨウ化ホウ素等
が、塩基性試薬としては水酸化カリウム、リチウムジフ
ェニルホスフィド、ナトリウムチオラート等を挙げるこ
とができる。溶媒としてはジクロロメタン、THF、D
MF、ピリジン、ブタノール等を挙げることができ、反
応温度は用いる試薬の反応性によるが、一般的には室温
〜200℃の間で行われる。
【0015】また、脱アシル化の場合は、酸性またはア
ルカリ性下で脱アシル化することによって製造される。
この時の酸性および塩基性試薬として例えば、塩酸、硫
酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を挙げること
ができ、反応溶媒としてはメタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、ブタノール、2−メトキシエタノー
ル、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエ
チル)エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルスルホキシド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを挙
げることができる。
【0016】更に、前記一般式(II)〜(II−3)で示
される化合物は、下記一般式(III)で表されるアルデヒ
ド化合物
【0017】
【化17】
【0018】(式中、Ar3、Ar4、Ar6、Ar7は置
換もしくは無置換のアリーレン基を表し、それぞれ同一
でも異なっていてもよい。Ar5、Ar8は置換もしくは
無置換のアリール基を表し、それぞれ同一でも異なって
いてもよい。Xは単結合、−O−、−S−、−SO−、
−SO2−、−CO−、C1〜C12の直鎖状または分岐
状、環状のアルキレン基、置換もしくは無置換のアリー
レン基を表す。)で表されるアルデヒド化合物と下記一
般式(IV−1、IV−2)
【0019】
【化18】
【0020】(式中、R1、R2は水素原子、置換もしく
は無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール
基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。
5、R6は置換もしくは無置換のアルキル基、置換もし
くは無置換のアシル基を表し、それぞれ同一でも異なっ
ていてもよい。Ar1、Ar2は置換もしくは無置換のア
リーレン基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよ
い。Yは−P+(R73Z~(ここでR7はフェニル基ま
たは低級アルキル基、Zはハロゲン原子を表す。)で表
されるホスホニウム塩、または−PO(OR82(ここ
でR8は低級アルキル基を表す。)で表されるジアルキル
亜燐酸基である。)で表されるリン化合物とを塩基性触
媒の存在下、室温から100℃程度の温度において反応
させることによって製造される。この場合、塩基性触媒
としては、フェニルリチウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、ナトリウムアミド、水素化ナトリウム及び
ナトリウムメチラート、カリウム−t−ブトキサイドな
どのアルコラートを挙げることができる。また反応溶媒
としては、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、2−メトキシエタノール、1,2−ジ
メトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トル
エン、キシレン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノンなどを挙げることができ
る。中でも極性溶媒、例えば、N,N−ジメチルホルム
アミドおよびメチルスルホキシドが好適である。反応温
度は、 (1)使用する溶媒の塩基性触媒に対する安定性 (2)縮合成分(前記一般式(III)および一般式(IV
−1)、(IV−2)の化合物)の反応性 (3)前記塩基性触媒の溶媒中における縮合剤としての
反応性 によって広範囲に選択することができる。例えば極性溶
媒を用いるときは、実際には室温から100℃、好まし
くは室温から80℃である。しかし、反応時間の短縮又
は活性の低い縮合剤を使用するときは更に高い温度でも
よい。
【0021】このようにして得られる本発明の前記一般
式(I)、(I−1)、(I−2)、(I−3)、(I
I)、(II−1)、(II−2)(II−3)で表されるヒ
ドロキシスチルベン化合物とアミノスチルベン化合物の
好ましい例を以下の表1に例示する。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
【表7】
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】
【表10】
【0032】
【表11】
【0033】
【表12】
【0034】
【表13】
【0035】
【表14】
【0036】
【表15】
【0037】
【表16】
【0038】本発明のヒドロキシスチルベン化合物とア
ミノスチルベン化合物は、電子写真用感光体における光
導電性素材として極めて有用であり、染料やルイス酸な
どの増感剤によって光学的あるいは化学的に増感され
る。また有機顔料あるいは無機顔料を電荷発生物質とす
るいわゆる機能力離型感光体における電荷移動物質とし
てとりわけ有用である。
【0039】上記増感剤として例えばメチルバイオレッ
ト、クリスタルバイオレット等のトリアリルメタン染
料、ローズベンガル、エリスロシン、ローダミンB等の
キサンテン染料、メチルレンブルー等のチアジン染料、
2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4−
ジニトロ−9−フルオレノンが挙げられる。
【0040】また有機顔料としては、シーアイピグメン
トブルー25(C.I.No.21180)、シーアイ
ピグメントレッド41(C.I.No.21200)、
シーアイベーシックレッド3(C.I.No.4521
0)等のアゾ系顔料、シーアイピグメントブルー16
(C.I.No.74100)等のフタロシアニン系顔
料、シーアイバットブラウン5(C.I.No.734
10)、シーアイバットダイ(C.I.No.7303
0)等のインジゴ系顔料、アルゴスカーレットB、イン
ダンスレンスカーレットR等のペリレン系顔料が挙げら
れる。また、セレン、セレン−テルル、硫化カドミウ
ム、α−シリコン等の無機顔料も使用できる。
【0041】また、ヒドロキシル基から誘導される種々
の材料の製造、例えばポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の製造中
間体としても有用である。
【0042】
【発明の実施の態様】以下、本発明を実施例により詳細
に説明する。しかし、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。
【0043】実施例1 例示化合物No.24の合成 下記式(1)
【0044】
【化19】
【0045】で表されるアルデヒド化合物14.32g
(25.0mmol)と4−メトキシベンジルホスホン
酸ジエチル15.49g(60.0mmol)をDMF
100mlに採り、撹拌しながらカリウム−t−ブトキ
サイド6.73g(60.0mmol)を10分かけて
投入し、室温で3時間反応させた。この内容物を氷水4
00mlに注ぎ、酢酸を加えて中和し、生成した沈澱物
を瀘取、水洗、メタノール洗浄の順に操作し、乾燥後シ
リカゲルカラムクロマト処理(溶離液;トルエン/シク
ロヘキサン 3/2vol.)を行い、例示化合物N
o.24の淡黄色結晶17.99g(収率92.2%)
を得た。
【0046】融点は215.5−218.5℃、元素分
析値はC564822として下記のとおりであった。
【0047】 また、赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図1に
示す。
【0048】実施例2〜4 実施例1における式(1)のアルデヒド化合物と4−メ
トキシベンジルホスホン酸ジエチルの代わりに下記表2
に示す原料を用いるほかは、実施例1と同様に操作して
本発明のアミノスチルベン化合物を得た。
【0049】
【表17】
【0050】実施例5 例示化合物No.1の合成 上記実施例1で得られた下記式(2)
【0051】
【化20】
【0052】で表されるアミノスチルベン化合物15.
62g(20.0mmol)と90%ナトリウムチオエ
チラート10g(107mmol)をモレキュラーシー
ブ乾燥したN,N−ジメチルホルムアミド100mlに
加え、窒素気流下、130〜135℃で3時間撹拌し
た。この反応液を60℃まで空冷した後、氷水300m
lに注ぎ、濃塩酸を加えて酸性とし、室温で1時間撹拌
した。析出した結晶を瀘取、水洗、メタノール洗浄し、
乾燥後シリカゲルカラムクロマト処理(溶離液;トルエ
ン/酢酸エチル 10/1vol.)を行い、例示化合
物No.1の黄色結晶12.04g(収率79.9%)
を得た。
【0053】融点は213.5−218.0℃、元素分
析値はC544422として下記のとおりであった。
【0054】 また、赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)を図4に
示す。
【0055】実施例6〜7 実施例5における式(2)のアミノスチルベン化合物の
かわりに、下記表3に示す原料を用いるほかは、実施例
5と同様に操作して本発明のヒドロキシスチルベン化合
物を得た。
【0056】
【表18】
【0057】応用例1 ポリマー原料としての応用例 上記実施例4で得られた下記式(3)
【0058】
【化21】
【0059】で表されるヒドロキシスチルベン化合物
1.355g(1.80mmol)とビスフェノールA
1.065g(4.67mmol)、t−ブチルフェノ
ール0.020gを反応容器に入れ、アルゴンガス気流
下、ハイドロサルファイト0.071gと水酸化ナトリ
ウム1.035gを溶解させたイオン交換水50mlを
加え撹拌した。これを3℃でトリホスゲン1.152g
を溶解させたジクロロメタン35mlを滴下した後、1
5分かけて室温へもどし、10%水酸化ナトリウム1.
5ml、トリエチルアミン2滴の順に加え、2時間反応
させた。反応液にt−ブチルフェノール0.010gを
加えて、さらに2時間撹拌した。得られた反応液をメタ
ノール中に再沈澱させて下記式(4)
【0060】
【化22】
【0061】で表されるポリカーボネート樹脂2.49
g(収率96.1%)を得た。
【0062】得られたポリカーボネート樹脂の分子量を
ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定し
たところ、ポリスチレン換算の分子量は以下のとおりで
あった。
【0063】 数平均分子量 28400 重量平均分子量 127400 また、元素分析値はC26.8421.780.563として下
記のとおりであった。
【0064】
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子写真用感光体における光導電性素材として有用であ
り、また、ポリカーボネート樹脂などの製造用中間体と
しても有用なヒドロキシスチルベン化合物が提供され、
また該ヒドロキシスチルベン化合物の中間体として有用
なアミノスチルベン化合物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた化合物のIRスペクトル、
【図2】実施例2で得られた化合物のIRスペクトル、
【図3】実施例3で得られた化合物のIRスペクトル、
【図4】実施例4で得られた化合物のIRスペクトル、
【図5】実施例5で得られた化合物のIRスペクトル、
【図6】実施例6で得られた化合物のIRスペクトル、
【図7】実施例7で得られた化合物のIRスペクトル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 323/37 C07C 323/37 // G03G 5/06 313 G03G 5/06 313 5/07 103 5/07 103 105 105 (72)発明者 永井 一清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 河村 慎一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴鹿 進 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地2 保土 谷化学工業株式会社内 (72)発明者 諸岡 勝宏 神奈川県川崎市幸区堀川町66番地2 保土 谷化学工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表されるヒドロキシ
    スチルベン化合物。 【化1】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。Ar1、Ar2、A
    3、Ar4、Ar6、Ar7は置換もしくは無置換のアリ
    ーレン基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよ
    い。Ar5、Ar8は置換もしくは無置換のアリール基を
    表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。Xは−O
    −、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−、C1〜C
    12の単結合または分岐状、環状のアルキレン基、置換も
    しくは無置換のアリーレン基を表す。)
  2. 【請求項2】 下記一般式(I−1)で表されるヒドロ
    キシスチルベン化合物。 【化2】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。Ar5、Ar8は置
    換もしくは無置換のアリール基を表し、それぞれ同一で
    も異なっていてもよい。Xは−O−、−S−、−SO
    −、−SO2−、−CO−、C1〜C12の単結合または分
    岐状、環状のアルキレン基、置換もしくは無置換のアリ
    ーレン基を表す。)
  3. 【請求項3】 下記一般式(I−2)で表されるヒドロ
    キシスチルベン化合物。 【化3】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。Ar5、Ar8は置
    換もしくは無置換のアリール基を表し、それぞれ同一で
    も異なっていてもよい。Xは−O−、−S−、−SO
    −、−SO2−、−CO−、C1〜C12の単結合または分
    岐状、環状のアルキレン基、置換もしくは無置換のアリ
    ーレン基を表す。)
  4. 【請求項4】 下記一般式(I−3)で表されるヒドロ
    キシスチルベン化合物。 【化4】 (式中、R1、R2、R3、R4は水素原子、置換もしくは
    無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基
    を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。Xは−
    O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−、C1
    12の単結合または分岐状、環状のアルキレン基、置換
    もしくは無置換のアリーレン基を表す。)
  5. 【請求項5】 下記一般式(II)で表されるアミノスチ
    ルベン化合物。 【化5】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6は置換も
    しくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアシ
    ル基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。A
    1、Ar2、Ar3、Ar4、Ar6、Arは置換もし
    くは無置換のアリーレン基を表し、それぞれ同一でも異
    なっていてもよい。Ar、Ar8は置換もしくは無置
    換のアリール基を表し、それぞれ同一でも異なっていて
    もよい。Xは−O−、−S−、−SO−、−SO2−、
    −CO−、C1〜C12の単結合または分岐状、環状のア
    ルキレン基、置換もしくは無置換のアリーレン基を表
    す。)
  6. 【請求項6】 下記一般式(II−1)で表されるアミノ
    スチルベン化合物。 【化6】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6は置換も
    しくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアシ
    ル基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。A
    5、Ar8は置換もしくは無置換のアリール基を表し、
    それぞれ同一でも異なっていてもよい。Xは−O−、−
    S−、−SO−、−SO2−、−CO−、C1〜C12の単
    結合または分岐状、環状のアルキレン基、置換もしくは
    無置換のアリーレン基を表す。)
  7. 【請求項7】 下記一般式(II−2)で表されるアミノ
    スチルベン化合物。 【化7】 (式中、R1、R2は水素原子、置換もしくは無置換のア
    ルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、そ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。R5、R6は置換も
    しくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアシ
    ル基を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。A
    5、Ar8は置換もしくは無置換のアリール基を表し、
    それぞれ同一でも異なっていてもよい。Xは−O−、−
    S−、−SO−、−SO2−、−CO−、C1〜C12の単
    結合または分岐状、環状のアルキレン基、置換もしくは
    無置換のアリーレン基を表す。)
  8. 【請求項8】 下記一般式(II−3)で表されるアミノ
    スチルベン化合物。 【化8】 (式中、R1、R2、R3、R4は水素原子、置換もしくは
    無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基
    を表し、それぞれ同一でも異なっていてもよい。R5
    6は置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは
    無置換のアシル基を表し、それぞれ同一でも異なってい
    てもよい。Xは−O−、−S−、−SO−、−SO
    2−、−CO−、C1〜C12の単結合または分岐状、環状
    のアルキレン基、置換もしくは無置換のアリーレン基を
    表す。)
JP16084598A 1997-06-11 1998-06-09 ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体 Expired - Fee Related JP4107621B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16084598A JP4107621B2 (ja) 1997-06-11 1998-06-09 ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体
US09/095,708 US5976746A (en) 1997-06-11 1998-06-11 Electrophotographic photoconductor and aromatic polycarbonate resin for use therein
US09/337,559 US6172176B1 (en) 1997-06-11 1999-06-22 Electrophotographic photoconductor and aromatic polycarbonate resin for use therein

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15398897 1997-06-11
JP9-153988 1997-06-11
JP16084598A JP4107621B2 (ja) 1997-06-11 1998-06-09 ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1160544A true JPH1160544A (ja) 1999-03-02
JP4107621B2 JP4107621B2 (ja) 2008-06-25

Family

ID=26482447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16084598A Expired - Fee Related JP4107621B2 (ja) 1997-06-11 1998-06-09 ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4107621B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074050A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Ricoh Co Ltd 新規メチロール化合物とアルデヒド化合物、及び該メチロール化合物の製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074050A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Ricoh Co Ltd 新規メチロール化合物とアルデヒド化合物、及び該メチロール化合物の製法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4107621B2 (ja) 2008-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0295126B1 (en) Arylamine-containing polyhydroxy ether resins
JPH0520424B2 (ja)
JP3358140B2 (ja) 芳香族ポリカーボネート樹脂
JP2552695B2 (ja) ジオレフィン芳香族化合物
GB2055803A (en) Hydrazones of 9-ethylcarbazole-3- aldehyde and their use in electrophotography
JP3507922B2 (ja) ジアミン化合物
JP4117396B2 (ja) ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体
JPH1160544A (ja) ヒドロキシスチルベン化合物とその製造中間体
JP3540099B2 (ja) ヒドロキシル基含有アミン化合物及びその製造中間体
JP3542216B2 (ja) ヒドロキシル基を有するスチルベン化合物
JPS59216853A (ja) スチルベン誘導体及びその製造法
JP3540061B2 (ja) ジヒドロキシル基含有ジアミン化合物
JP3541076B2 (ja) ジヒドロキシスチルベン化合物とその製造方法
US20040185360A1 (en) Photoconductive imaging members
JP2000063337A (ja) アルデヒド化合物とその製造方法
JP3930380B2 (ja) 電荷輸送能を有するエポキシ化合物及びその製造方法
JP3540008B2 (ja) ピレニル基を有するジアミン化合物及びその製造法
JP3540043B2 (ja) ジアミン化合物
JP3541104B2 (ja) ジヒドロキシル基含有ジアミン化合物
JP3570649B2 (ja) ヒドロキシル基含有アミン化合物及びその製造中間体
JP3544811B2 (ja) ジヒドロキシル基含有ジアミン化合物
JP3544805B2 (ja) ジヒドロキシル基含有ジアミン化合物
JP4343605B2 (ja) エナミン〜ビス(ヒドロキシアリーレン置換)ポリエン化合物及びその製造中間体
JP3571461B2 (ja) 共役ジエン系化合物
JP3520875B2 (ja) ピレン化合物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees