JPH1160101A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH1160101A JPH1160101A JP9241883A JP24188397A JPH1160101A JP H1160101 A JPH1160101 A JP H1160101A JP 9241883 A JP9241883 A JP 9241883A JP 24188397 A JP24188397 A JP 24188397A JP H1160101 A JPH1160101 A JP H1160101A
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- Japan
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- power supply
- elevator
- inverter
- power
- control circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 停電時の救出運転を平常時の定格速度で行え
るようにしてバーテリー容量を小さくするとともに、電
源電圧仕様に拘らず同一の装置で対応可能とし、標準化
を容易とする。 【構成】 一次側を商用交流電源１に接続した単相トラ
ンス９の二次側に、交流無停電電源装置からなるバック
アップ電源１３とインバータ７等の制御を行う制御回路
１０とを接続し、停電時にはバックアップ電源１３から
制御回路１０に交流電力を直接供給するとともに、バッ
クアップ電源１３から単相トランス９を介して電源電圧
と同電圧の交流電力をインバータ７に供給する。
るようにしてバーテリー容量を小さくするとともに、電
源電圧仕様に拘らず同一の装置で対応可能とし、標準化
を容易とする。 【構成】 一次側を商用交流電源１に接続した単相トラ
ンス９の二次側に、交流無停電電源装置からなるバック
アップ電源１３とインバータ７等の制御を行う制御回路
１０とを接続し、停電時にはバックアップ電源１３から
制御回路１０に交流電力を直接供給するとともに、バッ
クアップ電源１３から単相トランス９を介して電源電圧
と同電圧の交流電力をインバータ７に供給する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ装置
によってエレベータを運転すると共に、停電時にはバッ
クアップ電源により、前記インバータ装置を介して救出
運転を行うエレベータの制御装置に関する。
によってエレベータを運転すると共に、停電時にはバッ
クアップ電源により、前記インバータ装置を介して救出
運転を行うエレベータの制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータの運転中に停電が発生する
と、エレベータは階間に停止して乗客の閉じ込めが発生
することがある。この対策として停電時にバックアップ
電源を用いてインバータに直流電力を供給し、エレベー
タを最寄階まで運転する停電時運転救出装置が実用化さ
れている。上記バックアップ電源には経済性等の理由か
ら一般的にバッテリーが使われており、その使用数量は
必要最小限に留められている。
と、エレベータは階間に停止して乗客の閉じ込めが発生
することがある。この対策として停電時にバックアップ
電源を用いてインバータに直流電力を供給し、エレベー
タを最寄階まで運転する停電時運転救出装置が実用化さ
れている。上記バックアップ電源には経済性等の理由か
ら一般的にバッテリーが使われており、その使用数量は
必要最小限に留められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、停電時にお
ける上記主回路のインバータへの入力直流電圧は商用電
源時に比べて低く、従ってエレベータを駆動する誘導電
動機に印加される電圧も同様に低くなることから、エレ
ベータの走行速度は定格速度の数分の１から１０分の１
程度に制限せざるを得なかった。このため、救出時の運
転時間はその分だけ長くなり、大きな容量のバッテリー
が必要となっていた。また、電源が２００Ｖ系の場合と
４００Ｖ系の場合とで運転速度を同一とするためにはバ
ッテリーの電圧を変えねばならず、電源電圧の仕様に応
じてバッテリーを複数種類用意しておく必要があった。
ける上記主回路のインバータへの入力直流電圧は商用電
源時に比べて低く、従ってエレベータを駆動する誘導電
動機に印加される電圧も同様に低くなることから、エレ
ベータの走行速度は定格速度の数分の１から１０分の１
程度に制限せざるを得なかった。このため、救出時の運
転時間はその分だけ長くなり、大きな容量のバッテリー
が必要となっていた。また、電源が２００Ｖ系の場合と
４００Ｖ系の場合とで運転速度を同一とするためにはバ
ッテリーの電圧を変えねばならず、電源電圧の仕様に応
じてバッテリーを複数種類用意しておく必要があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決することを目的としたもので、その特徴とするとこ
ろは、一次側を商用交流電源に接続した単相トランスの
二次側に、内部に充放電可能なバッテリーを備えたバッ
クアップ電源と、インバータ等の制御を行う制御回路と
を接続し、停電時には前記バックアップ電源から前記制
御回路に交流電力を直接供給するとともに、前記バック
アップ電源から前記単相トランスを介して電源電圧と同
電圧の交流電力を上記インバータに供給する構成とした
点にある。
解決することを目的としたもので、その特徴とするとこ
ろは、一次側を商用交流電源に接続した単相トランスの
二次側に、内部に充放電可能なバッテリーを備えたバッ
クアップ電源と、インバータ等の制御を行う制御回路と
を接続し、停電時には前記バックアップ電源から前記制
御回路に交流電力を直接供給するとともに、前記バック
アップ電源から前記単相トランスを介して電源電圧と同
電圧の交流電力を上記インバータに供給する構成とした
点にある。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベータの
制御装置の実施の形態について図面を参照し説明する。
図１は本発明の実施の形態を説明する回路構成図であ
る。図１において、１は商用交流電源、２はしゃ断器、
３は平常時に閉路し停電時に開路する平常運転用接点、
４は平常時には開路しており停電時に閉路する停電時用
接点、５はコンバータ、６は平滑用コンデンサ、７はイ
ンバータ、８はエレベータ駆動用の誘導電動機、９は単
相トランス、１０はインバータ７の制御およびエレベー
タの種々の運転制御を行う制御回路、１１は平常時には
閉路しており停電時に開路する接点、１２は平常時には
開路しており停電時に閉路する接点、１３は停電時のバ
ックアップ電源であり、例えば整流器１４，バッテリー
１５，インバータ１６等からなる交流無停電電源装置
（ＵＰＳ）で構成される。
制御装置の実施の形態について図面を参照し説明する。
図１は本発明の実施の形態を説明する回路構成図であ
る。図１において、１は商用交流電源、２はしゃ断器、
３は平常時に閉路し停電時に開路する平常運転用接点、
４は平常時には開路しており停電時に閉路する停電時用
接点、５はコンバータ、６は平滑用コンデンサ、７はイ
ンバータ、８はエレベータ駆動用の誘導電動機、９は単
相トランス、１０はインバータ７の制御およびエレベー
タの種々の運転制御を行う制御回路、１１は平常時には
閉路しており停電時に開路する接点、１２は平常時には
開路しており停電時に閉路する接点、１３は停電時のバ
ックアップ電源であり、例えば整流器１４，バッテリー
１５，インバータ１６等からなる交流無停電電源装置
（ＵＰＳ）で構成される。
【０００６】以上の構成において、平常時には商用交流
電源１から接点３を介してコンバータ５に交流電力が供
給され、直流電力に変換される。インバータ７はこの直
流電力を可変電圧・可変周波数の３相交流に変換して誘
導電動機８に供給しエレベータを駆動する。
電源１から接点３を介してコンバータ５に交流電力が供
給され、直流電力に変換される。インバータ７はこの直
流電力を可変電圧・可変周波数の３相交流に変換して誘
導電動機８に供給しエレベータを駆動する。
【０００７】また、商用交流電源１から単相トランス９
を介して例えば交流の１００Ｖに降圧され、制御回路１
０に供給されてインバータ７の制御やエレベータの種々
の運転制御が行われるとともに、接点１１及びバックア
ップ電源１３内の整流器１４を介してバッテリー１５の
充電が行われている。
を介して例えば交流の１００Ｖに降圧され、制御回路１
０に供給されてインバータ７の制御やエレベータの種々
の運転制御が行われるとともに、接点１１及びバックア
ップ電源１３内の整流器１４を介してバッテリー１５の
充電が行われている。
【０００８】一方、停電時には接点３及び１１が開路し
接点４及び１２が閉路することにより、バッテリー１５
からの直流電力がインバータ装置１６を介して１００Ｖ
の交流電力に変換され、制御回路１０に直接供給される
とともに、単相トランス９を介して電源電圧と同じ電圧
まで昇圧された交流電力がコンバータ５に供給され、誘
導電動機を平常時と同様に駆動してエレベータの救出運
転が行われる。
接点４及び１２が閉路することにより、バッテリー１５
からの直流電力がインバータ装置１６を介して１００Ｖ
の交流電力に変換され、制御回路１０に直接供給される
とともに、単相トランス９を介して電源電圧と同じ電圧
まで昇圧された交流電力がコンバータ５に供給され、誘
導電動機を平常時と同様に駆動してエレベータの救出運
転が行われる。
【０００９】なおこの場合、停電時にはコンバータ５へ
は単相の交流電力が供給されることになるが、一般的に
エレベータの救出運転は短時間であるので特に支障は生
じない。
は単相の交流電力が供給されることになるが、一般的に
エレベータの救出運転は短時間であるので特に支障は生
じない。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、停電時でも電源電圧と
同じ電圧をインバータに供給できるのでエレベータを定
格速度で運転することができ、バッテリー容量を必要最
小限に留めることができる。また電源電圧に拘らず同一
のバックアップ電源を追加するだけでよく、構成が簡単
でしかも標準化が容易となる。
同じ電圧をインバータに供給できるのでエレベータを定
格速度で運転することができ、バッテリー容量を必要最
小限に留めることができる。また電源電圧に拘らず同一
のバックアップ電源を追加するだけでよく、構成が簡単
でしかも標準化が容易となる。
【図１】本発明におけるエレベータの制御装置の回路図
である。
である。
１ 商用交流電源 ５ コンバータ ６ 平滑用コンデンサ ７ インバータ ８ 誘導電動機 ９ 単相トランス １０ 制御回路 １３ バックアップ電源 １５ バッテリー
Claims (2)
- 【請求項１】 商用交流電源を直流に変換するコンバー
タと、前記コンバータ出力を可変電圧・可変周波数の交
流に変換するインバータと、前記インバータを制御する
制御回路と、前記インバータによって給電されエレベー
タを駆動する誘導電動機とからなるエレベータの制御装
置において、一次側を商用交流電源に接続した単相トラ
ンスの二次側に、内部に充放電可能なバッテリーを備え
たバックアップ電源と前記制御回路とを接続し、停電時
には前記バックアッブ電源から前記制御回路に交流電力
を直接供給するとともに、前記バックアップ電源から前
記単相トランスを介して電源電圧と同電圧の交流電力を
上記インバータに供給する構成としたことを特徴とする
エレベータの制御装置。 - 【請求項２】 前記バックアップ電源は交流無停電電源
装置（ＵＰＳ）であることを特徴とする請求項１記載の
エレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24188397A JP3580097B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24188397A JP3580097B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | エレベータの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1160101A true JPH1160101A (ja) | 1999-03-02 |
| JP3580097B2 JP3580097B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17080972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24188397A Expired - Lifetime JP3580097B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3580097B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0676824A1 (en) * | 1994-04-06 | 1995-10-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna equipment and mobile communication equipment |
| US7227353B2 (en) | 2003-08-29 | 2007-06-05 | Denso Corporation | Angular position determining apparatus with malfunction detector |
| JP2008526653A (ja) * | 2005-01-13 | 2008-07-24 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータシステム用作動装置 |
| WO2014108599A1 (en) * | 2013-01-09 | 2014-07-17 | Kone Corporation | Electric power system |
| KR101877181B1 (ko) * | 2017-09-20 | 2018-07-10 | 이용규 | 승강기제어반의 변압기를 정전비상구출용으로 겸용하는 비상구출장치가 구비된 승강기운전장치 및 이를 이용하는 제어방법 |
| JP2020179957A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | フジテック株式会社 | 乗客コンベア |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043094A (ja) * | 1983-08-17 | 1985-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | エレベ−タの故障時運転装置 |
| JPH04244745A (ja) * | 1991-01-28 | 1992-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 交流エレベータ用制御装置 |
| JPH05959B2 (ja) * | 1985-03-13 | 1993-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | |
| JPH0632553A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-08 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
| JPH0659983B2 (ja) * | 1988-11-16 | 1994-08-10 | 株式会社日立製作所 | 停電時のエレベータ非常運転方式 |
| JPH07157228A (ja) * | 1993-12-01 | 1995-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの停電時運転装置 |
| JPH1017234A (ja) * | 1996-07-04 | 1998-01-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの停電時運転装置 |
| JPH10129945A (ja) * | 1996-10-24 | 1998-05-19 | Lg Ind Syst Co Ltd | エレベータの非常運転装置 |
-
1997
- 1997-08-22 JP JP24188397A patent/JP3580097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
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| WO2014108599A1 (en) * | 2013-01-09 | 2014-07-17 | Kone Corporation | Electric power system |
| KR101877181B1 (ko) * | 2017-09-20 | 2018-07-10 | 이용규 | 승강기제어반의 변압기를 정전비상구출용으로 겸용하는 비상구출장치가 구비된 승강기운전장치 및 이를 이용하는 제어방법 |
| JP2020179957A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | フジテック株式会社 | 乗客コンベア |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3580097B2 (ja) | 2004-10-20 |
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