JPH1158062A - レーザー切断装置 - Google Patents

レーザー切断装置

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JPH1158062A
JPH1158062A JP9247866A JP24786697A JPH1158062A JP H1158062 A JPH1158062 A JP H1158062A JP 9247866 A JP9247866 A JP 9247866A JP 24786697 A JP24786697 A JP 24786697A JP H1158062 A JPH1158062 A JP H1158062A
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JP
Japan
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carry
machine
slat conveyor
laser cutting
machined
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JP9247866A
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Inventor
Takeshi Tago
毅 多胡
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TAKASAKI BENDAA KK
Original Assignee
TAKASAKI BENDAA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物の切断の自動化を図り、生産効率を
大幅に向上することができるレーザー切断装置を提供す
る。 【解決手段】 搬入台14を複数設ける。搬出台として
のトロッコ23を複数設ける。搬出機20にフォーク2
1を設ける。フォーク21は複数の載置片21Aを櫛状
に並設する。載置片21Aの先端部21Bを下方に傾斜
させる。フォーク21の載置片21Aをスラットコンベ
ア16の間に進入可能に構成する。トロッコ23の一側
に載置片21Aの間に挿入可能なストッパー24を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーによる被
加工物の切断を効率よく行うことができるレーザー切断
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来建築材料等の厚い被加工物(この場
合厚さ約25mmの鋼板)を切断する場合、当該鋼板を
溶断可能なガスバーナーを用い、そのガスバーナーの熱
によって厚い鋼板を切断していた。係る場合、厚い鋼板
を切断する場合には大きな熱出力を必要とするため、ガ
スバーナーのノズルの径が細いと熱出力が小さく鋼板を
容易に切断できなかった。このため、太いノズル径のガ
スバーナーを用いることにより大きな熱出力を得て厚い
鋼板を切断していた。
【0003】しかし、ガスバーナーのノズル径を太くし
て大きな熱出力を得ても実際はガスバーナーの中心部だ
けが高温であった。係る太いノズルのガスバーナーで厚
い鋼板を切断する場合、中心部以外のガスバーナーの熱
は鋼板の切断箇所以外を加熱してしまう。そして、鋼板
の切断箇所以外が加熱されると、鋼板の切断箇所近傍が
部分的に熱膨張し、これによって鋼板は変形してしま
う。このため、ガスバーナーでは鋼板を精密な寸法で切
断できなかった。
【0004】また、近年では厚さ25mm程度の鋼板を
切断することができるレーザー切断機も開発されてきて
いる。このレーザー切断機は高出力でありながら細いビ
ームで鋼板を切断できるため、鋼板の切断箇所以外は殆
ど加熱されることが少ない。このため、鋼板の切断時に
切断箇所近傍が部分的に膨張し、これによって鋼板が変
形してしまうことも少なく、レーザー切断機はガスバー
ナーより鋼板を大幅に精密な寸法で切断できた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ー切断機は厚い鋼板を精密な寸法で切断することはでき
るが、就業時間中に切断できる鋼板の枚数には限界があ
った。このため当該レーザー切断機では切断寸法の精度
を向上させることはできるが、一日に切断できる鋼板の
量が少ないので製品がコストアップになってしまう問題
があった。
【0006】また、レーザー切断機は切断能力に限界が
あるため就業中に大量の鋼板を切断することがきないた
め、一日に大量の鋼板を切断することのできるレーザー
切断装置の開発が望まれていた。
【0007】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、被加工物の切断の自動化を
図り、生産効率を大幅に向上することができるレーザー
切断装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
レーザー切断装置は、搬入台上の被加工物を搬入機によ
りスラットコンベア上に移送し、レーザー切断機にて切
断加工した後、スラットコンベアで搬送して搬出機で搬
出台に載置するものであって、搬入台及び搬出台を複数
設け、搬入機は搬入台上の被加工物をスラットコンベア
上に順次移送すると共に搬出機はスラットコンベアで搬
送された加工製品を搬出台に順次移送するものである。
【0009】また、請求項2のレーザー切断装置は上記
において、搬出機は矩形状に設けられた複数の載置片か
らなり、各載置片がスラットコンベアの間に進入可能に
構成されているものである。
【0010】また、請求項3のレーザー切断装置は請求
項1又は請求項2において、搬出機の先端部を下方に傾
斜させたものである。
【0011】また、請求項4のレーザー切断装置は請求
項1、請求項2又は請求項3において、搬出台の一側に
は搬出機の載置片が通過可能なストッパーを設けたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明のレーザー切断装置10の
斜視図、図2は本発明のレーザー切断装置10の上面
図、図3は本発明のレーザー切断装置10の搬出機20
の動作を示す図、図4はフォーク21の斜視図、図5は
フォーク21の側面図をそれぞれ示している。
【0013】レーザー切断装置10は建築等に使用され
る材料としての被加工物27を所定の形状に切断加工す
るもので、搬入台14と、レーザー切断機18と、被加
工物27を切断した後の残材及び加工製品28(以後残
材を含め加工製品28と称す)を搬出する搬出機20
と、切断された被加工物27を搬出する搬出台とから構
成されている。係る場合、被加工物27は長さ約122
00mm、幅約2400mm、厚さ約25mmの大きさ
を呈しており、鉄板などの鋼板で構成されている。
【0014】11は後述する加工エリア15に被加工物
27を搬入する搬入エリアで、複数の搬入台14・・・
(この場合2台)が設置されており、その上方には搬入
機12が設けられている。この搬入機12にはバキュー
ム式の吸盤パット13が複数設けられており、両搬入台
14、14に積み重ねられた被加工物27を加工エリア
15に移送できるように構成されている。尚、12Aは
搬入機12を支持するための橋架台である。
【0015】また、一方(この場合手前側)の搬入台1
4には隣接して無端式のスラットコンベア16が並設さ
れており、このスラットコンベア16は被加工物27の
約3倍となる約40000mmの長さを呈している。該
スラットコンベア16上には幅約2640mm、高さ約
300mm、厚さ約5mmの支持板16Aが長手方向に
複数並設されており、この支持板16A・・・は約10
0mm間隔で設けられている。
【0016】係る複数の支持板16A・・・は被加工物
27の下全体に位置する面積で数カ所(この場合3カ
所)設けられている。このスラットコンベア16は加工
エリア15から後述する搬出エリア19方向に回動する
ように構成されており、支持板16A・・・は、加工エ
リア15と搬出エリア19に位置するように設けられて
いる。即ち、支持板16A・・・はスラットコンベア1
6が回動して停止した状態で順次加工エリア15と搬出
エリア19に位置するように構成されている。該スラッ
トコンベア16載置された加工製品28が搬送され19
搬出エリア19に停止した状態で、これら支持板16A
・・・間に後述するフォーク21の載置片21Aが進入
可能に構成されている。
【0017】係る、スラットコンベア16の一側(搬入
台14側)には加工エリア15が設けられており、この
加工エリア15にはレーザー切断機18が移動自在に設
けられている。該レーザー切断機18はスラットコンベ
ア16上方に橋架されると共に、加工エリア15と後述
する待機エリア17間を移動自在に構成されている。
尚、18Aはレーザー切断機18を移動自在に支持する
レールである。
【0018】また、レーザー切断機18の図示しないレ
ーザー出力部は図示しない制御装置によりスラットコン
ベア16上を縦横斜めに移動制御されるように構成され
ている。これにより、搬入機12により搬入されスラッ
トコンベア16上に載置された被加工物27は、レーザ
ー切断機18で所定の形状に切断されるように構成され
ている。尚、レーザー切断機18のレーザーエネルギー
により鋼板を切断する技術については、周知の技術であ
るため説明を省略する。
【0019】また、スラットコンベア16の加工エリア
15から所定の間隔を存して搬出エリア19が設けられ
ている。即ち、スラットコンベア16の他側には搬出エ
リア19が設けられており、この搬出エリア19には搬
出機20が設けられている。係る加工エリア15と搬出
エリア19との間に待機エリア17が設けられており、
この待機エリア17はレーザー切断機18が移動して鋼
板を切断していないときに待機するように構成されてい
る。
【0020】また、待機エリア17の横となる搬入エリ
ア11と搬出エリア19との間には仕分けエリア26が
設けられている。係る仕分けエリア26には搬出台とし
ての複数のトロッコ23・・・(この場合2台)が設け
られており、このトロッコ23、23は仕分けエリア2
6から搬出エリア25に移動可能に構成されている。該
トロッコ23、23は被加工物27より少許大きな形状
を呈しており、前記レーザー切断機18で被加工物27
を切断した後の加工製品28を平積み可能に構成されて
いる。尚、25・・・はレールであり、トロッコ23は
このレール25上に移動自在に載置されている。
【0021】該仕分けエリア26は、各トロッコ23、
23上に積み重ねられた加工製品28を用途別に仕分け
できるように構成されている。即ち、仕分けエリア26
はレーザー切断機18で切断された加工製品28が、加
工エリア15から搬出エリア19に搬送されフォーク2
1にてトロッコ23上に積載される。そして、トロッコ
23により仕分けエリア26に移動された加工製品28
は、この仕分けエリア26にて用途別に仕分けされる。
【0022】、に一方、搬出機20はレーザー切断機1
8で切断された加工製品28を、スラットコンベア16
上から各トロッコ23、23まで移送するもので、搬出
エリア19の上方を移動自在に設けられている。該搬出
機20は、架台22とフォーク21とから構成されてお
り、この架台22は搬出エリア19の上方に架設される
と共に下方にフォーク21が取り付けられている。この
フォーク21はL字形状の鋼板が所定の間隔で並設され
た櫛状の載置片21Aで構成されている。尚、22Aは
架台22を支持するための橋架台である。
【0023】係る場合、フォーク21の載置片21Aも
前記スラットコンベア16の支持板16A・・・同様約
100mm間隔で櫛状に設けらており、これら載置片2
1A・・・は先端部21Bに行くに従って下方に傾斜す
る形状とされている。即ち、載置片21Aの先端部21
Bは所定角度(図5矢印範囲)下方に傾斜されている。
また、フォーク21を構成する複数の載置片21A・・
・は前記スラットコンベア16の支持板16A・・・間
にそれぞれ進入可能に構成されている。
【0024】他方、各トロッコ23、23の一側(スラ
ットコンベア16と離間側)にはそれぞれストッパー2
4、24が設けられており、このストッパー24はこれ
もまた、鋼板片24Aを複数並設されて櫛状に構成され
ると共に、高さ約800mm、厚さ約5mm、幅約60
mmの形状を呈している。該ストッパー24の鋼板片2
4A・・・は前記スラットコンベア16の支持板16A
・・・同様約100mm間隔で設けられており、これら
のストッパー24、24の鋼板片24A・・・間をフォ
ーク21の載置片21A・・・が通過可能に構成されて
いる。
【0025】以上の構成で、次に本発明のレーザー切断
装置10の動作を説明する。搬入エリア11の各搬入台
14、14にはレーザー切断機18で約1日分切断可能
な量の被加工物27が平積みされているものとする。ま
た、レーザー切断機18は待機エリア17に待機してお
り、各トロッコ23、23は搬出エリア19側に移動し
ているものとする。また、搬出機20はトロッコ23側
に位置すると共に、スラットコンベア16の複数の支持
板16A・・・は加工エリア15に位置しているものと
する。尚、レーザー切断装置10は図示しない制御装置
により制御されるものとする。
【0026】まず、搬入エリア11(加工エリア15側
に設けられた搬入台14)に平積みされた被加工物27
を搬入機12の吸盤パット13・・・に吸着して持ち上
げる。そして、搬入台14で持ち上げた被加工物27を
搬入機12で加工エリア15のスラットコンベア16上
に移送する(図2矢印)。これにより、被加工物27は
スラットコンベア16の複数の支持板16A・・・上の
所定位置に載置される。
【0027】次に、待機エリア17に待機させたレーザ
ー切断機18が加工エリア15に移動し、加工エリア1
5の被加工物27をレーザーにて所定の形状に切断す
る。係る、レーザー切断機18で被加工物27を切断す
る際、制御装置はレーザー出力を小さくして被加工物2
7を切断せず、加工製品28(この場合製品)を明確に
するためのマーキング等も行われる。そして、被加工物
27の切断が終了するとスラットコンベア16が回動し
て被加工物27を搬出エリア19に搬送する(図2矢
印)。
【0028】次に、レーザー切断機18を待機エリア1
7に待機させた後、搬入エリア11に平積みされた被加
工物27は搬入機12によってスラットコンベア16の
支持板16A・・・上の所定位置に移送される。この場
合、レーザー切断機18により切断された加工製品28
は、スラットコンベア16の回動により搬出エリア19
に搬送されると同時に、搬出機20がスラットコンベア
16側に移動していく。これにより、搬出機20のフォ
ーク21を構成する載置片21A・・・がスラットコン
ベア16の支持板16A・・・の間に進入し、加工製品
28の下側に位置する。そして、フォーク21が上昇す
ると、これによりスラットコンベア16上の加工製品2
8はフォーク21上に載置される。
【0029】そして、フォーク21で加工製品28を持
ち上げた状態で、搬出機20はスラットコンベア16側
のトロッコ23上に移動する(図2矢印)。搬出機20
のフォーク21がトロッコ23上に位置した状態でフォ
ーク21を下降させると共に、フォーク21の各載置片
21A・・・は各ストッパー24・・・間にそれぞれ入
り込む。そして、フォーク21の載置片21A・・・の
先端がトロッコ23上面に近接したところでフォーク2
1の下降が停止し、この状態で搬出機20はスラットコ
ンベア16より離間していく。
【0030】この場合、フォーク21上に載置された加
工製品28はトロッコ23の一側に設けられたストッパ
ー24により、それ以上トロッコ23より移動するのが
制御される。該加工製品28はフォーク21の載置片2
1A・・・上から滑ってトロッコ23上に載置される。
これにより、人手を加えることなくスラットコンベア1
6上の加工製品28はトロッコ23上に移送される。
【0031】そして、制御装置は搬入機12の制御を行
い搬入台14に平積みされた被加工物27をスラットコ
ンベア16上に移送すると共に、レーザー切断機18の
制御を行って被加工物27の切断を行ない、加工製品2
8をトロッコ23上に移送する作業を繰り返す。そし
て、被加工物27の切断が繰り返されて、加工エリア1
6側の搬入台14に平積みされた被加工物27が無くな
ると、次に制御装置は加工エリア16と離間側の搬入台
14に平積みされた被加工物27をスラットコンベア1
8に移送し、レーザー切断機18の制御を行って被加工
物27の切断を行ない加工製品28をトロッコ23上に
移送する作業が繰り返され、これにより、トロッコ23
上に所定量の加工製品28を積み重ねることができる。
【0032】また、スラットコンベア18側のトロッコ
23上が加工製品28にて一杯になったら、制御装置は
トロッコ23を動かして仕分けエリア26に加工製品2
8を移動すると共に、搬出機20を制御してスラットコ
ンベア18上の加工製品28をスラットコンベア18と
離間側のトロッコ23上に移送する作業が繰り返され
る。尚、仕分けエリア15に移動したトロッコ23上の
加工製品28は、就労日に機械或いは人手等によって用
途別に仕分けされる。
【0033】このように、搬入台14を複数設けると共
に、搬出台としてのトロッコ23・・・を複数もうけて
いるので、レーザー切断機を一日稼働させることのでき
る被加工物27大量に貯留することができると共に、加
工製品28を大量に貯留することができる。また、搬出
機20に設けられたフォーク21を複数の載置片21A
・・・で櫛状に構成しているので、スラットコンベア1
6上に載置された加工製品28全てをフォーク21で持
ち上げることが可能となる。これにより、人手を必要と
することなく、スラットコンベア16上の加工製品28
をトロッコ23上に移送することが可能となる。
【0034】また、フォーク21の載置片21A・・・
はそれぞれ先端部21Bに行くに従って下方に所定角度
傾斜させているだけなので、スラットコンベア16上の
加工製品28を載置してトロッコ23まで搬送すること
ができると共に、載置片21A・・・上に載置された加
工製品28を滑らせてトロッコ23上に降ろすことがで
きる。これにより、レーザー切断機18で切断した加工
製品28を人手をかけることなく、夜間及び休日など人
のいない場合でも、レーザー切断装置10を自動運転さ
せることが可能となる。
【0035】尚、フォーク21の各載置片21A・・・
を100mm間隔の幅で設けたが、これに限らずフォー
ク21の載置片21A・・・を100mm間隔以下或い
は100mm間隔以上の幅にしても本発明は有効であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、搬入台上の被加工物を搬入機によりスラットコンベ
ア上に移送し、レーザー切断機にて切断加工した後、ス
ラットコンベアで搬送して搬出機で搬出台に載置するも
のであって、搬入台及び搬出台を複数設け、搬入機は搬
入台上の被加工物をスラットコンベア上に順次移送する
と共に搬出機はスラットコンベアで搬送された加工製品
を搬出台に順次移送するように構成しているので、搬入
台に大量の被加工物を貯留することができると共に、搬
出台に大量の加工製品(加工製品及び残材)を貯留する
ことができるようになる。これにより、レーザー切断機
で切断する一日分或いはそれ以上の被加工物と加工製品
を貯留できるようになる。従って、搬入台に被加工物を
追加供給することなく昼夜連続してレーザー切断機を自
動運転することができるようになり、レーザー切断装置
の生産効率を大幅に向上させることができるようになる
ものである。
【0037】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて搬出機は矩形状に設けられた複数の載置片からな
り、各載置片がスラットコンベアの間に進入可能に構成
されているので、レーザー切断機で切断されたスラット
コンベア上の小さな加工製品を搬出機に載置することが
できる。これにより、スラットコンベア上の加工製品を
落とすことなく搬出機で搬出台に移送することができる
ようになる。従って、搬出機でスラットコンベア上の加
工製品の移送を自動化することができるようになり、大
幅な省力化を図ることができるようになるものである。
【0038】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は請求項2に加えて搬出機の先端部を下方に傾斜させ
ているので、搬出機に載置した加工製品を小さな力で滑
らせて降ろすことができる。これにより、搬出機に載置
された加工製品を格別に人手をかけることなく搬出台上
に降ろすことができるようになる。従って、レーザー切
断機で切断したスラットコンベア上の加工製品を大がか
りな移動装置を使用することなく、自動的に搬出台上に
降ろすことができるようになるものである。
【0039】また、請求項4の発明によれば、請求項
1、請求項2又は請求項3におて、搬出台の一側には搬
出機の載置片が通過可能なストッパーを設けているの
で、ストッパーに搬出機の載置片を通過させることによ
り、搬出機に載置された加工製品を搬出台上に載置する
ことができる。これが繰り返されることにより、搬出台
上に所定量の加工製品を積み重ねることができるように
なる。従って、夜間或いは休日などの人がいないときで
も、レーザー切断装置の自動運転を行うことができ、大
幅に生産効率を向上させることができるようになるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザー切断装置の斜視図である。
【図2】本発明のレーザー切断装置の上面図である。
【図3】本発明の本発明のレーザー切断装置の搬出機の
動作を示す図である。
【図4】フォークの斜視図である。
【図5】フォークの側面図である。
【符号の説明】
10 レーザー切断装置 11 搬入エリア 12 搬入機 13 吸盤パット 14 搬入台 15 加工エリア 16 スラットコンペア 16A 支持板 17 待機エリア 18 レーザー切断機 18A レール 19 搬出エリア 20 搬出機 21 フォーク 21A 載置片 21B 先端部 22 架台 22A 橋架台 23 トロッコ 24 ストッパー 24A 鋼板片 25 レール 26 仕分けエリア 27 被加工物 28 加工製品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入台上の被加工物を搬入機によりスラ
    ットコンベア上に移送し、レーザー切断機にて切断加工
    した後、前記スラットコンベアで搬送して搬出機で搬出
    台に載置するレーザー切断装置において、 前記搬入台及び前記搬出台を複数設け、前記搬入機は前
    記搬入台上の被加工物を前記スラットコンベア上に順次
    移送すると共に前記搬出機は前記スラットコンベアで搬
    送された加工製品を前記搬出台に順次移送することを特
    徴とするレーザー切断装置。
  2. 【請求項2】 搬出機は矩形状に設けられた複数の載置
    片からなり、各載置片がスラットコンベアの間に進入可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1のレーザ
    ー切断装置。
  3. 【請求項3】 搬出機の先端部を下方に傾斜させたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2のレーザー切断装
    置。
  4. 【請求項4】 搬出台の一側には搬出機の載置片が通過
    可能なストッパーを設けたことを特徴とする請求項1、
    請求項2及び請求項3のレーザー切断装置。
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