JPH0429498B2 - - Google Patents

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JPH0429498B2
JPH0429498B2 JP3002385A JP3002385A JPH0429498B2 JP H0429498 B2 JPH0429498 B2 JP H0429498B2 JP 3002385 A JP3002385 A JP 3002385A JP 3002385 A JP3002385 A JP 3002385A JP H0429498 B2 JPH0429498 B2 JP H0429498B2
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【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、プリント基板の面取り装置に関する
ものであり、さらに詳細には、断裁機にて断裁さ
れたプリント基板の断裁面を面取り加工するため
のプリント基板の面取り装置に関する。
従来技術 断裁機を介して所定の大きさに断裁されたプリ
ント基板の断裁面は、いわゆるバリが生じている
のでこのバリを除去するための面取り作業が必要
となる。
面取り作業は、プリント基板における銅張り側
の4角(コーナー)部と樹脂側の4角部との合計
8角部、即ち、プリント基板における表裏面の外
周縁部を全て行なわなければならないので、自動
化させるのは極めて困難であり、そのために、従
来は作業者が1枚づつ面取り加工機に供給して面
取り作業を行なつていた。断裁機は、通常、一度
に数枚もしくは数十枚のプリント基板を同時に断
裁するので、上記従来の面取り作業では作業性及
び作業効率が極めて悪く、能率の良い面取り加工
機の出現が強く望まれていた。
発明の目的 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされ
たものであつて、複数枚又は多数枚に積載された
プリント基板の各角部をその搬送過程にて同時
に、かつ連続的に面取り加工しうるようにしたプ
リント基板の面取り装置を提供することを目的と
する。
発明の概要 本発明は、複数段又は多数段の未加工プリント
基板を搬送する搬送機構と、複数段プリント基板
全体を略菱形状に変形する機構部と、略菱形状に
変形された複数段プリント基板の被加工面周縁部
を面取り加工する加工工具部とよりなるプリント
基板の面取り装置を提供することにより、上記本
発明の目的を達成しようとするものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るプリント基板の面取り
装置1の概略構成を示すものである。図に示すご
とく、プリント基板の面取り装置1は、断裁機2
の排出口側に連接されたプリント基板供給搬送部
3と、プリント基板供給搬送部3を介して搬送供
給される未加工プリント基板4aの面取り加工を
行なう面取り加工部5と、面取り加工されたプリ
ント基板4bを排出搬送する排出搬送部6と、加
工後のプリント基板4bを積載する加工プリント
基板積載部7とより構成してある。
断裁機2から断裁される未加工プリント基板4
aは、例えば、第2図a〜f図にて示すごとく、
平面からみて4個、6個、9個等に断裁される。
この断裁時は、定尺のプリント基板原板を複数枚
又は多数枚積み重ねた状態で一度に第2図a〜f
にて示すように適宜サイズに断裁するのである
が、このうち、斜線部分にて示す断裁部分のみが
プリント基板供給搬送部3に排出されるようにな
つている。断裁された未加工プリント基板(面取
り処理をしていないプリント基板)4aは、通
常、第2図gにて示すごとく、銅張り側の角部
(断裁面のコーナー部)4cと樹脂側の角部4d
の各4角部、合計8角部にバリが生じているの
で、これを切除する必要があり、プリント基板供
給搬送部3はこのバリを切除させるために面取り
加工部5に未加工プリント基板4aを供給するも
のである。
プリント基板供給搬送部3は、第3図にて示す
ごとく、搬送用のベルトコンベアー8と、コンベ
アー駆動部9及び未加工プリント基板の搬入装置
(ローダー)10等より構成してある。
ベルトコンベアー8は、例えば長さ2.4m、幅
0.8mのものを使用してあり、その速度は無段変
速しうるように設定してある。
コンベアー駆動部9のモータは、例えば4P,
1.5KW(ブレーキ付)のものを使用してあり、チ
エーン又はベルト等の巻掛伝動媒介節11を介し
てベルトコンベアー8を回転駆動しうるように設
定構成してある。12で示すのは駆動輪、13で
示すのは従動輪、14で示すのはフレーム部であ
る。
搬入装置10は、未加工プリント基板4aがベ
ルトコンベアー8上に供給され、ベルトコンベア
ー8を介して所定位置まで搬送された際に、その
未加工プリント基板4aを面取り加工部5内に搬
入するためのもので、プリント基板クランプ部1
5と、クランプ部15を介してクランプされた未
加工プリント基板4aを面取り加工部5内に移動
操作するためのエアーシリンダーのごとき搬入操
作部(図示省略)と、クランプ部15を移動ガイ
ドするガイドロツド部16等より構成してある。
プリント基板クランプ部15は、昇降操作され
るストツパーのごとき定位置規制部17を介して
所定位置に停止せしめられている未加工プリント
基板4aをクランプするためのもので、クランプ
部15は、断裁機2からそのまま排出されベルト
コンベアー8を介して搬送されてくる複数段、例
えば10枚積載状態の未加工プリント基板4a,4
a,…をそのまま、即ち10枚積載した状態でクラ
ンプしうるようになつている。クランプ部15
は、未加工プリント基板4aをクランプした状態
で適宜量上動され、搬入操作部を介して面取り加
工部5内に搬入された後所定位置で停止し、その
後下動されて未加工プリント基板4aを面取り加
工部5の搬送部18上に載置した後にアンクラン
プして上動し、再び原位置まで復元操作されるよ
うに制御構成してある。なお、19で示すのはガ
イド部である。
面取り加工部5は、第4図にて示すごとく矩形
状に配置構成された4個の加工機構部20,2
1,22,23により構成されており、未加工プ
リント基板4aはこの4個の加工機構部20,2
1,22,23にて加工処理されることにより、
第2図gにて示した各8角部の面取り加工が10枚
(10枚に限定されない。以下、同じ)積み重ねた
状態で同時に加工処理されるようになつている。
4個の加工機構部20,21,22,23のう
ち、第1の加工機構部20は、プリント基板供給
搬送部3の搬入装置10を介して搬入される未加
工プリント基板4aを搬送するための搬送部18
と、未加工プリント基板4aの被加工面部を菱形
に変形するための菱形変形装置25と、面取り加
工工具部26、次工程へのコーナーシフト部27
等より構成してある。
搬送部18は、第5図にて示すごとく搬送チエ
ーンコンベアー28と駆動部29とより構成して
ある。搬送チエーンコンベアー28は、例えば8
秒/1回転に設定してあり、チエーンコンベアー
28には未加工プリント基板4a搬送駆動用の搬
送フツク30が2箇所に設置してある。なお、3
1で示すのは駆動側スプロケツト、32で示すの
は従動側スプロケツトである。駆動部29のモー
ターは、1.5KW、無段変速付、ブレーキ付のモ
ーターにて設定してあり、チエーン33を介して
チエーンコンベアー28の駆動側スプロケツト3
1と連動構成してある。
工具部26は、後述する菱形変形装置25を介
して変形された未加工プリント基板4aの面取り
加工(バリ取り加工)をするためのもので、互に
対向配設されたブレード34とブラシ35とより
構成してある。ブレード34は、未加工プリント
基板4aのうちの銅張り側のコーナー部を面取り
加工するためのもので、超硬チツプ等にて構成し
てあり、固定式のワークガイドを付設してあると
ともに微調整可能の構成となつている。ブラシ3
5は、未加工プリント基板4aのうちの樹脂側の
コーナー部を面取り加工するためのもので
0.2KWのモーターを介してベルトドライブ方式
にて回転駆動されるようになつている。未加工プ
リント基板4aは、銅張り側を上にした状態で菱
形に変形され、この状態で第6図a,bにて示す
ごとくブレード34とブラシ35との協働作用に
より、菱形に変形された面の銅張り側コーナー部
4cと樹脂側コーナー部4dとを10枚積重ねた状
態で同時に面取り加工しうるように設定構成して
ある。ブラシ35は、シフター36を介して移動
調節自在の構成となつており、被加工体(ワー
ク)である未加工プリント基板4aの幅に応じて
ブレード34とブラシ35との間の間隔を調節し
うるようになつている。即ち、ブラシ35は、モ
ーター等を介して回転駆動されるシフトスクリユ
ー37により移動操作されるシフター36を介し
て移動調節自在の構成となつている。
コーナーシフター27は、工具部26を介して
面取り加工されたプリント基板4aを次工程であ
る第2の加工機構部21の搬送部38にシフトす
るためのもので、第5図にて示すごとく、プリン
ト基板4aを移動操作するためのフツク部38を
装備したシフター部39を、エアーシリンダー等
の移動操作機構を介してガイドロツド部40上を
移動させることにより、第1の加工機構部20に
て第1の面取り加工をされたプリント基板4aを
次工程である第2の加工機構部21の搬送部38
上にシフト操作されるようになつている。なお、
フツク部38は、プリント基板4aの幅に対応し
て2位置変換しうるようになつている。
コーナーシフター27にてシフトされたプリン
ト基板4aは、第5図にて示すごとく、第2の加
工機構部21の搬送部38上に載置される前にワ
ークレシーバー41上に載置されるように設定し
てある。ワークレシーバー41は、第7図にて示
すごとく、プリント基板4aを支持するレシーバ
ー本体42と、レシーバー本体支持アーム43
と、レシーバー本体42間の間隔を調整するため
のスクリユー44と、スクリユー44を回転駆動
するためのモーター45及びレシーバー本体42
を移動ガイドするガイドロツド部46等より構成
してあり、レシーバー本体42は、操作部材47
を介して開閉操作自在の構成となつている。モー
ター45は、ブレーキ付の0.2KW出力のものを
使用してあり、歯車48,49を介してスクリユ
ー44を回転駆動しうるように設定構成してあ
る。そして、第7図にて示すごとく、次工程の搬
送装置38のライン幅(被加工体であるプリント
基板4aの幅に対応する搬送部38の幅)が所定
幅にセツトされているかを確認してレシーバー本
体42が開作動され、第1の搬送ライン50から
第2の搬送ライン51上に高さeだけ落下載置さ
れるようになつている。
搬送装置18,38は、被加工体であるプリン
ト基板4aの幅、即ちワーク幅に応じてシフト調
節する必要があるが、この調節は、第8図aにて
示すごとくシフトスクリユー52を介して移動操
作されるシフター53と、シフター53を移動ガ
イドするガイドロツド部54と、シフトスクリユ
ー52回転駆動用のモーター55等より構成して
ある。シフター55等より構成してある。シフタ
ー53は、移動可能な搬送部18,38に固定構
成してあり、シフター53を移動操作することに
より、搬送ライン幅lを任意幅に設定調節しうる
ようになつている。なお、56,57で示すのは
伝達用歯車、58で示すのはシフター53のガイ
ド部59と対応して固定された固定ガイド部であ
る。
菱形変形装置25は、被加工体であるプリント
基板4aの被加工面をブレード34、ブラシ35
にて面取り加工しうるように第6図a,bにて示
すごとく菱形に変形するためのもので、第8図b
にて示すごとく、エアーシリンダー60を介して
移動操作される変形操作部61を有するシフター
62と、変形操作部61と対応して固定配設され
た固定変形操作部63等より構成してある。即
ち、変形操作部61と固定変形操作部63には、
10枚積重ねられたプリント基板4aの被加工面を
所定の菱形状(第6図a,bにて示すごとく、ブ
レード34,ブラシ35にてコーナー部4c,4
dを面取り加工しうる程度の菱形状)に変形しう
るように、傾斜した変形操作面61a,63aが
形設してあり、エアーシリンダー60を介して操
作される変形操作部61と、各変形操作面61
a,63aとの協働作用により、プリント基板4
aの被加工面全体を第6図a,bにて示すごとく
略菱形状に変形しうるようになつている。
第2の加工機構部21は、第1の加工機構部2
0にて加工された面取り加工面と90度ずれた被加
工面を面取り加工するためのもので、第1の加工
機構部20と同様、搬送部38、プリント基板4
aの被加工面部を菱形に変形するための菱形変形
装置63、面取り加工工具部64、次工程へのコ
ーナーシフト部65等より構成してある。
搬送部38は、第7図にて示すように、第1の
加工機構部20の搬送ライン終端でワークレシー
バー41から落下されたプリント基板4aを受け
て搬送するためのもので、面取り加工時の加圧を
付与するためのフツク部66を2個配設してあ
る。搬送部38の構成は、第5図にて示した搬送
部18の構成と同様であるのでその図示及び説明
は省略するが、第1の加工機構部20の搬送ライ
ンに対して直交する方向に配設してある。又、搬
送部38は、第8図aにて示す構成と同様の構成
にて搬送ライン幅lを任意幅に設定調節しうるよ
うになつており、被加工体であるプリント基板4
aの幅に応じて調節しうるようになつている。工
具部64は、第1の加工機構部20と同様にブレ
ード66とブラシ67とにより構成されており、
ブラシ61はシフトスクリユー68を介して移動
操作されるシフター69により、プリント基板4
aの幅に対応させて移動操作しうるように構成し
てある。なお、ブレード66、ブラシ67の構成
については、前記第1の加工機構部20の構成と
同一であるので、その説明を省略する。
菱形変形装置63及びコーナーシフト部65の
構成に関しては、第8図b、第5図bにて示した
構成と同一であるので、その図示及び説明を省略
する。又、搬送ライン終端部には、第1の加工機
構部20と同じワークレシーバー41が設置して
あり、このワークレシーバー41は第7図にて示
したものと同一であるのでその説明を省略する。
第3の加工機構部22は、第2の加工機構部2
1にて加工された面取り加工面と90度ずれた被加
工面を面取り加工するためのもので、第1、第2
の加工機構部20,21と同様、搬送部70、プ
リント基板4aの被加工面部を菱形に変形するた
めの菱形変形装置71、面取り加工工具72、次
工程へのコーナーシフト部73等より構成してあ
る。
搬送部70は、第2の加工機構部21の搬送ラ
イン終端でワークレシーバー41から落下された
プリント基板4aを受けて搬送するためのもの
で、第2の加工機構部21の搬送ラインに対して
直交する方向、即ち、第1の加工機構部20の搬
送ラインと平行となる方向に配設してある。搬送
部70の構成については、第5図に示したのもと
同様であるのでその図示及び説明を省略する。搬
送部70は、第8図aにて示す構成と同様の構成
にて搬送ライン幅lを任意幅に設定調節しうるよ
うになつており、被加工体であるプリント基板4
aの幅に応じて調節しうるようになつている。
工具部72は、第1、第2の加工機構部20,
21と同様にブレード74、ブラシ75とより構
成してあり、ブラシ75はシフトスクリユー76
を介して移動操作されるシフター77により、プ
リント基板4aの幅に対応させて移動操作しうる
ように構成してある。なお、ブレード74、ブラ
シ75の構成については、前記第1の加工機構部
20の構成と同一であるのでその説明を省略す
る。
又、菱形変形装置71及びコーナーシフト部7
3の構成に関しては、第8図b、第5図bにて示
した構成と同一であるので、その図示及び説明を
省略する。又、搬送ライン終端部には、第7図に
て示すものと同一のワークレシーバー41が設置
してある。
第4の加工機構部23は、第3の加工機構部2
2にて加工された面取り加工面と90度ずれた被加
工面を面取り加工するためのもので、第1、第3
の各加工機構部20,21,22と同様、搬送部
78、菱形変形装置79、面取り加工工具部8
0、次工程へのコーナーシフト部81等より構成
してある。
搬送部78は、第3の加工機構部22の搬送ラ
イン終端でワークレシーバー41から落下された
プリント基板4aを受けて搬送するためのもの
で、第3の加工機構部22の搬送ラインに対して
直交する方向、即ち、第2の加工機構部21と平
行となる方向に配設してある。搬送部78の構成
については、第5図にて示したものと同様である
のでその図示及び説明を省略する。搬送部78
は、第8図aにて示す構成と同様の構成にて搬送
ライン幅lを任意幅に設定調節しうるようになつ
ており、被加工体であるプリント基板4aの幅に
応じて調節しうるようになつている。
工具部80は、第1、第2、第3の各加工機構
部20,21,22と同様にブレード82、ブラ
シ83とより構成してあり、ブラシ83はシフト
スクリユー84を介して移動操作されるシフター
85により、プリント基板4aの幅に対応させて
移動操作しうるように構成してある。ブレード8
2、ブラシ83の構成については、第1の加工機
構部20の構成と同一であるのでその説明を省略
する。
菱形変形装置79及びコーナーシフト部81の
構成に関しては、第8図a,b、第5図bにて示
した構成と同一であるので、その図示及び説明を
省略する。又、搬送ライン終端部には、第7図に
て示すものと同一のワークレシーバー41が設置
してあり、第1図にて示す排出搬送部6上に落下
排出しうるように設定構成してある。
第4図は、第1〜第4の加工機構部20,2
1,22,23の平面図であるが、各搬送ライン
の配置構成を明確にするために代表的構成として
第2の加工機構部21の側断面図を第9図に示
す。なお、図中、第7図、第8図にて示した部材
と同一部材には同一符号を付してある。86で示
すのは、駆動用スプロケツト87、従動用スプロ
ケツト88間に懸回されたチエーンコンベアー、
89で示すのはガイドローラー、90で示すのは
伝動用チエーンであり、この伝動手段は、チエー
ン90や歯車その他の伝達手段によるものであつ
てもよいことは勿論である。91で示すのはフレ
ームである。
面取り加工後のプリント基板46を排出搬送す
る排出搬送部6及びプリント基板積載部7は、第
10図〜第12図にて示すごとく構成してある。
即ち、排出搬送部6は、第10図、第12図に
て示すごとく第4の加工機構部23のワークレシ
ーバー41から落下する加工完了後のプリント基
板4bをプリント基板積載部7上に排出するため
のもので、第4の加工機構部23のフレーム91
にブラケツト92を介して固設されたガイド部材
93と、ガイド部材93に移動ガイドされてプリ
ント基板4bを積載部7方向に押圧移動せしめる
フツク部94を有するプツシヤー部95と、プツ
シヤー部95を前進、後退操作するシリンダー装
置(図示省略)等により構成してある。96で示
すのは搬出基準点である。
プリント基板積載部7は、排出搬送部6からの
加工完了プリント基板4bを積載するためのもの
で、パレツト部97と、パレツト97を昇降操作
するためのパレツトリフター部98と、パレツト
移動用のパレツトキヤリアー部99とより構成し
てある。
パレツト部97は、リフター部98のシリンダ
ー100及び平行維持機構101を介して昇降操
作されるようになつており、又、リフター部98
の下部に設けた転輪102を介して軌条(レー
ル)103に沿つて移動しうるように構成してあ
る。
パレツト部97の上方位置には、排出搬送部6
から排出されてくるプリント基板4bを一時的に
ストツクするための加工完了品レシーバー104
が配設してある。この加工完了品レシーバー10
4のレシーバー本体105は、図に示すごとく、
加工完了した10枚積重ねの状態のプリント基板4
bを2列状態に保持しうるように設定してあり、
2列状態に保持した状態で開作動して第2図a〜
eの斜線部分で示す1断裁分をパレツト部97上
に落下しうるように設定してある。その他の構成
については、第7図にて示したものと同一である
ので、同一部材については同一符号を付してその
説明を省略する。
プリント基板積載部7は、パレツトキヤリアー
部99を介して移動操作され、第2図a〜eにて
示す断裁状態と同一のレイアウトにて加工完了プ
リント基板4bを積載しうるように設定構成して
あり、第2図a〜eにて示すレイアウト部分を積
載した時にリフター部98を介してパレツト部9
7を適宜量下降しうるように設定してある。10
6で示すのは位置決め用ストツパー部である。
以上の構成において、本発明の作用について説
明する。
第1図にて示す断裁機2にて断裁されたプリン
ト基板4aのうち、第2図の斜線で示す部分がプ
リント基板供給搬送部3上に供給され、供給搬送
部3を介して面取り加工部5内に搬入装置10を
介して搬入される。
面取り加工部5内に搬入された未加工プリント
基板4aは、第1の加工機構部20にて面取り加
工される。即ち、面取り加工部5内に搬入された
プリント基板4aは、菱形変形装置25にて菱形
に変形され、シフター36にて菱形状を保持しな
がら押圧されつつ搬送部18のフツク部30にて
搬送ライン終端方向に移送されることにより面取
り加工される。面取り加工は、第6図bにて示す
ごとく、ブレード34にてプリント基板4aの銅
張り側コーナー部4cを、又、ブラシ35にて樹
脂側のコーナー部4dの面取り加工を行ない、第
1の面取り加工を行ないバリ取りを行なう。
第1の面取り加工を行なわれたプリント基板4
aは、搬送ライン終端部にてワークレシーバー4
1にて一時的に保持され、第2の加工機構部21
のライン幅等が所定幅に設定調整されているとき
に開作動して第2の加工機構部21の搬送部38
上に落下する。そして、第1の加工機構部20と
同様の作用にてブレード68、ブラシ67を介し
て第2の面取り加工が行なわれる。第2の面取り
加工は、第13図にて示すごとく、第1の面取り
加工にて加工された加工面と90度ずれた面を面取
り加工を行なう。
第2の面取り加工を行なわれたプリント基板4
aは、その搬送ラインの終端部にて第3の加工機
構部22の搬送部70上に落下される。そして、
第13図にて示すごとく第1の面取り加工にて面
取り加工された断裁面と同一の面であつて未加工
のコーナー部を面取り加工しうるべく菱形変形装
置71を介して変形し、ブレード74、ブラシ7
5を介して面取り加工する。
第3の面取り加工を行なわれたプリント基板4
aは、その搬送ラインの終端部にて第4の加工機
構部23は搬送部78上に落下される。そして、
第13図にて示すごとく、第2の面取り加工にて
面取り加工された断裁面と同一の面であつて未加
工のコーナー部を面取り加工しうるべく菱形変形
装置79を介して変形し、ブレード82、ブラシ
83を介して面取り加工する。
以上の行程にて、未加工プリント基板4aの8
角部の面取り加工を10枚積重ねた状態で同時にか
つ自動的に加工しうるものである。
加工完了後のプリント基板4bは、排出搬送部
6を介して加工プリント基板積載部7上に載置さ
れて全ての行程が完了する。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、複数段(複数
枚)又は多数段(多数枚)に積載されたプリント
基板における各8個のコーナー部を連続して自動
的かつ同時に面取り加工することができ、面取り
作業の作業性の向上及び作業効率の向上を図りう
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の概略構成を示す平
面図、第2図a,b,c,d,e,f,gは被加
工体であるプリント基板の説明図、第3図、第4
図、第5図、第6図a,b、第7図、第8図a,
b、第9図、第10図、第11図、第12図は本
発明の要部の構成を示す説明図、第13図は本発
明の作用を示す説明図である。 3……供給搬送部、4a,4b……プリント基
板、5……面取り加工部、6……排出搬送部、7
……加工プリント基板積載部、25,63,7
1,79……菱形変形装置、26,64,72,
80……面取り加工工具部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数段又は多数段に積載された未加工プリン
    ト基板(ワーク)を搬送する搬送機構と、前記搬
    送機構を介して搬送される複数段のプリント基板
    の全体を略菱形状に変形せしめる被加工面変形機
    構部と、前記被加工面変形機構部を介して変形さ
    れた被加工面周縁部を面取り加工する加工具部と
    より構成してなるプリント基板の面取り装置。 2 前記搬送機構は、断裁機から直接プリント基
    板を供給されるべく断裁機と連設配置されている
    特許請求の範囲第1項記載のプリント基板の面取
    り装置。 3 前記搬送機構は、無段変速可能なベルトコン
    ベアーにて構成されている特許請求の範囲第1項
    記載のプリント基板の面取り装置。 4 前記搬送機構は、その終端部にワークを次工
    程に搬入させるための搬入機構を有している特許
    請求の範囲第1項記載のプリント基板の面取り装
    置。 5 前記被加工面変形機構部は、固定側の変形部
    と前記固定側変形部と協働してワークを菱形状に
    変形する可動側変形部と前記可動側変形部を移動
    操作する駆動部とより構成されている特許請求の
    範囲第1項記載のプリント基板の面取り装置。 6 前記加工工具部は、銅張り側コーナー部を面
    取り加工するブレードと、樹脂側コーナー部を面
    取り加工するブラシとにより構成されている特許
    請求の範囲第1項記載のプリント基板の面取り装
    置。 7 前記ブレード又はブラシのうちのいずれか一
    側は、ワーク幅に対応して可動自在に構成されて
    いる特許請求の範囲第6項記載のプリント基板の
    面取り装置。 8 前記ブレード又はブラシのうちのいずれかを
    可動する機構は、モーターにて回転駆動されるシ
    フトスクリユーにて構成されている特許請求の範
    囲第7項記載のプリント基板の面取り装置。 9 前記搬送機構は、ワーク幅に応じて搬送ライ
    ン幅を調節自在に構成されている特許請求の範囲
    第1項記載のプリント基板の面取り装置。 10 前記搬送機構は、ワークの8角部を連続的
    に面取り加工しうるべく4個の搬送部にて構成さ
    れており、各搬送部の終端部にはコーナーシフタ
    ーが装備されている特許請求の範囲第1項記載の
    プリント基板の面取り装置。 11 前記コーナーシフター部には、ワークを一
    時的に保持可能な開閉操作自在のワークレシーバ
    ーが配備されている特許請求の範囲第10項記載
    のプリント基板の面取り装置。 12 前記ワークレシーバーは、開閉自在の一対
    のレシーバー本体と、レシーバー本体の開口幅を
    ワーク幅に応じて調節する機構部とより構成して
    なる特許請求の範囲第11項記載のプリント基板
    の面取り装置。 13 複数段又は多数段に積載された未加工プリ
    ント基板(ワーク)を搬送する搬送機構と、前記
    搬送機構を介して搬送される複数段のプリント基
    板の全体を略菱形状に変形せしめる被加工面変形
    機構部と、前記被加工面変形機構部を介して変形
    された被加工面周縁部を面取り加工する加工工具
    部と、加工完了したプリント基板を排出する排出
    搬送部と、排出搬送部からのプリント基板を積載
    する積載部とより構成されていることを特徴とす
    るプリント基板の面取り装置。 14 前記排出搬送部は、プツシヤー部と、プツ
    シヤー部ガイド用のガイド部と、プツシヤー駆動
    部とより構成されている特許請求の範囲第13項
    記載のプリント基板の面取り装置。 15 前記積載部は、パレツト部と、パレツト部
    昇降操作部と、パレツトキヤリアー部と、パレツ
    ト部上に加工完了プリント基板を供給するレシー
    バー部とよりなる特許請求の範囲第13項記載の
    プリント基板の面取り装置。
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