JPH1155107A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1155107A
JPH1155107A JP9209084A JP20908497A JPH1155107A JP H1155107 A JPH1155107 A JP H1155107A JP 9209084 A JP9209084 A JP 9209084A JP 20908497 A JP20908497 A JP 20908497A JP H1155107 A JPH1155107 A JP H1155107A
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JP
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power supply
circuit
signal
output
input
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JP9209084A
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English (en)
Inventor
Shigeo Kuboki
茂雄 久保木
Tadashi Sanpei
忠 三瓶
Hiroyuki Kida
博之 木田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部周辺回路装置とのインターフェイス仕様
に対応できるとともに、耐ノイズ性に優れて信頼性が高
く、微細化プロセスに適すること。 【解決手段】 内部回路5と入力回路61との間に入力
レベル変換回路16bを設けるとともに内部回路5とス
リーステートバッファ(出力回路)72との間に出力レ
ベル変換回路16aを設け、内部回路回路5と入力レベ
ル変換回路16bの電源端子を第1の電源電圧線8を介
して第1の電源パッド10に接続し、入力回路61、ス
リーステートバッファ72、出力レベル変換回路16a
の電源端子を第2の電源端子9を介して第2の電源パッ
ド11に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に係り、特に、ページャ、ヘッドホンステレオなどの
携帯用電気機器に使用されるマイクロコンピュータやシ
ングルチップマイクロコンピュータに用いるに好適な半
導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用電気機器などに使用される半導体
集積回路装置(LSI)には半導体素子としてMOSト
ランジスタが多く採用されている。この種の半導体集積
回路装置においては、近年、MOS集積回路プロセスの
微細化に伴い、動作電圧を低くすることが要望されてお
り、各種の方法が提案されている。例えば、MOSトラ
ンジスタを3次元的に微細化し、同時に電源電圧、不純
物濃度などを系統的に変化させることで、MOSデバイ
スの高集積化、高性能化を達成できることは、スケーリ
ング則として知られている(菅野卓雄監修、飯塚哲哉
編、“CMOS超LSIの設計”、培風館、第90頁〜
第93頁、1989年4月25日初版)。一般に、標準
デバイスの物理的な寸法を一定の係数K(K>1)に反
比例して縮小すると、回路の遅延時間も1/Kになり、
速くなる。これは、電界一定のスケーリングと言われて
いる。しかし、実際のLSIでは電源電圧5Vが使用さ
れることが多く、デバイス内部の電界は高くなる一方で
スケーリングとは異なる方法が採用されている。例え
ば、パンチスルーなどを防ぐために、種々のプロセス上
の対策(2重拡散構造、LDD(ライトリ・ドープト・
ドレイン)構造など)が採用されているが、0.35ミ
クロンメートル以下の微細化プロセスでは限界があり、
3V程度以下の低電圧駆動が避けられない情勢になりつ
つある。また周辺回路とのインターフェイスを行う入出
力回路は、外部周辺回路とのインターフェイス仕様(電
圧、電流)に合わせることが余儀なくされている。
【0003】一方、携帯用電気機器の普及に伴い、放射
ノイズが低く、かつ外来ノイズに強い(以後耐ノイズ特
の高いと称する。)低消費電力化集積回路装置が求めら
れており、例えば、特開平6−13588号公報、特開
平5−121650号公報、特開平5−218203号
公報、特開平5−299585号公報に記載されている
ように、各種論理演算を行う内部回路と入出力回路間に
レベル変換回路を設ける構成が採用されている。また出
力回路の同時駆動時に電源線に流れる電流による入力ハ
イレベル電圧、または入力ローレベル電圧のマージン低
下を防止するために、GNDまたはVcc電源線を独立
に2系統設けたりすることも行われている(特許番号第
1739276号「半導体集積回路装置」)。
【0004】なお、放射ノイズとは、LSI自体が放出
する電磁ノイズのことであり、実装ボードはもとより外
部装置に障害を与えることがある。この放射ノイズの強
さは、LSIの動作周波数、電流(電流波形、電流値)
及び配線パラメータ(電源レイアウト、配線容量など)
などに依存する。主に、内部回路クロック系回路駆動電
流および外部回路、特に出力回路(出力バッファ)の駆
動電流が大きなウエートを占めるが、これらは個々のL
SIの仕様によって異なるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、個々の
LSIごとにクロック駆動電流、出力回路(出力バッフ
ァ)駆動電流の低減化回路設計が行われているが、これ
らの設計仕様もLSIの仕様制限内の範囲に限定される
という制約がある。また主に低消費電力化のために、
1.8V〜0.9V程度に動作電源電圧を低下させるこ
とも行われているが、この方法は低放射ノイズ特性を実
現する上では有効であるが、CMOSデバイスの性能低
下により動作周波数が低下し、入力ピンからの外来ノイ
ズに弱くなるという課題がある。
【0006】本発明の目的は、種々の外部周辺回路装置
とのインターフェイス仕様に対応できるとともに、耐ノ
イズ性に優れて信頼性が高く、微細化プロセスに好適な
半導体集積回路装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも外部からの入力信号に応答し
て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
けこの信号に応答して論理動作を行う内部回路とを備
え、前記各回路の電源は、一対の電源端子のうち一方の
電源端子が各回路共通の接地電源線に接続され、他方の
電源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換回路
の他方の電源端子が第1の電源電圧線に接続され、かつ
前記入力回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線とは
電気的に絶縁された第2の電源電圧線に接続されてなる
半導体集積回路装置を構成したものである。
【0008】また、本発明は、論理動作を行って論理動
作に応じた信号を出力する内部回路と、前記内部回路の
出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷の信号レベ
ルに変換して出力する出力レベル変換回路と、前記出力
レベル変換回路の負荷として前記出力レベル変換回路の
出力信号を受けこの信号を少なくとも外部に出力する出
力回路とを備え、前記各回路の電源は、一対の電源端子
のうち一方の電源端子が各回路共通の接地電源線に接続
され、他方の電源端子のうち前記内部回路の他方の電源
端子が第1の電源電圧線に接続され、かつ前記出力レベ
ル変換回路と前記出力回路の他方の電源端子が第1の電
源電圧線とは電気的に絶縁された第2の電源電圧線に接
続されてなる半導体集積回路装置を構成したものであ
る。
【0009】前記各半導体集積回路装置を構成するに際
しては、一対の電源端子のうち内部回路と入力レベル変
換回路の一方の電源端子を第1の接地電源線に接続し、
入力回路の一方の電源端子を第1の接地電源線とは電気
的に絶縁された第2の接地電源線に接続する構成を採用
したり、一対の電源線のうち内部回路の一方の電源端子
を第1の接地電源線に接続し、出力レベル変換回路と出
力回路の一方の電源端子を第1の接地電源線とは電気的
に絶縁された第2の接地電源線に接続する構成を採用す
ることもできる。
【0010】また前記各半導体集積回路装置を組み合わ
せたものとして以下のようなものを構成することができ
る。
【0011】(1)各回路の電源として、一対の電源端
子のうち一方の電源端子を各回路共通の接地電源線に接
続し、他方の電源端子のうち内部回路と入力レベル変換
回路を第1の電源電圧線に接続し、かつ入力回路と出力
レベル変換回路および出力回路の他方の電源端子を第2
の電源電圧線に接続する。
【0012】(2)各回路の電源として、一対の電源端
子のうち一方の電源端子を各回路共通の接地電源線に接
続し、他方の電源端子のうち内部回路と入力レベル変換
回路の他方の電源端子を第1の電源電圧線に接続し、出
力レベル変換回路と出力回路の他方の電源端子を第2の
電源電圧線に接続し、さらに入力回路の他方の電源端子
を第3の電源電圧線に接続する。
【0013】(3)各回路の電源として、一対の電源端
子のうち内部回路と入力レベル変換回路の一方の電源端
子を第1の接地電源線に接続し、入力回路と出力レベル
変換回路および出力回路の一方の電源端子を第2の接地
電源線に接続し、他方の電源端子のうち内部回路と入力
レベル変換回路の電源端子を第1の電源電圧線に接続
し、入力回路と出力レベル変換回路および出力回路の他
方の電源端子を第2の電源電圧線に接続する。
【0014】(4)各回路の電源として、一対の電源端
子のうち内部回路と入力レベル変換回路の電源端子を第
1の接地電源線に接続し、出力レベル変換回路と出力回
路の一方の電源端子を第2の接地電源線に接続し、さら
に入力回路の一方の電源端子を第3の接地電源線に接続
し、他方の電源端子のうち内部回路と入力レベル変換回
路の電源端子を第1の電源電圧線に接続し、出力レベル
変換回路と出力回路の他方の電源端子を第2の電源電圧
線に接続し、入力回路の他方の電源端子を第3の電源電
圧線に接続する。
【0015】また前記半導体集積回路を構成するに際し
ては、以下の要素を付加することができる。
【0016】(1)前記いずれかの電源電圧線と前記い
ずれかの回路の電源端子との間に、前記いずれかの電源
電圧線からの電圧を指定の電圧に昇圧する昇圧回路また
は前記いずれかの電源電圧線からの電圧を指定の電圧ま
で降圧する降圧回路を備えている。
【0017】(2)前記各電源電圧線はそれぞれ専用の
電源パッドに接続され、前記各接地電源線はそれぞれ専
用の接地電源パッドに接続されてなる。
【0018】前記した手段によれば、入力回路と内部回
路との間に入力レベル変換回路を設けたり、出力回路と
内部回路との間に出力レベル変換回路を設けたりしたた
め、入力回路または出力回路と内部回路との間の信号レ
ベルが異なる場合でも、入力回路または出力回路と内部
回路とのインターフェイス仕様に対応させることができ
る。また入力回路または出力回路と内部回路の電源電圧
線を電気的に分離することで、電源電圧レベルをそれぞ
れ独立に設定できる。このためMOSデバイスの微細化
に応じて内部回路の電源電圧を低下させることができる
とともに、入力回路または出力回路は外部周辺回路装置
ともインターフェイス仕様に対応した電圧レベルに設定
することができる。
【0019】また入力回路または出力回路と内部回路の
接地電源線および電源電圧線を分離することで、各回路
間において駆動電流による干渉を少なくすることができ
る。さらに外部周辺回路から出力回路を経由して入って
くるノイズの内部回路への影響を少なくできるととも
に、内部回路から出力回路を経由して外部周辺回路装置
に入る電波ノイズおよび放射ノイズを軽減することがで
き、耐ノイズ性を向上させることができる。
【0020】一方、内部回路の駆動電流に依存する放射
ノイズが大きいときは、第1の電源電圧線の電圧Vcc
1<第2の電源電圧線の電圧Vcc2に設定し、出力回
路の駆動電流による放射ノイズの大きいときには、第1
の電源電圧Vcc1>第2の電源電圧Vcc2に設定す
ることにより、全体としての放射ノイズを低減すること
ができる。
【0021】また昇圧回路または降圧回路を設けること
により、外部ピン供給1電源電圧、内部2電源電圧動作
のLCIを実現することができ、外部供給電源を1電源
にすることができる。そして入力回路または出力回路の
駆動電流による放射ノイズが大きい場合には、第2の電
源電Vcc2から昇圧回路により第1の電源電圧Vcc
1を発生させる(Vcc1≧Vcc2)。この場合、第
1の電源電圧Vcc1を内部回路、入力レベル変換回路
に供給し、第2の電源電圧Vcc2を出力回路、出力レ
ベル変換回路、入力回路に供給するように構成する。そ
してこのように構成すると、外部ピンからの供給電圧は
第2の電源電圧Vcc2のみとなる。また第1の電源電
圧Vcc1は、内部回路および入力レベル変換回路が仕
様速度で動作する下限近くに設定することで低消費電力
化(低電圧動作化)も達成できる。
【0022】一方、内部回路の駆動電流による放射ノイ
ズが大きい場合は、第1の電源電圧Vcc1と第2の電
源電圧Vcc2との関係を逆、すなわちVcc1≦Vc
c2にすれば良いことは明らかである。この場合、外部
ピンからの供給電圧は第1の電源電圧Vcc1のみとな
り、昇圧回路の出力が第2の電源電圧Vcc2として回
路に供給されることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1は本発明の一実施形態を示す半導体集
積回路装置の全体構成図である。図1において、半導体
集積回路装置は複数の内部回路5、複数の入力回路6
1、複数のレベル変換回路付き出力回路71を備えて構
成されている。各内部回路5は、少なくとも外部からの
入力信号に応答して論理動作を行うように構成されてい
る。各内部回路5の電源は、一対の電源端子のうち一方
の電源端子が各回路共通の接地電源線(図示省略)に接
続され、他方の電源端子が第1の電源電圧線8に接続さ
れており、各内部回路5には第1の電源電圧Vcc1が
印加されている。各入力回路61は少なくとも外部から
の入力信号に応答して論理動作を行うように構成されて
おり、各入力回路61の電源は、一対の電源端子のうち
一方の電源端子が各回路共通の接地電源線に接続され、
他方の電源端子が第2の電源電圧線9に接続されてい
る。各レベル変換回路付き出力回路71は、内部回路5
の出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷の信号レ
ベルに変換して出力する出力レベル変換回路と、この出
力レベル変換回路の負荷として出力レベル変換回路の出
力信号を受け、この信号を少なくとも外部に出力するよ
うに構成されている。各レベル変換回路付き出力回路7
1の電源は、一対の電源端子のうち一方の電源端子が各
回路共通の接地電源線に接続され、他方の電源端子が第
2の電源電圧線9に接続されている。そして各入力回路
61と各レベル変換回路付き出力回路71には第2の電
源電圧Vcc2が印加されている。
【0025】具体的には、図2に示すように、各内部回
路5は論理動作に応じた信号として、正論理出力信号2
7a、負論理出力信号27bをレベル変換回路付き出力
回路71に出力するようになっている。各レベル変換回
路付き出力回路71は、出力レベル変換回路16a、出
力回路7を備えて構成されており、出力回路7の出力が
出力パッド18aに接続されている。出力変換回路16
aは、内部回路5からの信号27a、27bのレベルを
負荷の信号レベルとして、Vcc1/Vcc2に変換し
た電圧変換出力信号17を出力回路7に供給するように
なっている。出力回路7はP型MOSトランジスタPM
1、N型MOSトランジスタNM1とからなるCMOS
インバータを構成し、信号17の極性を反転した出力信
号28を出力パッド18aに出力するようになってい
る。
【0026】出力レベル変換回路16aは、例えば図3
に示すように、P型のMOSトランジスタPM10、P
M11、PM12、PM13、N型のMOSトランジス
タNM10、NM11を備えているとともに、CMOS
インバータ37、38を備えて構成されており、CMO
Sインバータ35、36を含む内部回路5から信号IN
B、INが入力されている。
【0027】出力レベル変換回路16aは、内部回路5
の入力信号39のレベルが“H”(振幅Vcc1)の場
合、信号INB、INのレベルは“L”(接地)、
“H”(振幅Vcc1)になり、トランジスタPM1
0、NM11がオンになり、トランジスタNM10、P
M11はオフになる。したがって、信号OTBすなわち
トランジスタPM12のゲート電圧は“L”方向にシフ
トし、トランジスタPM12はオン状態になるので、第
2の電源電圧Vcc2はトランジスタPM10、PM1
2を介して出力端子OTに伝達される。信号端子OTの
電圧はトランジスタPM13のゲート電極にも入力さ
れ、トランジスタPM13はオフになる。したがって信
号OTBの電圧は“L”になり、CMOSインバータ3
7、38の出力OUT、OUTBにはそれぞれ“H”
(振幅Vcc2)、“L”(接地電位)の信号が伝達さ
れる。一方、入力信号39のレベルが“L”(接地電
位)の場合には、上述した動作とは対照的な動作を行
い、出力OUT、OUTBには、それぞれ“L”、
“H”(振幅Vcc2)の信号が伝達される。このよう
な動作により、入力信号IN、INBの伝達振幅はVc
c1からVcc2に変換される。なお、内部回路5の電
源電圧をVcc2とし、出力レベル変換回路16aの電
源電圧をVcc1としたときには、入力信号IN、IN
Bの電圧振幅はVcc2からVcc1に変換されること
になる。
【0028】一方、各入力回路61はP型MOSトラン
ジスタPM2、PM3、N型MOSトランジスタNM
2、NM3から構成された一対のCMOSインバータを
備えて構成されており、入力側が入力パッド18bに接
続され、出力側が入力レベル変換回路16bに接続され
ている。この入力回路61は、入力信号25に応答して
正論理出力信号26a、負論理出力信号26bを入力レ
ベル変換回路16bに出力するようになっている。入力
レベル変換回路16bは内部回路5とともに第1の電源
電圧線8に接続されており、回路構成は、図3に示すレ
ベル変換回路16aと同一構成である。すなわち信号2
6a、26bのレベルを負荷のレベルとしてVcc2/
Vcc1のレベルに変換し、Vcc2/Vcc1に電圧
変換された信号19を内部回路5に出力するようになっ
ている。
【0029】また、図5に示すように、入力系と出力系
をそれぞれ同一の入出力パッド18cに接続し、入力系
を入力回路61で構成し、出力系をスリーステート出力
回路73で構成することもできる。
【0030】スリーステート出力回路73は、トランジ
スタPM4、トランジスタNM4を有するスリーステー
トバッファ72、一対の出力レベル変換回路16aを備
えて構成されており、スリーステートバッファ72の出
力側が入出力パッド18cに接続され、入力側がそれぞ
れ出力レベル変換回路16aを介して内部回路5に接続
されている。内部回路5は、例えば2入力NORゲート
20、2入力ANDゲート21、インバータ22、イン
バータ34a、34bを備えて構成されている。
【0031】図5に示す回路において、出力イネーブル
信号OENのレベルが“H”のときには、各ゲート2
0、21の出力は出力信号27を反転した信号となる。
すなわち、ゲート20、21の出力信号23、29は出
力信号27のインバート論理値となり、インバータ34
a、34bの出力信号24、30は出力信号27の論理
値となる。そして各出力信号23、24、29、30は
それぞれ出力レベル変換回路16a、16bでその電圧
レベルがVcc1/Vcc2に変換される。
【0032】例えば、出力信号27のレベルが“H”の
ときには、各出力レベル変換回路16aの入力信号I
N、INBはそれぞれ“H”(Vcc1)レベル、
“L”レベルになり、出力レベル変換回路16aの出力
信号OUTはそれぞれ“H”(Vcc2)レベルにな
る。この結果、トランジスタNM4、PM4はそれぞれ
オン、オフ状態になるので、スリーステートバッファ7
2の入出力信号線33には“L”レベルの信号が伝送さ
れる。
【0033】一方、出力信号27のレベルが“L”のと
きには、上述した動作とは逆に“H”(Vcc2)のレ
ベルの信号が入出力信号線33に伝送され、スリーステ
ート出力回路73は反転バッファとして動作することに
なる。
【0034】他方、出力イネーブル信号OENのレベル
が“L”になったときには、信号24のレベルが“H”
となり、信号30のレベルが“L”となる。そしてこれ
らの信号のレベルが各出力レベル変換回路16aでVc
c1/Vcc2に電圧変換されると、各信号のレベルは
“H”(振幅Vcc2)、“L”になる。この結果、ト
ランジスタPM4、NM4はともにオフ状態となり、入
出力信号線33はハイインピーダンス状態になる。この
場合、スリーステートバッファ72の出力がハイインピ
ーダンス状態(オープン状態)となるので、入出力パッ
ド18cからの信号を入力回路61に入力することがで
きる。
【0035】このように、出力系にスリーステート出力
回路73を設けたときには、スリーステートバッファ7
2の出力がハイインピーダンス状態になったときにのみ
入出力パッド18cからの信号を入力回路61に入力
し、スリーステートバッファ72の出力が“H”または
“L”のときにはスリーステートバッファ72の出力を
入出力パッド18cに出力するモードを採用することが
できる。
【0036】本実施形態によれば、内部回路5と出力回
路7との間に出力レベル変換回路16aを設けることに
より、外部回路7と内部回路5の信号レベル(電源電
圧)が異なる場合でも、出力回路7と内部回路5とのイ
ンターフェイスを互いに対応づけすることができる。ま
たレベル変換回路付き出力回路71と内部回路5の電源
線を電気的に分離することで、電源電圧をそれぞれ独立
に設定できる。さらに第1の電源電圧線8を第1の電源
パッド10に接続し、第2の電源電圧線9を第2の電源
パッド11に接続することで、各パッドからそれぞれ独
立に電源電圧レベルを設定することができる。
【0037】したがって、本実施形態によれば、個々の
LSI仕様に応じて出力回路7、内部回路5の電源電圧
を独立に設定することができる。このため、MOSデバ
イスの微細化に応じて内部回路5の電源電圧を低下させ
ることができるとともに、レベル変換回路付き出力回路
71の電源電圧を、出力回路71に接続される外部周辺
回路装置とのインターフェイスに対応した電圧レベルに
設定することができる。
【0038】また内部回路5の駆動電流に依存する放射
ノイズが大きいときには、電源電圧Vcc1<第2の電
源電圧Vcc2に設定し、出力回路7の駆動電流による
放射ノイズが大きいときには、Vcc1>電源電圧Vc
c2に設定することにより、全体として放射ノイズを低
減することができる。
【0039】次に、本発明の第2実施形態を図6にした
がって説明する。
【0040】図6において、半導体集積回路装置は、複
数の内部回路5、複数の入力回路61、複数のレベル変
換回路付き出力回路71を備えて構成されており、各内
部回路5の電源端子のうち一方の電源端子が第1の接地
電源線14に接続され、他方の電源端子が第1の電源電
圧線8に接続されている。接地電源線14は第1の接地
電源パッド(GND1)12に接続され、第1の電源電
圧線8は第1の電源パッド(Vcc1)10に接続され
ている。各入力回路61と各レベル変換回路付き出力回
路71の電源は、一方の電源端子が第1の接地電源線1
4とは電気的に絶縁された第2の接地電源線15に接続
され、他方の電源端子が第2の電源電圧線9に接続され
ている。そして第2の接地電源線15は第2の接地電源
パッド(GND2)13に接続され、第2の電源電圧線
9は第2の電源パッド(Vcc2)11に接続されてい
る。すなわち、本実施形態では、電源電圧線8、9を回
路ごとに分離、専用化するとともに、接地電源線14、
15も2系統に分離、専用化したものである。
【0041】本実施形態では、入力回路61と出力回路
7を含む外部回路と内部回路5の接地電源線14、1
5、電源電圧線8、9をそれぞれ完全に分離、専用化し
たため、図1に示す実施形態のものよりも耐ノイズ性を
向上させることができる。すなわち、出力レベル変換回
路16a、入力レベル変換回路16bのしきい値を設定
する際に、各回路共通の接地電位を基準にしきい値を設
定することなく、各レベル変換回路の接地電位を基準に
各レベル回路ごとにしきい値を設定することができる。
【0042】また本実施形態においては、前記実施形態
と同様に、レベル変換回路に用いられているトランジス
タは相補駆動され、各トランジスタが電源端子間で短絡
状態になることはない。すなわち、電源・接地間に電流
が流れるという直流パスがないため、消費電力を低減す
ることができる。また従来チップ領域に配置される出力
回路のゲート電極を駆動するためのドライバをレベル変
換回路で置換することができ、出力回路とレベル変換回
路をコンパクトにセル化できるとともに、チップ上に規
則的に配置、レイアウトすることができる。
【0043】次に、本発明の第3実施形態を図7にした
がって説明する。
【0044】本実施形態においては、昇圧回路41を内
蔵することにより、外部から供給される電源電圧を第2
の電源電圧Vcc2のみにしたものである。図7におい
て、半導体基板43上には、内部回路5、入出力レベル
変換ブロック16c、外部回路42とともに昇圧回路4
1が実装されており、昇圧回路41、入出力レベル変換
ブロック16c、外部回路42に電源電圧Vcc2が印
加され、内部回路5に昇圧回路41の出力による電源電
圧Vcc1が印加されている。入出力レベル変換ブロッ
ク16cは、図3に示す出力レベル変換回路16a、入
力レベル変換回路16bを備えて構成されており、外部
回路42は入力回路61、出力回路7、スリーステート
出力回路73を備えて構成されている。
【0045】昇圧回路41は、第2の電源電圧Vcc2
を入力し、外部クロック40の制御の基に、電源電圧V
cc2よりも高い電圧を発生させるように構成されてい
る。この昇圧回路41を構成するに際しては、例えば、
文献(菅野監修、飯塚編「CMOS超LSIの設計」培
風館、第192頁〜第193頁、1989年4月25日
初版)に記載されているように、MOSメモリやEPR
OMで使用されるチャージポンピング方式の昇圧回路を
用いることができる。そしてこの昇圧回路41は、昇圧
出力として、例えば、電源電圧Vcc2の2倍の電圧を
第1の電圧Vcc1として内部回路5や入力レベル変換
回路16bに印加することができる。
【0046】本実施形態においては、各回路の電源とし
て、第1の実施形態または第2の実施形態の回路構成を
採用することができる。
【0047】本実施形態によれば、内部回路5の低電圧
動作マージンが少ない場合、昇圧回路41によって昇圧
された電圧を内部回路5の電源電圧に用いることで、内
部回路5の動作マージンが向上し、全体として、低電圧
(Vcc2の電源電圧)動作により、低消費電力化を図
ることができる。また入出力レベル変換ブロック16c
のセル化を内部回路5と周辺の外部回路42間に挿入配
置すれば、従来の周辺領域のレイアウトになんら変更を
加えることなく、従来のチップからの変更、互換性を保
つことができる。
【0048】前記実施形態において、昇圧回路41の代
わりに、電源電圧Vcc2をこの電圧よりも低い電圧ま
で降圧する降圧回路を用いることもできる。この場合、
電源電圧Vcc2は内部回路5の動作電圧Vcc1より
も高くなるので、内部回路5に低電圧動作マージンがあ
る場合に有効である。
【0049】次に、本発明の第4実施形態を図8にした
がって説明する。
【0050】本実施形態は、半導体基板43上に昇圧回
路41、内部回路5、入出力レベル変換ブロック16
c、外部回路42を実装し、昇圧回路41、内部回路5
に第1の電源電圧Vcc1を印加し、入出力変換ブロッ
ク16c、外部回路42には、昇圧回路41によって昇
圧された第2の電源電圧Vcc2を印加するようにした
ものであり、各回路は図7と同一のもので構成されてい
る。
【0051】昇圧回路41の昇圧出力は、例えば、電源
電圧Vcc1の2倍の電圧に設定されており、この電圧
が第2の電源電圧Vcc2として入出力レベル変換ブロ
ック16c、外部回路42に供給されている。
【0052】本実施形態においては、外部回路42の動
作電圧となる電源電圧Vcc2が電源電圧Vcc1より
も高くなるので、内部回路5に低電圧動作マージンがあ
る場合に有効である。
【0053】本実施形態によれば、昇圧回路41の昇圧
出力を第2の電源パッド11から外部でモニタすること
ができるとともに、電源パッド11に容量を接続するこ
とで電源を安定化することができる。または内部回路5
には外部回路42よりも低い電圧が印加されているた
め、内部回路5を低電圧、低消費電力で動作させること
ができるとともに外部とのインターフェイス電圧を外部
周辺装置の仕様に合わせることができる。
【0054】また前記実施形態において、昇圧回路41
の代わりに、電源電圧Vcc1を、この電圧よりも低い
電圧まで降圧する降圧回路を用いることもできる。この
場合外部回路42の電源電圧Vcc2を内部回路5の電
源電圧Vcc1よりも低い任意の電圧に設定することが
出来る。
【0055】また前記第2実施形態および第3実施形態
において、昇圧回路41の昇圧倍率あるいは降圧回路の
分圧率を任意に可変にする機能を付加することで、動作
モードに応じて動作電圧レベル、すなわち耐ノイズ特性
を変更することができる。例えば、放射ノイズの制限が
厳しいところでは昇圧比率を低減し、放射ノイズの制限
が緩く強い出力が要求されるところでは昇圧比率を上げ
ることができる。
【0056】また前記第3実施形態および第4実施形態
において、外部回路42の駆動電流による放射ノイズが
大きい場合、第2の電源電圧Vcc2から昇圧回路41
により第1の電源電圧Vcc1を発生させる(Vcc1
≧Vcc2)5とで、外部ピンからの供給電圧を第2の
電源円圧Vcc2のみにすることができる。この場合第
1の電源電圧Vcc1は、内部回路5および入力レベル
変換回路16bが仕様速度で動作する下限近くに設定す
ることにより、低消費電力化および低電圧動作化を達成
することもできる。
【0057】一方、内部回路の駆動電流による放射ノイ
ズが大きい場合には、第1の電源電圧Vcc1から昇圧
回路により第2の電源電圧Vcc2を発生させる。この
場合外部ピンからの供給電圧は第1の電源電圧Vcc1
のみとなり、外部供給電源を1電源にすることができ
る。
【0058】また、各回路の電源線の接続関係として
は、前記実施形態に限定されることはなく、例えば、入
力レベル変換回路16bと内部回路5の一対の電源端子
をそれぞれ第1の接地電源線と第1の電源電圧線に接続
し、出力レベル変換回路16aと出力回路7の一対の電
源端子をそれぞれ第2の接地電源線に接続するとともに
第2の電源電圧線に接続し、入力回路61の一方の電源
端子を第1および第2の接地電源線とは電気的に絶縁さ
れた第3の接地電源線に接続するとともに、他方の電源
端子を第1および第2の電源電圧線と電気的に絶縁され
た第3の電源電圧線に接続し、各電源線を専用の電源パ
ッドまたは専用の接地電源パッドに接続する構成を採用
することができる。この場合、複数の出力回路7の同時
駆動による入力ローレベル電圧のマージンを高めること
ができる。これらの現象、動作については、例えば特許
第1739276号第3頁から第6頁に記載されてい
る。さらに、接地電源線を3分割にすると、出力回路を
多数個同時駆動する場合入力ハイレベル電圧のマージン
を高めることができる。すなわち接地電源線を各回路共
通にした場合、出力回路7の接地電流が電源線の配線抵
抗、配線インダクタンスを介して流れることにより、接
地電源線の電位が浮上して入力ハイレベル電圧のマージ
ンが低下する。このように、回路ごとに接地電源線と電
源電圧線を分離、専用化することで、耐ノイズ性をさら
に向上させることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力回路および出力回路を含む外部回路と内部回路との
間に出力レベル変換回路または入力レベル変換回路を設
けることにより、内部回路と外部回路との信号レベル
(電源電圧)が異なる場合でも、外部回路と内部回路の
インターフェイスを相互に対応づけることができるとと
もに、外部回路と内部回路の電源電圧線を電気的に分離
することで電源電圧のレベルを回路ごとに独立に設定す
ることができ、MOS微細化プロセスに適した低電源電
圧化LSIおよび放射ノイズが小さく耐ノイズ特性の優
れた信頼性の高いLSIを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す全体構成図であ
る。
【図2】内部回路とレベル変換回路付き出力回路の構成
図である。
【図3】出力回路変換回路の回路構成図である。
【図4】入力回路と内部回路および入力レベル変換回路
の構成図である。
【図5】入出力回路と内部回路およびスリーステート出
力回路の回路構成図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示すブロック構成図で
ある。
【図7】本発明の第3実施形態を示すブロック構成図で
ある。
【図8】本発明の第4実施形態を示すブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
5 内部回路 7 出力回路 8 第1の電源電圧線 9 第2の電源電圧線 10 第1の電源パッド 11 第2の電源パッド 16a 出力レベル変換回路 16b 入力レベル変換回路 61 入力回路 71 レベル変換回路付き出力回路 72 スリーステートバッファ 73 スリーステート出力回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に応答して論理動作を行う内部回路とを備
    え、前記各回路の電源は、一対の電源端子のうち一方の
    電源端子が各回路共通の接地電源線に接続され、他方の
    電源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換回路
    の他方の電源端子が第1の電源電圧線に接続され、かつ
    前記入力回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線とは
    電気的に絶縁された第2の電源電圧線に接続されてなる
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 論理動作を行って論理動作に応じた信号
    を出力する内部回路と、前記内部回路の出力信号に応答
    してこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して出
    力する出力レベル変換回路と、前記出力レベル変換回路
    の負荷として前記出力レベル変換回路の出力信号を受け
    この信号を少なくとも外部に出力する出力回路とを備
    え、前記各回路の電源は、一対の電源端子のうち一方の
    電源端子が各回路共通の接地電源線に接続され、他方の
    電源端子のうち前記内部回路の他方の電源端子が第1の
    電源電圧線に接続され、かつ前記出力レベル変換回路と
    前記出力回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線とは
    電気的に絶縁された第2の電源電圧線に接続されてなる
    半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に基づいて論理動作を行う内部回路と、前記
    内部回路の出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷
    の信号レベルに変換して出力する出力レベル変換回路
    と、前記出力レベル変換回路の負荷として前記出力レベ
    ル変換回路の出力信号を受けこの信号を少なくとも外部
    に出力する出力回路とを備え、前記各回路の電源は、一
    対の電源端子のうち一方の電源端子が各回路共通の接地
    電源線に接続され、他方の電源端子のうち前記内部回路
    と前記入力レベル変換回路の他方の電源端子が第1の電
    源電圧線に接続され、かつ前記入力回路と前記出力レベ
    ル変換回路および前記出力回路の他方の電源端子が第1
    の電源電圧線とは電気的に絶縁された第2の電源電圧線
    に接続されてなる半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に基づいて論理動作を行う内部回路と、前記
    内部回路の出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷
    の信号レベルに変換して出力する出力レベル変換回路
    と、前記出力レベル変換回路の負荷として前記出力レベ
    ル変換回路の出力信号を受けこの信号を少なくとも外部
    に出力する出力回路とを備え、前記各回路の電源は、一
    対の電源端子のうち一方の電源端子が各回路共通の接地
    電源線に接続され、他方の電源端子のうち前記内部回路
    と前記入力レベル変換回路の他方の電源端子が第1の電
    源電圧線に接続され、かつ前記出力レベル変換回路と前
    記出力回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線とは電
    気的に絶縁された第2の電源電圧線に接続され、さらに
    前記入力回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線およ
    び第2の電源電圧線とは電気的に絶縁された第3の電源
    電圧線に接続されてなる半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に応答して論理動作を行う内部回路とを備
    え、前記各回路の電源は、一対の電源端子のうち前記内
    部回路と前記入力レベル変換回路の一方の電源端子が第
    1の接地電源線に接続され、かつ前記入力回路の一方の
    電源端子が第1の接地電源線とは電気的に絶縁された第
    2の接地電源線に接続され、他方の電源端子のうち前記
    内部回路と前記入力レベル変換回路の他方の電源端子が
    第1の電源電圧線に接続され、かつ前記入力回路の他方
    の電源端子が第1の電源電圧線とは電気的に絶縁された
    第2の電源電圧線に接続されてなる半導体集積回路装
    置。
  6. 【請求項6】 論理動作を行って論理動作に応じた信号
    を出力する内部回路と、前記内部回路の出力信号に応答
    してこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して出
    力する出力レベル変換回路と、前記出力レベル変換回路
    の負荷として前記出力レベル変換回路の出力信号を受け
    この信号を少なくとも外部に出力する出力回路とを備
    え、前記各回路の電源は、一対の電源端子のうち前記内
    部回路の一方の電源端子が第1の接地電源線に接続さ
    れ、かつ前記出力レベル変換回路と前記出力回路の一方
    の電源端子が第1の接地電源線とは電気的に絶縁された
    第2の接地電源線に接続され、他方の電源端子のうち前
    記内部回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線に接続
    され、かつ前記出力レベル変換回路と前記出力回路の他
    方の電源端子が第1の電源電圧線とは電気的に絶縁され
    た第2の電源電圧線に接続されてなる半導体集積回路装
    置。
  7. 【請求項7】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に基づいて論理動作を行う内部回路と、前記
    内部回路の出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷
    の信号レベルに変換して出力する出力レベル変換回路
    と、前記出力レベル変換回路の負荷として前記出力レベ
    ル変換回路の出力信号を受けこの信号を少なくとも外部
    に出力する出力回路とを備え、前記各回路の電源は、一
    対の電源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換
    回路の一方の電源端子が第1の接地電源線に接続され、
    かつ前記入力回路と前記出力レベル変換回路および前記
    出力回路の一方の電源端子が第1の接地電源線とは電気
    的に絶縁された第2の接地電源線に接続され、他方の電
    源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換回路の
    他方の電源端子が第1の電源電圧線に接続され、かつ前
    記入力回路と前記出力レベル変換回路および前記出力回
    路の他方の電源端子が第1の電源電圧線とは電気的に絶
    縁された第2の電源電圧線に接続されてなる半導体集積
    回路装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも外部からの入力信号に応答し
    て論理動作を行う入力回路と、前記入力回路の出力信号
    を受けこの信号のレベルを負荷の信号レベルに変換して
    出力する入力レベル変換回路と、前記入力レベル変換回
    路の負荷として前記入力レベル変換回路の出力信号を受
    けこの信号に基づいて論理動作を行う内部回路と、前記
    内部回路の出力信号に応答してこの信号のレベルを負荷
    の信号レベルに変換して出力する出力レベル変換回路
    と、前記出力レベル変換回路の負荷として前記出力レベ
    ル変換回路の出力信号を受けこの信号を少なくとも外部
    に出力する出力回路とを備え、前記各回路の電源は、一
    対の電源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換
    回路の一方の電源端子が第1の接地電源線に接続され、
    かつ前記出力レベル変換回路と前記出力回路の一方の電
    源端子が第1の接地電源線とは電気的に絶縁された第2
    の接地電源線に接続され、さらに前記入力回路の一方の
    電源端子が第1の接地電源線および第2の接地電源線と
    は電気的に絶縁された第3の接地電源線に接続され、他
    方の電源端子のうち前記内部回路と前記入力レベル変換
    回路の他方の電源端子が第1の電源電圧線に接続され、
    かつ前記出力レベル変換回路と前記出力回路の他方の電
    源端子が第1の電源電圧線とは電気的に絶縁された第2
    の電源電圧線に接続され、さらに前記入力回路の他方の
    電源端子が第1の電源電圧線および第2の電源電圧線と
    は電気的に絶縁された第3の電源電圧線に接続されてな
    る半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記いずれかの電源電圧線と前記いずれ
    かの回路の電源端子との間に、前記いずれかの電源電圧
    線からの電圧を指定の電圧に昇圧する昇圧回路または前
    記いずれかの電源電圧線からの電圧を指定の電圧まで降
    圧する降圧回路を備えている請求項1、2、3、4、
    5、6、7または8記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記各電源電圧線はそれぞれ専用の電
    源パッドに接続され、前記各接地電源線はそれぞれ専用
    の接地電源パッドに接続されてなる請求項1ないし9の
    うちいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
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