JP2002076874A - 出力インターフェース回路 - Google Patents

出力インターフェース回路

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JP2002076874A JP2000258036A JP2000258036A JP2002076874A JP 2002076874 A JP2002076874 A JP 2002076874A JP 2000258036 A JP2000258036 A JP 2000258036A JP 2000258036 A JP2000258036 A JP 2000258036A JP 2002076874 A JP2002076874 A JP 2002076874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップサイズを拡大せずに、外部電源電圧が
例えば5Vから3.3Vあるいは2Vまで変化しても高
速且つ安定したインターフェース動作を実現できる出力
インターフェース回路を提供する。 【解決手段】 5V系出力バッファ回路3は、内部回路
1の出力信号S1を受け、外部電源電圧VEXTが所定値
より高いことを示す制御信号S7aに応じて出力信号S
3を外部出力端子6に出力する。3.3V系出力バッフ
ァ回路4は、出力信号S1を受け、外部電源電圧VEXT
が所定値に等しいかそれより低いことを示す制御信号S
7bに応じて出力信号S4を出力する。出力レベル調整
回路5は、出力信号S4をレベル調整した出力信号S5
を外部出力端子6に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力インターフェ
ース回路に関し、さらに言えば、内部回路と外部出力端
子との間に設けられ、前記内部回路の出力信号を前記外
部出力端子に出力する際のインターフェースとして使用
される出力インターフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置(以下、LS
Iという)に対する高集積化および低消費電力化の要求
がますます強くなっている。その要求に対応するため、
使用する電源電圧を5Vから3.3Vに低下させ、さら
には2Vまで低下させるべく種々の方式が開発されてい
る。
【0003】LSIは通常、何らかの外部装置に組み込
まれて使用されるため、当該LSIに対する電源電圧の
供給はその外部装置より行われる。その場合、外部装置
より従来から一般的な5.5Vの電源電圧が供給された
り、最近使用されるようになった3.3Vあるいは2V
の電源電圧が供給されたりする。つまり、LSIが適用
される外部装置がどのような値の電源電圧を供給するか
によって、当該LSIに供給される電源電圧が変化する
のである。この点を考慮すると、当該LSI内に設けら
れる出力インターフェース回路においても、電源電圧が
5.5Vである場合だけでなく3.3Vあるいは2Vで
ある場合にも所望の動作をするように、何らかの工夫を
施す必要がある。
【0004】また、LSIの電源電圧が3.3Vあるい
は2Vとして設計されている場合、近年、外部装置から
供給される5Vの電源電圧を3.3Vあるいは2Vに降
圧する降圧回路を当該LSIの電源回路内に設け、その
降圧回路で3.3Vあるいは2Vの電源電圧を生成して
当該LSIの内部回路群に供給することが多くなってい
る。
【0005】本明細書では、LSIの内部において生成
される電源電圧(例えば3.3Vあるいは2V)を「内
部電源電圧」と称し、外部装置から供給される電源電圧
(例えば5V)を「外部電源電圧」と称する。また、L
SIの内部で「内部電源電圧」を生成する回路を「内部
電源回路」と称し、外部装置の内部で「外部電源電圧」
を生成する回路を「外部電源回路」と称する。
【0006】この種の出力インターフェース回路には、
3.3V(あるいは2V)の内部電源電圧と5Vの外部
電源電圧のいずれにおいても正常な動作が可能なもの、
つまりいわゆる「電圧トレラント(tolerant)回路」と
して動作可能なものがある。その一例を図7に示す。
【0007】図7において、LSI200は、所定の外
部装置(図示せず)に組み込まれている。図7では、そ
の外部装置の外部電源回路69のみが示されている。
【0008】LSI200は、当該LSI200の所定
の機能を発揮するために設けられた内部回路群を有して
いるが、図7ではそのうちの一つの内部回路61のみを
示している。LSI200はさらに、内部回路61の出
力信号S61が出力される外部出力端子67と、内部回
路61と外部出力端子67との間をインターフェースす
る出力インターフェース回路62と、LSI200の内
部に所定の内部電源電圧VINT(=3.3V)を供給す
る内部電源回路68とを備えている。なお、外部装置の
外部電源回路69は、LSI200の内部に外部電源電
圧VEXT(=5Vまたは3.3V)を供給する。
【0009】従来の出力インターフェース回路62は、
電源電圧が5Vの時に最適な動作をする5V系出力バッ
ファ回路63と、電源電圧が3.3Vの時に最適な動作
をする3.3V系出力バッファ回路64とを有してい
る。5V系出力バッファ回路63と3.3V系出力バッ
ファ回路64は、外部電源電圧VEXTの値に応じて切り
換えて使用される。
【0010】内部回路61には、内部電源回路68から
内部電源電圧VINTが供給される。5V系出力バッファ
回路63には、外部電源回路69からの外部電源電圧V
EXTと内部電源回路68からの内部電源電圧VINTの双方
が供給される。3.3V系出力バッファ回路64には、
スイッチ65を介して内部電源電圧VINTあるいは外部
電源電圧VEXTが供給される。
【0011】内部回路61の出力信号S61は、5V系
出力バッファ回路63と3.3V系出力バッファ回路6
4の双方に入力される。5V系出力バッファ回路63と
3.3V系出力バッファ回路64は、内部回路61の出
力信号S61に応じてそれぞれ出力信号S63とS64
を出力する。それら二つの出力信号S63とS64のい
ずれか一方が、スイッチ66を介して外部出力端子67
に送られる。
【0012】5V系出力バッファ回路63を構成するM
OS(Metal-Oxide-Semiconductor)電界効果トランジ
スタ(以下、MOSトランジスタという)は、3.3V
系出力バッファ回路64を構成するMOSトランジスタ
とは異なる特性を有している。すなわち、5V系出力バ
ッファ回路63を構成するMOSトランジスタは、印加
される最大電源電圧が5Vと高いため、3.3V系出力
バッファ回路64を構成するMOSトランジスタに比べ
てゲート酸化膜が厚く形成され、また論理閾値も高く設
定されている。
【0013】そこで、外部電源電圧VEXTが5Vの時に
は、5V系出力バッファ回路63が外部出力端子67に
接続されるようにスイッチ66が設定される。それと同
時に、3.3V系出力バッファ回路64が内部電源回路
68に接続されるようにスイッチ65が設定される。そ
の結果、外部電源電圧VEXT(=5V)で動作する5V
系出力バッファ回路63の出力信号S63が、外部出力
端子67に出力されるようになる。内部電源電圧VEXT
(=3.3V)で動作する3.3V系出力バッファ回路
64の出力信号S64は、外部出力端子67には出力さ
れない。
【0014】外部電源電圧VEXTが3.3Vの場合に
は、スイッチ66は、3.3V系出力バッファ回路64
が外部出力端子67に接続されるように設定される。そ
れと同時に、スイッチ65は、3.3V系出力バッファ
回路64が外部電源回路69に接続されるように設定さ
れる。その結果、外部電源電圧VEXT(=3.3V)で
動作する3.3V系出力バッファ回路64の出力信号S
64が、外部出力端子67に出力されるようになる。5
V系出力バッファ回路63の出力信号S63は、外部出
力端子67に出力されない。これは、5V系出力バッフ
ァ回路63には3.3Vの外部電源電圧VEXTが供給さ
れるので、その出力信号S63は好ましくない特性を持
つからである。
【0015】このように、従来のLSI200では、外
部電源電圧VEXTが5Vの時には、5Vの外部電源電圧
EXTで最適動作をする5V系出力バッファ回路63の
出力信号S63が外部出力端子67に出力され、外部電
源電圧VEXTが3.3Vの時には、3.3Vの外部電源
電圧VEXTで最適動作をする3.3V系出力バッファ回
路64の出力信号S64が外部出力端子67に出力され
る。こうして、外部電源電圧VEXTが5Vであっても
3.3Vであっても、最適なインターフェース動作が得
られるようになっている。
【0016】なお、スイッチ65と66は通常、トラン
ジスタで構成されるスイッチではなくアルミニウム配線
等によって形成される。すなわち、LSI200の製造
過程において、外部電源電圧VEXTの値(5Vまたは
3.3V)に応じて、上述したようにアルミニウム配線
等の接続を変える(つまりアルミニウム配線等を形成す
るためのマスクパターンを変える)ことによって、5V
系出力バッファ回路63と3.3V系出力バッファ回路
64の切り替えが実現されるのである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインタ
ーフェース回路62には、以下に述べるような二つの問
題がある。
【0018】第一に、従来のインターフェース回路62
では、外部電源電圧VEXTが5Vの場合には、スイッチ
66によって5V系出力バッファ回路63が外部出力端
子67に接続されるため、外部電源電圧VEXTが5V〜
3.3Vあるいは5V〜2Vの間で変化する場合にも、
5V系出力バッファ回路63がインターフェース動作を
行うことになる。しかし、上述したように、5V系出力
バッファ回路63を構成するMOSトランジスタは、
3.3V系出力バッファ回路64を構成するMOSトラ
ンジスタに比べてゲート酸化膜が厚く形成され、また論
理閾値も高く設定されているので、外部電源電圧VEXT
が3.3V付近あるいは2V付近まで低下すると、出力
信号S63の遅延時間が急激に増加し、その結果、高速
且つ安定したインターフェースが実現できなくなる、と
いう問題が生じる。
【0019】外部電源電圧VEXTが5V〜3.3Vや5
V〜2Vの間で変化する例としては、LSI200(外
部装置)をバッテリーで駆動させる場合が挙げられる。
バッテリー駆動の場合には、バッテリーの出力電圧(=
5V)はその使用時間や負荷状態に応じて変動し、また
LSI200の動作中にも放電により5Vから徐々に低
下するのが一般的である。
【0020】第二に、従来のインターフェース回路62
では、5V系出力バッファ回路63と3.3V系出力バ
ッファ回路64の切り替えを、アルミニウム配線等を形
成するためのマスクパターンを変えることによって実現
しているため、使用する出力バッファ回路63、64を
外部電源電圧VEXTの変化に応じて切り換えることがで
きない、という問題がある。
【0021】スイッチ65と66はトランジスタで構成
することが可能であるから、そうすればこの第二の問題
は解消される。しかし、出力バッファ回路63、64の
所望の動作特性を維持しようとすると、スイッチ65と
66を構成するトランジスタのサイズが大きくなり、出
力バッファ回路63、64と同程度以上のチップ面積を
スイッチ65と66が占有してしまう。その結果、LS
I200それ自体のチップサイズが増大するという別の
問題が生じる。
【0022】本発明は、これらの問題を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、チップサイ
ズを拡大せずに、外部電源電圧が所定範囲(例えば5V
から3.3Vあるいは2Vまでの範囲)で変化しても高
速且つ安定したインターフェース動作を実現できる出力
インターフェース回路を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、外部電源電圧が内部
電源電圧よりも低い場合に、外部出力端子にその時の外
部電源電圧を越える電圧が出力されるのを防止できる出
力インターフェース回路を提供することにある。
【0024】本発明のさらに他の目的は、高電圧用(例
えば5V系)の出力バッファ回路が使用されている時
に、低電圧用(例えば3.3V系)の出力バッファ回路
の出力端子に内部電源電圧よりも高い電圧が印加される
のを防止できる出力インターフェース回路を提供するこ
とにある。
【0025】上記以外の本発明の目的は、以下の説明に
よって明らかにされる。
【0026】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の出力イ
ンターフェース回路は、内部回路と外部出力端子との間
に設けられ、前記内部回路の出力信号を前記外部出力端
子に出力する際のインターフェースとして使用される出
力インターフェース回路において、前記内部回路の出力
信号を受けて第1出力信号を出力する第1出力バッファ
回路と、前記内部回路からの前記出力信号を受けて第2
出力信号を出力する第2出力バッファ回路と、前記第2
出力バッファ回路が生成する前記第2出力信号を受けて
そのレベルを調整し、そのレベル調整した前記第2出力
信号を第3出力信号として出力する出力レベル調整回路
とを備え、前記第1出力バッファ回路は、前記外部電源
電圧が所定値より高いことを示す第1制御信号に応じて
前記第1出力信号を前記外部出力端子に向けて出力し、
前記第2出力バッファ回路は、前記外部電源電圧が所定
値に等しいかそれより低いことを示す第2制御信号に応
じて前記第2出力信号を前記出力レベル調整回路に向け
て出力し、前記出力レベル調整回路は、前記第2制御信
号に応じて前記第3出力信号を前記外部出力端子に向け
て出力することを特徴とするものである。
【0027】(2) 本発明の出力インターフェース回
路では、内部回路の出力信号を受けて第1出力信号を出
力する第1出力バッファ回路と、前記内部回路からの前
記出力信号を受けて第2出力信号を出力する第2出力バ
ッファ回路と、前記第2出力バッファ回路が生成する前
記第2出力信号を受けてそのレベルを調整し、そのレベ
ル調整した前記第2出力信号を第3出力信号として出力
する出力レベル調整回路とを備えている。そして、前記
第1出力バッファ回路は、前記外部電源電圧が前記所定
値より高いことを示す第1制御信号に応じて、前記第1
出力信号を前記外部出力端子に向けて出力する。前記第
2出力バッファ回路は、前記外部電源電圧が前記所定値
に等しいかそれより低いことを示す第2制御信号に応じ
て、前記第2出力信号を前記出力レベル調整回路に向け
て出力する。前記出力レベル調整回路は、前記第2制御
信号に応じて、前記第3出力信号を前記外部出力端子に
向けて出力する。
【0028】このため、前記外部電源電圧が前記所定値
より高い時には、前記第1出力バッファ回路が前記第1
出力信号を前記外部出力端子に向けて出力する。前記外
部電源電圧が前記所定値に等しいかそれより低い時に
は、前記第2出力バッファ回路が前記第2出力信号を出
力し、その第2出力信号を前記出力レベル調整回路がレ
ベル調整して前記第3出力信号として前記外部出力端子
に向けて出力する。よって、前記外部電源電圧の値が所
定範囲内で変化しても、高速且つ安定したインターフェ
ース動作が実現される。
【0029】また、前記第1出力信号と前記第3出力信
号のどちらが前記外部出力端子に向けて出力されるか
は、前記外部電源電圧が前記所定値より高いこと示す前
記第1制御信号あるいは前記外部電源電圧が前記所定値
に等しいかそれより低いことを示す前記第2制御信号に
よって自動的に調整される。このため、前記第1出力信
号と前記第3出力信号の切り替えのためにトランジスタ
によるスイッチを設ける必要がない。したがって、チッ
プサイズの拡大も防止できる。
【0030】(3) 本発明の出力インターフェース回
路の好ましい例では、前記出力レベル調整回路が、前記
外部電源電圧が前記内部電源電圧よりも低い場合に、前
記第3出力信号の電圧レベルを前記外部電源電圧に等し
くする機能を有する。この例では、前記外部電源電圧が
前記内部電源電圧よりも低い場合に、前記外部出力端子
に前記外部電源電圧を越える電圧が出力されるのを防止
できる利点がある。
【0031】本発明の出力インターフェース回路の他の
好ましい例では、前記出力レベル調整回路が、前記外部
電源電圧が前記所定値より高い場合に、前記第2出力信
号の電圧レベルを前記内部電源電圧以下に調整する機能
を有する。この例では、前記外部電源電圧が前記所定値
より高いために前記外部電源電圧用(高電圧用)の前記
第1出力バッファ回路が使用されている時に、前記内部
電源電圧用(低電圧用)の前記第2出力バッファ回路の
出力端子に前記内部電源電圧より高い電圧が印加される
のを防止できる利点がある。
【0032】本発明の出力インターフェース回路のさら
に他の好ましい例では、前記第1出力バッファ回路が出
力する前記第1出力信号の論理振幅が前記外部電源電圧
に等しく、前記第2出力バッファ回路が出力する前記第
2出力信号の論理振幅が前記内部電源電圧に等しく設定
される。この場合、前記外部電源電圧が前記内部電源電
圧より低い時には、前記出力レベル調整回路が前記第2
出力信号の論理振幅が前記外部電源電圧に等しくなるよ
うに調整するのがより好ましい。
【0033】本発明の出力インターフェース回路のさら
に他の好ましい例では、前記第1制御信号と前記第2制
御信号が、前記外部電源電圧の状態を記憶したレジスタ
を介して送られる。
【0034】本発明の出力インターフェース回路のさら
に他の好ましい例では、前記第1制御信号と前記第2制
御信号が、前記外部電源電圧の状態を常時検出する外部
電源電圧検出回路によって生成・送出される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面を参照しながら説明する。
【0036】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態のインターフェース回路2を備えたLSI100
の要部構成を示す。このLSI100は、所定の外部装
置(図示せず)に組み込まれており、図1ではその外部
装置の外部電源回路9のみが示されている。外部電源回
路9は、LSI100の内部に対して所定の外部電源電
圧VEXTを供給する。
【0037】LSI100は、当該LSI100の所定
の機能を発揮するために設けられた内部回路群を有して
いるが、図1ではそのうちの一つの内部回路1のみを示
している。LSI100はさらに、内部回路1の出力信
号S1が出力される外部出力端子6と、内部回路1と外
部出力端子6との間をインターフェースする出力インタ
ーフェース回路2と、外部電源電圧VEXTの状態を示す
信号が記憶される外部電源電圧状態レジスタ7と、LS
I100の内部回路1と他の内部回路群に対して所定の
内部電源電圧VINTを供給する内部電源回路8とを備え
ている。
【0038】内部電源回路8の供給する内部電源電圧V
INTは、例えば3.3Vとされ一定である。外部電源回
路9がLSI100に対して供給する外部電源電圧V
EXTは、例えば5Vとされる。外部電源電圧VEXTは、内
部電源電圧VINTとは異なり、例えば5V〜3.3V
(あるいは2V)の範囲で変動する可能性がある。
【0039】外部電源電圧状態レジスタ7は、外部電源
電圧VEXTの状態すなわち外部電源電圧VEXTが5V系で
あるか3.3V系であるかを示す制御信号S7aとS7
bを出力する。その時の外部電源電圧VEXTが5V系で
あるか3.3V系であるかを示す情報を外部電源電圧状
態レジスタ7に対して書き込むことが必要であるが、こ
れは種々の公知の方法で実行できる。ここでは、外部装
置から所定の情報書込信号S7cを送ることによって実
行するのが簡便で好ましい。しかし、外部電源電圧V
EXTが5V系であるか3.3V系であるかを示す制御信
号S7aとS7bを出力できるものであれば、他の任意
の方法でも実行できることは言うまでもない。
【0040】内部回路1は、内部電源回路8から内部電
源電圧VINTの供給を受けて動作する。外部電源電圧状
態レジスタ7も、内部電源回路8から内部電源電圧V
INTの供給を受けて動作する。
【0041】出力インターフェース回路2の5V系出力
バッファ回路3は、内部電源回路8と外部電源回路9の
双方に接続されており、内部電源回路8または外部電源
回路9のいずれか一方から内部電源電圧VINTまたは外
部電源電圧VEXTの供給を受けて動作する。5V系出力
バッファ回路3はまた、内部回路1の出力信号S1を受
け、それに対応する信号S3を外部出力端子6に向けて
出力する。この信号S3の出力は、外部電源電圧状態レ
ジスタ7から出力される5V系出力バッファ許可信号S
7aに応じて実行される。5V系出力バッファ許可信号
S7aは、出力レベル調整回路5にも送られる。
【0042】出力インターフェース回路2の3.3V系
出力バッファ回路4は、内部電源回路8のみに接続され
ており、内部電源回路8から内部電源電圧VINTの供給
を受けて動作する。3.3V系出力バッファ回路4はま
た、内部回路1の出力信号S1を受け、それに対応する
信号S4を出力レベル調整回路5に向けて出力する。こ
の信号S4の出力は、外部電源電圧状態レジスタ7から
出力される3.3V系出力バッファ許可信号S7bに応
じて実行される。3.3V系出力バッファ許可信号S7
bは、5V系出力バッファ許可信号S7aとは異なり、
出力レベル調整回路5には送られない。
【0043】出力レベル調整回路5は、外部電源回路9
のみに接続されており、外部電源回路9から外部電源電
圧VEXTの供給を受けて動作する。出力レベル調整回路
5はまた、3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S
4を受け、それに対応する信号S5を外部出力端子6に
向けて出力する。
【0044】出力レベル調整回路5を設けた第1の目的
は、外部電源電圧VEXTが内部電源電圧VINT(=3.3
V)に等しいかそれよりも低い時に、出力レベル調整回
路5の出力信号S5の電圧値がその時の外部電源電圧V
EXTを越えないように調整することにある。出力レベル
調整回路5を設けた第2の目的は、外部電源電圧V EXT
が5Vであって5V系出力バッファ回路3がアクティブ
になっている(すなわち、内部回路1が5V系出力バッ
ファ回路3を介して外部出力端子6に接続されている)
時に、外部電源電圧VEXT(=5V)が3.3V系出力
バッファ回路4の出力端子に印加されるのを防止するこ
とにある。
【0045】外部電源電圧状態レジスタ7は、外部電源
電圧VEXTが5V系(すなわち5Vあるいはその近傍)
であることを示す5V系出力バッファ許可信号S7a、
または外部電源電圧VEXTが3.3V系(すなわち3.
3Vあるいはその近傍)であることを示す3.3V系出
力バッファ許可信号S7bを相補的に出力する。すなわ
ち、外部電源電圧状態レジスタ7は、外部電源電圧V
EXTの状態(または値)に応じて、5V系出力バッファ
許可信号S7aと3.3V系出力バッファ許可信号S7
bのいずれか一方を交互に出力するのである。その結
果、外部電源電圧V EXTが所定値より大きいか否かに応
じて、5V系出力バッファ回路3の出力信号S3と出力
レベル調整回路5の出力信号S5のいずれか一方が外部
出力端子6に送られ、当該LSI100の出力信号S
OUTとして外部に出力される。
【0046】本発明の第1実施形態の出力インターフェ
ース回路2では、上述したように、5V系出力バッファ
回路3は、外部電源電圧VEXTが5V系であることを示
す制御信号S7aに応じて、出力信号S3を外部出力端
子6に向けて出力する。3.3V系出力バッファ回路4
は、外部電源電圧VEXTが3.3V系であることを示す
制御信号S7bに応じて、出力信号S4を出力レベル調
整回路5に向けて出力する。出力レベル調整回路5は、
制御信号S7aに応じて、出力信号S5を外部出力端子
6に向けて出力する。
【0047】このため、外部電源電圧VEXTが5V系で
ある時には、5V系出力バッファ回路3が出力信号S3
を外部出力端子6に向けて出力する。外部電源電圧V
EXTが3.3V系である時には、3.3V系出力バッフ
ァ回路4が出力信号S4を出力し、その出力信号S4を
出力レベル調整回路5がレベル調整して出力信号S5と
して外部出力端子6に向けて出力する。よって、外部電
源電圧VEXTの値が所定範囲(例えば5V〜3.3Vあ
るいは5V〜2V)内で変化しても、高速且つ安定した
インターフェース動作が実現される。
【0048】また、5V系出力バッファ回路3の出力信
号S3と出力レベル調整回路5の出力信号S5のどちら
が外部出力端子6に向けて出力されるかは、外部電源電
圧V EXTが5V系であるか3.3V系であるかを示す制
御信号S7aとS7bによって自動的に選択・調整され
る。このため、出力信号S3と出力信号S5の切り替え
のためにトランジスタによるスイッチを設ける必要がな
い。したがって、LSI100のチップサイズの拡大も
防止できる。
【0049】(出力インターフェース回路の具体的構
成)図2は、図1に示したインターフェース回路2の具
体的な回路構成の一例を示す。
【0050】まず、5V系出力バッファ回路3について
説明する。
【0051】5V系出力バッファ回路3は、pチャネル
側制御回路31と、nチャネル側制御回路32と、pチ
ャネル側レベルシフタ回路33と、nチャネル側レベル
シフタ回路34と、pチャネルMOSトランジスタ35
と、nチャネルMOSトランジスタ36とを有する。
【0052】pチャネル側制御回路31は、ここではN
AND回路から構成されている。このpチャネル側制御
回路31は、5V系出力バッファ回路3への入力信号す
なわち内部回路1からの出力信号S1と、5V系出力バ
ッファ許可信号S7aとを受けて、出力信号S31をp
チャネル側レベルシフタ回路33に出力する。この出力
信号S31の論理状態は、内部回路1の出力信号S1と
5V系出力バッファ許可信号S7aの双方の論理状態が
高(H)レベルにある時に低(L)レベルとなり、出力
信号S1と許可信号S7aのいずれか一方の論理状態が
Lレベルにある時にHレベルとなる。
【0053】pチャネル側レベルシフタ回路33は、p
チャネル側制御回路31の出力信号S31を受け、その
論理振幅が外部電源電圧VEXTと同じ値になるようにレ
ベル調整する。そして、レベル調整して得た出力信号S
33をpチャネルMOSトランジスタ35のゲートに向
けて出力する。
【0054】nチャネル側制御回路32は、ここではN
OR回路から構成されている。このnチャネル側制御回
路32は、5V系出力バッファ回路3への入力信号すな
わち内部回路1の出力信号S1と、5V系出力バッファ
許可信号S7aとを受けて、出力信号S32をnチャネ
ル側レベルシフタ回路34に出力する。この出力信号S
32の論理状態は、内部回路1の出力信号S1がHレベ
ルにあるか、5V系出力バッファ許可信号S7aがLレ
ベルにあるか、あるいは内部回路1の出力信号S1がH
レベルにあり且つ5V系出力バッファ許可信号S7aが
Lレベルにある時にLレベルとなり、内部回路1の出力
信号S1がLレベルにあり且つ5V系出力バッファ許可
信号S7aがHレベルにある時にHレベルとなる。
【0055】nチャネル側レベルシフタ回路34は、n
チャネル側制御回路32の出力信号S32を受け、その
論理振幅が外部電源電圧VEXTと同じ値になるようにレ
ベル調整する。そして、レベル調整して得た出力信号S
34をnチャネルMOSトランジスタ36のゲートに向
けて出力する。
【0056】pチャネルMOSトランジスタ35のソー
スは、外部電源電圧VEXTが印加された電源線に接続さ
れ、nチャネルMOSトランジスタ36のソースは接地
線に接続されている。pチャネルMOSトランジスタ3
5のドレインは、nチャネルMOSトランジスタ36の
ドレインに接続されており、それら両ドレインの接続点
37から5V系出力バッファ回路3の出力信号S3が取
り出される。pチャネルMOSトランジスタ35のゲー
トは、pチャネル側レベルシフタ回路33の出力端子に
接続されており、pチャネル側レベルシフタ回路33の
出力信号S33が印加される。nチャネルMOSトラン
ジスタ36のゲートは、nチャネル側レベルシフタ回路
34の出力端子に接続されており、nチャネル側レベル
シフタ回路34の出力信号S34が印加される。
【0057】上述したように、pチャネルMOSトラン
ジスタ35のソースとドレインは、外部電源電圧VEXT
が印加された電源線と接続点37にそれぞれ接続されて
いる。よって、pチャネル側制御回路31の出力信号S
31がLレベルにある時にのみ、換言すれば、内部回路
1の出力信号S1と5V系出力バッファ許可信号S7a
の双方の論理状態がHレベルにある時にのみ、pチャネ
ルMOSトランジスタ35は導通状態(ON)となる。
【0058】また、nチャネルMOSトランジスタ36
のソースとドレインは、上述したように、接地線と接続
点37にそれぞれ接続されている。よって、nチャネル
側制御回路32の出力信号S32がHレベルにある時に
のみ、換言すれば、内部回路1の出力信号S1がLレベ
ルにあり且つ5V系出力バッファ許可信号S7aがHレ
ベルにある時にのみ、nチャネルMOSトランジスタ3
6はONとなる。
【0059】このように、内部回路1の出力信号S1と
5V系出力バッファ許可信号S7aの双方の論理状態が
Hレベルにある時に、pチャネルMOSトランジスタ3
5がONとなり、nチャネルMOSトランジスタ36は
遮断状態(OFF)となる。したがって、その時には、
出力信号S3はHレベルとなり、その論理振幅は外部電
源電圧VEXTに等しい。
【0060】内部回路1の出力信号S1がLレベルにあ
り且つ5V系出力バッファ許可信号S7aがHレベルに
ある時には、nチャネルMOSトランジスタ36がON
となり、pチャネルMOSトランジスタ35がOFFと
なる。したがって、その時には、出力信号S3はLレベ
ルとなり、その論理振幅は接地電位に等しい。
【0061】内部回路1の出力信号S1と5V系出力バ
ッファ許可信号S7aの双方がLレベルにある時には、
pチャネルMOSトランジスタ35とnチャネルMOS
トランジスタ36の双方がOFFとなる。したがって、
その時には、出力信号S3は高インピーダンス状態とな
る。
【0062】次に、3.3V系出力バッファ回路4につ
いて説明する。
【0063】3.3V系出力バッファ回路4は、pチャ
ネル側制御回路41と、nチャネル側制御回路42と、
pチャネルMOSトランジスタ43と、nチャネルMO
Sトランジスタ44とを有する。
【0064】pチャネル側制御回路41は、ここではN
AND回路から構成されている。このpチャネル側制御
回路41は、3.3V系出力バッファ回路4への入力信
号すなわち内部回路1の出力信号S1と、3.3V系出
力バッファ許可信号S7bとを受けて、出力信号S41
をpチャネルMOSトランジスタ43のゲートに向けて
出力する。pチャネル側制御回路41の出力信号S41
の論理状態は、内部回路1の出力信号S1と3.3V系
出力バッファ許可信号S7bの双方がHレベルにある時
にLレベルとなり、出力信号S1と3.3V系出力バッ
ファ許可信号S7bのいずれか一方がLレベルにある時
にHレベルとなる。
【0065】nチャネル側制御回路42は、ここではN
OR回路から構成されている。このnチャネル側制御回
路42は、3.3V系出力バッファ回路4への入力信号
すなわち内部回路1の出力信号S1と、3.3V系出力
バッファ許可信号S7bとを受けて、出力信号S42を
nチャネルMOSトランジスタ44のゲートに向けて出
力する。nチャネル側制御回路42の出力信号S42の
論理状態は、内部回路1の出力信号S1がHレベルにあ
るか、3.3V系出力バッファ許可信号S7bがLレベ
ルにあるか、あるいは内部回路1の出力信号S1がHレ
ベルにあり且つ3.3V系出力バッファ許可信号S7b
がLレベルにある時に、Lレベルとなり、内部回路1の
出力信号S1がLレベルにあり且つ3.3V系出力バッ
ファ許可信号S7bがHレベルにある時に、Hレベルと
なる。
【0066】pチャネルMOSトランジスタ43のソー
スは、内部電源電圧VINTが印加された電源線に接続さ
れ、その接続点46から内部電源電圧VINTが取り出さ
れる。nチャネルMOSトランジスタ44のソースは接
地されている。pチャネルMOSトランジスタ43のド
レインは、nチャネルMOSトランジスタ44のドレイ
ンに接続されており、それら両ドレインの接続点45か
ら3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S4が取り
出される。
【0067】上述したように、pチャネルMOSトラン
ジスタ43のソースとドレインは、内部電源電圧VINT
が印加された電源線と接続点45にそれぞれ接続されて
いる。よって、pチャネル側制御回路41の出力信号S
41がLレベルにある時にのみ、換言すれば、内部回路
1の出力信号S1と3.3V系出力バッファ許可信号S
7bの双方がHレベルにある時にのみ、pチャネルMO
Sトランジスタ43はONとなる。
【0068】また、nチャネルMOSトランジスタ44
のソースとドレインは、上述したように、接地線と接続
点45にそれぞれ接続されている。よって、nチャネル
側制御回路42の出力信号S42がHレベルにある時に
のみ、換言すれば、内部回路1の出力信号S1がLレベ
ルにあり且つ3.3V系出力バッファ許可信号S7bが
Hレベルにある時にのみ、nチャネルMOSトランジス
タ44はONとなる。
【0069】このように、内部回路1の出力信号S1と
3.3V系出力バッファ許可信号S7bの双方がHレベ
ルにある時には、pチャネルMOSトランジスタ43が
ONとなり、nチャネルMOSトランジスタ44はOF
Fとなる。したがって、その時には、3.3V系出力バ
ッファ回路4の出力信号S4はHレベルとなり、その論
理振幅は内部電源電圧VINTに等しい。
【0070】内部回路1の出力信号S1がLレベルにあ
り且つ3.3V系出力バッファ許可信号S7bがHレベ
ルにある時には、pチャネルMOSトランジスタ43が
OFFとなり、nチャネルMOSトランジスタ44がO
Nとなる。したがって、その時には、3.3V系出力バ
ッファ回路4の出力信号S4はLレベルとなる。
【0071】内部回路1の出力信号S1と3.3V系出
力バッファ許可信号S7bの双方がLレベルにある時
と、内部回路1の出力信号S1がHレベルにあり且つ
3.3V系出力バッファ許可信号S7bがLレベルにあ
る時には、pチャネルMOSトランジスタ43とnチャ
ネルMOSトランジスタ44の双方がOFFとなる。し
たがって、その時には、3.3V系出力バッファ回路4
の出力信号S4は高インピーダンス状態となる。
【0072】5V系出力バッファ回路3のpチャネルM
OSトランジスタ35と3.3V系出力バッファ回路4
のpチャネルMOSトランジスタ43は、特性が異なっ
ている。すなわち、5V系出力バッファ回路3のpチャ
ネルMOSトランジスタ35のゲート耐圧とソース−ド
レイン間耐圧と論理閾値は、3.3V系出力バッファ回
路4のpチャネルMOSトランジスタ43のゲート耐圧
とソース−ドレイン間耐圧と論理閾値よりもそれぞれ高
くなっている。これは、5V系出力バッファ回路3のp
チャネルMOSトランジスタ35には、3.3Vという
内部電源電圧V INTよりも高くなりうる外部電源電圧V
EXT(5V〜3.3Vあるいは5V〜2V)が印加され
るため、その印加電圧に耐えるようにしたものである。
5V系出力バッファ回路3のnチャネルMOSトランジ
スタ36と3.3V系出力バッファ回路4のnチャネル
MOSトランジスタ44の特性についても、同様であ
る。
【0073】続いて、出力レベル調整回路5について説
明する。
【0074】出力レベル調整回路5は、三つのnチャネ
ルのノンドープMOSトランジスタ51、52、53
と、一つのインバータ54を備えている。MOSトラン
ジスタ52と53とインバータ54は、MOSトランジ
スタ51の動作を制御するために設けられている。
【0075】MOSトランジスタ51のドレインは、
3.3V系出力バッファ回路4のMOSトランジスタ4
3と44の接続点45に接続されており、3.3V系出
力バッファ回路4の出力信号S4が印加される。MOS
トランジスタ51のソースは、外部出力端子6に接続さ
れており、そこから出力レベル調整回路5の出力信号S
5が取り出されるようになっている。
【0076】MOSトランジスタ51のゲートは、MO
Sトランジスタ52を介して3.3V系出力バッファ回
路4の接続点46に接続されており、MOSトランジス
タ52がONになると内部電源電圧VINTが印加される
ようになっている。MOSトランジスタ51のゲートは
また、MOSトランジスタ53を介して、外部電源電圧
EXTが印加された電源線に接続されており、MOSト
ランジスタ53がONになると外部電源電圧VEXTが印
加されるようになっている。
【0077】MOSトランジスタ52のドレインは、内
部電源電圧VINTが印加された3.3V系出力バッファ
回路4の接続点46に接続され、MOSトランジスタ5
2のソースは、MOSトランジスタ51のゲートに接続
されている。MOSトランジスタ52のゲートには、5
V系出力バッファ許可信号S7aが印加される。MOS
トランジスタ52は、5V系出力バッファ許可信号S7
aがHレベルにある時にONとなり、5V系出力バッフ
ァ許可信号S7aがLレベルにある時にOFFとなる。
【0078】MOSトランジスタ53のドレインは、外
部電源電圧VEXTが印加された電源線に接続され、MO
Sトランジスタ53のソースは、MOSトランジスタ5
1のゲートに接続されている。MOSトランジスタ53
のゲートには、インバータ54を介して5V系出力バッ
ファ許可信号S7aが印加される。したがって、MOS
トランジスタ53は、MOSトランジスタ52と逆の動
作をする。すなわち、5V系出力バッファ許可信号S7
aがHレベルにある時にOFFとなり、5V系出力バッ
ファ許可信号S7aがLレベルにある時にONとなる。
【0079】このように、5V系出力バッファ許可信号
S7aがHレベルにある時には、MOSトランジスタ5
2がONとなり、MOSトランジスタ53がOFFとな
るから、MOSトランジスタ51のゲートには、接続点
46より内部電源電圧VINTが印加される。その結果、
内部電源電圧VINTに等しいかゼロの値を持つ出力信号
S4が、MOSトランジスタ51のドレインに印加され
る。こうして、外部電源電圧VEXTが5V系であって
も、3.3V系出力バッファ回路4の出力端子45に印
加される電圧を、内部電源電圧VINT以下に抑えること
が可能となる。
【0080】逆に、5V系出力バッファ許可信号S7a
がLレベルにある時には、MOSトランジスタ52がO
FFとなり、MOSトランジスタ53がONとなるか
ら、MOSトランジスタ51のゲートには外部電源電圧
EXTが印加される。その結果、この場合にも、内部電
源電圧VINTに等しいかゼロの値を持つ出力信号S4が
MOSトランジスタ51のドレインに印加され、3.3
V系出力バッファ回路4の出力端子45に印加される電
圧は内部電源電圧VINT以下となる。
【0081】(図2の出力インターフェース回路の動
作)次に、図3と図4のタイミングチャートを参照しな
がら、図2の構成を持つインターフェース回路2の動作
を説明する。このインターフェース回路2の動作は、外
部電源電圧VEXTが内部電源電圧VINTよりも高い場合
(VEXT>VINT)と、外部電源電圧VEXTが内部電源電
圧VINTに等しいかそれよりも低い場合(VEXT
INT)とで異なるので、最初にVEXT>VINTの場合に
ついて図3を参照しながら説明し、続いてVEXT≦VINT
の場合について図4を参照しながら説明する。
【0082】(VEXT>VINTの場合の動作)VEXT>V
INTの場合の例として、VEXT=5V、VINT=3.3V
であるとする。入力信号S1は、時刻t0とそれ以前で
はLレベルであり、その後の時刻t1でHレベルに変化
し、さらにその後の時刻t2で再びLレベルに戻るもの
とする。時刻t0より前では、5V系出力バッファ許可
信号S7aと3.3V系出力バッファ許可信号S7bの
双方がLレベルにあるとする。また、これら三つの信号
S1、S7a、S7bの論理振幅は、いずれも3.3V
であるとする。
【0083】当該LSIに外部電源電圧VEXTが供給さ
れると、VEXT=5Vであるため、外部電源電圧状態レ
ジスタ7には、公知の方法で外部電源電圧VEXTが5V
系であることが記憶せしめられ、時刻t0に5V系出力
バッファ許可信号S7aがHレベルにされる。この時、
3.3V系出力バッファ許可信号S7bはLレベルにあ
り、以後その状態は保たれる。
【0084】その結果、5V系出力バッファ回路3で
は、時刻t0において、pチャネル側制御回路31の出
力信号S31はHレベルを保ち、nチャネル側制御回路
32の出力信号S32はLレベルからHレベルに変化す
る。出力信号S31とS32の論理振幅は、いずれも
3.3Vであるから、pチャネルMOSトランジスタ3
5とnチャネルMOSトランジスタ36に印加されてい
る外部電源電圧VEXT(=5V)に対して不十分であ
る。そこで、pチャネル側レベルシフタ回路33とnチ
ャネル側レベルシフタ回路34は、それぞれ、pチャネ
ル側制御回路31の出力信号S31とnチャネル側制御
回路32の出力信号S32の論理振幅を増幅し、pチャ
ネル側レベルシフタ回路33とnチャネル側レベルシフ
タ回路34の出力信号S33とS34の論理振幅を5V
とする。時刻t0では、こうしてpチャネルMOSトラ
ンジスタ35がOFFとなり、nチャネルMOSトラン
ジスタ36がONとなるから、5V系出力バッファ回路
3の出力信号S3は高インピーダンス(Hi−Z)状態
からLレベルに変化する。
【0085】他方、3.3V系出力バッファ回路4で
は、時刻t0の前後で、3.3V系出力バッファ許可信
号S7bはLレベルに保たれるため、pチャネル側制御
回路41の出力信号S41はHレベルを保ち、nチャネ
ル側制御回路42の出力信号S42はLレベルを保つ。
その結果、時刻t0では、pチャネルMOSトランジス
タ43とnチャネルMOSトランジスタ44の双方がO
FFとなるから、3.3V系出力バッファ回路4の出力
信号S4は、高インピーダンス状態を保つ。
【0086】出力レベル調整回路5では、5V系出力バ
ッファ許可信号S7aがHレベルであるため、時刻t0
において、nチャネルノンドープMOSトランジスタ5
2がON、nチャネルノンドープMOSトランジスタ5
3がOFFとなる。その結果、nチャネルノンドープM
OSトランジスタ51のゲート電圧VG51は、内部電源
電圧VINT(=3.3V)に保たれる。
【0087】なお、nチャネルノンドープMOSトラン
ジスタ51のドレイン電圧VD51、すなわち3.3V系
出力バッファ回路4の出力信号S4は、高インピーダン
ス状態からLレベルに変化する。nチャネル・ノンドー
プMOSトランジスタ51のソース電圧VS51、すなわ
ち出力レベル調整回路5の出力信号S5も、同様に高イ
ンピーダンス状態からLレベルに変化する。
【0088】その後、時刻t1において、入力信号S1
がLレベルからHレベルに変化すると、5V系出力バッ
ファ回路3では、pチャネル側制御回路31の出力信号
S31がHレベルからLレベルに変化し、nチャネル側
制御回路32の出力信号S32もHレベルからLレベル
に変化する。pチャネル側レベルシフタ回路33とnチ
ャネル側レベルシフタ回路34の出力信号S33とS3
4もLレベルに変化する。時刻t1では、pチャネルM
OSトランジスタ35がONとなり、nチャネルMOS
トランジスタ36がOFFとなるから、5V系出力バッ
ファ回路3の出力信号S3はLレベルからHレベルに変
化する。出力信号S3の論理振幅は5Vで外部電源電圧
EXTに等しい。
【0089】3.3V系出力バッファ回路4では、時刻
1の前後で、3.3V系出力バッファ許可信号S7b
はLレベルに保たれるため、pチャネル側制御回路41
の出力信号S41はHレベルを保ち、nチャネル側制御
回路42の出力信号S42はLレベルを保つ。その結
果、3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S4は、
高インピーダンス状態を保つ。
【0090】出力レベル調整回路5では、時刻t1
は、5V系出力バッファ許可信号S7aがHレベルであ
るため、nチャネル・ノンドープMOSトランジスタ5
2がON、nチャネルノンドープMOSトランジスタ5
3がOFFとなる。その結果、nチャネルノンドープM
OSトランジスタ51のゲート電圧VG51は、内部電源
電圧VINT(=3.3V)に保たれる。
【0091】nチャネルノンドープMOSトランジスタ
51のドレイン電圧VD51、すなわち3.3V系出力バ
ッファ回路4の出力信号S4は、LレベルからHレベル
に変化する。nチャネル・ノンドープMOSトランジス
タ51のソース電圧VS51、すなわち出力レベル調整回
路5の出力信号S5も、同様に、LレベルからHレベル
に変化する。出力信号S4の論理振幅は内部電源電圧V
INT(=3.3V)に等しく、出力信号S5の論理振幅
は外部電源電圧VEXT(=5V)に等しい。
【0092】その後、時刻t2において、入力信号S1
がHレベルからLレベルに再び変化すると、5V系出力
バッファ回路3では、pチャネル側制御回路31の出力
信号S31がLレベルからHレベルに変化し、nチャネ
ル側制御回路32の出力信号S32もLレベルからHレ
ベルに変化する。pチャネル側レベルシフタ回路33と
nチャネル側レベルシフタ回路34の出力信号S33と
S34もHレベルに変化する。その結果、時刻t2
は、pチャネルMOSトランジスタ35がOFFとな
り、nチャネルMOSトランジスタ36がONとなるか
ら、5V系出力バッファ回路3の出力信号S3はHレベ
ルからLレベルに変化する。
【0093】3.3V系出力バッファ回路4では、時刻
2の前後で、3.3V系出力バッファ許可信号S7b
はLレベルに保たれるため、pチャネル側制御回路41
の出力信号S41はHレベルを保ち、nチャネル側制御
回路42の出力信号S42はLレベルを保つ。その結
果、時刻t2でも、3.3V系出力バッファ回路4の出
力信号S4は、高インピーダンス状態を保つ。
【0094】出力レベル調整回路5では、時刻t2で、
5V系出力バッファ許可信号S7aがHレベルであるた
め、nチャネル・ノンドープMOSトランジスタ52が
ON、nチャネルノンドープMOSトランジスタ53が
OFFとなる。その結果、nチャネルノンドープMOS
トランジスタ51のゲート電圧は、内部電源電圧VIN T
(=3.3V)に保たれる。
【0095】なお、nチャネルノンドープMOSトラン
ジスタ51のドレイン電圧VD51、すなわち3.3V系
出力バッファ回路4の出力信号S4は、HレベルからL
レベルに変化する。nチャネル・ノンドープMOSトラ
ンジスタ51のソース電圧V S51、すなわち出力レベル
調整回路5の出力信号S5も、同様に、HレベルからL
レベルに変化する。
【0096】(VEXT≦VINTの場合の動作)VEXT≦V
INTの場合の例として、VEXT=2.0V、VINT=3.
3Vであるとする。入力信号S1は、VEXT>VINTの場
合と同様に、時刻t0’とそれ以前ではLレベルであ
り、その後の時刻t1’でHレベルに変化し、さらにそ
の後の時刻t2’で再びLレベルに戻るものとする。時
刻t0’より前では、5V系出力バッファ許可信号S7
aと3.3V系出力バッファ許可信号S7bの双方がL
レベルにあるとする。また、これら三つの信号S1、S
7a、S7bの論理振幅は、いずれも3.3Vであると
する。
【0097】当該LSIに外部電源電圧VEXTが供給さ
れると、VEXT=2Vであるため、外部電源電圧状態レ
ジスタ7には、公知の方法で外部電源電圧VEXTが3.
3V系であることが記憶せしめられ、時刻t0’に3.
3V系出力バッファ許可信号S7bがHレベルにされ
る。この時、5V系出力バッファ許可信号S7aはLレ
ベルにあり、以後その状態は保たれる。
【0098】その結果、5V系出力バッファ回路3で
は、時刻t0’において、pチャネル側制御回路31の
出力信号S31はHレベルを保ち、nチャネル側制御回
路32の出力信号S32はLレベルを保つ。pチャネル
側レベルシフタ回路33とnチャネル側レベルシフタ回
路34の出力信号S33とS34も、それぞれHレベル
とLレベルを保つ。時刻t0’では、こうしてpチャネ
ルMOSトランジスタ35がOFFとなり、nチャネル
MOSトランジスタ36もOFFとなるから、5V系出
力バッファ回路3の出力信号S3は高インピーダンス
(Hi−Z)状態を保つ。
【0099】他方、3.3V系出力バッファ回路4で
は、時刻t0’において3.3V系出力バッファ許可信
号S7bがHレベルに変化するため、pチャネル側制御
回路41の出力信号S41はHレベルを保ち、nチャネ
ル側制御回路42の出力信号S42はLレベルからHレ
ベルに変化する。その結果、時刻t0’では、pチャネ
ルMOSトランジスタ43がOFFとなり、nチャネル
MOSトランジスタ44がONとなるから、3.3V系
出力バッファ回路4の出力信号S4は、高インピーダン
ス状態からLレベルに変化する。
【0100】出力レベル調整回路5では、時刻t0’に
おいて5V系出力バッファ許可信号S7aがLレベルで
あるため、nチャネル・ノンドープMOSトランジスタ
52がOFF、nチャネル・ノンドープMOSトランジ
スタ53がONとなる。その結果、nチャネル・ノンド
ープMOSトランジスタ51のゲート電圧VG51は、外
部電源電圧VEXT(=2V)に保たれる。
【0101】なお、nチャネルノンドープMOSトラン
ジスタ51のソース電圧VS51、すなわち3.3V系出
力バッファ回路4の出力信号S4は、高インピーダンス
状態からLレベルに変化する。nチャネル・ノンドープ
MOSトランジスタ51のドレイン電圧VD51、すなわ
ち出力レベル調整回路5の出力信号S5も、同様に、高
インピーダンス状態からLレベルに変化する。
【0102】その後、時刻t1’において、入力信号S
1がLレベルからHレベルに変化すると、5V系出力バ
ッファ回路3では、pチャネル側制御回路31の出力信
号S31はHレベルに保たれ、nチャネル側制御回路3
2の出力信号S32はLレベルに保たれる。pチャネル
側レベルシフタ回路33とnチャネル側レベルシフタ回
路34の出力信号S33とS34も、それぞれHレベル
とLレベルに保たれる。このため、時刻t1’では、p
チャネルMOSトランジスタ35がOFFのままであ
り、nチャネルMOSトランジスタ36もOFFのまま
であるから、5V系出力バッファ回路3の出力信号S3
は高インピーダンス状態を保つ。
【0103】3.3V系出力バッファ回路4では、時刻
1’において、3.3V系出力バッファ許可信号S7
bはHレベルに保たれるため、pチャネル側制御回路4
1の出力信号S41はHレベルからLレベルに変化し、
nチャネル側制御回路42の出力信号S42はHレベル
からLレベルに変化する。その結果、時刻t1’では、
pチャネルMOSトランジスタ43がONとなり、nチ
ャネルMOSトランジスタ44がOFFとなるから、
3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S4は、Lレ
ベルからHレベルに変化する。出力信号S4の論理振幅
は、内部電源電圧VINT(=3.3V)に等しい。
【0104】出力レベル調整回路5では、時刻t1’に
おいても、5V系出力バッファ許可信号S7aがLレベ
ルに保たれるため、nチャネル・ノンドープMOSトラ
ンジスタ52がOFF、nチャネルノンドープMOSト
ランジスタ53がONである。その結果、nチャネルノ
ンドープMOSトランジスタ51のゲート電圧V
G51は、外部電源電圧VEXT(=2.0V)に保たれる。
【0105】時刻t1’において、nチャネルノンドー
プMOSトランジスタ51のソース電圧VS51、すなわ
ち3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S4は、L
レベルからHレベルに変化する。nチャネル・ノンドー
プMOSトランジスタ51のドレイン電圧VD51、すな
わち出力レベル調整回路5の出力信号S5も、同様に、
LレベルからHレベルに変化する。出力信号S4の論理
振幅は内部電源電圧V INT(=3.3V)に等しく、出
力信号S5の論理振幅は外部電源電圧VEXT(=2V)
に等しい。
【0106】その後、時刻t2’において、入力信号S
1がHレベルからLレベルに変化すると、5V系出力バ
ッファ回路3では、各信号の状態は変化しないので、5
V系出力バッファ回路3の出力信号S3は高インピーダ
ンス状態を保つ。
【0107】3.3V系出力バッファ回路4では、時刻
2’において、3.3V系出力バッファ許可信号S7
bがHレベルに保たれるため、pチャネル側制御回路4
1の出力信号S41はLレベルからHレベルに変化し、
nチャネル側制御回路42の出力信号S42はLレベル
からHレベルに変化する。その結果、時刻t2’では、
pチャネルMOSトランジスタ43がOFFとなり、n
チャネルMOSトランジスタ44がONとなるから、
3.3V系出力バッファ回路4の出力信号S4は、Hレ
ベルからLレベルに変化する。
【0108】出力レベル調整回路5では、時刻t2’に
おいても5V系出力バッファ許可信号S7bがLレベル
であるため、nチャネル・ノンドープMOSトランジス
タ52がOFF、nチャネルノンドープMOSトランジ
スタ53がONのままである。その結果、nチャネルノ
ンドープMOSトランジスタ51のゲート電圧V
G51は、外部電源電圧VEXT(=2.0V)に保たれる。
【0109】nチャネルノンドープMOSトランジスタ
51のソース電圧VS51、すなわち3.3V系出力バッ
ファ回路4の出力信号S4は、HレベルからLレベルに
変化する。nチャネル・ノンドープMOSトランジスタ
51のドレイン電圧VD51、すなわち出力レベル調整回
路5の出力信号S5も、同様に、HレベルからLレベル
に変化する。
【0110】以上説明したように、図2に示した本発明
の第1実施形態のインターフェース回路2では、外部電
源電圧VEXTの値に応じて5V系出力バッファ許可信号
S7aと3.3V系出力バッファ許可信号S7bを相補
的(つまり交互)に発生させ、それによってそれぞれが
高速且つ安定して動作する5V系出力バッファ回路3と
3.3V系出力バッファ回路4を相補的に(選択的に)
使用するので、外部電源電圧VEXTが5Vより低下して
も高速且つ安定したインターフェース動作を実現でき
る。
【0111】また、5V系出力バッファ回路3と3.3
V系出力バッファ回路4の切り替えは、5V系出力バッ
ファ許可信号S7aと3.3V系出力バッファ許可信号
S7bによって行われるので、別個にトランジスタによ
るスイッチを設ける必要がない。このため、LSI10
0のチップサイズの拡大も防止できる。
【0112】外部電源電圧VEXTが3.3V系であって
3.3V系出力バッファ回路4が使用されている(アク
ティブになっている)時には、3.3V系出力バッファ
回路4の出力信号S4の電圧値を出力レベル調整回路5
によって低下させるので、外部電源電圧VEXTが内部電
源電圧VINT(=3.3V)より低くなっても、外部出
力端子6から出力される出力信号SOUT(つまり出力信
号S5)の電圧値は外部電源電圧VEXT(=2V)より
も高くなることがない。
【0113】さらに、外部電源電圧VEXTが内部電源電
圧VINTより高い時に、3.3V系出力バッファ回路4
の出力端子すなわちMOSトランジスタ43と44の接
続点45に印加される電圧を、出力レベル調整回路5に
よって内部電源電圧VINT(=3.3V)まで低下させ
るので、5V系出力バッファ回路3が使用されている場
合に3.3V系出力バッファ回路4の出力端子ないし接
続点45に内部電源電圧VINT(=3.3V)より高い
電圧が印加されることがない。
【0114】(確認試験)本発明者は、本実施形態のイ
ンターフェース回路2の効果ないし利点を確認するた
め、実際にそのインターフェース回路2を製作して動作
試験を行った。また、併せて従来のインターフェース回
路62(図7参照)についても同様にして動作試験を行
った。その結果を図5に示す。
【0115】図5は、外部電源電圧VEXT(V)の変化
に対する出力遅延時間(ns)の変化を示すグラフであ
る。図5において、実線で描かれた曲線は第1実施形態
のインターフェース回路2によるものであり、破線で描
かれた曲線は従来のインターフェース回路62によるも
のである。
【0116】従来のインターフェース回路62では、外
部電源電圧VEXTが5Vから2Vまで変化したときに、
5.5V系出力バッファ回路63のみでインターフェー
スするので、外部電源電圧VEXTが5Vから3.3Vま
での間では、出力遅延時間は約5nsと良好であった
が、外部電源電圧VEXTが3.3Vより低下すると、出
力遅延時間は急激に増加した。例えば、外部電源電圧V
EXTが2Vまで低下すると、出力遅延時間は約15ns
と3倍に増加した。これは、外部電源電圧VEXTが5V
から2Vまで変化すると、その全域では高速なインター
フェース動作が実行できないことを意味するものであ
る。
【0117】これに対し、本発明の第1実施形態のイン
ターフェース回路2では、外部電源電圧VEXTが5Vか
ら3.3Vまでの間では、5V系出力バッファ回路3が
使用され、その時の出力遅延時間は約5nsと良好であ
った。外部電源電圧VEXTが3.3Vから2Vまでの間
は、5V系出力バッファ回路3に代えて3.3V系出力
バッファ回路4が使用され、その時の出力遅延時間は約
5ns〜2nsと低く良好であった。これは、外部電源
電圧VEXTが5Vから2Vまで変化しても、その全域で
高速なインターフェース動作が実行できることを意味す
るものである。
【0118】(第2実施形態)図6は、本発明の第2実
施形態のインターフェース回路2Aを示す。このインタ
ーフェース回路2Aは、外部電源電圧状態レジスタ7に
代えて外部電源電圧検出回路10を設けた点を除いて、
図1に示した第1実施形態のインターフェース回路2と
同じ構成を持つ。よって、図6において、同じ要素には
図1におけるものと同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0119】外部電源電圧検出回路10は、外部電源電
圧VEXTを常時検出しており、外部電源電圧VEXTが3.
3Vよりも高い時には、5V系バッファ許可信号S10
aをHレベルにすると共に3.3V系バッファ許可信号
S10bをLレベルにする。外部電源電圧VEXTが3.
3Vに等しいかそれよりも低い時には、5V系バッファ
許可信号S10aをLレベルにすると共に3.3V系バ
ッファ許可信号S10bをHレベルにする。このよう
に、外部電源電圧検出回路10では、外部電源電圧状態
レジスタ7で使用された情報書込信号S7cは不要であ
る。なお、外部電源電圧検出回路10は、外部電源回路
9から外部電源電圧VEXTの供給を受けて動作する。
【0120】第2実施形態のインターフェース回路2A
では、外部電源電圧検出回路10により外部電源電圧V
EXTを常時検出しているため、例えばバッテリー駆動す
る場合のように、LSI100の動作中に外部電源電圧
EXTが徐々に低下する場合であっても、その時の外部
電源電圧VEXTの値に応じて5V系バッファ許可信号S
10aと3.3V系バッファ許可信号S10bが自動的
に切り替え制御される。このため、このような場合でも
高速且つ安定したインターフェース動作を実現できると
いう利点がある。
【0121】外部電源電圧検出回路10の具体的構成の
一例は、図6に示してある通りである。すなわち、外部
電源電圧検出回路10は、接続点16で直列接続された
二つの抵抗器11と12からなる抵抗分圧回路13と、
接続点17で直列に接続された二つのインバータ14と
15を有している。抵抗器11の二つの端子は、外部電
源回路9と接続点16にそれぞれ接続されている。抵抗
器12の二つの端子は、接続点16と接地線にそれぞれ
接続されている。インバータ14の入力端子と出力端子
は、接続点16と17にそれぞれ接続されている。イン
バータ14の出力端子すなわち接続点17は、3.3V
系出力バッファ回路4に接続されており、3.3V系バ
ッファ許可信号S10bは、接続点17から3.3V系
出力バッファ回路4に向けて送られる。インバータ15
の入力端子は、インバータ14の出力端子すなわち接続
点17に接続されている。インバータ15の出力端子
は、5V系出力バッファ回路3と出力レベル調整回路5
に接続されており、5V系バッファ許可信号S10a
は、インバータ15の出力端子から5V系出力バッファ
回路3と出力レベル調整回路5に向けて送られる。
【0122】接続点16に生成される抵抗分圧回路13
の出力電圧は、外部電源電圧VEXTを抵抗器11と12
の抵抗値の比に分割して得られる。こうして得た抵抗分
圧回路13の出力電圧が、インバータ14の入力電圧と
なる。また、接続点17に生成されるインバータ14の
出力電圧(これはインバータ15の入力電圧となる)
は、3.3V系バッファ許可信号S10bとなる。イン
バータ15の出力電圧は、5V系バッファ許可信号S1
0aとなる。
【0123】よって、インバータ14の論理閾値に合わ
せて抵抗分圧回路13の抵抗器11と12の抵抗値を適
宜設定すると、抵抗分圧回路13の出力電圧すなわちイ
ンバータ14の入力電圧の値が所望の値に調整され、そ
の結果、例えば、外部電源電圧VEXTが3.3Vに等し
いかあるいはそれより低い時に3.3V系バッファ許可
信号S10bがHレベルとなり、外部電源電圧VEXT
3.4Vに等しいかあるいはそれより高い時に3.3V
系バッファ許可信号S10bがLレベルとなるように設
定できる。この場合、外部電源電圧VEXTが3.3Vに
等しいかあるいはそれより低い時に5V系バッファ許可
信号S10aがLレベルとなり、外部電源電圧VEXT
3.4Vに等しいかあるいはそれより高い時に5V系バ
ッファ許可信号S10aがHレベルとなる。このように
設定することにより、第1実施形態で述べたインターフ
ェース動作が実現される。
【0124】(変形例)上述した第1および第2の実施
形態では、インターフェース回路2と2Aにおける5V
系出力バッファ回路3と、3.3V系出力バッファ回路
4と、出力レベル調整回路5として、図2に示す構成を
使用しているが、本発明はこの構成には限定されない。
上述した機能が得られるものであれば、他の任意の構成
を使用できることは言うまでもない。
【0125】さらに、上述した第1および第2の実施形
態では、外部電源電圧VEXTが5V〜2Vで変動し、内
部電源電圧VINTが3.3Vで一定とされているが、本
発明はこれら以外の電圧にも適用できることはもちろん
である。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
フェース回路によれば、チップサイズを拡大せずに、外
部電源電圧が所定範囲(例えば5Vから3.3Vあるい
は2Vまでの範囲)で変化しても高速且つ安定したイン
ターフェース動作を実現できる。
【0127】また、前記出力レベル調整回路が、前記外
部電源電圧が前記内部電源電圧よりも低い場合に、前記
第3出力信号の電圧レベルを前記外部電源電圧に等しく
する機能を有するときには、外部電源電圧が内部電源電
圧よりも低い場合に、外部出力端子にその時の外部電源
電圧を越える電圧が出力されるのを防止できる効果がさ
らに得られる。
【0128】さらに、前記出力レベル調整回路が、前記
外部電源電圧が前記所定値より高い場合に、前記第2出
力信号の電圧レベルを前記内部電源電圧以下に調整する
機能を有するときには、高電圧用(例えば5V系)の出
力バッファ回路が使用されている時に、低電圧用(例え
ば3.3V系)の出力バッファ回路の出力端子に内部電
源電圧よりも高い電圧が印加されるのを防止できる効果
がさらに得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の出力インターフェース
回路が組み込まれたLSIの要部を示す機能ブロック図
である。
【図2】本発明の第1実施形態のインターフェース回路
の具体的な回路構成の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】外部電源電圧>内部電源電圧の場合における、
本発明の第1実施形態のインターフェース回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【図4】外部電源電圧≦内部電源電圧の場合における、
本発明の第1実施形態のインターフェース回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態の出力インターフェース
回路と従来の出力インターフェース回路における、外部
電源電圧の変化に対する出力遅延時間の変化を示すグラ
フである。
【図6】本発明の第2実施形態の出力インターフェース
回路が組み込まれたLSIの要部を示す機能ブロック図
である。
【図7】従来の出力インターフェース回路が組み込まれ
たLSIの要部を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 内部回路 2、2A インターフェース回路 3 5V系出力バッファ回路 4 3.3V系出力バッファ回路 5 出力レベル調整回路 6 外部出力端子 7 外部電源電圧状態レジスタ 8 内部電源回路 9 芸部電源回路 10 外部電源電圧検出回路 11、12 抵抗器 13 抵抗分圧回路 14、15 インバータ 16、17 接続点 31 pチャネル側制御回路 32 nチャネル側制御回路 33 pチャネル側レベルシフタ回路 34 nチャネル側レベルシフタ回路 35 pチャネルMOSトランジスタ 36 nチャネルMOSトランジスタ 37 接続点 41 pチャネル側制御回路 42 nチャネル側制御回路 43 pチャネルMOSトランジスタ 44 nチャネルMOSトランジスタ 45、46 接続点 51、52、53 nチャネル・ノンドープMOSトラ
ンジスタ 54 インバータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路と外部出力端子との間に設けら
    れ、前記内部回路の出力信号を前記外部出力端子に出力
    する際のインターフェースとして使用される出力インタ
    ーフェース回路において、 前記内部回路の出力信号を受けて第1出力信号を出力す
    る第1出力バッファ回路と、 前記内部回路からの前記出力信号を受けて第2出力信号
    を出力する第2出力バッファ回路と、 前記第2出力バッファ回路が生成する前記第2出力信号
    を受けてそのレベルを調整し、そのレベル調整した前記
    第2出力信号を第3出力信号として出力する出力レベル
    調整回路とを備え、 前記第1出力バッファ回路は、前記外部電源電圧が所定
    値より高いことを示す第1制御信号に応じて前記第1出
    力信号を前記外部出力端子に向けて出力し、 前記第2出力バッファ回路は、前記外部電源電圧が所定
    値に等しいかそれより低いことを示す第2制御信号に応
    じて前記第2出力信号を前記出力レベル調整回路に向け
    て出力し、 前記出力レベル調整回路は、前記第2制御信号に応じて
    前記第3出力信号を前記外部出力端子に向けて出力する
    ことを特徴とする出力インターフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記出力レベル調整回路が、前記外部電
    源電圧が前記内部電源電圧よりも低い場合に、前記第3
    出力信号の電圧レベルを前記外部電源電圧に等しくする
    機能を有する請求項1に記載の出力インターフェース回
    路。
  3. 【請求項3】 前記出力レベル調整回路が、前記外部電
    源電圧が前記所定値より高い場合に、前記第2出力信号
    の電圧レベルを前記内部電源電圧以下に調整する機能を
    有する請求項1または2に記載の出力インターフェース
    回路。
  4. 【請求項4】 前記第1出力バッファ回路が出力する前
    記第1出力信号の論理振幅が前記外部電源電圧に等し
    く、前記第2出力バッファ回路が出力する前記第2出力
    信号の論理振幅が前記内部電源電圧に等しく設定されて
    いる請求項1〜3のいずれかに記載の出力インターフェ
    ース回路。
  5. 【請求項5】 前記外部電源電圧が前記内部電源電圧よ
    り低い時に、前記出力レベル調整回路が、前記第2出力
    信号の論理振幅が前記外部電源電圧に等しくなるように
    調整する機能を有する請求項4に記載の出力インターフ
    ェース回路。
  6. 【請求項6】 前記第1制御信号と前記第2制御信号
    が、前記外部電源電圧の状態を記憶したレジスタを介し
    て送られる請求項1〜5のいずれかに記載の出力インタ
    ーフェース回路。
  7. 【請求項7】 前記第1制御信号と前記第2制御信号
    が、前記外部電源電圧の状態を常時検出する外部電源電
    圧検出回路によって生成・送出される請求項1〜5のい
    ずれかに記載の出力インターフェース回路。
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