JPH07249978A - 出力回路装置 - Google Patents

出力回路装置

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JPH07249978A
JPH07249978A JP6042347A JP4234794A JPH07249978A JP H07249978 A JPH07249978 A JP H07249978A JP 6042347 A JP6042347 A JP 6042347A JP 4234794 A JP4234794 A JP 4234794A JP H07249978 A JPH07249978 A JP H07249978A
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JP
Japan
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voltage
level
power supply
transistor
signal
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Application number
JP6042347A
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English (en)
Inventor
Takeshi Honma
剛 本間
Eishi Azuma
栄至 東
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧が一定でない場合、その電源電圧値
に応じて出力回路装置における出力トランジスタの駆動
電圧を変化させ、出力トランジスタの出力ラインでノイ
ズが発生するのを防止する。 【構成】 本発明による出力回路装置は、電源電圧VCC
の出力値を検出し、検出結果に基づいて制御信号VCS
出力するVCC検出回路10と、制御信号VCSに応じて出
力回路装置のNチャネルトランジスタ2のゲートを制御
する電圧を該Nチャネルトランジスタ2のゲートに出力
する電流駆動制御部11aを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを出力させる出力
回路装置に関し、特に、2種類以上の電源電圧を用いて
動作させる出力回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の出力回路装置は、標準電圧即ち5
Vをターゲットとして設計されているため、低電圧(例
えば3V)で動作させるとアクセスタイムの遅延が起こ
ってしまう。例えば、図14に示す従来の出力回路装置
を用いて説明する。図において、1はソースが電源電圧
CCに接続されたPチャネルトランジスタ、2は前記P
チャネルトランジスタと直列に接続されたNチャネルト
ランジスタ、3はPチャネルトランジスタ1とNチャネ
ルトランジスタ2との接続部から信号を出力させるため
の出力端、4はPチャネルトランジスタ1を制御するた
めの信号を生成するNANDゲート、5はNチャネルト
ランジスタ2を制御するための信号を生成するNORゲ
ート、6はインバータである。diは該出力回路装置に
入力される内部信号、バーoeは該出力回路装置の出力
状態を制御するための出力イネーブル信号である。
【0003】次に動作について説明する。以下便宜上、
電源電圧VCC=5Vを標準電圧域、電源電圧VCC=3V
を低電圧域と称す。出力イネーブル信号バーoeが
“L”レベルであると、出力回路装置は非出力状態とな
り、内部信号diの信号レベルによらず常に非出力状態
を維持する。出力イネーブル信号バーoeに“H”レベ
ルの信号が入力されると、出力回路装置は出力状態とな
り、内部信号diの信号レベルに基づいて外部信号Di
を出力端3に出力する。内部信号diが“H”レベルで
あると、NANDゲート4は“L”レベルを出力し、N
ORゲート5は“L”レベルを出力する。その結果、P
チャネルトランジスタ1はオンし、Nチャネルトランジ
スタ2はオフし、出力端3から“H”レベルの外部信号
Diが出力される。一方、内部信号diが“L”レベル
であると、NANDゲート4は“H”レベルを出力し、
NORゲート5は“H”レベルを出力する。その結果、
Pチャネルトランジスタはオフし、Nチャネルトランジ
スタはオンし、出力端3から“L”レベルの外部信号D
iが出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】該出力回路装置の電源
電圧VCCとアクセスタイムの関係を図15に示す。標準
電圧域では20nsで動作していた回路が、低電圧域で
は60nsの時間がかかっている。この遅延の原因は主
に、出力トランジスタ1及び2の電流駆動能力の低下で
ある。図16は出力トランジスタの1つであるNチャネ
ルトランジスタ2の動作特性図である。標準電圧域では
電流駆動能力が20mAであったものが、低電圧域では
8mAとなっていることから、電源電圧を小さくする
と、電流駆動能力が低下することが解る。低電圧域でも
トランジスタのチャネル幅を大きくすることにより電流
駆動能力を維持し、回路動作の高速化を図ることが考え
られるが、チャネル幅を大きくすると、標準電圧域での
ソース/ドレイン間電流が非常に大きくなりすぎて、ノ
イズ発生の原因となり安定した回路動作が得られなくな
るという問題点があった。
【0005】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、低電圧域で回路動作の高速化を
可能にし、しかも、標準電圧域で安定した回路動作の得
られる出力回路装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
出力回路装置は、第1の電源電圧供給源と第2の電源電
圧供給源との間に直列に接続された第1導電型の第1の
トランジスタと第2導電型の第2のトランジスタと、前
記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接
続点の電位が出力される出力端と、前記第1の電源電圧
供給源の電圧レベルを検出し、検出された結果が所定の
値よりも大きい値であると、前記第1のトランジスタの
ゲートに前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルよりも
小さいレベルの電圧を供給することにより前記第1のト
ランジスタの駆動電流を制御する第1の制御回路とを備
えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2及び3に係る出力
回路装置は、第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧供
給源との間に直列に接続された第1導電型の第1のトラ
ンジスタと第2導電型の第2のトランジスタと、前記第
1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点
の電位が出力される出力端と、前記第1の電源電圧供給
源の電圧レベルを検出し、検出された電圧値が所定の値
よりも大きい値であると、前記第2のトランジスタのゲ
ートに前記第2の電源電圧供給源の電圧レベルよりも大
きいレベルの電圧を供給することにより前記第2のトラ
ンジスタの駆動電流を制御する第2の制御回路を備えた
ことを特徴とする。
【0008】更に、前記第1の電源電圧供給源の電圧レ
ベルを検出し、検出された結果が所定の値よりも大きい
値であると、前記第1のトランジスタのゲートに前記第
1の電源電圧供給源の電圧レベルよりも小さいレベルの
電圧を供給することにより前記第1のトランジスタの駆
動電流を制御する第1の制御回路を備えたことを特徴と
する。
【0009】また、本発明の請求項4に係る出力回路装
置は、第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧供給源と
の間に直列に接続された第1導電型の第1のトランジス
タと第2導電型の第2のトランジスタと、前記第1のト
ランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点の電位
が出力される出力端と、前記第1の電源電圧供給源の電
圧レベルを検出し、検出された電圧値が所定の値以上で
ある場合は第1レベルの電圧信号を出力し、検出された
電圧値が所定の値以下である場合は第2レベルの電圧信
号を出力する電源電圧検出回路と、前記電源電圧検出回
路からの電圧信号を受け、該電圧信号が第1レベルの電
圧信号であれば、第1レベルの電圧よりも低いレベルの
電圧を供給し、該電圧信号が第2レベルの電圧信号であ
れば、第2レベルの電圧を供給する電圧供給回路と、前
記電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧とし、デ
ータ信号が入力され、該データ信号に応じて前記第1の
トランジスタのゲートに信号を出力する制御回路とを備
えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項5及び6に係る出力
回路装置は、第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧供
給源の間に直列に接続された第1導電型の第1のトラン
ジスタ及び第2導電型の第2のトランジスタと、前記第
1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点
の電位が出力される出力端と、前記第1の電源電圧供給
源の電圧レベルを検出し、検出された電圧値が所定の値
以上である場合は第1レベルの電圧信号を出力し、検出
された電圧値が所定の値以下である場合は第2レベルの
電圧信号を出力する電源電圧検出回路と、前記電源電圧
検出回路からの電圧信号を受け、該電圧信号が第1レベ
ルの電圧信号であれば、前記第2の電源電圧供給源の電
圧レベルよりも高いレベルの電圧を供給し、該電圧信号
が第2レベルの電圧信号であれば、前記第2の電源電圧
供給源の電圧レベルを供給する第1の電圧供給回路と、
前記第1の電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧
とし、データ信号が入力され、該データ信号に応じて前
記第2のトランジスタのゲートに第1の信号を出力する
第1の制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0011】更に、前記電源電圧検出回路からの電圧信
号を受け、該電圧信号が第1レベルの電圧信号であれ
ば、第1レベルの電圧よりも低いレベルの電圧を供給
し、該電圧信号が第2レベルの電圧信号であれば、第2
レベルの電圧を供給する第2の電圧供給回路と、前記第
2の電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧とし、
前記データ信号が入力され、該データ信号に応じて前記
第1のトランジスタのゲートに第2の信号を出力する第
2の制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係る出力回路装置は、第1の電源電圧
供給源と第2の電源電圧供給源との間にPチャネルトラ
ンジスタとNチャネルトランジスタとが直列に接続され
た構成であり、前記第1の電源電圧供給源から供給され
る電圧レベルが標準電圧域のものである場合は、前記P
チャネルトランジスタをオンさせるためのゲート電圧を
下げ過ぎず、また、Nチャネルトランジスタをオンさせ
るためのゲート電圧を上げ過ぎないので、Pチャネルト
ランジスタの電流駆動力とNチャネルトランジスタの電
流駆動力が制御され、第1の電源電圧供給源側のトラン
ジスタあるいは第2の電源電圧供給源側のトランジスタ
のノイズ発生は抑制される。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の1実施例を図1に基づいて説
明する。図1は、本発明における出力回路装置を示す回
路構成図である。本発明に出力イネーブル信号バーoe
は直接関係しないので、出力イネーブル信号バーoeを
省いた回路構成を示した。図において、1〜3は従来装
置を示した図14に記載されているものと同一あるいは
相当する部分を示す。10はVCC検出回路であり、電源
電圧VCCが標準電圧域のものであるか低電圧域のもので
あるかを検出し、検出結果に基づいて制御信号VCSある
いは反転制御信号バーVCSを出力する。なお、本実施例
においては、反転制御信号バーVCSのみを使用し、制御
信号VCSは使用しないため、図1中での制御信号VCS
表示は省略している。制御信号VCSは後に記載の実施例
4以降で使用される。また、本発明におけるVCC検出回
路10においては、電源電圧VCCが標準電圧域(5V)
のものであれば制御信号VCS=“L”レベル(0V)、
反転制御信号バーVCS=“H”レベル(VCC)となり、
電源電圧VCCが低電圧域(3V)のものであれば制御信
号VCS=“H”レベル(VCC)、反転制御信号バーVCS
=“L”レベル(0V)となる。破線内部11aは電流
駆動制御部であり、内部信号di及び反転制御信号バー
CSを受け、Nチャネルトランジスタ2の電流駆動力を
制御するための内部制御信号dicをNチャネルトラン
ジスタ2のゲートに出力する。内部信号diは出力回路
装置の外部に出力されるデータ信号であり、図示しない
演算回路で計算された結果信号である。
【0014】電流駆動制御部11aは、所望の電圧を供
給する機能を持つ電源供給部7aと信号レベルを制御す
る機能を持つ信号制御部8aとを備えている。電源供給
部7aは、以下に説明する12及び13の構成要件から
なる。12、13はそれぞれPチャネルトランジスタ、
Nチャネルトランジスタであり、それぞれのゲートには
反転制御信号バーVCSが入力される。また、Pチャネル
トランジスタ12とNチャネルトランジスタ13とは並
列に接続されており、その接続点をaとする。この接続
点aでの電位が信号制御部8aに供給される電位とな
り、電源電圧VCCの出力レベルに応じて変化する。信号
制御部8aは、以下に説明する14及び15の構成要件
からなる。14はPチャネルトランジスタであり、ソー
スの一端が接続点aに接続され、ゲートには内部信号d
iが入力される。15はNチャネルトランジスタであ
り、ゲートには内部信号diが入力される。Pチャネル
トランジスタ14とNチャネルトランジスタ15とは直
列に接続されており、その接続点をbとする。接続点b
から内部制御信号dicが出力され、Nチャネルトラン
ジスタ2のゲートに入力される。一方、Pチャネルトラ
ンジスタ1のゲートには従来と同様内部信号diの反転
信号diiがインバータ16を介して内部信号diの反
転信号diiが入力される。
【0015】図2はVCC検出回路10を示す回路構成図
である。図において、20はゲートが接地され、一端が
電源電圧VCCに接続されたPチャネルトランジスタ、2
1〜23はそれぞれゲートとドレインとが同電位になる
ように接続されたNチャネルトランジスタである。Pチ
ャネルトランジスタ20とNチャネルトランジスタ21
〜23は直列に接続されている。24はNチャネルトラ
ンジスタ21のドレイン端に接続されたインバータ、2
5はインバータ24の出力端に接続されたインバータで
ある。反転制御信号バーVCSはインバータ24から出力
される。また、制御信号VCSを使用する場合は、インバ
ータ25を設け、該インバータ25から制御信号VCS
出力させればよい。
【0016】また、Nチャネルトランジスタ21の閾値
をVTH1 、Nチャネルトランジスタ22の閾値を
TH2 、Nチャネルトランジスタ23の閾値をVTH3
すると、VTH1 +VTH2 +VTH3 の値が3〜5Vになる
ようなNチャネルトランジスタ21〜23を用いる。こ
のような条件、つまり、VCC検出回路10のVCCに対す
る閾値が3〜5Vの間に設定されていれば、Nチャネル
トランジスタ21〜23は本実施例のように3段でなく
てもよい。また、Pチャネルトランジスタ20のドレイ
ンとNチャネルトランジスタ21のドレインとの接続点
をsとする。
【0017】このように構成されたVCC検出回路10に
CC=5Vが印加された場合、VCC検出回路10の閾値
電圧が3〜5Vの間に設定されているため、Nチャネル
トランジスタ21〜23はオンし、接地点GNDに電流
が流れる。よって、接続点sの電位は降下し、ほぼ0V
となり、VCC検出回路10から出力される制御信号VCS
は“L”レベル=0V、反転制御信号バーVCSは“H”
レベル=VCCとなる。一方、VCC検出回路10にVCC
3Vが印加された場合、VCC検出回路10の閾値電圧が
3〜5Vの間に設定されているため、Nチャネルトラン
ジスタ23はオフし、接続点sの電位降下は起こらず、
3Vとなり、VCC検出回路10から出力される制御信号
CSは“H”レベル=3V、反転制御信号バーVCS
“L”レベル=0Vとなる。
【0018】次に上記のように構成された出力回路装置
の動作について説明する。電源電圧VCCが低電圧域であ
り、VCC検出回路10から出力された反転制御信号バー
CSが“L”レベルを示すとき、Pチャネルトランジス
タ12はオンし、Nチャネルトランジスタ13はオフす
る。従って、電源電圧VCCの負荷トランジスタはPチャ
ネルトランジスタ12となるので、接続点aの電位はV
CCまで持ち上げられ、3Vの電位がPチャネルトランジ
スタ14に供給される。つまり、電源電圧VCCが低電圧
域である場合は、Nチャネルトランジスタ2のゲートに
CCを最大限供給することにより、出力端3から“L”
レベルが出力されるのが遅くならないようにしている。
【0019】一方、電源電圧VCCが標準電圧域であり、
CC検出回路10から出力された反転制御信号バーVCS
が“H”レベル(=VCC)を示すとき、Pチャネルトラ
ンジスタ12はオフし、Nチャネルトランジスタ13は
オンする。従って、Nチャネルトランジスタ13のゲー
ト及びドレインにはVCCを印加していることになるの
で、Nチャネルトランジスタ13の閾値電圧をVTHN
ソース電位をVS とすると、Nチャネルトランジスタ1
3がオンする条件としてはVS <VCC−VTHN となるか
ら、接続点aの電位は最大VCC−VTHN までしか持ち上
げられず、5Vの電位よりも低い電位がPチャネルトラ
ンジスタ14に供給される。これにより、内部制御信号
dicは図3に示すように0〜VCC−VTHN の範囲とな
る。内部制御信号dicはNチャネルトランジスタ2を
駆動させるものであるから、従来のようにNチャネルト
ランジスタ2を駆動させるためにVCCを印加していた場
合に比べ、本発明ではVCC−VTHN の電位しか印加しな
いため、図4に示すようにNチャネルトランジスタ2の
電流駆動力を低下させることができる。従って、Nチャ
ネルトランジスタ2のチャネル幅を大きくする等により
CC=3V時での高速動作を図ったとしても、VCC=5
V時で従来よりもノイズ発生の少ない安定した動作が得
られる。ここでは“L”レベル出力系に対しノイズ発生
対策を施しているので、GNDラインに対するノイズ発
生を抑制することができる。
【0020】本実施例を採用することにより、電源電圧
CCの出力レベルに応じて、出力トランジスタの駆動能
力を変化させることができるので、電源電圧VCCの変化
に伴う悪影響、つまり、ノイズの発生あるいは回路動作
の遅延を防止することができる。
【0021】実施例2.実施例1の図1に示す電流駆動
制御部11aを図5に示すように構成してもよい。図に
おいて、7a、8a、12〜15は実施例図1に示すも
のと同一あるいは相当する部分を示す。実施例1ではN
チャネルトランジスタ13のゲートにも反転制御信号バ
ーVCSが入力されていたが、本実施例においては、Nチ
ャネルトランジスタ13のゲートとドレインとが接続さ
れ、同電位に保たれている。
【0022】このように構成された電流駆動制御部11
aにおいて、電源電圧VCCが低電圧域の場合、反転制御
信号バーVCSが“L”レベルとなり、Pチャネルトラン
ジスタ12はオンし、接続点aの電位はVCCレベルまで
持ち上げられる。一方、Nチャネルトランジスタ13は
そのドレインがVCCレベルに保持されているので、Pチ
ャネルトランジスタ12がオンすることにより、ドレイ
ン電位とソース電位がともにVCCレベルと同一になり、
Nチャネルトランジスタ13はオフ状態となる。また、
電源電圧VCCが標準電圧域の場合、反転制御信号バーV
CSが“H”レベルとなり、Pチャネルトランジスタ12
はオフし、接続点aは0Vになる。一方、Nチャネルト
ランジスタ13はオンするが、ゲートはドレインと同電
位のVCCに設定されているため、接続点aの電位は最大
CC−VTHN までしか持ち上げられない。
【0023】つまり本実施例においても、実施例1と同
様に電源電圧VCCの出力レベルに応じて、出力トランジ
スタの駆動能力を変化させることができるので、電源電
圧VCCの変化に伴う悪影響、つまり、ノイズの発生ある
いは回路動作の遅延を防止することができる。
【0024】実施例3.また、実施例1の図1に示す電
流駆動制御部11aを図6に示すように構成してもよ
い。図において、7a、8a、12、14、15は実施
例図1に示すものと同一あるいは相当する部分を示す。
30はPチャネルトランジスタであり、そのソースが電
源電圧VCCに接続され、そのドレイン及びゲートがPチ
ャネルトランジスタ12のドレインと接続点aで接続さ
れて同電位に保たれている。
【0025】このように構成された電流駆動制御部11
aにおいて、電源電圧VCCが低電圧域の場合、反転制御
信号バーVCSが“L”レベルとなり、Pチャネルトラン
ジスタ12がオンし、接続点aの電位はVCCレベルまで
持ち上げられる。一方、Pチャネルトランジスタ30は
そのソースがVCCレベルに保持されているので、Pチャ
ネルトランジスタ12がオンすることにより、ソース電
位とドレイン電位とがともにVCCレベルと同一になり、
Pチャネルトランジスタ30はオフ状態となる。また、
電源電圧VCCが標準電圧域の場合、反転制御信号バーV
CSが“H”レベルとなり、Pチャネルトランジスタ12
はオフし、接続点aの電位は0Vとなる。一方、Pチャ
ネルトランジスタ30はオンするが、その閾値電圧をV
THP とすると、ゲート電位がVCC−VTHP 以下のときオ
ンする。Pチャネルトランジスタ30のドレインはゲー
トと同電位であるため、VCC−VTHP 以下となる。つま
り、この場合接続点aの電位は最大VCC−VTHP までし
か持ち上げられない。
【0026】つまり、本実施例においても実施例1及び
2と同一の効果が得られることは言うまでもない。
【0027】実施例4.図7は本発明の第4実施例によ
る出力回路装置の回路構成図である。図において、1〜
3、10は実施例図1と同一あるいは相当する部分を示
す。破線内部11bは電流駆動制御部であり、内部信号
di及び制御信号VCSを受け、Pチャネルトランジスタ
1の電流駆動力を制御するための内部制御信号disを
Pチャネルトランジスタ1のゲートに出力する。電流駆
動制御部11bは、所望の電圧を供給する機能を持つ電
圧供給部7bと信号レベルを制御する機能を持つ信号制
御部8bとを備えている。電圧供給部7bは、以下に説
明する35及び36の構成要件からなる。35、36は
それぞれNチャネルトランジスタ、Pチャネルトランジ
スタであり、それぞれのゲートには制御信号VCSが入力
されている。また、Nチャネルトランジスタ35とPチ
ャネルトランジスタ36とは並列に接続されており、そ
の接続点をcとする。この接続点cでの電位が信号制御
部8bに供給される電位となり、電源電圧VCCの出力レ
ベルに応じて変化する。信号制御部8bは、以下に説明
する37及び38の構成要件からなる。37はNチャネ
ルトランジスタであり、ソース/ドレインの一端が接続
点cに接続され、ゲートには内部信号diが入力され
る。38はPチャネルトランジスタであり、ゲートには
内部信号diが入力される。Nチャネルトランジスタ3
7とPチャネルトランジスタ38とは直列に接続されて
おり、その接続点をdとする。接続点dから内部制御信
号disが出力され、Pチャネルトランジスタ1のゲー
トに入力される。一方、Nチャネルトランジスタ2のゲ
ートには従来と同様インバータ39を介して内部信号d
iの反転信号diiが入力される。
【0028】このように構成された出力回路装置の動作
について説明する。電源電圧VCCが低電圧域であり、V
CC検出回路10から出力された制御信号VCS=VCCを示
すとき、Nチャネルトランジスタ35はゲート/ソース
間電圧がVCCとなるので、オンする。よって、Nチャネ
ルトランジスタ35のドレイン電位つまり接続点cは接
地レベル=0Vとなり、Pチャネルトランジスタ36の
ソース電位も0Vとなる。よって、Pチャネルトランジ
スタ36はオフし、0Vの電位がNチャネルトランジス
タ35を介して接続点cに与えられる。このとき、内部
信号diが“H”レベルであれば、Pチャネルトランジ
スタ38はオフ、Nチャネルトランジスタ37はオンと
なり、接続点cの電位がNチャネルトランジスタ37を
介して接続点dに供給され、接続点dの電位も接地レベ
ル=0Vとなる。よって、内部制御信号disは0Vと
なり、Pチャネルトランジスタ1はオンし、出力端3か
ら“H”レベルの外部信号Diが出力される。
【0029】一方、内部信号diが“L”レベルであれ
ば、Pチャネルトランジスタ38はオン、Nチャネルト
ランジスタ37はオフとなり、Pチャネルトランジスタ
38のドレイン電位つまり接続点dはVCCレベルとな
り、VCCレベルの内部制御信号disによって、Pチャ
ネルトランジスタはオフし、Nチャネルトランジスタは
オンし、出力端3から“L”レベルの外部信号Diが出
力される。
【0030】また、電源電圧VCCが標準電圧域であり、
CC検出回路10から出力された制御信号VCSが“L”
レベル(=0V)を示すとき、Nチャネルトランジスタ
35はオフし、Pチャネルトランジスタ36はオンす
る。ここで、Pチャネルトランジスタ36の閾値電圧を
THP とする。Pチャネルトランジスタ36はソース電
位が閾値電圧VTHP 以下のときオンする。つまり、Pチ
ャネルトランジスタ36の出力の最小値は閾値電圧V
THP となる。つまり、Pチャネルトランジスタ36のソ
ース電位は閾値電圧VTHP 以下には下がらない。このと
き、内部信号diが“H”レベルであれば、Pチャネル
トランジスタ38はオフし、Nチャネルトランジスタ3
7はオンし、接続点dの電位はVTHP となる。よって、
図8に示すように、内部制御信号disはVTHP 〜VCC
の範囲になる。内部制御信号disはPチャネルトラン
ジスタ1を駆動させるためのものであるから、Pチャネ
ルトランジスタ1のオン電圧をVTHP 以上にすることは
従来のオン電圧が0Vであったことと比較すると、図9
に示すように電流駆動力を減少させることができる。従
って、Pチャネルトランジスタ1の幅を大きくする等に
よりVCC=3V時での高速動作を図ったとしても、VCC
=5V動作においては従来に比べてノイズ発生の少ない
安定した動作の出力回路装置が得られる。なお、本実施
例においては、“H”レベル出力系に対してノイズ減少
が得られるので、VCCラインに対してノイズ発生を抑制
させることができる。
【0031】本実施例を採用することにより、電源電圧
CCの出力レベルに応じて、出力トランジスタの駆動力
を変化させることができるので、電源電圧VCCの変化に
伴う悪影響、つまり、ノイズの発生あるいは回路動作の
遅延を防止することができる。
【0032】実施例5.実施例4の図7に示す電流駆動
制御部11bを図10に示すように構成してもよい。図
において、7b、8b、35〜38は実施例図7に示す
ものと同一あるいは相当する部分を示す。但し、Pチャ
ネルトランジスタ36のゲートはドレインと接続され、
同電位に保持されている。
【0033】次にこのように構成された電流駆動制御部
11bの動作について説明する。電源電圧VCCが低電圧
域であり、VCC検出回路10から出力された制御信号V
CSが“H”レベル(=VCC)を示すとき、Nチャネルト
ランジスタ35はオンし、Nチャネルトランジスタ35
のドレイン電位は0Vになる。従って、Pチャネルトラ
ンジスタ36のソース、ドレイン及びゲート電位が0V
になるため、Pチャネルトランジスタ36はオフする。
つまり、接続点cの電位は接地レベルの0Vとなる。
【0034】一方、VCCが標準電圧域であり、制御信号
CSが“L”レベルを示すとき、Nチャネルトランジス
タ35はオフする。Pチャネルトランジスタ36はゲー
ト電位とドレイン電位とが0Vに保持されているため、
ソース電位はPチャネルトランジスタ36の閾値電圧V
THP 以下には下がらない。従って、Nチャネルトランジ
スタ37にはVTHP 以上の電位が供給される。
【0035】よって、本実施例における電流駆動制御部
11bにおいても、電源電圧VCCが低電圧域を示す場合
は接続点dの電位は0Vに設定され、電源電圧VCCが標
準電圧域を示す場合は接続点dの電位はVCC〜VTHP
電位に設定されるため、実施例4に示す電流駆動制御部
11bと同一の機能を有するため、実施例4に示す場合
と同一の効果を得ることができる。
【0036】実施例6.実施例4の図7に示す電流駆動
制御部11bを図11に示すように構成してもよい。図
において、7b、8b、35〜37は実施例図7に示す
ものと同一あるいは相当する部分を示す。39はNチャ
ネルトランジスタであり、ドレインが接地され、ソース
とゲートがNチャネルトランジスタ37のソースと接続
されて同電位に保持されている。
【0037】次にこのように構成された電流駆動制御部
11bの動作について説明する。電源電圧VCCが低電圧
域であり、VCC検出回路から出力された制御信号VCS
“H”レベルを示すとき、Nチャネルトランジスタ35
はオンする。従って、Nチャネルトランジスタ35のド
レイン電位は0Vとなり、Pチャネルトランジスタ39
のゲート電位、ソース電位及びドレイン電位が0Vとな
り、Pチャネルトランジスタ39はオフする。つまり、
接続点dの電位は接地レベルである0Vに設定される。
【0038】一方、制御信号VCSが標準電圧域であり、
制御信号VCSが“L”レベルを示すとき、Nチャネルト
ランジスタ35はオフする。Nチャネルトランジスタ3
9は、そのソース電位が0Vに設定されており、ゲート
電位とドレイン電位とが同電位に保持されているため、
ドレイン電位が閾値電圧VTHN 以上になると、オンす
る。つまり、Nチャネルトランジスタ39の出力の最小
値は閾値電圧VTHN となる。
【0039】よって、本実施例における電流駆動制御部
11bにおいても、電源電圧VCCが低電圧域を示す場合
は接続点dの電位は0Vに設定され、電源電圧VCCが標
準電圧域を示す場合は接続点dの電位はVCC〜VTHP
電位に設定されるため、実施例4に示す電流駆動制御部
11bと同一の機能を有するため、実施例4に示す場合
と同一の効果を得ることができる。
【0040】実施例7.図12は本発明の第7実施例に
おける出力回路装置の回路構成図である。図において、
1〜3、7a、7b、8a、8b、11a、11b、1
2、14、15、30、35、37、39は実施例図1
1あるいは実施例図6と同一あるいは相当する部分を示
す。本実施例は、実施例3の発明と実施例6の発明とを
組み合わせた発明、つまり、Pチャネルトランジスタ1
及びNチャネルトランジスタ2のどちらにもそれぞれ電
流駆動制御部11b及び電流駆動制御部11aを付加し
たものである。本発明の出力回路装置においては、電源
電圧VCC=3Vの低電圧域の場合は、内部制御信号di
s及びdicのどちらも0〜VCCの電圧が出力されるの
で、従来の動作と変わらない。一方、電源電圧VCC=5
Vの標準電圧域の場合は、内部制御信号disはVTHN
〜VCC、内部制御信号dicは0〜VCC−VTHP の電圧
範囲となるため、VCCライン及び接地ラインの両方にた
いしてノイズ発生を押さえることができるようにしたも
のである。
【0041】本実施例では、実施例3と実施例6とを組
み合わせたものであるが、実施例1〜3のいずれか1つ
をNチャネルトランジスタ2の電流駆動制御部11aと
し、実施例4〜6のいずれか1つをPチャネルトランジ
スタ1の電流駆動制御部11bとして組み合わせてもよ
い。
【0042】実施例8.図13は本発明の第8の実施例
による出力回路装置の回路構成図である。図において、
1〜3、7a、7b、8a、8b、11a、11b、1
2、14、15、30、35、37、39は実施例図1
1あるいは実施例図6と同一あるいは相当する部分を示
す。40はPチャネルトランジスタであり、一端は電源
電圧VCCに接続され、他端はPチャネルトランジスタ3
0の一端に接続される。また、Pチャネルトランジスタ
40のゲートとドレインとは同電位になるように接続さ
れている。41はNチャネルトランジスタであり、一端
は接地電圧に接続され、他端はNチャネルトランジスタ
39の一端に接続される。また、Nチャネルトランジス
タ41のゲートとドレインとは同電位になるように接続
されている。
【0043】次に本実施例おける出力回路装置の動作に
ついて説明する。本実施例においては、基本的には実施
例7に示す回路動作と変わらないが、電源供給部7a及
び7bにおいて、それぞれPチャネルトランジスタ40
及びNチャネルトランジスタ41を付加し、電源電圧を
制御する負荷トランジスタを2段構成にしたので、標準
電圧域=5Vにおいて、内部制御信号の電圧範囲は、内
部制御disで2VTH N 〜VCC、内部制御dicで0〜
CC−2VTHP となる。つまり、実施例7に比べて、電
圧範囲を狭くすることができるので、実施例7における
よりも電流駆動能力を低下させることができる。したが
って、実施例7に比べてノイズを減少させ、安定した回
路動作を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】本件発明は、以上説明したように構成さ
れているため、以下に記載するような効果を奏する。
【0045】本件発明による出力回路装置は、第1の電
源電圧供給源と第2の電源電圧供給源との間に直列に接
続された第1導電型の第1のトランジスタと第2導電型
の第2のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前
記第2のトランジスタとの接続点の電位が出力される出
力端と、前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルを検出
し、検出された結果が所定の値よりも大きい値である
と、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1の電源
電圧供給源の電圧レベルよりも小さいレベルの電圧を供
給することにより前記第1のトランジスタの駆動電流を
制御する第1の制御回路とを備えているので、電源電圧
レベルによらず前記第1のトランジスタの動作速度を保
持し、該第1のトランジスタの出力ラインにおいてノイ
ズが発生するのを抑制できる。
【0046】また、本件発明による出力回路装置は、第
1の電源電圧供給源と第2の電源電圧供給源との間に直
列に接続された第1導電型の第1のトランジスタと第2
導電型の第2のトランジスタと、前記第1のトランジス
タと前記第2のトランジスタとの接続点の電位が出力さ
れる出力端と、前記第1の電源電圧供給源の電圧レベル
よりも大きい値であると、前記第2のトランジスタのゲ
ートに前記第2の電源電圧供給源の電圧レベルよりも大
きいレベルの電圧を供給することにより前記第2のトラ
ンジスタの駆動電流を制御する第2の制御回路を備えて
いるので、電源電圧レベルによらず前記第2のトランジ
スタの動作速度を保持し、該第2のトランジスタの出力
ラインにおいてノイズが発生するのを抑制できる。
【0047】また、前記第1の電源電圧供給源の電圧レ
ベルを検出し、検出された結果が所定の値よりも大きい
値であると、前記第1のトランジスタのゲートに前記第
1の電源電圧供給源の電圧レベルよりも小さいレベルの
電圧を供給することにより前記第1のトランジスタの駆
動電流を制御する第1の制御回路をさらに備えているの
で、電源電圧レベルによらず、前記第2のトランジスタ
及び第1のトランジスタの動作速度を保持し、前記第2
のトランジスタ及び第1のトランジスタの出力ラインに
おいてノイズが発生するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による出力回路装置の回路
構成図である。
【図2】本発明の第1実施例によるVCC検出回路装置で
ある。
【図3】本発明の第1実施例による信号のタイミングチ
ャート図である。
【図4】本発明のNチャネルトランジスタの電流−電圧
特性を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例による電流駆動制御部を示
す回路構成図である。
【図6】本発明の第3実施例による電流駆動制御部を示
す回路構成図である。
【図7】本発明の第4実施例による出力回路装置の回路
構成図である。
【図8】本発明の第4実施例による信号のタイミングチ
ャート図である。
【図9】本発明のPチャネルトランジスタの電流−電圧
特性を示す図である。
【図10】本発明の第5実施例による電流駆動制御部を
示す回路構成図である。
【図11】本発明の第6実施例による電流駆動制御部を
示す回路構成図である。
【図12】本発明の第7実施例による出力回路装置の回
路構成図である。
【図13】本発明の第8実施例による出力回路装置の回
路構成図である。
【図14】従来の出力回路装置の論理回路図である。
【図15】従来のアクセスタイムの電源電圧依存性を示
す図である。
【図16】従来のドレイン電流の電源電圧依存性を示す
図である。
【符号の説明】
1 Pチャネルトランジスタ 2 Nチャネルトランジスタ 3 出力端子 7a 電源供給部 7b 電源供給部 8a 信号制御部 8b 信号制御部 11a 電流駆動制御部 11b 電流駆動制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧
    供給源との間に直列に接続された第1導電型の第1のト
    ランジスタと第2導電型の第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの
    接続点の電位が出力される出力端と、 前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルを検出し、検出
    された結果が所定の値よりも大きい値であると、前記第
    1のトランジスタのゲートに前記第1の電源電圧供給源
    の電圧レベルよりも小さいレベルの電圧を供給すること
    により前記第1のトランジスタの駆動電流を制御する第
    1の制御回路とを備えたことを特徴とする出力回路装
    置。
  2. 【請求項2】 第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧
    供給源との間に直列に接続された第1導電型の第1のト
    ランジスタと第2導電型の第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの
    接続点の電位が出力される出力端と、 前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルを検出し、検出
    された電圧値が所定の値よりも大きい値であると、前記
    第2のトランジスタのゲートに前記第2の電源電圧供給
    源の電圧レベルよりも大きいレベルの電圧を供給するこ
    とにより前記第2のトランジスタの駆動電流を制御する
    第2の制御回路を備えたことを特徴とする出力回路装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電源電圧供給源の電圧レベル
    を検出し、検出された結果が所定の値よりも大きい値で
    あると、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1の
    電源電圧供給源の電圧レベルよりも小さいレベルの電圧
    を供給することにより前記第1のトランジスタの駆動電
    流を制御する第1の制御回路をさらに備えたことを特徴
    とする請求項第2項記載の出力回路装置。
  4. 【請求項4】 第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧
    供給源との間に直列に接続された第1導電型の第1のト
    ランジスタと第2導電型の第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの
    接続点の電位が出力される出力端と、 前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルを検出し、検出
    された電圧値が所定の値以上である場合は第1レベルの
    電圧信号を出力し、検出された電圧値が所定の値以下で
    ある場合は第2レベルの電圧信号を出力する電源電圧検
    出回路と、 前記電源電圧検出回路からの電圧信号を受け、該電圧信
    号が第1レベルの電圧信号であれば、第1レベルの電圧
    よりも低いレベルの電圧を供給し、該電圧信号が第2レ
    ベルの電圧信号であれば、第2レベルの電圧を供給する
    電圧供給回路と、 前記電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧とし、
    データ信号が入力され、該データ信号に応じて前記第1
    のトランジスタのゲートに信号を出力する制御回路とを
    備えたことを特徴とする出力回路装置。
  5. 【請求項5】 第1の電源電圧供給源と第2の電源電圧
    供給源の間に直列に接続された第1導電型の第1のトラ
    ンジスタ及び第2導電型の第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの
    接続点の電位が出力される出力端と、 前記第1の電源電圧供給源の電圧レベルを検出し、検出
    された電圧値が所定の値以上である場合は第1レベルの
    電圧信号を出力し、検出された電圧値が所定の値以下で
    ある場合は第2レベルの電圧信号を出力する電源電圧検
    出回路と、 前記電源電圧検出回路からの電圧信号を受け、該電圧信
    号が第1レベルの電圧信号であれば、前記第2の電源電
    圧供給源の電圧レベルよりも高いレベルの電圧を供給
    し、該電圧信号が第2レベルの電圧信号であれば、前記
    第2の電源電圧供給源の電圧レベルを供給する第1の電
    圧供給回路と、 前記第1の電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧
    とし、データ信号が入力され、該データ信号に応じて前
    記第2のトランジスタのゲートに第1の信号を出力する
    第1の制御回路とを備えたことを特徴とする出力回路装
    置。
  6. 【請求項6】 前記電源電圧検出回路からの電圧信号を
    受け、該電圧信号が第1レベルの電圧信号であれば、第
    1レベルの電圧よりも低いレベルの電圧を供給し、該電
    圧信号が第2レベルの電圧信号であれば、第2レベルの
    電圧を供給する第2の電圧供給回路と、 前記第2の電圧供給回路から供給される電圧を電源電圧
    とし、前記データ信号が入力され、該データ信号に応じ
    て前記第1のトランジスタのゲートに第2の信号を出力
    する第2の制御回路とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項第5項記載の出力回路装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134938A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Kawasaki Microelectronics Kk ノイズ対策回路
JP2012186768A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 半導体集積回路の出力バッファ回路、及び半導体集積回路
CN108092403A (zh) * 2017-12-28 2018-05-29 上海胤祺集成电路有限公司 电源自动切换电路及智能电表微控制芯片

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