JP3711075B2 - 出力バッファ回路、および入出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路、および入出力バッファ回路 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電圧の電源で動作するボード上に搭載された場合等、複数の電圧の電源が混在する環境で動作する出力バッファ回路および入出力バッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、一部のデバイスの電源電圧を例えば3Vに落とし、その他のデバイスを5Vで動作させるような、電源電圧を混在させたボード設計が行なわれるようになってきた。その理由は全体の消費電力を抑える目的のものや、一部のデバイスの電源電圧の仕様が5V未満であることなどが多い。このような電源電圧の混在環境で、5Vで動作するデバイスがそれより低電圧で動作するデバイスに信号を供給したり、それら異なる電圧で動作するデバイスが同じバスに接続されたりした場合、5V動作のデバイス側から低電圧動作するデバイス側に電流が流れ込んでしまうことがあった。このような電流は消費電力の増加をもたらし、またデバイスのラッチアップの起因になったり、さらには近年の微細化が進んだ高密度なデバイスでは5Vの電圧によりトランジスタが破壊されるなどの大きな問題となる可能性がある。
【0003】
そこで、デバイスの出力最終段のみ厚い酸化膜にする等のプロセスによる対策を施すとともに、その出力最終段のトランジスタを完全にオフできるようにするために、3V振幅の信号を5V振幅に変換するレベルシフト回路を備え、3V系回路の3V振幅の信号を5V振幅に変換して出力最終段のトランジスタのゲートに供給する対策を施すことにより、3Vで動作するデバイスと5Vで動作するデバイスとの双方の接続が許容された回路系が提案されている。
【0004】
しかし、この回路系では、一部だけ厚い酸化膜を作る等プロセスの工程が増加し、チップの製造に時間がかかり、コストアップとなるという問題が生じる。また、そのデバイスに3Vと5Vとの2系統の電源を供給する必要があり、その分ボード上の配線が複雑になり、またチップの必要ピン数が増えてしまうという問題も生じる。そこで、プロセスの工程を追加する必要がなく、かつ単一電源のみを供給し、その単一電源の電圧よりも高い電圧の印加が許容された入出力バッファ回路が特開平07―183774号公報に提案されている。
【0005】
図4は、特開平07―183774号公報に提案された入出力バッファ回路を示す回路図である。
【0006】
図4に示す入出力バッファ回路を構成する出力バッファ回路100は、パッド11に‘H’レベル、‘L’レベルおよびハイインピーダンスを出力する回路であり、その出力バッファ回路100には、3Vの電源VDDとパッド11との間に、電源VDD側から順に、バックゲートが電源VDDに接続された第1のPチャンネルトランジスタ101と、バックゲートがパッド11に接続された第2のPチャンネルトランジスタ102が直列に接続されている。また、この出力バッファ回路100には、パッド11とグラウンドGNDとの間に、パッド11側から順に、第1のNチャンネルトランジスタ103と第2のNチャンネルトランジスタ104が直列に接続されている。
【0007】
第1のPチャンネルトランジスタ101のゲートは、第1のインバータ105の出力端子121、即ち第1のPチャンネルトランジスタ101のゲート端子と接続されており、この第1のインバータ105には信号D1が入力される。
【0008】
また第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートは、第1のインバータ105の出力端子121と、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートとの間に直列接続された第3のNチャンネルトランジスタ106と第4のNチャンネルトランジスタ107を介して第1のインバータ105の出力端子121に接続されている。さらに、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートとパッド11との間には、バックゲートがパッド11に接続された第3のPチャンネルトランジスタ108が接続されている。
【0009】
第3のNチャンネルトランジスタ106のゲートにはイネーブル信号ENが入力される。
【0010】
第4のNチャンネルトランジスタ107のゲートと第3のPチャンネルトランジスタ108のゲートはともに第2のインバータ112の入力端子123に接続されている。第2のインバータ112には、信号D2が入力される。
【0011】
さらに、第1のNチャンネルトランジスタ103のゲートは電源VDDに接続され、第2のNチャンネルトランジスタ104のゲートは第2のインバータ112の出力端子122、即ち第2のNチャンネルトランジスタ104のゲート端子に接続されている。
【0012】
また、図4に示す入出力バッファ回路を構成する入力バッファ回路200には、電源VDDとグラウンドGNDとの間に直列に接続された一対のPチャンネルトランジスタ202およびNチャンネルトランジスタ203からなるインバータ201と、パッド11とインバータ201の入力端子との間に配置され、ゲートが電源VDDに接続された第7のNチャンネルトランジスタ204と、電源VDDとインバータ201の入力端子との間に配置されゲートがインバータ201の出力端子と接続された、フィードバック用のPチャンネルトランジスタ205と、入力端子がインバータ201の出力端子に接続された第3のインバータ206から構成されている。
【0013】
このように構成された入出力バッファ回路は、前述したように、パッド11に‘H’レベル(3V)、‘L’レベル(0V)、およびハイインピーダンスを出力する。以下、図5、図6、図7を参照して説明する。
【0014】
図5は、パッド11に‘H’レベル(3V)の信号を出力する際の各部の状態を示した、図4と同一の回路図である。
【0015】
パッド11に‘H’レベルを出力するには、信号D1,D2の双方が‘H’レベルに遷移される。また、イネーブル信号ENは‘H’レベルに保持される。
【0016】
イネーブル信号ENが‘H’レベルに保持された状態において、信号D1,D2が‘H’レベルに遷移すると、第1のPチャンネルトランジスタ101のゲートには‘L’レベルが印加されてこの第1のPチャンネルトランジスタ101がオンとなり、第2のPチャンネルトランジスタ102の寄生ダイオード102aでバルク充電され、パッド11が‘H’レベルに遷移を開始する。
【0017】
また、第3のNチャンネルトランジスタ106および第4のNチャンネルトランジスタ107双方がオンとなるため、その後第2のPチャンネルトランジスタ102がオンとなり、第1のPチャンネルトランジスタ101および第2のPチャンネルトランジスタ102を経由してパッド11に‘H’レベルが出力される。また、第2のNチャンネルトランジスタ104のゲートには‘L’レベルが印加され第2のNチャンネルトランジスタ104はオフとなる。
【0018】
またこのとき、入力バッファ回路200にも‘H’レベルが印加され、第7のNチャンネルトランジスタ204のゲートに電源VDD=3Vが印加されているため、インバータ201の入力端子には、電源電圧VDDよりもスレショルド電圧Vthだけ低い電圧VDD−Vth、例えばVth=0.8Vであれば2.2Vが印加される。これを受けてインバータ201の出力端子の電位が低下し、Pチャンネルトランジスタ205がオンし、このPチャンネルトランジスタ205を介して電源VDD=3Vがインバータ201の入力端子に印加され、これにより、インバータ201の出力端子は完全に‘L’レベルとなり、その信号が第3のインバータ206を経由し信号D3が‘H’レベルとなる。パッド11に‘H’レベルが出力されたときの入力バッファ回路200の動作は以上のとおりであるが、出力バッファ回路100からパッド11に信号を出力するタイミングでは、通常この信号D3は使用されない。
【0019】
このようにして、この入出力バッファ回路では、パッド11に‘H’レベルが出力される。
【0020】
図6は、パッド11に‘L’レベル(0V)の信号を出力する際の各部の状態を示した、図4と同一の回路図である。
【0021】
パッド11に‘L’レベルを出力するには、信号D1,D2の双方が‘L’レベルに遷移される。またイネーブル信号ENは、このときも‘H’レベルに保持される。
【0022】
イネーブル信号ENが‘H’レベルに保持された状態において、信号D1,D2が‘L’レベルに遷移すると、第2のNチャンネルトランジスタ104がオン状態となる。このとき第1のNチャンネルトランジスタ103もオン状態にあることから、これら第1および第2のNチャンネルトランジスタ103,104を経由してパッド11とグラウンドGNDとが接続され、パッド11に‘L’レベル(0V)が出力される。
【0023】
またこのとき第1のPチャンネルトランジスタ101はそのゲートに‘H’レベルが印加されてオフし、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートの電位は不定となるがそのバックゲートがパッド11に接続されていて0Vとなり、したがって第2のPチャンネルトランジスタ102もオフする。
【0024】
またこのとき、入力バッファ回路200のインバータ201の入力端子に‘L’レベルが印加され、インバータ201の出力端子は‘H’レベル、第3のインバータの出力信号D3は‘L’レベルとなる。
【0025】
このようにして、この入出力バッファ回路では、パッド11に‘L’レベルが出力される。
【0026】
図7は、出力バッファ回路100からはパッド11にハイインピーダンスを出力し、そのパッド11に外部回路から‘H’レベル(5V)が印加された状態を示した図4と同一の回路図である。
【0027】
このとき、イネーブル信号ENとして‘L’レベルが入力され、信号D1,D2としてそれぞれ‘L’レベル、‘H’レベルが入力される。
【0028】
このとき、第1のPチャンネルトランジスタ101は、そのゲートに‘H’レベルが印加されてオフ状態となる。さらにこのとき、第3のPチャンネルトランジスタ108のゲートには、信号D2の3Vが印加され、バックゲートにはパッド11の5Vが印加されるため、第3のPチャンネルトランジスタ108に電流が流れ、これにより第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートに5Vが印加される。このため、この第2のPチャンネルトランジスタ102は完全にオフ状態となる。さらにこのとき、第4のNチャンネルトランジスタ107のゲートには信号D2の‘H’レベル(3V)が印加されてオン状態にあるが、Nチャンネルトランジスタであることから第3のNチャンネルトランジスタ106と第4のNチャンネルトランジスタ107との接続点は例えば2.2Vとなり、この第4のNチャンネルトランジスタ107には耐圧を越える高電界は生じない。また、第3のNチャンネルトランジスタ106のソース・ドレイン間の電位差は0.8Vにとどまる。
【0029】
さらにこのとき、第2のNチャンネルトランジスタ104のゲートには、‘L’レベルが印加されるためこの第2のNチャンネルトランジスタ104はオフ状態となり、パッド11に印加された5Vは第1のNチャンネルトランジスタ103と第2のNチャンネルトランジスタ104とに分圧され、これら第1および第2のNチャンネルトランジスタ103,104のいずれにも耐圧を越える高電界は生じない。
【0030】
パッド11に印加された5Vは、第7のNチャンネルトランジスタ204に印加されるが、その第7のNチャンネルトランジスタ204のゲートには3Vが印加されており、このためインバータ201の入力端子には2.2Vが印加される。したがって第7のNチャンネルトランジスタ204のソース・ドレイン間には2.8Vしか印加されず、そこに耐圧を越える電界は生じない。
【0031】
その後、前述したように、インバータ201の入力端子にはフィードバック用Pチャンネルトランジスタ205を介して3Vが印加され、インバータ201の出力が‘L’レベル、第3のインバータ206の出力信号D3が‘H’レベルとなりこの‘H’レベルの信号D3が内部に取り込まれる。
【0032】
このようにして、出力バッファ回路100からハイインピーダンスが出力された状態で、パッド11に外部回路から5Vが印加されても、大きなリーク電流が流れることはなく、また出力最終段のNチャンネルトランジスタ103、入力初段のNチャンネルトランジスタ204が破壊されてしまうというような問題も生じることなく、パッド11に印加された5Vの‘H’レベルが3Vの‘H’レベルの信号に変換されて内部に取り込まれる。このように、この入出力バッファ回路によれば、プロセスの変更、追加を伴うことなく、かつ、3Vの単一電源のみを供給し、しかも外部から5Vの電圧を印加することが許容された入出力回路が実現されている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上述した入出力バッファ回路において、出力バッファ回路100からパッド11にハイインピーダンスを出力している状態で、そのパッド11に外部回路から0V〜VDD+Vtp(Vtpは第3のPチャンネルトランジスタ108のしきい値電圧)までの電圧が印加された場合、その第3のPチャンネルトランジスタ108はオフするため、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートはフローティング状態になる。このような状態では、第2のPチャンネルトランジスタ102がオン状態になることが考えられる。ここで、パッド11に印加される電圧がVDDまでならば第1のPチャンネルトランジスタ101がオフしているため、リーク電流が流れることはないが、VDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧がパッド11に印加されると、パッド11→第2のPチャンネルトランジスタ102→第1のPチャンネルトランジスタ101のドレインとソース(Nウェル)間の寄生ダイオード(図7参照)→電源VDDの経路でリーク電流が流れる。以下、図8、図9を参照して詳細に説明する。
【0034】
図8は、出力バッファ回路100からハイインピーダンスを出力した状態で、パッド11に3.3Vから5Vまでの電圧を印加した場合の第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧を示す図である。また、図9は、第2のPチャンネルトランジスタ102に流れ込むリーク電流の大きさを示した図である。尚、ここでは、電源VDDは3.3Vに設定されている。
【0035】
図8に示す点線は、パッド11に印加される電圧を示し、実線は第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電位を示す。このシミュレーションでは、点線で示すように、3.3Vから5Vまでの電圧が5μsにわたりパッド11に印加される。1.5μsから2.5μs近傍にかけては3.3Vを越える電圧から4.1Vまでの電圧、即ちVDD+Vtpの範囲内の電圧が印加される。すると、上述した経路で、図9に示すように、比較的大きなリーク電流(例えば、2.3μsの時点で13mA)が第2のPチャンネルトランジスタ102に流れる。その後は、パッド11にはVDD+Vtpを越える電圧から5Vまでの電圧が印加されるため、第3のPチャンネルトランジスタ108がオン状態になり、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートに‘H’レベルが印加され、これによりPチャンネルトランジスタ102がオフされて、リーク電流が遮断される。
【0036】
このように、従来の入出力バッファ回路では、出力バッファ回路100からパッド11にハイインピーダンスを出力している状態で、そのパッド11に外部回路からVDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧が印加されると、パッド11と電源VDD間に比較的大きなリーク電流が発生する可能性があるという問題がある。
【0037】
本発明は、上記事情に鑑み、リーク電流の低減化が図られた出力バッファ回路、および入出力バッファ回路を提供することを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の出力バッファ回路は、外部回路との間の信号の授受を中継するパッドに、‘H’レベル、‘L’レベル、およびハイインピーダンスを出カする出力バッファ回路において、
(1_1)電源と上記パッドとの間に直列に接続された、電源側から順に、バックゲートが電源に接続されるとともに、ゲートが、上記パッドに‘H’レベルを出力する際に‘L’レベル、上記パッドに‘L’レベルおよびハイインピーダンスを出力する際に‘H’レベルに遷移する第1の信号を入力する第1の信号入力端子に接続された第1のPチャンネルトランジスタ、並びに、バックゲートが上記パッドに接続された第2のPチャンネルトランジスタ
(1_2)上記パッドとグラウンドとの間に接続された、上記パッド側から順に、ゲートが電源もしくは上記第1の信号入力端子に接続された第1のNチャンネルトランジスタ、並びに、ゲートが、上記パッドに‘H’レベルおよびハイインピーダンスを出力する際に‘L’レベル、上記パッドに‘L’レベルを出力する際に、‘H’レベルに遷移する第2の信号を入力する第2の信号入力端子に接続された第2のNチャンネルトランジスタ
(1_3)上記第1の信号入力端子と上記第2のPチャンネルトランジスタのゲートとの間に直列に接続された、上記第1の信号入力端子側から順に、ゲートが、上記パッドに‘H’レベルおよび‘L’レベルを出力する際に‘H’レベル、上記パッドにハイインピーダンスを出力する際に‘L’レベルに遷移するイネーブル信号が入力されるイネーブル信号入力端子に接続された第3のNチャンネルトランジスタ、並びに、ゲートが、上記第2の信号の論理が反転された第3の信号が入力される第3の信号入力端子に接続された第4のNチャンネルトランジスタ
(1_4)上記第2のPチャンネルトランジスタのゲートと上記パッドとの間に接続された、バックゲートが上記パッドに接続されるとともに、ゲートが電源もしくは上記第3の信号入力端子に接続された第3のPチャンネルトランジスタ
(1_5)電源と上記第2のPチャンネルトランジスタのゲートとの間に直列に接続された、電源側から順に、バックゲートが電源に接続されるとともに、ゲートが、上記イネーブル信号入力端子に接続された第4のPチャンネルトランジスタ、並びに、第5のNチャンネルトランジスタ
(1_6)上記パッドと上記第5のNチャンネルトランジスタのゲートとの間に接続されるとともにゲートが電源に接続された第6のNチャンネルトランジスタを備えたことを特徴とする。
【0039】
本発明の出力バッファ回路は、例えば、実施形態で説明するように、パッドにハイインピーダンスを出力し、そのパッドに外部回路から電源電圧VDD〜VDD+Vtp(VtpはPチャンネルトランジスタのしきい値)までの範囲内の電圧が印加された場合であっても、第6のNチャンネルトランジスタを介して第5のNチャンネルトランジスタがオン状態になり、これにより電源VDD→第4のPチャンネルトランジスタ→第5のNチャンネルトランジスタの経路で、第2のPチャンネルトランジスタのゲートに電荷が蓄積されてそのゲート電圧が上昇する。このため、第2のPチャンネルトランジスタの抵抗値は、従来の出力バッファ回路の場合と比較し、極めて高く、従ってパッドから電源VDDへのリーク電流を小さく抑えることができる。
【0040】
また、上記目的を達成する本発明の入出力バッファ回路は、上記(1_1)〜(1_6)を備えた出力バッファ回路を備えることに加え、さらに、上記パッドに入力された‘H’レベルおよび‘L’レベルを内部回路に取り込む入力バッファ回路であって、
(2_1)インバータ
(2_2)そのインバータの入力端子と上記パッドとの間に配置され、ゲートが電源に接続された第7のNチャンネルトランジスタ
(2_3)上記パッドに‘H’レベルが入力された際に上記インバータの入力端子の電位を電源電位に引き上げるフィードバック回路を備えた入力バッファ回路を備えたことを特徴とする。
【0041】
本発明の入出力バッファ回路は、上記入力バッファ回路を備えるものであるため、即ち、第7のNチャンネルトランジスタを配置したことにより、高電圧がその第7のNチャンネルトランジスタと上記インバータとに分散され、耐圧を越えるような高電界の発生が防止される。また、上記フィードバック回路を備えたことにより、インバータの入力側が正規の電圧にまで引き上げられ、そのインバータが正しく動作する。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0043】
図1は、本発明の入出力バッファ回路の第1実施形態を示す回路図である。
【0044】
尚、この図1には、入出力バッファ回路を構成する出力バッファ回路300からはパッド11にハイインピーダンスを出力し、そのパッド11に外部回路から、所定の電圧(VDD+α;但し、VDDは3V、αはPチャンネルトランジスタのしきい値電圧Vtp以下の電圧)が印加された状態が示されている。また、前述した図4に示す出力バッファ回路100と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
【0045】
図1に示す出力バッファ回路300は、図4に示す出力バッファ回路100と比較し、第4のPチャンネルトランジスタ109,第5のNチャンネルトランジスタ110,第6のNチャンネルトランジスタ111が追加されている点が異なっている。ここで、出力バッファ回路300を構成する第1,第2,第3のPチャンネルトランジスタ101,102,108が、本発明にいう第1,第2,第3のPチャンネルトランジスタに相当する。また、第1,第2,第3,第4のNチャンネルトランジスタ103,104,106,107が、本発明にいう第1,第2,第3,第4のNチャンネルトランジスタに相当する。
【0046】
また、追加された第4のPチャンネルトランジスタ109が、本発明にいう第4のPチャンネルトランジスタに相当し、第5,第6のNチャンネルトランジスタ110,111が、本発明にいう第5,第6のNチャンネルトランジスタに相当する。
【0047】
さらに、第1のインバータ105の出力端子121が、本発明にいう第1の信号入力端子に相当し、したがって信号D1は、本発明にいう第1の信号の論理が反転された信号である。また、第3のNチャンネルトランジスタ106のゲート端子がイネーブル信号入力端子に相当する。さらに、第2のインバータ112の出力端子122が、本発明にいう第2の信号入力端子に相当し、第2のインバータ112の入力端子123が、本発明にいう第3の信号入力端子に相当し、したがって信号D2が本発明にいう第3の信号、その第3の信号が第2のインバータ112で反転された信号が本発明にいう第2の信号に相当する。
【0048】
本実施形態の出力バッファ回路300には、電源VDDと第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートとの間に直列に接続された、電源VDD側から順に、バックゲートが電源VDDに接続されるとともに、ゲートが、イネーブル信号入力端子に接続された第4のPチャンネルトランジスタ109、並びに、第5のNチャンネルトランジスタ110が備えられている。
【0049】
また、この出力バッファ回路300には、パッド11と第5のNチャンネルトランジスタ110のゲートとの間に接続されるとともにゲートが電源VDDに接続された第6のNチャンネルトランジスタ111が備えられている。
【0050】
従来の出力バッファ回路100の構成では、前述したように、その出力バッファ回路100からパッド11にハイインピーダンスを出力している状態で、そのパッド11に外部回路から電源VDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧が印加されると、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートがフローティング状態になり、パッド11と電源VDD間に比較的大きなリーク電流が発生する可能性があるという問題がある。本実施形態の出力バッファ回路300では、追加された第4のPチャンネルトランジスタ109,第5,第6のNチャンネルトランジスタ110,111の作用により、パッド11に外部回路から電源VDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧が印加された場合、そのパッド11に印加された電圧に応じて第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧が引き上げられる。以下、図1および図2を参照して説明する。
【0051】
図2は、パッド11に印加された電圧と、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧との関係を示す図である。
【0052】
図1に示すように、第4のPチャンネルトランジスタ109のゲートには、イネーブル信号ENとして‘L’レベルが入力されている。このため、第4のPチャンネルトランジスタ109はオン状態にある。また、第6のNチャンネルトランジスタ111のゲートには、電源VDDが入力されている。このため、第6のNチャンネルトランジスタ111もオン状態にある。最初の時点(パッド11が0Vの状態)では、第6のNチャンネルトランジスタ111がオンしているため、第5のNチャンネルトランジスタ110のゲートは‘L’レベルにあり、従って第5のNチャンネルトランジスタ110はオフ状態にある。この最初の時点では、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートには電荷は蓄積されておらず、従って第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧は0Vにある。
【0053】
ここで、パッド11に徐々に電圧が印加される。パッド11に電圧Vtnを越える電圧が印加された時点から、第5のNチャンネルトランジスタ110はオンを開始する。パッド11に印加される電圧がさらに上昇すると、電源VDD→第4のPチャンネルトランジスタ109→第5のNチャンネルトランジスタ110の経路で、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートに電荷が蓄積されてそのゲート電圧が上昇する。
【0054】
さらに、パッド11に印加される電圧が上昇して電圧VDD−Vtnに達すると、第5のNチャンネルトランジスタ110のゲート電圧が飽和して、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧はVDD−2Vtn(ここで、2Vtnは第5,第6のNチャンネルトランジスタ110,111双方のしきい値電圧)に達する。
【0055】
さらに、パッド11に印加される電圧が上昇して電圧VDD+Vtpに達すると、今度は第3のPチャンネルトランジスタ108がオンになる。これにより、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧はVDD+Vtpになる。さらに、パッド11に印加される電圧の上昇に伴い、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧も上昇し、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧は、最終的にパッド11に印加された電圧5Vと同じ電圧5Vに達する。尚、第5のNチャンネルトランジスタ110のゲートには、第6のNチャンネルトランジスタ111を介してパッド11の電圧が印加されるため、第5のNチャンネルトランジスタ110のゲートには、電源電圧よりも第6のNチャンネルトランジスタ111のしきい値Vtn分だけ低い電圧が印加されることとなり、第5のNチャンネルトランジスタ110のゲート酸化膜が保護される。
【0056】
本実施形態では、出力バッファ回路300からはパッド11にハイインピーダンスを出力し、そのパッド11に外部回路から電源電圧VDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧が印加された場合であっても、第6のNチャンネルトランジスタ111を介して第5のNチャンネルトランジスタ110がオン状態になり、これにより電源VDD→第4のPチャンネルトランジスタ109→第5のNチャンネルトランジスタ110の経路で、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲートに電荷が蓄積されてそのゲート電圧が上昇する。このため、第2のPチャンネルトランジスタ102の抵抗値は、従来の出力バッファ回路100の場合と比較し、極めて高く、従ってパッド11から電源VDDへのリーク電流を小さく抑えることができる。また、第4のPチャンネルトランジスタ109のゲートには、ハイインピーダンスを出力する場合にのみ‘L’レベルを出力するイネーブル信号ENが出力されるため、通常動作であるパッド11に‘H’,’L’レベルを出力する動作に影響を与えることはない。
【0057】
また、本実施形態の入出力バッファ回路は、出力バッファ回路300を備えることに加え、さらに、パッド11に入力された‘H’レベルおよび‘L’レベルを内部回路に取り込む入力バッファ回路200が備えられている。
【0058】
この入力バッファ回路200には、インバータ201が備えられている。このインバータ201は、電源VDDとグラウンドGNDとの間に直列に接続された一対のPチャンネルトランジスタ202およびNチャンネルトランジスタ203から構成されている。また、入力バッファ回路200には、インバータ201の入力端子とパッド11との間に配置され、ゲートが電源VDDに接続された第7のNチャンネルトランジスタ204と、パッド11に‘H’レベルが入力された際にインバータ201の入力端子の電位を電源電位に引き上げるフィードバック用Pチャンネルトランジスタ205が備えられている。
【0059】
パッド11に印加されたVDD〜VDD+Vtpまでの範囲内の電圧は、第7のNチャンネルトランジスタ204に印加されるが、その第7のNチャンネルトランジスタ204のゲートには3Vが印加されているため、インバータ201の入力端子には、VDD〜VDD+Vtpよりもスレショルド電圧Vtnだけ低い電圧、例えばVDD=3Vで且つVtn=0.8Vであれば2.2Vが印加される。これを受けてインバータ201の出力端子の電位が低下し、Pチャンネルトランジスタ205がオンし、このPチャンネルトランジスタ205を介して電源VDD=3Vがインバータ201の入力端子に印加され、これにより、インバータ201の出力端子は完全に‘L’レベルとなり、その信号が第3のインバータ206を経由し信号D3が‘H’レベルとなる。
【0060】
図3は、本発明の入出力バッファ回路の第2実施形態を示す回路図である。図1に示す第1実施形態との相違点のみについて説明する。
【0061】
この第2実施形態の第1のNチャンネルトランジスタ103は第1のインバータ105の出力端子121(第1の信号入力端子)に接続されている。また、第3のPチャンネルトランジスタ108のゲートは電源VDDに接続されている。このように、出力バッファ回路100を構成する第1のNチャンネルトランジスタ103、第3のPチャンネルトランジスタ108の各ゲートは、図1に示すように、あるいは図3に示すように、それぞれ単独に、その接続先を変更してもよい。
【0062】
またこの第2実施形態の入力バッファ回路200のフィードバック用Pチャンネルトランジスタ205のゲートは、インバータ207の出力端子に接続されており、そのインバータ207の入力端子はインバータ201の入力端子に接続されている。このように、インバータ201の入力端子の電位を2.2Vから3Vに引き上げるためのフィードバック回路は、特に限定されるものではなく種々に構成することができるものである。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、リーク電流の低減化が図られた出力バッファ回路、および入出力バッファ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入出力バッファ回路の第1実施形態を示す回路図である。
【図2】パッド11に印加された電圧と、第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧との関係を示す図である。
【図3】本発明の入出力バッファ回路の第2実施形態を示す回路図である。
【図4】特開平07―183774号公報に提案された入出力バッファ回路を示す回路図である。
【図5】パッド11に‘H’レベル(3V)の信号を出力する際の各部の状態を示した、図4と同一の回路図である。
【図6】パッド11に‘L’レベル(0V)の信号を出力する際の各部の状態を示した、図4と同一の回路図である。
【図7】出力バッファ回路100からはパッド11にハイインピーダンスを出力し、そのパッド11に外部回路から‘H’レベル(5V)が印加された状態を示した図4と同一の回路図である。
【図8】出力バッファ回路100からハイインピーダンスを出力した状態で、パッド11に3.3Vから5Vまでの電圧を印加した場合の第2のPチャンネルトランジスタ102のゲート電圧を示す図である。
【図9】第2のPチャンネルトランジスタ102に流れ込むリーク電流の大きさを示した図である。
【符号の説明】
11 パッド
101 第1のPチャンネルトランジスタ
102 第2のPチャンネルトランジスタ
103 第1のNチャンネルトランジスタ
104 第2のNチャンネルトランジスタ
105 第1のインバータ
106 第3のNチャンネルトランジスタ
107 第4のNチャンネルトランジスタ
108 第3のPチャンネルトランジスタ
109 第4のPチャンネルトランジスタ
110 第5のNチャンネルトランジスタ
111 第6のNチャンネルトランジスタ
112 第2のインバータ
121 第1の信号入力端子
122 第2の信号入力端子
123 第3の信号入力端子
200 入力バッファ回路
201 インバータ
202 Pチャンネルトランジスタ
203 Nチャンネルトランジスタ
204 第7のNチャンネルトランジスタ
205 フィードバック用Pチャンネルトランジスタ
206 第3のインバータ
207 インバータ
300 出力バッファ回路

Claims (2)

  1. 外部回路との間の信号の授受を中継するパッドに、‘H’レベル、‘L’レベル、およびハイインピーダンスを出カする出力バッファ回路において、
    電源と前記パッドとの間に直列に接続された、電源側から順に、バックゲートが電源に接続されるとともに、ゲートが、前記パッドに‘H’レベルを出力する際に‘L’レベル、前記パッドに‘L’レベルおよびハイインピーダンスを出力する際に‘H’レベルに遷移する第1の信号を入力する第1の信号入力端子に接続された第1のPチャンネルトランジスタ、並びに、バックゲートが前記パッドに接続された第2のPチャンネルトランジスタと、
    前記パッドとグラウンドとの間に接続された、前記パッド側から順に、ゲートが電源もしくは前記第1の信号入力端子に接続された第1のNチャンネルトランジスタ、並びに、ゲートが、前記パッドに‘H’レベルおよびハイインピーダンスを出力する際に‘L’レベル、前記パッドに‘L’レベルを出力する際に、‘H’レベルに遷移する第2の信号を入力する第2の信号入力端子に接続された第2のNチャンネルトランジスタと、
    前記第1の信号入力端子と前記第2のPチャンネルトランジスタのゲートとの間に直列に接続された、前記第1の信号入力端子側から順に、ゲートが、前記パッドに‘H’レベルおよび‘L’レベルを出力する際に‘H’レベル、前記パッドにハイインピーダンスを出力する際に‘L’レベルに遷移するイネーブル信号が入力されるイネーブル信号入力端子に接続された第3のNチャンネルトランジスタ、並びに、ゲートが、前記第2の信号の論理が反転された第3の信号が入力される第3の信号入力端子に接続された第4のNチャンネルトランジスタと、
    前記第2のPチャンネルトランジスタのゲートと前記パッドとの間に接続された、バックゲートが前記パッドに接続されるとともに、ゲートが電源もしくは前記第3の信号入力端子に接続された第3のPチャンネルトランジスタと、
    電源と前記第2のPチャンネルトランジスタのゲートとの間に直列に接続された、電源側から順に、バックゲートが電源に接続されるとともに、ゲートが、前記イネーブル信号入力端子に接続された第4のPチャンネルトランジスタ、並びに、第5のNチャンネルトランジスタと、
    前記パッドと前記第5のNチャンネルトランジスタのゲートとの間に接続されるとともにゲートが電源に接続された第6のNチャンネルトランジスタとを備えたことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 請求項1の出力バッファ回路を備えることに加え、さらに、前記パッドに入力された‘H’レベルおよび‘L’レベルを内部回路に取り込む入力バッファ回路であって、
    インバータと、
    該インバータの入力端子と前記パッドとの間に配置され、ゲートが電源に接続された第7のNチャンネルトランジスタと、
    前記パッドに‘H’レベルが入力された際に前記インバータの入力端子の電位を電源電位に引き上げるフィードバック回路とを備えた入力バッファ回路を備えたことを特徴とする入出力バッファ回路。
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