JPH11511932A - 集束電圧の発生 - Google Patents

集束電圧の発生

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JPH11511932A
JPH11511932A JP10502577A JP50257798A JPH11511932A JP H11511932 A JPH11511932 A JP H11511932A JP 10502577 A JP10502577 A JP 10502577A JP 50257798 A JP50257798 A JP 50257798A JP H11511932 A JPH11511932 A JP H11511932A
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デル サンデン ロベルト コルネリス クンラード ファン
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 集束波形(Vf)は、先ず位相が互いに反対で、周波数が偏向周波数の1/2に等しい2つの交差する三角波形を発生すること(2)により得られる。次いで、これら2つの三角波形信号の差をそれ単独で逓倍して、下側がゼロ電位に位置すると共に直流オフセットによって妨げられない2次のパラボラ波形を偏向周波数で発生させる。マルチメティアの用途にとって特に好適な本発明の利点は、集束波形の形状及び振幅が偏向周波数に無関係に正確なものとなることにある。

Description

【発明の詳細な説明】 集束電圧の発生 本発明は、表示管(CRT)及び該表示管内にて電子ビームを偏向周波数で偏 向する偏向手段(L)と、 前記偏向周波数と同期する入力信号(f1b)を受信する入力端子及び前記偏 向周波数に等しい繰返し周波数を有する集束信号(Vf)を前記表示管(CRT )に供給する出力端子を有し、前記入力信号(f1b)に関連する信号を受信す るマルチプライヤ(3;IC3)を含む集束回路(FC)と を具えている画像表示装置に関するものである。 本発明は請求の範囲第7項の前文に記載したような集束回路にも関するもので ある。 本発明は表示管の集束信号を発生する方法にも関するものである。 陰極線管の集束電極を駆動するのに好適な集束波形を発生することは米国特許 第4,216,392号から既知である。この既知の回路は偏向周波数と同期す るのこぎり波形をそれ単独で逓倍することによりパラボラ集束波形を発生する。 のこぎり波形をそれ単独で逓倍する場合に、直流レベルのシフティングを防ぐ のは困難である。高次の波形が所望される場合、こうした直流レベルはのこぎり 波形を単独で逓倍することによって発生される出力信号に不所望な低次の成分を 発生することになる。 本発明の目的は所望な形状にできるだけ近い波形を発生するための簡単な集束 回路を提供することにある。 このために、本発明の第1の要点は、請求の範囲第1項に記載したような集束 回路を具えている画像表示装置にある。 本発明の第2の要点は請求の範囲第7項に記載したような集束回路にある。 本発明の第3の要点は請求の範囲第8項に記載したような集束波形を発生する 方法にある。 有利な好適例は従属項に記載した通りである。 本発明による集束回路は、位相が反対で、周波数が偏向周波数の1/2の2つ の三角波形から出発して集束波形を生成する。2つの三角波形は互いに交差する 。対称的な補正を望む場合には、三角波形を表示スクリーンの真中で互いに交差 させるようにする。偏向周波数は所望される集束波形に応じて水平又は垂直偏向 周波数とする。これら2つの三角波形の差をそれだけで逓倍することにより、偏 向周波数の二次パラボラ波形が発生し、この波形の下側はゼロ、即ち2つの三角 波形が交差する位置でゼロ電位となる。従来の回路とは違って、積分又は逓倍す べきのこぎり波に発生する直流成分の積分又は逓倍によるか、又は不所望な方法 での積分又は逓倍により発生する直流成分による二次パラボラ波形の妨害がなく なる。従って、このような直流成分を防ぐのに必要とされる困難な策を講じなく て済む。所要に応じ、斯かる2次パラボラ波形をそれ単独で逓倍することにより 4次波形を得ることができる。 動的な非点集束を必要とする表示管(これはDAF表示管とも称される)には 、これを既知のパラボラ集束電圧によって駆動する場合に、表示管の表示スクリ ーンの左及び右縁部から少し離れた個所におけるスポット高が小さくなり過ぎる と言う付加的な問題がある。この小さ過ぎるスポット高のために、表示管のマス クの垂直構造と、スクリーン上にて偏向される水平ラインの相対距離とに応じて モアレ縞が生ずる。マスク構造を正しく選定することにより、或る所定の水平偏 向周波数及びライン数(従って、所定の相互ライン間隔)では一般にモアレ縞の 発生を防ぐことができる。水平偏向周波数に関連して多数のライン数を表示すべ き場合に、その兼合を見い出すのが不可能なことがよくある。従って、スポット 径が極小値に達しない程度になる小さな振幅を有するパラボラ集束電圧を発生さ せることが知られている。こうすることにより、モアレ縞を防ぐことができるが 、スクリーンの至る所のスポットは極小値よりも大きくなってしまい、最適な鮮 鋭度を達成することはできない。 本発明による集束回路の好適例は、請求の範囲第2項に記載したようなことを 特徴とし、これは二次パラボラ波形をそれ単独で逓倍することにより4次波形を 発生する。4次波形の利点は、表示スクリーンの中心と一番端の個所との間の領 域に妨害モアレ縞を発生することなくスクリーンの至る所におけるスポットサイ ズを極小にし得ることにある。二次パラボラ波形を単独で逓倍することによって 直流オフセットによる不所望な波形が発生しなくなる。二次パラボラ波形の底部 はゼロ−レベルである。 従来法によりのこぎり波を単独で逓倍することの他の欠点は、フライバック期 間中に発生するのこぎり波の一部によって小さなパラボラ波形が生じ、これが増 幅器に余計な消費をもたらすと言うことにある。 請求の範囲第3項に記載した本発明による集束回路の好適例では、パラボラ状 の波形又は4次波形の振幅が偏向のフライバック期間の少なくとも一部の期間中 は制限されるようにする。こうすることの利点は波形の振幅が小さくなり、増幅 器での消費が少なくなることにある。振幅の制限はスクリーン上では見えず、こ れは振幅制限をフライバック期間中に行うからである。 請求の範囲第4項に記載した本発明による集束回路の好適例では、パラボラ状 の波形又は4次波形が偏向周波数に無関係となると言う利点を有している。この ために、三角波形の振幅は、制限される2次波形又は4次波形の直流成分又は平 均値に応じて制御される。周波数が増える場合には、三角波形の振幅が小さくな り且つ2次又は4次波形の振幅も小さくなる。制限される2次又は4次波形の部 分は小さくなり、制限された2次又は4次信号の直流成分は減少する。2次又は 4次波形の所望形状は、直流成分が元に戻るまで三角波形の振幅を大きくするこ とによって(例えば、コンデンサを充電する電流を増やすことによって)復元す ることができる。 コンデンサで変換水平偏向電流を積分することにより集束波形を発生すること は既知である。水平偏向電流は変流器の一次巻線から二次巻線へと伝達変換され る。この変換水平電流を積分するコンデンサは変流器の二次巻線に並列に接続す る。コンデンサ間の電圧は表示管の集束電極に供給される。水平偏向電流がほぼ のこぎり波状をしているから、コンデンサ間の集束電圧はほぼパラボラ状となる 。この既知の集束回路の欠点は偏向電流の積分時間が変化し、且つ集束電圧の振 幅も偏向周波数が変わる場合に変化すると言うことにある。 請求の範囲第5項に記載した本発明による集束回路の好適例は、出力増幅器で の消費が少なくなると言う利点を有する。この際、波形の振幅は双方の三角波形 を少なくともフライバック期間の一部にてゼロ勾配(従って平坦部分)とするこ とによって制限される。原則として、三角波形は掃引期間中は対称的に変化する 。掃引期間以外、従って表示スクリーンの可視部分の外側では、波形を対称とす る必要はない。なお、表示管の公差に応じて少しの非対称性を所望することがで きる。 請求の範囲第6項に記載した本発明による集束回路の好適例は、波形が偏向周 波数に無関係に形状及び振幅共に正確になると言う利点を有する。 以下本発明を図面を参照して実施例につき説明するに、ここに、 図1は本発明による集束電圧発生回路を示し、 図2は図1の回路の入力及び出力信号の波形を示し、 図3は図1の回路に発生する波形を示し、 図4は制限後の4次波形の幅が制限前の4次波形の振幅に依存していることを 示し、 図5は本発明による集束回路の詳細な実施例を示し、 図6は三角波形に平坦部を得るための回路を示し、 図7は図6の集束回路に発生する波形を示している。 図1は波形−発生回路1,2,3,4,5と、増幅器6とを具えている集束回 路FCを示す。この場合、波形発生回路は水平フライバックパルスf1bを受信 して、この場合には4次波形である出力波形Voutを水平偏向の繰返し周波数で 供給する。同じ方法で2次又は他の偶数次の波形を、その次数に従ってマルチプ ライヤの個数を選定することにより発生させることもできる。増幅器6は集束電 極の駆動時に小振幅の4次波形Voutを表示管によって要求される所望値Vf(例 えば、1200ボルト)に増幅する。水平フライバックパルスの代わりに、別の パルス、例えば表示スクリーン上の水平位置を示すパルス又は水平同期パルスを 用いることもできる。集束回路は垂直2次出力又は4次出力波形Voutを発生す るのに用いることもできる。図2は時間の関数での水平フライバックパルスf1 bと集束電圧Vfとを示す。波形の次のようなパラメータは調整可能とする必要 がある。即ち、 振幅A、 ブランキング期間(例えば:約18%のブランキング時間、82%の有効ビデ オ時間)中に所望される2つの連続する2次又は高次のパラボラ波形間の平坦頂 部の幅B、及び 時間シフトTdとして示したような、フライバックパルスの真中に対する平坦 頂部の心合わせ。 図1は本発明による集束回路FCの技術的実現化を示し、図3はこの技術的実 現化にて生じるような波形を示している。偏向周波数に等しい繰返し周波数を有 しているフライバックパルスf1bを分周器1にて分周して、図3に示すような 偏向周波数の1/2の繰返し周波数f/2を有するブロック状のパルスw1を得 る。三角波形発生器2はブロック状のパルスw1から2つの交差する三角信号w a,wbを逆位相で発生する。これら2つの三角信号waとwbとの差をパラボ ラ発生回路3にて求める。この差をそれ単独で逓倍して2倍(ライン)の周波数 の2次パラボラ波形wp1(この波形の下側は0Vである)を発生する。このパ ラボラ波形wp1をもう一度それだけで逓倍して4次信号wp2(この下側も0 Vである)を形成する。4次信号wp2の振幅を或る一定値に制限し、これで出 力信号Voutを発生させる。この場合、振幅Aが固定されて、平坦頂部が得られ る。 平坦頂部の幅B、従って表示スクリーン上の4次波形wp2の有効幅Bwは三 角信号wa,wb、従って非制限4次波形wp2の振幅を制御することにより調 整することができる。4次波形が必要でない場合には二次のパラボラ波形を同じ ようにして制限することができる。 4次波形wp2の4次パラボラ部分の幅と平坦頂部の幅Bとの比は、制限出力 波形Voutの直流成分(又は平均値)に応じて、三角信号wa,wbの振幅を適 合させる制御系を適用することにより可変偏向周波数で或る調整値に維持するこ とができる。制限信号Voutの平均値は、例えばこの信号を低域通過フィルタ4 に通すことによって得ることができる。振幅Aの或る固定値では、平坦頂部が広 くなると高くなる直流レベルが得られる。直流レベルが高くなると、制御回路5 が三角波形発生器2での三角信号wa,wbの振幅を小さくする。非制限4次波 形wp2の振幅が小さくなって、しかも平坦頂部の幅が狭くなると、出力波形 Voutの直流レベルが小さくなる。これは出力波形Voutを時間スケールに合わせ て調整することになり、従って回路は自動同期の用途に用いるのに好適である。 波形発生回路によって振幅が小さい集束波形を発生することは既知である。増 幅器は集束波形を、表示管の集束電極又は集束コイル系を駆動するのに好適な集 束信号に増幅する。既知の波形発生回路は偏向周波数と同期するのこぎり波形を 積分するか、又はのこぎり波形をそれ単独で逓倍することによりパラボラ状の集 束波形を発生する。 パラボラ波形wp1は、分周器1がなく、しかも2つの交差する三角波形wa ,wbなしで発生される。この場合には、先ずコンデンサの電流を積分してのこ ぎり波形を得てから、こののこぎり波形を積分するか又は逓倍することによりパ ラボラ波形を得る。このパラボラ波形発生法には実際上多数の欠点がある。即ち 、 a)この場合に使用することになるのこぎり波はフライバックパルス付近のどこ かにフライバック部分を有する。逓倍後に“歪曲した”パラボラ波形が得られる ことのないようにするたために、こののこぎり波は0Vのまわりに十分に心合わ せしなければならない。この目的のために結合コンデンサを用いるのには、のこ ぎり波電圧のフライバックに要件を課さなければならない。この電圧は信号が正 確に心合わせされるように十分に対称なものとしなければならない。換言するに 、のこぎり波形はOを中心に十分に心合わせして、のこぎり波形の積分後に“歪 曲”パラボラ波形が発生しないようにする必要がある。歪曲パラボラ波形は良好 に心合わせしたのこぎり波によって生じたパラボラ波形と、のこぎり波形におけ る直流成分によって生じたのこぎり波とを加えたものである。のこぎり波形から 直流成分を除くのに結合コンデンサを用いる場合には、フライバック期間中に生 じるのこぎり波形の部分に特殊な要件を課さなければならない。このフライバッ ク部分は十分に対称的なものとして、パラボラ波形を正確に心合わせする必要が ある。従って、のこぎり波形のフライバック部分の形状は表示スクリーン上の波 形の可視部分には関連ないけれども、この形状はのこぎり波形の心合わせにとっ ては重要である。さらに前記結合コンデンサはe−パワー妨害を起成し、偏向周 波数が変化する場合に回路を不作動にする。 b)フライバック部分は逓倍後に幅の狭い余計なパラボラ波形を発生し、これは 出力段で余分に処理しなければならない。 c)高次信号を得るために頻繁に積分すると、直流レベルが変化する惧れがある 。こうした直流レベルをそのまま積分すると、出力信号に不所望な低次の成分が 生じることになる。 d)積分を行なう期間によって振幅が決まるから、積分処理は周波数に依存する 。既知の回路は偏向周波数に依存する振幅を有する集束電圧Vfを発生する。偏 向周波数が高くなると、積分によってのこぎり波形を発生するのに要する時間が 短くなり、従って集束電圧Vfは低振幅で発生する。 本発明による回路は、十分に対称的で、しかもオフセットのない三角信号を得 るのに分周器を用いるのであって、前述したような欠点はない。好適実施例では 、前述したように平坦頂部の幅を制御するようにする。 図5は本発明による集束回路FCの詳細な回路図を示す。水平集束波形を発生 する回路を例として示してある。出力段及びこの出力段で増幅することもできる 垂直パラボラ電圧の発生については図示してない。 この回路図では、フライバックパルスf1bのまわりにパラボラ波形wp1の 中心を置くように心合わせする遅延回路をトランジスタT1及びT2のまわりに 見ることができる。集積回路IC1は分周器1の一部であり、集積回路IC2は 三角波形発生器2の一部である。両極性の三角波形wa,wbは集積回路IC3 のまわりに形成した第1の二乗段に平衡態様で入力される。三角波形を二乗した 差をその後集積回路IC4にて再び二乗する。トランジスタT8は信号を制限し 、トランジスタT9はバッファを形成する。 出力信号Voutの直流成分は抵抗R49を経てコンデンサC11にて得られ、 ここではこの直流成分をトランジスタT11とT12とを具えている差動段によ って所望値Vwと比較する。三角波形wa,wbの振幅はトランジスタT10を 経て集積回路IC2にて補正される。 次いで、図5による集束回路FCの動作を詳細に説明する。ライン・フライバ ックパルスf1bは抵抗R1を経て、例えば12Vの振幅で供給される。タイオ ードD1はこのフライバックパルスから多少方形波状のパルスを形成する。この パルスは抵抗R2とコンデンサC1とに基づく低域通過フィルタによってe乗の 波形に変換される。比較器(トランジスタT1及びT2)はe乗の波形を可能調 整電圧Vcenterと比較し、これらが一致する場合に抵抗R4間に立上り縁を発生 する。パルスの前縁と抵抗R4間の立上り縁との間の遅延はトランジスタT2の ベース電圧のレベルに依存する。集積回路IC1aは立上り縁でトリガされて、 この入力パルス間の周波数を1/2に分周する。集積回路IC1aのピン5及び 6は2つの逆位相の方形波をライン周波数の1/2で、しかも50%のデューテ ィサイクルで供給する。 OTA(IC2a)は、トランジスタT10のコレクタによって与えられる電 流IcをOTAに与えられる方形波の極性に応じてOTAのピン12に流入した り、OTAのピン12から送出したりするスイッチを構成する。OTAのピン1 2への流入又は流出電流はコンデンサC3を放電又は充電する。1/2の周波数 の三角波形電圧はコンデンサC3間に発生する。トランジスタT3は+1/−1 増幅器であり、これは同じ信号を2回ではあるが、逆位相で供給する。三角波形 であるこれら2つの信号wa,wbはマルチプライヤIC3へ供給される。この マルチプライヤIC3は4象限マルチプライヤとしてのギルバートセルを具えて いる。マルチプライヤIC3のピン1と4との間の差信号はマルチプライヤIC 3のピン8と10との間の差信号により逓倍される。ピン1と4における信号は 抵抗R15及びR18を経てピン8及び10にも供給される。従って、三角波形 wa,wbの差信号はそれ単独で逓倍される。パラボラ波形wp1である二乗信 号はマルチプライヤIC3のピン12と6に差電流として得られる。二乗した差 信号は抵抗R23とR25とによって電圧に変換されて、マルチプライヤIC4 のピン8及び10へ送給される。このマルチプライヤIC4はマルチプライヤI C3と同じように作動する。ダイオードD2a,b及びD4a,bはギルバート セルの上側部分に対する信号を直線化するのに用いられる。マルチプライヤIC 4のピン12及び6からの差電流からトランジスタT4,T5及びT6による電 流ミラーによって直流成分を除いたものがトランジスタT7へ供給される。抵抗 R30は4次のパラボラ波形wp2のくぼみでトランジスタT7も或る程度ター ン・オンさせておくようにこのトランジスタT7に小さなバアイス電流を供給す る。トランジスタT7のコレクタからの電流は抵抗R31によって電圧に変換さ れる。ダイオードD6はエミッタホロワT9に生じるVbe損を補償する。トラン ジスタT8は4次信号が+Vclipによって調整した値以上になるや否やこの4次 信号の頂部をクリップして、信号Voutの頂部を平坦にする。抵抗R49及びコ ンデンサC11は得られたパラボラ電圧を直流電圧に平滑化し、この直流電圧は 直流成分、従って4次の出力波形Voutの4次パラボラ部分の幅に比例する信号 の頂部の幅Bについての情報を含んでいる。トランジスタT10,T11及びT 12による回路は基本ポール(R45及びC10)を有する差動増幅器を構成し 、これは出力信号の平坦頂部の幅Bが偏向周波数に無関係に百分率的に等しくな るように集積回路IC2a用のバアイス電流を制御する。平坦頂部の幅Bの所望 値は抵抗R40,R41及びR42を経て得られる。 回路は用途に応じて、例えば自動同期偏向プロセッサICに十分に集積化する ことができる。 図6は三角波形発生器2の他の例を示す。この三角波形発生器2は少なくとも フライバック期間の一部の期間中平坦部を有する2つの交差する三角波形wa, wbを発生する。この方法で、2つの4次(又は2次)集束波形間に制限による 以外の方法で平坦な頂部を得ることができる。このために、トランジスタT10 からの制御電流Icontrol(この電流は集積回路IC2aを経てコンデンサC3 にて三角電圧に積分される)をスイッチ8を介して大地に流す。スイッチが閉じ ている間は三角波の縁部が平坦になる(図6及び図7参照)。図7は三角波に直 接平坦な頂部が形成されることを示している。この場合の平坦な頂部の幅Bは可 調整タイマ7により前記スイッチ8を制御することにより調整することができる 。この場合の欠点は、フライバックパルスが発生する前にタイマが予めトリガさ れるようにしなければならないことにある。PLLを加えることにより回路動作 を改善することができる。タイマ7のパルス幅は自動同期をとれるように偏向周 波数に同期させる必要がある。この際、平坦な頂部の振幅Aはパラボラ波形wp 1又は4次波形wp2のピーク値を求めるピーク検出器を使用することにより一 定に維持される。リミッタで行なう平坦頂部の幅制御及び直流成分の測定は不要 である。 なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものではなく、請求の範囲の範疇 を逸脱することなく、幾多の変更を加え得ることは当業者に明らかであり、請求 の範囲のカッコ内の参照符号はこれらの請求の範囲を限定するものではない。集 束回路は適当にプログラムしたコンピュータと全面的又は一部を取り換えること ができる。本発明による集束回路は、種々の解像度及び変更周波数で画像を表示 するのに適し、高解像度の画像を表示するために小寸法のスポットが必要とされ るマルチメディア装置に使用するのに極めて好適である。集束波形は集束電極の 代わりに集束コイルを駆動するのに使用することこともできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.表示管(CRT)及び該表示管内にて電子ビームを偏向周波数で偏向する偏 向手段(L)と、 前記偏向周波数と同期する入力信号(f1b)を受信する入力端子及び前記 偏向周波数に等しい繰返し周波数を有する集束信号(Vf)を前記表示管(CR T)に供給する出力端子を有し、前記入力信号(f1b)に関連する信号を受信 するマルチプライヤ(3;IC3)を含む集束回路(FC)と を具えている画像表示装置において、 前記集束回路(FC)がさらに: 前記入力信号(f1b)を受信する入力端子及び前記偏向周波数の1/2に 等しい繰返し周波数で分周信号を供給する出力端子を有している分周器(1)及 び 前記分周信号に応答して、2つの交差する三角波形を互いに逆位相で、且つ 前記偏向周波数の1/2の周波数で発生する三角波形発生器(2) を含むようにして、前記マルチプライヤ(3;IC3)が、前記2つの三角 波形の差を求め、且つ前記差をそれ単独で逓倍して、パラボラ形状を有すると共 に前記偏向周波数に等しい繰返し周波数を有する波形を発生するようにしたこと を特徴とする画像表示装置。 2.前記集束回路(FC)が前記パラボラ状の波形をそれ単独で逓倍して4次波 形を発生する別のマルチプライヤ(3;IC3)を含むことを特徴とする請求の 範囲1に記載の画像表示装置。 3.前記集束回路(FC)がさらに、前記パラボラ状の波形又は前記4次波形の 振幅を制限して、制限波形(Vout)を供給する制限回路(3;T8)も含むこ とを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の画像表示装置。 4.前記集束回路(FC)がさらに、 前記制限波形(Vout)の平均値を決定する回路(4)及び 前記制限波形(Vout)の平均値に応じて前記三角波形の振幅を制御して前 記制限波形(Vout)の平均値を一定に維持する制御回路(5) も含むことを特徴とする請求の範囲3に記載の画像表示装置。 5.前記三角波形発生器(2)が、前記互いに逆位相の2つの交差する三角波形 を偏向フライバック期間の少なくとも一部にわたる期間中ゼロ勾配で発生するよ うにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載の画像表示装置。 6.前記三角波形発生器(2)が、前記偏向周波数と同期する入力信号(f1b )に応答して偏向の全偏向期間のうちの或る一定割合の期間として前記ゼロ勾配 の発生期間を規定するタイマ(7)を含み、前記偏向期間を前記偏向周波数の逆 数値とし、且つ 前記集束回路(FC)が前記パラボラ状波形のピーク値を求めるピーク検出 器を含み、 前記制御回路(5)が、前記パラボラ状波形のピーク値に応じて、前記三角 波形の振幅を制御して、前記パラボラ状波形のピーク値を一定に維持するように したことを特徴とする請求の範囲5に記載の画像表示装置。 7.偏向周波数と同期する入力信号(f1b)を受信する入力端子及び前記偏向 周波数に等しい繰返し周波数を有する集束信号(Vf)を表示管(CRT)に供 給する出力端子を有し、前記入力信号(f1b)に関連する信号を受信するマル チプライヤ(3;IC3)を具えている集束回路(FC)において、該集束回路 (FC)がさらに: 前記入力信号(f1b)を受信する入力端子及び前記偏向周波数の1/2に 等しい繰返し周波数で分周信号を供給する出力端子を有している分周器(1)及 び 前記分周信号に応答して、2つの交差する三角波形を互いに逆位相で、且つ 前記偏向周波数の1/2の周波数で発生する三角波形発生器(2) を含むようにして、前記マルチプライヤ(3;IC3)が、前記2つの三角 波形の差を求め、且つ前記差をそれ単独で逓倍して、パラボラ形状を有すると共 に前記偏向周波数に等しい繰返し周波数を有する波形を発生するようにしたこと を特徴とする集束回路。 8.偏向周波数に等しい繰返し周波数を有する集束信号(Vf)を表示管に発生 する方法において、当該方法が: 前記偏向周波数に同期する入力信号(f1b)を受信するステップ(1)と 、 前記入力信号(f1b)に応答して、前記偏向周波数の1/2に等しい繰返 し周波数を有する分周信号を発生するステップ(1)と、 前記分周信号に応答して、位相が互いに反対で、周波数が前記偏向周波数の 1/2に等しい2つの交差する三角波形を発生するステップ(2)と、 前記2つの対称三角波形の差を求めるステップ(3)と、 前記差をそれ単独で逓倍して、パラボラ状をしており、且つ前記偏向周波数 に等しい繰返し周波数を有する波形を発生するステップ(3)と を含むことを特徴とする表示管の集束信号発生方法。
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