JPH11509163A - 構成部品キャリヤーテープ - Google Patents

構成部品キャリヤーテープ

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JPH11509163A
JPH11509163A JP9505807A JP50580797A JPH11509163A JP H11509163 A JPH11509163 A JP H11509163A JP 9505807 A JP9505807 A JP 9505807A JP 50580797 A JP50580797 A JP 50580797A JP H11509163 A JPH11509163 A JP H11509163A
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adhesive
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バード,ジェラルド・シー
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 進行機構によって構成部品の保管および分配を行うための可撓性キャリヤーテープは、ストリップ部分(102)と、ストリップ部分に沿って間隔を空けて一直線で配列された構成部品を運ぶ複数のポケット(112)とを備え、各ポケット(112)には、底壁と、ポケット内に構成部品を保持するための底壁上の熱可塑性エラストマブロック共重合体から成る非感圧接着剤(119)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 構成部品キャリヤーテープ発明の背景 1.技術分野 本発明は、一般に、構成部品を構成部品製造業者から、それらの構成部品を新 しい製品に組み立てる他の製造業者に搬送するために使用される種類のキャリヤ ーテープに関する。より厳密には、本発明は、電子表面実装構成部品を保管し、 これらの構成部品を逐次機械に供給するためのキャリヤーテープに関する。2.従来技術 一般に、構成部品を構成部品製造業者から、それらの構成部品を新しい製品に 組み立てる他の製造業者に搬送するために使用されるキャリヤーテープは、良く 知られている。例えば、電子回路組立分野では、電子構成部品は、しばしばその ような構成部品の供給部から、取り付けるための回路基盤上の特定の場所に運ば れる。これらの構成部品は、表面実装構成部品を含む幾つかの異なる種類のもの であっても良い。特定例には、メモリチップ、集積回路チップ、抵抗器、コネク タ、ヂュアルインラインプロセッサ、コンデンサ、ゲートアレイなどを含む。こ のような構成部品は、典型的に、後に電子装置に組み込まれる回路基盤に取り付 けられる。それぞれの個々の電子構成部品を回路基盤に手動で取り付けるのでは なく、電子産業では、特定場所(供給部)にある構成部品を掴んで、それを他の 特定場所(回路基盤)に配置する、ある時は「ピック・アンド・プレース」機械 として呼ばれるロボット自動実装機を徹底的に利用する。ロボット自動実装機の 継続動作を確実に行わせるために、機械の所定の速度および場所に、電子構成部 品の連続供給が行われて、その機械が行程ごとに正確な順序運動を反復するよう にプログラムされるようにできなければならない。故に、それぞれの構成部品が 、それぞれの前後の構成部品と同位置(すなわち、ロボット自動実装機が構成部 品を掴む位置)に配置されることが重要となる。 所望場所への電子構成部品の連続供給を提供するための1つの方法は、キャリ アーテープを使用することである。従来のキャリヤーテープは、一般に、テープ の長さ方向に沿って所定の均等な間隔で形成された一連の同一ポケットを備えた 細長いストリップから成る。これらのポケットは、電子構成部品を収容するよう に設計される。連続カバーテープは、細長いストリップ上を覆うようにあてがわ れて、ポケット内に構成部品を保持する。これらのキャリヤーテープには、細長 いストリップの一方、または両方の縁に沿って均等な間隔で空けられた一連の貫 通孔をも含む。これらの貫通孔は、このキャリアテープをロボット自動実装機に 向かって進める駆動スプロケットの歯を受ける。 各ポケットは、電子構成部品をぴったりと収容するような形状にされている。 しばしば、これらのポケットは、特定の構成部品と一致するような大きさに形成 される。事実、構成部品とポケット壁との間の交差は、所与のテープが単一サイ ズの構成部品でのみ有用となるように非常に小さくても良い。故に、他の異なる サイズの構成部品には、新たなポケットの設計が必要となる。従来のキャリヤー テープでは、これらのポケットが保管された構成部品に対して正規のサイズに形 成されていない場合、構成部品がポケット内で回転して、自動ピックアップ設備 によるその後の取り出しを困難、または不可能にする。これは、これらの装置が 正しく構成要素を取り出すためには構成要素が正しい向きに配置されていなけれ ばならないからである。構成部品は、運搬時にそのポケット内で転倒する場合さ えあり、保管された構成部品の向きを再度元に戻されなければならない。過度に 構成部品が移動すると、ポケット壁と衝突して構成部品を破損させることになる 。これらが変化するものであれば、様々な構成部品に対応したポケット設計を有 する多数のキャリヤーテープを設計、製造、および保管するのは高価となる。 最後に、キャリヤーテープは、そのキャリヤーテープから連続カバーテープを 剥がし、ポケットから構成部品を取り出し、それらを回路基盤上に設置するロボ ット自動実装機に送られる。構成部品の取り出しは、通常、構成部品の上部を吸 入によって掴む真空ピックアップ装置で行われる。この真空ピックアップは、ポ ケットの床に形成された孔を貫通して構成部品を押し上げる押上ニードル、また はプ ローブによって補助されても良い。剥がされたカバーテープは、集められて、処 理されなければならない廃棄物となる。 米国特許第4,778,326号「オルゾウス(Althouse)その外」 は、半導体チップおよび他の表面が滑らかな物品を扱うために形成されるキャリ ヤーを開示する。このキャリヤーには、凹所をその内部に有するベースを含む。 この凹所には、ベースの上に覆い重なる薄い可撓性フィルムカバーを支持する複 数の突起を含む。半導体チップは、そのカバーの上部表面上で運ばれる。このベ ースを真空装置に接続することによって、このカバーは、ベース凹所内および突 起に対して引き下ろされる。これは、このカバーを、半導体チップと全表面接触 する平面状態から半導体チップとの接触表面を低減した起伏のある、すなわち波 形状態に変える。伝えるところによれば、接触表面積を低減すると、半導体チッ プの取り出しが容易となる。 但し、オルゾウス氏その外は、彼らの発明が様々なチップサイズで使用できる ように形成されるが、ベース内に採用される突起数およびサイズも、扱われるべ きそれらのチップのサイズに対して選択されることに注目する。その結果、キャ リヤーで正しく使用するには小さすぎるようなチップは、そのカバーと共に凹所 に引き下ろされる可能性があり、そのキャリヤーからそのチップを取り出すのは 難しくなるだろう。 米国特許第4,667,944号「オルゾウス(Λlthouse)」は、織 地がカバーとベースとの間で挟まれる関連装置を開示する。カバーからの半導体 チップの取り出しを容易にするために、カバーとチップとの間の接触表面は、真 空圧をかけることによって、織地の上面の割れ目にカバーの部分を引き込むこと によって低減される。 この発明は、明らかに、様々なチップサイズで使用するために形成されるが、 オルゾウス氏は、織地を選択するのに考慮すべき要因の中でも、扱われるべき装 置のサイズに注目する。 米国特許第5,089,314号「マスジマ(Masujima)その外」は 、接着剤を塗布したテープ本体を含む表面実装される電子回路素子用のキャリヤ ー テープを開示する。この接着剤は、常温ではいかなる粘着力も示さないが、約8 0℃の温度に加熱されると粘着力を示す材料から形成される。この接着剤は、シ リコーン、アクリル樹脂、またはシリコーンおよびアクリル樹脂の混合物であっ ても良い。電子回路素子がキャリヤーから取り出されるとき、この接着剤は回路 素子の底部に移動する。この回路素子および接着剤は、次に、接着剤が回路素子 をプリント回路基盤に暫定的に接着できるように加熱される。 カワニシ氏(Kawanishi)その外の米国特許第4,966,281号 は、接着剤の層を含む一連の電子構成部品実装部分を有する電子構成部品キャリ ヤーを開示する。この接着剤は、適当な感圧接着特性を有するゴムタイプ、アク リルタイプ、またはシリコーンタイプのものである。押棒を使用することによっ て、接着層からの電子構成部品の円滑な取り出しが容易となる。 但し、自動化装置による次の取り出しのための、保管された構成部品を確実に 正しい向きに維持することができることが、尚もキャリヤーテープには必要であ る。これが、様々な構成部品のサイズおよび設計ごとに別のキャリヤーテープを 必要とせずに達成できるならば非常に望ましいことである。これが、カバーテー プを用いずに達成できても、また非常に望ましいことである。そのようなキャリ ヤーテープは、粘着性のある感圧接着剤がほこりや、他の潜在的な汚染物質をも 保持し得るので、キャリヤーテープ上に構成部品を保持するために使用された任 意の接着剤が感圧粘着力を示さなかった場合にはさらなる利点を提供することと なろう。同様に、汚染の危険性を低減できるように接着剤が構成部品の取り出し 時に保管された構成部品に移動しなかった場合には有用となろう。 発明の開示 ある態様では、本発明は、進行機構による構成部品の保管および分配用可撓性 キャリヤーテープに関する。このキャリヤーテープは、上部表面を有するストリ ップ部分と、上部表面の反対側にある底部表面と、構成部品を運ぶための一直線 に配列された複数のポケットと、を備え、これらのポケットはストリップ部分に 沿って間隔を持って配列され、そのストリップ部分の上部表面を通って開口して いる。 これらのポケットには、相接し、ストリップ部分から下方に延在する少なくとも 1枚の側壁と、側壁に隣接する底壁とを含む。これらのポケットには、より好ま しくは、それぞれの隣接する側壁に対してそれぞれ略直角をなした4枚の側壁を 含む。典型的に、これらのポケットのそれぞれは、実質的に同一であり、ストリ ップ部分に沿って等間隔に配列される。各ポケットの底壁には、例えば、機械的 押上具を受けるために開口部、または貫通孔を含んでも良い。このストリップ部 分は、長手方向に平行に延在する第1および第2の縁表面をさらに有し、好まし くは、縁表面の少なくとも一方には、進行機構を受けるための等間隔に配列され た複数の孔を含む。 ポケットの底壁には、ポケット内に構成部品を保持するための非感圧接着剤を 含む。この接着剤は、本来的に室温で構成部品に対して十分な粘着力を示し、ポ ケット内に構成部品を保持する。この接着剤は、熱可塑性エラストマーブロック 共重合体から成り、好ましくは、室温で1x106パスカルを越える貯蔵弾性率 を有する。この熱可塑性エラストマーブロック共重合体は、スチレンのセグメン トとゴム状エラストマーのセグメントとから構成されても良い。本発明に有用な 熱可塑性エラストマーブロック共重合体の特定例には、スチレン−エチレン/プ ロピレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/プロピレン−スチ レン−エチレン/プロピレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/ブチレン −スチレンブロック共重合体、およびそれらの混合物が含まれる。 都合良く、この接着剤は、保管された構成部品に対し、1インチ長さ当り約2 0から200gの剥離粘着力(より好ましくは、1インチ長さ当り約50から1 40gの剥離粘着力)を示し、周囲条件下で少なくとも7日間構成部品と接触さ せて保圧した後でもこの粘着力を維持できる。但し、ポケットから構成部品を取 り出すときに、この接着剤は望ましくは構成部品に移動しない。 任意に、この接着剤には、所望レベルの粘着力を達成するために粘着改質剤を 包含しても良い。この粘着改質剤は、粘着付与樹脂(典型的に、熱可塑性エラス トマーブロック共重合体と粘着付与樹脂との総重量に基づく、重量で10%未満 の量で存在する)、液状ゴム(典型的に、熱可塑性エラストマーブロック共重合 体と液状ゴムと総重量に基づく、重量で20%未満の量で存在する)、または光 架橋剤であっても良い。 キャリヤーテープには、ストリップ部分の上部表面に着脱自在に固定され、ス トリップ部分に沿って延在し、ポケットを覆うカバーを任意に含めることができ る。但し、都合良く、本発明のキャリヤーテープは、カバーを必要としない。 本発明のキャリヤーテープは、表面実装電子構成部品を保管して、ロボット自 動実装機などの機械に分配するのに特に有用である。これを容易に行うために、 キャリヤーテープは、芯の周りに巻かれて、供給リールを形成することができる 。 接着剤は、ポケット内に構成部品を確実に保持するための手段を提供するので 、汎用設計の単一のポケットが、様々な形状およびサイズの構成部品を収容する ために使用されても良い。故に、これらのポケットは、構成部品をぴったりと収 容する形状に加工される必要も、特定の構成部品に一致するようなサイズに加工 される必要もない。図面の簡単な説明 本発明は、次の図を参照してより完全に理解されよう、但し同一参照符号は全 体を通じて同一、または類似の構成部品を示す。 第1図は、随意のカバーが、キャリヤーテープ内に保管された構成部品を示す ために部分的に取り外されているが、ポケットの内部をより明らかに示すために 先頭のポケットからは構成部品が取り除かれている状態で、本発明によるキャリ ヤーテープの1実施例を示す部分斜視図である。 第2図は、第1図の切断線2−2についての断面図である。 第3図は、本発明によるキャリヤーテープの他の実施例を示す平面図である。 第4図は、第3図と同様の、本発明の他の実施例を示す平面図である。 第5図は、本発明によるキャリヤーテープを製造するための1方法の概略図で ある。 第6図は、本発明によるキャリヤーテープにどのようにして構成部品が投入さ れて、次に随意のカバーで覆われるのかを示す概略図である。 第7図は、本発明によるキャリヤーテープから構成部品を取り出すロボット自 動機を示す概略図である。発明を実施するための最良の形態 図を参照して、本発明によるキャリヤーテープの一実施例が、第1図および2 図に示される。示されたキャリヤーテープは、進行機構による構成部品(特に電 子構成部品)の保管および分配に有用である。より厳密にいえば、1本の可撓性 キャリヤーテープ100は、上部表面、および上部表面の反対側の底部表面を画 定するストリップ部分102を有する。ストリップ部分102には、長手方向に 延在する縁表面104、106と、その一方の、好ましくはその両方の縁表面に 沿って形成され、延在する1列に配列された進行孔108、110とを含む。進 行孔108、110は、キャリヤーテープ100を所定位置に進めるためのスプ ロケットドライブの歯などの進行機構を受ける手段となる。 1連のポケット112は、ストリップ部分102に沿って間隔を空けて形成さ れ、それらのポケットはストリップ部分の上部表面を貫通して開口している。所 与のキャリヤーテープ内では、各ポケットは、通常他のポケットと実質的に同一 である。典型的に、それらは相互に一直線に配列され、等間隔に配置される。示 された実施例では、各ポケットには、それぞれの隣接する壁に対してそれぞれが 略直角をなした4枚の側壁114を含む。これらの側壁114はストリップ部分 の上部表面から下方に延在し、底壁116に近接して、ポケット112を形成す る。底壁116は、略平面で、ストリップ部分102の面と平行をなす。任意に 、望ましくは、底壁116には、ポケット112内に保管された構成部品118 (電子構成部品など)の取り出しを容易にする機械的押出具(例えば、突き出し 棒など)を受けるサイズの開口部、または貫通孔117を含んでも良い。開口部 117は、光スキャナによって任意の所与ポケット内の構成部品の存在有無を検 出するために使用されても良い。さらに、開口部117は、ポケットに真空圧を かけて、ポケット内に構成部品をより効率的に投入できるようにするのに有用と なる。接着剤119のリングは、先頭のポケット内の開口部117に外接する。 これに ついては次により詳述される。 ポケット112は、次により詳細に議論されるように、それらが収容しようと する構成部品のサイズおよび形状に馴染むように設計されても良い。本発明によ って与えられる利点の1つは、汎用設計の単一のポケットが様々なサイズおよび 形状の構成部品を容易に収容するということである。特に示されていないが、こ れらのポケットは、好適実施例で示される4枚の側壁よりも多くても、少なくて も良い。一般に、各ポケットには、相接し、ストリップ部分102から下方に延 在する少なくとも1枚の側壁と、側壁に近接してポケットを形成する底壁とを含 む。故に、これらのポケットは、円形、楕円形、三角形、五角形、または外形が その他の形状であっても良い。各側壁は、構成部品の挿入を容易にし、キャリヤ ーテープの製造時に成形、または形成ダイからポケットを取り出し易くするため に、僅かな抜き勾配(すなわち、ポケットの中心に向かって2°から12°の傾 斜)を持たせて形成されても良い。ポケットの深さは、ポケットが収容しようと する構成部品によって変更もできる。さらに、ポケットの内部には、特定の構成 部品をより良好に収容、または支持するためにレッジ、リブ、台座、棒、レール 、付属具、およびその他の同様の構造的特徴が形成されても良い。1列のポケッ トが図では示されているが、2列以上の、一直線で配列されたコラム状のポケッ トが、ストリップ部分の長さ方向に沿って形成されて、多数の構成部品の同時分 配を容易にするようにしても良い。ポケットの列は、1列のポケットが隣接する 列内のポケットと一直線で配列された行となる状態で、相互に平行となるように 配置されることが予想される。 ストリップ部分102は、それが保管リールのハブの周りに巻かれることがで きるのに十分なゲージおよび可撓性を有する任意の重合体材料から形成されても 良い。ポリエステル(例えば、グリコール−改質ポリエチレンテレフタレート) 、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルクロライド、 およびアクリロニトリル−ブタジエン−スチレンを含む様々な重合体材料が使用 されても良いが、これらに限定されるものではない。ストリップ部分102は、 電気的にエネルギー散逸性となるように光学的に透明に、着色、または改質され て も良い。後者の場合、そのストリップには、カーボンブラック、または五酸化バ ナジウムなどの、導電材料を含み、これは重合体材料内に散在させられても、後 にストリップ上に被覆されても良い。この導電材料は、キャリヤーテープ全体を 通じて電荷を、好ましくは接地面に散逸させることができる。この特徴は、蓄積 された静電電荷によるキャリヤーテープ内に包含された構成部品への損傷を防ぐ 。 キャリヤーテープ100には、任意に細長いカバー120を包含しても良く、 次に詳細に説明されるが、本発明によって与えられる利点の一つは、カバーテー プを必要としないことにある。カバー120は、ポケットに侵入し得るほこりや 、その他の汚染物質から構成部品を保護することもできる。第1図および2図に 最もよく示されるように、カバー120は、可撓性で、ポケット112の一部、 またはすべての上に覆い重なり、ストリップ部分102の長さ方向に沿って進行 孔の列108、110の間に配置される。カバー120は、それが連続して取り 除かれて、保管された構成部品にアクセスできるように、ストリップ部分102 の上部表面に着脱自在に固定される。示されるように、カバー120には、スト リップ部分102の長手方向に延在する縁表面104、106にそれぞれ接着さ れる長手方向に平行に延在する接着部分122、124を含む。例えば、アクリ レート材料などの感圧接着剤、またはエチレンビニルアセテート共重合体などの 熱活性化された接着剤が、カバーを縁表面104、106に接着するために使用 されても良い。代わりに、カバー120は、スナップフィット締り嵌め締め具、 またはフック・アンド・ループ締め具(フックがカバー、またはストリップ部分 のいずれかに取り付けられ、ループが他方に取り付けられた状態で)などの機械 的締め具によってストリップ部分102にしっかり固定されても良い。 上述のように、ポケット112の底壁116には、開口部117に外接する接 着剤のリング119を含む。接着剤119は、ポケット内に構成部品118を確 実に保持する手段を提供する。その結果、接着剤119がポケット内に構成部品 を保持するための原理的手段となるので、汎用設計の単一ポケットは、様々な形 状およびサイズの構成部品を収容するために使用されても良い。故に、ポケット 112は構成部品をぴったり収容するような形状に加工される必要も、特定の構 成部品に一致するようなサイズに形成される必要もない。構成部品とポケット壁 との間の公差は、かなり自由度があっても良い。さらに、カバー120は、ポケ ット内に構成部品を保持するために必要とされず、その排除は、カバーを取り除 くことによって生成された廃棄物が収集され、処理される必要もないので、保管 された構成部品の取り扱いを容易にする。 第1図は、開口部117に外接するリングとして接着剤119を示すが、接着 剤の形状も、配置も重要ではない。故に、第3図に示されるように、接着剤11 9は、半環状、または三日月形を採用するが、第4図に示された実施例は、開口 部117の周りの円形配列に分配された一連の一定の間隔を空けて配置された丸 い接着剤のドットから成る。接着剤のドットは、他の形状(正方形、三角形など )を有し、円形配列以外(四角形、または三角形分布など)で配置されても良い 。示された実施例は、開口部117に対して中心に寄せられた接着剤を示す。こ れは好ましいが、接着剤は、保管された構成部品をポケットから取り出すことが できる限り、ポケット底壁のどこに配置されても良い。 使用される接着剤の量は、広範囲に変わても良く、テープによって運ばれるべ き構成部品のサイズによってかなり影響され、構成部品がより大きくなれば、よ り大量の接着剤が必要となろう。一般に、使用される接着剤の量は、容易に回収 可能な向きで(横倒しになるのが好ましい)、但し、構成部品が従来のロボット 自動実装機によって取り外すことができないほど高い粘着力レベルを生成するこ となく、ポケット内に構成部品を確実に保持するのには十分なものである。所望 レベルの粘着力は、好ましくは1インチ長さ当り約20から200グラム(gl iw)、より好ましくは約40から150gliw、および最も好ましくは約1 00gliwであるが、実際の粘着力は、構成部品のサイズに左右され、構成部 品がより小さくなれば、より大きな剥離粘着力をしばしば必要とする。所望の粘 着力値は、180°の剥離角度および30cm/minの速度を用いるInst rumentors,Inc.社のSlip−Peel Tester Mod el SP−102C−3M90粘着力試験機などの通常の粘着力試験機で測定 された剥離粘着力を参照する。 本発明で有用な接着剤成分は非感圧接着剤(非PSA)材料であり、これは熱 可塑性エラストマブロック共重合体を含み、より好ましくは、主に熱可塑性エラ ストマブロック共重合体から成る。「非PSA」によって意味されるものは、感 圧特性を示さない接着剤である。感圧接着剤は、わずかに軽い圧力を加えた後に 様々な基材に永久および乾燥粘着性を示す接着剤を指すことは従来から理解され ている。感圧接着剤の一般に承認された量的記述は、ダルキスト(Dahlqu ist)基準線によって与えられ、これは約3x105パスカル(約20から2 2℃までの範囲の室温において10ラジアン/秒で測定された)未満の貯蔵弾性 率(G’)を有する材料が、感圧接着特性を有する一方、この値を超えるG’を 有する材料は感圧接着特性を持たないことを示す。故に、厳密にいえば、非PS Aは、ここで使用される場合、少なくともダルキスト基準線より上の貯蔵弾性率 を、より好ましくは、1x106パスカルより上の貯蔵弾性率を有する材料を指 す。 「熱可塑性エラストマブロック共重合体」により意味されるものは、セグメン ト化されたAおよびBブロック、またはセグメントの共重合体であり、熱可塑性 とエラストマ(すなわちゴム弾性)との両方の挙動を示す。単純化のために、表 現「熱可塑性エラストマ」および「ブロック共重合体」は、ここでは熱可塑性エ ラストマブロック共重合体を指すものとして時々使用される。故に、熱可塑性エ ラストマは、従来の熱可塑性プラスチック(例えば、アクリル酸樹脂やビニル樹 脂)だけでなく天然および合成のゴムと容易に区別される。本発明に有用な熱可 塑性エラストマには、ラジアル、線状A−Bジブロック、および線状A−B−A トリブロック構造を有するマルチブロック共重合体を、これらの材料の混合物と 同じように含む。これらの構造では、Aは非ゴム状熱可塑性セグメント(例えば 、末端ブロック)を表し、Bはゴム状エラストマセグメント(例えば、中間ブロ ック)を表す。但し、少量の割合で他のモノマがこれらのブロック共重合体に入 っても良い。 実例となる熱可塑性Aブロックには、単環式および多環式芳香族炭化水素を、 厳密には、単環式および多環式アレーンを含む。実例となる単環式および多環式 アレーンには、単環式および二環式構造の置換および不置換ポリ(ビニル)アレ ーンを含む。好適な熱可塑性エラストマには、室温での相分離を確実に行わせる のに十分なセグメント分子量の置換、または不置換単環式アレーンの熱可塑性セ グメントを含む。熱可塑性Aブロックは、アルケニルアレーンの単独重合体、ま たは共重合体を含んでも良い。 熱可塑性Aブロックのアルケニルアレーンは、好ましくは、モノアルケニルア レーンである。この用語「モノアルケニルアレーン」は、o−メチルスチレン、 p−メチルスチレン、p−第三ブチルスチレン、1,3−ジメチルスチレン、α −メチルスチレン、および他の環式アルキル化スチレン樹脂、特に環式メチル化 スチレン樹脂を含むスチレンおよび、その類似体および同族体などの特にベンゼ ン系のもの、およびビニルナフタレン、ビニルアントラセンなどの他のモノアル ケニル多環式芳香族化合物を含むように解釈されよう。好適なモノアルケニルア レーンは、スチレンおよびα−メチルスチレンなどのモノビニル単環式アレーン であり、スチレンが特に好ましい。 個々の熱可塑性Aブロックは、良好なドメイン形成を促進できるように少なく とも約6,000の数平均分子量を有し、より好ましくは、約8,000から3 0,000までの数平均分子量を有する。熱可塑性Aブロックは、典型的にブロ ック共重合体の重量で約5から30パーセントまでの範囲を、好ましくは約8か ら25パーセントまでの範囲を構成する。Bブロックが飽和ゴム状エラストマセ グメントから成る場合、最も好ましい熱可塑性エラストマは、ブロック共重合体 の重量で約15から25%までの範囲を構成するAブロックを含む。 A−B−A表示には、線状だけでなく枝分かれされるブロック共重合体を含み 、末端ブロックが互いに異なるが、両方ともスチレン、またはスチレン同族体か ら得られる構造(このような構造は時にはA−B−Cブロック共重合体と呼ばれ ている)をも含む。 好適なゴム状エラストマBセグメントは、モノマの単独重合体、または2つ以 上の脂肪族共役ジエンモノマの共重合体から構成される重合体ブロックである。 これらの共役ジエンは、好ましくは4から8までの炭素原子を含むものである。 適当な共役ジエンモノマの例には、1,3−ブタジエン(ブタジエン)、2−メ チル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジ エン、1,3−ペンタジエン(ピペリレン)、1,3−ヘキサジエン、および同 等のものを含む。 最も好ましいスチレンブロック共重合体内には、ゴム状セグメントが、1,4 および1,2異性体の混合物から成る中心ブロックを有するスチレン−ブタジエ ン−スチレンブロック共重合体などの不飽和先駆物質の水素添加によって飽和さ れても良い。後者の水素添加時に、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブ ロック共重合体が得られる。同様に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック 共重合体先駆物質は、水素添加されて、スチレン−エチレン/プロピレン−スチ レンブロック共重合体を生成しても良い。ポリイソプレン、ポリブタジエン、お よびスチレン−ブタジエンゴムなどのゴム状材料は、ゴム状エラストマセグメン トを形成するために使用されても良い。また、特に好ましいものはブタジエンお よびイソプレンである。様々な共役ジエンの混合物が使用されても良い。線状ダ イブロックおよびトリブロック共重合体のためのBブロックの数平均分子量は、 好ましくは約4,500から180,000までの範囲内である。 本発明に有用なラジアルブロックは、米国特許第3,281,383号で説明 されたタイプのものであり、次の定式に従う。(A−B)nX、ここでAは、上 述のように、スチレン、またはスチレン同族体から重合化された熱可塑性ブロッ クであり、Bは共役ジエンから得られたゴム状弾性ブロック、Xは、四塩化珪素 、四塩化スズ、またはジビニルベンゼンなど、その他は米国特許第3,281, 383号に記載されているが、2〜4の官能価数を有する有機、または無機接続 分子である。Xは、「n」がXの官能価数に相当する数である場合でもより高い 官能価数を有しても良い。ラジアルブロック共重合体の数平均分子量は、約12 5,000から400,000までの範囲内であるのが好ましい。 熱可塑性エラストマは、ラジアル、または線状トリブロック共重合体と単純ダ イブロック共重合体との混合物を含んでも良い。但し、トリブロックとダイブロ ック共重合体の混合物内のダイブロック共重合体の割合は、重量で約85パーセ ン トを超えるべきでなく、30%などの通常より低いパーセントが使用されよう。 SOLPRENE系統の材料(Phillips Petroleum Co .社)、FINAPRENE系統の材料(Fina社)、TUFPRENEおよ びASAPRENE系統の材料(Asahi社)、STEREON系統の材料( Firestone Synthetic Rubber & Latex C o.社)、EUROPRENE SOLT系統の材料(Enichem社)、V ECTOR系統の材料(Dexco Polymers社)、およびCARIF LEX TR系統の材料(Shell Chemical Co.社)を含む様 々な市販の熱可塑性エラストマが本発明で使用(単独で、または組み合わせにて )されても良い。SEPTON2002、2005、2007、2023、20 43、および2063などのSEPTON系統の材料(Kuraray Co. Ltd.社)もまた有用である。D−1101、D−1102、D−1107P 、D−1111、D−1112、D−1114PX、D−1116、D−111 7P、D−1118X、D−1119、D−1122X、D−1124、D−1 125PX、D−1184、D−1300X、D−1320X、4141、41 58、4433、RP−6408、RP−6409、RP−6614、RP−6 906、RP−6912、G−1650、G−1651、G−1652、G−1 654X、G−1657、G−1701X、G−1702X、G−1726X、 G−1750X、G−1765X、FG−1901X、FG−1921X、FG −1924、およびTKG−101などのKRATON系統の材料(Shell Chemical Co.社)もまた有用である。一般に、KRATON系の 水素添加された熱可塑性エラストマが好ましい。 最も好ましい部類の材料は、スチレンのセグメントおよびエチレン/プロピレ ンのセグメントを含む水素添加されたブロック共重合体で、特に100%のカッ プリング効率を記録したものであり、約15から25%までの範囲の(約18か ら23%までの範囲がより好ましい)スチレンと、約3100psiの引張強さ と、約9%の破断点残留歪とを有する。このような材料は、次の貯蔵弾性率分布 を示す(10ラジアン/秒で):0℃で約2.5x106から4.0x106パス カルまでの範囲、20℃で約2.7x106から4.0x106パスカルまでの範 囲、および40℃で約2.9x106から3.8x106パスカルまでの範囲であ る。この部類を代表する材料は、KRATON RP−6906およびRP−6 912であり、後者は、4つの別のブロック(スチレン−エチレン/プロピレン −スチレン−エチレン/プロピレン)を有する線状マルチブロック共重合体とし て特に唯一のものである。これらの材料の混合物もまた有用である。この部類の 材料は、都合良く、粘着力改質剤を加えることなく有用なレベルの粘着力を提供 する。 本発明で有用な若干数の熱可塑性エラストマは、キャリヤーテープ用途で最大 限利用するには低すぎ(特に若干数の水素添加された熱可塑性エラストマ)、ま たは高すぎる(特に若干数の不水素添加された熱可塑性エラストマ)かのいずれ の固有レベルの粘着力を有する可能性がある。さらに、若干数の熱可塑性エラス トマは、キャリヤーテープ用途で最良に利用するには、接着されるべき基材表面 を不十分に湿らせ、低品質の皮膜を形成し、塗布するのが困難となり、またはそ れらが組み合わさる可能性がある。故に、接着剤合成物は、熱可塑性エラストマ の固有粘着力、湿潤能力、または塗布能力を増すために粘着付与樹脂、または液 状ゴムなどの粘着力改質剤を、または熱可塑性エラストマの固有粘着力を減少さ せるために光架橋剤をさらに、任意に包含しても良い。 粘着付与樹脂は、保管された構成部品の表面を素早く湿らせる接着剤合成物の 性能を改善することができるように、熱可塑性エラストマの初期粘着力強度を強 化し、その弾性率を低減するために熱可塑性エラストマに添加できる。 本発明で有用な粘着付与樹脂には、C5からC9までの不飽和炭化水素モノマ、 ポリテルペン、合成ポリテルペンなどの重合によって得られる樹脂を含む。粘着 付与樹脂は、エチレン不飽和を含めても良いが、飽和粘着付与樹脂は、水素添加 された熱可塑性エラストマとで使用する際には特に好ましい。炭化水素粘着付与 樹脂は、主にオレフィンおよびジオレフィンから成るモノマの重合によって準備 でき、例えば、イソプレン製造工程での残留副産物モノマを含む。これらの炭化 水素粘着付与樹脂は、典型的に約80℃から145℃までの範囲の環球軟化点、 約0から2までの範囲の酸価、および1未満の鹸化価を示す。本発明で有用な粘 着付与樹脂は、典型的に、例えば、約350から2,500までの範囲の数平均 分子量の低分子量材料である。粘着付与樹脂が熱可塑性エラストマと相溶性であ ることも好ましく、それによって室温でのこれら成分の相分離を視覚的に明らか にするものがないことを意味する。 本発明で有用な市販の粘着付与樹脂の例、およびC5オレフィン分別に基づく ものには、Goodyear Tire and Rubber Co.社から 入手できるWindgtackTM95およびWindgtackTM115(Wi ngtack Plus)粘着付与樹脂を含む。他の炭化水素樹脂には、Her cules Chemical Co.Inc.社から入手できるRegalr ezTM1078、RegalrezTM1094、およびRegalrezTM11 26;Arakawa Forest Chemical Industrie s社から入手できるArkonTMP115などのArkon樹脂;およびExx on Chemical Co.社から入手できるEscorezTM樹脂を含む 。本発明で有用である、ロジンの誘導体、特に水素添加された誘導体の例には、 Hercules Chemical Co.Inc.社のForalTM85お よびForalTM105を含む。 他の適当な樹脂には、カレン、異性化ピネン、テルピネン、テルペンテン、お よび様々な他のテルペン類を含む、脂環式、モノ、二環式モノテルペン類、およ びそれらの混合物などのテルペン炭化水素の重合、および/または共重合によっ て得られる重合樹脂質など、テルペン重合体を含む。テルペン型の市販の樹脂に は、Arizona Chemical Corp.から入手できるZonar ezTMテルペンBシリーズおよび7000シリーズを含む。典型的に、Zona rezTMテルペン樹脂に対して記録された性質には、約80から145℃までの 範囲の環球軟化点、および1未満の鹸化価を含む。 粘着付与樹脂は、有効量が使用され、それは、テープによって運ばれる構成部 品に適切なレベルの粘着力を与え、しかも接着剤の非PSA特性を維持できるよ うにした量である。使用される粘着付与樹脂の実際の量は、必要とされる粘着力 のレベルと、接着される構成部品の構成内容と、熱可塑性エラストマの弾性率と によって変わる。粘着付与樹脂の量が不十分だと、粘着力が十分に増さない。他 方、粘着付与樹脂は、キャリヤーテープからの保管された構成部品の取り出しを あまりにも難しくするので、容認できないような高レベルの最終粘着力にするよ うな量で使用されるべきでない。一般に、所望の粘着力を達成するのに必要とさ れる粘着付与樹脂の最小量が、使用され、それは、典型的に、粘着付与樹脂およ び熱可塑性エラストマの総重量に基づく重量で10%未満である。より好ましく は、重量で約3から8%までの範囲のものが使用される。 代わりに、液状ゴムが、接着剤配合物の初期粘着強度を増し、その弾性率を低 減し、テープによって運ばれる構成部品を湿らせるその能力を改善するために使 用されても良い。この液状ゴムは、熱可塑性エラストマと相溶性となるように選 択されるべきであり、これは、室温での相分離が目で見ても分からないことを意 味する。この液状ゴムの分子量は、もろい境界層や、保管された構成部品の早期 解放の原因となる接着剤接着線に拡散する液状ゴムの傾向を止めることができる ように選択されるべきである。約25,000から50,000までの範囲の分 子量が有用である。部分的に水素添加された液状ゴムが使用されても良いが、水 素添加された液状イソプレンなどの、より完全に水素添加されたものが好ましい (例えば、Kuraray Co.Ltd.社の約25,000の分子量を有す るKuraray LIR290)。 この液状ゴムは、粘着付与樹脂との関連で上述されたものと同基準で選択され る量である有効量で使用されるべきである。これらのパラメータの範囲内で、液 状ゴムの定型的量は、熱可塑性エラストマおよび液状ゴムの総重量に基づく、重 量で20%未満であり、より好ましくは、重量で5から20%未満までの範囲で ある。 他方、熱可塑性エラストマの最終粘着力が、保管された構成部品を容易に取り 出すには高すぎる場合、光架橋剤を加えて、熱可塑性エラストマの最終粘着力を 低減するのが適正である。ここで使用される場合、「光架橋剤」は、紫外線エネ ルギーに暴露されると、熱可塑性エラストマを架橋させる薬剤を指す。 本発明で使用するのに適した光架橋剤には、ベンズアルデヒド、アセトアルデ ヒド、およびSandoray1000TM(Sandoz Chemicals ,Inc.社)などのそれらの置換誘導体などのアルデヒド;ベンゾキノン、ア ントラキノン、およびそれらの置換誘導体などのキノン;2−イソプロピルチオ キサントン、および2−ドデシルチオキサントンなどのチオキサントン;および 2,4−ビス−(トリクロロメチル)−6−(3’,4’−ジメトキシフェニル )−シン−トリアジンなどの若干の発色団置換ハロメチル−シン−トリアジンを 含むが、これら後者の材料は、ハロゲン不純物を生成するそれらの潜在性のため にあまり好ましくない。 この光架橋剤は、接着剤の架橋を引き起こし、テープによって運ばれる構成部 品に所望の最終粘着力特性を与えるのに十分な量を意味する、硬化的に有効な量 が使用される。不十分な量の光架橋剤が使用されると、接着剤配合物の不十分な 硬化(すなわち、架橋)の原因となり得るので、その粘着力は尚も高すぎのまま となるが、過剰な光架橋剤が使用されると、大部分の接着剤配合物を通じて不均 一な硬化となり得る。これらのパラメータの範囲内で、光架橋剤の量は、典型的 に、熱可塑性エラストマの重量で約0.05から2%までの範囲内、より好まし くは重量で約0.2から1%までの範囲内、および最も好ましくは、重量で約0 .3から0.5%までの範囲内である。 少量の様々な添加剤を、接着剤配合物内に含有させることもできる。このよう な添加剤には、顔料、染料、可塑剤、増量剤、安定剤、紫外線吸収剤、老化防止 剤、プロセス油などを含む。使用される添加剤の量は、望まれる最終の特性によ り変更できる。 電子構成部品の取り扱いにおける有用性をより強化するために、接着剤は、電 子構成部品上に侵入して汚染しうるイオン不純物が実質的に入らないようにすべ きである。 この接着剤配合物は容易に準備される。典型的に、熱可塑性エラストマおよび 任意の粘着付与樹脂、または液状ゴムは、不溶解熱可塑性エラストマが見えなく なるまで、数時間室温でロールミル、または他の低剪断混合機を用いてトルエン (少量のヘプタンおよび/またはシクロヘキサンと、または重量で同部のメチル エチルケトンおよびイソプロパノールの混合物と混合されても良い)などの無極 性有機溶剤内で可溶化される。光架橋剤が含有される場合、この光架橋剤は、完 全な溶解を確実にするためにロールミルでさらに混合するこの段階で添加されて も良い。その結果得られる可溶化された熱可塑性エラストマは、上述の類の追加 的無極性有機溶剤を使用して塗布可能粘度(例えば、約4,000から5,00 0cpsまでの範囲の)となる固形分(例えば、約25%)まで希釈されても良 い。重量で50%/25%/25%のトルエン/メチルエチルケトン/イソプロ パノールの混合物は、希釈溶剤として特に好ましい。 光架橋剤が使用されている場合、接着剤は、約250から400nmまでの範 囲の波長を有する紫外線放射エネルギーに暴露させることができる。接着剤を架 橋するのに必要とされる波長のこの好適範囲内のこの放射エネルギーは、約10 0から1,500ミリジュール/cm2までの範囲、より好ましくは約200か ら800ミリジュール/cm2までの範囲である。 他の実施例では、この接着剤は、接着剤層をその上に有する永久裏地を備えた 接着テープの形式で提供されても良い。「永久裏地」によって意味するものは、 一時的、保護剥離ライナなどの着脱自在の構成部品ではなくて、接着テープの一 体部品を形成するようにした基材、または裏地である。好ましくは、この永久裏 地は、実質的に何の水抽出可能な化合物、またはイオン配合物も含有しないので 、永久裏地の感湿性を低減して、保管された構成部品がこれらの材料によって汚 染される可能性を低減することができる。 本発明で有用な永久裏地は、1枚の層フィルム、または多層フィルムとして提 供されても良い。裏地の厚みは、結果として得られた接着テープが容易に扱うこ とができる限り、大きく変更しても良い。これらのガイドラインの範囲内で、こ の永久裏地は、約12から50μmまでの範囲の厚み、より好ましくは約12か ら25μmまでの範囲の厚み、最も好ましくは約12から15μmまでの範囲の 厚みであることが好ましい。 本発明で有用な永久裏地が製造されても良い材料には、ポリオレフィン(例え ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、およびポリメチルペンテン) 、エチレン/ビニルモノマ共重合体(例えば、エチレン/(メチル)アクリル酸 共重合体、およびエチレン/ビニルアセテート共重合体)、ポリブタジエン、ポ リ(ビニルクロライド)、ポリウレタン、ポリアミド、およびポリエステル(特 にポリエチレンテレフタレート)を含む。 本発明で有用な接着テープは、容易に準備できる。この場合、前述の溶媒化さ れた接着剤溶液は、ナイフコーティング、溝付きナイフコーティング、またはリ バースロールコーティング、次に接着テープを提供することができるような温度 (例えば、約65℃から120℃までの範囲)と時間(例えば、数分から約1時 間までの範囲)での乾燥を含む様々な塗布方法によって永久裏地に塗布されても 良い。 一般に、本発明のキャリヤーテープは、1枚の重合体材料に複数のポケットを 成形して、そのキャリヤーテープをリールの周りに巻いてロールを形成すること によって製造される。厳密にいえば、例として第5図の概略図を参照して、可撓 性熱可塑性重合体のウエブ200は、直接押出(例えば、シート形成ダイに据え 付けられたホッパー供給式シングルスクリュー型3ゾーン押出機)、またはウエ ブを熱成形する型、すなわちダイ204(1対の合わせ雄雌ダイであっても良い )に連続射出成形することによって予備形成されたロールとして、予備形成され たシートとして供給される。型204は、ポケットを所望のサイズおよび形状( 後に起こる冷却時の任意の収縮を見込んで)に熱成形する。入ってくる重合体ウ エブの寸法は、形成されるべきキャリヤーテープのゲージおよび幅によって決ま る。 「熱成形」および「熱成形法」が意味するものは、熱および圧力の両方を使用 して、熱可塑性材料を変形することによる方法を意味する。この熱は、型それ自 体、予備ヒーター202、または押出機(図示されず)によって提供されても良 い。いずれの場合でも、重合体ウエブ200は、熱成形が可能となるまで十分に 加熱される。重合体ウエブが加熱されねばならない温度は、製造ラインの速度だ けでなく、熱成形されている材料のゲージおよび種類によって、広い範囲(すな わち、約200〜370°F)にわたって変化する。加えられる圧力は、型、す なわちダイパターンの高品質の反復が可能となるほど十分で、例えば、型が閉じ るときに型がウエブ200に与える力、またはウエブを付勢して雄ダイ上で変形 させる、またはウエブを雌ダイ内に引き込む(すなわち、真空熱成形法)真空圧 をかけることによって提供されても良い。回転真空熱成形型が特に有用である。 ウエブ200は、典型的に、熱成形後に冷却され、これは熱成形重合体が凝固す るまで空冷、ファン、水槽、または冷却炉によって達成できる。 一般に、熱成形は、当業者には周知のものであり、様々な熱成形方法、および ロール送り、シート送り、インライン押出、および連続ウエブ送り装置の使用法 に関して議論しているJohn Wiley & Sons社、1989年の出 版のEncycropedia of Polmer Science and Engineering、16巻、第2版などの様々な参照箇所で記載される 方法である。これらの全ては、マッチド成形、プラグアシスト成形、基本真空成 形、および加圧成形、などの様々な熱成形技術で使用できるフラット成形、回転 装置など技術書で説明される様々な熱成形ツールだけでなく、本発明のキャリヤ ーテープを製造するためにも採用できる。 進行孔は、パンチ206によって打ち抜くなどの別の作業で後に形成される。 一度キャリヤーテープが準備されると、接着剤が、底壁への直接コーティング 、インクジェットプリントなどを含む様々な技術(ステーション207として図 に概略的に示される)によってポケットの底壁に塗布されても良い。接着剤が上 述のような接着テープの形式で提供される場合、テープは、接着剤の層(高粘着 アクリル接着剤など)、または接着剤転写テープ(3M Comapanyの# 927 High Tack Adhesive Transfer Tape 、または3M Comapanyの#9415 Double Coated Tapeなど)でポケットの底壁に貼られても良い。 浅く、窪んだポケットの底部にラベルを貼るためにラベル貼り産業で通常採用 されている設備を用いて、ポケットの底壁に貼ることができる予備形成されたフ ィルムとして接着剤を提供することも可能である。この場合では、前述の溶媒化 された接着剤溶液は、永久裏地ではなく、一時的支持に塗布されても良いが、尚 も 接着テープを準備するための上述技術を利用する。この一時的支持は、ポリオレ フィン(例えば、ポリエチレン、またはポリプロピレン)、またはポリエステル (例えば、ポリエチレンテレフタレート)フィルム、またはシリコーン、ワック ス、過フッ化炭化水素、および同等のものなどの剥離材料で処理されている紙、 またはプラスチックフィルムなどの剥離ライナであっても良い。接着剤塗布済一 時的支持は、次にラベル貼り設備によって処理され、接着剤フィルムをポケット の底壁に移動させる。 キャリヤーテープは、次にリール208の芯の周りに巻かれ(円周巻き、また は均等巻きのいずれかで)、キャリヤーテープが構成部品で詰め込まれるまで保 管するための供給ロールを形成する。代わりに、第6図に示されるように、キャ リヤーテープ100が形成された直後に、構成部品ローダー210がポケット1 12を構成部品118で詰め込み、カバー120(含む場合)がロール212か ら送られ、アプリケータ214(熱活性化接合を提供するカバーの場合には加熱 される)によってキャリヤーテープストリップ部分の長手方向に延在する縁表面 に固定され、詰め込まれたキャリヤーテープは、保管、または分配用の芯、すな わちリール216の周りに巻かれる。キャリヤーテープ100は、スプロケット 209,211によって進められる。 使用時、キャリヤーテープは、ロボット自動実装機218との組み合わせにて キャリヤーテープ100を示す第7図の概略例で示されるように巻き出される。 供給リール216はキャリヤーテープ100を提供する。ストリッパーアッセン ブリ220は、ストリッパーアッセンブリがその指定された通路からそれた方向 にキャリヤーテープを引っ張るのを防止するのを補助するストリッパーブロック 222の周りのキャリヤーテープ100からカバー120(含む場合)を剥がす 。キャリヤーテープ100は、スプロケット224によって進められ、キャリヤ ーテープをロボット自動実装機218に向かって移動する。それぞれの連続する 構成部品が所望ピックアップ地点に到達すると、ロボット自動実装機がその構成 部品を掴んで(手動、または吸入によって)、例えば回路基盤上の適当な場所に それを配置する。好ましくは、接着剤119は、キャリヤーテープからの取り出 し 時に構成部品118に移動しない、つまり裸眼では、構成部品上に残る接着剤は はっきり確認できないことである。 本発明のキャリヤーテープは、メモリチップ、集積回路チップ、抵抗器、コネ クタ、ヂュアルインラインプロセッサ、コンデンサ、ゲートアレイなどの表面実 装電子構成部品を輸送および分配するための電子産業で特に有用となる。但し、 キャリヤーテープは、小さなバネ、クリップ、および同等のものなど他の構成部 品を運搬するために使用されても良い。 本発明をその幾つかの実施例を参考に説明してきたが、多くの変更が本発明の 範囲を逸脱することなく説明した実施例に対し実施できることは当業者にははっ きりと理解されよう。故に、本発明の範囲は、請求の範囲の言語によって記載さ れる構造、およびこれらの構造と等価なものによってのみ以外、ここに記載した 構造によって制限されるべきものではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.進行機構によって構成部品の保管および分配を行うための可撓性キャリヤ ーテープであって、 (a)上部表面、および前記上部表面の反対側になる底部表面を有するストリ ップ部分と、 (b)構成部品を運ぶための一直線で配列された複数のポケットであって、そ れぞれが、 (i)相接し、前記ストリップ部分から下方に延在する少なくとも1枚の側 壁と、 (ii)少なくとも1枚の側壁と相接して前記ポケットを形成する底壁と、 を備え、 前記ストリップ部分に沿って一定の間隔を空けて配列され、前記ストリップ部 分の上部表面を貫通して開口している複数のポケットと、 (c)前記ポケット内に構成部品を保持するための前記ポケットの底壁上の熱 可塑性エラストマブロック共重合体を含む非感圧接着剤と、を備えた可撓性キャ リヤーテープ。 2.各ポケットは、 (i)それぞれが隣接する側壁に対して略直角をなし、前記ストリップ部分か ら下方に延在する4枚の側壁と、 (ii)前記側壁と相接して前記ポケットを形成する底壁と、 を備えた、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 3.各ポケットの底壁は、該底壁を貫通して形成された開口部を備えた、請求 の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 4.前記ポケットのそれぞれは、実質的に同一であり、前記ストリップ部分に 沿って等間隔で配置された、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ 。 5.複数の前記ポケットは、前記ストリップ部分の長さ方向に沿って延在する 複数列の一直線で配列されたコラム状のポケットを含む、請求の範囲第1項に記 載の可撓性キャリヤーテープ。 6.前記ストリップ部分は、長手方向に平行に延在する第1および第2の縁表 面を有し、該縁表面の少なくとも一方は、前記進行機構を受けるための等間隔に 設けられた複数の孔を含む、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ 。 7.前記接着剤は、1x106パスカルよりも大きな貯蔵弾性率を有する、請 求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 8.前記熱可塑性エラストマブロック共重合体は、スチレンの反復ブロックお よびゴム状エラストマの反復ブロックを含む、請求の範囲第1項に記載の可撓性 キャリヤーテープ。 9.前記熱可塑性エラストマブロック共重合体は、スチレン−エチレン/プロ ピレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレ ン−エチレン/プロピレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/ブチレン− スチレンブロック共重合体、およびそれらの混合物から成る類から選択される、 請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 10.前記接着剤は、粘着付与樹脂をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の 可撓性キャリヤーテープ。 11.前記粘着付与樹脂は、前記熱可塑性エラストマブロック共重合体および 前記粘着付与樹脂の総重量に基づき、重量で10%未満の量が存在する、請求の 範囲第10項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 12.前記接着剤は、液状ゴムをさらに含む、請求の範囲第1項に記載の可撓 性キャリヤーテープ。 13.前記液状ゴムは、前記熱可塑性エラストマブロック共重合体および前記 液状ゴムの総重量に基づく重量で20%未満の量が存在する、請求の範囲第12 項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 14.前記接着剤は、光架橋剤をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の可撓 性キャリヤーテープ。 15.前記ポケットの少なくとも1つは、表面実装電子構成部品を入れている 、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 16.前記ストリップ部分の上部表面に着脱自在に固定されて、前記ストリッ プ部分に沿って延在し、複数の前記ポケットを覆うカバーをさらに含む、請求の 範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 17.リールの芯の周りに巻かれる、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリ ヤーテープ。 18.前記接着剤は、前記構成部品に対して、1インチ長さ当り約20から2 00グラムの剥離粘着力を示す、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤーテ ープ。 19.前記テープは、前記構成部品に対して、1インチ長さ当り約50から1 40グラムの剥離粘着力を示す、請求の範囲第18項に記載の可撓性キャリヤー テープ。 20.前記テープは、周囲条件下で少なくとも7日間前記構成部品と接触させ て保圧した後において、1インチ長さ当り約20から200グラムの剥離粘着力 を示す、請求の範囲第18項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 21.前記構成部品は、前記接着剤が前記構成部品に移動することなく前記ポ ケットから取り出すことができる、請求の範囲第1項に記載の可撓性キャリヤー テープ。 22.進行機構によって電子構成部品の保管および分配を行うための可撓性キ ャリヤーテープであって、 (a)上部表面と、前記上部表面の反対側になる底部表面と、長手方向に平行 に延在し少なくとも一方が前記進行機構を受けるための等間隔に設けられた複数 の孔を具備した第1および第2の縁表面とを有するストリップ部分と、 (b)電子構成部品を運ぶための一直線で配列された複数のポケットであって 、各ポケットは、 (i)それぞれが隣接する側壁に対して略直角をなし、前記ストリップ部分 から下方に延在する4枚の側壁と、 (ii)前記側壁と相接して前記ポケットを形成する底壁と、を備え、 前記ストリップ部分に沿って等間隔で配列され、前記ストリップ部分の上部表 面を貫通して開口している複数のポケットと、 (c)前記ポケットの底壁上の非感圧接着剤であって、前記ポケット内に前記 構成部品を保持するのに十分な前記構成部品への粘着力を本来的に室温で示す非 感圧接着剤と、を備えた可撓性キャリヤーテープ。 23.前記接着剤は、熱可塑性エラストマブロック共重合体を含む、請求の範 囲第22項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 24.前記熱可塑性エラストマブロック共重合体は、スチレン−エチレン/プ ロピレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/プロピレン−スチ レン−エチレン/プロピレンブロック共重合体、スチレン−エチレン/ブチレン −スチレンブロック共重合体、およびそれらの混合物から成る類から選択される 、請求の範囲第23項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 25.前記接着剤は、前記構成部品に対して、1インチ長さ当り約20から2 00グラムの剥離粘着力を示すが、前記構成部品が前記ポケットから取り出され るときに前記構成部品に移動しない、請求の範囲第22項に記載の可撓性キャリ ヤーテープ。 26.前記ポケットの少なくとも1つは、電子構成部品を入れている、請求の 範囲第22項に記載の可撓性キャリヤーテープ。 27.進行機構によって構成部品の保管および分配を行うためのキャリヤーテ ープのポケット内に構成部品を保持する方法であって、 (a)底壁を含むポケットを備えたキャリヤーテープを用意するステップと、 (b)前記ポケット内に前記構成部品を保持するために、熱可塑性エラストマ ブロック共重合体を含む非感圧接着剤を前記ポケットの底壁に塗布するステップ と、 (c)前記構成部品を前記接着剤に接着するステップと、 から成る方法。
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