JPH11508984A

JPH11508984A - 調量ポンプ

Info

Publication number: JPH11508984A
Application number: JP9505506A
Authority: JP
Inventors: ボルトエルヴィン; ドゥラートラウゴット
Original assignee: カーエヌエフフロードスアクチエンゲゼルシャフト
Priority date: 1995-07-13
Filing date: 1996-07-11
Publication date: 1999-08-03
Also published as: EP0837988A1; WO1997003290A1; DE59601510D1; EP0837988B1; DE19525557A1; US5971723A

Abstract

(57)【要約】ダイアフラム型の調量ポンプ１が、電子制御装置４と電気的に接続されたモータ式の回転駆動装置３を有している。モータ式の回転駆動装置３は、調量の開始時および終了時にその都度、駆動されるダイアフラムの有利には同じ出発位置、特に下死点位置における出発位置がとられるように制御されている。作業行程が緩慢に行われ、かつ吸込側と吐出側との間の圧力差が小さい場合でも、入口弁および出口弁の信頼性の良いシール特性を達成するために、弁は弾性的な弁板を有するように構成されている。該弁板は、対応する弁座と、弁座に向かい合って位置するウエブ状の対応受けとの間に、応力を生じないように支承されている。

Description

【発明の詳細な説明】調量ポンプ本発明は、作業ダイヤフラムのためのモータ式の回転駆動装置と、入口弁および出口弁を有するポンプヘッドとを備えたダイヤフラム型の調量ポンプに関するものである。プランジャ型磁石駆動装置を用いて作業し、したがって極めて迅速な作業行程を行なう結果、相応に高い調量速度を生じる調量ポンプが既に公知である。その場合、調量したい材料は高い速度で噴出される。しかし、多くの使用事例においては、媒体の給送をゆっくりと行うことが望まれている。極めて低い回転数で連続的に媒体を給送することのできる調量ポンプが使用されると、たしかに脈動状の給送は避けられるが、しかし入口弁および出口弁においては、調量ポンプがゆっくりと作動する場合に圧力差が小さくなることに基づきシール問題が生じる。本発明の課題は、モータ式の回転駆動装置により作動するダイアフラム型の調量ポンプを改良して、運転時に小さな圧力ピークしか生じず、作業速度が低くかつ調量の量が少ない場合でも正確な調量が可能となるような調量ポンプを提供することである。加えて、その構造に基づき、極めて小さい構造体積しか有しない調量ポンプが可能となることが望ましい。この課題を解決するために本発明の構成では、モータ式の回転駆動装置が電子制御装置に電気的に接続されており、調量の開始時および終了時に、駆動される作業ダイヤフラムがその都度予め規定可能な出発位置をとるような運転が行われるように電子制御装置とモータ式の回転駆動装置とが形成されており、入口弁および出口弁が弾性的な弁板を有するように形成されており、弁閉鎖位置では該弁板の一方の扁平側が、流入通路の、弁座を形成する開口縁部に載着されており、弁板の、流入通路とは反対の側では流入通路の投影延長部内に、少なくとも弁開放位置で弁板を支持するウェブ状の対応受けが設けられており、入口弁および出口弁が、それぞれ交換可能な完全なユニットを成していて、弁挿入体として形成されており、該弁挿入体が、前記対応受けと流出通路とを有する対応受けプレートと、弁取付けプレートと、弁板とを有しているようにした。このように制御される駆動モータに基づき、調量過程の間に高い圧力ピークや脈動が生じることなしに、低い作業速度を実現することができると同時に、予め規定可能な出発位置と相まって高い調量繰返し精度を実現することもできる。圧力ピークが低いことは、とりわけ混合の場合に有利であり、加えて、それによってポンプのシール性に課せられる要求が少なくなる。前記弁構成により、ポンプの運転特性と相俟って、吸込み弁と吐出弁とが事実上オーバラップなしに協働し、運転中に発生する圧力差が僅かな場合にも、良好なシール性が発揮される。ポンプはこれにより、低い作業速度のさいにも、良好な真空特性を有している。完全なユニットの形の弁挿入体に基づき、弁挿入体用の各構成部分を、弁挿入体が挿入されるポンプヘッドとは無関係に製造することができる。このことは、特にプラスチックからの製造時に、精度の点で射出成形技術的にかなりの利点を有している。弁部材を直接にポンプヘッド板内へ一緒に射出成形する場合には、不可避的に著しい寸法公差が生じる。そうした事態は、弁の各構成部分を別個に製造する場合には回避される。弁構成部分の高い精度に基づき、とりわけ応力発生の無い弁板支承が可能になる。このことは、圧力差の小さい場合や運動経過が極めて低速の場合にも、良好なシール性をもって弁が信頼性良く作動するための前提条件である。加えて、弁挿入体は全体的に極めて簡単に交換することができる。弁挿入体を設けたことより得られる弁の高い精度は、特にポンプの調量運転時に有利である。なぜならば、調量精度も弁の正確な作動形式に依存するからである。本発明の有利な構成では、作業ダイアフラムの出発位置が、調量の開始時および終了時にそれぞれ等しく、有利には下死点位置である。これにより、調量ポンプの作動サイクルに合わせて、出発位置でその都度吸込み段階が終了するので、ポンプの始動と共に直ちに調量物の放出が開始され、ひいては正確に規定された設定量が存在する。モータ式の回転駆動装置としては、制御または調整されるモータ、特にステップモータまたは調整回路内で作動する同期モータまたはサーボ直流モータまたはこれに類するものを設けることができる。これらのモータは、本発明の調量ポンプには特に適している。なぜなら、これらのモータは十分に精密に位置決めされ、しかもその回転数を調節することができるからである。必要に応じて、モータとダイアフラムのクランク装置との間に減速伝動装置を設けることもできる。本発明の別の有利な構成によれば、対応受けプレートと弁の弁取付けプレートとが、縁部に互いに内外に係合する一体成形部を有していて、組付け位置で特に溶接、接着等によって互いに結合されている。これによって、組付け時では各構成部分の正確な対応配置関係が存在しており、しかもたとえば接着による相互結合に基づき、弁挿入体は、簡単に取り扱い可能な１つのユニットを形成する。請求項２以下には、本発明のさらに別の有利な構成が記載されている。以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。図面：第１図は、一部を断面で示したモータ・ポンプユニットの図である。第２図は、モータ・ポンプユニットの、ポンプ部分の端面図である。第３図は、弁挿入体の横断面図である。第４図は、対応受けプレートの内側の図である。第５図は、第４図に示した対応受けプレートの横断面図である。第６図は、弁板の横断面図である。第７図は、弁取付けプレートの横断面図である。第８図は、第７図の弁取付けプレートの内側の図である。第１図に示したモータ・ポンプユニットは、ポンプ部分２と、モータ式の回転駆動装置３と、電子制御装置４とを有するダイアフラム型の調量ポンプ１である。断面図で示したポンプ部分２には、作業ダイアフラム６のためのクランク駆動装置５が設けられていることが認められる。クランク駆動装置５は、モータ式の回転駆動装置３の駆動軸７と結合されている。ポンプ部分２は、圧縮室９を仕切る閉鎖プレート１０と、ヘッドプレート１１とを有するポンプヘッド８を備えている。ヘッドプレート１１内には、弁へ通じる接続通路１２，１３（第２図）が設けられている。図示の実施例では、接続通路１２がポンプ入口を形成していて、接続通路１３がポンプ出口を形成している。モータ式の回転駆動装置３は、電子制御装置４に接続された駆動モータ３４によって形成されている。この場合、特にステップモータまたは調整回路内で作動する同期モータまたはサーボ直流モータが使用される。このモータ式の回転駆動装置３は、調量過程後にこの回転駆動装置３がその都度作業ダイアフラムを、予め規定可能な出発位置もしくは同一の出発位置へもたらすように構成されている。この出発位置はクランク駆動装置５の下死点位置、つまり作業ダイアフラム６が最大吸込み位置をとる際の位置であると有利である。この規定された出発位置がその都度確実にとられるようにするためには、駆動モータ３４またはこの駆動モータによって駆動される構成部分に位置発生器１４が設けられている。この位置発生器１４は光電子式の位置発生器であると有利である。必要に応じて、別の位置発生器、たとえば誘導式または容量式の位置発生器を設けることもできる。図示の実施例では、位置発生器１４が、駆動軸７の後側の延長部に発生器ディスク１５を有している。この発生器ディスク１５は、クランク駆動装置５の下死点に相当する箇所に、マーキング１６を有している。光学式のピックアップ３５によって、マーキング１６の位置が下死点で検出されて、電子制御装置４へ伝送される。次いで、電子制御装置４は駆動モータ３４を常に同じ出発位置で停止させる。たとえば、１つの調量過程は、駆動モータ３４の唯１回の回転により行われるが、必要に応じてより多くの数の回転にわたって行うこともできる。ただしその場合には、各調量過程後に、下死点位置にある作業ダイアフラム６によって同じ出発位置がとられる。モータ式の回転駆動装置３の作業速度は、毎分１回転よりも少ない値ないし毎分数１００回転の範囲で調節可能であってよい。したがって、きわめて緩速の作業行程が可能である。作業速度がこのように低く、しかも吸込み側・吐出側間に小さな差圧しか生じない場合でも、信頼性の良いシール特性を達成するために、入口弁および出口弁として板弁１７が設けられている。そのうちの１つが、第３図に横断面図で示してある。第５図〜第７図に明示されているように、この板弁１７は、３つの構成部分、すなわち第５図に認められる対応受けプレート１８と、第６図に認められる弁板１９と、第７図に認められる弁取付けプレート２０とから成っている。これら３つの構成部分１８、１９、２０から、１つの完全なボックス状のユニットが弁挿入体２１として形成されている。ポンプヘッド８の閉鎖プレート１０には、２つの弁挿入体２１のために取付け凹部２２が設けられており、これらの取付け凹部には弁挿入体２１が挿入され、ヘッドプレート１１の装着後に保持されている。機能ユニットを形成する弁挿入体２１は、必要に応じてユニット全体で簡単に交換され得る。第１図には、断面図で出口弁が示されており、その出口弁に並んで位置する入口弁（第２図も参照のこと）は、１８０°だけ反転させられた位置で、対応する取付け凹部２２内に挿入されている。吸込み側に対応させるか、または吐出側に対応させるかは、それぞれ弁挿入体２１を反転させることにより任意に選択され得る。本発明によるダイアフラム型の調量ポンプのために設けられた入口弁および出口弁は、とりわけ高い開閉速度によりすぐれているので、吸込み弁と吐出弁との、ほとんどオーバラップのない協働が達成される。加えて、これらの弁は、圧縮室９に面した側と、圧縮室９とは反対の側との間での圧力差が極めて小さい場合でも、信頼性の良いシール特性を有している。したがって、行程周波数が極めて小さな場合にも、信頼性の良いポンプ搬送過程もしくは調量過程が保証されている。第３図に明示されているように、吸込み側に配置された弁の場合、弁板１９は吸込み側２３に向いた扁平面で、閉鎖位置において弁取付けプレート２０に設けられた中央の流入通路２５の、弁座を形成する開口縁部２４に載置されている。弁板１９は、位置決めピン２６によって側方ずれが防止されるように保持されている。位置決めピン２６は、開口縁部２４の側方に並設されていて、弁板１９に設けられた縁部の開いた切欠きに係合している。位置決めピン２６は、第７図および第８図に明示されている。位置決めピン２６は、組付け位置で弁板１９を貫通し、対応受けプレート１８に設けられた対応切欠き２７内に係合している（第４図）。弁取付けプレート２０に設けられた位置決めピン２６と、対応受けプレート１８に設けられた対応切欠き２７とは、弁取付けプレート２０と対応受けプレート１８とを所定の組付け位置に互いに組み付ける際の位置決めの補助手段をも形成する。ポンプの吐出側で１８０°だけ反転させられた配置された弁では、相応して弁の吐出側と吸込み側とが置き換えられている。対応受けプレート１８は、弁取付けプレート２０の流入通路２５の投影延長部内にウエブ状の対応受け２８を有している。閉鎖位置では、弁板１９が、対応受け２８を介して、ほぼ直径線に沿って支持される。弁の開放位置では、真ん中の支持線の両側に位置する弁板舌片が、対応受けプレート１８に向かって旋回させられるので、流入通路２５は開かれている。この開放位置は、第３図に破線で示してある。対応受け２８の支持個所を通る平面と、開口縁部２４によって形成される平行平面との間隔は、弁板１９が両平面の間で応力なしに保持されるように設定されている。したがって、この間隔は弁板１９の厚さに相当する。弁板１９の応力なしの支承は、既に圧力差が極めて小さい場合における弁板１９の応答ならびに迅速な弁開閉動作を得るための前提条件である。第４図および第５図から判るように、対応受けプレート１８の対応受けは、中心線Ｍによって形成される対応受け頂線の両側で湾曲させられて延びていて、開放位置での弁板１９の曲げ形状（第３図に破線で示した弁板１９参照）に適合されている。したがって、弁板１９は開放位置で十分に面状に支持されている。湾曲させられた支持面の直径は、ほぼ弁板１９の直径に合致している。この範囲を取り囲むようにして環状室２９が形成されており、この環状室２９は対応受け２８に設けられた互いに向かい合って位置する側方スリット３０を介して、対応受けプレート１８に設けられた流出通路３１と連通している。したがって、開放位置では圧送媒体が流入通路２５を介して、開放位置に位置する弁板１９の傍らを通って側方で外方へ向かって流れて環状室２９へ流入し、この環状室２９から側方スリット３０を介して流出通路３１に達する。この流れは、第３図に矢印Ｐｆ１で示してある。事実上弁挿入体のハウジング部材を形成している対応受けプレート１８および弁取付けプレート２０は、縁部に一体成形部３２，３２ａを有している。両一体成形部３２，３２ａは互いに補完的に成形されているので、両一体成形部は組付け位置で互いに内外に係合する（第３図）。縁部に設けられたこれらの一体成形部は、対応受けプレート１８と弁取付けプレート２０とを互いに嵌め合わせる際に、シール性および保持性を有するプレス嵌めが得られるように形成されていてよい。必要に応じて、対応受けプレート１８と弁取付けプレート２０とはさらに溶接または接着によって結合されていてもよい。閉鎖プレート１０の取付け凹部２２内へ弁挿入体２１が挿入された状態においては、中心の貫通開口を有するシール板３３（第１図）を端面側に配置しておくことができるが、弁挿入体２１自体を、端面側で十分なシールが行われるように構成しておいてもよい。第１図に明示されているように、モータ・ポンプユニットは、電子制御装置４と共に１つのコンパクトな構成ユニットを形成している。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年５月２３日【補正内容】この課題を解決するために本発明の構成では、モータ式の回転駆動装置が電子制御装置に電気的に接続されており、調量の開始時および終了時に、駆動される作業ダイヤフラムがその都度予め規定可能な出発位置をとるような運転が行われるように電子制御装置とモータ式の回転駆動装置とが形成されており、入口弁および出口弁が弾性的な弁板を有するように形成されており、弁閉鎖位置では該弁板の一方の扁平側が、流入通路の、弁座を形成する開口縁部に載着されており、弁板の、流入通路とは反対の側では流入通路の投影延長部内に、少なくとも弁開放位置で弁板を支持するウェブ状の対応受けが設けられており、入口弁および出口弁が、それぞれ交換可能な完全なユニットを成していて、弁挿入体として形成されており、該弁挿入体が、前記対応受けと流出通路とを有する対応受けプレートと、弁取付けプレートと、弁板とを有しているようにした。ドイツ連邦共和国特許出願公開第４１１８６５２号明細書により、弾性的な弁板を備えた入口弁および出口弁を有するダイアフラムポンプがたしかに公知ではあるが、しかし上記ドイツ連邦共和国特許出願公開明細書には、ポンプの調量運転を行うための電子制御装置が開示されていない。加えて、この公知の弁は交換可能のユニットとしては構成されていない。また、フランス国特許出願公開第２５８８３１９号明細書により、全作業行程内で部分量を調量することのできる調量ポンプが公知である。さらに、フランス国特許出願公開第０３２１３３９号明細書により、行程数および回転数を変化させるための制御装置を備えた調量ポンプが公知である。上記刊行物のいずれにも、本発明による調量ポンプの特徴の組み合わせは開示されていない。本発明による調量ポンプは、特に真空特性および調量精度の点で低い作業速度においても特に有利に作動するものである。このように制御される駆動モータに基づき、調量過程の間に高い圧力ピークや脈動が生じることなしに、低い作業速度を実現することができると同時に、予め規定可能な出発位置と相まって高い調量繰返し精度を実現することもできる。圧力ピークが低いことは、とりわけ混合の場合に有利であり、加えて、それによってポンプのシール性に課せられる要求が少なくなる。前記弁構成により、ポンプの運転特性と相俟って、吸込み弁と吐出弁とが事実上オーバラップなしに協働し、運転中に発生する圧力差が僅かな場合にも、良好なシール性が発揮される。ポンプはこれにより、低い作業速度のさいにも、良好な真空特性を有している。完全なユニットの形の弁挿入体に基づき、弁挿入体用の各構成部分を、弁挿入体が挿入されるポンプヘッドとは無関係に製造することができる。このことは、特にプラスチックからの製造時に、精度の点で射出成形技術的にかなりの利点を有している。弁部材を直接にポンプヘッド板内へ一緒に射出成形する場合には、不可避的に著しい寸法公差が生じる。そうした事態は、弁の各構成部分を別個に製造する場合には回避される。弁構成部分の高い精度に基づき、とりわけ応力発生の無い弁板支承が可能になる。このことは、圧力差の小さい場合や運動経過が極めて低速の場合にも、良好なシール性をもって弁が信頼性良く作動するための前提条件である。加えて、弁挿入体は全体的に極めて簡単に交換することができる。請求の範囲１．作業ダイヤフラムのためのモータ式の回転駆動装置と、入口弁および出口弁を有するポンプヘッドとを備えたダイヤフラム型の調量ポンプにおいて、モータ式の回転駆動装置（３）が電子制御装置（４）に電気的に接続されており、調量の開始時および終了時に、駆動される作業ダイヤフラム（６）がその都度予め規定可能な出発位置をとるような運転が行われるように電子制御装置（４）とモータ式の回転駆動装置（３）とが形成されており、入口弁および出口弁が弾性的な弁板（１９）を有するように形成されており、弁閉鎖位置では該弁板（１９）の一方の扁平側が、流入通路（２５）の、弁座を形成する開口縁部（２４）に載着されており、弁板（１９）の、流入通路（２５）とは反対の側では流入通路（２５）の投影延長部内に、少なくとも弁開放位置で弁板（１９）を支持するウェブ状の対応受け（２８）が設けられており、入口弁および出口弁が、それぞれ交換可能な完全なユニットを成していて、弁挿入体（２１）として形成されており、該弁挿入体（２１）が、前記対応受け（２８）と流出通路（３１）とを有する対応受けプレート（１８）と、弁取付けプレート（２０）と、弁板（１９）とを有していることを特徴とする調量ポンプ。２．作業ダイヤフラム（６）の出発位置が、調量の開始時および終了時にそれぞれ同じであり、有利には下死点位置である、請求項１記載の調量ポンプ。３．作業ダイヤフラム（６）の作業行程の数および／または駆動速度が調節可能である、請求項１または２記載の調量ポンプ。４．駆動モータ（３４）の回転数もしくは作業ダイヤフラム（６）の行程数が、毎分１回転（行程）よりも少ない値ないし毎分数１００回転（行程）の範囲、有利には毎分０．５回転（行程）ないし毎分３００回転（行程）の範囲で調節可能である、請求項１から３までのいずれか１項記載の調量ポンプ。５．駆動モータ（３４）として、制御されるモータ、特にステップモータまたは制御回路内で作動する同期モータまたはサーボ直流モータまたはこれに類するものが設けられている、請求項１から４までのいずれか１項記載の調量ポンプ。６．駆動モータ（３４）または該駆動モータ（３４）によって駆動される構成部分に、位置発生器（１４）、有利には無接触式の、たとえば光電子式の位置発生器が設けられており、該位置発生器が電子制御装置（４）に接続されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の調量ポンプ。７．入口弁および出口弁で、弁板（１９）のための対応受け（２８）が、対応受けの頂線の両側で湾曲させられて延びていて、開放位置における弁板（１９）の曲げ形状に適合させられている、請求項１から６までのいずれか１項記載の調量ポンプ。８．弁の対応受けプレート（１８）と弁取付けプレート（２０）とが、縁部に互いに内外に係合する一体成形部（３２，３２ａ）を有していて、組付け位置で特に溶接、接着等により互いに結合されている、請求項１から７までのいずれか１項記載の調量ポンプ。９．弁取付けプレートが、縁部側で弁板に係合する位置決めピンを有しており、対応受けプレートが、対応受け頂線の端部に前記位置決めピンを係合させるための切欠きを有している、請求項１から８までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１０．ポンプヘッドに、弁挿入体（２１）を挿入するための取付け門部（２２）が設けられている、請求項１から９までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１１．ポンプヘッド（８）が、弁挿入体（２１）のための前記取付け凹部（２２）をカバーしかつ保持する、弁に通じた接続通路を有するヘッドプレート（１１）を有している、請求項１から１０までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１２．駆動装置・ポンプユニットが、電子制御装置と共にコンパクトな機能ユニットを形成している、請求項１から１１までのいずれか１項記載の調量ポンプ。

Claims

【特許請求の範囲】１．作業ダイヤフラムのためのモータ式の回転駆動装置と、入口弁および出口弁を有するポンプヘッドとを備えたダイヤフラム型の調量ポンプにおいて、モータ式の回転駆動装置（３）が電子制御装置（４）に電気的に接続されており、調量の開始時および終了時に、駆動される作業ダイヤフラム（６）がその都度予め規定可能な出発位置をとるような運転が行われるように電子制御装置（４）とモータ式の回転駆動装置（３）とが形成されており、入口弁および出口弁が弾性的な弁板（１９）を有するように形成されており、弁閉鎖位置では該弁板（１９）の一方の扁平側が、流入通路（２５）の、弁座を形成する開口縁部（２４）に載着されており、弁板（１９）の、流入通路（２５）とは反対の側では流入通路（２５）の投影延長部内に、少なくとも弁開放位置で弁板（１９）を支持するウェブ状の対応受け（２８）が設けられており、入口弁および出口弁が、それぞれ交換可能な完全なユニットを成していて、弁挿入体（２１）として形成されており、該弁挿入体（２１）が、前記対応受け（２８）と流出通路（３１）とを有する対応受けプレート（１８）と、弁取付けプレート（２０）と、弁板（１９）とを有していることを特徴とする調量ポンプ。２．作業ダイヤフラム（６）の出発位置が、調量の開始時および終了時にそれぞれ同じであり、有利には下死点位置である、請求項１記載の調量ポンプ。３．作業ダイヤフラム（６）の作業行程の数および／または駆動速度が調節可能である、請求項１または２記載の調量ポンプ。４．駆動モータ（３４）の回転数もしくは作業ダイヤフラム（６）の行程数が、毎分１回転（行程）よりも少ない値ないし毎分数１００回転（行程）の範囲、有利には毎分０．５回転（行程）ないし毎分３００回転（行程）の範囲で調節可能である、請求項１から３までのいずれか１項記載の調量ポンプ。５．駆動モータ（３４）として、制御されるモータ、特にステップモータまたは制御回路内で作動する同期モータまたはサーボ直流モータまたはこれに類するものが設けられている、請求項１から４までのいずれか１項記載の調量ポンプ。６．駆動モータ（３４）または該駆動モータ（３４）によって駆動される構成部分に、位置発生器（１４）、有利には無接触式の、たとえば光電子式の位置発生器が設けられており、該位置発生器が電子制御装置（４）に接続されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の調量ポンプ。７．入口弁および出口弁で、弁板（１９）のための対応受け（２８）が、対応受けの頂線の両側で湾曲させられて延びていて、開放位置における弁板（１９）の曲げ形状に適合させられている、請求項１から６までのいずれか１項記載の調量ポンプ。８．弁の対応受けプレート（１８）と弁取付けプレート（２０）とが、縁部に互いに内外に係合する一体成形部（３２，３２ａ）を有していて、組付け位置で特に溶接、接着等により互いに結合されている、請求項１から７までのいずれか１項記載の調量ポンプ。９．弁取付けプレートが、縁部側で弁板に係合する位置決めピンを有しており、対応受けプレートが、対応受け頂線の端部に前記位置決めピンを係合させるための切欠きを有している、請求項１から８までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１０．ポンプヘッドに、弁挿入体（２１）を挿入するための取付け凹部（２２）が設けられている、請求項１から９までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１１．ポンプヘッド（８）が、弁挿入体（２１）のための前記取付け凹部（２２）をカバーしかつ保持する、弁に通じた接続通路を有するヘッドプレート（１１）を有している、請求項１から１０までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１２．駆動装置・ポンプユニットが、電子制御装置と共にコンパクトな機能ユニットを形成している、請求項１から１１までのいずれか１項記載の調量ポンプ。１３．調量ポンプに用いられる弁において、該弁が、請求項１から１２までのいずれか１項記載の弁挿入体として形成されていることを特徴とする弁。