JPH11507932A - 除草剤としての1,3−オキサジン−4−オン誘導体 - Google Patents

除草剤としての1,3−オキサジン−4−オン誘導体

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JPH11507932A
JPH11507932A JP9503564A JP50356497A JPH11507932A JP H11507932 A JPH11507932 A JP H11507932A JP 9503564 A JP9503564 A JP 9503564A JP 50356497 A JP50356497 A JP 50356497A JP H11507932 A JPH11507932 A JP H11507932A
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JP
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phenyl
oxo
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oxazin
dihydro
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JP9503564A
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クランプ,マイケル・コリン
義浩 臼井
恵一 林崎
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Bayer Agriculture Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Rhone Poulenc Agriculture Ltd
Mitsubishi Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D265/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D265/041,3-Oxazines; Hydrogenated 1,3-oxazines
    • C07D265/061,3-Oxazines; Hydrogenated 1,3-oxazines not condensed with other rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/86Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms six-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3

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Abstract

(57)【要約】 式(I) 〔式中R1は任意に置換されたフェニルであり、R2は同じであっても異なっていてもよい1個以上の基R8によって置換された、1〜10個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルキル、10個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状の、場合によってはハロゲン化されたアルケニルもしくはアルキニル、またはシアノ、−CHO、−COR7、−CO2H、−CO27、−COSR7、−CONR910、−CH=NOH、−CH=NOR7、−CH=NOCOR7、−CH=NNR910、−CH2CN、−CH2NO2及びオキシラニルの中から選択された基であり、R3は任意に置換されたフェニルであり、またはR3は第一の5〜7員複素芳香環であり、この第一の環は場合によっては縮合しており、また前記第一の環は1個の環炭素原子を介して基NR6の窒素原子に結合しており、R4及びR5は独立に低級アルキルであり、Wは−NR6−であり、R6は水素、低級アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、−COR7または−CO27である〕の1,3−オキサジン−4−オン誘導体及び該化合物の除草剤としての使用。

Description

【発明の詳細な説明】 除草剤としての1,3−オキサジン−4−オン誘導体 発明の背景 1.技術分野 本発明は新規1,3−オキサジン−4−オン誘導体、それを含む除草性組成物 およびそれを調製するための新規中間体に関する。 2.関連技術の説明 2,3−ジヒドロ−6−メチル−3−(1−メチル−1−フェニルエチル)− 5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−4−オンのような特定の種類の1, 3−オキサジン−4−オン誘導体、およびそれらの除草活性が、例えば、国際特 許出願公開WO93/15064に開示されている。 しかしながら、前記出願公開に記載の化合物は、いずれも、1,3−オキサジ ン環の3位の窒素原子に結合している基に酸アミド置換基を有さないので、本発 明の化合物と異なる。 発明の要約 本発明によれば、式(I): (式中、 R1は、要すれば、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、ハロアルキル、ア ルコキシ、ハロアルコキシ、−S(O)nR7、−CO27、−COR7、シアノ、 ニトロ、−O(CH2)q−CO27およびフェノキシから選択される同一また は異なって良い1〜5の基により置換されているフェニル; R2は、同じまたは異なってよい1またはそれ以上のR8基により置換されてい る1〜10の炭素原子を有する直鎖状または分岐鎖状アルキル;10までの炭素 原子を有する直鎖状または分岐鎖状の要すればハロゲン化されているアルケニル またはアルキニル基;またはシアノ、−CHO、−COR7、−CO2H、−CO27、−COSR7、−CONR910、−CH=NOH、−CH=NOR7、− CH=NOCOR7、−CH=NNR910、−CH2CN、−CH2NO2および オキシラニルから選択される基; R3は、要すれば、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、ハロアルキル、ア ルコキシ、ハロアルコキシ、−S(O)nR7、−CO27、−COR7、シアノ、 ニトロ、−O(CH2)q−CO27およびフェノキシから選択される同一また は異なって良い1〜5の基により置換されているフェニル; または、R3は、窒素、酸素およびイオウから選択される同一または異なって 良い1〜4の環ヘテロ原子を有する第1の5〜7員ヘテロ芳香族環であって、要 すればフェニル環または窒素、酸素およびイオウから選択される同一または異な って良い1〜4のヘテロ原子を有する第2の5〜7員ヘテロ芳香族環と縮合して 、いずれかの環が要すればハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、ハロアルキル 、アルコキシ、ハロアルコキシ、−S(O)nR7、−CO27、−COR7、シ アノ、ニトロ、−O(CH2)q−CO27およびフェノキシから選択される同 一または異なって良い1〜4の基により置換されており、その第1の環が基NR6 の窒素原子に環の炭素原子の一つを介して結合している2環式系を形成するよ うな環; R4およびR5は、独立して低級アルキル; Wは、−NR6−、 R6は、水素、低級アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、−C OR7または−CO27、; R7は、低級アルキルまたはハロアルキル; nは、0、1または2; qは、1または2; R8は、ハロゲン、−OH、−OR7、−OCOR7、−S(O)nR7および−N R910からなる群の一員; R9およびR10は、独立して水素、低級アルキルまたはハロアルキルを表わす 。) で示される、価値のある特性を有する1,3−オキサジン−4−オン誘導体、ま たは農学的に許容できるその塩が提供される。 「農学的に許容できる塩」という用語は、農学または園芸用途のための塩の形 成の技術において知られ許容されるカチオンまたはアニオンの塩を意味する。塩 は、好ましくは水溶性である。塩基との好適な塩は、アルカリ金属(例えば、ナ トリウムおよびカリウム)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウムおよびマグ ネシウム)、アンモニウムおよびアミン(例えば、ジエタノールアミン、トリエ タノールアミン、オクチルアミン、モルホリンおよびジオクチルメチルアミン) 塩を含む。例えば アミノ基を含む化合物(I)により形成される好適な酸付加塩は、無機酸との塩 、例えば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩および硝酸塩、および有機酸との塩、例えば酢 酸塩を含む。 特定の場合においては、基R1、R2、R4、R5、R6、R7、R9およびR10は 、立体異性体および幾何異性体を生じさせ得る。そのような全ての形態が本発明 に包含される。 本発明の記載において、一般的に以下のように用語が定義される。 「低級アルキル」という用語は、1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分岐 鎖状アルキル基を意味する。 「ハロアルキル」という用語は、1またはそれ以上のハロゲンにより置換され ている、1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分岐鎖状アルキル基を意味する 。 「アルコキシ」という用語は、1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分岐鎖 状アルコキシ基を意味する。 「ハロアルコキシ」という用語は、1またはそれ以上のハロゲンにより置換さ れている、1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分岐鎖状アルコキシ基を意味 する。 「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素または沃素原子を意味する。 以下の記載において、前記化合物(I)の多くの(その除草特性故に)好まし い種類を開示する。 R1が、要すればハロゲン、低級アルキルおよびハロアルキルから選択される 1またはそれ以上の基により置換されているフェニル基を表わす前記化合物(I )が好ましい。より好ましくは、R1はフェニルを表わす。 より好ましい種類の前記化合物(I)は、R2が、同じまたは異なってよい1 〜3の基R8により置換されている1〜4の炭素原子を有する直鎖状または分岐 鎖状アルキルを表わすものである。より好ましくは、R2は、同じまたは異なっ てよい1〜3の基R8により置換されているメチルを表わす。 R8は、好ましくは、−S(O)nR7(式中、R7はアルキル、最も好ましく はメチル)またはハロゲンを表わす。 R2が、フッ素、メトキシ、エトキシおよび−S(O)nCH3により置換され ているメチルを表わす化合物が好ましい。 R6が水素である前記化合物(I)が特に好ましい。 R3が、要すれば、ハロゲン(例えば、フッ素)およびハロアルキル(例えば 、トリフルオロメチル)から選択される同一または異なって良い1または2の基 により置換されているフェ ニルを表わす化合物(I)も好ましい。 R4およびR5がそれぞれメチルを表わす前記化合物(I)が特に好ましい。 特に好ましい種類の化合物(I)は、 R1が、要すれば、ハロゲン、メトキシおよび要すればハロゲン化されている メチルから選択される同一または異なって良い1またはそれ以上の基により置換 されているフェニル; R2が、フッ素原子、−S(O)nR7、−OCH3または−OCH2CH3によ り置換されているメチル; R3が、ハロゲン、要すればハロゲン化されているメチルおよびNO2から選択 される同一または異なって良い1〜3の基により置換されているフェニル環; R4およびR5が、メチル; Wが、−NH−; R7が、要すればハロゲン化されているメチル を表わす化合物である。 特に好ましい種類の化合物(I)は、 R1が、非置換フェニル; R2が、基R8により置換されているメチル基;1またはそれ以上のハロゲン原 子により置換されている1〜3の炭素原子 を含む直鎖状または分岐鎖状アルキル;またはシアノ、−CHO、−CH=NO H、−CH=NOR7、−CH=N−OCOCH3、−CH=N−NHR9、−C OCH3、−CH2OHおよび−CH(OH)CH3から選択される基; R3が、ハロゲンまたは要すればハロゲン化されているメチルから選択される 同一または異なって良い1〜3の基により置換されているフェニル環; R4およびR5は、メチル; Wは、−NH−; R7は、メチルまたはエチル; R8は、−OH、−OR7、−OCOCH3、−N(CH32、−NHCH3およ び−S(O)nCH3からなる群の一員 を表わす化合物である。 Meがメチル、Etがエチル、Phがフェニルを表わす以下の表に掲げる化合 物も本発明に含まれる。 上記表の以下の化合物が好ましい。 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル スルホニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロ パンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル チオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ チルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ジフルオロメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ トキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−クロロメ チル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ トキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド、 N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジ ヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−フルオ ロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(2−クロロ−3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒドロ −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル−2−[6−(3−クロロプロピル)−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル]− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル )−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)− 2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル スルフィニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ チルスルフィニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチル−プロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヨードメチル− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ジブロモメチル−2,3−ジヒドロ −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチオ メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミ ド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒ ドロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロ キシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル −4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ チルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジ メチルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジメチル アミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒド ロ−6−メチルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ホルミル −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセチル−2,3−ジヒドロ −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(2−クロロ−5−メチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ トキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニ ル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシイミノメチレン−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ イミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキ シイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシイミノメチレン− 2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アミノイミ ノメチレン−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オ キサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルア ミノイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−シアノ−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−[2,3−ジヒドロ−6−(1−ヒ ドロキシエチル)−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル]−2−メチルプロパンアミド、および N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ホルミ ル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2− メチルプロパンアミド。 前記化合物(I)は、既知の方法(すなわち、現在まで使用されているまたは 文献に記載されている方法)の適用または適 合により調製することができる。 以下のプロセスの記載において連続工程は異なる順番で実施することができ、 求める化合物を得るために適当な保護基が要求され得るものを理解されたい。 本発明の特徴によれば、化合物(I)は、式(II): (式中、R1、R2、R4およびR5は前述の意味を有する。) で示される化合物を、式(III): R6NH−R3 (III) (式中、R3およびR6は前述の意味を有する。) で示されるアミンと反応させることにより調製することができる。この反応は、 通常、塩基、例えば、トリエチルアミンのような3級アミン、およびジクロロメ タンのような不活性溶媒の存在下に、0℃〜溶媒の還流温度において実施される 。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が3−クロロプロピルを表わす化合物( I)が、式(IV): (式中、R1、R4およびR5は前述の意味を有し、R2はシクロプロピルで置換さ れている。) で示される化合物を塩素化剤と反応させ、続いてアミン(III)を反応させる ことにより調製することができる。この反応は、前述のプロセスにおいて記載し た条件に従って実施することができる。この態様において、塩素化反応の酸性条 件によりシクロプロピル基R2が3−クロロプロピル化合物に転換する。 本発明のさらなる特徴によれば、化合物(I)(式中、R1、R2、R3、R4お よびR5は前述のような意味を有し、Wは−NH−を表わす。)が、式(V): (式中、R1、R2、R4、R5は前述のような意味を有し、 TMSがトリメチルシリルを表わす。) で示される対応する化合物を、塩素化剤、例えば、塩化オキサリルと反応させて その場で化合物(II)を形成し、それを続いて前述のプロセスに従ってアミン (III)と反応させることにより調製することができる。この手順は、ジャー ナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(1978年)、第43巻、3972 〜3974頁に記載のような非酸性条件下で、中間体(II)を調製するのに有 用である。 本発明のさらなる特徴によれば、化合物(I)(式中、WはNR6、およびR6 は水素、低級アルキル、ハロアルキル、アルケニルまたはアルキニルを表わす。 )を、カップリング剤、例えばN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドの存 在下に、要すれば塩基、例えば4−ジメチルアミノピリジンの存在下に、ジクロ ロメタンのような不活性溶媒中にて、0〜60℃の温度で、前記化合物(IV) (式中、R1、R2、R4およびR5は前述のような意味を有する)をアミン(II I)(式中、R3は前述のような意味を有し、R6は、水素、低級アルキル、ハロ アルキル、アルケニルまたはアルキニルを表わす。)と反応させることにより調 製することもできる。 本発明のさらなる特徴によれば、化合物(I)(式中、R6は水素原子を表わ し、R1、R2、R3、R4およびR5は前述のような意味を有する。)を、塩基、 好ましくは、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンの存在下 に、不活性溶媒(例えば、1,4−ジオキサン)中にて20〜100℃の温度で 、カルボン酸(IV)を、カルバミン酸フェニルPhO2C−NHR3(式中、R3 は前述のような意味を有する。)と反応させることにより調製することもでき る。 化合物(I)(式中、WはNR6(ここでR6は水素原子である。)を表わす。 )を、トリメチルシリルエステル(V)(式中、R1、R2、R4およびR5は前述 のような意味を有し、TMSがトリメチルシリルを表わす。)をアミン−NH2 3(式中、R3は前述のような意味を有する。)と反応させることにより調製す ることもできる。 この反応は、通常、無水物、好ましくは4−トリフルオロメチル安息香酸無水 物の存在下、不活性溶媒、例えばジクロロメタン中にて、0〜60℃の温度で、 塩化チタン(IV)とトリフルオロメタンスルホン酸銀(I)との反応によりそ の場で好ましく調製されるチタン(IV)塩の触媒量の存在下に行われ る。この手順は、弱求核性アミンに有用であり、ミヤシタ(M.Miyashi ta)、シルナ(I. Shirna)およびムカイヤマ(T. Mukaiy ama)著、ケミカルレターズ(1993年)、1053〜1054頁に記載さ れている。 式(I)の化合物は、例えば次に記載したような式(I)の他の化合物から相 互変換により調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−CHOである式(I)の化合物は、 R2が−CH2OHである式(I)の相当する化合物を、例えばクロロクロム酸ピ リジニウムを用いて、ジクロロメタン中で0℃から還流温度までで酸化すること により調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R1、R3、R4、R5及びWが前記定義のもの であり、R2が−COR7を表す式(I)の化合物は、R2が−CH(OH)R7で ある式(I)の相当する化合物を、例えばクロロクロム酸ピリジニウムを用いて 、ジクロロメタン中で0℃から還流温度までで酸化することにより調製されうる 。 本発明のさらなる特徴によれば、R2がオキシラニル基である式(I)の化合 物は、R2が−CHOである式(I)の相当 する化合物と、メチレン移動試薬、好ましくはジメチルスルホキソニウムメチリ ドとを、溶剤、好ましくはジメチルスルホキシド(DMSO)中で10℃〜60 ℃の温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が場合によりハロゲンにより置換された アルケニルを表し、式中の二重結合が1,3−オキサジン−4−オン環に最も近 い2個の炭素原子の間に配置されている式(I)の化合物は、R2が−CHO又 は−COR7である式(I)の相当する化合物と、典型的には式Ph3+CHR1 111a-[式中、Yは塩素、臭素又はヨウ素を表し、R11及びR11aは水素又は 場合によりハロゲン化された炭素原子1〜8個を含有するアルキルを表し、但し 、結合したアルキル基R7、R11及びR11a中の炭素原子の総数は8を越えない] のホスホニウム塩の反応により生じたホスホランとの反応により調製されうる。 この反応は、一般に、強塩基、例えばn−ブチルリチウムの存在下で及び不活性 溶剤、例えばテトラヒドロフラン中で、0℃から還流温度までの温度で行われ、 その際、反応は、不活性雰囲気下で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−CH(OH)R12 [ここで、R12はC1〜C9アルキル基を表す]である式(I)の化合物は、R2 が−CHOである式(I)の相当する化合物と、式R12Mg−X[式中、R12は 前記定義のものであり、Xは臭素又はヨウ素を表す]のグリニャール試薬とを反 応させることにより調製されうる。この反応は、不活性溶剤、例えばエーテル又 はテトラヒドロフラン中で、20〜60℃の温度で行われうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−CH2OHである式(I)の化合物は 、R2が−CH2OC(O)R7[ここで、R7は前記定義のものである]である式 (I)の相当する化合物を加水分解することにより調製されうる。好ましくはR7 はメチルであり、加水分解は塩基、例えば炭酸カリウムを用いてアルコール水 溶液中で0〜50℃で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2がジフルオロメチルである式(I)の化 合物は、R2が−CHOである式(I)の相当する化合物とジエチルアミノ硫黄 トリフルオリドとを不活性溶剤、例えばジクロロメタン中で0℃〜60℃の温度 で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−CF27である式 (I)の化合物は、R2が−COR7である式(I)の相当する化合物とジエチル アミノ硫黄トリフルオリドとを不活性溶剤、例えばジクロロメタン中で0℃〜6 0℃の温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−CH2Iである式(I)の化合物は、 R2が−CH2Br又は−CH2Clである式(I)の相当する化合物の反応によ り調製されうる。この反応は、ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムを用いて、 不活性溶剤、好ましくはアセトン中で、周囲温度から溶剤の還流温度までの温度 で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が−C(Z)R12a12b[ここで、Zは 臭素、塩素又はヨウ素を表し、R12a及びR12bは水素又は場合によりハロゲン化 された9個までの炭素原子を含有するアルキル基を表し、但し、結合したアルキ ル基R12a及びR12b中の炭素原子の総数は9を越えない]である式(I)の化合 物は、R2が−CHR12a12bである式(I)の相当する化合物と、ハロゲン化 剤、好ましくはN−ブロモスクシンイミド、N−クロロスクシンイミド及びN− ヨードスクシンイミドとを、不活性溶剤、例えばテトラクロロメタン中で、場合 によりラジカル開始剤、例えばアゾビス−イソブチロニトリルの存在下で又はタ ングステン光線で照射することにより及び周囲温度から溶剤の還流温度までの温 度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−SR7により置換されたC1〜C10 アルキル基を表す式(I)の化合物は、−SR7基が脱離基、好ましくはクロロ 又はブロモに置き換えられた式(I)の相当する化合物と式R7SHのチオール 又はチオールのアルカリ金属塩R7SM[ここでMはリチウム又はナトリウムを 表す]とを反応させることにより製造されうる。この反応は、不活性溶剤、例え ばN,N−ジメチルホルムアミド中で0℃〜60℃の温度で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−OC(O)R7[ここでR7は前記 定義のものである]により置換されたC1〜C10アルキル基を表す式(I)の化 合物は、−OC(O)R7基が脱離基に置き換えられた式(I)の相当する化合 物と式R7−CO2−M1 +[ここでM1はナトリウム又はカリウムを表す]とを反 応させることにより製造されうる。脱離基は、好ましくは塩素又は臭素である。 この反応は、典型的には、不活 性溶剤、好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド中で周囲温度から120℃ま での温度で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CO27を表す式(I)の化合物 は、R2が−CO2Hである式(I)の相当する化合物をエステル化して、水素原 子を基R7に置き換えることにより調製されうる。この反応は、好ましくは、式 R7OHのアルコール及びジエチルアゾジカルボキシレートと、不活性溶剤、例 えばエーテル中で0℃から溶剤の還流温度までの温度で行われる。あるいは、変 換は、R2が−CO2Hである式(I)の相当する化合物を、例えば塩化オキサリル を用いて、不活性溶剤、例えばジクロロメタン又は1,2−ジクロロエタン中で 、場合によりN,N−ジメチルホルムアミドのような触媒の存在下で、20℃か らこの混合物の還流温度までの温度で塩素化して、相当する酸塩化物を得、これ を引き続き式R7OHのアルコールと、不活性溶剤、例えばテトラヒドロフラン 中で0℃から溶剤の還流温度までの温度で反応させることにより行われうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−OR7[ここでR7は前記定義のも のである]により置換されたC1〜C10ア ルキル基を表す式(I)の化合物は、−OR7がヒドロキシ基に置き換えられた 式(I)の相当する化合物とアルキルハロゲン化物、好ましくは式R7−Iのヨ ウ化物とを反応させることにより調製されうる。この反応は、一般に、酸化銀( I)の存在下で、不活性溶剤、例えばアセトニトリル中で、周囲温度から還流温 度までの温度で又は場合により弱塩基、例えば炭酸カリウムの存在下で行われる 。一般的な方法は、J.Org.Chem.40、206(1975)中に記載 されている。R2が−OR7により置換されたC1〜C10アルキル基を表す式(I )の化合物は、−OR7基がヒドロキシ基に置き換えられた式(I)の相当する 化合物と式R7OHのアルコールとを、トリアルキルホスフィン、例えばトリ− n−ブチルホスフィン及び1,1’−(アゾジカルボニル)ピペリジンの存在下 で、不活性溶剤(例えばトルエン、20℃から還流温度までの温度)中で反応さ せることにより製造されうる。この反応は、J.R.ファルク(Falck)によ りテトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters)35 、5997(1994)中に記載されている。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CH=N−OH である式(I)の化合物は、R2が−CHOである式(I)の相当する化合物と 塩酸ヒドロキシルアミンとを、弱塩基(例えば酢酸ナトリウム)の存在下で、不 活性溶剤(例えばエタノール)中で周囲温度から溶剤の還流温度までの温度で反 応させることにより製造されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CH=N−OR7[ここでR7は前 記定義のものである]である式(I)の化合物は、R2が−CHOである式(I )の相当する化合物と塩の形、例えば塩酸塩の形で存在しうる式R7O−NH2の O−アルキルヒドロキシルアミンとを、弱塩基(例えば酢酸ナトリウム)の存在 下で、不活性溶剤(例えばエタノール)中で周囲温度から溶剤の還流温度までの 温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CH=N−OCOR7[ここでR7 は前記定義のものである]である式(I)の化合物は、R2が−CH=N−OH である式(I)の相当する化合物と式R7COClの酸塩化物とを、不活性溶剤 、例えばテトラヒドロフラン中で0℃から溶剤の還流温度までの温度で反応させ ることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CH=N−NR910である式(I )の化合物は、R2が−CHOである式(I)の相当する化合物と式R910N− NH2のヒドラジンとを、不活性溶剤(例えばエタノール)中で20℃から溶剤 の還流温度までの温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2がシアノである式(I)の化合物は、R2 が−CH=N−OHである式(I)の相当する化合物を脱水することにより調製 されうる。この反応は、トリフルオロ酢酸無水物、無水酢酸又はオキシ塩化リン と、20℃から混合物の還流温度までの温度で反応させることにより行われうる 。脱水は、シンセシス(Synthesis)(1983)、741ページ中に 記載された方法により、アセトニトリル及び水の混合物中で及び20℃からこの 混合物の還流温度までの温度で、酢酸銅(II)と反応させることによっても行 われうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−COSR7であり、R7が前記定義 のものである式(I)の化合物は、R2が−CO2Hである式(I)の相当する化 合物を、塩素化剤(例えば塩化オキサリル)を用いて、不活性溶剤(例えばジク ロロメタン又は1,2−ジクロロエタン)中で、場合によりN,N −ジメチルホルムアミドのような触媒の存在下で、20℃からこの混合物の還流 温度までの温度で塩素化して、相当する酸塩化物を得、これを引き続き式R7S H[ここでR7は前記定義のものである]のチオールと、不活性溶剤、例えばテ トラヒドロフラン中で、0℃から溶剤の還流温度までの温度で反応させることに より調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CH2Fである式(I)の化合物は 、R2が−CH2OHである式(I)の相当する化合物とジエチルアミノ硫黄トリ フルオリドとを、不活性溶剤、例えばジクロロメタン中で0℃から60℃までの 温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CHFR7である式(I)の化合物 は、R2が−CH(OH)R7である式(I)の相当する化合物とジエチルアミノ 硫黄トリフルオリドとを、不活性溶剤、例えばジクロロメタン中で0℃から60 ℃までの温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CONR910[ここでR9及びR1 0 は前記定義のものである]である式(I)の化合物は、R2が−CO2Hである 式(I)の相当する化合 物と塩素化剤とを反応させて、前記した方法によりカルボン酸塩化物を製造し、 これを引き続き式R910NH[ここでR9及びR10は前記定義のものである]の アミンと、不活性溶剤、例えばエーテル又はテトラヒドロフラン中で、0℃から この混合物の還流温度までの温度で反応させることにより調製されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R2が基−CO2Hである式(I)の化合物は 、R2が−CHOである式(I)の相当する化合物を酸化することにより調製さ れえ、これは、R.C.ラロック(Larock)、コンプレヘンシィブ・オル ガニック・トランスフォーメーションズ(Comprehensive Org anic Transformations)、838ページ中に報告された方 法によって、例えばN,N−ジメチルホルムアミド中で0〜60℃の温度での二 クロム酸ピリジニウムとの反応によって達成されうる。 本発明のさらなる特徴によれば、R1、R3、R4、R5及びWが前記定義のもの であり、R2が基−NR910により置換されたC1〜C10アルキル基を表す式( I)の化合物は、−NR910基が脱離基、有利には塩素又は臭素により置き換 え られた式(I)の相当する化合物と式R910NHのアミンとを反応させること により製造されうる。この反応は、一般に、不活性溶剤、例えばエタノール中で 、0〜60℃の温度で行われる。 本発明のさらなる特徴によれば、R6が低級アルキル、アルケニル、アルケニ ル、−COR7又は−CO27である式(I)の化合物は、R6が水素である式( I)の相当する化合物と式R61−X1[ここでR61は低級アルキル、アルケニル 、アルキニル、−COR7又は−CO27であり、X1は脱離基である]の化合物 とを反応させることにより調製されうる。好ましくは、X1はハロゲン、特に塩 素である。この反応は、一般に、塩基(例えば水素化ナトリウム)の存在下で不 活性溶剤(例えばN,N−ジメチルホルムアミド)中で0℃〜60℃の温度で行 われる。 本発明のさらなる特徴によれば、nが1又は2である化合物は、一般に、nが 0又は1である相当する化合物の硫黄原子の酸化により調製される。硫黄原子の 酸化は、一般に、例えば3−クロロペル安息香酸を用いて、ジクロロメタンのよ うな不活性溶剤中で、−40℃から室温までの温度で実施される。 本発明の化合物の製造における中間体は、例えば前記したような公知の方法の 応用及び適用により調製されうる。 式(II)の酸塩化物は、式(IV)の化合物と塩素化剤、例えば塩化オキサ リルとを、ジクロロメタン又は1,2−ジクロロエタンのような不活性溶剤中で 、場合によりN,N−ジメチルホルムアミドのような触媒の存在下で、−20℃ からこの混合物の還流温度までの温度で反応させることにより調製されうる。 式(II)の酸塩化物は、例えばJ.Am.Chem.Soc.(1966) 、88、3440中のリー(Lee)の公開された方法に記載されたように、前 記式IVのカルボン酸と、トリフェニルホスフィン及び四塩化炭素の混合物との 反応によっても調製されうる。 式(IV)の酸は、式(VI): [式中、R1、R2、R4及びR5は前記定義のものであり、 R8aはアルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す]のエステルの加水分解 により調製されうる。この反応は、塩基、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カ リウムの存在下で及び溶剤、例えば水性アルコール中で、0℃から溶剤の還流温 度までの温度で行われる。 式(IV)の酸は、式(VII): [式中、R1、R2、R4及びR5は前記定義のものであり、Bzはベンジルである ]のベンジルエステルと臭化アルミニウム及びアニソールとを、ニトロメタンの 存在下で及び不活性溶剤、例えばジクロロメタン中で、0〜50℃の温度で反応 させることによっても調製されうる。 R1、R2、R4及びR5が前記定義のものであり、TMSがt−ブチルジメチル シリル基に置き換えられている式(V)のt−ブチルジメチルシリルエステルは 、t−ブチルジメチルシランを用いる式(VII)のベンジルエステルのエステ ル交換 により調製されうる。この反応は、パラジウム触媒、例えばPd(OAc)2及 び塩基、例えばトリエチルアミンの存在下で、不活性溶剤、例えばジクロロメタ ン中で、0〜60℃で、テトラヘドロン・レターズ(1986)、vol.27 、3753〜3754ページ中に記載された方法により行われうる。 式(V)のトリメチルシリルエステルは、場合により、その場で、前記式(I V)の化合物とクロロトリメチルシランとを不活性溶剤、例えばエーテル中で、 0℃から溶剤の還流温度までで反応させることにより調製されうる。 式(VI)又は式(VII)のエステルは、式(VIII): [式中、R1及びR2は前記定義のものである]の化合物と式CH2=NC(R4) (R5)CO28a又は式CH2=NC(R4)(R5)CO2Bz[それぞれ、式中 R4、R5、R8a及びBzは前記定義のものである]のイミンとの反応により調製 されうる。この反応は、溶剤の存在又は不在下で、90〜 200℃の温度又は溶剤の沸点で行われうる。不活性溶剤、例えばキシレンを使 用する場合、生成されたアセトンを好ましくは留去する。 式(VI)又は(VII)のエステルは、式(IX): [式中、R1及びR2は前記定義のものであり、R13はアルキル基(有利にはメチ ル又はエチル)を表す]の化合物と式CH2=NC(R4)(R5)CO28a又は CH2=NC(R4)(R5)CO2Bz[それぞれ、式中R4、R5、R8a及びBz は前記定義のものである]のイミンとの反応により調製されうる。この反応は、 前記式(VIII)の化合物から式(VI)又は(VII)の化合物を調製する ために使用されたのと同様の条件を使用して行われる。 式CH2=NC(R4)(R5)CO28a又は式CH2=NC(R4)(R5)C O2Bzのイミンは、式H2N−C(R4)(R5)CO28a又は式H2N−C(R4 )(R5)CO2Bz [それぞれ、式中R4、R5、R8a及びBzは前記定義のものである]のアミノ酸 エステルと好ましくは水溶液としてのホルムアルデヒドとを、周囲温度から60 ℃までの温度で反応させることにより調製されうる。 式(II)、(IV)、(V)、(VI)及び(VII)の中間化合物は新規 であり、それ自体本発明のさらなる特徴をなす。 式(III)、(VIII)及び(IX)の化合物は公知であるか、又は例え ば国際特許出願公開(WO)第93/15064号明細書中に記載されたような 公知の方法を用いて調製されうる。 次の非限定例で、本発明を説明する。実施例1 m−クロロペルオキシ安息香酸(75%純度、2.55g)を、氷/水浴中で 冷却したジクロロメタン中のN−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2, 3−ジヒドロ−6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1, 3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(1.00g)の攪拌 溶液へ添加した。この混合物を周囲温度で2時間攪拌し、 飽和重炭酸ナトリウム溶液中に注ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機溶液を、 飽和重炭酸ナトリウム溶液及び塩水で順に洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム )、溶剤を減圧下で蒸発させた。残さを、ヘキサン/酢酸エチルを用いて溶離す るシリカゲル上ででのクロマトグラフィーにより精製して、N−(2,5−ジフ ルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルスルホニルメチル−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパンアミド(化合物1、0.21g)が白色固体として得られた;融点16 0〜162℃。実施例2 N,N−ジメチルホルムアミド中のジシクロヘキシルカルボジイミド(10. 04g)の溶液を、N,N−ジメチルホルムアミド中の2−(2,3−ジヒドロ −6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチルプロパン酸(13.00g)の攪拌溶液に20℃で 添加した。2,5−ジフルオロアニリン(7.84g)をこの溶液に20℃で添 加し、この溶液を周囲温度で18時間攪拌した。この反応混合物を酢酸エチルで 希釈し、次いで水に 添加し、かつ微細懸濁液を濾過により除去した。有機層を0.5M塩酸、塩水、 1.0M炭酸ナトリウム及び塩水で順に洗浄し、次いで乾燥させた(硫酸マグネ シウム)。有機溶液を減圧下で蒸発させ、残さをジクロロメタンを用いて溶離す るシリカゲル上でのクロマトグラフィーにより精製して、N−(2,5−ジフル オロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−−6−メチルチオメチル−4−オキ ソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパ ンアミド(化合物3、1.35g)が黄色固体として得られた;NMR(CDC l3)1.68(s,6H)、2.10(s,3H)、3.22(s,2H)、 5.30(s,2H)、6.64〜6.76(m,1H)、6.95〜7.05 (m,1H)、7.25〜7.38(m,5H)、8.11〜8.21(m,2 H)。 同様の方法で行うことにより、次の化合物も調製された:N−(3−トリフル オロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチオメチル−4− オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプ ロパンアミド(化合物4)、橙色油状物として;NMR(CDCl3)1.72 (s,6H)、2.10(s,3H)、3.23(s, 2H)、5.4(s,2H)、7.25〜7.8(m,9H)、8.42(bs ,1H)。実施例3 ジクロロメタン中の2−(6−ジフルオロメチル)2,3−ジヒドロ−4−オ キソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロ パン酸(0.70g)の攪拌溶液へ、塩化オキサリル(0.22ml)、次いで ジメチルホルムアミド1滴を添加した。この反応混合物を周囲温度で30分攪拌 し、次いで0℃まで冷却した。この溶液にトリエチルアミン(0.36ml)、 3−アミノベンゾトリフルオリド(0.34g)、次いでトリエチルアミン(0 .36ml)を順に添加した。この反応混合物を0℃で30分及び周囲温度で2 時間攪拌し、次いで水、2M塩酸、水、1M炭酸ナトリウム及び水で順に洗浄し た。有機溶液を乾燥させ(硫酸マグネシウム)、減圧下で蒸発させて、N−(3 −トリフルオロフェニル)−2−(6−ジフルオロメチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド(化合物2、0.25g)がベージュ色固体として得られた、 融点58〜60℃。 同様の方法で行うことにより、次の化合物が調製された: N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド(化合物15)、白色固体として、融点122〜125 ℃; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物13)、融点125〜127℃; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物111)、白色固体として、融点120.5 〜122℃; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物35)、黄色固体として、融点113〜1 14.5℃; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ トキシメチル−4−オキソ−5−フェニル− 4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物3 5)、クリーム色固体として、融点103〜104.5℃; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物112)、黄色固体として、融点161〜1 62.5℃; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物113)、淡黄褐色固体として、融点14 0〜141.5℃; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物25)、桃色固体として、融点135.5〜 137℃; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド(化 合物114)、ベージュ色固体として、融点159〜162℃; N−(3−トリフルオロ−フェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物24)を橙色の融点161.5−163℃の 固形物として; N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ トキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド(化合物124)を融点116.5−117. 5℃のクリーム色の固形物として; N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド(化合物34)を黄色の融点92.5−94.5℃の固形物と して; N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジ ヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物36)を融点89−9 0.5℃ の白色の固形物として; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物125)を黄色の融点110−112.5 ℃の固形物として; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物37)を融点79.5−82℃として; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(化合物126)を白色の融点129.5−131℃ の固形物として; N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−フルオ ロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物131)をガムとして 、NMR 値(CDCl3)δ1.66(s,6H),4.8(d、2H),5.38(s ,2H)、7.2−7.3(m,8H)として; N−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物132)を、NMR値(CDCl3 )δ1.63(s,6H),4.8(d、2H)5.32(s,2H)、7.1 −7.3(m,7H)として; N−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物133)を、NMR値(CDCl3)δ1 .66(s,6H),4.8(d、2H)5.32(s,2H)、7.15−7 .3(m,8H)として; N−(2−クロロ−3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物134)を、NMR値(CD Cl3)δ1.62(s,6H),4.8(d、2H)、5.38(s, 2H)、7.2−7.3(m,7H)として; N−(3−トリフロオロメチルフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド(化合物135)を、NMR値(CDCl3) δ1.66(s,6H),4.8(d、2H)、5.34(s,2H)、7.2 −7.3(m,9H)として; N−(3−クロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒドロ −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド(化合物136)を、NMR値(CDCl3)δ1.65( s,6H),4.8(d、2H)、5.35(s,2H)、7.2−7.3(m ,9H)として。 以下に述べる4つの化合物を、2−(6−シクロプロピル−2,3−ジヒドロ −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパン酸から調製し、反応過程中において(反応中)塩酸の添加によりシ クロプロピル環が開き、6−(3−クロロプロピル)の位置で置換したオキサジ ノン誘導体を生じた。すなわち; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物137)なる融点162−.5−1 67℃の化合物と; N−(3−クロロフェニル−2−[6−(3−クロロプロピル)−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル]− 2−メチルプロパンアミド(化合物138)なる融点57−59℃の化合物と; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル )−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物139)なる融点44−48 .5℃なる化合物と; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)− 2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物140)なる融点114.5−1 16℃の化合物であった。実施例4 m−クロロペルオキシ安息香酸(純度75%、0.54g)を、N−(2,5 −ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチオメチル−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパンアミド(化合物1,1.00g)の攪拌液にジクロロメタン中で−20 ℃で添加した。この混合液を−20℃で1時間攪拌し、ジクロロメタンで希釈し て、1Mの炭酸ナトリウムで洗って(硫酸マグネシウム)で乾燥させ、減圧下で 溶媒を蒸留した。残さをジエチルエーテルですり砕き、N−(2,5−ジフルオ ロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルスルフィニルメチル−4− オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)2−メチルプロ パンアミド(化合物5,0.51g)を融点124−128℃の白色固体として 得た。 同様の過程を経ることにより、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メ チルスルフィニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド(化合物6)を融点105−107℃の白色固形物として得た 。実施例5 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド(化合物8,0.2g)と、ヨウ化ナトリウム(0.065g )の混合物をアセトン中で環流下にて18時間加熱し、蒸留して残さをエーテル に再度溶解した。このエーテル様溶液を飽和水様チオ硫酸ナトリウム溶液と水と で交互に洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて減圧蒸留し、残さを放置して 乾燥カラムクロマトグラフィーにて珪素上で精製し、酢酸エチル/ジクロロメタ ンで溶離させて、N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6− ヨードメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド(化合物9,0.04g)を融点134.6− 136.6℃の白色固形物として得た。実施例6 N−(3−クロフォフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ− 6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物1.0g)と、N−ブロモスクシンイミ ド(0.45g)と、アゾビスイソブチロニトリル(10mg)を四塩化炭素中 で混合し、65℃で2時間加熱した。N−ブロモスクシンイミド(0.1g)を 2度添加して、この溶液を65℃でさらに2時間加熱した。この溶液を冷却し、 減圧下で溶媒を除去して、褐色の残さを得、乾燥カラムクロマトグラフィーの珪 素上にて精製し、酢酸エチル/ジクロロメタンで溶離し、N−(3−クロロフェ ニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニ ル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合 物8,0.1g)を融点89.8−90.8℃の白色固形物として得た。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物7)なる融点159.8−161.2℃ の化合物と; N−N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ジブロモメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド(化合物141)を得、NMR値(CDCl3)δ1. 72(s,6H),5.3(s、2H)、6.09(s,1H)、7.03−7 .08(m,1H),7.16−7.5(m,7H)、7.63(t,1H)、 7.97(brs,1H)なる化合物を得た。実施例7 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド(化合物15,1.0g)を、チオメトキシドナトリウ ム(0.18g)の攪拌懸濁液にテトラヒドロフラン中で添加した。この混合物 を室温で1時間攪拌し、エーテルと水の混合物中に注入して、エーテル層を水酸 化ナトリウム溶液(0.5M)と塩水とで洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥さ せて蒸留した。残さを、乾燥カラムクロマトグラフィー上のシリカゲル上で精製 して、ジクロロメタン/イソ−ヘキサンとで溶離し、さらにイソ−ヘ キサン/酢酸エチルとで溶離して、N−(3,5−ジクロロフェニル−2−(2 ,3−ジヒドロ−6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物99,0. 63g)を白色の融点129−130℃の固形物として得た。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物100)なる融点104.5−105.5 ℃の白色固形物と; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物101)なる白色の融点128−1 29℃の固形物。実施例8 炭酸カリウム(0.33g)溶液を水中に少しずつ添加し、N−(3−トリフ ルオロメチルフェニル)−2−(6−アセト キシメチル−2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニ ル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(0. 8g)の攪拌溶液をメタノールに添加した。室温で4時間攪拌を持続し、この混 合液を蒸留して、残さをエーテルと水の混合液に再度溶解した。有機層を(硫酸 マグネシウムで)乾燥させ、蒸留して残さを乾燥カラムクロマトグラフィーにて 精製して、エーテルで溶離してN−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2− (2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H −1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物102 ,0.31g)をガムとして得、そのNMR値は(CDCl3)δ1.7(s, 6H),4,1(d、2H)、5.3(s,2H)、7.1−7.3(m,7H )7.55(m,1H)、7.75(m,1H)、8.3(s,1H)なる化合 物を調製した。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミ ド(化合物31)なる橙色のガムであって、NMR値が(CDCl3)δ1.7 (s,6H)、4,2(s、2H)、5.4(s、2H),7.0(m,1H) 、7.2−7.45(m,5H)、7.5(d,2H)、8.4(bs、1H) を示す化合物と; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロ キシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物130)なる黄色の融点69.5−71 .5℃の化合物を得た。この化合物もまた化合物129の調製に使用した(実施 例18参照)。実施例9 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(1.09g)と、酢酸ナトリウム(0.36g )の混合物を80−90℃でN,N−ジメチルホルムアミド中において3時間加 熱した。冷却液をエーテルで希釈し、水で洗って(magnesium sul phateで)乾燥させ、真空下で 蒸留してN−(3−トリフルオロフェニルメチル)−2−(6−アセトキシメチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物103,0.81g)なる融 点76.5−77.5℃の白色の固形物を得た。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物104)なる化合物を融点125−126 ℃の黄色固形物として得た。実施例10 メチルアミン(エタノール中33%の溶液2ml)を、N−(3−トリフルオ ロメチルフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ −5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン アミド(0.5g)の攪拌懸濁液にエタノール中で添加した。1時間室温で攪拌 を持続した。この溶液を(酢酸エチルで)希釈し(水で)洗って(硫酸マグネシ ウムで)乾燥させ、蒸留した。残さ をシリカゲル上において乾燥カラムクロマトグラフィーにて精製し、メタノール /ヘキサンで溶離してN−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3 −ジヒドロ−6−メチルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1, 3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物105,0. 21g)を橙色のガムとして得、そのNMR値が(CDCl3)δ1.6(s, 6H)、2.25(s、3H)、3.25(s,2H)、5.3(s、2H)、 7.1−7.3(m,8H)、7.55(m,1H)、7.75(s,1H)、 8.45(s,1H)を示す化合物を得た。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジ メチルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物106)を褐色のガムとして得 、そのNMR値が(CDCl3)δ1.6(s,6H)、2.12(s,6H) 、3.0(s,2H)、5.3(s、2H)、7.0−7.3(m,7H)、7 .55(m,1H)、7.7(m,1H)、8.4(m,1H)を示す化合物と ; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジメチル アミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド(化合物107)なる融点75−76℃の化合 物と; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルア ミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物108)なるクリーム色の融点60−6 6℃の化合物として得た。実施例11 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(0.6g)のジクロロメタン溶液に、ピリジニウ ム・クロロクロメート(0.6g)の懸濁液を添加して、室温で攪拌した。1. 5時間後、この混合液を酢酸エチルで希釈し、(水で)洗って(硫酸マグネシウ ムで)乾燥させ、蒸留した。残さをシリカゲル上乾燥カラムクロマトグラフィー にて精製し、酢酸エチルで溶離してN−(3,5−ジクロロフェニル)−2−( 2, 3−ジヒドロ−6−フォルミル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オ キサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物109,0.35g )なる黄色の融点144−146℃の化合物として得た。 同様の過程であるが、N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジ ヒドロ−6−フォルミル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチルプロパンアミドを反応開始化合物とし、粉末状の4 AモレキュラーシーブのN−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物127)を黄色の融点92− 95℃の化合物として調製した。実施例12 オキサリル・クロライド(0.2ml)に続いてN,N−ジメチルフォルミア ミド(1滴)をt−ブチルジメチルシリル2−(6−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(0.92g)をジクロロメタン中で添加した。混合 液を0.5時間攪拌し、2,5−ジフルオロアニリン(0.3g)のジク ロロメタン溶液を添加した。0.3時間後にトリエチルアミン(0.6ml)を 添加し、溶液を1時間攪拌して、蒸留した。残さを酢酸エチルに再度溶解し、水 で洗い、塩酸(2M)と重炭酸ナトリウム溶液で洗って(硫酸マグネシウムで) 乾燥させ、シリカゲル上において乾燥カラムクロマトグラフィーにて精製し、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物110,0.18g)をガムとして得、 そのNMR値が(CDCl3)δ1.5(s,6H)、2.1(s、3H)、4 .6(s,2H)、5.4(s、2H)、6.65(m,1H)、6.95(m ,1H)、7.2−7.4(m,5H)、8.05(s,1H)、8.1(m, 1H)を示す化合物を得た。 同様の過程を経て、N−(2−クロロ−5−メチルフェニル)−2−(2,3 −ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3− オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物122)を融点8 7−90℃ の橙色の固形物として調製した。実施例13 塩酸ヒドロキシルアミン(0.31g)に続き、酢酸ナトリウム(0.37g )を、N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−フォルミル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド(1.5g)の攪拌液中にエタノール中で室温にて添 加した。10分後に沈殿した固形物をろ過し、エタノールと水で洗って乾燥させ 、N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物115,0.53g)なる融点2 07.5−209.5℃の化合物を得た。 同様の過程を経るが、適正な以下のO−アルキルヒドロキシルアミン誘導体を 使用することにより、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシイミノメチレン−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパ ンアミド(化合物116)なる融点184.5−186.5℃のクリーム色の固 形物と; N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ イミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物117)を融点179−181.5 ℃の暗黄色固形物と; N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ イミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物128)を白色の融点189.5− 190.5℃の固形物とを得た。実施例14 無水酢酸(3ml)をN−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジ ヒドロ−6−ヒドロキシイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(0.4g)の攪拌 液にピリジン(3ml)中で−5℃にて添加した。1.5時間後にこの混合液を 氷/水に注入して(酢酸エチルで)抽出した。抽出物 を塩酸(2M)と塩水で洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて蒸留した。残 さをシリカゲル上で乾燥カラムクロマトグラフィーにて精製し、ヘキサン/酢酸 エチルで溶離してN−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシイ ミノメチレン−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3− オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物118,0.32 g)をオフホワイト色の融点125−127℃の化合物として得た。実施例15 ヒドラジン水和物(0.06ml)をN−(3,5−ジクロロフェニル)−2 −(2,3−ジヒドロ−6−フォルミル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(0.5g)の攪拌 液中にエタノール中で室温で添加した。0.5時間後に溶媒を蒸留し、残さを酢 酸エチルに再度溶解して水と塩水で洗い、ヘキサン/酢酸エチルで溶離して、N −(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アミノイミノメチレン−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド(化合物119,0.19g)な る暗黄色の融点153−155℃の固形物を得た。 同様の過程を経て、N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒ ドロ−6−メチルアミノイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物121)を 融点146−149℃のベージュ色の固形物を得た。実施例16 無水トリフルオロ酢酸(3ml)を、N−(3,5−ジクロロフェニル)−2 −(6−ヒドロキシイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3 −オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(0.4g)の攪拌液に ピリジン(4ml)中で0.5℃で添加した。0.5時間後、氷および酢酸エチ ルを添加して、混合物を1時間攪拌した。有機層を(水で)洗い、(硫酸マグネ シウムで)乾燥させて蒸留した。残さを、シリカゲル上において乾燥カラムクロ マトグラフィーにて精製し、ヘキサン/酢酸エチルで溶離してN−(3,5−ジ クロロフェニル)−2−(6−シアノ−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フ ェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド( 化合物120,0.16g) なる融点132.5−135℃の白色の固形物を得た。実施例17 臭化メチルマグネシウム(3Mのエーテル溶液を1.7ml)を、一滴ずつN −(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−フォルミル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド(1.0g)の攪拌液に乾燥テトラヒドロフラン中で不活性雰 囲気下で−5℃にて滴下した。同一温度で1時間後に塩化アンモニウム溶液(飽 和)と酢酸エチルを添加した。有機層を(塩水)で洗い、(硫酸マグネシウムで )乾燥させて蒸留した。残さを乾燥カラムクロマトグラフィーのシリカゲル上で 精製して、ジクロロメタン/酢酸エチルで溶離してN−(3,5−ジクロロフェ ニル)−2−[2,3−ジヒドロ−6−(1−ヒドロキシメチル)−4−オキソ −5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル]−2−メチルプロパン アミド(化合物123,0.27g)を融点85−88℃のクリーム色の固形物 として得た。実施例18 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒ ドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(1.0g)のジクロロメタン 溶液を、ピリジニウム・クロロクロメート(0.8g)と、粉末状4Aモレキュ ラ−シーブ(1.6g)との攪拌混合液に添加した。2時間後に混合液を乾燥カ ラムクロマトグラフィー上のシリカゲル上から直接精製し、ジクロロメタンで溶 離して、N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6− フォルミル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド(化合物129,0.83g)なる暗緑色の融点 76−77.5℃の固形物として得た。参照例1 水酸化ナトリウム(16.43g)水溶液を、エチル−2−(2,3−ジヒド ロ−6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサ ジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(68g)の攪拌液に、エタノー ルと1,4−ジオキサンの混合下で添加した。この溶液を60℃で6時間加熱し 、冷却して減圧下で溶媒を除去し、橙色の油を得、水に再度溶解させた。水様の 溶液をジクロロメタンで洗い、pH 1まで酸化して、ジクロロメタンで抽出し、抽出物を(硫酸マグネシウムで)乾 燥させて、減圧下にて蒸留した。残さをカラムクロマトグラフィーにてシリカゲ ル上で精製し、ジクロロメタン/酢酸エチルで溶離して2−(2,3−ジヒドロ −6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチルプロパン酸(24.2g)を融点136−137℃ の黄色の固形物として得た。 同様の経過を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; 2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸なる白色の融点200. 5−201.5℃の固形物と; 2−(6−シクロプロピル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4 H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸なる融点188. 5−189.5℃とを得た。参照例2 2,2−ジメチル−6−メチルチオメチル−6−フェニル−4H−1,3−ジ オキシン−4−オン(51.64g)と、エチル2−(N−メチレンアミノ)− 2−メチルプロパノエート (30.98g)とをキシレン中で2時間、油浴中で加熱し、油浴の温度を18 0℃に維持した。反応中において、生成したアセトンを蒸留によって除去し、等 容量のキシレンを添加して濃度を一定に維持した。この溶液を冷却して減圧蒸留 し、2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチオメチル−4−オキソ−5−フェニ ル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエートを橙色 の油(68g)として得、そのNMR値は(CDCl3)δ1.23(t,3H )、1.23(t、3H)、1.56(s,6H)、2.09(s、3H)、3 .21(s,2H)、4.16(q,2H)、5.35(s,2H)、7.25 −7.4(m,5H)であった。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; ベンジル−2−(6−アセトキシメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5− フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート を融点105−101℃の白色の固体として得; エチル2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4 H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエートを橙色の油と して得、そのNMR値が (CDCl3)1.22(t,3H)、1.58(s、6H)、1.90(s, 3H)、4.12(q、2H)、5.28(s,2H)、7.2−7.48(m ,5H)を示す化合物と; t−ブチル2−(6−アセトキシメチル2,3−ジヒドロ−4−4−オキソ− 5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエ ートを融点125−125.7℃の黄色固形物として得た。参照例3 チオメトキシドナトリウム(39.75g)を少量ずつ、6−ブロモメチル− 2,2−ジメチル−5−フェニル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン(16 8.8g)のN,N−ジメチルフォルムアミド溶液を攪拌しておいて10℃で添 加した。大気温度にて18時間攪拌したのち、その溶液を水へ注入して酢酸エチ ルで抽出した。有機層を水と塩水とで交互に洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥 させた。有機層を減圧蒸留し、残さをクロマトグラフィーにてシリカゲル上で精 製し、ヘキサン/ジクロロメタンで溶離して、2,2−ジメチル−6−メチルチ オメチル−5−フェニル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン(103.3g )を黄色固形物として得、そのNMR値が (CDCl3)1.80(s,6H)、2.12(s、3H)、3.20(s, 2H)、7.26−7.41(m,5H)を示す化合物を得た。参照例4 2−アミノ−2−メチルプロパン酸(165g)のエタノール攪拌懸濁液を0 ℃で塩化水素ガスで飽和させた。混合液を還流下で4時間加熱し、溶媒を減圧蒸 留し、エチル2−アミノ−2−メチルプロパノエート・塩酸塩を白色固形物とし て得た。炭酸ナトリウム(100g)を水中固形物の懸濁液にゆっくりと添加し 、続いて40%の水様ホルムアルデヒド溶液(150g)を添加して、懸濁液を 3時間攪拌した。混合液をエーテルで抽出し、有機層を水で洗い、(硫酸マグネ シウムで)乾燥させて、溶媒を減圧蒸留して除去し、エチル2−(N−メチレン アミノ)−2−メチルプロパノエート(137.8g)と、その3量体である1 ,3,5−トリ(1−エトキシカルボニル−1−メチルエチル)ヘキサヒドロト リアジンを無色の油として得、そのIR値は(液体フィルム)、2980(s) 、1725(vs)、1250(s)、1140(vs)であった。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; t−ブチル2−(N−メチレンアミノ)−2−メチルプロパノエートを黄色の 液体として得、そのIR値は(液体フィルム)、2978(m)、1725(s )、1370(m)、1250(m)1135(vs)cm-1であった。参照例5 三臭化アルミニウム(3.85g)のニトロエタン溶液を、ベンジル2−(6 −ジフルオロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロノエート(1.93g)と、ア ニソール(3.1g)のジクロロメタン溶液との攪拌液に0℃で不活性雰囲気中 で添加した。反応混合液を0℃で10分攪拌し、大気温中で2時間ジクロロメタ ンで希釈した。ジクロロメタン溶液を2Mの塩酸と水とで交互に洗った。有機層 を1Mの重炭酸ナトリウムで抽出し、水様抽出物をジエチルエーテルで洗って、 2Mの塩酸によってpH1まで酸化した。酸性溶液を酢酸エチルで抽出し、抽出 物を(硫酸マグネシウムで)乾燥させ、減圧蒸留して2−(6−ジフルオロメチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパン酸(0.70g)なる融点149− 151℃の桃色の固形物として得た。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; 2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4 H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸を得、そのNMR 値(CDCl3)は1.55(s、6H)、3.8(s,2H)、5.3(s, 2H)、7.3(m,5H)となった。参照例6 ジエチルアミノスルファ・トリフルオライド(1.3ml)を、ベンジル2− (6−フォルミル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1, 3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.0g)のジクロ ロメタン攪拌溶液に0℃で添加した。この溶液を0℃で0.5時間攪拌し、大気 温中で3時間攪拌した。この溶液を飽和水様塩化アンモニウム溶液に注入して、 有機層を(硫酸マグネシウムで)乾燥させ、減圧蒸留してベンジル2−(6−ジ フルオロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3 −オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.1g)を黄色のガ ムとして得、そのNMR値(CDCl3)は 1.55(s,6H)、4.95(s,2H)、5.2(s,2H)、5.95 (t,1H)、7.15−7.4(m,10H)となった。参照例7 ベンジル2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5− フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート (1.0g)のジクロロメタン溶液を、5分間にわたってピリジニウム・クロロ クロメート(0.9g)のジクロロメタン溶液の攪拌懸濁液に大気温にて添加し た。1時間攪拌した後、反応混合液をジクロロメタンで希釈し、水で洗った。有 機層を(硫酸マグネシウムで)乾燥させ、溶媒を減圧蒸留して除去し、ベンジル 2−(6−フォルミル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H− 1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(0.85g)を 橙色のガムとして得、そのNMR値(CDCl3)は1.5(s,6H)、5. 1(s,2H)、5.3(s,2H)、7.2(bs,5H)、7.3−7.4 (m,5H)、9.25(s,1H)となった。参照例8 炭酸カリウム水溶液(0.96g)を少量ずつベンジル2−(6−アセトキシ メチル−2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル− 4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.70 g)のメタノール攪拌溶液へ0℃で添加した。この混合液を大気温にて1時間攪 拌し、溶媒を減圧蒸留した。残さを2Mの塩酸で酸化して、ジエチルエーテルで 抽出し、抽出物を(硫酸マグネシウムで)乾燥させて、溶媒を減圧蒸留して、ベ ンジル2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5−フェ ニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2 .51g)を黄色のガムとして得、そのNMR値(CDCl3)は1.6(s, 6H)、4.15(s,2H)、5.1(s,2H)、5.3(s,2H)、7 .26−7.42(m,10H)となった。 同様の経過を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; t−ブチル2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5 −フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエー トを融点は115−116.5℃ のクリーム色の固形物として得た。参照例9 37%の水様ホルムアルデヒド溶液(17.3g)を10分以上ベンジル2− アミノ−2−メチルプロパノエート(28.0g)のジエチルエーテル攪拌液に 大気温にて添加した。この2層からなる混合液を2.5時間攪拌し、塩水で洗っ た。エタノール様溶液を(硫酸マグネシウムで)乾燥させ、溶媒を減圧蒸留して 、ベンジル2−(N−メチルアミノ)−2−メチルプロパノエート(29.4g )と等容量の3量体1,3,5−トリ(1−ベンジルオキシカルボニル−1−メ チルエチル)ヘキサヒドロトリアジンを無色の油として得、そのIR値は(液体 フィルム)2980(m)、1725(vs)、1250(m)、1135(v s)であった。参照例10 2−(2,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1 ,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸(27.5g)とトリフ ェニルフォスフィン(34.5g)との、テトラクロロメタン(173ml)お よびジクロロメタン中における混合物を、還流下で45分加熱した。反応混 合液を氷浴中で冷却し、3−クロロアニリン(12.8g)およびトリエチルア ミン(14.0ml)を攪拌しながら一滴ずつ添加した。この混合物を大気温中 で2時間攪拌し、減圧蒸留した。残さを酢酸エチルに懸濁し、不溶物をろ過して 除いた。ろ過物を減圧蒸留し、残さをシリカゲルのクロマトグラフィーにて精製 し、酢酸エチル/ヘキサンで溶離して、N−(3−クロロフェニル)−2−(2 ,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキ サジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド(18.8g)を白色の融点1 46.5−149.9℃の固形物として得た。 同様の経過を経て、N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−メチル− 2−(6−メチル−5−フェニル−2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)プロパンアミ ドを調製し、その融点は113.5−114.5℃であった。参照例11 実施例3に示す過程によって、以下の化合物を調製した。すなわち; N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3− ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物24)を白色の融点140. 8−141.6℃の固形物として得た。参照例12 フォスフォラス・トリブロマイドのエーテル溶液(5.1ml)を0.5時間 かけて、ベンジル2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ −5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノ エート(61.1g)をエーテルとテトラヒドロフランとの混合液中にて−78 ℃で添加した。混合液を−10℃で4時間攪拌し、室温で1時間攪拌して(水で )洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて蒸留した。残さの乾燥カラムクロマ トグラフィー上シリカゲルによる精製を行って、ベンジル2−(6−ブロモメチ ル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド(46.1g)を得、そのNMR値( CDCl3)は1.5(s,6H)、3.8(s,2H)、5.05(s,2H )、5.3(s,2H)、7.2(s,5H)となった。参照例13 酢酸パラジウム(二価)(25mg)、t−ブチル−ジメチルシラン(1.2 5ml)と、トリエチルアミン(0.05ml)の、ジクロロメタン混合液を、 不活性雰囲気下にて0.25時間室温で攪拌した。ベンジル2−(6−アセトキ シメチル−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オ キサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(1.0g)の溶液を、18 時間持続して攪拌した。混合液をろ過(hyflo)し、蒸留してt−ブチルジ メチルシリル2−(6−アセトキシメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5 −フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエー ト(0.92g)を黄色の油として得、そのNMR値は(CDCl3)δ、0. 25(s,9H)、1.5(s,6H)、2.0(s,3H)、4.5(s,2 H)、5.2(s,2H)、7.0−7.3(m,5H)となった。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; t−ブチルジメチルシリル2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパノエートを黄色の油 として得、そのNMR値は(CDCl3)δ、0.15(s,6H)、0.79 (s,9H)、1.43(s,6H)、3.22(s,3H)、3.83(s, 2H)、5.22(s,2H)、7.1−7.3(m,5H)と; t−ブチルジメチルシリル2−(6−エトキシメチル−2,3−ジヒドロ−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパノエートを暗黄色の油として得、安定度が不良であるために、次の段階で 直接使用した。実施例14 t−ブチル2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5− フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート (2.6g)と、トリフルオロ酢酸(2.05g)とのジクロロメタン中混合物 を、35℃で20時間攪拌した。さらにトリフルオロ酢酸(0.82g)を添加 してこの溶液を還流下で24時間加熱した。冷却液を(ジクロロメタンで)希釈 し、(炭酸ナトリウム溶液で)抽出した。水様抽出物を(2Mの塩酸溶液で)酸 化して、(酢酸エチルで)抽出し、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて蒸留した 。残さを 酢酸エチルに溶解させ、(3回)蒸留し、ヘキサンに再度溶解させて蒸留し、2 −(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H −1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸(1.74g)を白 色固形物として得、その融点は135−138℃であった。 同様の過程を経て、以下の化合物を得た。すなわち; 2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4 H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸をクリーム色の固 形物として得、その融点が176−177.5℃(dec)である化合物と; 2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H −1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸をクリーム色の固形 物として得、その融点は157.5−158.5℃(dec)である化合物を調 製した。参照例15 t−ブチル2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5 −フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエー ト(4.0g)、ヨウ化メチル(32.7g)および酸化銀(1価)(4.27 g,用時 調製)の混合物を攪拌し、乾燥アセトニトリル下において還流下で16時間加熱 した。ヨウ化メチル(7.1g)と酸化銀(1価)(1.19g)をさらに添加 し、5時間加熱を続行した。混合物を冷却し、ろ過して蒸留した。残さを乾燥カ ラムクロマトグラフィー上のシリカゲルにて精製し、t−ブチル2−(2,3− ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オ キサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.95g)を白色固形物 として得、その融点は106−106.8℃であった。 同様の過程を経て、以下の化合物を調製した。すなわち; ベンジル2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェ ニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエートを黄 色の油として得、そのNMR値は(CDCl3)δ1.53(s,6H)、3. 22(s,3H)、3.85(s,2H)、5.05(s,2H)、5.23( s,2H)、7.15−7.25(m,10H); ベンジル2−(6−エトキシメチル−2,3−ジヒドロ−フオキソ−5−フェ ニル−4H−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエートを融点65− 67℃の黄色の固体として 得た。参照例16 ジエチルアミノスルフル・トリフルオライド(1.27ml)を、t−ブチル 2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル− 4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(3.5g )をジクロロメタンの攪拌溶液へ−78℃で添加した。0.5時間後、溶液を室 温まで加温し、16時間攪拌した。混合液を飽和塩化アンモニウムに注入し、有 機層を(塩水で)洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて、蒸留した。残さを 乾燥カラムクロマトグラフィーのシリカゲル上で精製し、ジクロロメタン/ヘキ サン(1:1)で溶離してt−ブチル2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒ ドロ−−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパノエート(1.31g)を融点80.5−82.5℃の白色固 形物として得た。参照例17 トリフェニルフォスフィン(1.82g)のテトラヒドロフラン溶液を、一滴 ずつ、N−クロロスクシンイミド(1.08 g)のテトラヒドロフラン溶液の攪拌中へ添加した。10分後、t−ブチル2− (2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H −1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.0g)溶 液をテトラヒドロフラン溶液に添加した。混合液を一晩攪拌して、エーテルと水 で分留し、有機層を(塩水で)洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて、蒸留 した。残さを乾燥カラムクロマトグラフィー上のシリカゲルにて精製し、ジクロ ロメタン/ヘキサン(2:1)で溶離して、t−ブチル2−(6−クロロメチル −2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパノエート(1.49g)なる融点128−129 ℃の白色固形物として得た。参照例18 炭酸カリウム(0.57g)の水溶液を、t−ブチルジメチルシリル2−(6 −エトキシメチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1, 3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(2.1g)の攪拌液 に、テトラヒドロフランとメタノールの混合液(1:1)中で室温にて添加した 。1時間後、塩酸(2M)を中和するまで添加し、 エタノールを蒸留した。残さを酢酸エチルと塩酸(2M)の間に分布させ、有機 層を(塩水で)洗い、(硫酸マグネシウムで)乾燥させて、2−(6−エトキシ メチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサ ジン−3−イル)−2−メチルプロパン酸(1.35g)なる融点160−16 1℃の白色固形物を得た。参照例19 メチル3−シクロプロピル−3−オキソ−2−フェニルプロパノエート(6. 54g)とエチル2−(N−メチレンアミノ)−2−メチルプロパノエートとの 混合物を、5Aモレキュラーシーブ(33g)の存在下でキシレン還流下におい て7時間加熱した。混合物を蒸留し、クロマトグラフィー上にてシリカゲルより 精製し、ヘキサン/酢酸エチル(7:3)にて溶離して、エチル2−(6−シク ロプロピル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オ キサジン−3−イル)−2−メチルプロパノエート(7.56g)を油として得 、そのNMR値(CDCl3)は、δ0.7−0.78(m,2H)、0.95 −1.01(m,2H)、1.22(t,3H)、1.54(s,6H)、1. 52−1.61(m,1H)、 4.14(q,2H)、5.17(s,2H)、7.21−7.42(m,5H )となった。参照例20 ジョ−ンズ液(65ml)、三酸化クロムよりの調製物(9.4g)、硫酸( 8.4ml)および水を一滴ずつメチル3−シクロプロピル−3−ヒドロキシ− 2−フェニルプロパノエート(13.66g)に滴下して、アセトン中で0℃に て攪拌した。0℃で1時間攪拌した後、室温で2時間おき、混合物を(メタノー ルで)クエンチし、蒸留した。残さへ水を添加して、(エーテルで)抽出し、( 硫酸マグネシウムで)乾燥させて、蒸留した。残さをシリカゲルクロマトグラフ ィーにて精製し、このときヘキサン/酢酸エチル(3:1)で溶離して3−シク ロプロピル−3−オキソ−2−フェニルプロパノエート(11.5g)を油とし て得、そのNMR値(CDCl3)δは0.8−0.96(m,2H)、1.0 2−1.17(m,2H)、1.88−1.99(m,1H)、3.76(s, 3H)、4.87(s,1H)、7.27−7.43(m,5H)となった。参照例21 n−ブチルリチウム(1.69M溶液を46ml)をジイソプロピルアミン7 .8gのテトラヒドロフラン溶液中にて−78℃で添加した。1時間後、シクロ プロピルカルボキシルアルデヒド(4.91g)のテトラヒドロフラン溶液を− 78℃で添加し、混合液を0.5時間攪拌した。塩化アンモニウム溶液を添加し 、(エーテルで)抽出し、(硫酸マグネシウムで)乾燥させ、蒸留した。残さを シリカゲルクロマトグラフィーでヘキサン/酢酸エチル(2:1)で溶離し、メ チル3−シクロプロピル−3−ヒドロキシル−2−フェニルプロパノエート(1 0.3g)を油として得、そのNMR値(CDCl3)δは、0.18−0.0 7および0.15−0.58(m,4H)、0.7−0.91(m,1H)、2 .38,2.7(bs,1H)、3.44−3.65(m,1H)、3.7(s ,3H)、3.74,3.78(d,1H)、7.25,7.44(m,5H) となった。 本発明のさらなる特徴によれば、除草剤への適用にふさわしい、(I)式の1 ,3−オキサジン−4−オン誘導体の1つ以上または農業上許容しうるその塩を 、農業的に受容可能な希釈 剤または担体(キャリヤ)および/または界面活性剤(すなわち、業界において 除草組成物に使用するものとして一般に受け入れられ、(I)式の化合物と適合 性であるような希釈剤または担体および/または界面活性剤)の一つまたはそれ 以上とから構成される組成物、好ましくは均一に分散させた組成物が提供される 。“均一に分散する”という用語は、(I)式の化合物がそれ以外の成分に溶解 している組成物を意味するのに示す。“除草組成物”という用語は、広い意味を 含んでおり、除草剤として即使用できる組成物のみならず、使用前に希釈すべき 濃縮物も含まれる。好ましくは、重量にして(I)式の1つまたはそれ以上の化 合物を0.05−90%の割合で含むものとする。 除草性組成物は、希釈剤または担体、および界面活性(例えば、湿潤、分散ま たは乳化)剤の両方を含有することができる。本発明の除草性組成物に存在でき る界面活性剤は、例えば、スルホリシノレエート、四級アンモニウム誘導体、ア ルキルおよびポリアリールフェノール類、例えばノニルまたはオクチルフェノー ル類とのエチレンオキシドの縮合物に基づく生成物、またはエチレンオキシドで の縮合によって遊離ヒドロキシ基のエ ステル化によって可溶性にされた無水ソルビトールのカルボン酸エステル、スル ホノコハク酸ジノニル−およびジオクチルナトリウムのような硫酸エステルおよ びスルホン酸のアルカリおよびアルカリ土類金属塩、およびリグノスルホン酸ナ トリウムおよびカルシウム、およびアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよ びカルシウムのような高分子量スルホン酸誘導体のアルカリおよびアルカリ土類 金属塩等のイオンまたは非イオン型のものであってよい。 適切には、本発明による除草性組成物は、10重量%まで、例えば0.05重 量%〜10重量%の界面活性剤を含有してよいが、所望により、本発明による除 草性組成物は、高い比率、例えば液体乳化可能な懸濁濃厚物の15重量%まで、 および液体水溶性濃厚物の25重量%までの界面活性剤を含有してもよい。 適切な固形希釈剤または担体の例は、珪酸アルミニウム、微細二酸化珪素、タ ルク、白墨、焼成マグネシウム、多孔質珪藻土、リン酸トリカルシウム、粉末コ ルク、吸着剤カーボンブラック、およびカオリンおよびベントナイトのようなク レイである。固形組成物(塵、顆粒または湿潤性粉末の形態をとってよ い)は、固形希釈剤と共に式(I)の化合物を破砕するか、または揮発性溶媒中 の式(I)の化合物の溶液で固形希釈剤または担体を充填し、溶媒を蒸発させ、 そして所望により粉末を得るために生成物を破砕することによって製造される。 粒子配合物は、(所望により揮発性であってもよい適切な溶媒に溶解させた)式 (I)の化合物を、粒子形態の固形希釈剤または担体に吸収させ、所望により溶 媒を蒸発させることによるか、または上述のとおり得られた粉末形態の組成物を 顆粒化することによって製造できる。固形除草性組成物、特に湿潤可能な粉末お よび顆粒は、固形の場合には希釈剤または担体としての役割をもはたせる湿潤ま たは分散剤(例えば、上述の型の)を含有してもよい。 本発明による液体組成物は、界面活性剤を取り込むことのできる水、有機また は水−有機溶液、懸濁液およびエマルジョンの形態をとってもよい。液体組成物 に取込まれる適切な液体希釈剤としては、水、グリコール、グリコールエーテル 、テトラヒドロフランアルコール、アセトフェノン、シクロヘキサノン、イソホ ロン、N−アルキルピロリドン、トルエン、キシレン、鉱物性、動物性および植 物性の油、エステル化植物性油および 石油の軽芳香族系およびナフテン系分画(およびそれらの希釈剤の混合物)が挙 げられる。液体組成物に存在しうる界面活性剤は、イオンまたは非イオン性(例 えば、上述の型の)であってよく、そして液体である場合には希釈剤または担体 としても作用してもよい。 粉末、分散しうる顆粒および濃厚物の形態の液体組成物は、水または他の適切 な希釈剤、特に希釈剤または担体が油状物である液体濃縮物の場合には、例えば 鉱物油または植物性油で希釈されて、即使用できる組成物を得てもよい。 所望により、式(I)の化合物の液体組成物は、活性物質に適応した乳化剤に 溶解、または乳化剤を含有する溶媒中に溶解された活性物質を含有する自己乳化 性濃厚物の形態で使用でき、水にこのような濃厚物を単独に添加して、使用の用 意ができた組成物を生成する。 希釈剤または担体が油である液体濃厚物は、静電吹付技術を用いたさらなる希 釈なしに使用できる。 本発明による除草性組成物は、所望により接着剤、保護コロイド、増粘剤、浸 透剤、展着剤、安定剤、金属イオン封鎖剤、凝結防止剤、着色剤および腐食阻害 剤のような常套のアジュバ ントも含有してよい。これらのアジュバントは、担体または希釈剤として作用で きる。 特に断りのない限り、以下の含有率は、重量による。本発明による好ましい除 草性組成物は、 10〜70%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、2〜10%の界面活 性剤、0.1〜5%の増粘剤および15〜87.9%の水を包含する水性懸濁濃 厚物、 10〜90%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、2〜10%の界面活 性剤および8〜88%の固形希釈剤または担体を包含する湿潤可能な粉末、 10〜90%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、2〜40%の炭酸ナ トリウムおよび0〜88%の固形希釈剤を包含する水溶解性または水分散可能な 粉末、 5〜50%、例えば10〜30%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、 0〜25%の界面活性剤および10〜90%、例えば45〜85%の水混和性溶 媒、例えばトリエチレングリコールまたは水混和性溶媒と水との混合物を包含す る液体の水溶性濃厚物、 10〜70%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、5 〜15%の界面活性剤、0.1〜5%の増粘剤および10〜84.9%の有機溶 媒、例えば鉱油を包含する液体エマルジョン化可能な分散濃縮物、 1〜90%、例えば25〜75%の1つまたはそれ以上の式(I)の化合物、 1〜15%、例えば2〜10%の界面活性剤および5〜95%、例えば20〜6 0%の水を加えてペーストを形成しその後乾燥させて顆粒化された固形希釈剤、 例えばクレイを包含する水分散可能な顆粒、および 0.05〜90%、そして好ましくは1〜60%の1つまたはそれ以上の式( I)化合物、0.01〜10%、そして好ましくは1〜10%の界面活性剤およ び9.99〜99.94%、好ましくは39〜98.99%の有機溶媒を包含す るエマルジョン化可能な濃厚物、 である。 本発明による除草性組成物は、1つまたはそれ以上の他の殺虫剤的に活性な化 合物と一緒に、そして好ましくはそれに均質に分散して式(I)の化合物を包含 してもよく、所望により、1つまたはそれ以上が殺虫剤上許容しうる希釈剤また は担体、界面活性剤および上述のとおりの常套のアジュバントに適合す る。 本発明の除草性組成物に含まれるか、または一緒に使用される他の殺虫剤上の 活性化合物の例としては、例えば、アラクロル[2−クロロ−2,6′−ジエチ ル−N−(メトキシ−メチル)−アセトアニリド]、アトラジン[2−クロロ− 4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,5−トリアジン]、ブロ モキシニル[3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾニトリル]、クロロトル ロン[N′−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−N,N−ジメチルウレア] 、シアナジン[2−クロロ−4−(1−シアノ−1−メチルエチルアミノ)−6 −エチルアミノ−1,3,5−トリアジン]、2,4−D[2,4−ジクロロフ ェノキシ−酢酸]、ジカンバ[3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸]、ジ フェゾクアト[1,2−ジメチル−3,5−ジフェニル−ピラゾリウム塩]、フ ラムプロポメチル[メチル N−2−(N−ベンゾイル−3−クロロ−4−フル オロアニリン)−プロピオネート]、フルオメトウロン[N′−(3−トリフル オロ−メチルフェニル)−N,N′−ジメチルウレア]、イソプロトウロン[N ′−(4−イソプロピルフェニル)−N,N−ジメチルウレア]、ジクロホプ{ (RS) −2−[4−2,4−ジクロロフェノキシ]フェノキシ]プロピオン酸}、フェ ノキサプロプおよびフェノキサプロプ−P{2−[4−(6−クロロ−1,3− ベンゾキサゾール−2−イルオキシ)フェノキシ]プロピオン酸}、ジフルフェ ニカン{N−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−[3−(トリフルオロメチ ル)フェノキシ]−3−ピリジンカルボキサミド}、トラルコキシジム{2−[ 1−(エトキシイミノ)プロピル]−3−ヒドロキシ−5−メシルシクロヘキシ −2−エノン}、クロジナフォプ{2−[4−(5−クロロ−3−フルオロ−2 −ピリジルオキシ)フェノキシ]プロピオン酸}、スルコトリオン[2−(2− クロロ−4−メチルスルホニルベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン] 、フルロタモン{5−メチルアミノ−2−フェニル−4−[3−(トリフルオロ メチル)フェニル]−3(2H)−フラノン}、アクロニフェン(2−クロロ− 6−ニトロ−3−フェノキシアニリン)、およびスルホニルウレア類(例えば、 ニコスルフロン)のような抑制される雑草種の範囲を増加させる除草剤、 および例えば、メチルN−(1−ブチル−カルバモイル−ベンズイミダゾール −2−イル)カルバメートのようなラルバメ ート類、1−(4−クロロ−フェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1,2, 4−トリアゾル−1−イル)−ブタン−2−オンのようなトリアゾール類等の殺 カビ剤。 例えば、アルカリ金属およびアミン塩およびエステル等の上述のもの、および 酸であるもの、所望により常套の誘導体の形態に利用されうるもののような本発 明の除草性組成物に含まれるかまたは一緒に使用されうる農薬上の活性成分およ び他の生物学的に活性な材料が挙げられる。 本発明の別の特性によって、式(I)の少なくとも1つの1,3−オキサジン −4−オン誘導体または、好ましくは、前述の除草性組成物、そして好ましくは 前述の誘導体または式(I)の誘導体のための容器内で少なくとも1つの1,3 −オキサジン−4−オン誘導体を含む使用前に希釈されなければならない除草剤 濃厚物、または上記除草性組成物を含む製品が提供される。そして取扱説明書は 、そこに含有される前述の誘導体または式(I)の誘導体あるいは除草性組成物 が、雑草の成長を抑制するのに使用されるものである方法を設定する前述の容器 と物理的に結び付られる。容器は、正常には、例えばそれは最初にラッカーがけ されていてよい金属の缶およびドラム、および プラスチック製材料、ボトルまたはガラス製およびプラスチック製材料および、 容器の内容物が販売されるとき、例えば顆粒、除草性組成物、例えば厚紙のよう な箱、プラスチック材料および金属または袋のように、正常な周囲温度および特 に濃厚物の形態の除草性組成物で販売される化学物質の保存のために通常に使用 される型のものである。容器は、正常にはそこでの雑草の成長を抑制するために 少なくとも1エーカーの土地を処理するのに十分な1,3−オキサジン−4−オ ン誘導体または除草性組成物の量を含有するのに十分な許容量のものであるが、 通常の取扱い方法に適当なサイズを超過しない。その取扱説明書は、例えばそれ に直接印刷されることによるか、またはそれに付着されたラベルまたはタグ上で その容器に物理的に結び付られる。管理は、通常には、必要な場合に希釈した後 、容器の内容物が、前述の方法および目的で1ヘクタール当たり0.5gと50 00gの間の活性材料の使用量で雑草を抑制するのに使用されるものであること を示す。 以下に示す実施例は、本発明による除草性組成物を例示する。以下の商標:E thylan、Soprophor、Sopropo、Rhodorsil、A ntagel、Synperonic、 Solvesso、Arkopon、Tixosilが、本明細書に示される。実施例C1 ; 懸濁濃厚液は、 オキサジノン誘導体(化合物1) 20% Ethylan BCP(界面活性剤) 0.5% Soprophor FL 0.5% Sopropon T36(分散剤) 0.2% Rhodorsil 426R(消泡剤) 0.01% プロピレン グリコール(凍結防止剤) 5.0% Antagel 50(硬化防止剤) 2.0% 水で100%にして形成される。 注:NMPはN−メチルピロリジンを意味する 同様の懸濁濃厚液は、化合物1を式(I)の他のオキサジノン誘導体に置換し て製造できる。実施例C2 エマルジョン濃厚液は、以下に示される オキサジノン誘導体(化合物1) 10% Synperonic NPE1800(界面活性剤) 4.9% Arylan CA(界面活性剤) 5.0% シクロヘキサノン(溶媒) 9.8% NMP(溶媒) 9.8% Solvesso 150(配合剤) 5.0% 水で100%にして形成される。 同様のエマルジョン濃厚液は、化合物1を式(I)の他のオキサジノン誘導体 に置換して製造できる。実施例C3 湿潤可能な粉末は、以下に示される オキサジノン誘導体(化合物1) 20.0% Arylan SXフレーク(界面活性剤) 3.0% Arkopon T(界面活性剤) 5.8% ポリカルボン酸ナトリウム(分散剤) 1.0% Tixosil 38(流動助剤) 3.0% チャイナクレー 68.0%にして形成される。実施例C4 湿潤可能な粉末は、以下に示される オキサジノン誘導体(化合物1) 20% クレイ 70% リグノ硫酸カルシウム 7% アルキルナフタレンスルホン酸−ホルマリンの縮合生成物 3% から形成される。 上述の混合物を混合し、そしてジェット破砕機で破砕して100部の湿潤可能 な粉末配合物を得た。 同様の湿潤可能な粉末は、化合物1を式(I)の他のオキサジノン誘導体に置 換することによって調製できる。 本発明の特性によって、除草剤的に有効な量の少なくとも1つの式(I)の1 ,3−オキサジン−4−オン誘導体またはそれの農学的に許容しうる塩をその軌 跡に使用することを包含する軌跡での雑草(例えば、望まれない植物)の成長を 抑制する方法が提供される。この目的で、1,3−オキサジン−4−オン誘導体 は、通常には除草性組成物(すなわち、適合する希釈剤または担体および/また は除草性組成物に使用するのに適した界面活性剤と一緒に)の形態で、例えば以 下記述のとおり使用される。 式(I)の化合物は、前および/または後発生使用によって 双子葉類(すなわち、広葉樹)および単子葉類(例えば、牧草)雑草に対する除 草剤活性を示す。 「前発生使用」という用語は、上述の雑草の発生の前に雑草の種または苗木が 土壌の表面の上に存在する土壌に使用することを意味する。「後発生使用」とい う用語は、土壌の表面の上で発生した雑草の大気または露出部分に使用すること を意味する。例えば、式(I)の化合物は、 広葉樹雑草、例えばアブチロン・セオフラスチ(Abutilon Theo phrasti)、アマランタス・レトロフレクシス(Amaranthus retroflexus)、ビデンス・ピロサ(Bidens pilosa) 、ケノポジウム・アルブム(Chenopodium album)、ガリウム ・アパリン(Galium aparine)、イパモエア・プルプレア(Ip omoea purpurea)のようなイパモエア・エスピーピー.(Ipo moea spp.)、セスバニア・エクスラルタタ(Sesbania ex altata)、シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis )、ソラヌム・ニグラム(Solanum nigrum)およびランチウム・ ストルマリウム(Xanthium strumarium)、および 牧場の雑草、例えばアロペクルス・ミオスリオデス(Alopecurus myosuroides)、アベナ・ファツア(Avena fatua)、ジ ギタリア・サングイナリス(Digitaria sanguinalis)、 エッシェノコロア・クルス‐ガリ(Echinocholoa crus−ga lli)、エレウシン・インディカ(Eleusine indica)、セタ リア・ファベリ(Setaria faberii)またはセタリア・ヴィリジ ス(Setaria viridis)のようなセタリア・エスピーピー(Se taria spp)、および スゲ類、例えばセペルス・エスタレンテス(Cyperus esculen tus) の成長を抑制するために使用できる。 使用される式(I)の化合物の量は、雑草の特性、使用される組成物、使用時 間、天候および土壌の条件および(作物生育地域での雑草の成長を抑制するのに 使用される場合)作物の特性で変化する。作物生育地域に使用する場合、使用量 は、作物に現実的な恒久の損傷を生じることなく雑草の成長を抑制する のに十分であるべきである。一般に、これらの因子を勘定に入れると、1エーカ ー当たり1gと1000gの活性材料の間の使用量は、よい結果を示す。しかし 、直面した雑草抑制の特別な問題によって、高いまたは低い使用量が用いられて もよいと理解されるべきである。 式(I)の化合物は、使用された地域である雑草の出没の遺伝子座に指向性ま たは非指向性形態で、例えば指向性または非指向性噴霧によって、発生前−また は後−使用によって、雑草の成長を選択的に抑制するのに、例えば前述の種のも のの成長を抑制するのに、または作物、例えばシリアル、例えば小麦、大麦、燕 麦、トウモロコシおよび米、大豆、野生および矮小型豆、エンドウ、リュセルヌ 、綿花、ピーナッツ、亜麻、玉ねぎ、人参、キャベツ、脂肪油脂セイヨウアブラ ナ、ヒマワリ、てん菜、および作物の植え付けの前後に、作物の発生の前後に元 のまたは植付けた牧草地を育成するのに使用できる。作物、例えば前述の作物の 成長のために使用されるか、または使用されるべき地域である雑草出没の遺伝子 座で雑草を選択的に抑制するために、1ヘクタール当たり活性材料の10gおよ び500gの間、そして好ましくは25gと250gの間の使用量は、特 に適切である。 本発明の化合物は、アロペクルス・ミオスリオデス(Alopecurus myosuroides)、ポア・アヌア(Poa annua)、およびアペ ラ・スピカ−ベンチ(Apera spica−venti)のような小さな種 の牧草雑草種を抑制するのに特に有用である。 式(I)の化合物は、樹立された果樹園および他の木の生育地域、例えば森林 、林および公園、さらにサトウキビ、ギネアアブラヤシおよびゴム農園のような 農園での発生前−または後−使用によって、雑草、特に上で示されたものの成長 を抑制するのにも使用できる。この目的のために、それらは、雑草に、または雑 草が現れると予測される土壌に、指向性または非指向性形態(例えば、指向性ま たは非指向性噴霧)で、木またはプランテーションの植樹の前または後に、1ヘ クタール当たり50gと5000gの間、そして特に50gと2000gの間、 最も好ましくは100gと1000gの間の活性材料の使用量で使用されてもよ い。 式(I)の化合物は、作物育成地域ではないが、それでも雑草の抑制が望まれ る座で、雑草、特に上で示されたものを抑制 するのに使用することもできる。 このような非作物育成地域の例としては、飛行場、工業地帯、軌道、道路脇の 境界、河川の境界、灌漑および他の水路、低木で覆われた土地および休閑地また は未開柘地、特に火災の危険を減らすために雑草の成長を抑制することが望まれ る場所が挙げられる。総除草剤効果が頻繁に望まれるこのような目的で使用され る場合、通常、活性化合物上述のとおり作物生育地域で使用されたものより高い 用量で使用される。厳密な用量は、処理される植物の特性および求められる効果 に左右される。 指向性または非指向性形態(例えば、指向性または非指向性噴霧によって)、 1ヘクタール当たり50gと5000gの間、そして好ましくは50gと200 0gの間、最も好ましくは100gと1000gの間の活性材料の使用率で、発 生前−または後−使用、好ましくは発生前使用が、この目的に特に適切である。 発生前使用によって、雑草の成長を抑制するのに使用される場合、式(I)の 化合物は、雑草が発生するのが予測される土壌に取込まれうる。発生後使用によ って、すなわち、発生雑草の大気または露出部分に使用することによって、式( I)の化 合物が、雑草の成長を抑制することが使用される場合、式(I)の化合物は、正 常には、土壌に接触するようにもなり、そしてその後、土壌中の後に発芽する雑 草に発生前抑制を行うこともできると理解される。 特に、長期雑草抑制が必要な場合には、式(I)の化合物の使用が必要に応じ て繰返される。除草剤化合物の使用方法試験方法A a)一般 その植物を処理するのに適切な量の化合物をアセトン中に溶かして、1ヘクタ ール当たり1000g(g/ha)までの試験化合物の使用量に相当する溶液を 得た。これらの溶液を、1ヘクタール当たり290リットルの噴霧液相当量を供 給する標準研究室用除草剤噴霧器から噴霧した。 b)雑草抑制:発生前 種子を、70平方mm、深さ75mmのプラスチック製ポットで、非殺菌土壌 に植付けた。 1ポット当たりの種の量は、以下のとおりであった。:雑草の種類 種子のおよその数/ポット 1)広葉樹の雑草 アブチロン・セオフラスチ(Abutilon Theophrasti) 10 アマランタス・レトロフレクシス(Amaranthus retroflexus) 20 ガリウム・アパリン(Galium aparine) 10 イパモエア・プルプレア(Ipomoea purpurea) 10 シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis) 15 ランチウム・ストルマリウム(Xanthium strumarium) 2 2)牧場の雑草 アロペクルス・ミオスリオデス(Alopecurus myosuroides) 15 アベナ・ファツア(Avena fatua) 10 エッシェノコロア・クルス‐ガリ(Echinocholoa crus−galli) 15 セタリア・ヴィリジス(Setaria viridis) 20 3)スゲ類 セペルス・エスクレンテス(Cyperus esculentus) 3作物 1)広葉 綿花 3 大豆 3 2)グラス(イネ科植物、牧草) トウモロコシ 2 米 6 小麦 6 本発明の化合物を、(a)で記述されたとおり種を含む土壌表面に噴霧した。 各作物および各雑草の1つのポットを、未噴霧対照およびアセトンのみを噴霧し た対照で各処理にかけた。 処理後、ポットを牧草貯蔵庫に置かれた毛細管マットの上に 載せ、頭上に水を供給させた。作物の損傷の視覚評価が噴霧後20−24日行わ れた。結果は、対照ポットの植物と比較して、作物または雑草に対する成長での 減少または損傷として表現された。 c)雑草抑制:発生後 植付け段階で小穴をあけられ、噴霧の1週間前にポットに移されるアマランタ ス以外は、雑草および作物を、直接ジョン・インズ・ポッティング・コンポーズ に、深さ75mm、70平方mmのポットに植え込んだ。その後、植物を処理す るのに使用される化合物で噴霧する準備ができるまで、それらの植物は、温室で 育成された。1ポット当たりの植物の数は、以下のとおりであった。: 1)広葉雑草 雑草の種類 1ポット当たりの植物の数 成長段階 アブチロン・セオフラスチ(Abutilon Theophrasti) 3 1−2葉 アマランタス・レトロフレクシス(Amaranthus retroflexus) 4 1−2葉 ガリウム・アパリン(Galium aparine) 3 第1輪生 イパモエア・プルプレア(Ipomoea purpurea) 3 1−2葉 シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis) 4 2葉 ランチウム・ストルマリウム(Xanthium strumarium) 1 2−3葉。 2)牧場の雑草 雑草の種類 1ポット当たりの植物の数 成長段階 アロペクルス・ミオスリオデス(Alopecurus myosuroides) 8−12 1−2葉 アベナ・ファツァ(Avena fatua) 12−18 1−2葉 エッシェノコロア・クルス‐ガリ(Echinocholoa crus−galli) 4 2−3葉 セタリア・ヴィリジス(Setaria viridis) 15−25 1−2葉。 3)スゲ類 雑草の種類 1ポット当たりの植物の数 成長段階 セペルス・エスクレンテス(Cyperus esculentus) 3 3葉。作物 1)広葉の作物 作物 1ポット当たりの植物の数 成長段階 綿花 2 1葉 大豆 2 2葉 2)グラス作物(イネ科植物、牧草作物 1ポット当たりの植物の数 成長段階 トウモロコシ 2 2−3葉 米 4 2−3葉 小麦 5 2−3葉 植物を処理するのに使用される化合物を、(a)で記載されたとおりに植物に 噴霧された。各作物および雑草種の単独のポットを、未噴霧対照およびアセトン のみで噴霧した対照と一緒に、各処理にかけた。 処理後、ポットを温室で毛細管マットの上に載せ、頭上に水 を供給させた。作物の損傷の視覚評価が噴霧後20−24日に行われた。結果は 、対照ポットの植物と比較して、作物または雑草に対する成長での減少または損 傷として表現された。 試験方法B(水田の葉の噴霧) 水田土壌および化学肥料の一部を130cm2のプラスチック製ポットに入れ 、適切な量の水を各ポットに加え、さらに一種の水田を作るために十分な混合を 行った。予め温室で育成された二葉の段階の水稲米苗木(cvコシヒカリ)を移 植して、2つの米の苗から構成される各畝に1ポット当たり1畝を作った。 ノビエ(エッシノコロア・オリジコラ(Echinochloa oryzi cola))、カイジ(モノコリア・バジナリス(Monochoria va ginalis))、アゼナ(リンデルニア・プロクンベンズ(Lindern ia procumbens))、およびホタルイ(シルプス・ジュンコイデス (Scirups juncoides))を植付けた。各ポットを深さ3cm まで水で満たした。ノビエ(エッシノコロア・オリジコラ(Echinochl oa oryzicola))の種が温室で1.5葉段階に成長したときに、湿 潤可能な粉末配合物を、適切な量の水で希釈して、活性成分の内容量を1ha当 たり5Kgまたは1Kgとして、ピペットで塗布した配合物例C4で記載された 方法によって製造した。 作物損傷および雑草対照の視覚的評価は、化学的処理後、21日に行った。結 果は、対照ポットの植物と比較して、作物または雑草に対する成長または損傷の 減少率で表現された。 試験方法C(温室での発生後の水田噴霧) 水田土壌を170cm2プラスチック製ポットにを充填し、適切な量の水およ び化学肥料をそれに加えて練り混ぜ、それを水田の状態に換えた。 2葉の段階まで予め温室で育てられた水田植物(多様性:コシヒカリ)を各ポ ット(ポット当たり2つの苗)に移植した。その後、各ポットで、予め決定した 量のおのおののエッシノコロア・オリジコラ(Echinochloa ory zicola)、モノコリア・バジナリス(Monochoria vagin alis)、リンデルニア・プロクンベンズ(Lindernia procu mbens)、およびシルプス・ジュンコイデス(Scirups junco ides)の種を植付け、そして水を3cmの深さまで加えた。 エッシノコロア・オリジコラ(Echinochloa oryzicola )が1.5葉の段階に達するまで、温室で植物を育成した後、実施例に記載され た化合物類を使用して100%アセトン中で溶液を製造し、それによってその溶 液は75300と1200g/haに相当する量で活性成分を含む。溶液をピペ ットで滴下することによって塗布した。 化合物で塗布してから21日後、おのおのの種での除草剤効果および水稲米植 物での光合成を視覚的に評価して、対照ポットの植物と比較して、作物または雑 草に対する成長または損傷での減少率として表現された。 試験方法D a)一般 溶液が1ヘクタール当たり720リットルの噴霧流体の相当量を供給する自動 噴霧から噴霧される以外は、上述の試験方法Aでと同様にした。 b)雑草抑制:発生前 70平方mm、深さ75mmのプラスチック製ポットで、非殺菌土壌に、1ポ ット当たり3種の種を植付けた。1ポット当たりの種の量は、以下のとおりであ った。:雑草の種類 種子のおよその数/種 1)広葉雑草 アブチロン・セオフラスチ(Abutilon Theophrasti) 7−8 アマランタス・レトロフレクシス(Amaranthus retroflexus) 20(ピンチ) ガリウム・アパリン(Galium aparine) 4−5 イパモエア・プルプレア(Ipomoea purpurea) 5 シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis) 7−8 マトリカリア・イノドラ(Matricaria inodora) 20(ピンチ) 殺菌培養基 20(ピンチ) 2)牧場の雑草 アロペクルス・ミオスリオデス(Alopecurus myosuroides) 15−20 アベナ・ファツア(Avena fatua) 10 エッシェノコロア・クルス−ガリ(Echinocholoa crus−galli) 15 セタリア・ヴィリジス(Setaria viridis) 15 セタリア・ファベリイ(Setaria faberii) 15 アペラ・スピカ−ベニチ(Apera spica−venti) 20(ピンチ)作物 1)広葉の作物 綿花 3 大豆 2 2)グラス作物(イネ科植物、牧草) トウモロコシ 2 米 5 小麦 5 (a)で記載されたとおりに、植物を含む本発明の化合物を、 土壌表面に噴霧した。表された種を含むポットを、未噴霧対照およびアセトンの みで噴霧した対照と一緒に、各処理にかけた。 処理後、ポットを温室で毛細管マットの上に載せ、頭上に水を供給させた。作 物の損傷の視覚評価が噴霧後17日に行われた。結果は、対照ポットの植物と比 較して、作物または雑草に対する成長での減少または損傷として表現された。 1000g/haまたはそれ以下で試験方法Aで、発生前−または後に噴霧さ れた場合、本発明の2−7、15、24、25、31,33−37、99−11 4、116、117、119、121−129および131−141の化合物は 、1つまたはそれ以上の雑草種の成長で少なくとも80%減少を示した。 1000g/haで試験方法Bで噴霧された場合、本発明の8および141の 化合物は、1つまたはそれ以上の雑草種の成長で少なくとも90%減少を示した 。 1200g/haまたはそれ以下で試験方法Cで噴霧された場合、本発明の1 −7、13、15、24、25、31,33−37、99−104、106−1 28、131−133および137−140の化合物は、1つまたはそれ以上の 雑草種の 成長で少なくとも80%減少を示した。 700g/haまたはそれ以下で試験方法Dで、発生前―または後に噴霧され た場合、本発明の9の化合物は、1つまたはそれ以上の雑草種の成長で少なくと も80%減少を示した。 雑草に対する使用毒性のレベルで、これらの化合物は、少なくとも1つの作物 種に選択性であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BB,BG,BR ,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IL,IS, JP,KP,KR,LK,LR,LT,LV,MG,M K,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI ,SK,TR,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 クランプ,マイケル・コリン イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・0・エイチ・ダブリユ、オンガー、フ アイフイールド・ロード、リサーチ・セン ター・オブ・ローヌ−プーラン・アグリカ ルチヤー・リミテッド(番地なし) (72)発明者 臼井 義浩 茨城県竜ヶ崎市長山6丁目14―6 (72)発明者 林崎 恵一 茨城県牛久市上柏田2丁目14―1―201

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式(I) 〔式中 R1はハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロ アルコキシ、−S(O)n7、−CO27、−COR7、シアノ、ニトロ、−O (CH2qCO27及びフェノキシの中から選択された、同じであっても異なっ ていてもよい1〜5個の基によって任意に置換されたフェニルであり、 R2は 同じであっても異なっていてもよい1個以上の基R8によって置換された、1〜 10個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルキル、 10個以下の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖状の、場合によってはハロゲ ン化されたアルケニルもしくはアル キニル、または シアノ、−CHO、−COR7、−CO2H、−CO27、−COSR7、−CO NR910、−CH=NOH、−CH=NOR7、−CH=NOCOR7、−CH =NNR910、−CH2CN、−CH2NO2及びオキシラニルの中から選択され た基 であり、 R3はハロゲン、ヒドロキシ、低級アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロ アルコキシ、−S(O)n7、−CO27、−COR7、シアノ、ニトロ、−O (CH2qCO27及びフェノキシの中から選択された、同じであっても異なっ ていてもよい1〜5個の基によって任意に置換されたフェニルであり、または R3は窒素、酸素及び硫黄の中から選択された、同じであっても異なっていても よい1〜4個の環ヘテロ原子を有する第一の5〜7員複素芳香環であり、この第 一の環は場合によってはフェニル環と、または窒素、酸素及び硫黄の中から選択 された、同じであっても異なっていてもよい1〜4個のヘテロ原子を有する第二 の5〜7員複素芳香環と縮合して、いずれか一方の環がハロゲン、ヒドロキシ、 低 級アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、−S(O)n7、− CO27、−COR7、シアノ、ニトロ、−O(CH2qCO27及びフェノキ シの中から選択された、同じであっても異なっていてもよい1〜4個の基によっ て任意に置換されている二環系を構成し、また前記第一の環は1個の環炭素原子 を介して基NR6の窒素原子に結合しており、 R4及びR5は独立に低級アルキルであり、 Wは−NR6−であり、 R6は水素、低級アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、−COR7 または−CO27であり、 R7は低級アルキルまたはハロアルキルであり、 nは0、1または2であり、 qは1または2であり、 R8はハロゲン、−OH、−OR7、−OCOR7、−S(O)n7及び−NR910 の中から選択され、 R9及びR10は独立に水素、低級アルキルまたはハロアルキルである〕の1,3 −オキサジン−4−オン誘導体またはその農業に許容可能な塩。 2. R1がハロゲン、低級アルキル及びハロアルキルの 中から選択された1個以上の基によって任意に置換されたフェニルであることを 特徴とする請求項1に記載の化合物。 3. R1がフェニルであることを特徴とする請求項2に記載の化合物。 4. R2が同じであっても異なっていてもよい1〜3個の基R8によって置換さ れた、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルキルであることを特徴 とする請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。 5. R2が同じであっても異なっていてもよい1〜3個の基R8によって置換さ れたメチルであることを特徴とする請求項4に記載の化合物。 6. R8が−S(O)n7〔式中R7はアルキルである〕またはハロゲンである ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の化合物。 7. R7がメチルであることを特徴とする請求項6に記載の化合物。 8. R2がフッ素、メトキシ、エトキシまたは−S(O)nCH3によって置換 されたメチルであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の化 合物。 9. R6が水素であることを特徴とする請求項1に記載 の化合物。 10. R3がハロゲン及びハロアルキルの中から選択された、同じであっても 異なっていてもよい1個または2個の基によって任意に置換されたフェニルであ ることを特徴とする請求項1に記載の化合物。 11. R4及びR5がいずれもメチルであることを特徴とする請求項1に記載の 化合物。 12. R1がハロゲン、メトキシ、及び任意にハロゲン化されたメチルの中か ら選択された、同じであっても異なっていてもよい1個以上の基によって任意に 置換されたフェニルであり、 R2はフッ素原子、−S(O)n7、−OCH3または−OCH2CH3によって置 換されたメチルであり、 R3はハロゲン、任意にハロゲン化されたメチル及びNO2の中から選択された、 同じであっても異なっていてもよい1〜3個の基によって置換されたフェニル環 であり、 R4及びR5はメチルであり、 Wは−NH−であり、 R7は任意にハロゲン化されたメチルである ことを特徴とする請求項1に記載の化合物。 13. R1が非置換フェニルであり、 R2は 基R8によって置換されたメチル基、 1個以上のハロゲン原子によって置換された、1〜3個の炭素原子を有する直鎖 もしくは分枝鎖アルキル、または シアノ、−CHO、−CH=NOH、−CH=NOR7、−CH=N−OCOC H3、−CH=N−NHR9、−COCH3、−CH2OH及び−CH(OH)CH3 の中から選択された基 であり、 R3はハロゲンまたは任意にハロゲン化されたメチルの中から選択された、同じ であっても異なっていてもよい1〜3個の基によって置換されたフェニル環であ り、 R4及びR5はメチルであり、 Wは−NH−であり、 R7はメチルまたはエチルであり、 R8は−OH、−OR7、−OCOCH3、−N(CH32、−NHCH3及び−S (O)nCH3の中から選択される ことを特徴とする請求項1に記載の化合物。 14. N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6− メチルスルホニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジ ン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチ オメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチ ルチオメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ジフルオロメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒド ロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2− メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメ チル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メト キシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒド ロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2− メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロフェニル)−2−(6−クロロメチル−2,3−ジヒド ロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2− メチルプロパンアミド、 N−(5−クロロ−2−メチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メト キシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシメチル− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒ ドロ−6−メトキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサ ジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシメチル−2,3−ジヒ ドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2 −メチルプロパンアミド、 N−(2−フルオロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−フルオロ メチル−2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサ ジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(2−クロロ−3,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−フルオロメチル −2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−フルオロメチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル]− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル) −2,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン− 3−イル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−[6−(3−クロロプロピル)−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル]−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルス ルフィニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチ ルスルフィニルメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン −3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヨードメチル−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3−ジヒドロ−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−ブロモメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−クロロフェニル)−2−(6−ジブロモメチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H− 1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルチオ メチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−エチルチオメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒド ロキシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ メチル−4−オキソ−5−フェニル −4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキ シメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3−ジ ヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)− 2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチ ルアミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジメ チルアミノメチル−4−オキソ−5 −フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミ ド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ジメチルア ミノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルアミ ノメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル) −2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ホルミル− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセチル−2,3−ジヒドロ− 4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチ ルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(6−アセトキシメチル−2,3− ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニ ル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2−クロロ−5−メチルフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メト キシメチル−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパノエート、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ヒドロキシ イミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−エトキシイミノメチレン−2, 3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシイ ミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イ ル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メトキシ イミノメチレン−4−オキソ−5− フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチルプロパンアミド 、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アセトキシイミノメチレン−2 ,3−ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−アミノイミノメチレン−2,3 −ジヒドロ−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル )−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−メチルアミ ノイミノメチレン−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3 −イル)−2−メチルプロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(6−シアノ−2,3−ジヒドロ−4 −オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メチル プロパンアミド、 N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−[2,3−ジヒドロ−6−(1−ヒド ロキシエチル)−4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3− イル]−2− メチルプロパンアミド、または N−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−(2,3−ジヒドロ−6−ホルミル −4−オキソ−5−フェニル−4H−1,3−オキサジン−3−イル)−2−メ チルプロパンアミド であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。 15. 有効量の請求項1から14のいずれか1項に記載の1,3−オキサジン −4−オン誘導体またはその農業に許容可能な塩を農業に許容可能な稀釈剤もし くはキャリヤ及び/または界面活性剤と共に含有する除草剤組成物。 16. ある場所の雑草の抑制方法であって、有効量の請求項1〜14のいずれ かに記載の1,3−オキサジン−4−オン誘導体又は農業的に許容できるその塩 を上記場所に施用することを特徴とする上記方法。 17. 場所が、使用される区域、即ち作物生育に使用される区域であり、1, 3−オキサジン−4−オン誘導体を0.001〜1.0kg/haの施用割合で 施用することを特徴とする請求項16に記載の方法。 18. 請求項1に記載の式(I)の1,3−オキサジン−4−オン誘導体の製 造方法であって、 (a)式(II) (式中、R1、R2、R4、及びR5は請求項1に記載の通りである) の化合物を、式(III) R6NH−R3 (III) (R3及びR6は請求項1に記載の通り) のアミンと反応させること; (b)R2が3−クロロプロピルを表す場合、式(IV) (式中、R1、R4、及びR5は請求項1に定義の通りであり、R2はシクロプロピ ルに置換されている)の対応する化合物を塩素化して式(II)(R2は3−クロ ロプロピル)の化合物を得、次に上記式(III)のアミンと反応させること; (c)WがNHを表す場合、式(V) (式中、R1、R2、R4及びR5は請求項1に記載の通りであり、TMSはトリメ チルシリルを意味する) の化合物を塩素化して式(II)の化合物を生成させ、次に式(III)のアミンと 反応させること; (d)上記式(IV)(R1、R2、R4及びR5は請求項1に記載の通り)の化合物 を、上記式(III)(R3及びR6は請求項1に記載の通り)のアミンとカップリ ング剤の存在下反応させること; (e)R6が水素を表す場合、上記式(IV)(R1、R2、R4及びR5は請求項1 に記載の通り)のカルボン酸を、式PhO2C−NHR3(R3は請求項1に記載 の通り)のフェニルカルバメートと塩基の存在下反応させること; (f)R6が水素を表す場合、上記式(V)(R1、R2、R4及びR5は請求項1 に記載の通りであり、TMSはトリメチルシリルを表す)の化合物を、式−NH23(R3は請求項1に記載の通り)のアミンと反応させること; (g)R2が−CHOを表す場合、式(I)(R2は−CH2OHを表す)の対応 する化合物を酸化すること; (h)R2が−COR7を表す場合、式(I)(R2は−CH(OH)R7を表す) の対応する化合物を酸化すること; (i)R2がオキシラニル基を表す場合、式(I)(R2は−CHOを表す)の対 応する化合物を、メチレン転移試薬と反応させること; (j)R2が、必要に応じてハロゲンで置換されたアルケニルを表し、二重結合 が1,3−オキサジン−4−オン環に最も近い2個の炭素原子間に位置する場合 、式(I)(R2は−CHO又は−COR7を表す)の対応する化合物を、ホスホ ランと反応させること; (k)R2が−CH(OH)R12(R12はC1−C9アルキル基を表す)である場 合、式(I)(R2は−CHOを表す)の対応する化合物を、式R12Mg−X( R12は上記定義の通りであり、Xは臭素又はヨウ素を表す)のグリニャール試薬 と反応させること; (l)R2が−CH2OHを表す場合、式(I)(R2は−CH2OC(O)R7で あり、R7は請求項1に記載の 通りである)の対応する化合物を加水分解すること; (m)R2がジフルオロメチルを表す場合、式(I)(R2は−CHOを表す)の 対応する化合物のフッ素化を行うこと; (n)R2が−CF27を表す場合、式(I)(R2は−COR7を表す)の対応 する化合物のフッ素化を行うこと; (o)R2が−CH2Iを表す場合、式(I)(R2は−CH2Br又は−CH2C lを表す)の対応する化合物のヨウ素化を行うこと; (p)R2が−C(Z)R12a12b(Zは臭素、塩素、又はヨウ素を表し、R12a 及びR12bが水素又は必要に応じてハロゲン化され、最大9個の炭素原子を有す るアルキル基を表す、但し、結合アルキル基R12a及びR12bの炭素原子の合計数 は9を超えない)を表す場合、式(I)(R2は−CHR12a12bを表す)の対 応する化合物のハロゲン化を行うこと; (q)R2が−SR7基によって置換されたC1〜C10アルキル基を表す場合、式 (I)(−SR7基は脱離基によって置換されている)の対応する化合物のチオ ール化を 行うこと; (r)R2が−OC(O)R7(R7は請求項1に記載の通りである)によって置 換されたC1〜C10アルキル基を表す場合、式(I)(−OC(O)R7基は脱離 基によって置換されている)の対応する化合物を、式R7−CO2 -1 +(M1はナ トリウム又はカリウムを表す)の塩と反応させること; (s)R2が−CO27を表す場合、式(I)(R2は−CO2Hを表す)の対応 する化合物を、式R7OHのアルコールでエステル化すること; (t)R2が−CO27を表す場合、式(I)(R2は−COClで置換されてい る)の対応する化合物を、式R7OHのアルコールと反応させること; (u)R2が−OR7(R7は請求項1に記載の通りである)で置換されたC1〜C10 アルキル基を表す場合、式(I)(−OR7はヒドロキシ基で置換されている )の対応する化合物のアルキル化を行うこと; (v)R2が−OR7(R7は請求項1に記載の通りである)によって置換された C1−C10アルキル基を表す場合、式(I)(−OR7はヒドロキシ基で置換され てい る)の対応する化合物を、式R7OHのアルコールとトリアルキルホスフィンの 存在下反応させること; (w)R2が−CH=N−OHを表す場合、式(I)(R2は−CHOを表す)の 対応する化合物を、ヒドロキシルアミンと反応させること; (x)R2が−CH=N−OR7(R7は請求項1に記載の通り)を表す場合、式 (I)(R2は−CHOを表す)の対応する化合物を、式R7O−NH2のO−ア ルキルヒドロキシルアミンと反応させること; (y)R2が−CH=N−OCOR7(R7は請求項1に記載の通り)を表す場合 、式(I)(R2は−CH=N−OHを表す)の対応する化合物を、式R7COC lの酸塩化物でアシル化すること; (z)R2が−CH=N−NR910を表す場合、式(I)(R2は−CHOを表 す)の対応する化合物を、式R910N−NH2のヒドラジンと反応させること; (aa)R2がシアノを表す場合、式(I)(R2は−CH=N−OHを表す)の 対応する化合物を脱水すること; (ab)R2が−COSR7を表し、R7が請求項1に記載された通りである場合 、式(I)(R2は−COClで 置換されている)の対応する化合物を、式R7SH(R7は請求項1に記載の通り である)のチオールと反応させること; (ac)R2が−CH2Fを表す場合、式(I)(R2は−CH2OHを表す)の対 応する化合物をフッ素化すること; (ad)R2が−CHFR7を表す場合、式(I)(R2は−CH(OH)R7を表 す)の対応する化合物をフッ素化すること; (ae)R2が−CONR910(R9及びR10は請求項1に記載の通りである) を表す場合、式(I)(R2は−COClで置換されている)の対応する化合物 を、式R910NH(R9及びR10は請求項1に記載の通り)のアミンと反応させ ること; (af)R2が−CO2Hを表す場合、式(I)(R2は−CHOを表す)の対応 する化合物を酸化すること; (ag)R2が−NR910基で置換されたC1−C10アルキル基を表す場合、式 (I)(−NR910基は脱離基、好ましくはクロロ又はブロモで置換されてい る)の対応する化合物を、式R910NHのアミンでアミン化す ること; (ah)R6が、低級アルキル、アルケニル、アルケニル、−COR7、又は−C O27を表す場合、式(I)(R6は水素を表す)の対応する化合物を、式R61 −X1(R61は、低級アルキル、アルケニル、アルキニル、−COR7、又は−C O27を表し、X1は脱離基を表す)の化合物と反応させること; (ai)nが1又は2である場合、式(I)(nは0又は1)の対応する化合物 を酸化すること; 次に、必要に応じて、このようにして得られた式(I)の化合物を、農業的に 許容できるその塩に変換することを含むことを特徴とする上記方法。 19. 式(II)、(IV)、(v)、(VI)、及び(VII) (式中、R1、R2、R4、及びR5は請求項1に記載のと通りであり、R8aはアル キル基を表し、TMSはトリメチルシリルを意味し、Bzはベンジルを表す) を有する化合物。
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