JPH11505855A - 抗菌剤としてのn−オキシド - Google Patents

抗菌剤としてのn−オキシド

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Abstract

(57)【要約】 本発明はキノロンカルボン酸またはナフチリドンカルボン酸により置換される飽和の含窒素複素環のN−オキシドをベースとする、新規な抗菌剤、特に経口投与可能剤、並びに新規な活性剤及びその製造に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 抗菌剤としてのN−オキシド 本発明はキノロンカルボン酸またはナフチリドンカルボン酸により置換された 飽和の含窒素複素環のN−オキシドをベースとする、新規な抗菌性(antibacteri al)組成物、殊に経口投与可能な組成物、並びに新規な活性化合物及びその製造 に関する。 キノロンカルボン酸により置換された飽和の含窒素複素環のN−オキシドはこ れらのもののベースとなる活性化合物の代謝物として公知である。しかしながら また、これらの代謝物が抗菌作用を有しないことは公知である[J.Guibert et.a l.Pathol.Biol.1989,37(5),406〜10;Venezia et.al.Antimicrob.Agents.Chem ot.1989,33(5).762〜6]。 更に動物の飼料または飲料水を介してのキノロン−またはナフチリドンカルボ ン酸をベースとする抗菌性組成物の経口投与はしばしば問題となることが公知で あった。飲料水または飼料の拒否によって、不十分な薬剤の投与がしばしば生じ る。飼料または飲料水を介しての薬剤投与が獣医学の手術、動物の飼育及び処置 される動物に対して極めて簡単であり、かつストレスを伴わない投与のタイプで あるため、経口投与可能な組成物に対する高い必要性が存在する。キノロンカル ボン酸系例えばエンロフロキサシンの高度に活性な抗菌性組成物を飼料を介して 正確に、信頼できるように投与し得ることが望まれている。 次のものが見いだされた: 1.式(I)または(II) 式中、Xは水素、ハロゲン、C1 〜4−アルキル、C1 〜4−アルコキシ、NH2 を表し、 Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直鎖状もし くは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3個を有す るアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基、シクロプロピル、2 −フルオロエチル、メトキシ、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェ ニルまたはメチルアミノを表し、 R2は水素または随時メトキシもしくは2−メトキシエトキシで置換されて いてもよい炭素原子1〜6個を有するアルキル、及びシクロヘキシル、ベンジル 、2−オキソプロピル、フェナシル、エトキシカルボニルメチル、ピバロイルオ キシメチルを表し、 R3は水素、メチルまたはエチルを表し、 Aは窒素または=CH−、=C(ハロゲン)−、=C(OCH3)−、=C (CH3)−を表し、そして Bは酸素、随時メチルもしくはフェニルで置換されていてもよい=N−、及 び=CH2を表し、 Zは=CH−または=N−を表す、 のキノロン−またはナフチリドンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の N−オキシド並びにその製薬学的に利用し得る水和物、酸付加塩及び塩基との塩 をベースとする抗菌性組成物。式I及びIIの化合物はそのラセミ体の形態また はエナンチオマー状で存在し得る。 2.式(I)または(II) 式中、Z及びXは上記の意味を有し、 Zは=CH−または=N−を表し、 Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直鎖状もし くは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3個を有す るアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基、シクロプロピル、2−フルオ ロエチル、メトキシ、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニルまた はメチルアミノを表し、 R2は水素または随時メトキシもしくは2−メトキシエトキシで置換されて いてもよい炭素原子1〜6個を有するアルキル、及びシクロヘキシル、ベンジル 、2−オキソプロピル、フェナシル、エトキシカルボニルメチル、ピバロイルオ キシメチルを表し、 R3は水素、メチルまたはエチルを表し、 Aは窒素または=CH−、=C(ハロゲン)−、=C(OCH3) −、=C(CH3)−を表し、そして Bは酸素、随時メチルもしくはフェニルで置換されていてもよい=CH2を 表す、 のキノロン−またはナフチリドンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の N−オキシド並びにその製薬学的に利用し得る水和物、酸付加塩及び塩基との塩 をベースとする、動物の飼料及び飲料水を介して投与し得る組成物。 3.式(Ia) Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直鎖状もし くは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3個を有す るアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R2は水素または随時メトキシで置換されていてもよい炭素原子1〜4個を 有するアルキル、並びにベンジル、2−オキソプロピル、フェナシル及びまたエ トキシカルボニルメチルを表し、 Aは=N−、=CH−、=C(ハロゲン)−または=C(OCH3)−を表 す、 の、キノロンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の新規なN−オキシド 並びにその製薬学的に利用し得る水和物または酸付加塩もしくは塩基との塩。 式(Ia)の化合物は a)対応する化合物(III) 式中、Y’はN−オキシド基Zのベースとなる飽和の含窒素複素環を表し、 A及びR1は上記の意味を有する、 を酸素供与剤と反応させるか、或いは b)式(IV) 式中、Z、A、R1、R2は上記の意味を有し、そして Xはハロゲン、好ましくはフッ素または塩素を表す、 の化合物を適当ならば酸結合剤の存在下で式(V) Y−H (V) 式中、Yは上記の意味を有する、 の飽和の含窒素複素環のN−オキシドと反応させる場合に得られることが見いだ された。 好適な式(I)の化合物は Aが=CH−を表し、 R1が随時ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C3−アルキルまたはシクロ プロピル表し、 R2が水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 Yが構造式 式中、R4は随時ヒドロキシルで置換されていてもよい直鎖状もしくは分枝 鎖状のC1〜C3−アルキル、炭素原子1〜4個を有するオキシアルキルを表し、 R5は水素、メチルまたはフェニルを表し、 R7は水素またはメチルを表す、 の基を表すもの並びにその製薬学的に利用し得る水和物及び酸付加塩、並びにア ルカリ金属、アルカリ土金属、銀及びグアジニウム塩である。 殊に好適な式(I)の化合物は Aが=CH−を表し、 R1がシクロプロピルを表し、 R2が水素、メチルまたはエチルを表し、 Yが構造式 式中、R4は随時ヒドロキシルで置換されていてもよいメチル、エチルを表 し、 R5は水素またはメチルを表し、 R7は水素またはメチルを表す、 の基を表すもの並びにその製薬学的に利用し得る水和物及び酸付加塩、並びにこ れらのもののベースとなるカルボン酸のアルカリ金属、アルカリ土金属、銀及び グアジニウム塩である。 極めて殊に好適に挙げ得るものはエンロフロキサシン(enrofloxacin)、ダノフ ロキサシン(danofloxacin)、オフロキサシン(ofloxacin)、ノルフロキサシン(no rfloxacin)、ベノフロキサシン(benofloxacin)、サラフロキサシン(sarafloxaci n)、ジフロキサシン(difloxacin)、オルビフロキサシン(orbifloxacin)、マルボ フロキサシン(marbofloxacin)なる慣用名を有する活性化合物のN−オキシドで ある。 殊に活性化合物エンロフロキサシン、マルボフロキサシン及びオフロキサシン のn−オキシドを挙げ得る。 新規なN−オキシドの製造方法a)により、出発物質として1−シクロプロピ ル−7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ −4−オキソ−キノリン−3−カルボン酸及び過酸化水素を用いる場合、反応の 経路は次の反応式により説明し得る: 例えば方法b)による反応において、出発物質として7−クロロ−1−シクロ プロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3−カル ボン酸エチル及び1−エチルピペラジンN−オキシドを用いる場合、反応の経路 は次の反応式により説明し得る: 方法a)及びb)による出発物質として用いる式(III)及び(IV)のキ ノロンカルボン酸またはエステルは公知であるか、または公知の方法により製造 し得る。 挙げ得る例には次のものがある: 1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−エチ ル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン酸、1−エチル−6−フルオ ロ−1,4−ジヒドロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ− キノリン−3−カルボン酸、1−エチル−6− フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−エチル−1−ピペラジニ ル)−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸、9−フルオロ−3−メチル−1 0−(4−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7, 4−ピリド[1,2,3−ジ]−1,4−ベンゾキサジン−6−カルボン酸、9 −フルオロ−5−メチル−8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−6,7−ジ ヒドロ−1−オキソ−1H,5H−ベンゾ[i,j]キノリシン−2−カルボン 酸、6−フルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ キソ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン酸、6 −フルオロ−1−(2−フルオロエチル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7 −(4−メチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン酸、1−エチル −6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−メチル−1 −ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン酸、1−シクロプロピル−6−フル オロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−エチル−1−ピペラジニル) −キノリン−3−カルボン酸、1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ ヒドロ−4−オキソ−7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3− カルボン酸エチル、1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド ロ−4−オキソ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カル ボン酸、1−シクロプロピル−8−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ− 4−オキソ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン 酸、1−シクロ−プロピル−8−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4 −オキソ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−キノリン−3−カルボン酸 、7−クロロ−1−エチル−6 −フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3−カルボン酸エチル 、1−エチル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン −3−カルボン酸エチル、7−クロロ−1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジ ヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸エチル、9,10 −ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7,4−ピリド[ 1,2,3−デ]−1,4−ベンゾキサシン−6−カルボン酸エチル、8,9− ジフルオロ−5−メチル−6,7−ジヒドロ−1−オキソ−1H,5H−ベンゾ [i,j]キノリシン−2−カルボン酸エチル、7−クロロ−6−フルオロ−1 −(4−フルオロフェニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3− カルボン酸エチル、6,7,8−トリフルオロ−1−(4−フェニルフェニル) −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3−カルボン酸エチル、7−クロ ロ−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノ リン−3−カルボン酸エチル、7−クロロ−1−シクロプロピル−6−フルオロ −1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3−カルボン酸メチル、7−クロ ロ−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノ リン−3−カルボン酸n−ブチル、1−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ− 1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3−カルボン酸エチル、1−シクロ プロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリ ン−3−カルボン酸エチル、8−クロロ−1−シクロプロピル−6,7−ジフル オロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−キノリン−3まカルボン酸エチル、1− シクロプロピル−7−クロロ−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ− 1,8−ナフチリジン−3−カ ルボン酸エチル。 出発化合物として用いる式(III)のアミンは公知である。キラルアミンは ラセミ体、及びエナンチオマー的またはジアステレオマー的に純粋な化合物の両 方として使用し得る。 更に挙げ得る例には次のものがある: 1−メチルピペラジン、1−エチルピペラジン、N(2−ヒドロキシエチル) −ピペラジン、N(2−メトキシエチル)−ピペラジン、1−シクロプロピルピ ペラジン、1−フェニルピペラジン、1,2−ジメチルピペラジン、2,5−ジ アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2−メチル−2,5−ジアザビシクロ[ 2.2.1]ヘプタン、2,5−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、2− メチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,4−ジアザビシ クロ[3.2.1]オクタン。 式(III)の化合物と酸素供与剤との反応において、化合物(III)はそ のままでか、またはその塩例えばメシレートの状態で用いる。 次のものを酸素供与剤としてとくに挙げ得る: 過酸化水素酸素、有機過酸化水素物例えばt−ブチルヒドロパーオキシド、 クメンヒドロパーオキシド。この場合に金属触媒の添加が好適であり得る(Mo 、V、Ti)。 過酸:例えば過ギ酸、過酢酸、過安息香酸、モノ過フタル酸、スルホモノ過酸 。 過酸化物例えば過酸化ベンゾイル、パーボレート、パーカーボネート。 オゾン。 反応温度は比較的広い範囲内で変え得る。一般に反応は−20乃至2 00℃間、好ましくは20乃至150℃間で行う。 反応は常圧及びまた昇圧下で行い得る。一般に、反応は1乃至100バール間 、好ましくは1乃至10バール間の圧力で行う。 反応は好ましくは希釈剤中で行う。 用いる希釈剤は全ての不活性な有機溶媒である。これらのものには殊に脂肪族 及び芳香族の随時ハロゲン化されていてもよい炭化水素例えばペンタン、ヘキサ ン、ヘプタン、シクロヘキサン、石油エーテル、ベンジン、リグロイン、ベンゼ ン、トルエン、塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロ ロベンゼン及びo−ジクロロベンゼン、更にエーテル例えばジエチルエーテル及 びジブチルエーテル、グリコールジメチルエーテル及びジグリコールジメチルエ ーテル、テトラヒドロフラン及びジオキサン、ニトリル例えばアセトニトリル及 びプロピオニトリル、ベンゾニトリル、グルタロニトリル、更にアミド例えばジ メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及びN−メチルピロリドン、並びに またテトラメチレンスルホン及びヘキサメチルホスホルアミド、更にアルコール 例えばメタノール、エタノール、n−及びi−プロパノール、グリコールモノメ チルエーテル並びに水が含まれる。またこれらの希釈剤の混合物を使用し得る。 反応は補助塩基例えばアルカリ金属及びアルカリ土金属水酸化物(Li、Na 、K、Mg、Ca)アルカリ金属及びアルカリ土金属炭酸塩及び炭酸水素塩(L i、Na、K)リン酸塩、有機酸の塩例えば酢酸Naの存在下で行い得る。 本発明による工程を行う場合、化合物(III)1モルを基準として1〜15 モル、好ましくは1〜6モルの酸素供与剤を用いる。 反応混合物の処理はそれ自体公知である方法で行う。酸化剤として過酸を用い る場合、対応する化合物の酸付加塩を直接得ることができる: 例えば エンロフロキサシン+過酢酸→酢酸エンロフロキサシンN−オキシド 。 本発明による化合物の酸付加塩は常法により、例えば適当量の水性酸にベタイ ンを溶解し、そして水混和性の有機溶媒例えばメタノール、エタノール、アセト ンまたはアセトニトリルを用いて塩を沈殿させることにより製造される。また等 価量のベタイン及び酸を水またはアルコール例えばグリコールモノエチルエーテ ル中で加熱し、次に乾固するまで蒸発させるか、または沈殿した塩を吸引濾過す る。製薬学的に利用し得る塩は例えば塩酸、硫酸、酢酸、グリコール酸、乳酸、 琥珀酸、クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸、4−トルエンスルホン酸、ガラ クツロン酸、グルコン酸、エンボン酸、グルタミン酸またはアスパラギン酸の塩 を意味するものと理解される。また本発明による化合物は酸性または塩基性イオ ン交換体に結合させ得る。 本発明によるカルボン酸のアルカリ金属またはアルカリ土金属塩は例えばベタ インを準化学量論量のアルカリ金属またはアルカリ土金属水酸化物に溶解し、未 溶解のベタインを濾過し、そして濾液を乾固するまで蒸発させることにより得ら れる。 製薬学的に適する塩はナトリウム、カリウムまたはカルシウムのものである。 対応する銀塩はアルカリ金属またはアルカリ土金属塩と適当な銀塩例えば硝酸銀 との反応により得られる。 本発明による組成物またはこれらのもののベースとなる化合物はグラム陽性及 びグラム陰性微生物、殊に種々の抗生物質例えばペニシリン、 セファロスポリン、アミノグリコシド、スルホンアミド及びテトラサイクリンに 対して耐性であるものに対して強い抗生物質作用を有し、そして低い毒性と共に 広い抗菌スペクトルを示す。 これらの有用な特性により医学及び獣医学における化学療法的活性化合物とし て、そして無機及び有機材料、殊に全てのタイプの有機材料例えば重合体、潤滑 剤、染料、繊維、皮革、紙及び木材、食料並びに水の保存用の物質としてのその 使用が可能となる。 本発明による化合物は極めて広いスペクトルの微生物に対して活性である。グ ラム陰性及びグラム陽性並びにバクテリア状微生物はこれらを用いて防除するこ とができ、そしてこれらの病原体により生じる病気は予防され、改善され、そし て/または治癒される。 本活性化合物は定温動物に対して好ましい毒性を有し、そして動物の保育及び 動物の飼育において生産、飼育、動物園及び実験動物及びペットにおいて生じる バクテリア性の病気の防除に好適に適する。ここにこれらのものは発育の全てま たは個々の段階並びに耐性及び通常に敏感性の株に対して活性である。バクテリ ア病の防除により、病気、死の場合及び収量の減少(例えば肉、ミルク、羊毛、 毛皮、卵、蜂蜜等の生産性において)は減少されるべきであり、従って本活性化 合物の使用の結果としてより経済的かつ簡単な動物の飼育が可能となる。 生産及び繁殖動物には、哺乳類例えばウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ラク ダ、スイギュウ、ロバ、ウサギ、シカ、トナカイ、毛皮動物例えばミンク、チン チラ、アライグマ、鳥例えばニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒル、ハ ト、並びに家及び動物園での飼育用の鳥の種が含まれる。更にこれらのものには 生産用及び鑑賞用魚が含まれる。 研究用及び実験動物には、マウス、ラット、モルモット、ゴールデン・ハムス ター、イヌ及びネコが含まれる。 ペットにはイヌ及びネコが含まれる。 魚には淡水及び海水中に棲息する全ての年齢の生産用、飼育用、水族館及び鑑 賞用の魚が含まれる。生産用及び飼育用の魚には例えばコイ、ウナギ、マス、ホ ワイトフィッシュ、サケ、タイ、アカハラ、ウグイ、シタビラメ、ヒラメ(plai ce)、ヒラメ(halibut)、ジャパニーズ・イエローテール(Seriola quinquera diata)、ジャパニーズ・イール(Anguilla japonica)、レッド・シーブリーム (Pagurus major)、シー・バス(Dicentrarchus labrax)、グレー・ムレット (Mugilus cephalus)、アジ、ギルスレッド・シーブリーム(Sparus auratus) 、ティラピア種(Tilapia spp.)、チクリダエ種(Chichlidae species)例えば プラギオシオン(Plagioscion)、チャンネル・キャットフィッシュ(channel c atfish)が含まれる。本発明による組成物は稚魚例えば体長2〜4cmのコイの 処置に殊に適する。また本組成物はウナギの飼育に高度に適する。 投与は予防用及び治療用の両方で行い得る。 活性化合物の投与は、直接にかまたは好ましくは適当な調製物の状態で、経腸 的に行う。 活性化合物の経腸的投与は、例えば粉剤、坐薬、錠剤、カプセル剤、ペースト 、水剤、粒剤、飲薬、大丸薬(bolus)、薬剤入りの飼料または飲料水の状態で 行われる。 適当な調製物には次のものがある: 溶液例えば経口液剤、希釈後の経口投与用濃厚液; 経口半固体調製物用の乳剤及び懸濁液; 固体調製物例えば粉剤、予備混合剤または濃厚剤、粒剤、ペレット、錠剤、大 丸薬、カプセル剤。 液剤は活性化合物を適当な溶媒に溶解させ、そして可能ならば添加剤例えば可 溶化剤、酸、塩基、緩衝用塩、酸化防止剤または保護剤を加えることにより調製 される。液剤を濾過し、そして充填する。 溶媒として次のものを挙げ得る:生理学的に許容し得る溶媒、例えば水、アル コール例えばエタノール、ブタノール、ベンジルアルコール、グリセリン、炭化 水素、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、N−メチル−ピロリド ン、及びその混合物。 随時また、活性化合物を生理学的に許容し得る植物または合成油に溶解させ得 る。 可溶化剤として次のものを挙げ得る:活性化合物の主溶媒への溶解を促進する か、またはその沈澱を防止する溶媒。例えばポリビニルピロリドン、ポリエトキ シル化されたヒマシ油、ポリエトキシル化されたソルビタンエステルがある。 保護剤には次のものがある:ベンジルアルコール、トリクロロブタノール、p −ヒドロキシ安息香酸エステル、n−ブタノール。 経口液剤は直接投与する。濃厚剤は投与濃度へ予じめ希釈後に経口的に投与す る。 着色剤には、溶解するか、または懸濁することができる、動物に用いる際に許 容されるすべての着色剤がある。 吸収促進物質には、例えばDMSO、拡散油例えばミリスチン酸イソプロピル 、ペラルゴン酸ジプロピレングリコール、シリコーン油、脂肪 族エステル、トリグリセリド及び脂肪アルコールがある。 酸化防止剤には、亜硫酸塩またはメタ重亜硫酸塩例えばメタ重亜硫酸カリウム 、アスコルビン酸、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、 トコフェロールがある。 遮光剤の例にはベンゾフェノンまたはノバンチゾール酸群がある。経口投与可 能な乳剤は油中水型または水中油型のいずれかである。 これらは、活性化合物を疎水性相または親水性相に溶解させ、そしてこのもの を適当な乳化剤により、随時他の補助剤例えば着色剤、吸収促進物質、保護剤、 酸化防止剤、遮光剤及び増粘物質と共に他の相の溶媒と均質化することにより調 製する。 疎水性相(油)として次のものを挙げ得る:パラフィン油、シリコーン油、天 然植物油例えばゴマ油、アーモンド油、ヒマシ油、合成トリグリセリド例えばカ プリル/カプリン酸ビグリセリド、トリグリセリドと鎖長C8 〜12の植物脂肪酸 または他の特別に選ばれた天然脂肪酸との混合物、飽和または不飽和の、多分ま たヒドロキシル含有の脂肪酸の部分的なグリセリド混合物、及びC8/C10−脂 肪酸のモノ−及びシグリセリド。 脂肪酸エステル例えばステアリン酸エチル、アジビン酸ジ−n−ブチリル、ラ ウリル酸ヘキシル、ペラルゴン酸ジプロピレングリコール、分枝鎖状の短鎖長脂 肪酸と鎖長C16〜C18の飽和脂肪酸とのエステル、ミリスチン酸イソプロピル、 パルミチン酸イソプロピル、鎖長C12〜C18の飽和脂肪アルコールのカプリル/ カプリン酸エステル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸オレイル、オレイ ン酸デシル、オレイン酸エチル、乳酸エチル、ワックス状脂肪酸エステル例えば フタル酸ジブチル、 アジピン酸ジイソプロピル、後者、殊に脂肪アルコール例えばイソトリデシルア ルコール、2−オクチルドデカノール、セチルステアリルアルコール、オレイル アルコールに関するエステル混合物。 脂肪酸例えばオレイン酸及びその混合物。 親水性相として次のものを挙げ得る:水、アルコール例えばプロピレングリコ ール、グリセリン、ソルビトール及びその混合物。 乳化剤として次のものを挙げ得る:非イオン性界面活性剤例えばポリエトキシ ル化されたヒマシ油、ポリエトキシル化されたモノオレフィン酸ソルビタン、モ ノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリン、ステアリン酸ポリオ キシエチル、アルキルフェールポリグリコールエーテル; 両性界面活性剤例えばN−ラウリルβ−イミノジプロピオン酸二ナトリウムま たはレシチン; 陰イオン性界面活性剤例えばラウリル硫酸ナトリウム、脂肪アルコール硫酸エ ーテル、モノ/ジアルキルポリグリコールオルトリン酸エステルモノエタノール アミン塩; 陽イオン性界面活性剤例えば塩化セチルトリメチルアンモニウム。 他の補助剤として次のものを挙げ得る:増粘剤及び乳化安定物質例えばカルボ キシメチルセルロース、メチルセルロース及び他のセルロース並びにでん粉誘導 体、ポリアクリレート、アルギネート、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニルピ ロリドン、ポリビニルアルコール、メチルビニルエーテル及び無水マレイン酸の 共重合体、ポリエチレングリコール、ワックス、コロイド状シリカまたは上記物 質の混合物。 懸濁液は活性化合物を随時他の補助剤例えば湿潤剤、着色剤、吸収促 進物質、保護剤、酸化防止剤、遮光剤を添加して賦形液中に懸濁させることによ り調製する。 挙げ得る賦形液にはすべての均一溶媒及び溶媒混合物がある。 挙げ得る湿潤剤(分散剤)には上記の界面活性剤がある。 更に挙げ得る補助剤には上記のものがある。 半固体調製物はその高い粘度においてのみ上記の懸濁剤及び乳剤と異なる。 固体調製物を調製するために、活性化合物を随時補助剤を加えて適当な賦形剤 と共に混合し、そして所望の形状に変える。 挙げ得る賦形剤にはすべての生理学的に許容し得る不活性固体物質がある。無 機及び有機物質がかかる全てに用いられる。無機物質には例えば塩化ナトリウム 、炭酸塩例えば炭酸カルシウム、炭酸水素塩、アルミナ、ケイ酸、粘土、沈澱す るか、またはコロイド状のシリカ、リン酸塩がある。 有機物質には例えば糖、セルロース、食糧及び飼料例えばミルク粉、動物の肉 、穀物粉、でん粉がある。 補助剤には既に上に挙げた保護剤、酸化防止剤及び着色剤がある。 他の適当な補助剤には潤滑剤及びグライダント(glidant)例えばステアリン 酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、ベントナイト、崩壊促進物質例えばで ん粉または交叉結合されたポリビニルピロリドン、結合剤例えばでん粉、ゼラチ ンまたは直鎖状ポリビニルピロリドン、及び乾燥結合剤例えば微結晶性セルロー スがある。 本活性化合物はまた相乗剤または他の活性化合物との混合物として調製物中に 存在し得る。 調製済液剤は10ppm〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%の濃度 で活性化合物を含む。 投与前に希釈される調製物は0.5〜90重量%、好ましくは1〜50重量% の濃度で活性化合物を含む。 一般に、有効な結果を達成させるために、1日当り体重1kg当り約1〜約5 0mg、好ましくは1〜20mgの量の活性化合物を投与することが有利である と分っている。 また本活性化合物は動物の飼料または飲料水と一緒に投与し得る。 飼料及び食糧には適当な食用物質と一緒に0.01〜100ppm、好ましく は0.5〜50ppmの活性化合物が含まれる。 かかる飼料及び食糧は治療目的及び予防目的の両方に使用し得る。 かかる飼料または食糧は食用の有機または無機担体との混合物中に0.5〜3 0重量%、好ましくは1〜20重量%の活性化合物を含む濃厚剤または予備混合 剤を通常の食糧と混合することにより調製される。食用担体には例えばトウモロ コシ粉またはトウモロコシ及び大豆粉または好ましくは少量の食用の粉砕防止用 油例えばトウモロコシ油または大豆油を含む鉱物塩がある。次にこの方法で得ら れた予備混合剤をこのものを動物に与える前に実際の飼料に加え得る。 本発明による化合物またはこのものから調製される油状の投与可能な組成物は 抗菌化合物の最小阻害濃度(MIC値)の測定に対する通常の試験管内試験系に おいては実際的には不活性である。しかしながら、これらのものは生体内で経口 投与される場合に完全に活性となる。 実施例1 エンロフロキサシンN−オキシドの製造 エンロフロキサシン20gを脱塩水200mlを用いて懸濁させた。H22( 30%)25mlを加え、そして還流下で加熱した。3〜5時間後、黄色の溶液 が生じ、このものから冷却した際に結晶が沈殿した。結晶皿中で蒸発させること により白色結晶が得られた。 収量:エンロフロキサシンN−オキシド粗製物23.6g;<1%のエンロフ ロキサシンまたは他の副生物を含む(HPLC)。 実施例2 エンロフロキサシン20g(55.7ミリモル)を蒸留水180ml中に懸濁 させ、そして30%過酸化水素15ml(0.147モル)を加えた。次に混合 物を還流温度に徐々に加熱した。4時間後、このものを室温に冷却し、固体を吸 引濾過し、そして硫酸上にてデシケーター中で乾燥した。 収量:エンロフロキサシンN−オキシド19.37g(92.7%) 含有率:99.7% エンロフロキサシンの含有率:<0.1% 実施例3 エンロフロキサシン2g(5.6ミリモル)をクロロホルム20mlに溶解し 、次に80%3−クロロ過安息香酸1.2g(5.6ミリモル)を導入した。混 合物を反応が完了するまで室温で撹拌した。沈殿を吸引濾過し、そして乾燥した 。 収量:3−クロロ安息香酸エンロフロキサシン2.88g(97%)。 実施例4 エンロフロキサシン2g(5.6ミリモル)をアセトニトリル20ml中に懸 濁させ、次に30%過酸化水素0.7ml(6.85ミリモル) を加えた。次に混合物を還流温度に加熱した。6時間後、このものを冷却し、そ して沈殿を吸引濾過した。 実施例5 エンロフロキサシン2g(5.6ミリモル)を飽和炭酸水素ナトリウム溶液1 8ml中に懸濁させ、そして30%過酸化水素1.5ml(14.7ミリモル) を加えた。次に混合物を50℃に加温した。90分後、このものを冷却し、そし て塩酸を用いてpH6に調整した。生じた沈殿を室温で2時間撹拌し、次に吸引 濾過し、そして乾燥した。 ダノフロキサシンN−オキシド ダノフロキサシン10g(0.028モル)を水90ml中に懸濁させ、30 %過酸化水素7.5mlを加え、そして懸濁液を還流下で3時間加熱した。次に 30%過酸化水素7.5mlを再び加え、そして懸濁液を還流下で更に6時間加 熱した。次にこのものを冷却し、沈殿を吸引濾過し、水で洗浄し、そしてデシケ ーター中にて硫酸上で乾燥した。 収量:0.71g(理論値の79.3%) 純度:95.1%(HPLC面積) 生成物をこのものを加熱しながら水150ml中に懸濁させ、懸濁液を冷却し 、そして沈殿を濾別することにより精製した。 収量:7.7g(理論値の73%) 純度:99.5%(HPLC面積) ダノフロキサシンの含有率:<0.1% 融点:256℃(分解) マルボフロキサシンN−オキシド マルボフロキサシン12.5g(0.035モル)をNaHCO3飽 和溶液125ml中に懸濁させ、30%過酸化水素9ml(0.088モル)を 加え、そして懸濁液を50℃で2時間撹拌した。室温で一夜放置した際に帯赤し た色調の溶液が残り、このものを濃塩酸を用いてpH6.5に調整した。沈殿し た固体を吸引濾過し、水で洗浄し、そしてデシケーター中にて硫酸上で乾燥した 。 収量:11.71g(理論値の88%) 純度:98.5%(HPLC面積) マルボフロキサシンの含有率:<0.1% 実施例A 各々約146kgの体重を有する子牛を次のように処理した: a)4匹の動物に各々の場合に単一回で10%のエンロフロキサシンカリウム塩 の注射水溶液5mg/kgを筋肉内注射した。注射の0.5、1、2、4、6、 8、24時間後、動物から血液を採取し、そして血清中の活性化合物濃度を測定 した。 b)4匹の動物に各々の場合に単一回で10%のエンロフロキサシンN−オキシ ドカリウム塩の注射水溶液5mg/kgを筋肉内注射した。注射の0.5、1、 2、4、6、8、24時間後、動物から血液を採取し、そして血清中の活性化合 物濃度を測定した。注射の0.5〜24時間後にエンロフロキサシンは血清中に 検出できなかった(検出下限0.01μg/ml)。 融点:235℃(分解) オフロキサシンN−オキシド オフロキサシン8g(0.022モル)を水80ml中に懸濁させ、30%過 酸化水素5.9ml(0.058モル)を加え、そして懸濁液 を還流下で1時間加熱した。混合物を一夜放置した。沈殿した固体を濾別し、少 量の水で洗浄し、そしてデシケーター中にて硫酸上で乾燥した。 収量:8.30g(定量的) 純度:99%(HPLC面積) オフロキサシンの含有率:<0.1% 融点:239℃(分解) 実施例B 各々約350gの体重のブロイラーを次のように処理した: a)24匹の動物に各々エンロフロキサシンのカリウム塩の10%水溶液10m g/kgを単一経口投与した。1、2、4、6、8及び24時間の間隔後、動物 から血液を採取し、そして血清中の活性化合物の含有量を測定した。1〜24時 間の経口投与後にエンロフロキサシンの十分な活性投与量が血清中に検出された 。 b)18匹の動物に各々エンロフロキサシンN−オキシドの10%水溶液10m g/kgを単一経口投与した。1、2、4、6、8及び24時間の間隔後、動物 から血液を採取し、そして血清中の活性化合物の含有量を測定した。1〜24時 間の経口投与後にエンロフロキサシンの十分な活性投与量が血清中に検出された 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 471/14 102 C07D 471/14 102 498/06 498/06 519/00 301 519/00 301 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,HU,JP,KR,KZ,LK,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I)または(II) 式中、Xは水素、ハロゲン、C1 〜4−アルキル、C1 〜4−アルコキシ、NH2 を表し、 Zは=CH−または=N−を表し、 Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直鎖状もし くは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3個を有す るアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基、シクロプロピル、2−フルオ ロエチル、メトキシ、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニルまた はメチルアミノを表し、 R2は水素または随時メトキシもしくは2−メトキシエトキシで置換されて いてもよい炭素原子1〜6個を有するアルキル、及びシクロヘキシル、ベンジル 、2−オキソプロピル、フェナシル、エトキシカルボニルメチル、ピバロイルオ キシメチルを表し、 R3は水素、メチルまたはエチルを表し、 Aは窒素または=CH−、=C(ハロゲン)−、=C(OCH3)−、=C (CH3)−を表し、そして Bは酸素、随時メチルもしくはフェニルで置換されていてもよい=N−、ま たは=CH2を表す、 のキノロン−またはナフチリドンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の N−オキシド並びにその製薬学的に利用し得る水和物、酸付加塩及び塩基との塩 をベースとする抗菌性組成物。 2.式(I)または(II) 式中、Xは水素、ハロゲン、C1 〜4−アルキル、C1 〜4−アルコキシ、NH2 を表し、 Zは=CH−または=N−を表し、 Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直鎖状もし くは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3個を有す るアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R1は炭素原子1〜3個を有するアルキル基、シクロプロピル、2−フルオ ロエチル、メトキシ、4−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニルまた はメチルアミノを表し、 R2は水素または随時メトキシもしくは2−メトキシエトキシで置 換されていてもよい炭素原子1〜6個を有するアルキル、及びシクロヘキシル、 ベンジル、2−オキソプロピル、フェナシル、エトキシカルボニルメチル、ピバ ロイルオキシメチルを表し、 R3は水素、メチルまたはエチルを表し、 Aは窒素または=CH−、=C(ハロゲン)−、=C(OCH3)−、=C (CH3)−を表し、そして Bは酸素、随時メチルもしくはフェニルで置換されていてもよい=N−、ま たは=CH2を表す、 のキノロン−またはナフチリドンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の N−オキシド並びにその製薬学的に利用し得る水和物、酸付加塩及び塩基との塩 をベースとする、動物の飼料及び飲料水を介して投与し得る組成物。 3.式(Ia) 式中、Yは構造式 の基を表し、ここに R4は随時ヒドロキシルまたはメトキシで置換されていてもよい直 鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C4−アルキル、シクロプロピル、炭素原子1〜3 個を有するアシルを表し、 R5は水素、メチル、フェニル、チエニルまたはピリジルを表し、 R6は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R7は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、 R8は水素またはC1 〜4−アルキルを表し、そして R2は水素または随時メトキシで置換されていてもよい炭素原子1〜4個を 有するアルキル、並びにベンジル、2−オキソプロピル、フェナシル及びまたエ トキシカルボニルメチルを表し、 Aは=N−、=CH−、=C(ハロゲン)−または=C(OCH3)−を表 す、 の、キノロンカルボン酸で置換される飽和の含窒素複素環の新規なN−オキシド 並びにその製薬学的に利用し得る水和物または酸付加塩もしくは塩基との塩。 4.a)対応する化合物(III) 式中、Y’はN−オキシド基Zのベースとなる飽和の含窒素複素環を表し、 A及びR1は請求の範囲第3項記載の意味を有する、 を酸素供与剤と反応させるか、或いは b)式(IV) 式中、A、R1、R2は請求の範囲第3項記載の意味を有し、そして Xはハロゲン、好ましくはフッ素または塩素を表す、 の化合物を適当ならば酸結合剤の存在下で式(V) Y−H (V) 式中、Yは上記の意味を有する、 の飽和の含窒素複素環のN−オキシドと反応させることを特徴とする、請求の範 囲第3項記載の式(Ia)の化合物の製造方法。 5.Aが=CH−を表し、 R1がシクロプロピルを表し、 R2が水素、メチルまたはエチルを表し、 Yが構造式 式中、R4は随時ヒドロキシルで置換されていてもよいメチル、エチルを表 し、 R5は水素またはメチルを表し、 R7は水素またはメチルを表す、 の基を表す、請求の範囲第1項記載の式(I)の化合物並びにその製薬 学的に利用し得る水和物及び酸付加塩、並びにこれらのものをベースとするカル ボン酸のアルカリ金属、アルカリ土金属、銀及びグアジニウム塩。 6.Aが=CH−を表し、 R1がシクロプロピルを表し、 R2が水素、メチルまたはエチルを表し、 Yが構造式 式中、R4は随時ヒドロキシルで置換されていてもよいメチル、エチルを表 し、 R5は水素またはメチルを表し、 R7は水素またはメチルを表す、 の基を表す、請求の範囲第1項記載の式(I)の化合物並びにその製薬学的に利 用し得る水和物及び酸付加塩、並びにこれらのものをベースとするカルボン酸の アルカリ金属、アルカリ土金属、銀及びグアジニウム塩。 7.活性化合物エンロフロキサシン、マルボフロキサシンまたはオフロキサシン の4−ピペラジニルN−オキシド。 8.動物の飲料水または飼料を介して経口的に投与し得る、バクテリア性疾病に 対する組成物を製造するための、請求の範囲第1項記載の式(I)または(II )の化合物の使用。 9.動物の飼料を介して経口的に投与し得る、バクテリア性疾病に対する組成物 を製造するための、請求の範囲第1項記載の式(I)または(II)の化合物の 使用。 10.飼料または飲料水を介する投与による動物のバクテリア性疾病の防除のた めの、請求の範囲第1項記載の式(I)または(II)の化合物の使用。
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