JPH11504728A - 光導電体用剥離層 - Google Patents

光導電体用剥離層

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JPH11504728A
JPH11504728A JP8532503A JP53250396A JPH11504728A JP H11504728 A JPH11504728 A JP H11504728A JP 8532503 A JP8532503 A JP 8532503A JP 53250396 A JP53250396 A JP 53250396A JP H11504728 A JPH11504728 A JP H11504728A
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ジャルバート,クレアー・エイ
レーマン,ガイ・ケイ
サンダース,ジェイムズ・エフ
シュレイフェルズ,デイビッド・ジェイ
ウー,エドワード・ジェイ
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、導電性支持体、導電性支持体表面上の光導電性層、および光導電性を被覆する剥離層であって架橋間に鎖長の双峰分布を有するシリコーンポリマーを含む剥離層を含む光導電性組体である。

Description

【発明の詳細な説明】 光導電体用剥離層 1.発明の分野 本発明は、トナー画像をリセプターに転写することができる光導電体要素に関 する。より詳しくは、本発明は、光導電体要素に用いる剥離塗料に関する。 2.発明の背景 電子写真は、フォトコピーやある形態のレーザー印刷を含む各種の周知の画像 処理のための技術的な基礎を成すものである。基本的な電子写真処理には、均質 静電荷を光胴体要素に配置し、光導電体要素を活性化電磁線、本文では「光線」 ともいう、に画像と同様にに暴露することによって、暴露領域にの電荷を散逸さ せて、その結果精製する静電潜像をトナーで現像し、光導体要素から最終支持体 、例えば、紙などに、直接転写または中間転写材料を介してトナー画像を転写す る工程を含む。 光導電体要素の構造は、ローラーまたは回転ドラムによって支持されかつ循環 される連続ベルトであってもよい。すべての光導電体要素は、活性化電磁線に暴 露された場合に、電流を流す光導電性層を有する。一般に、光導電性層は、導電 性支持体に付着される。光導電体の表面は、活性化電磁線が光導電性層に当たる 場合に、電荷がその領域の光導体を介して運ばれて照射領域の表面電荷を中和に または低減するように、負または正に帯電される。任意の遮断層を光導電性層で 覆って、光導電性層を保護し、光導電性層の有効寿命を延長してもよい。接着剤 層もしくは下塗り層または電荷注入ブロッキング層などのその 他の層もある種の光導電体要素に使用される。 一般には、正電荷トナーが画像と同様の暴露後に負の電荷を維持することによ って、静電潜像に対応するトナー画像を生成する光導体要素のそれらの領域に引 き寄せられる。トナーは、姓に帯電する必要はない。ある種のトナーは、電荷が 散逸された光導体要素の領域に引き寄せられる。このトナーは、ポリマーおよび 一般には炭素である着色粒子のブレンドを含む粉末材料、または、絶縁液体に分 散された微細に分割された固体を含む液体材料であってもよい。液体トナーは、 高解像度の画像を提供することができるために好まれることが多い。 トナー画像は、熱、圧力、熱および圧力の併用、または静電気の補助によって 、支持体または中間キャリヤーに転写することができる。電子写真撮像の段階で 生じる共通の問題は、光導体からリセプターへの転写に乏しいことである。転写 が不十分であれば、転写効率が低くなり、解像度が低くなる。低い転写効率の結 果、画像は、明るくおよび/または斑点混じりになる。低い画像解像度の結果、 画像はぼやけてしまう。こうした転写時の問題は、剥離塗料を使用することによ って軽減される。 剥離塗料は、光導電性層上または遮断層を使用している場合には遮断層上に適 用される。好ましくは、剥離層は、接着剤を必要としなくても光導電性層または 遮断層に十分に接着する。さらに、剥離層は、光導電体構成の電荷散逸特性にあ まり干渉してはならない。 電子写真業界で知られている一般的な剥離塗料には、米国特許第4,600, 673号に開示されているようなシリコーンポリマーが挙げられる。従来のシロ キサン剥離材料は、電子写真のキャリヤー液体として使用される炭化水素用材で かなり膨潤する傾向がある。一般に、膨潤ポリマーは、靭性が低く、一般には、 優秀な引張特性を有さないシロキサンが、膨潤した場合には、非常に容易に引っ 掻かれてしまう。 光導電体構成あたりの撮像サイクルをより多くしてほしいという要求は高まっ てきている。このため、より耐久性のある剥離層が所望されている。具体的には 、剥離層は、光導電体要素に接触する各種のローラーおよびスクレーパの研磨に 耐えるように機械的耐久性があることが望ましい。剥離層は、トナーキャリヤー 液体に対して耐性がなければならない。 発明の大要 本発明は、光導電体層および光導電性支持体を含む光導電体構造、ならびに、 優秀な剥離特性の他、優秀な耐久性およびトナーキャリヤー液体に対する耐性を 示す剥離層を提供する。 耐溶剤性は、充填剤を添加することによって、または、ポリマーを架橋するこ とによって、改善することができる。ただし、高度な架橋系または充填系は、剥 離性能を低下させる表面エネルギーが増加する傾向にある。出願者は、剥離特性 を最低限度しか犠牲にせずに高い耐溶剤性を有する剥離層を発見した。本発明の 剥離層は、架橋間に鎖長の双峰分布を有する架橋シロキサンポリマーを含む。 「架橋間の鎖長」とは、いくつのモノマー単位が、枝分かれまたは架橋が起こ ったモノマー単位の間のポリマーの主鎖に存在するかを示す用語である。こうし た鎖長の双峰分布は、架橋間には多数の相対的に短い鎖が存在し、かつ、架橋間 には相対的に長い鎖が存在するが、架橋間には中間の長さを有する鎖はごく少数 しか存在しないことを示す。好ましくは、相対的に長い鎖は、少なくとも50、 好ましくは、100乃至1000、最も好ましくは150乃至1000のモノマ ー単位を架橋間のポリマー鎖の主鎖に有する。好ましくは、相対的に短い鎖は、 多くても30、より好ましくは2乃至25、もっとも好ましくは、3乃至10の モノマー単位を架橋間のポリマー鎖の主鎖に有す る。好ましくは、架橋間の長い鎖の量は、ポリマーの全重量に基づいて、0.5 乃至50重量%、より好ましくは、5乃至30重量%、もっとも好ましくは、1 0乃至20重量%の範囲を有する。残りのポリマーは、架橋間に短い鎖を有する が、ごく少数のポリマー鎖は、好ましくは0.5%未満が中間の長さを有するこ とができる。 架橋間に鎖長の双峰分布を有するこのシロキサンポリマーは、好ましくは、高 い官能価を有するポリマー、低い官能価を有するポリマー、および、要すれば、 架橋剤の反応生成物である。ただし、選択的に、このポリマーは、官能基が適切 に離隔して、架橋間の鎖長の双峰分布を提供することを条件とした場合には、単 一のポリマーの架橋生成物であってもよい。こうしたポリマーは、当業者に知ら れているようなアニオン重合を用いて合成することができる。 「官能価」および「官能基」は、本願明細書で使用するように、反応性基の指 標である。高い官能価を有するポリマーは、低い官能価を有するポリマーよりも 多くの反応性基を有する。ある種の反応性基には、遊離基反応、縮合反応、ヒド ロシリル化付加反応、ヒドロシラン/シラノール反応、または光開始反応を経る 反応性基が挙げられよう。 高い官能価を有する低分子量ポリマーは、トナーキャリヤー液体を剥離層に透 過させる量を低減して摩耗抵抗を改善する剥離層に高い架橋密度を提供する。低 い官能価を有する高分子量のポリマーを含むことによって、本発明者らは、優秀 な剥離特性を維持することができることを発見した。シロキサンの今日は、遊離 基反応、縮合反応、ヒドロシリル化付加反応、ヒドロシラン/および光開始反応 を含む各種の方法のいずれによっても実施することができるが、その方法は、そ の跡に架橋を誘導するための中間体の活性によって異なる。このため、本発明の シロキサンポリマーは、 A)以下の式であって ただし、式中、各R1が独立してアルキル基、アリール基、またはアルケニル 基であり、 R2が、各−SiR12O−基に対して独立してアルキル基、アリール基、ま たは架橋可能な官能基であり、かつ少なくとも3%のR2が架橋することができ 、かつ、 xが0より大きい整数である式で示される反復単位を有する架橋可能な高含量 の官能基を有する35乃至80重量部のシロキサンポリマー、 B)以下の式であって、 ただし、式中、各R4が独立してアルキル基、アリール基、またはアルケニル 基であり、 R3が各SiR34基に対して、独立してアルキル基、アリール基、または架 橋可能な官能基であり、かつ、2.5%以下のR3が架橋可能であり、かつ、y が少なくとも50の整数である式で示される反復単位を有する官能基を有する架 橋可能な低含量の官能基を有する0重量部より大きく50重量部以下のシロキサ ンポリマー、および要すれば、 C)以下の式であって、 ただし、式中、各R5が独立して水素、アルキル基、またはアリール基であり 、 R6が、各−SiR56O−に対して、独立してアルキル基、アリール基、ま たは架橋可能な官能基であり、かつ、25乃至100%のR6が架橋可能な官能 基であり、 zが0乃至1000の整数であり、かつ、架橋可能な1分子あたり少なくとも 2つの官能基が存在する式で示される反復単位を有する5乃至30重量部の架橋 剤を含む成分の反応生成物であるシリコーンポリマーを含むことができる。 「架橋可能な官能基」とは、遊離基反応、縮合反応、ヒドロシリル化付加反応 、ヒドロシラン/シラノール反応、または、光開始反応を受ける基を意味する。 光導電体構造に用いる剥離層として使用される他に、本発明の剥離ポリマーは 、優秀な剥離特性、摩耗抵抗、および液体トナーおよび同様の溶液に対する耐性 が所望される支持体上のコーティングとして好都合に使用することができる。 架橋可能な官能基は、好ましくは、エチレン系不飽和有機基である。好ましく は、少なくとも、3.5%のR2が架橋可能な官能基であり、xが少なくとも1 00の整数であり、yが少なくとも100である。 この分野では、十分に理解されているように、置換が許容されているだけでは なく、望ましいことが多く、置換を本発明に使用される化合物に適用することが 期待される。本願明細書を通して使用される特 定の専門用語の解説を単純にする手段として、用語「基」および「部分」を使用 して、置換をさせるか、または、置換することができる化学種と、置換させない かまたは置換することができない化学種を区別する。このため、用語「基」を使 用して、化学化合物および置換基を述べる場合には、記載された化学材料は、塩 基性基および従来の置換基を有するその基を含む。用語「部分」を使用して化学 化合物および置換基を説明する場合には、未置換の材料しか意味しないこととす る。例えば、用語「アルキル基」は、純粋な鎖状および環状飽和炭化水素アルキ ル置換基であるメチル、エチル、プロピル、t−ブチル、シクロヘキシル、オク タデシルなどの他、当業者にされているヒドロキシル、アルコキシ、ビニル、フ ェニル、ハロゲン原子(F、Cl、BrおよびI)、シアノ、ニトロ、カルボキ シルなどの置換基をさらに保持するアルキル置換基を含むことを意図する。一方 、アルキル部分は、メチル、エチル、プロピル、t−ブチル、シクロヘキシル、 アダマンチル、オクタデシル、などの純粋な鎖状および環状飽和炭化水素アルキ ル置換基以外は含まないこととする。非常に強い求電子または酸化置換基などの 活性成分と反応する置換基は、当然のことながら、不活性でも無害でもないので 、一般当業者によって除外されることになろう。 発明の詳細な説明 本発明の光導体構造は、少なくとも光導電体層および剥離層を支持する導電性 層を含む。本発明の光導電体は、ドラム形構造、ベルト構造、または当業者に知 られる別の構造を問わずになり得る。光導電性層体に用いる導電性支持体は、当 業者によく知られており、一般には、(a)高導電材料またはその他の高導電性 材料の自己支持層または遮断層、(b)薄い導電性コーティングである蒸気被覆 アルミニウムな どが適用されたポリマー材料、ガラス、または紙などの絶縁材料の2つの汎用ケ ースを含む。 光導電体層は、(a)結合剤に分散された粒子形態の向き光導電体材料、ある いは、より好ましくは(b)有機光導電体材料を含み、当業者に知られるタイプ のいずれかであればよい。光導電体の厚さは、使用された材料によって異なるが 、一般には5乃至150μmの範囲である。 有機光導電体要素を有する光導電体要素は、Borsenberger an d Weiss, Photoreceptors:Organioc Pho toconductors Ch 9Handbook of Imaging Materials ed. Arthur S. Diamond, Ma rcel Dekker,Inc.,1991に記載されている。有機光導電体 要素を使用する場合には、光導電性層は、電荷生成層および電荷トランスポート 層から成る2層構造にすることができる。電荷生成層は、一般に、約0.01乃 至20μmの厚さであり、色素や顔料などの光を吸収して電荷担体を生成するこ とができる材料を含む。電荷トランスポート層は、一般に、10乃至20μmの 厚さであり、適切な結合剤中のポリ−N−ビニルカルバゾールまたはビス−(ベ ンゾカルバゾール)−フェニルメタンなどの生成された電荷担体を移行すること がてぎる材料を含む。 光導電体の二層有機光導電体材料の標準的な使用では、電荷生成層は、導電性 支持体と電荷トランスポート層の間に配置される。こうした光導電体要素は、一 般に、導電性支持体を電荷生成層の薄いコーティングで被覆することによって形 成され、電荷トランスポート層の相対的に厚いコーティングでオーバーコートさ れる。作業時に、光導電体要素の表面は、負に帯電される。撮像時には、光が当 たる領域では ホール/電子対が電荷生成層/電荷トランスポート層界面またはその付近に生成 される。電子は、電荷生成層を介して導電性支持体に移行し、ホールは電荷トラ ンスポート層を介して移行し、表面上の負の電荷を中和する。このようにして、 電荷は、光の当たる領域で中和される。 あるいは、逆2層系を使用することもできる。逆有機光導電体材料を有する光 導電体要素は、正に帯電しなければならないので、光需要体表面の劣化は少なく なる。一般に、逆2層系では、導電性支持体は、電荷トランスポート層の相対的 に厚いコーティング(約5乃至20μm)で被覆され、電荷生成層の相対的に薄 い層(0.05乃至1.0μm)のコーティングで被覆される。作業時には、光 受容器の表面は、正に帯電され、撮像時には、光の当たる領域では、ホール/電 子対が、電荷生成層/電荷トランスポート層界面またはその付近に生成される。 電子は、電荷生成層を介して移行し表面上の正の電荷を中和し、ホールは電荷ト ランスポート層を介して導電性支持体に移行する。このようにして、電荷はやは り光の当たる領域で中和される。 さらに、有機光導電体層は、電荷生成および電荷トランスポート材料を含む混 合物を含みかつ電荷生成および電荷トランスポート能力を有する単層構造を含む ことができる。単層有機光導電性層の例は、米国特許第5,087,540号お よび第3,816,118号特許に記載されている。 単層光導電体層に使用する適切な電荷生成材料および/または2層光受容器の 電荷生成層に使用する適切な電荷生成材料には、アゾ顔料、ペリレン顔料、フタ ロシアニン顔料、スクアライン顔料、2相凝集材料などが挙げられる。2相凝集 材料には、非晶質マトリックスに分散された感光性フィラメント性結晶相を含む 。 電荷トランスポート材料は、フィルムのバルクを介して生成部位か らの電荷(ホールまたは電子)をトランスポートする。電荷トランスポート材料 は、一般に、分子的にドープされたポリマーまたは活性トランスポートポリマー である。適切な電荷トランスポート材料には、エナミン、ヒドラゾン、オキサジ アゾール、オキサゾール、ピラゾリン、トリアールアミン、およびトリアリール メタンなどが挙げられる。適切な活性トランスポートポリマーは、ポリビニルカ ルバゾールである。特に好ましいトランスポート材料は、ポリ(N−ビニルカル バゾール)、受容体ドープポリ(N−ビニルカルバゾール)、ビス(ベンゾカル バゾール)−フェニルメタンの誘導体、フェニルヒドラゾンのエチルカルバゾー ル誘導体などのポリマーである。その他の材料は、Boresnberger and weiss, Photoreceptors:Organic Ph otoconductors,Ch.9 Handbook of Imagi ng Materials, ed.Arthur S. Diamond, Marcel Dekker, Inc.1991に記載されている。 有機光導電体材料に適切な結合剤樹脂には、あくまでも一例として、ポリエス テル、ポリビニルアセテート、塩化ポリビニル、塩化ポリビニリデン、ポリカル ボネート、ポリビニルブチラル、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルホル マール、ポリアクロニトリル、ポリメチルメタクリレートなどのポリアクリレー ト、ポリビニルカルバゾール、上述のポリマーに使用されるモノマーのコポリマ ー、クロリド/ビニルアセテート/ビニルアルコールターポリマー、塩化ビニル /ビニルアセテート/マレイン酸ターポリマー、エチレン/ビニルアセテートコ ポリマー、塩化ビニル/塩化ビニリデンコポリマー、セルロースポリマーおよび それらの混合物が挙げられる。有機光導電体材料に使用される適切な溶剤の例に は、ニトロベンゼン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、テトラヒドロフラン などが挙げられる。 絶縁結合剤に分散された酸化亜鉛、二酸化チタン、硫化カドミウム、硫化アン チモンなどの無機光導電体は、当業者によく知られており、必要に応じて感光材 料を追加して従来の変種のいずれかで使用することができる。好ましい結合剤は 、樹脂系材料であり、スチレンブタジエンコポリマー、改質アクリルポリマー、 ビニルアセテートポリマー、スチレン−アルキド樹脂、大豆−アルキル樹脂、塩 化ポリビニル、塩化ポリビニリデン、アクリロニトリル、ポリカーボネート、ポ リアクリエステルおよびメタクリルエステル、ポリスチレン、ポリエステル、お よびそれらの組み合わせが挙げられる。 本発明の好ましい剥離層は、 A)以下の式であって、 式中各R1およびR3が独立して1乃至20個の炭素原子を含むアルキル基、6 乃至20個の炭素原子を含むアリール基、または、2乃至20個の炭素原子を含 むアルケニル基であり、 各−SiR23O−については、独立して、R2が1乃至10個の炭素原子を 有するアルキル基(R2')または2乃至20個の炭素原子を有するエチレン系不 飽和有機基(R2")であり、少なくとも3.5%、好ましくは、4乃至40%、 より好ましくは10乃至30%のR2がエチレン系不飽和有機基であり、xが少 なくとも100、好ましくは100乃至8000、より好ましくは200乃至6 000の整数である式を有する高含量のエチレン系不飽和側鎖基を有する35乃 至80、好ましくは45乃至75、より好ましくは60乃至75重量パーセント のシロキサンポリマー、 B)以下の式であって、 各R4およびR6が独立して1個乃至20個の炭素原子を含むアルキル基、6乃 至20個の炭素原子を含むアリール基、または2乃至20個の炭素原子を含むア ルケニル基であり、 各−SiR56−基については、R5が1乃至10個の炭素原子を有するア ルキル基(R5')または2乃至20個の炭素原子を有するエチレン系不飽和有機 基(R5")であり、2.5%、好ましくは、0.1乃至1%、およびより好まし くは、0.1乃至0.6%のR5がエチレン系不飽和有機基であり、 tが少なくとも100、好ましくは1000乃至15,000、より好ましく は6,000乃至13,000の整数であり、 好ましくは、1分子あたり少なくとも2つのエチレン系不飽和基が存在する式 を有する低含量のエチレン系不飽和側鎖基を有する0よりは大きいが50以下、 好ましくは5乃至30、より好ましくは10乃至20重量パーセントのシロキサ ンポリマー、 C)以下の式であって、 式中各R7およびR8が独立して水素、1乃至20個の炭素原子を含むアルキル 基、6乃至20個の炭素原子を含むアリール基であり、 各−SiR89O−基については、R9が1乃至10個の炭素原子を有するア ルキル基(R9')または水素であり、かつ、25乃至100%、好ましくは50 乃至100%のR9が水素であり、 zが0乃至1000、好ましくは、5乃至100、より好ましくは10乃至5 0の整数であり、 Xが二価の有機基、単結合、または、より好ましくは酸素であり、かつ、 成分Cの量は、1分子あたり少なくとも2つの水素原子が存在し、成分Aおよ びBから得られるエチレン系不飽和基あたりの成分Cから得られる珪素原子から の側鎖である水素原子の数が、0.6乃至7、好ましくは1乃至5、より好まし くは1.1乃至1.5になるような量であるような式を有する架橋剤を含む成分 の反応生成物を含むシリコーンポリマーを含む。上述の式の代わりとして、末端 のR1およびR4基がヒドロキシルのような官能基であってもよい。 成分Aは、好ましくは、独立して1乃至5個の炭素原子、より好ましくはメチ ル基であるR1を有する。別の好ましい実施例では、成分Aの各端に対するR1の 1つが、2乃至10個の炭素原子を含むアルケニル基であり、もう一方のR1が 1乃至5個の炭素原子を有するアルキル基であってもよい。エチレン系不飽和基 R2'のエチレン系不飽和は、好ましくは主鎖の珪素原子から少なくとも3原子分 以下だけ 離隔している。アルキル基R2"は、好ましくは、メチル基である。R3は、好ま しくはメチル基である。 成分Bは、好ましくは、独立して1乃至5個の炭素原子、より好ましくはメチ ル基であるR4を有する。別の好ましい実施例では、成分Bの各端に対するR4の 1つが、2乃至10個の炭素原子を含むアルケニル基であり、もう一方のR4が 1乃至5個の炭素原子を有するアルキル基であってもよい。エチレン系不飽和基 R5'のエチレン系不飽和は、好ましくは主鎖の珪素原子から少なくとも3原子分 以下だけ離隔している。アルキル基R5"は、好ましくは、メチル基である。R6 は、好ましくはメチル基である。 成分Cは、好ましくは、独立して1乃至5個の炭素原子、より好ましくはメチ ル基であるR7を有する。別の好ましい実施例では、成分Cの各端に対するR7の 1つが、水素源であり、もう一方のR7が1乃至5個の炭素原子を有するアルキ ル基であってもよい。アルキル基R8およびR9'は、好ましくはメチル基である 。 成分Aの市販の例には、PS422、PS424およびPS426(すべてH uls America Inc.)およびKE−79(Shin Etsu Chemical Co.Ltd.)が挙げられる。成分Bの市販の例には、P S225(Huls America Inc.)、C158、C157、C1 62、C170、およびC566(すべてWacker Silicones Corp.)、ならびにKE−76およびKE−78(Shin Etsu C hemical Co.Ltd)が挙げられる。成分Cの市販の例には、NM2 03、PS122.5、PS123(Huls America Inc.)、 DC7048(DOW Corning Corp.)、F−9W−9(Shi n Etsu Chemical Co.Ltd)、およびVXL(O Si Specialities)が挙げ られる。 上述の成分は、好ましくは、上述の成分の付加架橋を触媒することができる触 媒の存在したで反応される。適切な触媒には、The Cemeistry o f Organic Silocone Compounds, Ojima, (S.Patai,J.Rappaport eds., John Wile y and Sones,New York 1989)のヒドロシリル化につ いて記載された遷移金属触媒が挙げられる。こうした触媒は、熱または放射線で 活性化することもできる。あくまでも一例として、Pt(II)のアルケン錯体 、pt(I)およびpt(0)のホスフィン錯体、およびRh(I)の有機錯体 が挙げられる。クロロ白金酸を基剤とする触媒は、好ましい触媒である。必要に 応じて、または、ポットライフを延期するかもしくは反応速度を制御するために は、阻害剤を添加することもできる。クロロ白金酸に基づく市販のヒドロシリル 化触媒にはPC075、PC085(Huls American Inc.) 、Syl−OffTM7127、 Syl−OffTM7057(Dow Corn ing Corp.), SL6010−D1(General Electr ic)、VCAT−RT、VCAT−ET(O Si Specialitie s)、PL−4およびPL(Shin Etsu Chemical Co L td.)が挙げられる。 上述の剥離層は、機械的耐久性を有し、炭化水素に対して非常に耐性があるの で、一般的には、トナーキャリヤー液体として役立つ。好ましくは、剥離層の厚 さは、03μmより大きい。最大厚さは、光導電体材料によって異なるが、好ま しくは0.4乃至3μmより好ましくは、0.5乃至1μmの範囲である。 その他の架橋反応を使用しても架橋間に鎖長の双峰分布を有する架橋シリコー ンポリマーを生成することができる。使用された架橋反応 には、遊離基反応、縮合反応、ヒドロシリル化付加反応、ヒドロシラン/シラノ ール反応が挙げられる。架橋は、後に生じる架橋を誘導するため中間体の活性に よって異なるが、光開始反応から生じさせることもできる。 メチル側基に存在するC−Hの有効性に依存するベルオキシド誘導遊離基反応 は、所望の網状構造が得られない非特異性架橋構造を提供する。ただし、ビニル 特異性ベルオキシドを有するビニル基を含有するシロキサンを使用はれず、出発 原料の適切な選択に付与される所望の構造を提供することができる。遊離基反応 は、電子ビームなどの紫外線または高エネルギー放射線のその他の供給源によっ て活性化することもできる。 縮合反応は、ヒシロキサン主鎖に取り付けられた相補的基間で起こる。アミン またはヒドロキシ官能基で縮合するイソシアネート、エポキシ、またはカルボキ シル酸は、シロキサンを架橋するために使用されてきた。より一般的には、縮合 反応は、ある有機基が珪素に取り付けられて水と反応するために出発原料または その他のシラノール基とさらに反応して架橋を形成するシラノール基を提供する ことができることに依存する。珪素に取り付けられる多くの基が容易に加水分解 してシラノール基を生成することは知られている。具体的には、アルコキシ、ア シロキシ、およびオキシム基かこの反応を経ることが知られている。水分の不在 下では、これらの基は反応しないので、未保護後のシラノール基に対して十分な 可使時間を提供する。水分に暴露した場合には、これらの基は自発的に加水分解 して縮合する。これらの系に、必要に応じて触媒を作用させてもよい。 ヒドロシラン基は、酒豪反応について説明した方法と同様に反応させるむこと ができる。ヒドロシラン基は、SiOH基に直接反応させてもよいし、別のSi OH部分と縮合させる前に、水と反応させるこ とによって、最初にOH基に交換してもよい。反応は、縮合またはヒドロシレー ト化触媒のいずれかによって触媒作用させることができる。 ヒドロシレート付加反応は、新規の金属触媒の存在下の炭素−炭素二重結合に わたって転化するためのヒドロシラン結合の能力に依存する。こうした反応は、 有機官能性シロキサンの合成および感圧接着剤用の剥離層の調製にも広くしよう することができる。 周知の光反応は、シロキサンを架橋させることができる。ケイ皮酸塩、アクリ レート、エポキシなどの有機官能性基は、シロキサン主鎖に取り付けることもで きる。さらに、光開始剤を溶解度改善のためにシロキサン主鎖上にグラフとさせ るてもよい。この化学的性質のその他の例には、炭素−炭素二重結合にわたるチ オール(一般には、芳香族ケトン開始剤が必要である)の付加、ヒドロシラン/ エン付加(ヒドロシリル化反応の遊離当量)、アクリレート重合(電子ビーム活 性化も可能である)、および。エポキシ、ビニルエーテル、およびその他の官能 基の放射線誘導カチオン重合などがあげられる。 上述の架橋反応は、架橋間の鎖長の双峰分布を架橋シロキサンポリマーに提供 するために使用することができる反応の例である。当業者に知られているような その他の架橋反応も使用することができる。 要すれば、本発明の光導電体要素は、さらに、光導電体層および剥離層の間に 遮断層を含む。この遮断層は、トナーキャリヤー液体および光導電体を損傷させ る恐れのあるその他の化合物から光導電体層を保護する。また、遮断層は、高電 圧コロナで光導電体要素を帯電することから生じ得る損傷から光導電性層を保護 する。遮断層は、剥離層と同様に、光導電体要素の電荷散逸特性をあまり干渉し てはならず、光導電性層および剥離層に、好ましくは接着剤を用いずに付着しな ければならない。遮断層は、米国特許第4,439,509号、第4,606, 934号、第4,595,602号および第4,923,7 75号に開示されている架橋性シロキサノール−コロイドシリカハイブリッド、 米国特許第4,565,760号によって開示されるアルコール媒体中でヒドロ キシレート化silsesquioxaneおよびコロイドシリカの分散系から 形成される塗料、ポリビニルアルコールとメチルビニルエーテル/無水マレイン コポリマーとの混合物から生成されるポリマーなどの既知の遮断層のいずれかで あればよい。 好ましくは、遮断層は、ポリアクリレート、ポリウレタン、ポリビニルアセタ ール、スルホン化ポリエステル、およびポリビニルアルコールとメチルビニルエ ーテル/無水マレイン酸コポリマーとの混合物から成る群から選択されるシリカ および有機ポリマーを含む複合材料である。有機ポリマーおよびシリカは、好ま しくは、9:1乃至1:1の範囲のシリカ対ポリマー重量比で遮断層に存在する 。このタイプの遮断層は、1993年7月15に出願された同時係属米国特許出 願第08/091,999号に開示されている。その他の好ましい遮断層は、同 時係属米国特許出願第08/112,418号に開示されているように、シラノ ールを有する有機ポリマーを含む複合材料である。シラノールは、以下の式であ って、 YaSi(OH)b 式中、 Yが、例えば、炭素原子1個乃至6個の炭素原子を有するアルキルまたはアル コキシ基、1乃至2個の炭素原子を含むアルコキシ部および1乃至6個の炭素原 子を含むアルキル部を含むアルコキシアルキル基、1乃至6個の炭素原子および 2、3、4、5、または6個のいずれかの炭素原子に取り付けられるアミノ基を 有するアミノアルキル基、ビニル基、1乃至2個のハロゲン置換基を含み得るフ ェニル基、5乃至6個の炭素原子を有し、1乃至2個の置換対を含み得るシクロ アル キル基、ならびに水素を含み、 aは0乃至2の範囲の数であり、 bは2乃至4の範囲の数であり、 a+b=4である式を有する。 有機ポリマーは、好ましくは、ポリアクリレート、ポリウレタン、ポレビニル アセタール、スルホン化ポリエステル、および、ポリビニルアルコールとメチル ビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーとの混合物から成る群から選択され る。 下塗り層や支持体ブロッキング層などのその他の層は、当業者に知られている ように、光導電体構造に含めることもできる。 例 以下の比限定的な例を本発明を具体的に例示するために示す。以下の例で使用さ れるリング被覆処理は、Borsenberger,P.S.およびD.S.W eiss,Organic Photoreceptors for Imag ing Systems,Marcel Dekker, Inc., New York, 1993,p.294に記載されているものである。 これらの例は、以下の手続きに従って、試験した。 NorparTM12耐久性ワイパー試験 NorparTM12耐久性ワイパーは、6,25”(19.5cm)の直径ア ルミニウムドラムと、このドラムに適合する半径を有する凹面を有する5つのス テンレス鋼シューから構成されている。ドラムを水平に位置決めし、40回転/ 分でドラムを回転させることができるギヤーおよびモーターに取り付けた。5つ のステンレス鋼は、それら自身の重量(300g)で、凹面を下に、ドラムの上 側湾曲部上 に静止させた。シューは、ドラムが回転する際に移動しないが、垂直方向には移 動することができるように適所に保持した。2層のペーパータオルでドラムの周 囲を包んでから、NorparTM12で浸漬した。光導電体構造の1つの1.2 5”×4”(3.175cm×10.16cm)のストリップを、シューを適所 に配置した場合に、剥離面がペパータオルに接触するように、各金属シューの曲 面上に固定した。次にドラムを40回転/分で800回転させた。800回転よ り多くふき取りのために回転させたサンプルについては、新鮮なNaorparTM 12浸漬タオルを800回転ごとに交換した。ぬぐい取りの後、サンプルスト リップを剥離試験またはインキ電気メッキの前に少なくとも一晩風乾させた。 引掻傷定格 NorparTM12のぬぐい取りが完了した後、サンプルを見かけの引掻傷に ついて格付けした。剥離層の1.0の定格値は、肉眼で引掻傷が見えない場合に 対応し、5.0の定格値はサンプルストリップから除去された剥離層のほとんど といってもよい程度まで多数の引掻傷がみられる場合に対応した。 剥離力を測定するための剥離試験 Instrumentors, INc.から市販の滑り/剥離試練装置モデ ルSP−102B−3M90をテープ剥離力測定に使用した。1.25”×4” (3.175cm×10.16cm)のサンプルストリップを各々両面粘着テー プで作業プラテンに付着させた。1”(2.54cm)の3M202マスキング テープをサンプル剥離面または剥離面(以下参照)上のインク電気メッキ面に適 用し、15lb(6.8kg)のローラーをテープ上で6回転がした。テープを 接着した直後に、MB−10ロードセルを使用してテープまたはテープ/インク の組み合わせを表面から180度および90”/分(228.6cm/分)で2 秒間引き剥がすのに必要な平均力(g/インチ)を測定した。 インク転写定格 サンプルストリップを0.4%固形分にまでIsoparTMGで稀釈された黒 色のDigital MatchprintTM Proofing Ink R eplenisherで電気メッキした。ストリップは、それぞれ、導電性材料 で被覆されてストリップの表面積と同様の表面積を4.2mmの距離で有するガ ラスプレートに面するサンプルと一緒に配置し、両者を0.45のインキに3. 75”(9.52cm)まで浸漬した。このインクを5秒以内の間600Vでサ ンプル表面に電気メッキした後、30分間電気メッキ済みサンプルを風乾した。 次に、202テープを適用し、剥離試験を上述のように行い、テープを用いてイ ンキを除去すると同時に、剥離力を測定した。次に、インキ転写の効果を、この 手続きの跡にどの程度のインクがサンプルストリップ上に残っているか(肉眼で 観察して)に基づいて格付けした。定格値1.0は、インキ転写が完全にサンプ ルからはがれた(サンプルにインキが残っていない)ことをに対応し、定格10 .0は、ほとんどのインク転写がサンプルからはがれなかった(インキが完全に サンプルを被覆している)ことに対応する。 例1 有機光導電性層塗料溶液 練り顔料: X形態の無金属フタロシアニン顔料 100g (Zeneca Corp.から市販) EC-130(塩化ビニルコポリマー、 400g Sekisuiから市販、 テトラヒドロフラン中15重量%) MowitalTM B60HH(ポリビニルブチラル樹脂、 600g Hoechst Celaneseから市販、 テトラヒドロフラン中15重量%) 15% by weight in tetrahydrofuran) テトラヒドロフラン 1000g 上述に列挙した材料を1ガロン(3.78l)のガラス瓶に一緒に混合した。 この混合物を20時間、4000rpmの回転速度で、0.8mmのセラミック 練り媒体で250mL水平サンドミル内で混練した。 次に、塗料溶液を以下の材料を混合することによって調製した。 上述のように調製された練り顔料 4230g (THF中12.4重量%) Tinuvin-770TM 36g (紫外線安定剤、 Ciba Geigy から市販) MowitalTM B60HH (THF中15重量% 5154g Hoechst Celaneseから市販) テトラヒドロフラン(THF) 1731g 上述に列挙した材料を完全に混合し、2ミクロンの無水フィルター(Poro us Media Corp.から市販)で濾過した。コーティングの直前に、 14.5gのMondurCB−601(Mobay Corp.から市販)、 0.87gのジブチル錫ジラウレートおよび58gのTHFを1700の上述の 濾過溶液に添加した。最終塗料溶液を0.1mm(4mil)のアルミニウム蒸 発被覆ポリエステル上に押出塗布し、182℃(華氏360度)で1分間風乾し たところ、7.5ミクロンの乾燥コーティング厚さを得た。 遮断層塗料溶液 3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 10.0g (水および2−プロパノールの50/50混合物中に 5%の固形分、Huls America Inc.から市販) NalcoTM1057 16.0g (2−プロポキシエタノール中に 30%のコロイドシリカ、Nalco Chemicalから市販) 2−プロパノール 176.0g Union Carbide Chemicals & Plastics Coから市販) ポリビニルブチラル 48.0g (70/30の2−プロパノールおよびエタノールの 混合物中に5%の固形分、 Sukisui Chemical Co.Ltd.から市販) 上述の成分を列挙した順番に混ぜ合わせた。溶液を30分間振動テーブル上で 撹拌し、撹拌してから、24時間放置した。塗料溶液は、 5ミクロンの無水フィルターを介して濾過した。上述の光導電性層で被覆された ポリエステル支持体をドラムシリンダーに取り付けてから、遮断層塗料溶液でリ ング被覆した。次に、シートをドラムから除去し、150℃に5分間入れて、0 .2ミクロンの乾燥ヒーティング厚さを得た。 剥離層塗料溶液配合物I 成分A:ビニルメチルジメチルシロキサン 3.8g コポリマー*(10.38モル%のビニルエチル、ヘプタン中15重量パーセ ント) 成分B:C−158 1.2g (0.2モル%のビニルメチルを有するビニルジメチルシロキサンコポリ マー、Wacker Silicones から市販、ヘプタン中15重量パーセント) 成分C:NM203 0.2g (ポリメチルヒドロシロキサン、 Huls Americaから市販) ヘプタン 20.0g 白金触媒 0.1g (ヘプタン中に0.85%のテトラビニルジシロキサンで調整された0. 15重量%のPt) *シロキサンコポリマーは、McGrath,J.E, And I.Yi lor, Adv.Polymer Science, vol.86, p. 1,1989に 記載の方法を用いて調整した。 上述の成分を列挙した順番に組み合わせた。塗料溶液は、シートを ドラムシリンダーに取り付けることによって、上述の遮断層上にリング塗布した 。次に、この塗料をドラムから除去し、150℃の対流オーブンないで10分間 硬化し、0.7ミクロンの厚さのコーティングを得た。 本発明の剥離層は、上述に示したように試験して、NorparTM12に対し て優秀な耐性、優秀な耐久性および優秀な剥離特性を有することが確認された。 例2 光導電体要素を上述のように準備したが、有機光導電性層を90/10のTH F/シクロヘキサノンのブレンドから得て塗布した点では異なる。対照として、 米国特許第4,600,673号に記載の第10欄、第12−43行に開示され ているようなシリコーンの3重量%固形分溶液を同じタイプの光導電体/遮断層 構造上に0.76インチ/秒(1.93cm/秒)でリング塗布して、110℃ で10分間オーブンに入れて乾燥させた。1600回のぬぐい取り回転後、本発 明の剥離コーティングは、優秀な剥離特性を維持したが、以下の表に示される剥 離力の高い値および転写定格値によって明らかなように、対照剥離コーティング は、NorparTM12に対して不十分な耐久性を示した。 例3 成分Bの量(Wacker Silicones Corp.から市販)を以 下のように配合物Iのものから変更した。 配合物Iに加えてこれらの溶液を例1と同様にリング塗布し、NorparTM 12に対する耐久性、剥離力、引掻耐性について試験した。以下の表に示す結果 は、ある程度の成分Bが含まれていることで剥離特性は改善されるが、大量に成 分Bが含まれると、溶剤に対する耐性および摩耗抵抗が劣化することを示す。 例4 成分Cの量およびタイプと同様成分Aの量を以下のように変更した。 配合物Iと一緒にこれらの溶液を例1に示すようにリング塗布した。 NM203の濃度を下げて、成分Aの量を増加しても、3200ぬぐい取り回転 後の剥離耐久性に悪影響はなかった。ただし、PS123.5(Hulsから市 販の15−18%のメチルヒドロ、82−85%のジメトルシロキサンコポリマ ー)を用い、配合物Vのに示される成分Aの量を現象したところ、かなり低下し た。これは、わずか800回転のぬぐい取り回転後に得られた非常に高い剥離力 によって示される。架橋密度は、低い官能価の水素化物含有材料であるPS12 3.5が高い剥離力を提供したことから、ぬぐい取りおよび迫力試験の性能に重 要であるように思われた。ただし、よりしっかりと架橋された系を用い、NM2 03を用いた場合には、広範囲の水素化物対ビニル比において許容できる結果が もたらされた。 例5 ビニル顔料および成分Aの粘度を調節する効果は、成分Aを(ビニルメチル、 ジメチルシロキサンコポリマー)配合物Iから以下のように置き換えることによ って測定された。 各配合物に対する成分の量は、配合物Iと同じであった。これらの配合物は、 例1のようにリング塗布された。一般に、以下のように示すように、A乃至A4 の樹脂を有するすべての配合物が、低い剥離力および引掻定格値によって示され るように、Norparぬぐい取りに対して耐久性があった。 例6 逆二重層光導電体層を以下のように、アルミニウム化ポリエステルフィルム上 に塗布した。 トルエンに含めた1000mgの12.5%ポリカルボネートZ (Mitsubishi Gas Co.)/PE2200(Shell Chemical Co.)(99:1)に、62. 5mgの9−エチレルエルバゾール−3−アルデヒド−ミ−メチル−N−フェニ ル−ヒドラゾンおよび62.gの9−エチルカルバゾール−3−アルデヒド−N ,N−ジフェニル−ヒドラゾンを添加した。この混合物を溶解して、アルミニウ ム化フィルム上に塗布し、乾燥させて、15ミクロンの電荷トランスポート層を 得た。電荷トランスポート層の上部には、x形態の無金属フタロシアニン(Ze neca、Ltd)/S−lecBx−5(Sekisui Chemical Co.)の2.8%の固形分分散系を塗布して、0.1美馬論の乾燥電荷生成 層を得た。 この光導電体上には、以下の遮断層配合物を被覆した。 遮断層配合物 3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 0.15 (Huls America Inc.から市販) NalcoTM2326 3.1g (水に含めた14.5%のコロイドシリカ Nalco Chemicalから市販) 脱イオン水 6.5g TritonTM X-100 界面活性剤 0.02g (Union Carbide Chemicals & Plastics Co.から市販) ポリマー溶液 22.3g (DuPont から市販の2.4部の ElvanolTM 50-42 PVA、GAF Corp.から市販の 0.2部の GantrezTM AN-169 メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマ ーp.および98.4部の水) 配合物Iを有する剥離層を剥離層について、最初と1600回およ び3200回 NorparTMを拭いとった後に試験した。それぞれの剥離力は、 5.0、9.8、および54.7g/cmであった。 例7 配合物Iの剥離塗料をアルミニウム化ポリエステルに、3.7%の固形分、1 .85%の固形分、0.93%の固形分で塗布した。厚さの測定は、Edmun ds TOL 2010単一ヘッドを用いて測定された。それぞれの固形分にお けるこれらの同じ配合物を例2の光導体構造に塗布した。乾燥サンプルを上述の ようにNorparTM12で拭いとって、剥離試験した。この結果を以下の表に 示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンダース,ジェイムズ・エフ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 シュレイフェルズ,デイビッド・ジェイ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 ウー,エドワード・ジェイ アメリカ合衆国55133−3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. A)以下の式であって ただし、式中、各R1が独立してアルキル基、アリール基、またはアルケニル 基であり、 R2が、各−SiR12O−基に対して独立してアルキル基、アリール基、ま たは架橋可能な官能基であり、かつ少なくとも3%のR2が架橋することができ 、かつ、 xが0より大きい整数である式を有する架橋可能な高含量の官能基を有する3 5乃至80重量部のシロキサンポリマー、 B)以下の式であって、 ただし、式中、各R4が独立してアルキル基、アリール基、またはアルケニル 基であり、 R3が各SiR34基に対して、独立してアルキル基、アリール基、または架 橋可能な官能基であり、かつ、2.5%以下のR3が架橋可能であり、かつ、y が少なくとも50の整数である式を有する官能基を有する架橋可能な低含量の官 能基を有する0重量部より大きく50 重量部以下のシロキサンポリマー、および要すれば、 C)以下の式であって、 ただし、式中、各R5が独立して水素、アルキル基、またはアリール基であり 、 R6が、各−SiR56O−に対して、独立してアルキル基、アリール基、ま たは架橋可能な官能基であり、かつ、25乃至100%のR6が架橋可能な官能 基であり、 zが0乃至1000の整数であり、かつ、架橋可能な1分子あたり少なくとも 2つの官能基が存在する式を有する5乃至30重量部の架橋剤を含む成分の反応 生成物であるシリコーンポリマーを含む剥離層で被覆された表面を有する支持体 を含む要素。 2.前記支持体が、導電性であり、かつ、前記支持体と剥離層の間に光導電性 層が存在する、請求項1記載の要素。 3.成分AおよびBについては、架橋可能な官能基がエチレン系不飽和有機基 であり、成分Cについては、架橋可能な官能基が水素である、請求項2記載の要 素。 4.xが少なくとも100であり、yが少なくとも100である、請求項2記 載の要素。 5.シロキサンポリマーAの量が45乃至75重量部であり、シロキサンポリ マーBの量が5乃至30重量部であり、かつ、架橋剤Cの量がSi原子からの側 鎖であるエチレン系不飽和基あたりのSi原子からの側鎖である水素原子の数が 0.6乃至7.0であるような量で ある、請求項3記載の要素。 6.シロキサンポリマーAの量が60乃至75重量部であり、シロキサンポリ マーBの量が10乃至20重量部であり、架橋剤Cの量が、Siからの側鎖であ るエチレン系不飽和基あたりのSi原子からの側鎖である水素原子の数が1乃至 5であるような量である、請求項3記載の要素。 7.xが100乃至8000の整数である請求項2記載の要素。 8,10乃至30%のR2基がエチレン系不飽和基である、請求項3記載の要 素。 9. 各R1が独立して1乃至5個の炭素原子を含むアルキル基である、請求 項3記載の要素。 10.エチレン系不飽和基R2が、シロキサンポリマーの珪素原子から3原子分 以下離隔した炭素−炭素二重結合を有する、請求項3記載の要素。 11.アルキル基であるエチレン系不飽和基R2について、アルキル基がメチル である、請求項3記載の要素。 12.yが1000乃至15,000の整数である、請求項2記載の要素。 13.1%以下のR3がエチレン系不飽和有機基である、請求項3記載の要素。 14.R4が、独立して1乃至5個の炭素原子を含むアルキル基である、請求項 2記載の要素。 15.エチレン系不飽和基R3が、シロキサンポリマーの珪素原子から3原子分 以下離隔した炭素−炭素二重結合を有する、請求項3記載の要素。 16.アルキル基であるエチレン系不飽和基R3について、アルキル基がメチル である、請求項3記載の要素。 17.zが5乃至50の整数である、請求項2記載の要素。 18.R5が1乃至5個の炭素原子を含むアルキル基である請求項3記載の要素 。 19.50乃至100%のR6が水素である請求項2記載の要素。 20.R1、R2、およびR5がメチル基であり、 10乃至30%のR2が2乃至20個の炭層原子を含むエチレン系不飽和有機 化合物であり、かつ、残りのR2がメチル基であり、 1%以下のR3が2乃至20個の炭素原子を含むエチレン系不飽和有機基であ り、かつ、残りのR3がメチル基であり、 50乃至100%のR6が水素原子であり、かつ、残りのR6がメチル基であり 、 xが200乃至6000の整数であり、 yが6000乃至13,000の整数であり、 zが10乃至25の整数である、請求項1または2のいずれか記載の要素。 21.前記成分がヒドロシリル化触媒をさらに含む、請求項1または2のいずれ か記載の要素。 22.前記触媒がクロロ白金酸を基剤とする触媒である、請求項21記載とする 、請求項21記載の要素。 23.前記剥離層が、0.3μmより大きい、請求項1または2のいずれか記載 の要素。 24.前記剥離層が、0.4乃至3μmの厚さを有する、請求項1記載の要素。 25.前記光導電性層と前記剥離層の間に遮断層をさらに含む、請求項2記載の 要素。 26.前記光導電性層が電荷生成層および電荷トランスポート層を含む有機光導 電体材料である、請求項2記載の光導電体要素。 27.前記電荷トランスポート層が前記導電性支持体および前記電荷生成層の間 に配置される、請求項26記載の光導電体要素。 28.前記電荷トランスポート層が、ポリマー結合剤ならびに、ポリ−N−ビニ ルカルバゾール、ビス−(ベンゾカルバゾール)−フェニルメタンの誘導体、お よびフェニルヒドラゾンのエチルカルバゾール誘導体から成る群から選択される 少なくとも1つの材料を含み、かつ、 前記電荷生成層が、アゾ顔料、ペリレン顔料、フタロシアニン顔料、スクアラ イン顔料、および、2相凝集材料から成る群から選択される材料を含む、請求項 27記載の光導電体要素。 29.導電性支持体、 前記導電性支持体の1つの表面上の光導電層、 および、前記光導電性層上に、0.4μmより大きい厚さを有する剥離層であ って、架橋間に鎖長の双峰分布を有する架橋シロキサンポリマーを含む剥離層を 含む、光導電体要素。
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